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アストロズ・ウォーカーが劇的サヨナラ2ラン 首位攻防4連戦に勝ち越し

2025.5.26 11:48 Monday

【マリナーズ3-5xアストロズ】@ダイキン・パーク

 日本時間5月26日、アストロズは本拠地ダイキン・パークでのマリナーズ4連戦の最終戦を迎え、クリスチャン・ウォーカーの一発で劇的なサヨナラ勝ち。首位攻防4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、首位マリナーズとのゲーム差を1.5に縮めた。アストロズ4番手のブライアン・キングは1回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せ、3勝目(0敗)をマーク。マリナーズ5番手のケーシー・レグミナは痛恨の被弾で2敗目(4勝)を喫した。

 首位攻防4連戦の最終戦は実績十分のルイス・カスティーヨ(マリナーズ)と新人コルトン・ゴードン(アストロズ)の投げ合いとなり、マリナーズが優勢とみられていた。実際、先手を取ったのはマリナーズで、初回にミッチ・ガーバーのタイムリー二塁打で2点を先制。3回表にはドノバン・ソラーノがタイムリーを放ち、3対0とリードを広げた。

 しかし、アストロズも3回裏一死からの連打で1・2塁のチャンスを作り、ウォーカーのタイムリーとビクター・カラティニの犠飛で1点差に。6回裏には有望株キャム・スミスがタイムリー二塁打を放ち、3対3の同点に追いついた。

 試合はそのまま最終回を迎え、アストロズは9回裏先頭のホセ・アルトゥーベがヒットで出塁。すると、次打者ウォーカーが真ん中付近に甘く入った4シームをとらえ、レフトへの6号2ランを放って試合に決着をつけた。

 キャリア2本目のサヨナラ本塁打を放ったウォーカーは「とてもいい気分。大事な場面で結果を残せてよかった」とコメント。3年6000万ドルでFA移籍した今季はここまで打率.212、6本塁打、OPS.629と苦しんでいるが、この一打をきっかけに上昇気流に乗っていきたいところだ。


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