カージナルス快勝で今季最多の貯金５　直近12試合で11勝１敗と好調

2025.5.17 12:11 Saturday

【カージナルス10－３ロイヤルズ】＠カウフマン・スタジアム

　日本時間５月17日、カージナルスは敵地カウフマン・スタジアムでロイヤルズとの「Ｉ－70シリーズ」３連戦がスタート。その初戦は10対３で快勝を収め、今季最多の貯金５となった。カージナルス先発のアンドレ・パランテは７回７安打２失点と安定したピッチングを見せ、４勝目（２敗）をマーク。ロイヤルズ先発のコール・レイガンズは６回途中５安打４失点で３敗目（２勝）を喫した。

　２回表にレイガンズの暴投で１点を先制したカージナルスは、３回表にチャンスを作り、ウィルソン・コントレラスとイバン・ヘレーラの連続タイムリーで２点を追加。３対２と１点リードで迎えた６回表にはヘレーラが満塁走者一掃のタイムリー二塁打を放つなど４点を追加し、７対２とリードを広げた。

　試合終盤にもジョーダン・ウォーカーやブレンダン・ドノバンのタイムリーで追加点を奪い、10対３で快勝。フィリーズとのダブルヘッダー第１試合に敗れ、連勝が９で止まってしまったものの、直近12試合で11勝１敗と快進撃を続けている。「６番・ＤＨ」でスタメン出場したヘレーラは４打数３安打４打点の大活躍だった。

　敗れたロイヤルズは６回途中で降板したエース左腕のレイガンズの状態が心配される。球団の公式発表によると、レイガンズは左股関節の張りを訴えているようだ。レイガンズは４月末にも左股関節の痛みで登板をスキップしており、今日の試合では６回表に球速が大きく低下するなど、左股関節の状態がピッチングにも大きな影響を与えていた。患部の状態次第では故障者リスト入りの可能性もありそうだ。