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フィリーズがリーグ最速で30勝到達 シュワーバーは大谷に並ぶ17号

2025.5.21 12:23 Wednesday

【フィリーズ7-4ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

 日本時間5月21日、ナ・リーグ最高勝率を誇るフィリーズは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦の2戦目を迎え、7対4で勝利。5連勝であすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、ナ・リーグ最速で今季30勝に到達した。フィリーズ先発のヘスス・ルザードは10個の三振を奪い、6回2安打1失点の好投で5勝目(0敗)をマーク。ロッキーズ先発のアントニオ・センザテラは6回10安打4失点で8敗目(1勝)を喫した。

 フィリーズは初回にブライス・ハーパーのタイムリー二塁打などで3点を先制。4回裏にタイラー・フリーマンのタイムリーで1点を返されたが、直後の5回表にマックス・ケプラーがタイムリー二塁打を放ち、4対1とリードを広げた。

 7回表にはカイル・シュワーバーが17号ソロを放つなど3点を追加し、7対1と大きくリードする展開に。7回裏にアダエル・アマダーのタイムリーで1点を返され、9回裏にも2点を失ったものの、7対4で勝利を収め、ナ・リーグでは一番乗りとなる今季30勝に到達した。一方、敗れたロッキーズは早くも今季40敗目となっている。

 前日の試合で通算300本塁打のマイルストーンに到達したシュワーバーは2試合連発となる17号ソロを放ち、本塁打王争いで大谷翔平(ドジャース)と並んでメジャートップに浮上。3~4月に9本塁打、5月に入ってからも8本塁打と安定したペースでアーチを量産しており、キャリアハイ(2023年の47本塁打)を上回る自身初のシーズン50本塁打も十分に狙えそうだ。


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