左足首骨折のヤンキース・カブレラは今季絶望か ブーン監督が言及
2025.5.18 09:16 Sunday
オスワルド・カブレラ(ヤンキース)は日本時間5月13日のマリナーズ戦で走塁時に左足首を骨折し、故障者リストに登録された。その後、日本時間5月16日には患部を修復するための手術を受けたが、アーロン・ブーン監督は「今季中に復帰する可能性は低いだろう」との見通しを示している。内外野を守るユーティリティ・プレーヤーとしてヤンキースを支えるカブレラだが、戦列復帰は2026年シーズンからということになりそうだ。
カブレラは日本時間5月13日のマリナーズ戦に「8番・三塁」でスタメン出場。9回表にヒットを放って出塁し、主砲アーロン・ジャッジの犠飛で生還したが、その際に左足首を痛めた。カブレラは本塁付近に倒れ込んで動くことができず、結局担架で運ばれて退場することに。その後、左足首を骨折していることが判明し、翌日には故障者リスト入りが発表された。
現在26歳のカブレラはベネズエラ出身のユーティリティ・プレーヤーで、2022年8月にメジャーデビュー。2023年から2年連続で100試合以上に出場するなど、内外野の複数ポジションをこなしながらチームを支えてきた。今季はここまで34試合に出場して打率.243、1本塁打、11打点、OPS.630を記録。守備では三塁を中心に一塁、左翼、右翼の合計4ポジションをこなしていた。
ヤンキースはカブレラと入れ替わる形でベテランのDJ・ラメイヒューが戦列復帰。現在は正二塁手のジャズ・チザムJr.も故障者リスト入りしているため、二塁と三塁の2ポジションをラメイヒュー、オスワルド・ペラザ、パブロ・レイエス、ヨービット・ビバスの4人で分担するような状況となっている。ラメイヒューは二塁手としての出場が続いているが、チザムJr.が復帰すれば、三塁にラメイヒューが入る機会が増えるかもしれない。