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レッドソックスが痛恨のシリーズ負け越し アスレチックスに取りこぼす

【レッドソックス3-5アスレチックス】ボストン/フェンウェイパーク、9月18日(日本時間19日)

 つい最近まで確実と思われていたレッドソックスのポストシーズン進出に不穏な空気が流れ始めた。レッドソックスはアスレチックスに敗れ、1勝2敗で3連戦に負け越し。レッドソックスが下位チーム相手に取りこぼす間に、西地区のマリナーズとアストロズに勝率を抜かれてワイルドカード3位に転落し、絶好調のガーディアンズが7連勝で1.5ゲーム差に肉薄してきた。

 レッドソックス先発のベヨは、初回からブレント・ルーカーの30号2ランなどで3点を失った。しかし、レッドソックスも初回に吉田正尚の犠牲フライ、二回にデービッド・ハミルトンの5号ソロが飛び出して追い上げ。2-3と1点差に迫った。

 ただ、この日は名手の思わぬ2失策が勝負を分けた。三回2死一、二塁でアスレチックスのジェイコブ・ウィルソンが放ったショートゴロに対し、レッドソックスのトレバー・ストーリーはランニングスローで一塁転送したものの、これが送球エラーとなって4点目を献上。さらに七回にも2死三塁からほぼ正面に飛んだショートゴロの送球が逸れ、5点目を失うタイムリーエラーを記録してしまった。

 劣勢に立たされたレッドソックスは、ストーリーが名誉挽回の25号ソロを放ったが及ばず、3-5で敗れた。アスレチックスは7月24日以来、リーグトップの30勝19敗と好調。一方のレッドソックスは外野の若きレギュラーであるローマン・アンソニーとウィルヤー・アブレイユを欠き、直近4シリーズのうち3シリーズで負け越しを喫している。シーズン残るはレイズ、ブルージェイズ、タイガースとの3連戦。アレックス・コーラ監督は「自分たちの運命は自分たちで決める。だからタンパに行って、シリーズを勝ち抜く。それが私の考えだ」と宣言した。

 吉田は「4番・DH」でスタメン出場し、2打数無安打1打点。八回に代打を送られて退いた。今季の打撃成績は打率.240、OPS.618となっている。

2025.9.19 15:45 Friday

菊地雄星が六回途中2失点 降板の判断に不満漏れる

【ブルワーズ5-2エンゼルス】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、9月18日(日本時間19日)

 エンゼルスの菊地雄星(34)がブルワーズ戦に先発。六回途中2失点と試合を作ったが、勝ち星はつかず、チームはその後逆転負けを喫した。ブルワーズは先発のクイン・プリースターが六回途中2失点、10三振と好投し、強力ブルペン陣も無失点リレー。逆転劇を呼び込み、プリースターの登板試合における連勝を19に伸ばした。

 菊池は毎回のように走者を背負いながらも粘りの投球。2安打2四球を与えながら、3回を無失点に抑えた。

 しかし四回2死三塁からケイレブ・ダービンにタイムリー内野安打を浴び、先制点を献上。その後、チームが2-1と逆転し、五回はこの日初めて三者凡退に抑えたが、六回に再びピンチを招いた。1死から単打と四球で一、二塁とされたが、新人王候補のアイザック・コリンズをファールフライに抑えて2死に。球数はまだ92球だったが、タイムリーを放ったダービンを迎える場面で交代となった。

 しかし、その采配は裏目に出、2番手フェルミンからダービンは再びタイムリー。ブルワーズは2-2の同点に追いつき(菊池に2失点目が記録)、その後、七回にブルワーズが3点を勝ち越し。5-2とリードを奪い、そのままエンゼルスから逃げ切った。

 好投したプリースターには勝ち星こそつかなかったが、“不敗神話”は継続。登板試合では19連勝を挙げており、最長記録であるロジャー・クレメンスの20連勝(2001年、ヤンキース)まであと1試合に迫っている。

 菊池は5回2/3を2失点、3四球、2三振の内容だった。後半戦は不振に陥り、9月最初の2先発でも7回2/3を12失点と苦戦していたが、直近2先発では11回2/3を3失点と復調している。

 ただ、この日は六回のピンチを脱出する目前で降板となり、継投策も裏目に出る悔しい結果。菊池は試合後、大嶋通訳を介した米メディアの取材対応で交代を命じられた場面では信頼して、続投させてほしかったという旨のコメントを残した。

2025.9.19 15:41 Friday

山本由伸が六回途中無失点7三振 大谷の二塁打から逆転勝利

【ドジャース2-1ジャイアンツ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、9月18日(日本時間19日)

 ドジャースの山本由伸(27)がジャイアンツ戦に先発登板し、5回1/3を無失点に抑えた。ドジャースは「1番・DH」でスタメン出場した大谷翔平(31)の活躍もあり、逆転に成功。ブルペン陣がジャイアンツ打線の反撃を振り切り、2-1で接戦を制した。

 山本は初回から2四球を与える苦しい立ち上がり。二回は単打を与えながら無失点、三回は三者凡退、四回も2四球を出しなら無失点に抑えた。

 五回も2死から1四球を出しながら無失点に抑えたが、六回は先頭のウィリー・アダメスに四球を与えてしまった。両チーム通して初の先頭打者の出塁だったが、山本と1死から登板したジャック・ドライヤーは冷静に3アウトを奪い、無失点で切り抜けた。

 一方のドジャースは直後の攻撃で、抑え込まれていたジャイアンツ先発のローガン・ウェブを捕まえた。1死一塁から大谷が右翼フェンスに直撃する鋭い二塁打を放ってチャンスを広げ、内野ゴロと送球の捕球エラーで1点目。さらにフレディー・フリーマンのタイムリーで2点目を奪った。

 七回にジャイアンツは満塁のチャンスを作り、押し出しで1点差に迫った。しかし、ドジャースのブルペン陣はそれ以上の失点を許さず、2-1でジャイアンツに逃げ切り。ジャイアンツとの4連戦の先手を取った。さらに2位パドレスとの差は3ゲームに広がり、地区優勝へのマジックは6に減った。

 山本は5回1/3を無失点、1安打、7三振と好投。ただ、キャリアワーストの6四球を与えるなど、制球に苦しみ続けた。シーズン防御率は2.58となっている。

 大谷は4打数2安打1得点と活躍し、勝利に貢献。今季の打撃成績は打率.283、OPS1.012となっている。

2025.9.19 15:39 Friday

ガーディアンズが7連勝 首位タイガースを3タテ 逆転地区優勝の可能性も

【タイガース1-3ガーディアンズ】デトロイト/コメリカパーク、9月18日(日本時間19日)

 ホセ・ラミレスの29号勝ち越し2ランでガーディアンズはタイガースを破り、7連勝をマーク。敵地で行われた首位タイガースとの3連戦に3連勝(スイープ)し、首位とのゲーム差を3.5に、ワイルドカードとのゲーム差を1.5に縮めた。

 2ヵ月前、ガーディアンズがこのような状況に陥っているのは想像もできない事態だった。 7月4日から6日にかけて地区首位のタイガースはガーディアンズをスイープ(3連勝)し、ゲーム差を13.5に広げていた。ガーディアンズはこの時点で10連敗を記録しており、さらに2日後にはゲーム差は15.5に開いていた。

 しかし、ガーディアンズは7月7日から8月14日まで23勝9敗の好成績を収めた。その後、8月15日から25日までは1勝9敗と低迷したが、それ以降は17勝5敗とV字回復でポストシーズン争いに踏みとどまっている。

 この日は先発のタナー・バイビーが6回1失点、8三振、4安打と好投。タイガース先発のタリック・スクーバル(6回1失点、9三振、7安打)と互角の投球だった。

 1-1のまま、試合はブルペン陣に委ねられた。七回、走者を1人置いてラミレスが29号2ランを放ち、ガーディアンズは勝ち越しに成功。ガーディアンズは2番手ティム・ヘリンがこのシリーズ3度目の無失点リリーフで七回を抑え、八回は2週間ぶりに登板のコルビー・アラードが無失点、最終回はセットアッパーのハンター・ガディスが締め、そのまま逃げ切った。

 チーム打率がMLB30位、チームOPSが同29位のガーディアンズの快進撃を支えているのは、昨季も強力だったブルペン陣だけではない。平均年齢およそ25.6歳の若いローテーションは、今月MLBトップの防御率2.26を記録し快進撃の原動力となっている。

 「(信念は)本当に大切なものだ。でも同時に、目標に近づくためには、やはり試合に勝たなければならない」とは好投したバイビー。ワイルドカードまで1.5ゲーム、地区首位まで3.5ゲームに差を詰め、23日(日本時間24日)からはタイガースと本拠地で3連戦が控えており、ガーディアンズには逆転地区優勝の可能性もまだ残されている。

2025.9.19 12:37 Friday

珍チャレンジが貴重な追加点に マリナーズが接戦制して首位再浮上

【ロイヤルズ0-2マリナーズ】カンザスシティ/カウフマンスタジアム、9月18日(日本時間19日)

 ルイス・カスティーヨが6回無失点の好投で、マリナーズをロイヤルズとのシリーズ勝ち越しに導いた。マリナーズ(84勝69敗)は試合がなかったアストロズ(84勝69敗)とア・リーグ西地区首位に並んでおり、19日(日本時間20日)からヒューストンで直接対決3連戦が始まる。

 前日に連勝が10で途絶え、マリナーズは西地区首位から陥落。アストロズとの一騎討ちを控えるマリナーズは、まずカンザスシティで勝利を収める必要があった。先発のカスティーヨは6回無失点、3安打、無四球と好投。32歳の右腕は二回までに40球を費やしたが、終わってみればわずか84球で3先発連続のクオリティースタートを記録した。

 「ベテランの存在感と状況把握力。今日は間違いなく我々が彼に求めていたことをやってくれた。彼は長年このゲームに関わってきて、経験豊富だから、そういう瞬間や状況を察知できる。そしてきょう素晴らしい結果を出してくれた」とダン・ウィルソン監督は絶賛した。

 カスティーヨは再び変化球を駆使し、ロイヤルズ打線に強い打球を許さなかった。「ここ数回の先発から、変化球、特にチェンジアップの練習を少し増やしてきたと思う。カウントに関係なく、自信を持って投げられるようになったと思う」修正が功を奏し、9月は防御率2.86を記録している。

 一方、カスティーヨが好投する中、マリナーズ打線はロイヤルズ先発のスティーブン・コレックに苦戦。二回にホルヘ・ポランコのタイムリー二塁打で先制したが、それ以降は快音響かず、7回1/3まで1失点、8三振に抑えられていた。しかし、マリナーズは好投していたコレックを珍しい方法で降板させ、試合の流れを変えた。

 八回1死走者なしの場面でドミニク・キャンゾーンは平凡なセカンドゴロに倒れた。しかし、ここでマリナーズはチャレンジを要求。チャレンジの結果、ロイヤルズの二塁手マイケル・マッシーのかかとが投球時に外野の芝を踏んでいたことがわかり、審判団はシフト・バイオレーションを宣告。1死一塁から試合は再開となり、マリナーズは代わった2番手・リンチからタイムリーで追加点を入れた。

 シフト・バイオレーションのルールは投手が投球する間、4人の内野手は内野の境界(土の部分)にいなければならないことを規定している。そしてチャレンジできるのは、その選手が打球に対して最初に触れた場合のみであり、マリナーズはマッシーを注意深く観察していた。

 マリナーズのリプレイコーディネーターのアンディ・ビッセルは「2球前に(フィールドコーディネーターのルイス・ボイドに)電話して、『もしマッシーにボールが飛んだら、連絡して。たぶんチャレンジするよ』って言ったんだ。そして案の定、キャンゾーンがマッシーにボールを打った。かかとが芝生に埋まっていたことを示す証拠は十分にあった」と、チャレンジを要求できるタイミングを虎視眈々と狙っていた。

 2-0で接戦を制し、マリナーズは再び首位に立った。19日(同20日)から敵地で始まるアストロズとの3連戦は、ポストシーズン争いを占うタイブレーカー(レギュラーシーズン162試合終了時点で勝敗が並んだ場合、直接対決で勝ち越したチームを上位とするルール)、そして地区優勝そのものを決定する可能性がある。「楽しみだ。今日勢いに乗れたのは大きいが、準備は万端でなければならない。そして、準備は万端だ。だからこそプレーするんだ。ワクワクするよ。全員が準備万端だと思う。さっきも言ったように、きょうは勢いに乗って、ヒューストンでいよいよ試合が始まるんだ」と、ダン・ウィルソン監督は意気込みを語った。

2025.9.19 10:26 Friday

ドジャース完勝 スネルが7回12Kの快投、大谷は2試合連発の51号

【ドジャース5-0フィリーズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、9月17日(日本時間18日)

 七回2死から2者連続で四球を与えたとき、ブレイク・スネルはすでに今季最多の107球を投げていた。デーブ・ロバーツ監督はマウンドを訪問し、イニングの最後のアウトを取るために、アレックス・ベシアを投入する準備が完了していた。

 しかし、スネルはあと1つ、アウトを取ることができると確信していた。ロバーツ監督はベシア投入を取りやめ、スネル続投を決断した。

 その数分後、スネルは完璧なコースに投じたフォーシームでオットー・ケンプから空振り三振を奪った。12三振は今季最多。2安打無失点の好投で7イニングを投げ抜いた。スネルはマウンドで雄叫びを上げ、ロバーツ監督はダグアウトで拳を突き上げた。そして、ドジャースタジアムは大歓声に包まれた。

 スネルの好投もあり、ドジャースは5-0で完勝。フィリーズ3連戦の最終戦を制し、スイープ負けを回避した。フレディ・フリーマンが21号ソロ、大谷翔平も51号ソロを放ち、ベン・ロートベットとキケ・ヘルナンデスがタイムリー、トミー・エドマンも犠牲フライで打点を記録した。

 今回の3連戦に負け越したことで、ドジャースが地区シリーズに直行する権利を獲得する可能性は低くなった。現時点でフィリーズとドジャースは5.5ゲーム差。ドジャースが残り10試合で逆転するのは難しいだろう。

 ナショナル・リーグ西地区では、首位ドジャースが2位パドレスに2ゲーム差をつけている。なお、このままドジャースが地区優勝し、ワイルドカード・シリーズを突破した場合、地区シリーズで再びフィリーズと激突することが予想される。

2025.9.18 13:46 Thursday

マリナーズ11連勝ならず アストロズに抜かれて地区2位に後退

【ロイヤルズ7-5マリナーズ】カンザスシティ/カウフマンスタジアム、9月17日(日本時間18日)

 10連勝中と絶好調のマリナーズは、敵地でのロイヤルズ3連戦の2戦目で主力打者の1人がまたしても見事な活躍を見せたものの、珍しくブルペンが崩れ、その活躍を勝利につなげることができなかった。

 エウヘニオ・スアレスはマリナーズの選手として初の1試合4安打を記録。二回に反撃の46号2ランを放つと、七回にはミッチ・ガーバーの犠牲フライで同点のホームを踏んだ。しかし、セットアッパーのマット・ブラッシュが八回にまさかの4失点。元マリナーズのアダム・フレイジャーに逆転の7号2ランを浴び、5-7で敗れた。

 ブラッシュの1試合4失点は今季ワースト。ここまで50試合に登板しているが、自責点2以上の登板はわずか2度目だ。しかし、ブラッシュの乱調により、マリナーズの連勝は10でストップした。

 アストロズがレンジャーズとの同地区対決3連戦をスイープしたため、マリナーズはアストロズに抜かれて地区2位に後退(0.5ゲーム差)。18日(同19日)にロイヤルズとの最終戦を戦ったあと、19日(同20日)からは敵地でのアストロズ3連戦がスタートし、地区優勝の行方を大きく左右する重要なカードとなりそうだ。

 先発のブライス・ミラーが初回にサルバドール・ペレスに先制の29号3ランを浴び、早々にビハインドを背負ったマリナーズだったが、二回にスアレスの46号2ランで反撃。ミラーは毎回のようにピンチを背負いながらも追加点を与えず、8安打3失点で5イニングを投げ抜いた。五回に左翼ランディ・アロザレーナが本塁への好返球で追加点を阻止するなど、ミラーは味方の好守にも助けられた。

 七回、マリナーズはスアレスの二塁打から1死三塁のチャンスを作り、ガーバーの犠牲フライで同点に。続く八回にはJ・P・クロフォードの11号ソロで勝ち越しに成功した。しかし、直後にブラッシュが4失点。九回にスアレスがこの試合4本目のヒットを放ち、2点差に詰め寄ったが、最後は一発が出れば同点の場面でクロフォードが凡退し、試合終了となった。

 なお、マリナーズとアストロズの直接対決の成績はここまで5勝5敗。19日(同20日)から始まる3連戦を制したチームが、同率で並んだ場合のタイブレーカーを獲得することになる。

2025.9.18 13:01 Thursday

レッドソックスが今季11度目のサヨナラ勝ち 吉田は2安打2打点の活躍

【レッドソックス5-4アスレチックス】ボストン/フェンウェイパーク、9月17日(日本時間18日)

 本拠地でのアスレチックス3連戦の2戦目、レッドソックスはまたしても得点圏での苦戦が9イニング続いた。

 しかし、4-4の同点で迎えた延長10回に1死二、三塁のチャンスを作り、代打ニック・ソガードのセカンドゴロが野選となってサヨナラ勝ち。ポストシーズン進出に向け、重要な1勝を手にした。

 サヨナラの場面、ソガードの打球は二塁ザック・ゲロフの正面をつく痛烈なゴロだったが、三塁走者のネイト・イートンが生還。タイブレークの走者が俊足のイートンだったことが幸いした。

 延長10回のレッドソックスの攻撃は、先頭のナサニエル・ロウが申告敬遠で歩かされ、無死一、二塁からスタート。カルロス・ナルバエスが送りバントを決めてチャンスを広げ、ソガードのサヨナラ打につなげた。

 初回に吉田正尚のタイムリーで先制したレッドソックスだったが、アスレチックスに逆転を許し、2点ビハインドで五回の攻撃へ。しかし、ここからレッドソックスの反撃が始まり、吉田のタイムリー内野安打で1点差に詰め寄ると、六回には数週間にわたって安定感のある活躍を見せているトレバー・ストーリーがタイムリーを放ち、4-4の同点に追いついた。

 先発のルーカス・ジオリトは4回1/3を投げて5安打4失点、5三振、5四球と苦しいピッチング。しかし、今季140イニングに到達したため、来季の年俸1400万ドルの球団オプションが年俸1900万ドルの相互オプション(またはバイアウト150万ドル)に変更された。

 吉田は「4番・DH」でスタメン出場し、4打数2安打2打点の活躍。七回にエラーで出塁した際、代走を送られて交代した。今季の打撃成績は打率.243、出塁率.290、OPS.628となっている。

2025.9.18 12:20 Thursday

パドレス・マチャドが勝ち越し満塁弾 鉄壁のリリーフ陣で逃げ切り

【メッツ4-7パドレス】ニューヨーク/シティフィールド、9月17日(日本時間18日)

 マニー・マチャドは自身が放った一打を楽しんでいた。おそらく、それが何を意味するのかを知っていたからだろう。

 2-2の同点で迎えた五回、マチャドは1死満塁の場面で打席に入り、メッツ先発のデービッド・ピーターソンが投じた低めのカーブをジャストミート。現役最多の満塁本塁打数を誇る主砲は、勝利を大きく手繰り寄せる勝ち越しの26号グランドスラムを放った。

 敵地シティフィールドの左中間スタンドに向かって打球が飛んでいくと、マチャドは身体を後ろに反らせながら、お決まりのポーズを1~2秒間キープした。主砲の一打にパドレスのダグアウトは大盛り上がり。メッツを相手に7-4で重要な勝利を収め、ポストシーズン進出はほぼ確実となった。

 ニューヨークの肌寒い夜に行われた一戦は、そうした気候条件も含め、ポストシーズンのような雰囲気だった。また、パドレスの投手起用もポストシーズンさながらだった。

 マチャドの通算14本目となる満塁本塁打が飛び出し、パドレスは6-2とリードを奪った。しかし、ナショナル・リーグの優勝候補の一角であるメッツもすぐさま反撃し、五回と七回に1点ずつを返して2点差に。マイク・シルト監督は積極的に自慢の強力ブルペンを投入し、エイドリアン・モレホンは4つ、メイソン・ミラーは5つのアウトを取った。

 最終回をクローザーのロベルト・スアレスが締めくくり、試合終了時点でワイルドカード4位のダイヤモンドバックスとのゲーム差は6.5に拡大。パドレスは最短で20日(同21日)にポストシーズン進出が決定する。なお、パドレスの松井裕樹は登板機会がなかった。

2025.9.18 11:49 Thursday

ナショナルズがブレーブスにスイープ負け 小笠原慎之介は1回3失点

【ナショナルズ4-9ブレーブス】ワシントンD.C./ナショナルズパーク、9月17日(日本時間18日)

 ナショナルズの小笠原慎之介は本拠地でのブレーブス4連戦の最終戦、3点ビハインドの九回に4番手として登板。3日連続の登板となったが、1回18球を投げて5安打と打ち込まれ、決定的な3失点を喫した(防御率7.41)。チームは4-9で敗戦。同地区対決4連戦はスイープ負けとなった。

 4連戦の最終戦はブレーブスのハーストン・ウォルドレップ、ナショナルズのブラッド・ロードの両先発が好投し、四回まで両軍とも無得点。五回、ナショナルズは先頭のルイス・ガルシアJr.が二塁打を放ってチャンスを作り、ディラン・クルーズ、ロバート・ハッセル3世、ジェームス・ウッドと3本のタイムリーが飛び出して3点を先制した。

 しかし、直後の六回にロードがドレイク・ボールドウィンにタイムリー二塁打を浴びて降板。2番手のクレイトン・ビーターはブレーブス打線の勢いを止められず、2死満塁からマーセル・オズナに同点の2点タイムリーを浴びると、次打者ナチョ・アルバレスJr.にもタイムリーを許し、3-4と逆転された。

 七回にマット・オルソンの28号ソロでリードを広げられると、八回にはオズナにタイムリー二塁打を浴び、3点ビハインドに。九回のマウンドには4番手の小笠原が上がった。

 小笠原は先頭のジュリクソン・プロファーから空振り三振を奪ったものの、3連打で満塁のピンチに。オジー・オルビーズの犠牲フライとキム・ハソンのタイムリーで3点を失ったあと、マイケル・ハリス2世にもヒットを浴びたが、オズナをレフトフライに打ち取り、1回5安打3失点で登板を終えた。

 最終回の攻撃、ナショナルズは1死一、三塁のチャンスを作り、ブレイディ・ハウスのタイムリーで1点を返して意地を見せたが、ウッドが空振り三振、CJ・エイブラムスがセカンドゴロに倒れて試合終了。ダブルヘッダーを含む4連戦は1つも勝てず、ブレーブスにスイープ負けを喫した。

2025.9.18 09:37 Thursday

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