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カージナルスがヘルズリー、アレナドら主力選手の放出を模索か
今季終了後にFAとなるライアン・ヘルズリー、フィル・メイトン、スティーブン・マッツらがトレード要員となっているカージナルスだが、ほかにも主力選手の放出を模索しているようだ。米メディア「ジ・アスレチック」でカージナルスを担当するケイティ・ウー記者によると、カージナルスはノーラン・アレナドやソニー・グレイに対するトレードのオファーを受け付けているという。
アレナドは高額の長期契約が2年半残っている。昨季終了後、カージナルスは積極的にアレナドの放出に動いたものの、結局トレードは実現しなかった。アレナドは全球団に対するトレード拒否権を持っており、アストロズ、ドジャース、パドレス、レッドソックス、ヤンキースへの移籍を希望。しかし、「FA市場の動きを待ちたい」とアストロズへのトレードを拒否し、現在に至るまでカージナルスの一員としてプレーを続けている。
グレイは今季が3年契約の2年目。来季の年俸は3500万ドルと高額で、2027年は年俸3000万ドルのオプション(またはバイアウト500万ドル)となっている。アレナド同様、全球団に対するトレード拒否権を持っており、グレイ自身はカージナルス残留を希望しているとみられる。
また、今季オールスター・ゲーム初選出を果たしたブレンダン・ドノバンがトレード市場で注目を集めていることも明らかになっている。ドジャースやヤンキースが興味を示しているようだが、ヤンキースはすでにロッキーズからライアン・マクマーンを獲得しており、引き続きドノバン獲得を狙っているかどうかは不透明だ。
なお、ドノバンがFAになるのは2027年シーズン終了後のため、カージナルスとしては放出を急ぐ必要はない。アンタッチャブル(放出不可)な存在として位置づけているわけではないものの、トレードバリュー(価値)を極めて高く設定しており、他球団が獲得するためにはかなりの対価が必要になることが予想される。
2025.7.27 09:27 Sunday
Dバックスのエウヘニオ・スアレスの争奪戦にフィリーズも参戦か
トレード市場の注目株となっているエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)だが、移籍先の有力候補と目されていたヤンキースはライアン・マクマーンを獲得し、三塁手の補強を終えた。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、ヤンキースとダイヤモンドバックスの希望条件には「大きな開き」があったようだ。では現在、どのチームがスアレスの獲得を狙っているのだろうか。
MLB.comでマリナーズを担当するダニエル・クレーマー記者によると、マリナーズは強打者ジョシュ・ネイラーをダイヤモンドバックスから獲得したあともスアレスの獲得を「最優先事項」に位置づけているという。3年ぶりのポストシーズン進出、そして2001年以来の地区優勝を目指す上で、ネイラーだけでは打線の補強は不十分と考えているようだ。
ほかにはカブスがスアレス争奪戦に加わっていることが報じられており、ブルワーズ、タイガース、アストロズなどを移籍先候補に挙げる声もある。強力打線を誇るカブスだが、三塁手が唯一の弱点となっており、スアレスの獲得に成功すれば、自慢の強力打線はさらにパワーアップすることになるだろう。
そして、新たに浮上してきたのが正三塁手アレック・ボームが負傷者リスト入りしているフィリーズだ。地元メディアの報道によると、ダイヤモンドバックスはフィリーズの有望株右腕ミック・エイベルの登板を視察するためにスカウトを派遣していたという。
ボームは左肋骨の骨折で負傷者リスト入りしており、8月中旬ごろまで欠場する見込み。その穴をスアレスで埋めるというプランだが、ボーム復帰後に問題が生じる。三塁にスアレスを入れると、ボームを一塁やDHに回す必要があり、一塁のブライス・ハーパーやDHのカイル・シュワーバーを外野の守備に就かせる必要が出てくるのだ。右打者の補強を狙っているフィリーズだが、こうしたチーム事情もあり、内野手よりも外野手の獲得に動く可能性が高いとみられている。
2025.7.27 08:56 Sunday
アスレチックスのニック・カーツが新人史上初の1試合4本塁打を達成
【アストロズ3-15アスレチックス】ヒューストン/ダイキンパーク、7月25日(日本時間26日)
メジャーリーグに新たな「怪物」が誕生した。アスレチックスのニック・カーツは敵地でのアストロズ戦で二回に20号2ラン、六回に21号ソロ、八回に22号ソロ、九回に23号3ランを放ち、新人では史上初となる1試合4本塁打を達成。昨年のドラフトで指名されたばかりの22歳が歴史に名を刻んだ。
カーツは昨年のドラフト1巡目(全体4位)でアスレチックスから指名されてプロ入り。自慢の強打を遺憾なく発揮し、打率.344、OPS1.152という好成績を残してマイナーをわずか33試合で卒業した。
メジャー昇格後も勢いは止まらず、前日の時点でOPS.982を記録。今季250打席以上の打者でこれより高い数字を残しているのはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、大谷翔平(ドジャース)、カル・ローリー(マリナーズ)の3人だけだった。
そして迎えたアストロズ4連戦の2戦目。カーツは「2番・DH」でスタメン出場し、4本のアーチを含む6打数6安打8打点6得点と大暴れした。4本塁打のほかに単打1本と二塁打1本を放ち、1試合19塁打は2002年5月23日のショーン・グリーン(ドジャース)と並ぶメジャータイ記録。1試合で4本塁打、6安打、8打点を記録した史上初の選手となった。
1試合4本塁打はメジャー史上20人目で、アスレチックスでは初めて。今季の打撃成績は打率.305、23本塁打、59打点、OPS1.060となり、250打席以上の打者でこれを上回るOPSを記録しているのはジャッジだけだ。同僚のジェイコブ・ウィルソンとの新人王争いも注目されるが、一気に最右翼に躍り出たと言っても過言ではないだろう。
2025.7.26 12:32 Saturday
シュワーバーが通算1000安打を達成 節目の一打はもちろんホームラン
【ヤンキース5-12フィリーズ】ニューヨーク/ヤンキー・スタジアム、7月25日(日本時間26日)
ナショナル・リーグ東地区でメッツと熾烈な首位争いを繰り広げているフィリーズは敵地でのヤンキース3連戦の初戦に12-5で快勝。3本塁打を含む14安打12得点の猛攻を見せたフィリーズ打線において、特に2本塁打を含む3安打4打点を記録したカイル・シュワーバーの活躍が光った。
2本のソロ本塁打でヤンキースにリードを奪われたフィリーズだったが、五回にシュワーバーが35号同点2ラン。打球速度113.8マイル(約183.1キロ)、飛距離413フィート(約125.9メートル)という豪快な一発で通算1000安打のマイルストーンに到達した。
シュワーバーは通算1000安打達成時点で319本塁打。これはマーク・マグワイアの311本塁打を上回り、史上最多記録となった。シュワーバー、マグワイアのほかに300本塁打以上はヤンキースのアーロン・ジャッジ(308本塁打)だけである。
その後、ヤンキースに勝ち越しを許したフィリーズだったが、七回に追いつき、J・T・リアルミュートの7号3ランで一気に勝ち越しに成功。1点差まで追い上げられたものの、八回にシュワーバーが36号2ランを放ち、8-5と突き放した。
こちらも打球速度115.2マイル(約185.4キロ)、飛距離380フィート(約115.8メートル)という強烈な一発。ナ・リーグの本塁打王争いにおいて、2位のエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)に並び、トップの大谷翔平(ドジャース)まで1本差に迫った。
フィリーズは九回にも4点を追加し、終盤の3イニングだけで10得点。ヤンキースのリリーフ陣を打ち砕き、3連戦の初戦を制した。
2025.7.26 11:33 Saturday
ドジャースがレッドソックスに先勝 大谷翔平は6試合連続アーチならず
【レッドソックス2-5ドジャース】ボストン/フェンウェイ・パーク、7月25日(日本時間26日)
ドジャースの大谷翔平はムーキー・ベッツが個人的な事情でチームを離れた関係で、5試合ぶりに「1番・DH」でスタメン出場。球団史上初の6試合連続アーチが期待されたが、快挙達成はならなかった。レッドソックスの吉田正尚は「5番・DH」で4打数1安打。試合はドジャースが5-2で勝利した。
敵地でのレッドソックス3連戦の初戦、ドジャース先発のエメット・シーアンは初回に2つの四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、トレバー・ストーリーと吉田を連続三振に仕留めて無失点。すると、二回にアンディ・パヘスが二塁打を放ってチャンスを作り、2死三塁からトミー・エドマンの詰まった当たりがタイムリーとなって1点を先制した。
三回には1死から大谷、ウィル・スミス、フレディ・フリーマンの3連打で満塁とし、テオスカー・ヘルナンデスの押し出し四球とパヘスの犠飛で2点を追加。その直後、ジャレン・デュランとアレックス・ブレグマンの連続タイムリーで2点を返されたが、シーアンは5回3安打2失点の力投を見せた。
ドジャースに待望の追加点が入ったのは八回。先頭のフリーマンがヒットで出塁すると、ヘルナンデスが15号2ランをセンターに運び、5-2とリードを広げた。
ドジャースは六回以降、アンソニー・バンダ、エドガルド・ヘンリケス、アレックス・ベシア、ベン・カスパリアスが無失点リレー。レッドソックス3連戦の初戦を制した。
6試合連続アーチが期待された大谷は空振り三振、ライト前ヒット、四球、空振り三振、キャッチャーへのファウルフライで4打数1安打。球団記録を塗り替えることはできなかった。今季の打撃成績は打率.273、出塁率.377、OPS.994となっている。
一方、吉田は空振り三振、サードフライ、レフト前ヒット、サードゴロで4打数1安打。今季の打撃成績は打率.235、出塁率.257、OPS.581となった。
2025.7.26 11:07 Saturday
レッドソックスがパドレスからのトレードの申し込みを「すみやかに却下」
左翼手が補強ポイントとなっているパドレスはジャレン・デュラン(レッドソックス)の獲得を狙っていることが報じられている。しかし、レッドソックスへのトレードの申し込みは「すみやかに却下」されたようだ。ボストンの地元メディア「MassLive.com」のショーン・マクアダム記者が報じている。
デュランにトレードの可能性が浮上しているのは、有望株ロマン・アンソニーの台頭や吉田正尚の戦列復帰によって外野手が飽和状態にあるからだ。しかし、デュランがFAになるのは2028年シーズン終了後であり、レッドソックスはあと3年半保有可能。放出を急ぐ必要はなく、ワイルドカード争いに加わっている状況の中、今夏のトレード市場でデュランを放出する可能性は低いとみられている。
パドレスはデュランを獲得するために、エース右腕のディラン・シース、球団2位(MLB全体21位)の有望株であるイーサン・サラス、さらに有望株1名を加えたパッケージを提示したようだ。しかし、サラスが不振続きで評価を落としつつあることも影響したのか、このオファーはただちに却下された。
レッドソックスはトレード市場で先発投手の補強を目指しており、シースにも興味を示していることが報じられていた。ただし、補強ターゲットはシースに絞られたわけではなく、マクアダム記者によると、サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)にも興味を示しているという。
シースが半年の「レンタル移籍」であるのに対し、2022年のサイ・ヤング賞投手であるアルカンタラは球団オプションも含めると2027年まで保有可能。レッドソックスのチーフ・ベースボール・オフィサーを務めるクレイグ・ブレスローは今季だけでなく、来季以降の戦いも見据えながら補強プランを練っているのだろう。
なお、レッドソックスが外野手の人員整理をしなければならない状況であることに変わりはなく、オフシーズンにはデュランのトレード交渉が再び活性化していくことが予想されている。
2025.7.26 09:40 Saturday
個人的な事情で欠場のベッツ ロバーツ監督は次戦での復帰を期待
ムーキー・ベッツ(ドジャース)のボストンへの帰還は、少なくとも1日延期されることになった。個人的な事情のため、テネシー州ナッシュビルの自宅に戻ったからだ。
デーブ・ロバーツ監督は23日(日本時間24日)の時点で「彼に個人的な問題が起きていることはわかっている」と話していた。「彼がいない間に、何か個人的に対処しなければならないことが起こったのかもしれない。彼の状態は問題ないが、様子を見ようと思う」とその時点ではベッツの置かれている状況を完全には把握していなかったとみられる。
ドジャースは25日(同26日)から敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス3連戦がスタート。ロバーツ監督は初戦の試合前に、オールスター・ゲーム選出8度の実績を誇るベッツが2戦目から復帰する予定であることを明かしたが、試合に出場できるかどうかはベッツの到着時間次第になるようだ。
「彼はあすの試合開始時間くらいに戻ってくると思う」とロバーツ監督。「様子を見よう。彼はできるだけ早く復帰できるように努めている。スタメン出場できるかどうかはわからないが、ボストンには来ると思う」と説明した。
ドジャースは3連戦の初戦、ベッツに代わる選手をロースターに追加せず、野手が1人少ない状態で試合に臨んでいる。なお、ベッツは打撃不振が続いており、今季はここまで94試合に出場して打率.238、11本塁打、45打点、6盗塁、OPS.679にとどまっている。
2025.7.26 09:00 Saturday
ヤンキースが三塁手補強 ロッキーズからライアン・マクマーンを獲得
ヤンキースは今後2年半の正三塁手を見つけたようだ。25日(日本時間26日)、若手有望株2投手とのトレードでロッキーズからライアン・マクマーンを獲得したことを発表。攻守両面で堅実なプレーを見せる30歳を獲得し、弱点だった三塁の穴を埋めた。
今季、ヤンキースの三塁手はOPS.645を記録しているが、これは同ポジションにおいてメジャーで8番目に低い数字。オスワルド・カブレラが離脱し、ジャズ・チザムJr.を一時的に三塁に回していたものの、チザムJr.が二塁に戻ってからは正三塁手が不在となり、トレード市場で補強に動くことが確実視されていた。
マクマーンは安定した守備力で知られ、2024年にはオールスター・ゲーム選出も果たしている。今季はここまで100試合に出場し、打率.217、16本塁打、35打点、OPS.717を記録。2019年から昨季まで、短縮シーズンの2020年を除いて毎年20本塁打以上を放っており、今季はキャリアハイ(2019年の24本塁打)の更新も狙えるペースだ。
ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「彼はオールスターの三塁手であり、守備が本当に安定している。今季、打撃面では調子の波があるけれど、何年にもわたって三塁を守れる選手だ。彼を獲得することができて興奮しているよ」とマクマーンの加入を歓迎する。
当初、エウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)の獲得を狙っているとみられたヤンキースだが、交換要員についてダイヤモンドバックスとの間には「大きなギャップ」があった模様。また、スアレスが半年の「レンタル移籍」であるのに対し、マクマーンは6年7000万ドルの契約を2027年まで残している。ヤンキー・スタジアムの恩恵を受ける左打者であることもヤンキースのマクマーン獲得を後押ししたのだろう。
補強ポイントだった三塁手の獲得に成功したヤンキース。次は先発投手の補強を狙うとみられており、ディラン・シース(パドレス)、ミッチ・ケラー(パイレーツ)らに興味を示していることが報じられている。
なお、マクマーンの交換要員として、グリフィン・ヘリングとジョシュ・グロスの2投手がロッキーズへ移籍する。
2025.7.26 08:34 Saturday
エンゼルス・菊池雄星 五回2死から痛恨の2被弾で今季7敗目を喫す
【エンゼルス2-4マリナーズ】アナハイム/エンゼル・スタジアム、7月24日(日本時間25日)
エンゼルスの菊池雄星はマリナーズ戦に先発し、五回2死まで無失点に抑える好投を見せていたが、そこから同点ソロと勝ち越し2ランを浴び、5イニングを投げ切れずに降板。チームも2-4で敗れ、菊池には今季7敗目(4勝、防御率3.23)が記録された。
後半戦最初のカードで強豪フィリーズに勝ち越したものの、次のメッツ3連戦でスイープ負けを喫したエンゼルス。エースの菊池には「連敗ストッパー」の期待がかかったが、それに応えることはできなかった。
初回、菊池は1死一、二塁のピンチを背負ったものの、ランディ・アロザレーナを空振り三振に仕留めるなど無失点。ノーラン・シャニュエルのタイムリーで先制してもらった直後の二回は三者凡退に抑え、三回はヒット1本を許しながらも無失点で切り抜けた。
四回は2死から四球とヒットでピンチを招いたが、ディラン・ムーアをレフトフライに打ち取って無失点。五回も打者2人を内野ゴロに仕留め、今季5勝目の権利まであと1アウトに迫った。ところが、フリオ・ロドリゲスにライトへの15号同点ソロを浴びると、カル・ローリーには三塁への内野安打を許し、アロザレーナに勝ち越しの19号2ランを被弾。次打者ミッチ・ガーバーにも二塁打を打たれ、五回を投げ切れずに降板した。
菊池は4回2/3(96球)を投げて7安打、4三振、2四球、3失点という内容。走者を出しながらも五回途中まで粘り強く無失点に抑えていたが、2本のアーチに泣く結果となった。
エンゼルスは七回にザック・ネトのタイムリーで反撃したが、直後の八回にホルヘ・ポランコの16号ソロで追加点を奪われ、再び2点ビハインドに。九回にはマリナーズの守護神アンドレス・ムニョスから2死満塁のチャンスを作ったものの、シャニュエルがレフトライナーに倒れ、4連戦の初戦は2-4で敗れた。
なお、マリナーズのロドリゲスは15号ソロを放っただけでなく、今季20個目の盗塁にも成功。メジャー1年目から4年連続の15本塁打&20盗塁は史上初の快挙となった。
2025.7.25 13:34 Friday
マリナーズがダイヤモンドバックスから強打のジョシュ・ネイラーを獲得
7月31日(日本時間8月1日)のトレード・デッドラインが迫る中、いよいよ本格的にトレード市場が動き始めた。24日(同25日)、マリナーズはダイヤモンドバックスから強打のジョシュ・ネイラーを獲得。課題の打線強化に向けて、他球団よりも先に手を打った。
球団の公式発表によると、マリナーズはネイラー獲得の対価として球団13位の有望株であるブランディン・ガルシアと同16位のアシュトン・イジーを放出。保有期間が残り半年の一塁手の対価としては妥当と言えるだろう。
ネイラーはダイヤモンドバックスに加入した今季、ここまで93試合に出場して打率.292、11本塁打、59打点、11盗塁、OPS.807を記録。昨季は自己最多の31本塁打&108打点をマークしており、カル・ローリー、ランディ・アロザレーナとともに打線の中軸を担う働きが期待される。
マリナーズが放出したガルシアは25歳の左腕で、2023年ドラフト11巡目指名でプロ入り。昨季は主に先発を務めたが、今季はリリーフに転向し、7月21日(同22日)にメジャーデビューを果たしたばかりだ。イジーは21歳の右腕で、2022年ドラフト4巡目指名でプロ入り。先発投手として着実にマイナーの階段を上っている。
なお、MLB.comでマリナーズを担当するダニエル・クレーマー記者によると、マリナーズはエウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)の争奪戦から撤退したわけではなく、スアレスは引き続きマリナーズの「最優先ターゲット」であり続けているという。現在ワイルドカード圏内に位置し、地区首位のアストロズを6ゲーム差で追っているマリナーズの補強はまだまだ続いていきそうだ。
2025.7.25 10:22 Friday