大谷18号先頭弾もドジャース敗れる メッツ・千賀は6回途中1失点で5勝目
2025.5.26 10:48 Monday
【ドジャース1-3メッツ】@シティ・フィールド
日本時間5月26日、ドジャースは敵地シティ・フィールドでのメッツ3連戦の最終戦を迎え、大谷翔平の先頭打者アーチで先制したものの、1対3で逆転負け。メッツ3連戦を1勝2敗の負け越しで終えた。メッツ先発の千賀滉大が6回途中5安打1失点の好投で5勝目(3敗)を挙げ、防御率1.46は再びリーグトップに。4番手のリード・ギャレットは今季初セーブを記録し、ドジャース先発のランドン・ナックは6回4安打3失点(自責点1)の力投実らず2敗目(2勝)を喫した。
昨年のリーグ優勝決定シリーズの再戦となった3連戦を制したのはメッツだった。先手を取ったのはドジャースで、1回表先頭の大谷が千賀の4シームをとらえ、右中間への18号先頭打者アーチ。大谷はこの一打でアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)と並び、本塁打王争いのメジャートップに立った。
しかし、メッツは1回裏二死からフアン・ソトが三塁マックス・マンシーのエラーで出塁し、続くピート・アロンソが左中間への10号逆転2ラン。3回裏には無死1・3塁からソトの内野ゴロの間に1点を追加し、3対1とリードを広げた。
千賀は逆転してもらった直後の4回表、さらには5回表にもピンチを背負ったが、要所を締めてドジャース打線に得点を与えず。6回表一死からマンシーに四球を与えたところで降板したが、6回途中まで101球を投げて被安打5、奪三振5、与四球4、失点1と先発の役割を果たした。なお、今日の5回1/3を加えて再び規定投球回に到達し、防御率1.46はリーグ1位となっている。
反撃したいドジャース打線だったが、メッツ救援陣を攻略することができず、1対3のまま試合終了。昨年のリーグ優勝決定シリーズの再戦として注目された3連戦は、ドジャース1勝、メッツ2勝という結果になった。
ドジャースの大谷は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で18号ソロを放ったあとは、空振り三振、センターフライ、センターフライで3打席凡退。トータル4打数1安打1打点で今季の打撃成績は打率.295、出塁率.388、OPS1.026となっている。