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フィリーズ8連勝でメジャー最高勝率に アスレチックスは泥沼の10連敗

2025.5.24 15:28 Saturday

【フィリーズ4-3アスレチックス】@サターヘルス・パーク

 日本時間5月24日、7連勝中のフィリーズは敵地サターヘルス・パークに乗り込んでアスレチックスとの3連戦がスタート。その初戦に4対3で勝利し、8連勝でメジャー最高勝率に浮上した。フィリーズ先発のザック・ウィーラーが7回途中3安打無失点で6勝目(1敗)を挙げ、5番手のタナー・バンクスは今季初セーブを記録。敗れたアスレチックスは泥沼の10連敗となり、先発のジェイコブ・ロペスは7回3安打1失点の好投も2敗目(0勝)を喫した。

 7連勝中と好調のフィリーズは、初回にトレイ・ターナーの4号先頭打者アーチで先制。先発のウィーラーは7回途中まで3安打無失点に抑える好投を見せたが、打線がアスレチックス先発のロペスを攻略できず、試合は1対0のまま終盤に突入した。

 フィリーズに待望の追加点が生まれたのは9回表だ。無死3塁からアレック・ボームがタイムリー二塁打で貴重な追加点を叩き出し、さらに二死3塁からヨハン・ロハスとターナーの連続タイムリーで2点を追加。9回裏に抑えのジョーダン・ロマノがニック・カーツに5号3ランを浴びて1点差となったが、最後は急遽リリーフしたバンクスが1点のリードを守り抜いた。

 アスレチックスは9回裏に1点差まで追い上げて意地を見せたものの、泥沼の10連敗。一時は4つの貯金を作り、ア・リーグ西地区の2位まで浮上していたが、ドジャース3連戦の初戦以降は勝利がなく、10連敗で借金8となった。打線が打つと投手陣が踏ん張れず、投手が抑えると打線が打てないという悪循環に陥っており、総勢10人を入れ替える大幅なロースター変更も勝利にはつながらなかった。


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