ピーターソンの好投でメッツがドジャース下す 大谷から3三振
2025.5.25 10:46 Sunday
【ドジャース2-5メッツ】@シティ・フィールド
日本時間5月25日、昨季のナ・リーグ優勝決定シリーズのリマッチとなるメッツとドジャースの3連戦は、第2戦をメッツが制し、シリーズは1勝1敗のタイになった。メッツ先発のデービッド・ピーターソンは8回途中2失点の好投で3勝目(2敗)をマーク。打線もフアン・ソトの勝ち越しタイムリー二塁打などでピーターソンを援護した。ドジャースの大谷翔平はピーターソンに3三振を喫するなど苦戦し、無安打に終わった。
ドジャースは2回、一死1・2塁のチャンスで7番キケ・ヘルナンデスがセンター前にタイムリーを放って1点を先制。さらに内野ゴロの間に2点目を入れ、2対0とリードを奪った。対するメッツは2回にブレット・ベイティのタイムリーで1点差に迫り、さらに4回に猛攻。二死満塁のチャンスから、スターリング・マルテの内野安打でまず同点に追いつく。そしてなおも満塁のチャンスで、3番フアン・ソトがセンターオーバーのタイムリー二塁打を放ち、2点を勝ち越した。
2点のリードを得たメッツ先発のピーターソンは圧巻の投球を披露。5安打、2四球で走者を背負いながらも、3本の併殺打、そして7奪三振で要所を締めた。7つの三振のうち、3つは大谷翔平からスライダーで奪ったものだった。ピーターソンは8回途中2失点の好投でマウンドを降り、今季の防御率を2.79に向上させている。
メッツは8回にもベイティの二塁打で追加点を入れ、5対2とリード。8回途中からリリーフした守護神エドウィン・ディアスが4アウトセーブを挙げ、ドジャースを退けた。メッツはシリーズ勝ち越しをかけ、明日は千賀滉大をマウンドへ送る。
ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場して4打数無安打。メッツ先発のピーターソンの前に苦しみ、3三振と封じられた。同じ投手に3三振を喫するのは、4月7日のフィリーズ戦で左腕クリストファー・サンチェスに抑えられて以来のこと。大谷の今季成績は打率.296、OPS1.021となっている。