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デグロムとアクーニャJr.がカムバック賞選出 ケガから復活のスター選手

 13日(日本時間14日)、オールMLBアワードショーで2025シーズンのカムバック賞が発表され、ア・リーグは右腕ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)、ナ・リーグは外野手ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)がそれぞれ選出された。

 2024年に左膝前十字靭帯(ACL)を完全断裂したアクーニャだが、復帰した今季はすぐに現役最強選手の1人であることを印象付けた。

 5月23日(日本時間24日)の復帰戦ではいきなり467フィート(142メートル)の特大弾を放ち、復活の兆しをアピール。その後は95試合で打率.290、出塁率.417、長打率.518、21本塁打を記録し、キャリア4度目のオールスターゲームに先発出場した。今シーズン400打席以上を記録した215選手のうち、アクーニャのOPS.935を上回ったのはわずか5人だった。

 一方、デグロムも2年近くもの間欠場していた(2023年4月以来登板がなく、2024年9月に復帰)が、ブランクを感じさせない圧巻の好投。12勝8敗、防御率2.97、WHIP0.92(タリック・スクーバルに次いでMLB2位)の成績を残した。デグロムはキャリア5度目のオールスターに選出され、アメリカンリーグのサイ・ヤング賞投票では8位に入った。

 さらに今季のデグロムは、長年のアキレス腱だった耐久性の課題もクリア。2019年以来初めてシーズン30試合に先発し、172回2/3を投げた。

 カムバック賞は「シーズン中にフィールドで復活した」各リーグ1人の選手に贈られる賞で、MLB.comの全球団の番記者の投票で決められる。アクーニャは同賞を受賞した球団史上5人目の選手となり、前年に受賞したクリス・セールに続いた。さらにデグロムは2015年のプリンス・フィルダー以来、球団史上2人目の獲得となった。

2025.11.14 13:50 Friday

大谷翔平が最優秀DH賞を受賞 歴代最多タイの5年連続受賞

 13日(日本時間14日)、大谷翔平がエドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者賞)を受賞した。大谷の同賞獲得は5年連続で、1973年の創設以来、デービッド・オルティス(レッドソックスなど)と並んで最多連続受賞記録となった。

 この賞は、マリナーズで18年間の選手生活を送り、1995年、1997年、1998年、2000年、2001年にこの賞を受賞したマルティネスにちなんで、2004年に改名された。2025年の受賞により、大谷はオルティス(8度)とマルティネスに続き、この賞を5度以上受賞した唯一の選手となった。

 大谷は打者として圧倒的な活躍で、自身4度目、そして3年連続のMVPを獲得。打率.282、出塁率.392、長打率.622を記録し、自身が2024年に立てた球団記録を塗り替える55本塁打を放ち、OPS1.014でリーグトップとなった。

 出場した158試合中148試合で先頭打者を打った大谷は、強力ドジャース打線を牽引し、MLBトップの146得点をマークし、ドジャースのワールドシリーズ連覇に貢献。さらに2023年以来の投手復帰を果たし、マウンドでもインパクトを残した。レギュラーシーズンでは14試合、ポストシーズンでも4試合に先発し、二刀流スターの本領を取り戻した。

 大谷はエンゼルス在籍最後の3シーズン(2021-23年)でマルティネス賞を獲得し、その後ドジャースと記録的な10年総額7億ドルの契約を結んだ。指名打者としては2021年、2023年、2024年、2025年のMVPシーズンに続き、シルバースラッガー賞を4度受賞している。2026年も驚異的な打撃成績を維持できれば、記録となる6年連続のマルティネス賞受賞の可能性は十分だ。

2025.11.14 13:38 Friday

ブルワーズのマット・アーノルドが最優秀GM賞 2年連続

 マット・アーノルドは昨年、年間最優秀GM賞(エグゼクティブ・オブ・ザ・イヤー)を受賞した際、キャリアを通じて支援してくれた多くの人々に感謝の意を表した。

 どうやら、アーノルドの同僚たちは、ミルウォーキーのフロントオフィスに対するアーノルドの評価の欠如に異議を唱えたようだ。

 そのため、アーノルドが13日(日本時間14日)に2度目の最優秀GM賞受賞者となったとき、1年前に起こっていた見落としを修正した。

「昨年は、ブルワーズのチームメイト全員に心からの感謝を述べてスピーチを締めくくりました。しかし、式典の後、彼らは私のスピーチで十分な愛情が与えられなかったと少し敏感になっていたようです。少し混乱して、メモ帳に戻って確認しました。メモ帳には、『君たちがいなければ、私がここにいる可能性はない』と書いてあり、強調点として『可能性はない』に下線を引いていました。ページ全体で下線を引いたのはこれだけでした。しかし、それだけでは十分ではありませんでした。ではブルワーズの皆さん、もしよろしければ立ち上がってください。ブルワーズのチームメイトたちに温かい拍手をお願いします。彼らにはそれに値します」と、アーノルドは今年のスピーチで語った。

 ブルワーズのアシスタントGMであるマット・クライン、カール・ミューラー、ウィル・ハジェンズ、エグゼクティブアドバイザーのマット・クレンタック、選手育成・パフォーマンス担当上級副社長のキャム・カストロ、特別上級補佐のカルロス・ビヤヌエバ、研究・評価担当副社長のイーサン・ベインが立ち上がり、観衆から温かい拍手喝采を浴びた。 「みんな大好きです。君たちがいなかったら、私はここにいませんでした。本当にありがとう」

 ブルワーズは今年も厳しい予算的制約の下、シーズン前の予想を覆し、ナ・リーグ中地区3連覇を果たした。

 アーノルドは2015年からブルワーズに在籍し、2022年末から球団運営部門を率いている。

 「素晴らしいグループの一員になれて幸運です。良い人たちと一緒に仕事ができるのは本当にやりがいがありますね。本当に特別なことです。決して当たり前のこととは思っていません」と、アーノルドは語る。

 最優秀GM賞はポストシーズン開始前に全30球団のGMによる投票で決定される非常に名誉ある賞で、2018年から創設された。初年度はビリー・ビーン(アスレチックス)、2019年はエリック・ニーアンダー(レイズ)、2020年はアンドリュー・フリードマン(ドジャース)、2021年はファーハン・ザイディ(ジャイアンツ)、2022年はクリス・アントネッティ(ガーディアンズ)、2023年はマイク・イライアス(オリオールズ)、そして2024年からはアーノルドが受賞した。

 アーノルドは受賞の数週間前、執行副社長兼GMから、編成部長(POBO)兼GMに昇進。これはブルワーズのオーナー陣が46歳のアーノルドをいかに高く評価し、ライバル球団に引き抜かれることをいかに望んでいないかを示している。ブルワーズは球団記録のシーズン97勝を挙げ、1982年以来初めてMLB全体で最高勝率を記録した。

 ブルワーズはオフシーズンで2年続けて、チーム最高の投手をトレードに出した。まずは2024年シーズン前にサイ・ヤング賞投手のコービン・バーンズをオリオールズに放出し、内野手ジョーイ・オルティスと左腕DL・ホールを獲得。そして昨年12月にも絶対的守護神デビン・ウィリアムズを放出して、内野手ケイレブ・ダービンと左腕ネスター・コルテスを獲得した。このトレードの背景には、保有期間の長い若手メジャーリーガーで選手層を厚くし、チームを再編して優勝争いに挑む思惑があった。

 対価として得た選手の中でも、ダービンは期待を裏切らなかった。人気のスター遊撃手だったウィリー・アダメスがFAで退団してから、遊撃の穴を埋めたオルティスと共に三遊間を組み、ナ・リーグ新人王のファイナリストに名を連ねた。

 2025年にブルワーズを勢いづかせたトレードはこれだけではない。負傷者が相次ぎ、先発陣が壊滅的な打撃を受けた4月、ブルワーズは先発投手を確保するために、当時3Aで投げていた右腕クイン・プリースターをレッドソックスから獲得した。プリースターはMLBで157回1/3を投げ、防御率3.32の成績を残した。6月にベテランのアーロン・シバーリがトレードを申し出ると、ブルワーズは彼をホワイトソックスに送り、代わりに一塁手のアンドリュー・ボーンを獲得した。ボーンもプリスターと同じくドラフト1巡目指名選手だったが、不振で3Aに降格していた。ボーンは移籍後の7月に昇格し、レギュラーシーズン64試合でOPS.869を記録。リーグ最低クラスの選手から頼れる主砲へと生まれ変わった。

 それがブルワーズの日常だ。彼らは球団史上最長のレギュラーシーズンでの成功を続けながらも、継続的に才能ある選手を入れ替えるという課題を抱えている。

 アーノルドはこの課題に対処し続けたことで昇進し、新たな賞も獲得した。

 「ひたすら落ち着いて努力すれば、良いことが起こる。もちろん、ここにいるたくさんの人たちに感謝している。まずは(パット・マーフィー監督)、オーナー一族、そして感謝しきれないほどたくさんの人たちに。特に、毎日一緒に仕事をしているここにいるみんなには感謝している。彼らは私の人生に本当に大きな影響を与えてくれる存在で、親友でもある」と、アーノルドは先月語った。 「素晴らしい状況だ。ミルウォーキーに来られたことを誇りに思う」

2025.11.14 13:13 Friday

大谷翔平がMVPの歴史を塗り替える 5つのトリビア

 最後までもつれたドジャースの連覇とは異なり、大谷翔平が満場一致でナ・リーグMVPを受賞したことに、疑問の余地はなかった。大谷はOPS1.014、55本塁打、そして2023年以来の投手復帰で14先発(47イニング)で防御率2.87、62三振を記録し、MVPの最有力候補となっていた。

 大谷は2025年シーズンのMVPを受賞するまでも、多くの歴史を築き、そしてMVPの歴史を塗り替えてきた。2023年には満場一致で複数回のMVPを受賞した初の選手となり、また、日本生まれで初めて2度のMVPを受賞した選手となった。2024年には、殿堂入り選手のフランク・ロビンソンに続き、両リーグでMVPに選ばれた唯一の選手となった。そして、複数のチームでMVPを受賞した史上6人目の選手となった。

 しかし2025年、大谷は自身の偉業をはるかに超える活躍を見せた。このMVP受賞が、いかに画期的な功績だったか。5つのポイントを挙げてみよう。

MVP受賞は通算4度目

 大谷はMVPの通算受賞回数において、既にMLBの歴史でも上位に入っていた。2021年と2023年にエンゼルスで受賞したア・リーグMVP、そして2024年に受賞したナ・リーグMVPの時点で、史上11人しかいない通算3度のMVP受賞という偉業を成し遂げていた(今季ジャッジが受賞したことで12人に増えた)。他の10人の内、7人は既に殿堂入りしており、もう1人は近々殿堂入りするスター選手(大谷の元チームメートであるアルバート・プホルス)、もう1人は現役のスター選手(大谷の元チームメートであるマイク・トラウト)だ。

 しかし、4度目のMVP受賞で大谷は他の選手たちを抜き去り、史上2人目となる通算4度以上のMVP受賞者となった。これを上回るのは通算7度の受賞を誇るバリー・ボンズしかいない。

3年連続MVP受賞

 MVPを通算で3度受賞した選手すら数少ない。だから、2023年から3年連続受賞を成し遂げたのは非常に希少な記録だ。これまで3年連続受賞を達成したのはボンズのみ(ジャイアンツ、2001-04年)だ。2年連続受賞は今季のジャッジを含め史上13人いるが、3年連続受賞の壁を超えたのは大谷とボンズだけだ。

2年連続世界一+MVP受賞

 2年連続でMVPを受賞するのも稀有なことだが、ワールドシリーズ連覇となると尚更だ。これはほぼ前例がない。史上13人いる2年連続MVP受賞者の中で、同時に連覇を達成したのは、1975-76シーズンのジョー・モーガン(レッズ)しかいない。大谷とモーガン以外では、ヤンキースのミッキー・マントル(1956年、1962年)とジョー・ディマジオ(1939年、1941年、1947年)だけが、同一シーズンにMVPとワールドシリーズ制覇を複数回成し遂げた選手だ。

 さらに大谷は今年のナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)でMVPを獲得した。レギュラーシーズンMVPと、LCSまたはワールドシリーズでMVPを同一シーズンに受賞した選手は、2010年のジョシュ・ハミルトン(レンジャーズ)以来、7人目の快挙だ。ドジャースでは1963年にサンディ・コーファックスがリーグMVPとワールドシリーズMVPを同年に受賞している。

ドジャースの選手として2度目のMVP

 長い歴史を持つドジャースの選手がMVPを受賞するのは、今年の大谷で通算14度目だ。ライバルのジャイアンツと並んでMLBで3番目に多く、ヤンキース(22度)とカージナルス(18度)に次ぐ数字だ。しかし、興味深いのは、ドジャースの14度のMVP受賞は10人の異なる選手が成し遂げていることだ。ロサンゼルス移転後から7度のMVPは7人の異なる選手が受賞(2024年の大谷も含まれる)している。

 そして今年、大谷がドジャースの選手として2度目の受賞を果たし、ブルックルン時代に3度(1951年、1953年、1955年)受賞した伝説の名捕手ロイ・キャンパネラに次いで史上2人目のドジャースで複数回の受賞者となった。

 さらに大谷は、移籍後2シーズン連続でMVPを受賞した史上2人目の選手となった。かつての達成者はロジャー・マリスのみで、マリスは1959年12月にカンザスシティ・アスレチックスからヤンキースへ加入後、1960-61年にMVPを獲得した。

投手として3度目のMVP

 話を進める前にはっきりと言っておこう。大谷はメジャーリーグの歴史上、ベーブ・ルースを含め、他のどの選手とも比較にならない。そういうわけで、大谷は二刀流でプレーしたシーズンで3度目のMVPを受賞した(昨季は負傷の影響で打者専念)。大谷は仮に投げなくてもMVPにふさわしいことは証明されたが、投球も魅力の一つだ。

 近年のMVP受賞という文脈において、これは特筆すべき点だ。大谷が初めてMVPを受賞する前の28年間(1993年から2020年)に56選手がMVPを獲得した。しかし、そのうち投手として獲得したのはわずか2度(2011年のジャスティン・バーランダーと2014年のクレイトン・カーショウ)。大谷は2025年にMVPを受賞することで、その合計を単独で上回りました。

2025.11.14 12:36 Friday

ヤンキース・ジャッジが3度目のMVP受賞 ローリーとの接戦制す

 判決は下された。13日(日本時間14日)、アーロン・ジャッジがア・リーグのMVPに選出された。ジャッジは通算3度目のMVP受賞。ヤンキースのキャプテンがカル・ローリー(マリナーズ)との歴史的接戦を制し、栄冠に輝いた。

 ジャッジは3回以上MVPに選ばれた史上13人目の選手となった。このリストにはヤンキースのレジェンドであるジョー・ディマジオ、ヨギ・ベラ、ミッキー・マントルも含まれている。

 「ワイルドだね」と大接戦だったMVP投票についてジャッジは語った。 「シーズン中はなるべく考えないようにしている。162試合を通してとにかく集中して、きょうの試合でチームの勝利に貢献するためにできることを全力でやろうと思っている。全力を尽くして、次の日も起きてまた同じことを繰り返すんだ」

 ジャッジは355ポイント、1位票30票中17票を獲得。ローリーは残りの1位票13票をと335ポイントを獲得した。ガーディアンズのホセ・ラミレスが224ポイントで3位に入った。

 ヤンキースにとっては、ジャッジのMVP受賞はシーズンを通して予想していた結果だった。試合前にクラブハウスのテレビを見上げれば、ローリーの歴史的な本塁打量産はジャッジからMVPを奪うのに十分だと論じるコメンテーターたちの声が耳に入ってくる。

 しかし、ジャッジは決して平静を崩さなかった。チームメートたちはローリーのパフォーマンスを称賛していたものの、MVPレースではジャッジが勝つと信じていた。

「彼の功績の一貫性と偉大さに、決して鈍感になりたくはない。彼の素晴らしさを言葉で表現するのは、ますます難しくなっている。彼はただ高いレベルでプレーしているだけで、それはもう長い間続いている」と、アーロン・ブーン監督は語った。

 ブライアン・キャッシュマンGMは「(ジャッジは)キャリアの大半を稀有な空気の中で過ごしてきた。世代に一人しかいない選手であり、このスポーツの良さを体現している。アーロンは今夜再び称賛されている。当然のことだ。彼はスポーツ界最高のスーパースターへと成長したのだから」と語る。

 ローリーは60本塁打を放った打撃と捕手としての守備力でMVPレースを接戦に持ち込んだが、ジャッジも投票者にとって無視できないほど多くの記録を作った。打率.331で首位打者を獲得し、6フィート7インチ(201センチ)の史上最長身の首位打者となった。

 そして首位打者と50本塁打を同年に成し遂げたのは、ミッキー・マントル(1956年)とジミー・フォックス(1938年)に続いて史上3度目。ジャッジが今季放った53本塁打は、首位打者では史上最多だ。

「彼は目的のないスイングはしない。毎日プレーを見ていると、その仕事ぶり、そして試合に向けて日々のあらゆる準備における細心の注意に驚かされる。あの体格と肉体で毎晩試合に臨むためにどれほどのものが必要か、みんな気づいていないと思う。彼は素晴らしい選手で、この先どれだけ彼のような選手が出てくるか分からない」と、ジェームズ・ローソン打撃コーチは語っている。

 ジャッジは、出塁率(.457)、長打率(.688)、OPS(1.145)、出塁数(310)、申告敬遠(36)、そして走攻守の貢献度を示すfWAR(10.1)でMLBトップの成績を収めた。また、ア・リーグでは、得点(137)、四球(124)、長打(85)、塁打数(372)でトップの成績を収めた。

 今季のジャッジはかつてのバリー・ボンズのような扱いを受け、ヤンキースを除く29球団よりも多い36度の申告敬遠を一人で受けた。そして、シーズン中は右屈筋のケガを負いながら、これらすべての偉業を成し遂げた。

「私を復帰させ、健康を取り戻させてくれたトレーニングスタッフ全員に脱帽だ。復帰後、思ったほどライトを守れず、指名打者をかなり多く務めなければならなかった。肘の調子が悪いので、バットをしっかりと握り、難しい球をしっかりフォロースルーしようとしていたことが一番大きかったと思う。大変なチャレンジだったけど、一年を通して誰だっていろいろある。カルにも同じことを聞けばわかると思う。彼の体はきっと色々なところで傷ついていただろう。とにかく我慢して、フィールドに出てプレーするしかない」と、ジャッジは言う。

 ジャッジは、エクスパンション時代(1961年以降)で打率、出塁率、長打率でMLBのトップに立った5人目の選手となり、2013年のミゲル・カブレラ以来の快挙を成し遂げた。打率が時代遅れのスタッツとして軽視されがちな時代にあって、打率はジャッジにとって非常に重要だ。 「偉大な選手たちのプレーを見て育った。アルバート・プホルスやミゲル・カブレラは常に打率.300以上を誇っていた。それにパワーも当然ついてきた。打率.300以上を出すことが、ずっと私の目標だった」 そしてさらに上を目指している。 「常に完ぺきな打者を目指している。マイナーリーグ、そしてメジャーリーグでキャリアを積んできた頃は、どちらかと言うとパワー重視の選手だった。自分のプレーをもっと完璧なものにしたいと思っていた」

 2022年と2024年にMVPを受賞したジャッジは、MVPを2年連続で受賞した15人目の選手となった。ジャッジと3年連続の受賞を成し遂げた大谷翔平(ドジャース)は、2012-13年のカブレラ以来となる快挙を成し遂げた。そしてヤンキースの選手としてはMLB最多の史上23度目の受賞。ディマジオ(1939年、1941年、1947年)、ベラ(1951年、1954年、1955年)、マントル(1956年、1957年、1962年)に続き、ヤンキース史上4人目の3度のMVP受賞者となった。

 ヤンキースは常にMVPはジャッジのものだと信じていたが、ついに公式に認められた。3度目のMVPを受賞したジャッジにとって、残る疑問はあと何度受賞できるかということだけだ。

2025.11.14 11:29 Friday

11月12日のMLBトレード・FA情報

 MLB.comでは注目のFAやトレードの情報を随時更新している。今回は、11月12日(日本時間13日)のもの。

 過去に最優秀救援投手賞に2度輝きながら、2025シーズンは苦戦したウィリアムズに対し、約12チームが関心を寄せている。ジ・アスレチック(有料記事)によれば、その12チームにはドジャース、レッドソックス、レッズなどが含まれる。 ウィリアムズは今季、ヤンキースで波乱のシーズンを過ごした。62イニングで防御率4.79を記録し、クローザーの座を失陥。しかし、期待値系の指標は表面上の成績より優れており、実力が衰えたと見るのは時期尚早だ。xERA3.09、FIP2.68は、実際の防御率よりも大幅に低く、ボール球スイング率、空振り率、三振率では上位3%以内に入った。 ウィリアムズはレギュラーシーズン最後の19試合で防御率2.50、FIP0.36、9イニングあたりの三振17個という好成績を残し、シーズンを力強く終えた。2020年から2024年にかけてブルワーズで残した圧倒的な成績(防御率1.70、9イニングあたりの三振14.6個)に近い成績を残し、復活を予感させた。

 ポール・スキーンズはデビューからわずか2シーズンで鮮烈な印象を残し、この日はサイ・ヤング賞を初受賞した。デビュー2年目ながら絶えず浮かび上がる疑問が、いつまでパイレーツの選手でいるかということだ。 パイレーツに再建脱出の兆しが見えないため、スキーンズのトレードの噂は絶えない。しかし、ラスベガスでのGM会議にて、パイレーツのベン・チェリントンGMは、スキーンズに対する他球団からの問い合わせが続いていることを認めながらも「2026年はパイレーツに所属する」と、一貫して放出を否定する姿勢を見せた。

 レッズのニック・クロール球団編成部長は、エースのハンター・グリーンのトレードを検討していないことを明らかにした。2020年以来のポストシーズンに進出したレッズは、エースのグリーンをトレードし、その見返りで補強を行う可能性も取り沙汰されていた。 クロール球団編成部長は「チームにとって最善の策を講じる。可能性を排除するつもりはない」としながらも、「しかし、『ポストシーズンに向けてエース級の先発投手になる可能性を秘めた選手をトレードする』と、実際に断言するのは難しいことだ。だから、どうすればチームを強化できるかを模索していると言えるだろう。しかし、現時点では、それ(グリーン放出)は検討対象ではない」とした。

 ダイヤモンドバックスの最大の弱点は投手不足だ。その弱点を埋めるため、スター二塁手ケテル・マルテを放出する可能性はあるだろうか。 ジ・アスレチック(有料記事)の報道によると、アリゾナは「これまで以上にマルテのトレードに前向き」で、トレードによってチームの穴を埋められると同時に、ロースター(出場選手登録)に柔軟性を持たせ、更なる補強が可能になると考えているという。ダイヤモンドバックスが検討する可能性のあるもう一つの要因は、マルテが4月に「10&5権利(MLBに10年所属かつ同じ球団に5年所属)」を取得し、完全なトレード拒否権を得ることだ。32歳のマルテは今年初め、球団と7年総額1億1650万ドルの契約延長を結んでいる。 GM会議では、ダイヤモンドバックスのマイク・ヘイゼンGMは、複数の球団からマルテ獲得の打診があったことを認めたものの、トレードの可能性は低いと述べた。

 今夏のトレードデッドラインにおいて、バイロン・バクストンは大解体に動いたツインズに残留したいと強い意志を見せた。 しかし、ジ・アスレチック(有料記事)は、ツインズが引き続き選手を売却し続ければ、バクストンは自身の立場を再考する可能性があると報じている。先発投手のジョー・ライアンとパブロ・ロペスが次に放出される可能性がある。 バクストンとツインズの7年総額1億ドルの契約は2028年までで、来季までは全球団に対するトレード拒否条項が含まれているため、球団はバクストンの承認なしにトレードすることはできない(2027-28シーズンは部分的なトレード拒否条項となる)。 12月に32歳になるバクストンは、怪我に悩まされながらも自身のキャリアで最高のシーズンを終えた。126試合に出場し、35本塁打、24盗塁、OPS.878を記録。打撃成績のみならず、持ち前の快足と抜群のセンター守備でも貢献した。

 多くの噂が飛び交ったものの、ナショナルズは今夏のトレードデッドラインでエースのマッケンジー・ゴアを放出しなかった。しかし、球団の編成陣が刷新され、ポール・トボニ球団編成部長が就任したことで、ゴア放出論が再燃している。 ここ数日、複数のMLB記者がゴアのトレードの可能性について報じている。USAトゥデイのボブ・ナイテンゲール記者はナショナルズは「ゴアをトレードの餌として…新時代をスタートさせる」と報じた。 ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者とウィル・サモン記者(有料記事)も同様に「ゴアは移籍の有力候補だ」と評した。 ゴアは2025年の防御率は4.17と低調だったが、シーズンの大部分ではそれよりもはるかに良い成績を残した。年間74失点のうち、23失点は7月20日から8月10日までの短期間に記録された。 ゴアは他の26度の先発で防御率3.19を記録し、9イニングあたりの三振10.4個と高い支配力を発揮した。

 ブレーブスのアレックス・アンソポロス編成部長はオフシーズンのチームの優先事項について語った。「現在最も多くの時間を費やしているのは先発投手とショート」と語り、負傷者に苦しめられた今季からのリベンジのため、大型補強に動く可能性を示唆した。

 2021年以来のポストシーズン進出を果たしたレッドソックスは、積極補強で今季の勢いを継続させようとしている。 レッドソックスのクレイグ・ブレスロー編成本部長はオフシーズンのターゲットについて「プレーオフレベルの先発投手、中軸を担える得点力のある選手」と語った

2025.11.13 16:05 Thursday

パイレーツの怪物スキーンズがサイ・ヤング賞を初受賞

 12日(日本時間13日)、パイレーツのポール・スキーンズがナ・リーグサイ・ヤング賞を初受賞した。スキーンズは1位票30票をすべて獲得。次点も満場一致でクリストファー・サンチェス(フィリーズ)が選ばれ、3位には山本由伸(ドジャース)が入っている。

 スキーンズはバーン・ロウ(1960年)とダグ・ドレイベック(1990年)に続き、パイレーツ史上3人目のサイ・ヤング賞受賞者となった。満票での受賞はパイレーツ史上初である。

 スキーンズは防御率1.97、WHIP0.95、FIP2.36、ERA+217と、ナ・リーグで圧倒的な成績を残した。32先発で187回2/3を投げ、10勝10敗、リーグ2位の216三振を記録した。また、被打率は2割未満に抑えながら防御率タイトルを獲得した史上8人目の投手になった。

 今季のスキーンズは、近代以降のパイレーツにおける史上最高のパフォーマンスを発揮。防御率1.97、bWAR7.7は1900年以降のパイレーツの先発投手の中で最高記録であり、216三振は右腕として球団新記録を樹立した。9イニングあたりの三振10.4個は球団史上2位、K/BB5.1は同1位だった。

 もちろんデータは一部分に過ぎない。スキーンズは瞬く間に球団のみならず、球界の顔になった。7月には2年連続でオールスターゲームの先発を務め、デビューから2年連続で先発投手となった初めての選手となった。

 昨季は新人王を獲得しながら、サイ・ヤング賞投票では3位に終わったが、今季はナ・リーグ新人王に選ばれた翌年にサイ・ヤング賞を受賞した2人目の投手となった(1984-85年にメッツのドワイト・グッデンが達成、新人王とサイ・ヤング賞のダブル受賞は1981年にフェルナンド・バレンズエラが達成)。

2025.11.13 11:42 Thursday

タイガースのスクーバルがサイ・ヤング賞 ア・リーグで2年連続

 12日(日本時間13日)、タイガースのタリック・スクーバルが2年連続でア・リーグサイ・ヤング賞に選ばれた。ア・リーグの投手がサイ・ヤング賞を連続で受賞するのは四半世紀ぶり。ギャレット・クローシェ(レッドソックス)、ハンター・ブラウン(アストロズ)を抑え、2年連続の栄冠に輝いた。

 サイ・ヤング賞の連続受賞は、ア・リーグでは1999年と2000年のペドロ・マルティネス以来。タイガースではデニー・マクレーンに続き、2人目の複数回のサイ・ヤング賞受賞者となった。スクーバルと同様、マクレーンも1968年と69年に連続受賞している。また、サイ・ヤング賞創設前では、殿堂入り投手のハル・ニューハウザーが1944年と45年にア・リーグMVPを連続受賞している。

 スクーバルは今年は満票ではなかったものの、1位票を全30票中26票集めた(残り4票はクローシェが獲得)。

 投手三冠を獲得して満票受賞を果たした昨季とは異なり、今季は投手三冠を逃したが、むしろ成績は向上した。bWAR6.5は昨季(6.4)を上回り、ファイナリストのクローシェ(6.3)とブラウン(6.1)も上回った。防御率2.21とFIP2.45は、ともに2位のブラウン(2.43、2.89)を大きく上回った。K/BBは7.3で、クローシェ(5.54)を2ポイント近く上回っていた。そしてERA+187は、2022年のジャスティン・バーランダー以来、ア・リーグでは最高の数字だった。

 スクーバルは今季、目の覚めるような快投を何度も披露。今季完封を達成したア・リーグにおける5人の投手の1人だったスクーバルは、5月25日にガーディアンズ相手に2安打、13三振、無四球で完封を成し遂げた。この日最後の投球となった94球目は時速102.6マイル(165キロ)でキャリアハイを更新した。

「今、この椅子に座って、球界最高のピッチャーにボールを渡すというのは、最も簡単で、そして最もエキサイティングなことの一つだ。スクーバルは明らかに、チームに激しさとハイレベルなピッチングをもたらし、結果をもたらすと、クラブハウスで深く信頼されている人物だ。私たちは一緒に勝ち、一緒に負けるが、彼は私たちを導いてくれる」と、あJ・ヒンチ監督はマリナーズとの地区シリーズ第5戦を前に、スクーバルへの信頼を語っていた。

 スクーバルはレギュラーシーズンの31先発の内、7イニング以上無失点を9度記録。5月25日から6月12日までの4度の先発では、30回2/3で1失点に抑え、6月下旬から7月にかけても19イニングを無失点に抑えた。

 純粋な球の質でも、スクーバルはトップに君臨した。決め球チェンジアップのランバリューは+25でMLBの全球種中最高。空振り率は46.8%に上り、被打率は.154を記録した。フォーシームのランバリューもリーグ10位の+10で、全体のランバリューはMLBトップの+51をマーク。これは山本由伸やナ・リーグサイ・ヤング賞投手のポール・スキーンズの+42を上回り、圧倒的な数字だった。

 「スクーバルはシーズンを通して全力を尽くした。彼はそういう投手だ。彼は素晴らしい。今シーズン、そして彼が成し遂げたことは、きっと一生忘れないだろう。去年のことは忘れないが、今年は彼を捕手として直接体験できた。本当に素晴らしかった」と、地区シリーズ第5戦に敗北後、相棒を務めた捕手ディロン・ディングラーは語っている。

2025.11.13 11:15 Thursday

山本由伸がサイ・ヤング賞投票で3位 初のファイナリスト入り

 12日(日本時間13日)、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投票でドジャースの山本由伸(27)が3位に入った。ナ・リーグではポール・スキーンズ(パイレーツ)が満場一致で選出され、クリストファー・サンチェス(フィリーズ)が次点となっている。

 山本は全30票中29票を得票。初めてサイ・ヤング賞のファイナリスト入りを果たし、3位票を16票、4位票を11票、5位票を2票獲得した。

 全米野球記者協会は、レギュラーシーズン終了後、ポストシーズン前に投票を行う。チームの連覇に貢献し、ワールドシリーズMVPに輝いたプレーオフでの山本の素晴らしい活躍は、サイ・ヤング賞投票の審査対象には含まれていなかった。

 山本は25歳でMLBに挑戦。日本プロ野球のサイ・ヤング賞とも言える沢村賞を3度受賞した経歴を持つ山本は、MLBで一球も投げたことがないにもかかわらず、ドジャースから投手史上最高額となる12年契約3億2500万ドルという巨額の契約を得た。

 その実績を考えると、今回の結果が予想外だったと言うのは不公平だろう。2024年のポストシーズンでブレイクを果たした山本は、2025年も勢いを維持し、173回2/3を投げて12勝8敗、防御率2.49、201三振、59四球を記録し、被打率をMLB最低の.183に抑えた。

 26歳にしての山本のシーズンは目覚ましい活躍だったが、歴史的なシーズンを送ったスキーンズに勝つことはできなかった。サンチェスとは防御率2.50とほぼ同等の成績を残したが、投球回数はサンチェスが30イニング近く多く、これが2位に終わった要因の一つと言えるだろう。

 統計データだけでは、ドジャースにとって山本がどれだけ価値ある投手だったかを十分に示すことができない。開幕早々、先発陣が相次ぐ負傷者に見舞われた中、先発陣の中で唯一先発を離脱しなかった山本は、エースとして頭角を現し、ポストシーズンではまさにその役割を体現した。

 山本は2014年のクレイトン・カーショウ以来となるドジャースの選手としてサイ・ヤング賞受賞には至らなかったものの、受賞候補に挙がるに値する好投だった。そして、山本がまだ間もないメジャーリーグでのキャリアで成し遂げてきた成果を今後も積み重ねていけば、今後も長年にわたりその座を維持するだろう。

2025.11.13 10:45 Thursday

オリオールズが大型補強に動く可能性 エース級の先発投手獲得を狙う

 近年のオリオールズは、チーム再建を進める中で、若い選手をチームの中心に据え、ドラフト指名した選手を育成してレギュラーとして起用するなど、大きな成功を収めてきた。

 そして今オフ、ついに「オールイン」(全力を尽くす)することになるかもしれない。

 業界関係者の話によると、今季75勝87敗でアメリカン・リーグ東地区の最下位に終わったオリオールズは、巻き返しを図るべく、フリーエージェント(FA)市場で積極的な補強を展開するつもりだという。

 ある関係者は「彼らはこのチャンスを生かす必要があることを理解している。ガナー・ヘンダーソンはまだ年俸調停期間の1年目だし、ジャクソン・ホリデイ、コルトン・カウザー、ジョーダン・ウエストバーグらは年俸調停権すら取得していない。いずれ彼らの年俸は高額になっていくが、彼らの年俸が安い今がチャンスなんだ」と語る。

 オリオールズは2024年シーズンを迎えるにあたり、ブルワーズとのトレードで元サイ・ヤング賞投手のコービン・バーンズを獲得するという大きな動きに出た。しかし、バーンズはオリオールズで1年間プレーしたあと、FAとなり、大型契約でダイヤモンドバックスへ移籍。オリオールズはバーンズに代わるエース格の先発投手を補強せず、今季はそれがチームに悪影響を及ぼした。

 オリオールズの今季の先発防御率はリーグ13位の4.65。115イニング以上投げた投手は2人(ディーン・クレーマーが171回2/3、菅野智之が157イニング)しかおらず、エースに成長することが期待されたグレイソン・ロドリゲスは肘と広背筋のケガで長期離脱を強いられ、最終的には8月に肘の手術を受けてシーズン全休となった。

 現状では、カイル・ブラディッシュとトレバー・ロジャースが先発ローテーションのツートップを務め、ロドリゲス、クレーマー、タイラー・ウェルズが残り3枠に入ることになる。今季の先発陣から菅野とザック・エフリンがFAで抜けており、今オフのオリオールズにとって、エース級の先発投手の獲得が最優先事項となるだろう。

 FA市場では、ディラン・シース、レンジャー・スアレス、マイケル・キング、フランバー・バルデスといった好投手が獲得可能だ。ただし、マイク・エライアスGMが編成トップに就任してからの7年間で、オリオールズが複数年契約を結んだFA選手はただ1人。昨オフ、3年4950万ドル(約74億2500万円)で加入した外野手のタイラー・オニールだけだ。

 エース級の先発投手を手に入れるためには、エライアスGMは自身が快適と思える契約規模のゾーンを抜け出さなければならないだろう。しかし、トレード市場にも好投手はいる。ジョー・ライアン(ツインズ)、サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)、マッケンジー・ゴア(ナショナルズ)、パブロ・ロペス(ツインズ)はいずれもあと2年保有可能であり、ミッチ・ケラー(パイレーツ)に至っては契約があと3年残っている。オリオールズが若手有望株の放出を決断すれば、こうした好投手たちをトレードで獲得することも不可能ではないかもしれない。

 また、来季は攻撃力の向上も必要となる。今季の677得点とOPS.699はともにリーグ11位。ロースターに名を連ねるほぼ全選手の成績向上が求められるが、カイル・タッカー、コディ・ベリンジャー、ピート・アロンソといった大物FA選手の獲得に動くのではないかと予想する関係者もいる。

 ある関係者は「ア・リーグ東地区は球界最大の激戦区だ。ヤンキースとレッドソックスは相変わらずの強さを見せつけており、現在のブルージェイズは地区内で最強のチームかもしれない。資金力の乏しいレイズは常に競争力を発揮する方法を見つけ出している。もしオリオールズがこの地区で上位に進出したいなら、今オフ中にいくつかの大きな補強をする必要があるだろう」と語った。

2025.11.12 12:16 Wednesday

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