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パイレーツ・ジョーンズが右ひじ手術 全治までに10~12ヶ月の見込み

2025.5.22 08:17 Thursday

 日本時間5月22日、パイレーツは若手右腕ジャレッド・ジョーンズが右ひじの内側側副靭帯を修復する手術を受けたことを発表した。今回の手術はキース・マイスター医師によって行われ、全治までに10~12ヶ月かかる見込みだという。昨季メジャーデビューしたばかりのジョーンズは、今春のスプリング・トレーニング期間中に右ひじの内側側副靭帯を損傷。手術を回避できる可能性を模索していたが、最終的には手術を受けることを決断し、今季絶望となった。

 現在23歳のジョーンズは2020年ドラフト2巡目指名でパイレーツに入団し、昨年3月にメジャーデビューした右腕。昨季は22試合に先発して121回2/3を投げ、6勝8敗、防御率4.14、132奪三振を記録した。今季はポール・スキーンズ、ミッチ・ケラーとともに先発三本柱を形成することが期待されていたが、右ひじの内側側副靭帯を損傷し、開幕から故障者リスト入りしていた。

 ジョーンズの離脱はパイレーツにとって痛手となる。スキーンズを筆頭に有望な若手投手を多く抱えるパイレーツだが、ジョーンズ以上のポテンシャルを秘めた投手はそれほど多くないからだ。パイレーツとしては1年後にジョーンズが元気な姿でマウンドに戻ってくることを期待するしかない。

 なお、パイレーツは左肩の脱臼で離脱しているエンマニュエル・バルデスが手術を受けたことも発表。全治には6ヶ月ほどを要する見込みであり、ジョーンズと同様に今季絶望が確定している。現在26歳のバルデスは今季ここまで31試合に出場し、打率.209、2本塁打、12打点、OPS.657という成績だった。


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