ロイヤルズがレンフローのDFAを発表 2年契約の2年目も不振が続く
2025.5.24 08:32 Saturday
日本時間5月24日、ロイヤルズはユーティリティ・プレーヤーのニック・ロフティンをマイナーAAA級オマハから昇格させ、ハンター・レンフローをDFAとしたことを発表した。2023年シーズン終了後、オプトアウト付きの2年1300万ドルでロイヤルズに加入したレンフローだが、昨季は攻守とも期待外れのパフォーマンス。契約最終年の今季も不振が続き、シーズン序盤で放出されることになった。
現在33歳のレンフローはメジャー通算192本塁打の実績を誇る強肩強打の外野手。短縮シーズンの2020年を除き、2017年から2023年まで6シーズン連続で20本塁打以上を記録していたため、長打力不足が弱点のロイヤルズからの期待は大きかったが、昨季は120試合に出場して打率.229、15本塁打、52打点、OPS.689と低迷し、ライトの守備でもDRS-4、OAA-7と精彩を欠いた。
レンフローはオプトアウトの権利を行使することも可能だったが、昨季の成績では好条件の契約は望めないため、ロイヤルズ残留を選択。今季はここまで35試合に出場して打率.182、0本塁打、4打点、OPS.483とさらにパフォーマンスが低下し、ロイヤルズはDFAを決断した。
レンフローに代わってアクティブ・ロースター入りしたロフティンは内外野を守れるユーティリティ・プレーヤー。2023年にメジャーデビューし、昨季は自己最多の57試合に出場した。今季は4月下旬に1度メジャー昇格を果たしているものの、出場機会はなし。マイナーAAA級では40試合に出場し、打率.295、4本塁打、24打点、12盗塁、出塁率.451、OPS.919の好成績を残している。