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タッカー、ビシェットの契約後、市場最大の大物ベリンジャーはどこへ?

 過去24時間でフリーエージェント(FA)市場は大きく変化し、状況次第では今後24時間でさらに変わるかもしれない。メッツが獲得を狙っていたカイル・タッカーはドジャースに移籍し、ボー・ビシェットはメッツに移籍した。そして、コディ・ベリンジャーはニューヨークの両球団にとって依然としてプランBかもしれない。

 メッツには、打てる外野手がもう一人必要だ。ヤンキースには、アーロン・ジャッジをプロテクトしてくれるベリンジャーのような打者が必要だ。

 言い換えれば、メッツはビシェットを遊撃から三塁へコンバートする大胆な賭け(メッツのデービッド・スターンズ編成部長は守備力強化を今オフの課題に掲げていた)に出てもなお、ベリンジャーを必要とするかもしれない。ピート・アロンソとブランドン・ニモの打力を失った今、ベリンジャーの存在はメッツにとって依然として大きな意味を持つ。

 しかし、ヤンキースの状況は変わっていない。ベリンジャーの代理人スコット・ボラス氏が7年契約を求めていると報じられ、ヤンキースは5年以上をオファーするつもりがないという情報もあるにもかかわらず、ヤンキースはベリンジャーをこれまで以上に必要としている。メッツがベリンジャーの獲得に動けば、ヤンキースの考えは変わるかもしれない。もしかしたら、エドウィン・ディアスが既にそうだったように、タッカーがロサンゼルスへ移籍したあと、メッツがビシェットに転換したのと同じくらい早く、ヤンキースの考えは変わるかもしれない。

 タッカーとビシェットがFA市場から去った今、確かなことは、ベリンジャーが最大の大物であるということだけだ。そして少なくとも、メッツとヤンキースがソトをめぐって争ったときのような、加熱した入札合戦が再び起こる可能性はまだ残っている。ヤンキースとメッツの間でも、スターの争奪戦がこのような状況になったことはかつてなかった。

 皮肉なことに、メッツがソト獲得で昨冬ヤンキースにやったのと同じことを、タッカー獲得でメッツにやったのはドジャースだった。ヤンキースはソト獲得に過去最大級のオファーを出し、それで十分だと考えていた。メッツはタッカー獲得に報じられた平均年俸5500万ドル(約87億円)のオファーで他球団を圧倒するだろうと考えていたが、ドジャースが平均年俸6000万ドル(約94億円)のオファーで勝利を収めた。

 ベリンジャーは依然として素晴らしい万能な選手であり、ソトでさえ成し遂げられなかった実績もある。それはMVPだ。最近はあらゆることがロサンゼルスで行われているように見えるが、ベリンジャーがまだドジャースに在籍していた頃(2019年)にMVPを獲得したことは特筆に値する。

 ヤンキースはシーズン終了後から、打者として、野手として、チームメートとして、ベリンジャーをどれほど引き留めたいかを明確にしてきた。ベリンジャーは2025年のヤンキースでジャッジに次ぐ2番目のMVPだった。ベリンジャーは152試合で29本塁打、98打点を記録し、ソトほどではないにせよ、ジャッジをプロテクトした。ヤンキースが呼び戻したいと考えるには十分すぎるほどの貢献だった。

 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、ベリンジャーがチームにとって「まさにうってつけ」であり、これからもそうなる可能性を秘めていると繰り返し語ってきた。しかし、キャッシュマンはその後にしばしばこうも付け加えてきた。「彼は誰にとっても素晴らしい選手だ」

 繰り返しになるが、キャッシュマンGMはベリンジャーに再びピンストライプのユニフォームを着てほしいと強く願っていることを隠そうとはしていない。そしてタッカーの例がそうだったように、単に欲しいだけではなく、チームに必要な選手が相手ならば、支払う意思のある金額も時には変えなければならない。

 ドジャースは才能豊かな選手を蓄え、資金を投じ続けている。それはドジャースがどれほど才能豊かであろうと、球界のマージンがどんなものか知っているからだ。2024年のプレーオフでは、パドレスにあと1歩まで追い詰められた。2025年のワールドシリーズ第7戦でも、ブルージェイズにあと1歩まで追い詰められた。しかし、結局は勝利した。だからこそ、ドジャースは今もなお勢いを維持している。

 メッツはタッカーを失った後、何か手を打つ必要があった。ビシェットの獲得には成功したものの、昨シーズンの終わり方を考えると、まだ何か手を打つ必要がある。もしかしたら、次の一手はヤンキースにあるのかもしれない。なぜか分かるだろう。彼らにとってプランAとプランBは、依然としてコディ・ベリンジャーだからだ。

2026.1.17 14:06 Saturday

ツインズが捕手カラティニと2年契約で合意か

 16日(日本時間17日)、ツインズは捕手兼一塁手ビクター・カラティニと2年契約で合意したと、関係者がMLB.comに明かした。マーク・ファインサンド記者によれば、契約は2年1400万ドル(約22億円)。球団は身体検査の結果を待っており、契約を正式発表していない。

 32歳のカラティニは過去2シーズンともアストロズに在籍。本職の捕手のみならず、一塁手やDHとしてもプレーし、昨季は打率.259、出塁率.324、長打率.404を記録し、自己最多の12本塁打を放った。

 ツインズには既に正捕手ライアン・ジェファーズがおり、マイナーリーグオプションが切れたアレックス・ジャクソンが控えと考えられていた。しかし、両者とも右打者であり、両打ちだが左打席の方が成績の良いカラティニを加えた。

 依然として、ジェファーズが出場機会の大半を得ると予想されているが、カラティニはジャクソンよりもはるかに多くの経験とより高い攻撃力を持ち、控え捕手になると見られている。

 また、一塁やDHでの出場もありえるだろう。そして、正捕手ジェファーズにはトレードの噂もあるため、複数年契約でカラティニが加入したことにも注目すべきだ。

2026.1.17 12:00 Saturday

レイズ、レッズ、エンゼルス間で三角トレード ロウ、ラックスらが移籍

 15日(日本時間16日)、レイズ、レッズ、エンゼルスの間で三角トレードが成立。エンゼルスはレイズから外野手ジョシュ・ロウを獲得し、レイズはレッズから内野手ギャビン・ラックス、エンゼルスから有望株クリス・クラークを獲得、そしてレッズはエンゼルスから救援左腕ブロック・バークを獲得した。ESPNのジェフ・パッサン記者が報じている。

 エンゼルスは外野手ロウを獲得し、課題だった外野層の補強に成功。28歳のロウは、2023年に20本塁打、32盗塁、打率.292、OPS.835を記録してブレイクしたが、その後2年は負傷もあってOPS.700を下回る不振に苦しんでいる。ただ、まだ28歳と若く、フリーエージェント(FA)まで3年の契約期間を残しているため、復活に期待できる。エンゼルスの外野陣はセンターにジョー・アデル、レフトにホルヘ・ソレア、指名打者にマイク・トラウトが控える陣容で、後者2人の健康状態が懸念されていた。実績があり、復活に期待できるロウを加えたことで、外野層が厚くなった。

 一方、レイズは長年の正二塁手だったブランドン・ラウの放出で穴が空いた二塁に、レギュラー候補のラックス(保有期間1年)を補強。ラックスは昨季、レッズで102試合に出場して出塁率.350、OPS.724とリーグ平均を超える攻撃力を発揮した。ラウの放出後、レイズはウエーバーでブレット・ワイズリーを獲得したが、レギュラー格の補強は手つかずだった。しかし、ラックスの獲得でラウの穴は埋められたと見るべきだろう。また、レイズは保有期間3年のロウを放出し、保有期間1年のラックスを獲得したため、さらにエンゼルスから有望株クラークを獲得。24歳のクラークは昨季、Aから2Aまで駆け上がり、28登板(26先発)で防御率4.73、奪三振率24.3%を記録した。

 そして、レッズはエンゼルスから救援左腕バーク(保有期間1年)を獲得。29歳のバークは昨季、69登板とフル回転して防御率3.36をマークした。レッズは昨季、本職が二塁のラックスをユーティリティとして起用したが、ラックスは守備で苦戦し、レフトではOAA(=Outs Above Average、平均と比べてどれだけアウトを稼いだか)-6を記録。本職の二塁には若手のマット・マクレイン、レフトにも今オフにJJ・ブレデイをFAから迎えたため、ラックスは余剰戦力となっていた。ブルペン陣には守護神エミリオ・パガーンと再契約、さらに先日は右腕ピアース・ジョンソンを1年契約で加えるなど積極補強を続けており、余剰戦力のラックスを活用したトレードで再び補強に動いた。

2026.1.16 13:02 Friday

タッカーがドジャースと契約合意か 4年2億4000万ドル(約380億)

 15日(日本時間16日)、フリーエージェント(FA)市場のNo.1選手カイル・タッカーがドジャースと契約に合意したと、ESPNのジェフ・パッサン記者が報じた。契約規模は4年2億4000万ドル(約380億円)で、契約2年目と3年目の終了後にオプトアウト権(契約破棄条項)が含まれていると、ファンサイデッドのロバート・マレー記者が報じている。さらにパッサン記者によれば、6400万ドル(約101億円)がサインボーナスとして支払われ、契約の内3000万ドル(約47億円)が繰延払いで支払われる。繰延払いを含むため、ぜいたく税の計算に用いられる現在価値を加味したAAV(=Average Annual Value)は5710万ドル(約90億円)となる。

 タッカー争奪戦は大詰めに差し掛かり、今週中にも決着するとの見方が多かった。タッカー争奪戦の「ファイナリスト」はブルージェイズ、メッツ、ドジャースと言われており、その内、ブルージェイズのみが10年規模の長期契約に前向きだと同記者は報じていた。一方、メッツとドジャースは短期契約を狙い、メッツは年平均5000万ドル(約80億円)の4年契約をオファーしたと報じられていた。

 タッカーを射止めたのはドジャースだった。ドジャースはメッツを上回る年平均6000万ドルの4年契約を提示。契約2年目と3年目の終了後にはオプトアウト権(契約破棄条項)が含まれている。タッカーは30歳で再びFA市場に出て、さらなる大型契約を目指す可能性がある。

 17日(同18日)に29歳を迎えるタッカーは昨季、カブスで136試合に出場して打率.266、出塁率.377、OPS.841、22本塁打、25盗塁をマーク。走攻守の総合力が持ち味で、2021年以降、タッカーは総合指標fWAR23.4を残している。これは、同期間のMLBでも10番目の高水準で、外野手としてはアーロン・ジャッジとフアン・ソトに次ぐ数字だ。

 クローザーのエドウィン・ディアスと3年契約、内野の控えミゲル・ロハスと再契約、さらに内野手アンディ・イバニェスと1年契約を結ぶなど、弱点を埋める堅実な補強に動いていたドジャースが、またしても大物を獲得した。タッカーの本職はライトで、長年安定した守備力を示している。ドジャースは守備に不安のあるテオスカー・ヘルナンデスをレフトに回すことで、チームの攻撃力・守備力の両面を強化できる可能性がある。

2026.1.16 12:24 Friday

タッカー争奪戦は大詰めか 今週にも決着の可能性

 カイル・タッカーの争奪戦が終わりに近づいている。

 今オフのフリーエージェント(FA)市場におけるNo.1選手カイル・タッカーの契約が今週にも決まるのではないかという噂が流れる中、ESPNのジェフ・パッサン記者はブルージェイズ、メッツ、ドジャースの3球団が「ファイナリスト」であると報道。

 中でも、ブルージェイズはタッカーに対して10年契約を提示する可能性があるという。また、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によれば、タッカーの元チームメートはメッツやドジャースといった大都市の球団より、タッカーはブルージェイズを好むと予想している。また、タッカーは自宅をフロリダ州に構え、フロリダ州ダニーデンに充実した球団育成施設を持つ点でもブルージェイズは有利になるかもしれない。

 一方、ニューヨークポストのマイク・プーマ記者は、メッツがタッカーに対して4年契約を提示したと報じた。前の報道では、メッツは年平均5000万ドル(約80億円)規模の短期契約をタッカーと協議していると報じられていた。また、ドジャースも短期契約を狙っていると考えられている。

「今週中に実現すると思うが、それより早く実現するかもしれない。これまでの展開を見ると、トロント・ブルージェイズだけが、10年契約の可能性もあるという意欲を示している」と、パッサン記者はブルージェイズの地元メディア・スポーツネットに対して語った。

 17日(日本時間18日)に29歳を迎えるタッカーは、メッツやドジャースが狙うような短期で年俸の高い契約を結べば、30代前半で再びFA市場に出られる。一方、10年に及ぶような長期契約を結べば、事実上の終身契約となる可能性もある。

2026.1.16 11:47 Friday

三塁手ブレグマンがワールドベースボールクラシックUSA代表入り

 15日(日本時間16日)、カブスへの入団が正式発表された三塁手アレックス・ブレグマンが、ワールドベースボールクラシックのアメリカ代表入りを表明した。

 若手時代に控え選手として出場し、4打数2安打1四球を記録した2017年大会以来、ブレグマンはUSA代表に復帰する。当時23歳のブレグマンはチーム最年少選手として参加し、決勝でプエルトリコを倒して優勝に貢献。ブレグマンはそれ以降、MLBでスターに成長し、世界一2度、オールスター選出3度、ゴールドグラブ賞とシルバースラッガー賞を獲得し、過去9年ではMLB9位に入る総合指標bWAR41.0をマークした。

 ブレグマンは、同日にクレイトン・カーショウも参加を表明し、多士済済のアメリカ代表に加わる。

 ブレグマンの入団会見で、カブスのジェド・ホイヤー編成部長はブレグマンから代表入りの意向を伝えられたと語った。 「彼は昨日、私のオフィスに来て『ワールドベースボールクラシックでプレーすることを決めたけど、大丈夫か?』と聞いてきたから『もちろん』と言った。『心配しないでほしい。チームの練習の朝にはいるし、チームメートと一緒にいるよ』という感じだった」

 アメリカ代表の戦いは、3月6日(日本時間7日)にトーナメントのプールB、ヒューストンのダイキンパークでのブラジル戦から始まる。ダイキンパークは、ブレグマンがアストロズ在籍時の9年間にわたってホームとしてきた場所だ。

 ブレグマンの加入によって、アメリカ代表の顔ぶれは以下のようになった。

捕手:カル・ローリー、ウィル・スミス 一塁手:ブライス・ハーパー 二塁手:ブライス・トゥラング 三塁手:アレックス・ブレグマン、アーニー・クレメント 遊撃手:ボビー・ウィットJr.、ガナー・ヘンダーソン 外野手:バイロン・バクストン、コービン・キャロル、ピート・クロウ=アームストロング、アーロン・ジャッジ 指名打者:カイル・シュワーバー 投手:デービッド・ベドナー、クレイ・ホームズ、グリフィン・ジャックス、クレイトン・カーショウ、ノーラン・マクリーン、メイソン・ミラー、ジョー・ライアン、ポール・スキーンズ、タリック・スクーバル、ゲーブ・スパイアー、ローガン・ウェブ

2026.1.16 11:21 Friday

ロッキーズが便利屋カストロと2年契約で合意か 2024年にはオールスター

 15日(日本時間16日)、ロッキーズがユーティリティのウィリ・カストロと2年契約で合意したと、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者が伝えた。球団はこの契約を正式発表していない。

 カストロは昨季、ツインズとカブスで振るわないシーズンを送り、29歳のシーズンに突入する。

 カストロは、若い選手が多いロッキーズの内野陣に経験をもたらすだろう。ロッキーズはカイル・キャロスがサード、ライアン・リッターがセカンド、ブレイン・クリムがファーストと、3人が新人の布陣で昨季を終えた。

 今オフはマーリンズから一塁/外野手のトロイ・ジョンストンを獲得した。さらに主にライトでプレーしたタイラー・フリーマンも前所属ガーディアンズでは内野の経験がある。昨季、ノーラン・ジョーンズとのトレードでガーディアンズから加入したフリーマンは、昨季閉幕間際にかけてセカンドをプレーした。

 両打ちのカストロは、右打者偏重の内野陣のバランスを改善するだろう。左打ちの選手はジョンストンしかいない。

 2024年はオールスターに初選出される活躍を見せたが、カストロは2025年に不振に陥った。2021年以来最低の打率.226、2022年以来最低のOPS.679とOPS+89を記録。しかし、キャリア7年のベテランは、2年連続で2桁本塁打(11本)をマークした。

 攻撃面では不振の年だったが、非常に価値のある打者だと証明するような好調な期間もあった。6月上旬には17試合で打率.373、OPS1.049をマーク。6度のマルチ安打を達成し、3安打も2度記録した。事実、カストロの打撃成績は、7月末にカブスにトレードされるまでは好調だった2024年を超えるペースだった。ツインズでの86試合で、カストロはともにリーグ平均以上のOPS.743、OPS+104をマーク。しかし、カストロはカブスでの34試合で苦しみ、110打席で打率.170を記録し、成績を下げた。

 守備面では、カストロは汎用性をもたらす。真の便利屋であり、セカンド(通算206試合)を筆頭に、レフト(164試合)、ショート(161試合)、サード(105試合)でも100試合以上の経験がある。2025年には内野4ポジションで出場したが、ほとんどの出場機会は外野手としてだった。カストロの獲得によって、負傷に苦しんだ正ショートのエゼキエル・トーバーの休養を増やせるはずだ。

 しかし、カストロの守備力は決して高くない。2025年のOAA(=Outs Above Average、平均よりどれだけアウトを奪ったか)は-9で、MLB全体でも下位に位置する。それでも上位14%に入る強肩と俊足を兼ね備え、守備範囲の狭さを補っている。

2026.1.16 11:01 Friday

ダイヤモンドバックスが救援右腕クラークと1年契約 ブルペン補強進める

 15日(日本時間16日)、ダイヤモンドバックスは救援右腕テイラー・クラークと1年150万ドル(約2億3000万円)+出来高(出来高がクリアされれば年俸は最大200万ドル以上)で契約し、ブルペン陣を補強した。

 32歳のクラークは、2015年ドラフト3巡目でダイヤモンドバックスに指名され、2019-21シーズンに合計78登板(20先発)をこなした。その後、2021年オフにノンテンダーFAで退団すると、ロイヤルズへ移籍。ロイヤルズでは3シーズンを過ごし、156試合(2先発)に登板した。

 昨季、クラークは51登板で1勝1敗、防御率3.25、被打率.194をマーク。昨季、50試合以上に登板して9四球以下の投手は、クラークの他に1人しかいない。

 ダイヤモンドバックスはクラークにロングリリーフもこなせる投手として期待している。 「明らかにわれわれは彼の性格を知っているし、長い関わりがある。だから良い補強になると思う」と、ダイヤモンドバックスのマイク・ヘイゼンGMは言う。

 ブルペン陣の補強は、ダイヤモンドバックスの今オフの至上命題だった。近日、球団は右腕ジョナサン・ロアイシガとクラークを獲得。ヘイゼン氏は、バッテリー組がキャンプインする2月10日(日本時間11日)までにさらなる改善が必要だと語る。

 ヘイゼンGMは、これまでクローザーを担ったジャスティン・マルティネスとAJ・パックがトミー・ジョン手術から復帰するまで、ブルペン陣が未知数であることを認めている。しかし、球団は若手投手が球団の育成環境の中で成長することを期待している。

 フアン・バーゴス、アンドリュー・ホフマン、ドレイ・ジェイムソン、ブランディン・ガルシア、あるいは他の誰かが依然としてチャンスを得るだろう。ヘイゼンGMは先を見据えている。 「才能ある投手は多い。外部の選手だけでなく、ここにいる選手たちが成長してそれぞれの役割にフィットしていくという点でも、その才能をさらに伸ばしていく必要があるのは明らかだ。春季キャンプまでの間、リリーフ陣には引き続き補強が続くだろう」

2026.1.16 10:34 Friday

注目の二塁手市場 ドノバン、ホーナーのトレードはどうなる?

 二塁手のトレード市場はジャイアンツを中心に熱気を帯び始めている。ジャイアンツは二塁手の補強を目指し、ブレンダン・ドノバン(カージナルス)とニコ・ホーナー(カブス)について、トレード交渉を進めていることが報じられている。

 ドノバンは今オフのトレード候補に挙げられており、ジャイアンツは移籍先として有力視されてきた。マリナーズもドノバン獲得に強い関心を示していることが明らかになっている。一方、アレックス・ブレグマンの加入でカブスの内野手に余裕が生まれたため、ホーナーがトレードされる可能性は以前よりも高まっているようだ。

 ダイヤモンドバックスは最近、ケテル・マルテのトレード交渉を打ち切ることを決定した。これにより、ドノバンとホーナーに注目が集まっている。

 様々な噂が飛び交う中、MLB.comでは二塁手のトレード市場に関係するチームの状況について、5人の記者に意見を聞いた。

マーク・フェインサンド記者(全国担当)

 ドノバンはほぼ確実にトレードされると思われるが、複数のチームが獲得を狙っているため、カージナルスは適切なオファーが届くまで動くのを待つつもりだ。ジャイアンツとマリナーズのほか、ボー・ビシェットを獲得しないことが前提ではあるものの、レッドソックスも二塁手を必要としているチームの1つだ。

 ホーナーはトレード候補として興味深い存在だ。チーム再建に突入するカージナルスとは異なり、カブスは必ずしもホーナーをトレードする必要がない。今季は引き続きホーナーを正二塁手として起用し、若手のマット・ショウにはスーパーユーティリティの役割を担わせ、1年後にホーナーがFAになったあと、ショウに正二塁手を任せることも可能だ。よって、ジャイアンツがトレードによる二塁手補強を行うのであれば、ドノバンが最有力候補になるだろう。

マリア・グアルダード記者(ジャイアンツ担当)

 ジャイアンツは現時点ではケーシー・シュミットが正二塁手に予定されているが、左手首の手術明けであることに加え、1年間レギュラーとして活躍できる保証もない。ドノバンとホーナーはともにゴールドグラブ賞の受賞経験があり、コンタクト能力の高さにも定評がある。昨季、二塁手のOPSがメジャー27位の.616に終わったジャイアンツにとって、この2選手は理想的な補強ターゲットと言えるだろう。

 FAまでの保有権があと2年残っていることに加え、ジャイアンツのもう1つの補強ポイントである外野も守れるため、ホーナーよりもドノバンのほうが魅力的だ。とはいえ、ホーナーがベイエリア出身で、オークランドの高校に通い、スタンフォード大学でプレーした経歴を持っていることは注目に値する。ジャイアンツがホーナー獲得に成功した場合、ホーナーはFAになる前にジャイアンツと長期契約を結ぶことを前向きに検討するかもしれない。

ジョン・デントン(カージナルス担当)

 カージナルスは今オフ、すでにプロスペクト(若手有望株)とのトレードでソニー・グレイ、ウィルソン・コントレラス、ノーラン・アレナドを放出し、30年以上ぶりの本格的なチーム再建に向けて、第一歩を踏み出している。昨季チームから唯一オールスターに選出されたドノバンを放出することは、ペイロール(年俸総額)削減と若手の出場機会確保という目標に合致するだろう。

 カージナルスはドノバンの後釜となる二塁手をすでに確保しており、スプリングトレーニングの活躍次第では、球団ナンバーワン有望株のJJ・ウェザーホルトが開幕ロースター入りする可能性があるとみられている。

 それでも、ドノバン(今季の年俸は580万ドル=約8億7000万円)を失うことはチームにとって痛手となる。フィールドの内外でリーダーとしてチームを牽引していた選手の1人であり、昨季も118試合に出場して打率.287(自己ベスト)、10本塁打、32二塁打、50打点と堅実な活躍を見せていたからだ。まもなく29歳の誕生日を迎えるドノバンは、ボールをバットの芯でとらえるのが非常に上手く、空振りも極めて少ない。三振率はわずか13%で、これはメジャーの上位8%に入る好成績だ。

 内野3ポジションと外野の両翼を守ることができ、2022年にはカージナルスの新人では史上初となるゴールドグラブ賞を受賞。2024年にもユーティリティ部門でファイナリストに選出された。

ジョーダン・バスティアン記者(カブス担当)

 フェインサンド記者に同意する。ホーナーは確かにトレード候補ではあるものの、フィールドの内外でリーダーシップを発揮する二塁手を放出するためには、断れないようなオファーが届くことが必要だろう。カブスがホーナーを放出する動機があるとすれば、ぜいたく税の第1基準額となる2億4400万ドル(約366億円)まで余裕を作るということが考えられる。

 とはいえ、ホーナーはカブスのロースターにおいて重要な存在であり、ブレグマンの加入によって、1年後にFAでホーナーが退団した場合にも対応できるようになった(ショウを二塁に回す)。短期的な視点で見れば、ケガ人の発生に備えて選手層を厚くすることが重要であり、ショウを複数のポジションで起用するスーパーユーティリティにすることで、クレイグ・カウンセル監督はDHのスポットも活用しながら主力選手をフレッシュな状態に保つことができる。

 つまり、ホーナーを放出する可能性はゼロではないものの、ホーナーをキープしたほうが今季のカブスは強くなる。カブスが現在も先発投手の補強を目指しているのであれば、ホーナーを放出して投手を獲得するのは理にかなった選択肢だった。しかし、カブスのフロントオフィスはすでにマーリンズとのトレードでエドワード・カブレラを獲得している。先発補強のニーズが満たされ、2026年のカブスの戦力はほぼ整った。ペイロール削減やファーム組織の充実という目的がない限り、わざわざホーナーを放出する明確な必要性は見当たらない。

ダニエル・クレーマー記者(マリナーズ担当)

 ジェリー・ディポート編成本部長はウィンターミーティングでインパクトのある打者をあと1人探しており、できれば内野手を獲得したいと考えていることを明かした。しかし、それから1カ月が経過したものの、マリナーズは少なくとも公の場では沈黙を貫いている。

 マリナーズの内野手補強の必要性は、昨年のポストシーズンのヒーローであるホルヘ・ポランコがウィンターミーティング直後にメッツと2年契約を結んだことで、より切迫したものとなった。それ以降、目立った動きがないとはいえ、ディポート編成本部長とジャスティン・ホランダーGMが水面下で全く動いていなかったわけではない。

 マリナーズはオフシーズン序盤、ドノバンのトレードについてカージナルスと交渉を行っていた。しかし、関係者によると、カージナルスはその時点ではドノバンよりも年俸が高いベテランの放出を優先していたという。そして、13日(日本時間14日)にようやくアレナドのトレードが成立。ここから本格的にドノバンのトレード交渉が加速していくかもしれない。

 また、ブレグマンの移籍が決まったあと、ディポート編成本部長とホランダーGMがホーナー獲得について、実際にどの程度カブスと交渉したかは不明だが、マリナーズは昨オフからホーナー獲得に強い関心を示しており、カブスがカイル・タッカーを獲得するトレードを成立させるまで、真剣に交渉を行っていた。カブスはタッカー獲得のためにイサーク・パレイデスを放出したため、2025年シーズンのホーナーの必要性が高まり、マリナーズとのトレードは実現しなかった。

2026.1.15 11:44 Thursday

スパイアーとジャックスがワールドベースボールクラシック米国代表入り

 ワールドベースボールクラシック米国代表はここまで強力な先発ローテーションを形成してきたが、ブルペンはどうだろうか?

 14日(日本時間15日)、左腕ゲーブ・スパイアー(マリナーズ)と右腕グリフィン・ジャックス(レイズ)が米国代表のブルペンに加わることが発表された。

 リーグ屈指の救援左腕に成長したスパイアーは、もはや対左打者要員の域を超えた存在だ。昨季は左打者に対して打率.179、出塁率.214、長打率.302、42三振でわずか2四球と素晴らしい成績をマーク。右打者も打率.203、出塁率.267、長打率.347に封じた。

 昨季途中にツインズからレイズへ移籍したジャックスは、レイズ移籍後の23登板で20イニングを投げ、27三振を奪った。三振奪取能力が高く、2024年にはツインズで71イニングを投げ、防御率2.03、95三振という素晴らしい成績を残した。

 ワールドベースボールクラシックでは投手の球数が制限されるため、先発投手とリリーフ投手の起用法は予想以上に多様化する。よって、相手打者の左右に関係なく起用できる強力なリリーフ投手の存在はますます重要になる。

 現時点での米国代表のメンバー構成は以下の通り。なお、最終メンバーは2月上旬に発表される予定だ。

捕手:カル・ローリー、ウィル・スミス 一塁手:ブライス・ハーパー 二塁手:ブライス・トゥラング 三塁手:アーニー・クレメント 遊撃手:ガナー・ヘンダーソン、ボビー・ウィットJr. 外野手:アーロン・ジャッジ、コービン・キャロル、バイロン・バクストン、ピート・クロウ=アームストロング 指名打者:カイル・シュワーバー 投手:タリック・スクーバル、ポール・スキーンズ、ローガン・ウェブ、ジョー・ライアン、クレイ・ホームズ、ノーラン・マクリーン、ゲーブ・スパイアー、グリフィン・ジャックス、デービッド・ベッドナー、メイソン・ミラー

2026.1.15 09:59 Thursday

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