日本時間6月10日、米公式サイト「MLB.com」は今季2回目となるサイ・ヤング賞模擬投票の結果を発表した。今回の投票には同サイトの40人の有識者が参加し、現時点の成績だけでなく、残りのシーズンを予想したうえで1位から5位までを選出。それを1位5ポイント~5位1ポイントの形式で集計し、ランキングが作成されている。ア・リーグは前回に続いてタリック・スクーバル(タイガース)がトップに。ナ・リーグはポール・スキーンズ(パイレーツ)がトップに浮上し、前回トップの山本由伸(ドジャース)は3位に後退した。
【ドジャース8-7パドレス】延長10回@ペトコ・パーク
日本時間6月10日、ナ・リーグ西地区の首位を争うドジャースとパドレスがついに今季初対戦。注目の3連戦の初戦は互いに一歩も譲らぬ熱戦となり、延長戦の末に8対7でドジャースが勝利した。ドジャース4番手のカービー・イェーツが4勝目(2敗)を挙げ、5番手のタナー・スコットは12セーブ目を記録。パドレス7番手のワンディ・ペラルタは今季初黒星(3勝)を喫した。なお、ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」で5打数1安打1四球。パドレスの松井裕樹は1回2安打1失点だった。
【アスレチックス4-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間6月10日、エンゼルスはアスレチックス3連戦の初戦にエース左腕の菊池雄星が先発。菊池は5回表一死までパーフェクト投球を続けるなど、8回途中まで被安打1、奪三振5、与四球1、無失点という好投を見せ、2勝目(5敗、防御率2.92)をマークした。エンゼルスは7対4で勝利し、5番手のケンリー・ジャンセンが15セーブ目を記録。アスレチックス2番手のジェフリー・スプリングスは6回5安打4失点(自責点3)で5敗目(5勝)を喫した。
【レイズ10-8レッドソックス】延長11回@フェンウェイ・パーク
日本時間6月10日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでレイズとの同地区対決3連戦がスタート。その初戦はお互いが点を取り合うシーソーゲームとなったが、延長11回までもつれる熱戦の末に8対10で敗れた。レイズ6番手のイアン・セイモアはメジャー初登板で勝利投手に。レッドソックス5番手のザック・ケリーが3敗目(1勝)を喫し、期待の有望株ロマン・アンソニーは4打数ノーヒットに終わった。
【ブレーブス7-1ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間6月10日、7連敗中のブレーブスは敵地でのブリュワーズ3連戦がスタート。その初戦は先発のクリス・セールの好投に打線が一発攻勢で応え、7対1で快勝して連敗をストップした。セールは7回103球を投げて被安打5、奪三振11、与四球2、失点1という好投を見せ、自身91度目の2ケタ奪三振を記録するとともに、4勝目(4敗)をマーク。ブリュワーズ先発のアーロン・シバーリは5回途中5安打2失点で降板し、2敗目(1勝)を喫した。
【マーリンズ3-10パイレーツ】@PNCパーク
日本時間6月10日、マーリンズは敵地でのパイレーツ3連戦がスタート。その初戦でエース候補の若手右腕エウリー・ペレスが2年ぶりのメジャー復帰を果たしたが、試合は3対10の大敗となった。パイレーツ3番手のケイレブ・ファーガソンが2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフで2勝目(0敗)をマーク。ペレスは3回70球を投げて被安打4、奪三振5、与四球2、失点4で降板し、今季初黒星(0勝)を喫した。
【カブス3-4xフィリーズ】延長11回@シチズンズバンク・パーク
日本時間6月10日、ナ・リーグ中地区の首位に立つカブスは敵地で強豪フィリーズとの3連戦がスタート。その初戦は8回表に追いつき、11回表に勝ち越したものの、リードを守れず3対4で逆転サヨナラ負けを喫した。フィリーズ6番手のカルロス・ヘルナンデスが今季初勝利(0敗)を挙げ、カブス5番手のダニエル・パレンシアは2敗目(0勝)。カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、2試合ぶりのヒットを放って5打数1安打だった。
日本時間6月10日、MLB機構は2025年のMLBドラフトを日本時間7月14~15日の2日間で開催することを発表した。従来のMLBドラフトは3日間にわたって行われていたが、そのスケジュールが短縮されることになる。なお、MLBドラフトは以前は6月に行われていたが、2021年からオールスター・ウィークのイベントの一環として開催されることになり、開催時期が7月に移動。今年のオールスター・ウィークはブレーブスの本拠地アトランタが開催地となっている。
日本時間6月10日、レッドソックスは球界ナンバーワン有望株であるロマン・アンソニーのメジャー昇格を発表した。アンソニーには背番号「48」が与えられ、本拠地フェンウェイ・パークで行われるレイズ3連戦の初戦に「5番・右翼」でスタメン出場している。なお、レッドソックスは正右翼手ウィルヤー・アブレイユが左わき腹痛で10日間の故障者リスト入り。また、ロースターの40人枠を空けるために、5月下旬にエンゼルスから金銭トレードで獲得したばかりのライアン・ノダをDFAとした。
日本時間6月10日、2025年シーズン11週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはビニー・パスカンティーノ(ロイヤルズ)、ナショナル・リーグはピート・アロンソ(メッツ)が選出された。パスカンティーノは自身2度目の受賞で、ロイヤルズからの選出は昨年7月のボビー・ウィットJr.以来。一方、アロンソは自身5度目の受賞となり、メッツからの選出は昨年8月のフランシスコ・リンドーア以来である。また、一塁手のダブル受賞は2022年4月のミゲル・カブレラとコディ・ベリンジャー以来3年ぶりとなった。
2025.6.10 13:54 Tuesday首位攻防3連戦の初戦はドジャースが熱戦を制す 大谷6試合連続安打
2025.6.10 13:04 Tuesday菊池雄星が8回途中無失点で2勝目 アスレチックス・クラークは超美技
2025.6.10 12:18 Tuesday点の取り合いの末にRソックス敗れる アンソニーはほろ苦デビューに
2025.6.10 11:52 Tuesdayブレーブスが連敗ストップ セールは通算91度目の2ケタ奪三振で4勝目
2025.6.10 11:21 Tuesdayマーリンズのエース候補・ペレスが2年ぶりのメジャー復帰も敗戦投手に