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エンゼルスがドジャースに3連勝 菊池好投も初勝利ならず、大谷は3安打

2025.5.19 08:28 Monday

【エンゼルス6-4ドジャース】@ドジャー・スタジアム

 日本時間5月19日、ドジャースは本拠地ドジャー・スタジアムでエンゼルスとの「フリーウェイ・シリーズ」3連戦の最終戦を迎え、4対6で敗戦。エンゼルスに対して2010年以来15年ぶりとなる3連戦のスイープ負けを喫した。エンゼルス3番手のショーン・アンダーソンが今季初勝利(0敗)をマーク。ドジャース3番手のアンソニー・バンダは今季初黒星(3勝)を喫した。

 エンゼルスとドジャースが対戦する「フリーウェイ・シリーズ」3連戦はまさかの結果となった。初戦から2連勝していたエンゼルスは、ドジャース先発のトニー・ゴンソリンの不安定な立ち上がりを攻め、ザック・ネトの7号先頭打者アーチとテイラー・ウォードの12号2ランで3点を先制。3回表にはトラビス・ダーノーがレフトへのタイムリーを放ち、4対0とリードを広げた。

 今季初勝利を目指したエンゼルス先発の菊池雄星は、5回裏二死2塁から大谷翔平にタイムリーを浴びたものの、6回途中まで3安打1失点の好投。6回裏一死からトミー・エドマンのファーストゴロでベースカバーに入った際に右足首を痛めて降板となったが、今季初勝利の権利を手にした(防御率3.50)。

 ところが、エンゼルス救援陣が踏ん張れず、7回裏にウィル・スミスの4号3ランで4対4の同点に。しかし、エンゼルスは8回表にダーノーの1号ソロで勝ち越しに成功すると、9回表にはヨアン・モンカダの併殺打の間に貴重な追加点を奪い、6対4でドジャースを破った。エンゼルスがドジャース3連戦をスイープするのは2010年以来15年ぶりのことである。

 ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、菊池から2安打を放つなど5打数3安打1打点の活躍。しかし、9回裏の第5打席で空振り三振に倒れ、試合の最後の打者となった。1試合3安打は今季7度目で、今季の打撃成績は打率.313、出塁率.408、OPS1.073となっている。


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