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  • エンゼルス連敗ストップ 大谷が8回表に7号決勝アーチ

    2021.4.26 10:00 Monday

    【エンゼルス4-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     エンゼルスは2対2の同点に追い付かれた直後の8回表に大谷翔平がセンター右への7号勝ち越しソロを放ち、4対2で勝利。連敗を4でストップし、勝率5割に復帰した。大谷はこの一発でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)らと並び本塁打数メジャー1位タイに浮上。今季はまだ19試合、81打席しかプレーしていないが、早くも昨季の本塁打数に並んだ(昨季は44試合、175打席)。

     8回表の先頭打者として迎えたこの日の第4打席、大谷がアストロズ2番手のルイス・ガルシアが投じた92.5マイル(約148.9キロ)のフォーシームを捉えると、打球はセンター右への7号勝ち越しソロとなった。「変化球が来ると思っていたのでちょっとビックリしたけど、いい感じで上がってくれた」と手応え十分の一発。スタットキャストの計測によると、初速は107.1マイル(約172.4キロ)、飛距離は440フィート(約134.1メートル)で、440フィート以上の本塁打は今季2本目。これを上回るのは同僚のマイク・トラウト(3本)だけである。

     エンゼルスは9回表にアンソニー・ベンブームのタイムリーでさらに1点を追加し、9回裏をクローザーのライセル・イグレシアスが打者3人で抑えて4対2で逃げ切り。大谷は見逃し三振、サードゴロ、センターフライ、7号ソロ、空振り三振で5打数1安打1打点(打率.286、OPS.983)だったが、間違いなく勝利の立役者だった。明日は今季3度目の先発登板予定。ジョー・マドン監督によると、大谷は打席に立つことを望んでおり、今季2度目の「2番・投手」が検討されているようだ。

  • ドジャース逆転勝利 パドレス戦今季6試合で3勝3敗

    2021.4.25 14:30 Sunday

    【パドレス4-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     4連戦の初戦と2戦目を落とし、前回の3連戦の最終戦から対パドレス3連敗となったドジャース。しかし、今日の試合ではパドレス先発のブレイク・スネルの降板をきっかけに打線が奮起し、逆転勝利を収めた。これで両チームの対戦成績は今季6試合を終えて3勝ずつ。4連戦の最終戦は4月の直接対決7試合の勝ち越しをかけた一戦となる。パドレスは6回表に勝ち越したものの、2番手のピアース・ジョンソンが大誤算だった。

     パドレスがスネル、ドジャースがトレバー・バウアーの先発で始まった一戦は、初回にフェルナンド・タティスJr.の5号先頭打者アーチで先制したパドレスが2回表にもジュリクソン・プロファーのタイムリーで1点を追加。2点をリードして主導権を握った。しかし、ドジャースは3回裏二死からの3連打で1点を返し、4回裏無死2・3塁の場面でシェルドン・ノイジーが同点タイムリー。ところが、ノイジーの拙い走塁もあり、その後のチャンスは生かせなかった。

     すると、パドレスは6回表先頭のタティスJr.が2試合連続マルチ本塁打となる6号ソロを放ち、勝ち越しに成功。先発のスネルは6回裏先頭のマックス・マンシーを打ち取ったところで2番手のジョンソンにバトンを渡した。しかし、ここからドジャースの反撃がスタート。3連打で一死満塁のチャンスを作ると、ムーキー・ベッツが同点の押し出し四球を選び、3番手のティム・ヒルからコリー・シーガーが2点タイムリーを放って一気に逆転に成功した。

     7回表に一死満塁のピンチを背負ったドジャースは3番手のブレイク・トライネンが暴投で1点を献上したが、タティスJr.とトレント・グリシャムを連続三振に抑えてピンチを脱出。8回表二死1・2塁のピンチではクローザーのケンリー・ジャンセンを投入し、プロファーを打ち取ってまたしてもピンチをしのいだ。最終回は一死2塁のピンチとなったが、タティスJr.をセカンドゴロ、グリシャムを空振り三振に仕留めて試合終了。ジャンセンが気迫の4アウト・セーブで熱戦を締めくくった。

  • アスレチックス快勝 13連勝はメジャー全体で4年ぶり

    2021.4.25 12:00 Sunday

    【アスレチックス7-2オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     アスレチックスは投打がガッチリと噛み合い、オリオールズに7対2で快勝。連勝を13に伸ばし、今季の成績は14勝7敗(勝率.667=リーグ最高)となった。メジャーリーグで13連勝が記録されるのは2017年以来4年ぶり。この年は8月にインディアンスが22連勝、9月にダイヤモンドバックスが13連勝を記録したが、それ以来の大型連勝となっている。

     アスレチックスはオリオールズ先発のウェイド・ルブランの立ち上がりを攻め、1回表一死3塁からマット・オルソンのタイムリーで1点を先制。2回表にはマーク・キャナのタイムリーとオルソンのタイムリー二塁打で3点を奪い、早々にルブランをKOした。先発のクリス・バシットが2回裏にチャンス・シスコにタイムリー二塁打を浴びて1点を返されたが、4回表にはジェッド・ラウリーの3号3ランでリードを6点に広げた。

     バシットは3回裏から4回裏にかけて4者連続三振を奪うなど、安定したピッチングを展開。5回裏一死1・2塁からトレイ・マンシーニのタイムリー二塁打で2点目を奪われたが、6回8安打8奪三振2失点と先発の役割をしっかり果たした。7回以降はアダム・コラレック、J・B・ウェンデルケン、デオリス・ゲラとつなぎ、オリオールズ打線の反撃を封じて7対2で試合終了。3試合連続で相手チームの安打数を下回りながらも連勝を伸ばしているところに試合巧者ぶりとチームの勢いが感じられる。

  • 左右のライアンの好投でレイズ逆転勝利 筒香は出番なし

    2021.4.25 11:30 Sunday

    【ブルージェイズ3-5レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     レイズはオープナーを務めたブレント・ハニーウェルJr.がランドール・グリチックに4号3ランを浴び、3点ビハインドからのスタートとなったが、5対3で逆転勝利。合計7イニングを5安打無失点に抑えた「2人のライアン」の好投が光った。レイズの筒香嘉智はブルージェイズの先発が左腕のロビー・レイだったため、ベンチスタート。最後まで出場機会がなく、4試合ぶりの欠場となった。

     レイズ2番手の左腕ライアン・ヤーブローは88球を投げ、5回2/3を3安打無失点に抑える好投。2回表に二死1・2塁、5回表には一死1・2塁のピンチを背負ったが、落ち着いたピッチングで後続を抑えた。7回表途中からは3番手の右腕ライアン・トンプソンが登板。8回表に一死1・2塁のピンチを招いたものの、マーカス・セミエンをセカンドへのインフィールドフライに打ち取り、二死満塁となったあと、アレハンドロ・カークを空振り三振に仕留め、8回裏の味方の勝ち越し劇を呼び込んだ。

     レイズは2回裏にマイク・ズニーノの4号ソロ、6回裏にマイク・ブロソーの2号2ランと2本のアーチが飛び出し、3対3の同点。8回裏は連続四球で無死1・2塁のチャンスを迎え、三塁キャバン・ビジオのタイムリーエラーなどで2点を勝ち越した。9回表は4番手のアンドリュー・キットレッジが無失点に抑えて試合終了。再び貯金を1とした。

  • ヤンキース3連勝 コールがビーバーとの投げ合いを制す

    2021.4.25 11:00 Sunday

    【ヤンキース2-1インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     ゲリット・コール(ヤンキース)とシェーン・ビーバー(インディアンス)という球界を代表する好投手同士の投げ合いとなった一戦は、期待通りの投手戦となった。4回裏にインディアンスがエディ・ロサリオのタイムリーで先制したものの、直後の5回表にヤンキースは2本のソロアーチで逆転に成功。両軍の得点はこれだけで、7回3安打11奪三振1失点のコールが7回4安打9奪三振2失点のビーバーに投げ勝ち、ヤンキースは3連勝となった。

     コールは4回裏一死からホゼ・ラミレスに三塁打を浴び、続くロサリオのタイムリーで先制を許したものの、その後は打者11人をパーフェクト。味方が逆転したあと、走者を1人も許さなかったのは流石の一言に尽きる。7回111球を投げて11個の三振を奪い、14先発連続7奪三振以上は球団記録を更新。また、開幕5先発で50奪三振も球団史上最多となっている。

     一方のビーバーは1回表一死1・2塁のピンチを連続三振で切り抜けると、続く3イニングは打者9人をパーフェクト。しかし、5回表先頭のアーロン・ヒックスに同点の3号ソロを浴び、2者連続三振のあと、ルーグネッド・オドーアには勝ち越しの3号ソロを被弾してしまった。自己最多の119球で7イニングを投げ抜いただけに、悔やんでも悔やみきれない2被弾。なお、開幕5先発で57奪三振はマウンド・ホーム間が現在の距離に定められた1893年以降、ノーラン・ライアン(1978年に59奪三振)に次ぐ史上2位の数字となった。

  • エンゼルス16失点大敗 大谷は6号ソロ&初の左翼守備

    2021.4.25 10:00 Sunday

    【エンゼルス2-16アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     エンゼルスは登板した5投手が全員失点し、アストロズ打線に11本の長打を含む18安打を浴びて2対16で大敗。打線はアルバート・プーホルスの4号ソロと大谷翔平の6号ソロによる2点のみに終わり、4連敗で借金1となった。アストロズはスタメン9人中8人がマルチ安打と打線が爆発。先発のジェイク・オドリッジがわずか5球で負傷降板したあと、8回2/3を5安打2失点に抑えたケント・エマニュエル(メジャー初登板)の快投も見事だった。

     開幕10試合で7勝3敗の好スタートを切ったエンゼルスだったが、その後の9試合で2勝7敗。早くも今季初の借金生活に突入してしまった。先発のグリフィン・キャニングが3回途中6安打6失点でKOされ、リリーフ陣も失点を重ねるのみ。最後は6回裏から左翼の守備に就いていたアンソニー・ベンブーム(控え捕手)がマウンドに上がり、3点を追加されて16失点は今季ワーストを更新した。

     大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、ファーストゴロ、6号ソロ、ショートゴロ、ファーストゴロ(記録は野選と一塁ユリ・グリエルのエラー)で4打数1安打1打点。今季の打率は.292、OPSは.982となった。なお、8回裏にベンブームが登板した際、DH制が解除され、大谷は左翼の守備に就いた。大谷がメジャーで投手以外の守備位置に就くのは今回が初めて。エンゼルスのベンチには左肘死球の影響で欠場中のマイク・トラウトしか野手が残っていなかったため、ジョー・マドン監督は「緊急的措置」として大谷を左翼の守備に就かせることになった。

  • 父の記念日にタティスJr.が2発 ダルビッシュは2勝目

    2021.4.24 14:00 Saturday

    【パドレス6-1ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     1999年4月23日、ドジャー・スタジアムでフェルナンド・タティス(カージナルス)が1イニング2満塁本塁打というメジャー史上唯一の快挙を成し遂げてから22年。同じ日に、同じ球場で、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)がドジャース先発のクレイトン・カーショウから2打席連続アーチを放ち、チームを勝利に導いた。パドレス先発のダルビッシュ有は7回96球で被安打4、奪三振9、与四球3、失点1の好投。カーショウとの投げ合いを制し、今季2勝目(1敗、防御率2.27)をマークした。

     タティスJr.は1対1の同点で迎えた3回表に3号勝ち越しソロを放つと、5回表には2打席連発となる4号ソロ。同じ日に同じ球場で1試合複数本塁打を記録したのはタティス父子が史上唯一であり、また、4月23日(現地時間)にドジャー・スタジアムで行われた試合で1試合複数本塁打を記録した選手はタティス父子の2人だけである。4月23日は「タティスの日」と呼んでも差し支えないだろう。

     ダルビッシュは初回にムーキー・ベッツの二塁打から一死1・3塁のピンチを招き、マックス・マンシーのタイムリーで先制を許したが、その後は立ち直り、安定したピッチングを展開。6回裏にはドジャース打線の中軸を3者三振に仕留めた。7回裏一死1・2塁のピンチも後続2人をしっかり抑え、7回4安打1失点の好投。8回裏は2番手のドリュー・ポメランツ、9回裏は3番手のニック・ラミレスが三者凡退に抑え、パドレスはドジャースに6対1で快勝した。

  • ヒーニー好投もエンゼルス逆転負け 大谷2安打1打点

    2021.4.24 13:30 Saturday

    【エンゼルス4-5xアストロズ】(延長10回タイブレーク)@ミニッツメイド・パーク

     エンゼルスは2対2の同点で迎えた10回表にデービッド・フレッチャーとアルバート・プーホルスのタイムリーで2点を勝ち越し。10回裏はクローザーのライセル・イグレシアスがマウンドに上がったが、マイルズ・ストローのタイムリーとカルロス・コレアの犠飛で同点とされ、最後は代打のロベル・ガルシアにタイムリーを浴びて逆転サヨナラ負けを喫した。3連敗となったエンゼルスは勝率5割に後退。前日の試合で左肘に死球を受けたマイク・トラウトは出場しなかった。

     エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが7回途中まで101球を投げて被安打2、奪三振10、与四球0と素晴らしいピッチングを披露。5回表に大谷翔平のタイムリー二塁打とジャレッド・ウォルシュのタイムリーで奪った2点のリードを守り、7回裏一死2塁の場面で2番手のアーロン・スレガースにバトンを渡した。ところが、スレガースは対戦した最初の打者であるユリ・グリエルに3号同点2ランを被弾。快投を見せたヒーニーには失点1が記録された。

     試合はそのまま延長タイブレークに突入し、エンゼルスは10回表に2点を奪ったものの、その裏に3点を奪われて逆転サヨナラ負け。クローザーのイグレシアスが2点のリードを守れなかった。「2番・DH」でスタメン出場した大谷はセンター前ヒット、見逃し三振、ライトへのタイムリー二塁打、ファーストゴロ、空振り三振で5打数2安打1打点。第1打席でヒットを放ったあと、二死1・3塁から今季3個目の盗塁を決めた。今季の打率は.294、OPSは.966となっている。

  • Rソックス辛勝 澤村メジャー初勝利、菊池今季初黒星

    2021.4.24 13:00 Saturday

    【マリナーズ5-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     レッドソックスは1点を先制された直後の1回裏にザンダー・ボガーツの3号2ランで逆転に成功。マリナーズ先発の菊池雄星から5回までに5点を奪い、試合の主導権を握った。4点リードの9回表に5番手のマット・バーンズがカイル・シーガーに3号3ランを浴びたものの、6対5で辛くも逃げ切り。4回表途中から2番手としてマウンドに上がり、1回1/3を無失点に抑えた澤村拓一にメジャー初勝利が記録された。

     レッドソックス先発のマーティン・ペレスは1回表一死3塁からシーガーに先制のタイムリー二塁打を浴び、4回表には二死から連続四球とJ・P・クロフォードのタイムリーで2失点目。澤村はこの4回表二死1・2塁のピンチでマウンドに上がった。

     ミッチ・ハニガーを低めのスプリッターで空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けると、5回表は二死1塁からエバン・ホワイトにヒットを許したものの、左翼アレックス・ベルドゥーゴが好返球で一塁走者の三進を阻止して3アウト。打者5人に対して被安打1、奪三振3、与四球0、失点0という内容で記念すべきメジャー初勝利(0敗、防御率1.80)をマークした。

     菊池は1回裏にボガーツに逆転弾を浴び、3回裏にはJ・D・マルティネスにも7号ソロを被弾。5回裏は無死満塁からマルティネスの併殺打の間に4点目、ボガーツのタイムリーで5点目を失い、4回2/3(94球)を投げて被安打6、奪三振1、与四球3、失点5という内容で今季初黒星(0勝、防御率5.70)を喫した。

  • ブルージェイズが先行逃げ切り 筒香は代打で三塁ゴロ

    2021.4.24 12:00 Saturday

    【ブルージェイズ5-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ブルージェイズは1回表二死から打線がつながり、防御率0.73のレイズ先発タイラー・グラスナウから4点を先制。先発のスティーブン・マッツが5回裏にランディ・アロザレーナに3号3ランを浴び、1点差に詰め寄られたものの、6回表にランドール・グリチックの3号ソロでリードを広げ、5対3で逃げ切った。マッツは5回3失点で開幕から無傷の4連勝。グラスナウはメジャー史上2人目の「1イニング4奪三振&4失点」という珍記録を作った。

     1回表のブルージェイズは2者連続三振で二死となったあと、ブラディミール・ゲレーロJr.がヒットで出塁し、ラウディ・テレズのタイムリー二塁打で先制。グリチックが四球でつなぎ、マーカス・セミエンがセンター左へ5号3ランを叩き込んだ。このあと、ジョー・パニックのヒットとルルデス・グリエルJr.の振り逃げで二死1・2塁となったが、ダニー・ジャンセンが三振に倒れて追加点はならず。グラスナウは1902年のドク・ホワイト(フィリーズ)以来となる「1イニング4奪三振&4失点」を記録した。

     2点リードとなった6回以降はタイラー・チャットウッド、デービッド・フェルプス、ティム・メイザ、ラファエル・ドリスと4人のリリーバーが無安打無失点リレーを展開。5対3でレイズを破り、3連戦の初戦を制した。レイズの筒香嘉智は9回裏の先頭打者ウィリー・アダメスの代打として登場。ドリスの前にサードゴロに倒れ、1打数ノーヒットで今季の打率は.170となった。

  • 先発アービンが6回途中1失点 アスレチックス12連勝

    2021.4.24 11:20 Saturday

    【アスレチックス3-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     11連勝中と絶好調のアスレチックスは先発のコール・アービンが8安打を浴びながらも6回途中まで1失点に抑える粘りのピッチングを披露。リリーフ陣がオリオールズの反撃を封じ、3対1で接戦を制して連勝を12に伸ばした。アスレチックスが12連勝を記録するのは「マネーボール」で話題となった2002年に20連勝を達成して以来。4月の12連勝は2000年のブレーブス以来の快挙である。

     アスレチックスは先発のアービンが1回裏二死1・2塁を無失点で切り抜けると、2回表に無死2・3塁のチャンスを迎え、セス・ブラウンのセカンドゴロとスティーブン・ピスコッティのタイムリーで2点を先制。アービンは2回裏と3回裏を三者凡退に抑えたあと、4回裏に二死2・3塁のピンチを背負ったが、ペドロ・セベリーノを空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

     すると、5回表にラモン・ローレアーノの2号ソロが飛び出して3点目。アービンは6回裏一死満塁からセベリーノにタイムリーを浴びたところでマウンドを降りたが、2番手のユスメイロ・ペティートがピンチを切り抜け、3番手のJ・B・ウェンデルケン、4番手のジェイク・ディークマンとつないで3対1で逃げ切った。

     オリオールズはアスレチックス(7安打)を上回る10安打を放ったものの、得点圏で9打数2安打に終わり、1点どまり。アスレチックスの連勝を止めることはできなかった。

  • デグロムの独り舞台 先制打&自己新15Kで完封勝利

    2021.4.24 11:00 Saturday

    【ナショナルズ0-6メッツ】@シティ・フィールド

     まさにジェイコブ・デグロム(メッツ)の独り舞台だった。直近2試合でいずれも自己最多タイの14奪三振を記録していたデグロムは、この日も序盤から奪三振ショーを展開。5回までに9個の三振を奪うと、6回表と7回表は6者連続三振を記録し、1試合15奪三振は自己新記録となった。また、5回裏には自身のタイムリー二塁打で先制点を叩き出し、バットでもチームに貢献。109球で9イニングを投げ抜き、キャリア2度目の完封勝利をマークした。

     デグロムは7回表にジョシュ・ベルから奪った三振で1999年のペドロ・マルティネス(レッドソックス)、2019年のゲリット・コール(当時アストロズ、現ヤンキース)に次いで史上3人目となる3試合連続14奪三振を達成。次打者のカイル・シュワーバーからも三振を奪い、自己記録となる1試合15奪三振をマークした。最後の2イニングは三振を奪えなかったが、打者6人をパーフェクト。9回109球で被安打2、奪三振15、与四球0、失点0という圧巻のピッチングだった。

     これで開幕4先発での合計奪三振数が50となり、1978年のノーラン・ライアン(エンゼルス)と2021年のシェーン・ビーバー(インディアンス)が持つメジャー記録(48)を更新。この日は打撃でも先制打を含む4打数2安打1打点の活躍を見せ、今季の打点(2)は自責点(1)を上回っている。打率.545、OPS1.182、そして防御率は0.31という驚異的な数字。サイ・ヤング賞2度の好投手はさらなる進化を遂げ、手の付けられない「怪物」となりつつある。

  • パドレスが守り勝ち 明日はダルビッシュ対カーショウ

    2021.4.23 15:00 Friday

    【パドレス3-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     今季最大の注目カードであるパドレス対ドジャースの4連戦が日本時間4月23日にスタート。ドジャースが2勝1敗で勝ち越した前回の3連戦はサンディエゴのペトコ・パークで行われたが、今回の4連戦はロサンゼルスのドジャー・スタジアムが舞台となる。パドレスは1点リードの8回裏に一死満塁のピンチを4-6-3の併殺で脱出。9回裏はクローザーのマーク・マランソンが3者三振で締めくくり、4連戦の初戦を制した。

     パドレスがライアン・ウェザース、ドジャースがウォーカー・ビューラーの先発で始まった一戦は、4回表一死2塁からマニー・マチャドのタイムリーでパドレスが先制。6回表にはトレント・グリシャムに4号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。ドジャースは6回裏二死1・2塁のチャンスでマックス・マンシーが空振り三振に倒れ、無得点に終わったが、7回裏にパドレス3番手のエミリオ・パガーンからAJ・ポロックが1号ソロ、シェルドン・ノイジーが1号ソロと2者連続アーチを放って同点。ノイジーは記念すべきメジャー初本塁打となった。

     直後の8回表、パドレスはドジャース2番手のブレイク・トライネンから無死1・3塁のチャンスを作り、フェルナンド・タティスJr.の併殺打の間に勝ち越しに成功。その裏、ドジャースも無死2・3塁のチャンスを作り、マンシーのセカンドゴロとポロックの敬遠で一死満塁となったが、ノイジーが放った痛烈な打球を二塁のジェイク・クロネンワースが好捕し、パドレスは4-6-3の併殺でピンチを切り抜けた。

     前回の3連戦を含め、この両チームが対戦した今季の4試合はすべて僅差で終盤を迎える熱戦となっている。レギュラーシーズンでは直接対決が15試合残っているが、今後も白熱した戦いが繰り広げられることは間違いない。なお、明日の試合ではパドレスのダルビッシュ有とドジャースのクレイトン・カーショウが再び投げ合う予定だ。

  • ジャイアンツ完封勝利 捕手カサリは5連続完封の快挙

    2021.4.23 13:30 Friday

    【マーリンズ0-3ジャイアンツ】@オラクル・パーク

     ジャイアンツの正捕手といえばバスター・ポージーだが、そのポージーの控えとして今季から加入したカート・カサリが球史に残る快挙を成し遂げた。初回に2点タイムリーを放ったカサリは5人の投手を巧みにリードしてチームを完封勝利に導き、これでスタメンマスクを被った試合は5連続完封勝利。エリアス・スポーツ・ビューローによると、1900年以降で5人目、5試合とも先発投手が異なるのは史上初の快挙となった。

     スタメンマスクを被った試合での連続完封記録は1903年にエド・フェルプス(パイレーツ)がマークした6試合。このとき、パイレーツはディーコン・フィリップ、サム・リーバー、カイザー・ウィルヘルム、エド・ドヒーニー、フィリップ、リーバーの順に4人の投手が6試合連続で完封勝利をマークした。しかし、カサリの5試合はジョニー・クエイト、アンソニー・ディスクラファーニ、アレックス・ウッド、ケビン・ゴーズマン、アーロン・サンチェスと異なる5投手が先発。これは5連続完封勝利を記録した5人の捕手のなかで唯一の快挙である。

     ジャイアンツは開幕19試合で12勝7敗の好スタートを切り、5度の完封勝利をマークしているが、その5試合はいずれもカサリがスタメンマスクを被った。昨季の出場を辞退して2年ぶりに復帰したポージーも打率.310、4本塁打、OPS.989と好成績を残し、チームを牽引しているが、巧みなリードで投手陣を引っ張るカサリの存在がチームの快進撃を支えているのは間違いない。

    ◆5連続完封勝利を達成した捕手
    1903年 エド・フェルプス(6連続=メジャー記録)
    1986年 アラン・アシュビー
    1995年 クリス・ホイルズ
    2015年 フランシスコ・セルベリ
    2021年 カート・カサリ
    ※5試合とも先発投手が異なるのはカサリのみ

  • アストロズ・ハビアーが快投 大谷は5の0で打率.286に

    2021.4.23 13:00 Friday

    【エンゼルス2-8アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アストロズは先発のクリスチャン・ハビアーが3回までに8個の三振を奪い、5回98球を投げて被安打3、奪三振9、与四球1、失点0の快投を披露。打線も3回までに6点を奪うなど、13安打8得点とつながり、投打が噛み合ってエンゼルスに8対2で快勝した。「2番・DH」でスタメン出場した大谷翔平は2三振を含む5打数ノーヒット。今季の打率は.286、OPSは.963となった。

     ハビアーは1回表先頭からデービッド・フレッチャー、大谷を2者連続三振。マイク・トラウトに四球を与えたが、ジャレッド・ウォルシュを空振り三振に仕留めた。2回表はジャスティン・アップトン、アルバート・プーホルス、ホゼ・イグレシアスを3者連続三振。3回表は先頭のホゼ・ロハスに二塁打を許したあと、カート・スズキとフレッチャーから2者連続三振を奪い、最初の8アウトをすべて三振で奪うのはアストロズでは1986年9月23日(現地時間)のジム・デシェイズ以来の快挙となった。

     アストロズ打線はエンゼルス先発のアレックス・カッブの不安定な立ち上がりを攻め、初回こそ二死満塁のチャンスを作りながら無得点に終わったが、2回裏はマイルズ・ストローのタイムリー三塁打など打者1巡の攻撃で3点を先制。3回裏にもカルロス・コレアのタイムリーなどで3点を追加し、リードを6点に広げた。8点リードの6回表にプーホルスの3号2ラン(通算665号)で2点を返されたが、8対2で快勝。ダスティ・ベイカー監督は史上14人目の通算1900勝を達成した。

  • マリナーズが3安打で7得点 1994年以来27年ぶりの珍事

    2021.4.23 12:00 Friday

    【マリナーズ7-3レッドソックス】(延長10回タイブレーク)@フェンウェイ・パーク

     マリナーズはレッドソックス先発のニック・ピベッタの前に6回表二死まで無安打に抑えられていたが、延長タイブレークを制して7対3で勝利。11連勝中のアスレチックスと並んで地区首位タイかつリーグ最高勝率タイに浮上した。3安打で7点を奪ったマリナーズだが、「3安打以下で7得点以上」は1994年4月12日(現地時間)にアスレチックスが2安打で8点を奪って以来の珍事となった。

     2点ビハインドの6回表、マリナーズは二死から連続四球でチャンスを迎え、タイ・フランスのチーム初安打となる2点タイムリー二塁打で同点。7回裏に1点を勝ち越されたが、8回表に再び連続四球で無死1・2塁のチャンスを作り、J・P・クロフォードの送りバントがレッドソックス3番手のアダム・オッタビーノの悪送球を呼んで3対3の同点に追い付いた。

     試合はそのまま延長タイブレークに突入し、マリナーズは10回表一死3塁からチーム2本目のヒットとなるサム・ハガーティのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。さらに、二死1・2塁からミッチ・ハニガーにチーム3本目のヒットとなる5号3ランが飛び出し、勝利を決定付けた。10回裏はマリナーズ6番手のアンソニー・ミセビッチが三者凡退に抑えて試合終了。わずか3安打に終わったマリナーズだが、接戦をモノにしてレッドソックス4連戦の初戦を制した。

     なお、レッドソックスの澤村拓一に登板機会はなかった。

  • レッズ4連敗 6本塁打かつ先発2失点で敗戦は史上初

    2021.4.23 10:00 Friday

    【ダイヤモンドバックス14-11レッズ】(延長10回タイブレーク)@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは6回以降に登板した5人のリリーバーが合計12失点とブルペンが崩壊し、延長タイブレークの末にダイヤモンドバックスに11対14で敗戦。STATS社によると、打線が6本塁打以上を打ち、先発投手が2失点以下に抑えたチームが敗れるのはメジャーリーグ史上初だという。今季は好スタートを切ったレッズだが、ホームでのダイヤモンドバックス3連戦に3連敗。連敗は4に伸び、貯金はなくなった。

     レッズは1回裏にジェシー・ウィンカーの2号先頭打者アーチで先制。先発のジェフ・ホフマンは3回表にペイビン・スミスのタイムリー二塁打とワイアット・マティセンの犠飛で2点を失ったが、5回4安打2失点(自責点1)の力投を見せた。

     6回以降は点の取り合いとなり、6回表にダイヤモンドバックスがデービッド・ペラルタの2号2ランでリードを広げると、6回裏にレッズはニック・カステヤーノスの6号ソロとエウヘニオ・スアレスの3号2ランで同点。7回表にダイヤモンドバックスが3点を勝ち越したが、レッズは7回裏にウィンカーの3号2ラン、ジョーイ・ボットーの4号ソロ、8回裏にジョナサン・インディアの1号ソロと3本のアーチで8対8の同点に追い付いた。

     しかし、延長タイブレークに突入した10回表にキャリア初の3連投となったルーカス・シムズが息切れし、ジョシュ・ロハスのタイムリーで勝ち越しを許すと、一死満塁のピンチで登板したシオネル・ペレスも流れを止められず、ペラルタに3点タイムリー三塁打、カーソン・ケリーに4号2ランを浴び、この回は大量6失点。10回裏にタッカー・バーンハートとカステヤーノスのタイムリーで3点を返したが、最後は二死1・2塁のチャンスでボットーが三振に倒れ、万事休すとなった。

     ダイヤモンドバックスはペラルタが5安打7打点の大暴れ。「レッズをスイープできたのは次のブレーブス戦に向けて大きな自信になった」と語った。

  • ロイヤルズ小技を駆使して逆転勝ち 筒香5打数1安打

    2021.4.22 13:00 Thursday

    【レイズ8-9xロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     ロイヤルズは1点ビハインドで迎えた9回裏にチーム伝統の「スモール・ベースボール」を駆使して同点に追い付き、最後は大黒柱のサルバドール・ペレスがサヨナラタイムリー。5連勝と好調だったレイズを9対8で破った。登板した両軍全投手が失点するという荒れた試合のなか、レイズの筒香嘉智は「2番・DH」でスタメン出場。5回表の第3打席でレフトへのヒットを放ち、5打数1安打で3試合連続安打となった。

     7対7の同点で迎えた9回表にジョーイ・ウェンドルのタイムリー二塁打で1点を勝ち越されたロイヤルズだったが、9回裏の攻撃はロイヤルズ伝統の機動力野球の真骨頂を見せつけた。レイズのクローザー、ディエゴ・カスティーヨに対して先頭のマイケル・A・テイラーがヒットで出塁すると、代走にジャロッド・ダイソンを起用。そのダイソンが警戒をかいくぐって二盗を決めると、ハンザー・アルベルトの送りバント、ニッキー・ロペスのセーフティ・スクイズ(記録はバント安打)であっという間に1点をもぎ取った。

     さらに、ウィット・メリフィールドの進塁打で二死2塁となり、敬遠と暴投で二死2・3塁のチャンス。ここでペレスが三塁線を破るタイムリーを放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めたのだった。筒香はファーストゴロ、ショートゴロ、レフトへのヒット、レフトライナー、レフトフライで5打数1安打。今季の打率は.173、OPSは.444となっている。

  • ブルージェイズが7投手の継投で勝利 澤村1.1回無失点

    2021.4.22 12:30 Thursday

    【ブルージェイズ6-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     ブルージェイズはトレント・ソーントンから始まるブルペン・デーで試合に臨み、7人の投手が合計10安打を浴びながらも3失点と踏ん張ってレッドソックスに6対3で勝利。4番手のライアン・ボルッキが今季2勝目(1敗)、7番手のアンソニー・カストロがメジャー初セーブをマークしたほか、3人の投手にホールドが記録された。レッドソックスの澤村拓一は3点ビハインドの5回表二死1・2塁の場面で2番手として登板。1回1/3を無失点に抑えた。

     ブルージェイズ先発のソーントンは2イニングを2安打無失点に抑えて自身の役割を果たし、2番手のトミー・ミローンにバトンタッチ。そこからデービッド・フェルプス、ボルッキ、ラファエル・ドリス、ティム・メイザとつなぎ、最後はカストロが締めくくった。打線はレッドソックス先発のギャレット・リチャーズから2回までに4点を奪い、9回表にはアレハンドロ・カークとランドール・グリチックの連続タイムリーで貴重な2点を追加。投打がしっかりと噛み合った結果の勝利だった。

     澤村はリチャーズが2つの四球で二死1・2塁のピンチを招いた5回表途中から登板。ジョシュ・パラシオスをスプリッターで空振り三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。続く6回表は先頭のルルデス・グリエルJr.にヒットを許したが、ダニー・ジャンセンをショートへの併殺打に仕留め、キャバン・ビジオは低めのスプリッターを振らせて空振り三振。打者4人に対して被安打1、奪三振2、与四球0、失点0という内容で今季の防御率は2.08となった。

  • アスレチックス逆転サヨナラで11連勝 前田3回7失点

    2021.4.22 10:00 Thursday

    【ツインズ12-13xアスレチックス】(延長10回タイブレーク)@オークランド・コロシアム

     アスレチックスが劇的なサヨナラ勝利でツインズを破り、連勝を11に伸ばした。9回裏にマット・チャップマンの犠飛で10対10の同点に追い付いたアスレチックスは、10回表にバイロン・バクストンの6号2ランで勝ち越されたが、10回裏二死から連続四球で満塁のチャンスを迎え、二塁トラビス・ブランケンホーンのタイムリーエラーで1点差。さらに三塁ルイス・アライズの悪送球がオークランド・コロシアムの広いファウルゾーンを転々とする間に2者が生還し、13対12で逆転サヨナラ勝ちを収めた。

     タイブレークに突入し、2点を勝ち越された直後の10回裏、アスレチックスはツインズのクローザー、アレックス・コロメイの前に2者が倒れ、連勝ストップまであとアウト1つに追い込まれた。しかし、9回裏から登板して疲れが見え始めたコロメイからセス・ブラウンとエルビス・アンドルースが連続四球を選び、マーク・キャナのセカンドゴロ、ラモン・ローレアーノのサードゴロがいずれもツインズ内野陣のエラーを誘って逆転サヨナラ勝ち。開幕6連敗を喫したチームが、同一シーズン中に11連勝を記録するのは史上初の快挙となった。

     今季4度目の先発となったツインズの前田健太は初回をわずか7球で三者凡退に抑えたものの、2回裏にマット・オルソンの5号ソロ、アンドルースのタイムリー、自身の暴投で合計3失点。味方が逆転して迎えた3回裏にはオルソンの6号2ラン、ブラウンの3号2ランと2本のアーチで4点を失い、3回8安打7失点でマウンドを降りた。わずか3イニングで降板するのはドジャース時代の2019年8月4日(現地時間)に3回途中5安打5失点で降板して以来であり、ツインズ移籍後では最短イニング。今季の防御率は6.11となった。

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