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パドレス延長11回サヨナラ勝ちで30勝到達 相手投手の暴投で決着

2025.5.27 12:51 Tuesday

【マーリンズ3-4xパドレス】延長11回@ペトコ・パーク

 日本時間5月27日、パドレスは本拠地ペトコ・パークに戻ってマーリンズとの3連戦がスタート。その初戦は8回裏に追いついたあと、11回裏にサヨナラ勝ちを収め、今季30勝に到達した。パドレス6番手のエイドリアン・モレホンが2勝目(2敗)を挙げ、マーリンズ5番手のケイド・ギブソンは痛恨のサヨナラ暴投で2敗目(0勝)。なお、パドレスの松井裕樹には登板機会がなかった。

 ライアン・ウェザース(マーリンズ)とランディ・バスケス(パドレス)の投げ合いで始まった一戦は、マーリンズ打線がバスケスの立ち上がりを攻め、初回にアグスティン・ラミレスのタイムリー二塁打とコナー・ノービーのタイムリーで2点を先制。2回表にはヘスス・サンチェスが3号ソロを放ち、3対0とリードを広げた。

 しかし、パドレスも反撃し、4回裏二死満塁からホセ・イグレシアスのタイムリー二塁打で2点を返して1点差に。その後、なかなか1点差を追いつけなかったが、8回裏先頭のマニー・マチャドに6号ソロが飛び出し、試合を振り出しに戻した。

 9回とタイブレークの10回は両軍とも無得点に終わり、試合は3対3のまま11回に突入。パドレスは11回表を6番手のモレホンが無失点に抑えると、11回裏に一死1・3塁のチャンスを迎え、マチャドの代走として出場していたタイラー・ウェイドがマーリンズ5番手のギブソンの暴投で生還して4対3でサヨナラ勝ちとなった。

 ジョー・マスグローブとダルビッシュ有が不在の先発陣からマイケル・キングも離脱し、苦しい状況のパドレスだが、粘り強い戦いで大きな1勝を手にすることに。勝率の差でジャイアンツを抜いてナ・リーグ西地区の2位に浮上し、首位ドジャースとは2ゲーム差となっている。なお、この試合前にはハチの駆除作業が行われたが、試合への影響はなかった。


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