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監督解任のオリオールズ 5連敗で今季ワーストとなる借金14

2025.5.18 08:54 Sunday

【ナショナルズ10-6オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

 日本時間5月18日、ブランドン・ハイド監督を解任したオリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのナショナルズ3連戦の2戦目を迎え、6対10で敗戦。トニー・マンソリーノ監督代行の初陣を勝利で飾ることはできず、5連敗で今季ワーストの借金14となった。ナショナルズ先発のジェイク・アービンが7回途中5安打2失点で3勝目(1敗)をマーク。オリオールズ先発のカイル・ギブソンは1回途中6安打6失点でノックアウトされ、3敗目(0勝)を喫した。

 連敗ストップを目指すオリオールズは先発ギブソンが大誤算だった。初回先頭から6人連続で出塁させ、最初のアウトを取るまでに4失点。その後もホセ・テナの犠飛とジェイコブ・ヤングのタイムリー三塁打で追加点を奪われ、二死しか取れず6安打6失点で降板を命じられることに。今季の防御率はさらに悪化して16.78となった。

 オリオールズはその後、2番手のチャーリー・モートンが4回1/3を2安打1失点と試合を落ち着かせたが、打線はナショナルズ先発のアービンの前に沈黙。7回裏にアドリー・ラッチマンの二塁打でチャンスを作り、ラモン・ウリアスのタイムリーとラモン・ローレアーノのタイムリー二塁打で2点を返すのが精一杯だった。

 9回表にはリリーフ陣が打ち込まれ、3点を追加されて8点ビハインドに。9回裏にホルヘ・マテオのタイムリーとジャクソン・ホリデイの5号3ランで4点を返して意地を見せたが、最後はガナー・ヘンダーソンが空振り三振に倒れ、6対10で敗れた。

 リーグワーストのチーム防御率5.42と「投壊」が目立つ今季のオリオールズだが、優秀な若手を揃えたはずの打線もリーグ10位のOPS.683と元気がない。マンソリーノ監督代行のもと、ここからチームを立て直して3年連続のポストシーズン進出を目指すのは険しい道のりとなりそうだ。


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