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いよいよ発表 新人王、最優秀監督賞、サイ・ヤング賞、MVPの注目ポイント
MLBの表彰シーズンは今週も続いていく。今週は全米野球記者協会(BBWAA)の投票で決まる主要4賞の受賞者が発表される予定だ。
今週、MLBネットワークで発表されるアワードの予定は以下の通り(日付は日本時間。すべて午前9時から)。
11/11(火)新人王 11/12(水)最優秀監督賞 11/13(木)サイ・ヤング賞 11/14(金)MVP
なお、日本時間14日午前11時からはMLBネットワークで「MLBアワード」の様子が放送される。「MLBアワード」では、オールMLBのファーストチームとセカンドチームなど、数多くのアワードの受賞者が発表される予定だ。
BBWAAの主要4賞は、すでにファイナリスト3名が発表されている。ファイナリスト3名は投票結果の1~3位に入った3名を表している(注:投票はポストシーズン開始前に終了しており、ファイナリスト3名を対象に再投票が行われるわけではない)。
受賞者が予想しやすい賞もあるが、混戦となっている賞や、そのほかにも興味深いストーリーがいくつかある。ここでは主要4賞のそれぞれについて、最大の注目ポイントをチェックしていこう。
【1】ア・リーグのMVP争いはどれくらい接戦になるのか
いくつかの賞は受賞者がハッキリしており、ほかの賞にも最有力候補と目される選手がいる。しかし、今年のア・リーグMVPはそれらに当てはまらない。ヤンキースの右翼手アーロン・ジャッジとマリナーズの捕手カル・ローリーがガーディアンズの三塁手ホセ・ラミレスとともにファイナリストとなっているが、ジャッジとローリーはシーズンを通して、ほぼ互角の争いを繰り広げてきた。
9月にMLB.comのマーク・フェインサンドが各球団の幹部に「どちらがMVPに相応しいか」を尋ねたが、意見はほぼ真っ二つに分かれた。MLB.comのスタッフたちはシーズンを通してMVPの模擬投票を実施しており、最終投票ではジャッジがわずかに優勢だったが、シーズン中はジャッジとローリーを行ったり来たりしていた。
どちらが受賞するかは、BBWAAの投票者30名(ア・リーグ15球団の担当記者から各球団2名ずつ)に委ねられた。今季再び歴代屈指の打撃成績を残したスラッガーと数々の記録を打ち立てた両打ちの捕手のどちらを選んでも間違いではない。ジャッジが受賞すればキャリア3度目、ローリーが受賞すればマリナーズでは2001年のイチロー以来となる。
どちらが受賞するかだけではなく、どれくらい接戦になるかという点も注目される。BBWAAが現在の投票制度をスタートさせた1938年以降、10ポイント差以内で決着したMVP争いが14度あった。1979年のナ・リーグMVPはキース・ヘルナンデスとウィリー・スタージェルが獲得ポイント数で並び、同時受賞となっている。
【2】開幕前の本命がそのままサイ・ヤング賞を受賞するのか
MLB.comでは毎年開幕前に様々な予想をしている。だが、開幕前の予想は裏切られることも多い。予想通りにならないのが野球というスポーツだ。しかし、時には予想通りの結果が生まれることもある。今年のサイ・ヤング賞争いは予想通りの結果となるかもしれない。
シーズン開幕前、MLB.comのスタッフは主要4賞の受賞者を予想するアンケートを実施した。投票の結果、サイ・ヤング賞の本命に挙げられたのはタリック・スクーバル(タイガース)とポール・スキーンズ(パイレーツ)。ア・リーグでスクーバル、ナ・リーグでスキーンズの受賞を予想したライターも5人いた。それから7カ月が経過し、サイ・ヤング賞の受賞者がスクーバルとスキーンズ以外になることは考えにくい状況だ。スクーバルは多くの部門でサイ・ヤング賞を受賞した昨季よりもわずかに良い数字を残しており、リーグトップに立った部門もある。スキーンズは打線の援護がなく、10勝10敗に終わったものの、防御率(1.97)とFIP(2.36)でメジャートップの数字を残すなど、支配的な投球を続けた。
ア・リーグではギャレット・クローシェ(レッドソックス)、ナ・リーグではクリストファー・サンチェス(フィリーズ)が対抗馬に挙がるが、スクーバルとスキーンズの名前が受賞者として呼ばれなければサプライズと言えるだろう。MLB.comのスタッフの予想を自画自賛するつもりはない。これは、とてつもなく大きな期待を背負った2人の投手がその期待に応える活躍を見せたというだけの話だ。
【3】同球団の新人コンビのワンツーフィニッシュは実現するか
2025年シーズンの大半、アスレチックスは2009年のアンドリュー・ベイリー以来となる新人王輩出に向けて好位置につけていた。しかし、具体的にはどちらの選手が受賞することになるのだろうか。前半戦はジェイコブ・ウィルソンが圧倒的な最有力候補と目されており、オールスターゲームにはア・リーグのスタメン遊撃手として選出された。しかし、4月23日にメジャーデビューしたニック・カーツが猛打を発揮。7月25日に1試合4本塁打の大暴れを見せる頃には「最有力候補」の座をウィルソンから奪っていた。
カーツは117試合に出場し、打率.290、36本塁打、出塁率.383、長打率.619の好成績をマーク。すでに一塁手部門でア・リーグのシルバースラッガー賞を受賞しており、ア・リーグ新人王に輝くのもほぼ間違いないだろう。よって、焦点となるのは、ロマン・アンソニー(レッドソックス)もファイナリスト入りしているア・リーグの新人王争いにおいて、アスレチックスの2人がワンツーフィニッシュを果たすかどうかだ。アンソニーはOPS.859と印象的な活躍を見せたが、デビューが6月と遅く、9月には負傷でシーズンを終えたため、71試合しか出場していない。一方、ウィルソンは正遊撃手として125試合に出場し、打率.311、OPS.800をマークした。
もし新人王投票のワンツーフィニッシュが実現すれば史上9組目。野手2人のコンビに限定すれば、1989年カブスのジェレーム・ウォルトンとドワイト・スミス以来、実に36年ぶりの快挙となる。
【4】名将フランコーナは歴代最多タイとなる4度目の受賞なるか
テリー・フランコーナはクリーブランドで11シーズン指揮を執ったあと、健康上の理由で勇退。2024年シーズンは2012年以来初めて監督を務めず、フィリーズで初めて監督を務めた1997年以降、フランコーナがメジャー球団の指揮を執らなかったのはわずか5シーズン目(2001~03年、2012年、2024年)だった。
しかし、フランコーナが傍観者のままでいる状況は長く続かなかった。わずか1シーズンの休養を経て、レッズからのオファーを受け、フィリーズ、レッドソックス、クリーブランドに続いて自身4球団目の監督に就任。レッズは2014年以降、わずか1度しかポストシーズンに出場しておらず、2020年を最後に4年連続でポストシーズンの舞台から遠ざかっていた。フランコーナは就任1年から見事な手腕を発揮し、前年に77勝85敗だったチームを83勝79敗でワイルドカード獲得に導いた。
フランコーナはクリーブランド時代に3度(2013年、2016年、2022年)の最優秀監督賞に輝いており、もし今年受賞すれば、ボビー・コックス(殿堂入り)、トニー・ラルーサ(殿堂入り)、バック・ショウォルターと並んで歴代最多タイの4度目の受賞となる。ただし、ライバルも強力で、メジャー最高勝率を記録したブルワーズのパット・マーフィー監督とナ・リーグ東地区を制したフィリーズのロブ・トムソン監督がフランコーナとともにファイナリストとなっている。
ちなみに、昨年はマーフィーと、フランコーナの後任としてガーディアンズの監督に就任したスティーブン・ボートがともに就任1年目で受賞。両者とも今年もファイナリスト入りしており、2年連続受賞の可能性を残している。
2025.11.10 13:19 Monday
2025年の「オール・ルーキー・チーム」にカーツ、ホートンらが選出
今季は新人選手の話題が盛りだくさんのシーズンだった。
2024年のドラフト指名選手から8人がメジャー昇格を果たし、そのうちの1人であるニック・カーツ(アスレチックス)は球界屈指の左の強打者としての地位を確立した。また、カーツの同僚であるジェイコブ・ウィルソンは高いコンタクト能力を存分に発揮。メジャー最高勝率をマークしたブルワーズでもアイザック・コリンズ、ケイレブ・ダービン、ジェイコブ・ミジオロウスキー、チャド・パトリックといった新人選手の活躍が光った。
ポストシーズンでもメジャー1年目の選手たちが主役となり、キャム・シュリットラー(ヤンキース)やトレイ・イェサベージ(ブルージェイズ)はまだメジャー経験が浅いにもかかわらず、マウンド上で歴史的なパフォーマンスを披露した。
今季トップクラスの活躍を見せた新人選手たちを称えるために、MLB Pipelineが選出した「オール・ルーキー・チーム」のファーストチームとセカンドチームの顔ぶれを見ていこう。
◆ファーストチーム
捕手:ドレイク・ボールドウィン(ブレーブス)
チームが低迷する中、ボールドウィンは捕手として大きな希望の光となり、124試合で打率.274、19本塁打、出塁率.341、長打率.469を記録。FanGraphsが算出する総合指標WARは新人3位の3.1をマークした。パワーとコンタクトを兼ね備えた左打席からの強打を武器に、オープン戦で正捕手の座を手中に収め、チームを牽引した。
一塁手:ニック・カーツ(アスレチックス)
昨年のドラフト全体4位で指名された強打者は、4月23日にメジャーデビューを果たすと、117試合に出場し、いずれも新人トップとなる長打率.619、OPS1.002、36本塁打、86打点、63四球、長打64本、260塁打を記録。一塁手の中でカーツ(4.6)より高いfWARを記録した選手はブレーブスのマット・オルソン(4.7)しかおらず、打撃貢献度を表すwRC+も400打席以上出場した選手の中ではヤンキースのアーロン・ジャッジ(204)、ドジャースの大谷翔平(172)に次いでメジャー3位となる170をマークした。
二塁手:ルーク・キーシャル(ツインズ)
4月18日にメジャーデビューしたキーシャルだが、右前腕を骨折して3カ月の長期欠場。しかし、フィールドに戻ってくると、与えられた出場機会を最大限に活用した。49試合のみの出場ながら打率.302、4本塁打、14盗塁、出塁率.382、長打率.445の好成績をマーク。200打席以上の新人二塁手の中で唯一、平均(100)以上のwRC+を記録した(キーシャルのwRC+は134)。
三塁手:ケイレブ・ダービン(ブルワーズ)
守護神デビン・ウィリアムスとのトレードでヤンキースから加入したダービンは、メジャー1年目から驚異的なコンタクト能力、堅実な守備、平均以上のスピードを発揮し、存在感を示した。言い換えれば、今季のブルワーズに完璧にフィットしたと言える。136試合に出場し、打率.256、11本塁打、18盗塁、出塁率.334、長打率.387を記録した。
遊撃手:ジェイコブ・ウィルソン(アスレチックス)
2023年ドラフト全体6位指名のウィルソンは、前評判通りの驚異的なコンタクト能力を発揮し、メジャー3位の打率.311をマーク。三振率はわずか7.5%で、パドレスのルイス・アライズ(3.1%)に次いでメジャー2位の数字だった。予想通り、強い打球を打つ打者ではなかったが、それでも13本塁打を記録。新人遊撃手の中で2番目に多かった。
外野手:ロマン・アンソニー(レッドソックス)
アンソニーは6月9日にメジャーデビューしてから9月上旬に左脇腹を痛めてシーズンを終えるまで、特に後半戦の戦いではチームで最も信頼できる打者となった。71試合で打率.292、8本塁打、出塁率.396、長打率.463をマーク。300打席以上の新人選手で140以上のwRC+を記録したのは、カーツとアンソニーの2人だけだった。また、外野の守備でもOAA(Outs Above Average=平均よりどれだけ多くアウトを奪ったかを表す守備指標)+6を記録。攻守にわたってチームに貢献した。
外野手:アイザック・コリンズ(ブルワーズ)
2022年オフにマイナーのルール5ドラフトで指名されたコリンズは、ブルワーズ傘下のマイナー球団でユーティリティプレーヤーとして活躍していたが、今季はメジャー屈指の守備力を誇る左翼手となり、OAA+5を記録(ガーディアンズのスティーブン・クワンの+6に次いで左翼手2位)。一方、攻撃面での強みはストライクゾーン外のボールに手を出さないことで、四球率12.9%はアンソニー(13.2%)に次いで新人2位だった。130試合で打率.263、9本塁打、16盗塁、出塁率.368、長打率.411をマークし、総合指標WARはFanGraphs版が2.6、Baseball-Reference版でも2.1を記録した。
外野手:ジェイコブ・マーシー(マーリンズ)
マーシーは8月1日にメジャーデビューし、8月は30試合に出場して打率.352、長打18本、9盗塁、出塁率.430、長打率.629の大活躍。最終的には55試合に出場して打率.292、5本塁打、14盗塁、出塁率.363、長打率.478という成績を残し、センターの守備では守備範囲の広さと強肩が高く評価された。攻守にわたる活躍により、ファーストチームの外野の最後の1枠に滑り込んだ。
指名打者:コルソン・モンゴメリー(ホワイトソックス)
モンゴメリーは今季序盤、マイナー3Aシャーロットで苦戦し、シーズン中の「リセット」のためにアリゾナのキャンプ施設へ送り返された時期があったが、これは見事に功を奏した。メジャーではわずか71試合の出場で21本塁打を量産。新人2位タイにランクインし、メジャーデビューした7月4日以降ではメジャー全体でも10位タイの本数だった。長打率.529はカーツに次いで新人2位。今回は指名打者での選出となったが、遊撃手として守備範囲の広さをアピールし、OAA+6をマークしたことも記しておこう。
先発投手:ケイド・ホートン(カブス)
ホートンは7月20日以降、12度の先発登板でいずれも自責点2以下に抑え、61回1/3を投げて防御率1.03をマークした。シーズントータルでは118イニングを投げ、100イニング以上の新人投手の中でベストの防御率2.67を記録。WHIP1.08と安定した投球を見せ、97三振を奪った一方、与えた四球は33個だけだった。右胸郭の骨折でポストシーズンは投げられなかったが、今後のカブスの先発ローテーションにおいて重要な戦力となりそうだ。
先発投手:ノア・キャメロン(ロイヤルズ)
キャメロンは今季の新人投手の中で最も頑丈かつ安定したパフォーマンスを続けた。新人5位の138回1/3を投げただけでなく、防御率2.99は100イニング以上を投げた投手の中でチーム2位(トップはクリス・ブービッチの2.55)。5つの球種をバランスよく投げ分け、すべての球種を14%から26%の割合で使用していた。
救援投手:マット・スバンソン(カージナルス)
カージナルスのブルペンで複数のイニングを投げるリリーバーとして活躍したスバンソンは、60イニング以上の新人投手の中でベストの防御率1.94、WHIP0.88、被打率.160を記録。シンカー、スイーパー、カットボールを織り交ぜた投球で、60回1/3を投げ、68三振を奪った。
◆セカンドチーム
捕手:カルロス・ナルバエス(レッドソックス) 一塁手:トロイ・ジョンストン(マーリンズ) 二塁手:キム・ヘソン(ドジャース) 三塁手:マット・ショウ(カブス) 遊撃手:チェイス・マイドロス(ホワイトソックス) 外野手:デイレン・ライル(ナショナルズ) 外野手:ジェイク・マンガム(レイズ) 外野手:デンゼル・クラーク(アスレチックス) 指名打者:カイル・ティール(ホワイトソックス) 先発投手:チャド・パトリック(ブルワーズ) 先発投手:シェーン・スミス(ホワイトソックス) 救援投手:マイク・バシル(ホワイトソックス)
2025.11.10 11:02 Monday
メッツがベリンジャー獲得を狙う可能性 再びヤンキースとの争奪戦か
昨オフ、若き天才打者フアン・ソトをめぐって熾烈な争奪戦を繰り広げたニューヨークの2球団が、今オフも強打の外野手をめぐる争奪戦を展開するかもしれない。Sports Illustratedのパット・ラガーゾは「メッツが今オフ、本格的にコディ・ベリンジャーの獲得を狙ったとしても驚きではない」と報じている。
30歳のベリンジャーは今季、ヤンキースで152試合に出場して打率.272、29本塁打、98打点、13盗塁、OPS.814をマーク。29本塁打と98打点はともに、ナ・リーグMVPに輝いた2019年以降では最多の数字だった。ベリンジャーはオプトアウトの権利を行使して来季の年俸2500万ドル(約37億5000万円)を破棄し、フリーエージェント(FA)となった。
メッツはセンターが弱点だ。今季はタイロン・テイラー、ジェフ・マクニール、セドリック・マリンズが主に起用されたものの、マリンズはFAとなり、ラガーゾによると、マクニールはトレード要員になる可能性があるという。テイラーは来季も保有権が残っているが、今季の打撃成績(OPS.598)を考えると、コンテンダー(優勝候補)のレギュラーとしては物足りない。
また、メッツは主砲ピート・アロンソがオプトアウトの権利を行使してFAとなり、アロンソが他球団に移籍した場合は一塁手の補強も必要となる。こうした状況の中、一塁と外野3ポジションを守れるベリンジャーはメッツのチーム事情に極めてフィットする存在と言える。
ヤンキースもベリンジャーとの再契約を目指すとみられており、昨オフのソトに続き、今オフもニューヨーク2球団による争奪戦が繰り広げられることになるかもしれない。ヤンキースに移籍した今季、大都市ニューヨークでも活躍できることを証明したベリンジャーは、同じニューヨークを本拠地とするメッツにとっても魅力的な補強ターゲットだ。
2025.11.10 09:25 Monday
今季38本塁打の強打者ピート・アロンソがメッツに残留する可能性は?
昨オフ、メッツからフリーエージェント(FA)となったピート・アロンソは長期大型契約を目指したものの、希望通りのオファーを得られず、最終的にはオプトアウト付きの2年契約でメッツに残留した。
2024年シーズンの不振から脱却し、今季は全162試合に出場して打率.272、38本塁打、126打点、OPS.871をマーク。自身初のシルバースラッガー賞に輝くなど、納得のシーズンを過ごした上で、オプトアウトの権利を行使して再びFAとなった。
FA市場で長期大型契約を狙うアロンソだが、メッツは今オフもアロンソの引き留めに動くのだろうか。
Sports Illustratedのパット・ラガーゾは、アロンソの去就について「アロンソがチームフレンドリー(球団側に有利)な契約に応じない限り、メッツはFA市場のアロンソ争奪戦から手を引くことになるだろう」と予想している。
「アロンソはFA市場で高額年俸を得る可能性が高い。来月31歳になる一塁手に対し、メッツが長期契約をオファーすることを良しとするかどうかは、もう少し様子を見る必要がありそうだ」とラガーゾは付け加えた。
そして、ラガーゾによると、メッツはアロンソが残留しない場合、ヤンキースからFAとなったコディ・ベリンジャーの獲得に動く可能性があるという。ベリンジャーは大都市ニューヨークで活躍できることを今季証明しただけでなく、一塁以外に外野3ポジションを守れるため、アロンソより起用の幅も広がる。
アロンソがチームフレンドリーな契約に応じる姿勢を見せない場合、メッツはアロンソ争奪戦から撤退し、ベリンジャー争奪戦に注力していくことになるのかもしれない。
2025.11.10 08:55 Monday











