フィリーズが今季最長の6連勝 ロッキーズは4連敗で勝率.163
2025.5.22 12:18 Thursday
【フィリーズ9-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間5月22日、5連勝中のフィリーズは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ4連戦の3戦目を迎え、9対5で勝利。今季最長の6連勝を達成し、あすの最終戦を残してロッキーズ4連戦の勝ち越しを決めた。フィリーズ先発のタイワン・ウォーカーが5回6安打3失点で2勝目(3敗)をマーク。ロッキーズ先発のカーソン・パームクイストは5回途中10安打7失点(自責点6)で2敗目(0勝)を喫した。
1回表に2点を先制したフィリーズは、1回裏にハンター・グッドマンのタイムリーで1点を返され、2回裏にはアダエル・アマダーのタイムリーで追いつかれたものの、3回表にトレイ・ターナーの3号ソロ、ブライス・ハーパーの8号ソロと二者連続アーチが飛び出して2点を勝ち越し。さらにJ・T・リアルミュートがタイムリー二塁打を放ち、6対2とリードを広げた。
4回裏にニック・マルティーニの1号ソロで3点差となったが、5回表にアレック・ボームのタイムリーで7点目。6回表にはリアルミュートの5号2ランでさらにリードを広げ、9回裏に2点を返されたものの、9対5で勝利した。
リーグ最多の31勝目を挙げたフィリーズと対照的に、ロッキーズは今季8勝41敗の借金33でメジャー最低勝率を独走中。勝率はわずか.163となっており、シーズン136敗ペースだ。昨季ホワイトソックスが20世紀以降のワースト記録となる121敗を喫したが、今季のロッキーズはそれをはるかに上回るペース。近年は強打者が育たず、「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドを本拠地としながらも得点力不足に苦しむという危機的な状況に陥っている。