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  • エンゼルスが乱戦制して4連勝 大谷翔平は3勝目ならず

    2021.6.12 15:00 Saturday

    【エンゼルス6-5ダイヤモンドバックス】(延長10回タイブレーク)@チェイス・フィールド

     エンゼルスは9回裏二死からライセル・イグレシアスがエドゥアルド・エスコバーに15号同点ソロを被弾したが、10回表一死満塁から代打マックス・スタッシの内野ゴロの間に1点を勝ち越し。10回裏は6番手のスティーブ・シーシェックと7番手のアレックス・クラウディオで3つのアウトを取り、4連勝となった。大谷翔平は打者として4打数2安打1打点、投手として5回5安打8奪三振2失点の活躍。しかし、今季3勝目を手にすることはできなかった。

     大谷は2回から4回まで3イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、ピンチでギアを上げて98マイルを超える速球を連投するなど無失点ピッチングを継続。ところが、5回裏に2つの四死球で二死1・2塁のピンチを招き、微妙な判定ではあったものの、2つのボークで1点を失った。その後、エスコバーを空振り三振に仕留めたが、これが振り逃げとなって2失点目。なんとかこの回を2失点で凌ぎ、5回86球でマウンドを降りた(防御率2.85)。

     打者としては「2番・投手」でスタメンに名を連ね、第1打席はファーストゴロに倒れたものの、第2打席は自打球を当てたあとにライトへのタイムリー二塁打。第3打席は痛烈な打球が相手投手に当たり、内野ゴロに終わったが、6回裏から右翼の守備に就き、第4打席で再びライトへの二塁打を放った。7回裏の守備からベンチへ退き、4打数2安打1打点で打率は.267、OPSは.961に上昇。なお、同じ試合で投手&右翼手として長打を放つのは、1958年のロッキー・コラビト(インディアンス)以来63年ぶりの快挙となった。

  • ナショナルズ・シャーザーが12球で降板も大事に至らず

    2021.6.12 13:30 Saturday

    【ジャイアンツ1-0ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズはジャイアンツ先発のアンソニー・ディスクラファーニの前にわずか2安打に終わり、1対0で完封負け。先発したマックス・シャーザーがわずか12球で降板するというアクシデントも発生した。シャーザーの早期降板は股関節の痛みが原因だったが、MRI検査を受けた結果、炎症が見つかったものの、筋肉の損傷はなし。シャーザーは「ケガの状態としては最善のシナリオであり、すぐに収まると思う」と話している。

     シャーザーは1回表先頭のラモンテ・ウェイドJr.をレフトフライに打ち取り、2番のブランドン・ベルトに6球目を投じたあと、マウンドでストレッチを始めた。シャーザーは「ベルトに投球したところで突然、股関節に痛みを感じたんだ」とコメント。結局、続投することなく、2番手のパオロ・エスピーノにマウンドを譲った。このエスピーノが4回表にバスター・ポージーに11号ソロを被弾。これがこの試合唯一の得点となってナショナルズは敗れた。

     一方、ジャイアンツ先発のディスクラファーニは9回103球を投げて被安打2、奪三振8、与四球1、失点0という素晴らしいピッチングを披露。7回裏にはフアン・ソトの同点弾かと思われた大飛球を左翼マイク・トークマンが好捕するファインプレーもあり、今季2度目の完封勝利をマークした。「あれは素晴らしいプレーだった。捕ってくれていなかったら同点になっていたからね」とトークマンに感謝したディスクラファーニ。シーズン2度の完封勝利は、ジャイアンツでは2016年のジョニー・クエイト以来5年ぶりの快挙となった。

  • Rソックスサヨナラ勝ち 澤村はゲレーロJr.に19号を献上

    2021.6.12 12:30 Saturday

    【ブルージェイズ5-6xレッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     今季メジャー最多の逆転勝利を収めているレッドソックスがまたしてもビハインドをはね返した。澤村拓一がブラディミール・ゲレーロJr.に19号2ランを浴びた直後の6回裏に3点を奪って1点差に詰め寄ると、8回裏にクリスチャン・アローヨが同点の3号ソロ。9回裏にはブルージェイズ5番手のラファエル・ドリスから無死2塁のチャンスを作り、アレックス・ベルドゥーゴのタイムリーで劇的なサヨナラ勝ちとなった。

     勝利の立役者となったのは2人のリリーバーだ。1点ビハインドの7回表一死2・3塁のピンチで投入された4番手のジョシュ・テイラーは、キャバン・ビジオと代打ライリー・アダムスを2者連続の空振り三振に仕留めてピンチを脱出。5番手のギャレット・ウィットロックは8回表を打者3人で抑えたあと、同点に追い付いた直後の9回表にエラー絡みで二死満塁のピンチを背負ったが、アダムスをショートゴロに打ち取ってブルージェイズに勝ち越しを許さなかった。

     故障者リスト入りの可能性が取り沙汰された澤村は、2点ビハインドの6回表一死1塁の場面で2番手として登板。ボー・ビシェットを1球でセンターライナーに打ち取ったが、ゲレーロJr.にカウント0-2からの3球目、内角高めの速球を捉えられ、メジャー単独トップとなる19号2ランを被弾した。次打者テオスカー・ヘルナンデスはサードゴロに打ち取り、2/3回を投げて1安打1失点。今季の防御率は2.92となった。

  • レッズが11得点で快勝 途中出場の秋山は2打数0安打

    2021.6.12 12:00 Saturday

    【ロッキーズ5-11レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは初回から5回まで5イニング連続で本塁打を放つという、1890年のナ・リーグ加入以降で球団史上初となる快挙を成し遂げ、大量9点をリード。これを生かし、ロッキーズに11対5で快勝した。レッズ先発のタイラー・マーリーは6回表にライアン・マクマーンの14号3ランなどで4点を失ったが、大量援護に守られて今季6勝目(2敗)をマーク。敗れたロッキーズは先発のカイル・フリーランドが5本のアーチを浴びて9失点(自責点8)と大誤算だった。

     初回にニック・カステヤーノスの13号2ランで先制したレッズは、2回裏にスコット・ハイネマンが2号2ラン、3回裏にジョーイ・ボットーが7号3ランを放ち、7点を先行。4回裏にカイル・ファーマーが5号ソロ、5回裏にはタイラー・スティーブンソンが4号ソロを放ち、球団史上初の「初回から5イニング連続本塁打」となった。6回裏は二死満塁から2者連続の押し出し四球で2点を追加。8回表にブレンダン・ロジャースの3号ソロで1点を返されたが、快勝して借金を再び1に減らした。

     レッズの秋山翔吾は6回裏にマーリーの代打として登場してショートゴロに倒れ、7回表からセンターの守備に就いた。7回裏に回ってきた第2打席もセカンドゴロに打ち取られ、今日は2打数ノーヒット。連続試合安打は3でストップし、今季の打率は.224、OPSは.562となった。

  • デグロム 6回1安打10K無失点&2打点も故障発生か

    2021.6.12 11:30 Saturday

    【パドレス2-3メッツ】@シティ・フィールド

     メッツの絶対的エース、ジェイコブ・デグロムがまたしても素晴らしい活躍を見せた。本業のピッチングでは6回80球を投げて被安打1、奪三振10、与四球0、失点0の快投を披露し、バッティングでも5回裏にリードを3点に広げる2点タイムリー。今季6勝目(2敗)をマークし、防御率は0.56、打率は.400となった。ただし、右屈筋腱炎により6回80球で降板。状態が心配される。

     今日のデグロムは4回裏に3者三振を奪うなど、5回表一死までパーフェクト投球を継続。ウィル・マイヤーズに初安打を許したものの、捕手ジェームス・マッキャンが盗塁を刺し、結果的には最少打者数の18人で6イニングを投げ抜いた。この結果、防御率は試合前の0.62から0.56へ向上し、10先発のスパンで記録したWHIP0.53はメジャー新記録。また、シーズン100奪三振までに要した投球イニング61回2/3もメジャー新記録となっている。

     さらに、5回裏のタイムリーによる2打点を加え、今季は自責点4に対して5打点をマーク。打点が公式記録となった1920年以降、開幕からの10先発で自身の打点が自責点を上回った投手はデグロムが史上初めてである。このままいけば自身3度目となるサイ・ヤング賞のみならず、サイ・ヤング賞とMVPの同時受賞も夢ではないだけに、6回80球で降板する原因となった右屈筋腱炎が深刻なものでないことを願うばかりだ。

  • ツインズ チャップマンからの2本塁打で逆転サヨナラ!

    2021.6.11 13:00 Friday

    【ヤンキース5-7xツインズ】@ターゲット・フィールド

     2点ビハインドの9回裏、ヤンキースのマウンドには絶対的守護神のアロルディス・チャップマン。地区最下位に低迷するツインズが敗れるのは確実だった。ところが、1番から始まる好打順でチャップマンから2本の2ラン本塁打を放ち、まさかの逆転サヨナラ勝ち。地区3連覇を期待されながらも予想外の大苦戦で地区最下位に沈むツインズが、難攻不落のキューバ人左腕を攻略し、チームの流れを変えそうな1勝を手に入れた。

     9回裏のツインズは、1番ホルヘ・ポランコがカウント3-1からストライクを取りに来た速球を弾き返し、レフトへのヒットで出塁。2番ジョシュ・ドナルドソンがカウント1-0からの2球目、内寄りの速球を振り抜くと、打球は左中間スタンドに飛び込む8号同点2ランとなった。3番ウィリアンス・アストゥディーヨは初球を打ってレフトへのヒットを放ち、さらに4番ネルソン・クルーズも真ん中に来た初球を捉えてセンターへの11号サヨナラ2ラン。ドナルドソンの同点弾からわずか2球、ターゲット・フィールドは大歓声に包まれた。

     今季のチャップマンは開幕から絶好調で、この試合は始まる前の時点で23試合に登板して23イニングを投げ、4勝0敗12セーブ、防御率0.39、奪三振43を記録。セーブ失敗は1度しかなかったが、ツインズはその絶対的守護神に2本のアーチを浴びせて完全攻略した。チャップマンが1試合で複数の本塁打を打たれるのは2016年6月以来5年ぶり通算3度目。また、ドナルドソンの同点弾は飛距離438フィート、クルーズのサヨナラ弾は飛距離457フィートを記録したが、これはスタットキャスト導入後、チャップマンが打たれた本塁打の飛距離トップ2となった。

  • カスティーヨ力投実らず9敗目 秋山翔吾は出場機会なし

    2021.6.11 12:00 Friday

    【ブリュワーズ7-2レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズはルイス・カスティーヨが5回までブリュワーズ打線を1得点に抑える力投を見せたものの、6回表に継投に失敗し、2対7で敗戦。またしても勝率5割復帰を逃し、借金2に逆戻りとなった。カスティーヨは「ここ2試合は自分にとっていい登板になっている。それは嬉しいよ」と復調への手応えを口にしたが、残したランナーをリリーフ陣が生還させてしまったため、6回途中1安打3失点で今季9敗目(2勝)。なお、秋山翔吾に出場機会はなかった。

     試合のターニングポイントとなったのは6回表だった。5回裏にジェシー・ウィンカーのタイムリーで1点を勝ち越したレッズは、6回表一死からカスティーヨが2者連続四球を与え、1・2塁のピンチ。ここでカスティーヨと打者アビサイル・ガルシアの壮絶なバトルが繰り広げられ、カスティーヨはガルシアに粘られたものの、10球目のチェンジアップで空振りを奪い、ガルシアを三振に仕留めた。

     しかし、この10球を加えて球数が96となったため、デービッド・ベル監督はカスティーヨの交代を決断。二死1・2塁の場面で2番手のルーカス・シムズがマウンドに上がったが、ウィリー・アダメスに同点のタイムリー二塁打、ジェイス・ピーターソンに勝ち越しの2点タイムリーを許した。その後も追加点を奪われ、終わってみれば2対7で完敗。試合後、カスティーヨは「(投手交代は)僕がコントロールできることではない。監督のいかなる決断も僕はリスペクトするよ」と指揮官の判断に理解を示した。

  • エンゼルスがロイヤルズ3連戦をスイープ! 大谷3の1

    2021.6.10 14:00 Thursday

    【ロイヤルズ1-6エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスはロイヤルズを6対1で破り、本拠地エンゼル・スタジアムでの3連戦を見事にスイープ。マイク・トラウト離脱後の22試合で12勝10敗(直近16試合で11勝5敗)の大健闘を見せており、最大8まで膨れ上がった借金は2まで減った。エンゼルス先発のグリフィン・キャニングは7回途中5安打1失点の好投で今季5勝目(4敗)をマーク。一方、敗れたロイヤルズは先発のブラッド・ケラーが6回途中8安打5失点と打ち込まれた。

     エンゼルスは3回裏に大谷翔平のヒットなどで二死1・2塁のチャンスを作り、アンソニー・レンドンのタイムリー二塁打で2点を先制。4回表にケルビン・グティエレスのタイムリー内野安打で1点を返されたが、6回裏にホゼ・イグレシアスのタイムリー二塁打とキーン・ウォンの2点タイムリーで3点を追加し、ロイヤルズを突き放した。8回裏には一死1・3塁からフアン・ラガレスの内野ゴロの間に6点目を奪ってダメ押し。最後はクローザーのライセル・イグレシアスが2つの四球でピンチを作りながらも無失点に抑え、試合を締めくくった。

     大谷は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、ライトライナー、レフトへのヒット、四球、空振り三振で3打数1安打1四球。今季の打率は.262、OPSは.951となった。明日は試合がなく、アリゾナへ移動して日本時間6月12日からダイヤモンドバックスとの3連戦。大谷はその初戦に先発予定となっており、DH制のないナ・リーグの球場で投打にわたる活躍が期待される。

  • グティエレス快投でレッズ快勝 秋山翔吾は二塁打を放つ

    2021.6.10 13:00 Thursday

    【ブリュワーズ3-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは序盤から打線がつながり、4回までに7得点。打線の援護を受けた新人右腕ブラディミール・グティエレスは、1回表にボークで先制を許したものの、7回102球を投げて被安打6、奪三振7、与四球3、失点2の好投を見せ、今季2勝目(1敗)をマークした。ブリュワーズは先発のブレット・アンダーソンが3回5安打5失点(自責点4)と大誤算。2番手のエリック・ラウアーも4回裏に連続四球から2点を失い、悪い流れを止められなかった。

     開幕からローテの一角を担っていたジェフ・ホフマンの故障離脱によりメジャー昇格を果たした25歳のグティエレス。薬物規定違反により昨季から80試合の出場停止処分を受けていたが、今日の試合を含め、メジャー昇格後の3先発で2勝1敗、防御率2.65、被打率.183と期待以上のパフォーマンスを見せている。また、2回裏の第1打席ではメジャー初安打を記録。メジャー初勝利を挙げた前回登板に続いて、25歳の新人右腕にとって記念すべき1日となった。

     この日が自身のボブルヘッド・デーだった秋山翔吾は、8回表途中の投手交代に伴うダブルスイッチで中堅の守備に入り、8回裏の先頭打者として迎えた第1打席でライトへの二塁打を放った。二塁打は今季2本目で、打率は.234、OPSは.584に上昇。今季初の3試合連続安打となり、徐々に本来の輝きを取り戻しつつある。今後はレギュラー外野手3人の休養日など、数少ないチャンスを確実にモノにして出場機会を増やしていきたいところだ。

  • レンジャーズサヨナラ勝ち パットン5年ぶりMLB復帰

    2021.6.10 10:00 Thursday

    【ジャイアンツ3-4xレンジャーズ】(延長11回タイブレーク)@グローブライフ・フィールド

     レンジャーズは1点ビハインドの9回裏にアドリス・ガルシアのタイムリーで同点に追いつくと、1点を勝ち越された直後の10回裏にもネイト・ロウの犠飛で同点。そして、11回裏にブロック・ホルトのタイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。10回表から登板したレンジャーズ4番手のブレット・マーティンが今季初勝利(2敗)をマーク。一方、敗れたジャイアンツは5番手のタイラー・ロジャースが2度のリードを守れず、6番手のジェイク・マギーが今季2敗目(1勝)を喫した。

     レンジャーズは先発のカイル・ギブソンが5回表先頭のジェイソン・ボスラーに3号ソロ、次打者チャドウィック・トロンプに1号ソロと2者連続アーチを浴びて2点を先制されたものの、6回92球を投げて4安打2失点の好投を披露。打線は6回裏一死3塁からアイザイア・カイナーファレファの内野ゴロの間に1点差とし、9回裏一死3塁からガルシアのポテンタイムリーで同点に追い付いた。10回表に併殺打の間に勝ち越されたが、10回裏にロウの犠飛で再び同点。11回裏にホルトがタイムリーを放ち、熱戦に終止符を打った。

     1点ビハインドの9回表には、クローザーのイアン・ケネディの故障者リスト入りに伴ってメジャー昇格を果たしたスペンサー・パットンが2016年のカブス時代以来5年ぶりとなるメジャーでの登板。ジャイアンツの5~7番と対戦し、ライトフライ、サードゴロ、空振り三振で三者凡退に抑えた。決してブルペンが充実しているチームではないだけに、今日のようなピッチングを続けていれば、自ずと登板機会も増えていきそうだ。

  • Dバックス泥沼の敵地19連敗 わずか2安打で完封負け

    2021.6.10 09:30 Thursday

    【ダイヤモンドバックス0-4アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     ダイヤモンドバックスは敵地でのアスレチックス戦でわずか2安打に終わり、0対4で完封負け。またしても敵地で勝てず、1985年のパイレーツ以来となる敵地19連敗を喫した。勝利したアスレチックスは2回裏にマーク・キャナの2点タイムリー三塁打などで3点を先制。先発のショーン・マネイアは6回2安打無失点の好投を披露し、7回以降に登板した3人のリリーバーは各1イニングを無安打無失点に抑えた。

     両軍の明暗がハッキリと分かれたのは2回の攻防だった。ダイヤモンドバックスは2回表にアスレチックスのミスから二死1・3塁のチャンスを作ったものの、イルデマーロ・バルガスがセカンドライナーに倒れて無得点。一方のアスレチックスは2回裏に2つの四球で二死1・2塁のチャンスを迎え、キャナの大飛球を中堅ケテル・マーテイに好捕されたかに思われたが、マーテイがフェンスに激突した衝撃でボールがグラブからこぼれて2者が生還。さらに次打者ジェッド・ラウリーにもタイムリー内野安打が飛び出し、3点のリードを奪った。

     敵地での連敗のメジャー記録は1943年のアスレチックスと1963年のメッツが記録した22連敗。また、アスレチックスは1969年にも敵地20連敗を記録している。敵地19連敗は1985年のパイレーツ以来36年ぶり。ダイヤモンドバックスの次のロードゲームは日本時間6月15日から始まるジャイアンツ4連戦だが、この初戦を落とすとメジャー52年ぶりとなる敵地20連敗、4試合すべてを落とすとメジャー新記録の敵地23連敗ということになる。

  • ダルビッシュ好投も援護なく2敗目 古巣カブスに敗れる

    2021.6.10 09:00 Thursday

    【カブス3-1パドレス】@ペトコ・パーク

     昨年12月にカブスからパドレスへトレードで加入したダルビッシュ有は、3年間プレーした古巣・カブスと対戦。7回100球を投げて被安打3、奪三振8、与四球2、失点2と先発の役割を十二分に果たす好投を見せたものの、打線の援護がなく、今季2敗目(6勝、防御率2.28)を喫した。勝利したカブスは、先発のジェイク・アリエタが5回4安打1失点の好投。6回以降は3人のリリーバーがパドレス打線をパーフェクトに抑え、3対1で接戦をモノにした。

     ダルビッシュは1回表と2回表に三振を2つずつ奪うなど、3回まで打者9人をパーフェクトに抑える最高の立ち上がり。3回裏にマニー・マチャドのタイムリーで先制したもらった直後、4回表先頭のジョク・ピーダーソンに内角のカッターを捉えられ、右中間への7号同点ソロを浴びたが、後続3人をしっかり抑え、5回表と6回表は走者を出しながらも打者3人で無失点に抑えた。

     ところが、7回表に四球とヒットで無死1・3塁のピンチを招くと、アンソニー・リゾーの併殺打の間に勝ち越し点を献上。100球で7イニングを投げ抜き、味方の援護を待ったが、8回表に2番手のエミリオ・パガーンがセルジオ・アルカンタラに1号ソロを浴びて追加点を奪われ、そのまま1対3で敗れたため、ダルビッシュには今季2敗目が記録された。カブスは2番手のレックス・ブラザーズが2勝目(0敗)をマーク。4番手のクレイグ・キンブレルには15セーブ目が記録されている。

  • エンゼルス2連勝 大谷17号は自己最長の特大アーチに

    2021.6.9 14:00 Wednesday

    【ロイヤルズ1-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     全米の注目を集める存在となりつつある大谷翔平(エンゼルス)が自己最長となる飛距離470フィート(約143.3メートル)の特大アーチを放ち、改めて自身のパワーを証明した。1回裏に大谷の17号2ランで先制したエンゼルスは、チーム合計5本塁打の一発攻勢で着実に追加点を奪い、ロイヤルズに8対1で快勝して2連勝。先発のアンドリュー・ヒーニーは7回途中6安打1失点の好投で今季4勝目(3敗)をマークした。

     大谷の過去最長アーチは今年4月4日(現地時間)のホワイトソックス戦でディラン・シースから放った2号アーチ(飛距離451フィート)。今日の一発でその自己記録を大幅に更新した。スタットキャストが導入された2015年以降では、球団史上5番目となる特大アーチ。ちなみに、エンゼルスのトップ4はいずれもマイク・トラウトが放ったものである(486フィート、477フィート、473フィート、471フィート)。また、2019年以降に左打者が左腕から放った本塁打としては、3位タイの飛距離となった。

     エンゼルスは3回裏にマックス・スタッシが4号2ラン、4回裏にホゼ・イグレシアスが5号ソロ、ジャスティン・アップトンが14号ソロ、そして8回裏にはテイラー・ウォードが6号2ランを放ち、合計5本塁打の一発攻勢で快勝。大谷は17号2ラン、ライトへの二塁打、空振り三振、四球で3打数2安打2打点を記録し、今季の打率は.261、OPSは.952となっている。

  • レッズ5割復帰逃す 秋山翔吾は先制打を放つも途中交代

    2021.6.9 12:30 Wednesday

    【ブリュワーズ5-1レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     カージナルス4連戦をスイープして借金を1まで減らしたレッズは、秋山翔吾のタイムリーで先制したものの、1対5で逆転負け。勝率5割復帰を逃した。勝利したブリュワーズは4番アビサイル・ガルシアが12号同点ソロを含む2安打2打点の活躍。9回表にはトラビス・ショウがダメ押しの2点タイムリー二塁打を放った。ブリュワーズ先発のエイドリアン・ハウザーは今季4勝目(5敗)。レッズ3番手のライアン・ヘンドリックスが今季初黒星(2勝)を喫した。

     レッズは先発のソニー・グレイが3回までに5つの三振を奪い、2安打無失点の好投を見せていたが、股関節の張りを訴えて降板。これがレッズにとって誤算だった。2番手ショーン・ドゥーリトルがガルシアに同点弾を浴びると、3番手ヘンドリックスは2四球と2暴投でピンチを招いてクリスチャン・イェリッチの併殺打の間に勝ち越し点を献上。4番手アミアー・ギャレットも1点を失い、8回表から2イニングを投げた6番手アシュトン・ゴードウも四球からピンチを招いてダメ押しの2点を奪われた。

     秋山は前の試合で左ハムストリングの張りを訴えたタイラー・ネークインに追加の休養が与えられたため、「8番・センター」でスタメン出場。2回裏一死2・3塁で迎えた第1打席でセンターへの先制タイムリーを放った。4回裏の第2打席は空振り三振に倒れ、5回表開始時のダブルスイッチに伴ってネークインと交代。グレイが故障で早期降板したことが秋山にも影響を与える結果となってしまった。2打数1安打1打点で今季の打率は.217、OPSは.533となっている。

  • メジャーとマイナーで本塁打→ベース踏み忘れの珍事発生

    2021.6.9 12:00 Wednesday

     日本時間6月9日、メジャーとマイナーの両方で本塁打を打った打者がベースを踏み忘れてアウトになるという珍事が発生した。メジャーの試合でベースを踏み忘れたのはパイレーツの有望株ケブライアン・ヘイズ。ドジャース戦の1回裏にウォーカー・ビューラーから右翼ポールを直撃する先制アーチを放ったが、一塁ベースを踏み忘れてしまった。ドジャースがヘイズの一塁ベース踏み忘れを指摘し、ヘイズの本塁打は取り消しに(記録は凡打)。パイレーツは3対5で敗れた。

     マイナーの試合では、ロイヤルズ傘下AA級でプレーしている有望株ボビー・ウィットJr.がホームベースを踏み忘れた。初回に10号先制ソロを放ったウィットJr.は、5回表の第3打席でも左中間への特大アーチを放ち、今季2度目のマルチ本塁打(日本時間5月31日の試合で3本塁打)かと思われたが、ウィットJr.がベースを一周したあと、次の打者が打席に入った際に捕手がベースの踏み忘れをアピール。球審がこのアピールを認め、本塁打は取り消しとなった(記録は三塁打)。

     チームの将来を担うスター内野手として期待されるウィットJr.は2019年ドラフト全体2位指名でロイヤルズに入団した20歳。今春のオープン戦では14試合に出場して打率.289、3本塁打、OPS.851をマークし、正遊撃手アダルベルト・モンデシーの故障離脱というチーム事情もあって、一時は開幕ロースター入りの可能性も取り沙汰された。今季は開幕からAA級でプレーしているが、低打率ながらもアーチを量産。このまま活躍を続ければ、今季終盤にメジャーから声がかかる可能性もありそうだ。

  • パドレスが快勝で連敗ストップ カブスは地区2位に転落

    2021.6.8 15:00 Tuesday

    【カブス4-9パドレス】@ペトコ・パーク

     パドレスは制球の定まらないカブス先発のアドバート・アルゾライを攻め、ブライアン・オグレイディの1号2ランなどで3回までに4点を奪ってノックアウト。先発のライアン・ウェザースが4回表に3点を失い、1点差に詰め寄られたが、中押し、ダメ押しと効果的に得点を奪い、9対4で快勝した。勝利したパドレスは連敗を2でストップし、首位ジャイアンツに1.5ゲーム差に接近。一方のカブスは同率首位に並んでいたブリュワーズに0.5ゲーム差をつけられ、地区2位に転落した。

     パドレスのヒーローとなったのは、この日メジャー再昇格を果たしたばかりのオグレイディだ。3回裏にリードを4点に広げる1号2ランを放つと、8回裏にはダメ押しの9点目となるタイムリー二塁打。再昇格して即スタメンに起用され、早速結果を残した。また、マニー・マチャドも犠飛2本と8回裏の8号ソロで3打点を叩き出す活躍。リリーフ陣は3番手のピアース・ジョンソンがイアン・ハップに7号ソロを浴びたものの、終盤の4イニングを2安打1失点で乗り切った。

     敗れたカブスは先発のアルゾライの制球が定まらず、4回途中までに5つの四球を与える乱調。3回までに4点を失い、4回裏先頭のトミー・ファムを歩かせたところで降板となった。リリーフ陣も3番手のキーガン・トンプソンが6回裏に2失点、5番手のコリー・アボットが8回裏に3失点(自責点は1)と役割を果たせず、ズルズルと点差を広げられる展開に。5月最終日に首位浮上を果たしたものの、1週間でその座から陥落した。

  • エンゼルス快勝 大谷は連日の3四球+今季9個目の盗塁

    2021.6.8 14:00 Tuesday

    【ロイヤルズ3-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスは開幕から6連敗中だったディラン・バンディが6回途中6安打2失点と試合を作り、ロイヤルズに8対3で快勝。バンディは待望の今季初勝利をマークした。ロイヤルズは期待の有望株ジャクソン・コワーがメジャー初登板初先発に臨んだものの、コマンドが安定せず、1イニングを投げ切れず4失点でノックアウト。2018年ドラフト1巡目カルテットの一角がメジャーの洗礼を浴びた。

     エンゼルスはコワーの立ち上がりを攻め、一死2塁からアンソニー・レンドンが先制タイムリー。マックス・スタッシとフアン・ラガレスにもタイムリーが飛び出し、一挙4点を先制した。1回表に右翼キーン・ウォンの本塁打キャッチに助けられたバンディは、2回表に2点を失ったが、6回途中までこの2失点だけに抑える力投。エンゼルスは4回裏にデービッド・フレッチャーのタイムリーでリードを3点に広げると、5回裏にはスタッシが3号2ランを放ち、終わってみれば8対3の快勝となった。

     エンゼルスの大谷翔平は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、第1打席と第2打席はいずれも四球。2回裏の第2打席で四球を選んで出塁したあと、今季9個目の盗塁を決めた。第3打席はファーストゴロに打ち取られたが、7回裏の第4打席は再び四球で出塁。前日に続く2試合連続の3四球となった。1打数0安打3四球で打率は.255に下がったが、出塁率は.339にアップ。開幕38試合でわずか8四球だった大谷だが、マイク・トラウトの戦線離脱以降は17試合で15四球を記録しており、その影響が四球の数に如実に表れている。

  • Rソックス5連勝 澤村が1回1/3無失点の好投で2勝目

    2021.6.8 10:30 Tuesday

    【マーリンズ3-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスはマーリンズの守備のミスにも助けられて4回までに5点を奪い、5対3で勝利。開幕直後に9連勝を記録したとき以来、今季2度目の5連勝となった。リードオフマンに起用されたクリスチャン・アローヨは4回裏にリードを3点に広げる2点タイムリーを放つなど、3打数2安打2打点の活躍。4番手として6回表途中からマウンドに上がった澤村拓一が1回1/3を無失点に抑える好リリーフで今季2勝目(0敗、防御率2.63)をマークした。

     レッドソックスは初回にメジャー初登板初先発となったマーリンズの新人右腕ザック・トンプソンの暴投で1点を先制。3回裏にはアローヨとアレックス・ベルドゥーゴの連続二塁打で2点目を奪った。4回表にホルヘ・アルファロのタイムリーで1点を返されたが、4回裏にアローヨのタイムリーなどで3点を追加。5回表にスターリング・マーテイに4号ソロを浴び、9回表にはイーサン・ディアスのタイムリー二塁打で2点差に迫られたが、5対3で逃げ切った。

     澤村は3点リードの6回表二死1・2塁という一発を浴びれば同点に追い付かれるピンチの場面で登板。マーテイをストレートの四球で歩かせ、二死満塁となったが、ヘスス・アギラーをスプリッターで空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。7回表も続投し、レフトフライ、セカンドゴロ、空振り三振で三者凡退。23球を投げて被安打0、奪三振2、与四球1という内容で3試合連続無失点となった。シーズン通算の防御率は2.63まで向上。首脳陣の信頼も得つつあり、勝ち試合での登板も増えてきている。

  • Rソックス 10年ぶりの敵地ヤンキース3連戦スイープ

    2021.6.7 12:00 Monday

    【レッドソックス6-5ヤンキース】(延長10回タイブレーク)@ヤンキー・スタジアム

     レッドソックスは1点リードの9回裏に守護神マット・バーンズが1点を失い、同点に追い付かれたものの、10回表二死2・3塁からザンダー・ボガーツの2点タイムリーで勝ち越しに成功。6番手のフィリップス・バルデスが10回裏のヤンキースの反撃を1点に抑え、6対5で勝利した。これでレッドソックスは宿敵ヤンキースとの3連戦をスイープ。敵地でのスイープは2011年6月以来10年ぶりとなった。

     今季のレッドソックスはリーグ最多の逆転勝利をマークしているが、今日もビハインドからの底力を見せつける展開となった。初回にアレックス・ベルドゥーゴの8号ソロで先制したあと、先発のギャレット・リチャーズが3点を失って逆転を許したが、2点ビハインドの7回表にマーウィン・ゴンザレスが2号同点2ラン。続く8回表にはクリスチャン・アローヨの二塁打から一死3塁のチャンスを作り、ボガーツの犠飛でリードを奪った。

     9回裏にバーンズがグレイバー・トーレスに同点のタイムリー二塁打を浴び、なおも二死1・3塁のピンチを招いたが、球審の判定に助けられながらもルーグネッド・オドーアを見逃し三振に仕留めてピンチを脱出。タイブレークを制し、3連戦のスイープを完成させた。宿敵ヤンキースとの対戦は19試合組まれており、今回の3連戦が今季初対戦。その3連戦を見事にスイープし、連勝を4に伸ばして首位レイズとの1ゲーム差をキープした。なお、レッドソックスの澤村拓一に登板機会はなかった。

  • マリナーズ有望株が初勝利 大谷は2打数0安打3四球

    2021.6.7 11:30 Monday

    【マリナーズ9-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     マリナーズは大きな期待を背負いながらもメジャー昇格後4先発で0勝2敗、防御率5.94と苦しんでいた有望株右腕ローガン・ギルバートが5回2安打7奪三振1失点の好投。7点リードの9回裏にリリーフ陣がバタバタしたものの、9対5でエンゼルスを破り、ギルバートに記念すべきメジャー初勝利が記録された。エンゼルスは先発のパトリック・サンドバルが10個の三振を奪う力投を見せたが、3連勝ならず。9回表にリリーフ陣が喫した5失点が痛かった。

     ギルバートはジャスティン・アップトンに13号先頭打者アーチを浴び、その後も何度もピンチを背負ったが、失点はアップトンの一発による1点だけ。1回裏一死1・2塁、2回裏一死2・3塁、4回裏二死1・2塁のピンチをいずれも無失点で切り抜けた。2回裏一死2・3塁のピンチでは、アップトンを空振り三振に仕留めたあと、大谷翔平を敬遠し、アンソニー・レンドンを打ち取ってピンチを脱出。4回裏二死1・2塁の場面では大谷と勝負し、低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。

     大谷は定位置の「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席で四球を選ぶと今季8個目の盗塁に成功。同一シーズンに「8先発&8盗塁」は1915年のジョージ・シスラー、2018年の大谷に続くメジャー史上3度目の快挙となった。第2打席はチャンスで敬遠され、第3打席はチャンスで空振り三振。第4打席は2打席連続の空振り三振に倒れ、9回裏の第5打席は四球を選び、2打数0安打3四球2三振で今季の打率は.256、OPSは.920となっている。

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