フィリーズ7連勝で今季最多の貯金14 ロッキーズは開幕50試合で42敗目
2025.5.23 07:01 Friday
【フィリーズ2-0ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間5月23日、ナ・リーグ最高勝率のフィリーズは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ4連戦の最終戦を迎え、2対0で勝利。パイレーツ3連戦に続いてロッキーズ4連戦もスイープし、7連勝で今季最多の貯金14となった。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスが7回途中6安打無失点の好投で3勝目(0敗)を挙げ、4番手のジョーダン・ロマノは6セーブ目を記録。ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスは7回4安打2失点(自責点1)で7敗目(1勝)を喫した。
7連勝を狙うフィリーズは、先発のスアレスが2回裏一死3塁のピンチを切り抜けるなど3回まで無失点。すると、4回表先頭のブライソン・ストットが相手のエラーで出塁し、一死2塁からブライス・ハーパーのタイムリー二塁打で先制に成功した。
スアレスの無失点ピッチングが続くなか、7回表にはマックス・ケプラーのタイムリー二塁打で貴重な追加点。スアレスは7回裏二死1・3塁のピンチを招いて降板したものの、2番手のオライオン・カークリングがピンチを脱出し、8回以降はマット・ストラーム、ロマノとつないで2点のリードを守り抜いた。
フィリーズとロッキーズはともにこの試合が今季50試合目。32勝18敗でナ・リーグ最高勝率のフィリーズと対照的に、ロッキーズは連敗が5に伸び、8勝42敗と危機的な状況だ。開幕50試合で42敗は近代野球(20世紀以降)のワースト記録。勝率.160でシーズン26勝136敗ペースと、昨季のホワイトソックス(41勝121敗)を上回るペースで負け続けている。