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オリオールズの41歳・モートンが6回2失点の好投 ようやく今季初勝利

2025.5.27 09:00 Tuesday

【カージナルス2-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

 日本時間5月27日、オリオールズは本拠地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでのカージナルス3連戦がスタート。その初戦は投打が噛み合って5対2で勝利し、今季初の3連勝となった。オリオールズ先発のチャーリー・モートンが6回4安打2失点の好投で今季初勝利(7敗)を挙げ、4番手のフェリックス・バティースタは8セーブ目を記録。カージナルス先発のエリック・フェディは5回7安打5失点(自責点3)で4敗目(3勝)を喫した。

 今季初勝利を目指す41歳の大ベテラン・モートンを援護したいオリオールズは、1回裏無死1・3塁からガナー・ヘンダーソンの内野ゴロの間に1点を先制。3回裏にジャクソン・ホリデイのタイムリーで2点目を奪うと、4回裏一死1・2塁のチャンスではディラン・カールソンが古巣相手に2号3ランを放ち、5対0とリードを広げた。

 5点の援護をもらったモートンは、5回表一死1塁からペドロ・パヘスに4号2ランを浴び、さらに一死2塁のピンチを背負ったが、ラーズ・ヌートバーを見逃し三振、メイソン・ウィンをショートゴロに仕留めてさらなる失点を阻止。6回表無死2塁のピンチも抑え、今季7度目の先発で初めてクオリティスタートを達成した。

 オリオールズは5回以降、追加点を奪うことができなかったものの、7回以降はセランソニー・ドミンゲス、イェニアー・カノー、守護神バティースタが無失点リレー。5対2でカージナルス3連戦の初戦を制し、今季初となる3連勝を達成した。

 トニー・マンソリーノ監督代行は、モートンについて「彼には長い実績がある。これほどの実績がある選手なら不振から立ち直ったとしてもそれほど驚くことではないだろう」とコメント。1年1500万ドルで加入しながら今季1勝7敗、防御率7.09と苦しんでいるモートンだが、41歳195日でのクオリティスタート達成はボルティモア移転後(1954年以降)の球団最年長記録となった。


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