オリオールズがついに連敗ストップ 菅野は6回5安打2失点の好投
2025.5.22 06:17 Thursday
【オリオールズ8-4ブリュワーズ】延長11回@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間5月22日、8連敗中のオリオールズは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦の最終戦を迎え、延長11回までもつれた熱戦の末に8対4で勝利。ついに連敗を止め、トニー・マンソリーノ監督代行は就任5試合目にして初勝利を挙げた。オリオールズ5番手のブライアン・ベイカーが3勝目(0敗)をマーク。ブリュワーズ8番手のタイラー・アレクサンダーは4敗目(2勝)を喫した。
連敗ストップを目指すオリオールズは4回表無死1・3塁のチャンスでライアン・オハーンがタイムリーを放ち、1点を先制。ところが、5回裏にケイレブ・ダービンの好走塁で1対1の同点に追いつかれると、6回裏にはリース・ホスキンスに7号ソロを浴び、リードを奪われた。
8回表にセドリック・マリンズの犠飛とヘストン・カースタッドのタイムリーで3対2と試合をひっくり返し、ようやく連敗ストップかと思われたが、9回裏に守護神フェリックス・バティースタがダービンに同点タイムリーを浴び、今季初のセーブ失敗。10回表にオハーンのタイムリーで勝ち越したものの、10回裏にジャクソン・チューリオのタイムリーで4対4と再び同点に追いつかれた。
しかし、11回表にオリオールズ打線が意地を見せ、ジャクソン・ホリデイのタイムリーで勝ち越しに成功すると、続くアドリー・ラッチマンが勝利を決定づける5号3ラン。苦しんだ末に8対4で勝利を収め、連敗を今季メジャー最長タイとなる8で止めた。
オリオールズの菅野智之は5回裏にダービンの好走塁で同点に追いつかれ、6回裏には数少ない失投をとらえられて勝ち越し弾を浴びたが、6回88球を投げて被安打5、奪三振3、与四球1、失点2の好投を披露。今季5度目のクオリティスタートを達成し、防御率は3.07となっている。