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  • リンドーア獲得のメッツ スプリンガーとの交渉を継続中

    2021.1.13 13:00 Wednesday

     メッツはインディアンスとの大型トレードを成立させ、フランシスコ・リンドーアとカルロス・カラスコを獲得したが、さらなる補強に向けてドアを閉ざしたわけではないようだ。サンディ・アルダーソン球団社長は現在もジョージ・スプリンガーとの契約交渉を行っていることを明言。すでに大物選手を複数獲得して年俸総額が膨れ上がっているため、これ以上の大物獲得を疑問視する声も出ているが、スプリンガー獲得の可能性は消えていないとみられる。

     アルダーソンは「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンとのやりとりのなかで外野手補強の必要性に言及。「外野のレギュラーを任せたい選手が2人しかいない。我々は外野手が3人、あるいは4~5人必要だ。我々にはまだやらなければならないことがある」とアルダーソンは語る。「2人」というのはおそらくマイケル・コンフォートとブランドン・ニモのことを指しているのだろう。

     ジェフ・マクニールは昨季、左翼のレギュラーとして起用されたが、今季はロビンソン・カノーが162試合の出場停止処分を受けているため二塁で起用される可能性が高い。左翼のレギュラー候補には昨季急成長を遂げたドミニク・スミスもいるが、アルダーソンは守備に不安を抱えるスミスを左翼に置くことを好んでいない。もし今季もナショナル・リーグで指名打者制が採用されるのであれば、スミスは指名打者固定が濃厚だ。

     とはいえ、指名打者制が採用されない場合はスミスを守備に就かせる必要があり、一塁にピート・アロンゾがいる以上、スミスは左翼を守らざるを得ない。この場合、左翼スミス、中堅ニモ、右翼コンフォートで外野3枠が埋まるため、無理をしてスプリンガーを獲得する必要はない。メッツがスプリンガーに大金を投じるかどうかは指名打者制の有無にかかっていると言っても過言ではないだろう。

     スプリンガーのほかにも、トレバー・バウアー、DJ・レメイヒューなど大物獲得の噂が絶えないメッツ。今後もオフシーズンを盛り上げてくれそうだ。

  • 捕手のグレードアップ目指すマーリンズ コントレラスに興味

    2021.1.13 12:00 Wednesday

     昨季17年ぶりのポストシーズン進出を成し遂げたマーリンズは若手中心のチームに経験豊富なスター選手を加えることを検討しており、その候補の1人としてウィルソン・コントレラス(カブス)の名前が浮上しているようだ。「スポーツグリッド」のクレイグ・ミッシュは、マーリンズがコントレラス獲得に向けてカブスと交渉を行っていることを伝えている。マーリンズにはコントレラス獲得を実現するだけのコマがあり、トレード成立の可能性は十分にありそうだ。

     マーリンズの今季の捕手は、チャド・ウォラックとホルヘ・アルファロの併用が予想されているものの、データサイト「FanGraphs」が算出している予想WARでは捕手部門でメジャーワースト4位の数字となっている。控え捕手としてサンディ・レオンとマイナー契約を結んだが、もちろんこれだけでは不十分。そこでチームの弱点である捕手をグレードアップするためにコントレラス獲得が検討されている。

     カブスはビクトル・カラティーニをダルビッシュ有とともにパドレスへ放出したため、コントレラスを放出するとメジャーレベルの捕手がいなくなってしまう。一方、マーリンズはコントレラスを獲得するとアルファロ(またはウォラック)が余剰戦力となってしまうため、アルファロが交換要員に含まれる可能性もある。カブスにはミゲル・アマヤというプロスペクト捕手がいるものの、メジャー定着にはあと数年かかるため、アルファロはアマヤの妨げにはならないはずだ。

     問題はマーリンズの補強資金だ。コントレラスは今季の年俸が500万~740万ドルと予想されており、リーズナブルな金額だが、メジャーを代表するスモールマーケット球団であるマーリンズの場合は事情が異なってくる。マーリンズは今オフ、スターリング・マーテイのオプション(年俸1250万ドル)を行使しているため、補強に使える資金はあまり残っていないとみられる。これがトレード成立に向けての唯一のハードルとなるかもしれない。

  • Rソックス・ベニンテンディ 今週中にトレード成立か

    2021.1.13 11:30 Wednesday

     レッドソックスが放出を検討していることが報じられているアンドリュー・ベニンテンディについて「今週中にトレードが成立するだろう」との見方が広がっている。「ボストン・スポーツ・ジャーナル」のショーン・マカダムは関係者から「トレードはまもなく成立する」という話を聞いており、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドも関係者の話として「トレードが今週末までに成立しなければ衝撃だ」という発言を紹介している。

     ベニンテンディのトレードについては、レッドソックスが複数のチームと本格的な交渉を行っていることが報じられていた。「ジ・アスレチック」のジム・ボウデンはマーリンズがベニンテンディ獲得に動いていることを伝えていたが、マカダムは「マーリンズへのトレードは実現しないだろう」という関係者の話を伝え、ベニンテンディ獲得に動いているチームとしてアストロズやアスレチックスの名前を挙げている。また、ベン・チェリントンGMとの関係性からパイレーツを候補に挙げる関係者もいるようだ。

     現在26歳のベニンテンディは2015年のドラフト1巡目(全体7位)指名でレッドソックスに入団。このときレッドソックスのGMを務めていたのがチェリントンだった。昨年2月に2年1000万ドルの契約を結んでおり、今季の年俸は660万ドル。フリーエージェントまであと2年保有できるため、複数のチームから関心を寄せられている。

     2017年に打率.271、20本塁打、90打点、20盗塁、OPS.776で新人王投票2位にランクインし、2018年にも打率.290、16本塁打、87打点、21盗塁、OPS.830の好成績を残したベニンテンディだが、その後は伸び悩みが続いており、昨季は故障の影響でわずか14試合の出場に終わった(打率.103、0本塁打、1打点、1盗塁、OPS.442)。かつての全米ナンバーワン有望株は今季どのチームのユニフォームを着てプレーすることになるのだろうか。

  • 昨季全休のプライスは「絶好調」 新天地デビューへ着々

    2021.1.13 11:00 Wednesday

     デービッド・プライスは新天地・ドジャースでのデビューに向けて着々と準備を進めているようだ。日本時間1月13日、プライスは自身のTwitterでオフシーズンのトレーニング映像を収めた映像を添付して「絶好調だ!」とツイート。新天地デビューに向けて順調に準備が進んでいることをアピールした。プライスは昨年2月にムーキー・ベッツとともにドジャースへ移籍したものの、新型コロナウイルスのパンデミックのなかで出場辞退を選択していた。

     プライスは昨年2月にベッツとともにレッドソックスからドジャースへ移籍。クレイトン・カーショウ、ウォーカー・ビューラーに次ぐ先発3番手として期待されていたが、7月に入って「自分自身と家族の健康を最優先に考え、今季プレーしないことを決めた」と出場辞退を発表した。プライス抜きでの戦いを強いられたドジャースだったが、トニー・ゴンソリンら若手投手がプライスの穴を感じさせない活躍。ベッツも攻守に見事な働きを見せ、32年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

     デーブ・ロバーツ監督は昨年12月、「プライスが2021年シーズンに戻ってくるかどうかわからない」と発言していたが、プライスのツイートを見る限り、今季は戦列に戻ってくる可能性が高いと判断して良さそうだ。カーショウ、ビューラー、プライス、フリオ・ウリアス、ダスティン・メイ、ゴンソリンの6人で先発ローテーションの5枠を争うという非常に贅沢な布陣となる。

     現在35歳のプライスは、レイズ時代の2012年に20勝5敗、防御率2.56、205奪三振の好成績をマークしてサイ・ヤング賞を受賞。2018年は自身9度目の2ケタ勝利となる16勝を挙げ、レッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献した。プレーした最後のシーズンである2019年は故障もあって22試合しか先発できず、7勝5敗、防御率4.28に終わっている。2年ぶりとなるメジャーのマウンドでどんなピッチングを見せてくれるか楽しみだ。

  • ブリュワーズがユーティリティのロバートソンと契約合意

    2021.1.13 10:30 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、ブリュワーズはジャイアンツからノンテンダーFAとなっていたダニエル・ロバートソンと1年契約を結ぶことで合意に至ったようだ。年俸は90万ドル、さらに最大40万ドルの出来高が設けられていることが報じられている。二塁・三塁・遊撃を中心に内外野の様々なポジションを守れるロバートソンの加入は、ブリュワーズの選手層に厚みをもたらすことになるだろう。

     現在26歳のロバートソンは2017年にレイズでメジャーデビューし、3年連続で70試合以上に出場。内野3ポジションのほか、一塁や外野、ときにはマウンドに上がることもあり、ユーティリティ・プレーヤーとしてチームを支えてきた。2018年には87試合に出場して打率.262、9本塁打、34打点、出塁率.382、OPS.797という自己最高の成績を残している。

     昨季は開幕直後にメジャーとマイナーを何度か往復したものの、出場機会がないまま8月中旬に戦力外となり、5日後に金銭トレードでジャイアンツへ移籍。ジャイアンツでもメジャーとマイナーの往復を繰り返したが、13試合に出場して打率.333(21打数7安打)と限られた出場機会のなかで結果を残した。しかし、2021年の契約をオファーされず、昨年12月上旬にノンテンダーFAとなっていた。

     ブリュワーズは今オフ、ジェッド・ジョーコやエリック・ソガードといった複数のポジションを守れる内野手がフリーエージェントとなってチームを去っており、彼らに代わる内野のバックアップ要員の獲得が急務となっていた。三塁のルイス・ウリアスと遊撃のオーランド・アルシアは絶対的なレギュラー選手ではなく、ロバートソンにもチャンスがあるはず。内野の控えが手薄なため、メジャーのロースターに残ることさえできれば、ロバートソンには多くの出場機会が与えられることになりそうだ。

  • 岩隈久志が古巣・マリナーズの特命コーチに就任へ

    2021.1.13 10:00 Wednesday

     昨季限りで現役を引退した岩隈久志が古巣・マリナーズの特命コーチに就任することが日本時間1月13日、明らかになった。マリナーズ広報部のTwitterは「クマが戻ってくる。マリナーズの球団史上で最も活躍した投手の1人である岩隈久志が特命コーチとしてマリナーズに再加入することになった」と伝えている。ジェリー・ディポートGM直属のコーチとなり、今春のスプリング・トレーニングからコーチとしての仕事をスタートするようだ。

     岩隈はメジャーからマイナーまで全ての階級の投手陣や投手コーチたちとともに仕事をする予定だという。シーズン中は定期的にマイナーの施設を訪問し、メジャーの選手たちとの交流を行う機会もあるようだ。コーチ業に加え、日本では能登学スカウトとともにスカウト業務にも携わっていく予定となっている。

     ディポートは「クマはキャリアを通して我々のコーチや選手と一緒に仕事をしていくうえで最適なスキルを発揮していた。彼は常に準備ができていたし、仕事について素晴らしい倫理観を持っていたし、コミュニケーション能力も優れていた。これらが彼を成功へと導いたんだ」と岩隈の能力を絶賛。「メジャーとマイナーの両方で彼がチームに加わってくれるのを楽しみにしているよ」と期待を寄せている。

     岩隈は2012年から2017年まで6年間マリナーズでプレーし、150試合(うち136先発)に登板して63勝39敗、防御率3.42をマーク(2018年は故障で全休)。2015年8月12日のオリオールズ戦では球団史上5度目となるノーヒッターを達成した(日本人投手では野茂英雄に次ぐ2人目)。2013年はオールスター・ゲームに選出され、2013年と2016年にはチームの年間最優秀投手にも選出。防御率3.42はランディ・ジョンソン、フェリックス・ヘルナンデス、ジェームス・パクストンと並んで球団史上ベストの数字である(500投球回以上)。

  • Wソックスがヘンドリックスと契約合意 3年5400万ドルとの報道

    2021.1.12 13:00 Tuesday

     「ヤフースポーツ」のティム・ブラウンによると、ホワイトソックスはアスレチックスからフリーエージェントとなっていた救援右腕リアム・ヘンドリックスと契約合意に至ったようだ。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドは3年5400万ドル+オプション1年の契約であることを伝えている。メッツがジェームス・マッキャンと結んだ4年4060万ドルの契約を上回り、総額では今オフの移籍市場における最大の契約となった。

     ヘンドリックスは現在の球界における最高のリリーバーの1人と言われており、昨季は24試合に登板して25.1イニングを投げ、3勝1敗14セーブ、防御率1.78、37奪三振を記録。75試合に登板して85イニングを投げ、4勝4敗25セーブ、防御率1.80、124奪三振をマークした前年に続いて好成績を残し、マリアーノ・リベラ賞(アメリカン・リーグの最優秀リリーバー賞)を初受賞しただけでなく、「オールMLBチーム」のファースト・チームにも選出された。

     「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、ヘンドリックスの年俸は2021年が1100万ドル、2022年が1300万ドル、2023年が1400万ドルで、このほかにサインボーナスが100万ドル。4年目は年俸1500万ドルのオプションまたはバイアウト1500万ドルとなっており、いずれにしてもヘンドリックスは5400万ドルを受け取れる。ホワイトソックスがオプションを行使した場合、4年5400万ドルの契約となるが、オプションを破棄した場合、数年間に分割してバイアウトの1500万ドルが支払われるようだ。

     昨季12年ぶりのポストシーズン進出を果たしたホワイトソックスは、さらなる上位進出を目指し、今オフはランス・リンやアダム・イートンを獲得。さらに殿堂入りの名将トニー・ラルーサを現場復帰させ、クローザーとしてヘンドリックスの獲得にも成功した。ルイス・ロバート、ニック・マドリガル、マイケル・コペックといった有望株もおり、黄金期を迎える準備を着々を整えている。2021年シーズンの戦いぶりが非常に楽しみだ。

  • フィリーズが通算112勝のベテラン右腕・サンチェスに興味

    2021.1.12 12:00 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、フィリーズはナショナルズからフリーエージェントとなったベテラン右腕アニバル・サンチェスに興味を示しているようだ。サンチェスが2006年にマーリンズでメジャーデビューしたとき、監督を務めていたのは現在フィリーズで監督を務めるジョー・ジラルディであり、サンチェスが2012年12月にタイガースと5年8000万ドルの契約を結んだとき、GMを務めていたのは現在フィリーズで編成本部長を務めるデーブ・ドンブロウスキーだった。

     現在36歳のサンチェスは15年間のメジャー生活で5度の2ケタ勝利を含む通算112勝を記録。2019年にはナショナルズで4年ぶりの2ケタ勝利となる11勝(8敗、防御率3.85)をマークし、ポストシーズンでも好投してナショナルズの球団史上初となるワールドシリーズ制覇に貢献した。

     ところが、昨季は11試合に先発して自己ワーストの防御率6.62に終わるなど大不振。自責点39はリーグワーストだった。ナショナルズはサンチェスと2年1900万ドル+オプション1年の契約を結んでいたが、年俸1200万ドルの球団オプションの行使を拒否。サンチェスはバイアウトの200万ドルを受け取ってフリーエージェントとなっている。

     フィリーズは先発ローテーション5枠のうち、アーロン・ノラとザック・ウィーラーの2本柱に成長株のザック・エフリンを加えた3枠しか固まっていない状況。2018年に9勝を挙げたビンス・ベラスケスや有望株のスペンサー・ハワードらが先発4~5番手の候補だが、いずれも昨季の防御率は5点台後半であり、少なくとも彼らと先発ローテーションの枠を争う投手の補強は必要だろう。

     サンチェスがタイガース時代に最優秀防御率のタイトルを獲得したのは8年前の話。もはや全盛期のような活躍は望めないが、サンチェスを獲得すればハワードの成長を待つ時間的な猶予を作ることもできる。復活に期待して獲得を検討する価値はありそうだ。

  • ブレーブス 三塁手より左翼手の補強を優先する方針

    2021.1.12 11:30 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシが関係者から得た情報によると、ブレーブスは三塁手より左翼手の補強を優先する方針を固めているようだ。オースティン・ライリーが開幕から正三塁手として起用されるものとみられる。フリーエージェント市場にはブレーブスからノンテンダーFAとなったアダム・デュバルを含め、まだ多くの外野手が残っているが、ブレーブスは今季の正左翼手として誰を獲得することになるのだろうか。

     ブレーブスの外野陣は正中堅手に有望株のクリスチャン・パチェが抜擢される見込みとなっており、それに伴ってロナルド・アクーニャJr.は右翼固定が濃厚。左翼にはエンダー・インシアーテや有望株のドリュー・ウォーターズといった候補もいるが、ブレーブスは補強を目指している。

     フリーエージェント市場にはデュバルのほか、ジョージ・スプリンガー、ジャッキー・ブラッドリーJr.、マイケル・ブラントリー、エディ・ロサリオ、ジョク・ピーダーソン、ジュリクソン・プロファーなど多くの有力外野手が残っているが、忘れてはいけないのが昨季1年契約でブレーブスに加入し、本塁打と打点の二冠に輝く大活躍を見せたマーセル・オズーナだ。

     ブレーブスは昨季、オズーナを全60試合のうち39試合で指名打者として起用しており、指名打者制の有無が未定の現時点では再契約の意思があるかどうかは不透明。しかし、昨年1月にブレーブスがオズーナと契約した時点では、ナショナル・リーグで指名打者制が採用される予定はなかったため、ブレーブスはオズーナを正左翼手として起用する予定だったということになる。よって、ブレーブスが正左翼手としてオズーナと再契約する可能性は十分にあると言えるだろう。

     今オフ、同地区ライバルのメッツが大型補強を展開するなか、地区3連覇中のブレーブスもそれに後れを取るわけにはいかない。メッツに対抗するうえで、昨季打率.338、18本塁打、56打点、OPS1.067をマークしたオズーナとの再契約は極めて有効な一手となるはずだ。

  • ドジャース 正三塁手のファースト・チョイスはターナー

    2021.1.12 11:00 Tuesday

     ドジャースは正三塁手としてDJ・レメイヒューの獲得を検討していることが報じられているが、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、ドジャースのファースト・チョイスはあくまでもジャスティン・ターナーと再契約を結ぶことだという。しかし、ドジャースとターナーのあいだには希望条件の面で大きな開きがあり、ドジャースが2年契約を希望している一方、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」はターナーが4年契約を希望していることを伝えている。

     現在36歳のターナーは2014年2月にマイナー契約でドジャースに加入。打撃改造に成功して正三塁手に定着し、2016年オフにフリーエージェントとなった際には総額6400万ドルの4年契約を結んでいた。契約最終年となった昨季は42試合に出場して打率.307、4本塁打、23打点、OPS.860をマーク。ドジャースでプレーした7年間で通算打率.302、OPS.886を記録している。

     30台中盤を迎えても安定感のある打撃を維持しているターナーだが、年齢を考えると希望通りの4年契約を得られる可能性は低いと言わざるを得ない。昨オフはベテラン三塁手のジョシュ・ドナルドソンがツインズと4年9200万ドルの契約を結んだが、これは新型コロナウイルスのパンデミックが発生する前の話。また、ドナルドソンは契約時点でターナーより2歳若い34歳だった。ターナーと4年契約は36~39歳のシーズンをカバーすることになり、ドジャースが慎重になるのも当然と言える。

     2019年に自己最多タイの27本塁打を放ち、2017年から3年連続で5割を超える長打率をマークしていたターナーが昨季42試合で4本塁打しか打てず、長打率.460(ドジャース加入後ワースト)に終わったのも気になるところ。経験豊富なベテランの1人としてドジャースに必要な戦力であることは間違いないが、ドジャースが4年契約というターナーの要求を受け入れることはないだろう。

  • レッズがスアレス、カステヤーノスら主力打者の放出を検討か

    2021.1.12 10:30 Tuesday

     レッズがエース格の投手のうち1名(ソニー・グレイまたはルイス・カスティーヨ)の放出を検討していることは以前から報じられているが、どうやら主力打者の放出も検討しているようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、レッズはニック・カステヤーノス、マイク・ムスターカス、エウヘニオ・スアレスといった主力打者へのトレードのオファーを受け付けているという。この3人のなかではスアレスが最も人気を集めているとみられる。

     レッズは新型コロナウイルスの影響で財政面に大きなダメージを受けており、すでにクローザーのライセル・イグレシアスをエンゼルスへトレード。また、昨季途中に獲得したばかりのアーチー・ブラッドリーはノンテンダーFAで放出した。遊撃手の補強を目指していることが報じられているが、その一方で主力選手の放出によるさらなる年俸総額削減を検討しているようだ。

     現在29歳のスアレスは2019年にナショナル・リーグ三塁手史上最多となる49本塁打を放ったスラッガー。昨季は低打率(.202)に苦しんだが、57試合で15本塁打を放つなどパワーは健在だった。レッズと7年6600万ドル+オプション1年の契約を結んでおり、最大で2025年まで保有できる点も大きな魅力となっている。レッズはスアレスの放出に成功すれば、ムスターカスを二塁から本職の三塁へ戻すことになるだろう。

     ヘイマンによると、レッズはスアレスのトレードについてナショナルズと交渉を行っていたという。ところが、ナショナルズがジャクソン・ラトレッジとケイド・キャバリの両プロスペクト右腕の放出を拒否したため、交渉は難航。ヘイマンは「トレード成立の可能性はかなり低い」と伝えている。

     ナショナルズは現在、メジャー3年目を迎える有望株のカーター・キーブームが正三塁手の筆頭候補となっているが、このキーブームをトレード要員として再びスアレス獲得にチャレンジする可能性もありそうだ。

  • バウアーは史上最高年俸を得られるのか 米記者が分析

    2021.1.12 10:00 Tuesday

     トレバー・バウアーはサイ・ヤング賞を受賞した直後という絶好のタイミングでフリーエージェントとなり、一部では史上最高年俸となる契約を求めていることが報じられている。つまり、ゲリット・コール(ヤンキース)の年平均3600万ドルと並ぶ、もしくはそれを上回る契約ということだ。一見、非現実的な要求であるようにも思えるが、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドは「正当な評価と言えるかもしれない」と分析している。

     コールは2019年12月にヤンキースと投手史上最高額の9年3億2400万ドルで契約。1年あたりの金額は3600万ドルとなり、これは野手を含めても史上最高額である。また、コールとほぼ同じタイミングでスティーブン・ストラスバーグはナショナルズと7年2億4500万ドルで再契約。こちらも1年あたり3500万ドルという大型契約となっている。

     バウアーについては「サイ・ヤング賞を受賞したシーズンが60試合制だったこと」や「シーズン毎に成績の波が激しいこと」などを理由に大型契約に相応しくないとする声も聞こえるが、故障や不振によって成績の波があったのはコールやストラスバーグも同じ。フェインサンドはフリーエージェントとなった時点の故障者リスト登録日数がストラスバーグ426日、コール143日だったのに対してバウアーはわずか40日であることに言及し、耐久性をバウアーの大きな強みとして挙げている。

     バウアーは2018年にリーグ2位の防御率2.21をマークしたものの、翌年は防御率4.48と不調。しかし、フェインサンドは「2019年4月に打球が足首を直撃して負傷したあと、十分に回復するまで休んでいたら防御率はこんなに悪くなかったはずだ。この年、最初の6先発は防御率1.99だったのに、負傷後は防御率5.07に悪化した」と述べ、シーズン防御率4点台という不調には無理をしてマウンドに上がっていたことが影響していたと考えている(結局8月に疲労骨折でキャリア唯一の故障者リスト入り)。

     また、フェインサンドは「フリーエージェント前のシーズンのベスト11試合の成績」と「フリーエージェント前の最終90試合の成績」を持ち出してバウアー、コール、ストラスバーグを比較。バウアーが他の2投手に決して劣っていないことを紹介している。そして「年平均3600万ドルの5~6年契約は正当な評価と言えるかもしれない」と結論づけた。

    ◆フリーエージェント前のシーズンのベスト11試合の成績

    バウアー(2020年=シーズン通算成績)
    防御率1.73 73.0イニング 100奪三振 被打率.159

    コール(2019年7月22日~9月24日)
    防御率1.51 77.2イニング 122奪三振 被打率.141

    ストラスバーグ(2019年7月3日~8月31日)
    防御率2.83 70.0イニング 91奪三振 被打率.204

    ◆フリーエージェント前の最終90試合の成績

    バウアー
    防御率3.15 556.1イニング 677奪三振

    コール
    防御率3.21 565.2イニング 751奪三振

    ストラスバーグ
    防御率3.40 547.1イニング 656奪三振

  • 不惑の大砲・クルーズ ツインズとの再契約交渉は進展ゼロ

    2021.1.11 12:30 Monday

     ツインズは過去2年間チームの主砲として活躍した40歳のネルソン・クルーズとの再契約を目指しているが、クルーズ側は2年契約を希望しており、再契約に向けた交渉は全く進展していないようだ。地元紙「スター・トリビューン」のラベル・E・ニール三世は2年連続シルバースラッガー賞のクルーズについて「フィールドの内外におけるリーダーシップによって最もリスペクトされている選手」と伝えていたが、ツインズはクルーズを引き留めることができるのだろうか。

     ニール三世は各メディアの報道に基づいて、ツインズとクルーズの交渉過程について次のように伝えている。「ツインズはフリーエージェントの交渉期間がスタートした最初の週に1年契約をオファーしたが、数週間後にそのオファーを取り下げた。2度目のオファーを提示したときには、クルーズ側はナショナル・リーグで指名打者制が採用されるかどうかを待つ態勢に入っていたため、交渉は行き詰まった。それ以降、目立った交渉は行われていない」。つまり、再契約に向けた交渉は全く進展していないというのが実情だ。

     もしナ・リーグで指名打者制が採用されないのであれば、クルーズを獲得できるチームはアメリカン・リーグの15球団に絞られることになる。クルーズはツインズでプレーした2年間で1度も守備に就いておらず、フルタイムの外野のレギュラーとして起用するのは不可能だからだ。一方、ナ・リーグで指名打者制が採用される場合にクルーズの獲得に乗り出す可能性があるチームとして、ニール三世はパドレスの名前を挙げている。

     金河成(キム・ハソン)、ブレイク・スネル、ダルビッシュ有と大型補強を展開しているパドレスだが、控え選手の層は決して厚くないため、指名打者制が採用された場合、レギュラーの指名打者として起用できそうな選手は見当たらない。クルーズはそうしたチーム状況に極めてフィットする存在と言える。フェルナンド・タティスJr.、マニー・マチャド、クルーズが2~4番に並ぶ打線は間違いなく他球団の大きな脅威となるだろう。

  • ヤンキースの消極姿勢に落胆のレメイヒュー 他球団移籍も視野に

    2021.1.11 12:00 Monday

     「ヤフースポーツ」のティム・ブラウンによると、ヤンキースからフリーエージェントとなったDJ・レメイヒューは依然としてヤンキース残留を希望しているものの、ヤンキースの動きがスローペースであることに落胆し、代理人に対して他球団との交渉を行うように指示を出したようだ。過去2年間ヤンキースで最も活躍した選手であるレメイヒューは、ヤンキース残留を希望しつつも、今季から他球団のユニフォームを着てプレーすることになるかもしれない。

     ブラウンは「レメイヒューはジョシュ・ドナルドソンがツインズと結んだ4年9200万ドル以上、少なくともJ・D・マルティネスがレッドソックスと結んだ5年1億1000万ドルに匹敵する契約を求めているようだ。レメイヒューが残留を希望しているヤンキースはその希望を満たす条件をオファーしていない」と伝えている。

     ヤンキースはレメイヒューとの再契約に失敗した場合にフランシスコ・リンドーアをトレードで獲得することを検討していたようだが、リンドーアはメッツへのトレードが決定。しかし、ヤンキースがレメイヒューとの再契約を急ぐ様子はみられない。レメイヒューはヤンキースのそうした消極的な姿勢に落胆しており、早ければ今週中にもリモートで他球団との交渉を行う予定となっているようだ。

     レメイヒューは「フリーエージェントの交渉期間が始まった当初に興味を示していたチームとも連絡を取ってほしい」と代理人に伝えているとみられ、ブルージェイズ、ドジャース、メッツのほか、ブレーブス、カージナルス、レッドソックス、さらにはアストロズやナショナルズも再びレメイヒュー争奪戦に加わる可能性があるという。ただし、レメイヒューの希望を満たす条件をオファーできるチームはそれほど多くないだろう。

     もちろん、これはレメイヒュー側がヤンキースを急がせるために仕掛けた動きという可能性もある。とはいえ、レメイヒューが再契約に向けて積極的に動こうとしないヤンキースに対して飽き飽きし始めていることだけは間違いなさそうだ。

  • スプリンガーの希望額は1億7500万ドル? 米記者が伝える

    2021.1.11 11:30 Monday

     アストロズからフリーエージェントとなったジョージ・スプリンガーの争奪戦はメッツとブルージェイズの一騎打ちとなっていることが報じられているが、両チームともスプリンガーの希望を満たすオファーを提示することはできていないようだ。「SNY」のアンディ・マルティノによると、スプリンガーは総額1億7500万ドル前後の大型契約を希望しているという。5年契約なら年平均3500万ドルとなるが、スプリンガーがこの規模の契約を得るのは難しいとみられる。

     マルティノが得た情報によると、ブルージェイズがスプリンガーに提示している条件は1億5000万ドルを下回っているという。よって、ブルージェイズとスプリンガーのあいだには条件面で大きな開きがあるということになる。これはメッツにとって追い風になるとみられるが、そう簡単な話ではないようだ。

     メッツの新オーナーに就任したスティーブ・コーエンはオフシーズン当初、「酒飲みの船乗りのようにお金を使うことはできない」と発言していた。メッツはマーカス・ストローマンと1年1890万ドル、トレバー・メイと2年1550万ドル、ジェームス・マッキャンと4年4060万ドルで契約したのに加え、インディアンスとのトレードでフランシスコ・リンドーアとカルロス・カラスコを獲得。今オフの補強に使える資金には限りがある。

     そうした状況を踏まえ、マルティノは「もしメッツがスプリンガーに1億7500万ドルの契約を与えたら、私は唖然とするだろう」と述べている。また、現在31歳のスプリンガーは今後数年のうちにメインのポジションをセンターからライトへ移す可能性が高く、メッツが契約延長を検討しているマイケル・コンフォートとポジションが被ってしまう。この点もメッツがスプリンガー獲得に動くうえでのハードルとなりそうだ。

     これらのことを考えると、スプリンガーが希望通りの契約を得られる可能性は低いと言わざるを得ない。ブルージェイズの提示額あたりまで希望条件を下げない限り、契約は成立しないのではないだろうか。

  • アストロズ 大物クローザー・ヘンドリックス獲得へ本腰

    2021.1.11 11:00 Monday

     アストロズは今オフ、大物クローザーの獲得を狙っていることが報じられている。メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシによると、リアム・ヘンドリックス、ブラッド・ハンド、アレックス・コロメイらが獲得候補に挙がっているようだ。そのなかでアストロズの本命とみられるのがヘンドリックス。「FanSided」のロバート・マレーはアストロズがヘンドリックス獲得に向けて「最も積極的に動いているチーム」であることを伝えている。

     昨季のアストロズはクローザーのロベルト・オスーナが開幕直後に右肘の故障で戦列を離れ、クリス・デベンスキーやブラッド・ピーコックらも故障。ベテラン右腕のジョー・スミスは開幕前に出場辞退を表明していたため、実績のあるリリーバーがライアン・プレスリーしかいないという危機的な状況に陥った。

     そのプレスリーが12セーブを記録し、百戦錬磨のダスティ・ベイカー監督が新人投手をなんとかやりくりするなかでアンドレ・スクラブ、ブレイク・テイラー、エノーリ・パレイデスらが台頭してきたため、リーグ8位の救援防御率4.39とブルペン崩壊は回避できた。しかし、オスーナ、デベンスキー、ピーコックはいずれもフリーエージェントとなっており、彼らに代わるリリーバーを探しているというわけだ。

     現在31歳のヘンドリックスは2019年に75試合で25セーブ、防御率1.80、奪三振率13.13、与四球率2.22とブレイクし、昨季も24試合に登板して14セーブ、防御率1.78、奪三振率13.14、与四球率1.07をマーク。同地区ライバルのアスレチックスから絶対的守護神を引き抜けるという意味でもヘンドリックス獲得の意味は大きい。

     ただし、ヘンドリックスは「4年契約を希望している」との報道もあり、30歳を過ぎているリリーバーに4年契約を与えることには大きなリスクも伴う。そのあたりをアストロズの球団フロントがどのように判断するかがポイントとなりそうだ。

  • メッツの大型補強によってリアルミュート残留の可能性が低下?

    2021.1.11 10:30 Monday

     フィリーズは今オフ、J・T・リアルミュートとの再契約を最優先事項に掲げているが、同地区ライバルのメッツの大型補強によって雲行きが怪しくなり始めている。地区3連覇中のブレーブスが強力な戦力を誇り、メッツが大幅に戦力をアップさせるなか、フィリーズのポストシーズン進出の可能性は低下。「NBCスポーツ・フィラデルフィア」のコリー・サイドマンはポストシーズン進出の見込みが薄い状況でリアルミュートに大金を投じることを疑問視している。

     現在のメジャーリーグにおける「ナンバーワン捕手」と評価されているリアルミュートは1991年生まれの29歳。開幕前の3月には30歳の誕生日を迎える。5年前後の長期契約が予想されているものの、サイドマンは「長期契約の後半には30代中盤を迎えるため、一流の働きができるのはせいぜい3年くらい」と指摘。つまり、フィリーズは今後3年以内にポストシーズン進出を果たせる見込みがないのであれば、リアルミュートに大金を投じるのは無駄ということになってしまう。

     そこでポイントとなるのが今季以降のポストシーズン出場枠だ。昨季は60試合制という異例の短縮レギュラーシーズンとなったため、ポストシーズン出場枠は従来の10チームから16チームへ大幅に拡大。しかし、フィリーズは28勝32敗でナショナル・リーグ東部地区3位に終わり、ポストシーズン進出にあと1勝届かなかった。ポストシーズン進出を逃したのはこれで9年連続だ。

     ブレーブスが黄金期に突入しつつあり、昨季はマーリンズが予想外の躍進。さらに今オフはメッツも大型補強によってポストシーズン進出を狙える態勢を整えている。ポストシーズン出場枠が以前の10チームに戻されるのであれば、たとえフィリーズがリアルミュートと再契約したとしても、ポストシーズンに出場できるかは微妙なところ。こうした状況をフィリーズの球団フロントはどのように考え、そしてどんな決断を下すのだろうか。

  • レメイヒューとの再契約交渉に進展なし ヤンキースは楽観視

    2021.1.11 10:00 Monday

     地元紙「ニューヨーク・ポスト」のダン・マーティンによると、ヤンキースとDJ・レメイヒューの再契約交渉には依然として目立った進展はないという。ヤンキースは3年契約、レメイヒューは5年契約を希望しているとみられており、両者の希望条件のあいだには大きな開きがある。年が明けても両者が契約合意に達する見込みは立っていないが、ヤンキースは今オフの最優先課題に掲げているレメイヒューとの再契約を実現できると楽観的に考えているようだ。

     今オフ、フリーエージェント市場で最も大きい契約はメッツがジェームス・マッキャンに与えた4年4060万ドル。レメイヒューのほか、J・T・リアルミュート、ジョージ・スプリンガー、トレバー・バウアー、マーセル・オズーナといった大物選手は全員が市場に残ったままとなっている。マッキャンと契約したメッツは先日、インディアンスとのトレードでフランシスコ・リンドーアとカルロス・カラスコを獲得。レメイヒュー争奪戦からは撤退が濃厚だ。

     レメイヒュー争奪戦においてヤンキースのライバルになるとみられるのはブルージェイズとドジャースの2球団。ブルージェイズは今オフ、大型補強が予想されていたものの、まだ大物選手との契約を実現させていない。一方のドジャースはジャスティン・ターナーとの再契約を最優先に考えているようだが、大型補強を敢行したパドレスに対抗すべく、レメイヒュー獲得に乗り出す可能性が取り沙汰されている。

     ヤンキースはレメイヒューとの再契約が実現するまで他の補強に動けない状況であり、リンドーアやカイル・シュワーバーなど、関心を寄せていた選手は少しずつ市場から消え始めている。田中将大やブレット・ガードナーとの再契約交渉も「レメイヒュー待ち」の状況である。

     今オフ、40人枠内の補強はパドレスとのトレードで獲得したグレッグ・アレンだけにとどまっているヤンキース。レメイヒューとの再契約成立が補強開始の合図となることだけは間違いなさそうだが、その号砲はいつ鳴るのだろうか。

  • カブス ブライアントとコントレラスへの獲得オファーを受付中

    2021.1.10 12:30 Sunday

     年俸総額の削減と将来に向けたロースターの再編を目指しているカブスはすでにダルビッシュ有をパドレスとのトレードで放出しているが、さらなる主力選手の放出を検討しているようだ。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、カブスは正三塁手のクリス・ブライアントと正捕手のウィルソン・コントレラスへのトレードのオファーを受け付けているという。ブライアントは1年後、コントレラスは2年後にフリーエージェントとなるが、それを待たずにカブスを去ることになるかもしれない。

     フリーエージェントまであと1年のブライアントに対しては、大型補強を進めるメッツが興味を示していたことが報じられている。「SNY」のアンディ・マルティノはブライアントのトレードが早ければ今週末のうちに成立する可能性があることを伝える一方、「メッツとカブスは数週間にわたってトレード交渉を行っていない」と指摘。

     「ニューヨーク・ポスト」のマイク・プーマは、メッツがインディアンスからフランシスコ・リンドーアを獲得する前にブライアントのトレードについてカブスと交渉を行っていたことを伝えているが、どうやらメッツとカブスのトレード交渉はすでに終了しているようだ。

     一方、フリーエージェントまであと2年のコントレラスに対しては、カブス前監督のジョー・マドンが指揮を執るエンゼルスが興味を示していることが報じられている。エンゼルスは正捕手候補のマックス・スタッシが開幕に間に合わない可能性があり、メジャーでの実績も十分とは言えないため、捕手の補強を目指しているとみられる。

     エンゼルスがコントレラス獲得を目指すうえでの問題は、カブスを満足させられるだけの交換要員を用意できるかということに尽きる。ダルビッシュを獲得したパドレスとは対照的に、エンゼルスのマイナーは充実しているとは言えない状況であり、球団内トップクラスの有望株の放出も覚悟しなければならないだろう。

  • ナ・ソンボムのポスティングは不成立 NCダイノス残留へ

    2021.1.10 12:00 Sunday

     韓国プロ野球のNCダイノスからポスティング制度を利用してメジャーリーグ移籍を目指していたナ・ソンボムは日本時間1月10日午前7時にメジャーリーグ球団との交渉期限を迎えたが、契約合意には至らず、NCダイノス残留が決定したことが明らかになった。今オフ、ポスティング制度を利用した選手でメジャーリーグ移籍が成立しなかったのは、西川遥輝(日本ハム)、菅野智之(巨人)に続いてナ・ソンボムが3人目となる。

     ナ・ソンボムは韓国球界を代表する強打者として活躍し、毎年安定して打率.320・25本塁打・100打点前後の数字をマーク。2015年に自己最多の135打点と23盗塁、2017年に自己ベストの打率.347とOPS1.000を記録し、昨季は自己最多の34本塁打を放って打率.324、112打点、OPS.987の好成績を残したが、前年の右膝の故障によりスピードが失われたこと(昨季3盗塁)、指名打者としての出場機会が増加していたこと、そして31歳という年齢がメジャーリーグ移籍に向けてのハードルになったとみられる。

     外野手の移籍市場はジョージ・スプリンガーとマーセル・オズーナを筆頭にまだほとんど動いておらず、外野手の補強を目指すチームには多くの選択肢が残されている。ポジションが外野の両翼に限定され、なおかつメジャーリーグでの実績が全くない31歳の選手に興味を示すチームはほとんどなかったようだ。

     ナ・ソンボムは今季終了後にフリーエージェントの権利を行使することができるため、1年後のオフに改めてメジャーリーグ移籍を目指す可能性がある。メジャーリーグ移籍を実現させるためには、まず今季NCダイノスで昨季以上の圧倒的な成績を残すことが必要になるだろう。

     なお、韓国球界からは先発左腕のヤン・ヒョンジョンもフリーエージェント権を行使してメジャーリーグ移籍を目指している。希望通りのオファーは届いていないようだが、開幕に向けた準備を進めるために今月中旬までに去就を決断する方針だ。

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