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ドジャースが救援右腕グラテロルとの年俸調停を回避して1年契約
7日(日本時間8日)、MLB.comが関係者から得た情報によると、ドジャースは救援右腕ブルスダー・グラテロルとの年俸調停を回避し、年俸280万ドル(約4億2000万円)の1年契約を結ぶことで合意したようだ。なお、球団からの正式発表は行われていない。
グラテロルのほか、ドジャースは8日(同9日)の期限までに今季の年俸について合意しなければならない選手が3人いる。救援左腕アンソニー・バンダ、外野手アレックス・コール、救援右腕ブロック・スチュワートだ。
年俸調停権を持つこれらの選手が期限までに球団と合意できなかった場合、球団と選手の双方が希望額を提示した上で、年俸調停に進むことになる。ただし、球団と選手の交渉はその後も継続され、年俸調停が実施されるまでに合意する可能性もある。
27歳のグラテロルは右肩関節唇の手術を受け、2025年シーズンを欠場。今季の年俸は2025年シーズンと同額となる。この剛球リリーバーは、2024年シーズンも肩とハムストリングの負傷で長期離脱を強いられ、レギュラーシーズン7試合、ポストシーズン3試合の登板にとどまった。
2025年シーズン、ドジャースはグラテロルの不在を痛感した。ブレイク・トライネンとカービー・イェーツの両ベテラン右腕が不振に陥り、マイケル・コペックとエバン・フィリップスの両右腕もケガで離脱していたため、試合の重要な場面を担う右腕に人材を欠いていたからだ。グラテロルはドジャースでの5年間で178試合に登板して防御率2.69の好成績をマークし、右打者を通算OPS.524に抑えている。
フリーエージェント(FA)になる前の最後のシーズンを迎えるグラテロルは、万全の状態でスプリングトレーニングに臨むことができる見込みだ。
32歳のバンダは年俸調停期間2年目のシーズンを迎えている。ドジャース2年目の昨季はチーム最多の71試合に登板し、防御率3.18を記録。年俸は100万ドル(約1億5000万円)だった。
31歳のコールは今オフ、初めて年俸調停の資格を得た。昨夏にナショナルズからドジャースへトレードされ、移籍後は38試合に出場して打率.247、OPS.717を記録した。
34歳のスチュワートはバンダ同様、年俸調停期間2年目のシーズンとなる。コール同様、昨夏のトレードでドジャースに加入したものの、右肩のケガで移籍後はわずか4試合しか登板できなかった。手術を受け、それ以降のシーズンを棒に振ったが、2026年シーズンは大幅な出遅れを強いられることはないと予想されている。昨年はツインズとドジャースで合計43試合に登板し、防御率2.63をマークした。
2026.1.8 10:20 Thursday
カブレラのカブスへのトレードが先発投手市場に与える影響は?
カブスがマーリンズから右腕エドワード・カブレラを獲得したことを受けて、MLB.comでは今回のトレードが各球団や移籍市場に与える影響について、3人の記者に意見を求めた。
【1】今回のトレードは、マッケンジー・ゴアやフレディ・ペラルタらトレード候補となっているほかの先発投手にどんな影響を与えるのか。トレードの可能性は高くなったのか、それとも低くなったのか。
カブレラを獲得するためにカブスは球団1位と11位の有望株(と3人目の選手)を放出しなければならなかったという点が興味深い。しかし、カブレラはあと3年保有可能な選手であり、それが価値を押し上げた可能性は高い。カブレラは保有期間があと2年のゴアほど優秀な投手ではない。ゴアもまた、FAまであと1年となったペラルタほど優秀な投手ではない。
とはいえ、カブレラのカブス移籍が決まったことで、トレードの選択肢が1つ減ってしまった。フランバー・バルデス、レンジャー・スアレス、ザック・ギャレンといったフリーエージェント(FA)の有力投手に大金を投じたくないチームにとって、トレードでの補強は先発ローテーションを強化するための唯一の手段となる。私は今回のトレード以前からゴアとペラルタがトレードされるだろうと予想していたので、今更「トレードはない」と予想する理由はない。(全国担当:マーク・フェインサンド記者)
【2】カブスにとって、今回のトレードでオフシーズンの補強は終了なのか。それとも、より大きな動きの前兆と見るべきなのか。
今後、さらなる動きがあるのは確実だ。もしカブスが打線と先発ローテーションの両方にインパクトのある選手を加えようとしているなら、今回のトレードはそれをより現実的なものにする素晴らしい方法だった。あと3年保有できるカブレラを獲得したことにより、カブスはFA市場に大金を投じることなく、インパクトのある先発投手を手に入れることができた。
先発補強の資金を節約できたため、カブスのフロントオフィスは強打者獲得に向けて、もう少し積極的に動いていくことになるかもしれない。昨オフに続いてアレックス・ブレグマンの獲得を狙っているとの噂があり、ここ最近の報道によると、ボー・ビシェットの獲得を少なくとも検討しているようだ。今回のトレードにより、カブスは理論上、ぜいたく税の最初の基準額(2億4400万ドル=約366億円)を超えることなく、強打者の獲得を実現することができるだろう。(カブス担当:ジョーダン・バスティアン記者)
【3】FA市場にはまだバルデス、ギャレン、スアレスら有力投手が残っているが、カブレラのトレードが決まった今、こうした投手たちの獲得に乗り出す可能性が最も高いチームはどこだろうか。
カブレラのトレードがFA市場の3人の有力投手にどれくらい影響を与えたかは定かではない。なぜなら、カブスは先発投手に大金を投じるつもりはなかったと思われるからだ(ギャレン獲得に乗り出すという噂はあった)。FA市場の先発投手に大金を投じる意思のあるチームは、依然としてFA市場での補強を狙っているはずだ。有力な先発投手の移籍先としては、メッツ、オリオールズ、エンゼルス、ブレーブスの4チームに注目すべきだろう。(全国担当:マーク・フェインサンド記者)
【4】今回のトレードにより、マーリンズがサンディ・アルカンタラを放出する可能性は高くなったのか、それとも低くなったのか。
オフシーズンを通して、マーリンズのピーター・ベンディックス編成本部長は「投手陣全員の保有権が複数年残っているため、無理にトレードを行う必要はない」と語っていた。トレード成立のためには魅力的なオファーが届く必要があり、カブレラのカブス移籍はまさにその通りのトレードだった。ただし、アルカンタラの場合は事情が異なっているのは明らかだ。元サイ・ヤング賞投手のアルカンタラだが、トミー・ジョン手術から復帰した昨年は成績を落とした(ERA+82)。一方、カブレラは自己ベストのシーズンだった(ERA+125)。3年保有可能なカブレラに対し、アルカンタラは2027年の球団オプション(年俸2100万ドル=約31億5000万円)を含めても残り2年だ。マーリンズは先発投手の層が厚いものの、ケガの不安を抱える投手も多い。マックス・マイヤーとブラクストン・ギャレットは手術明けで、ライアン・ウェザースも過去2年間は長期離脱を経験している。こうした状況を考えると、球団の顔であるアルカンタラのトレードは、さらに可能性が低くなったと言えるだろう。(マーリンズ担当:クリスティーナ・デ・二コラ記者)
2026.1.8 09:46 Thursday
カブスが有望株ケイシーらとのトレードで右腕カブレラを獲得
カブスは今オフ、先発ローテーションにインパクトのある投手を加える方法を模索してきた。昨夏のトレードデッドラインの頃から先発投手の補強を目指していたカブスにとって、トレード市場でマーリンズの剛腕エドワード・カブレラに狙いを定めることは、常に魅力的な選択肢の1つだった。
7日(日本時間8日)、カブスはフリーエージェント(FA)までの保有可能期間があと3年残っているカブレラをマーリンズから獲得するトレードを成立させた。交換要員として球団ナンバーワン有望株の外野手オーウェン・ケイシー(メジャー全体47位の有望株)のほか、クリスチャン・ヘルナンデス(球団11位の有望株)とエドガルド・デレオンの両内野手をマーリンズへ放出した。
トレードの詳細 カブス獲得:右腕エドワード・カブレラ マーリンズ獲得:外野手オーウェン・ケイシー、内野手クリスチャン・ヘルナンデス、内野手エドガルド・デレオン
カブレラは自己最高のシーズンを終えたばかりで、2025年は先発登板(26)、投球イニング(137回2/3)、奪三振(150)などでキャリアハイを更新し、防御率3.53をマークした。これまでのキャリアではケガをはじめとして様々な不安を抱え、昨夏も例外ではなかったが、ボールには威力があり、大ブレイクの可能性を秘めているのは明らかだ。
ディラン・シース(ブルージェイズと7年契約)、マイケル・キング(パドレスと3年契約)、今井達也(アストロズと3年契約)ら補強ターゲットが続々とFA市場から姿を消したため、先発投手の補強を目指すカブスにとって、代替案をトレード市場で模索することは重要だった。
2025年、カブスはワイルドカードでポストシーズンに出場し、地区シリーズに進出したものの、終盤にケガ人が出たことにより先発陣は手薄になっていた。カブレラは2026年の戦力アップに貢献するのはもちろん、2028年まで球団に保有権があるため、複数年にわたる戦力として期待できる。
8日(日本時間9日)は各球団が年俸調停権を持つ選手に条件提示を行う期限だ。カブスは年俸調停権を持つハビアー・アサッド、ジャスティン・スティールの両先発投手とまだ契約を済ませておらず、2025年の年俸が195万ドル(約2億9250万円)だったカブレラもそのグループに加わることになる。
カブレラはFA市場の有力な先発投手と比べて年俸が安いため、カブスが引き続きインパクトのある打者の獲得を目指す上で有利に働く可能性がある。カブスはオフシーズンを通して、FAのスター三塁手アレックス・ブレグマンの獲得を狙っているとの噂があり、ここ最近の報道では強打の内野手ボー・ビシェットも補強ターゲットに挙げられている。
カブスは今オフ、実績のある先発投手を2人獲得することが目標だったが、今永昇太がクオリファイングオファー(年俸2202万5000ドル=約33億円)を受諾して残留を決めたことで状況は一変した。スイングマン(=先発とロングリリーフを兼任する投手)のコリン・レイとも再契約を結び、実力のある先発投手がもう1人必要となっていたが、そこにカブレラが加わった。
現状では、カブスの先発ローテーションにはカブレラのほか、昨年の新人王投票で2位となったケイド・ホートン、マシュー・ボイド、ジェイムソン・タイオン、今永が入る見込みだ。スティールは左肘の手術からの復帰を目指しており、前半戦のうちには復帰できる予定。レイ、アサッド、ベン・ブラウン、ジョーダン・ウィックスらも先発候補として控えている。また、有望株ジャクソン・ウィギンスも夏頃にはメジャー昇格を果たす可能性がある。
カブレラは2025年、平均94.2マイル(約152キロ)のチェンジアップの使用率(25.8%)が最も高く、カーブ(23.6%)、平均96.8マイル(約156キロ)のシンカーと続いていた。ほかにスライダーとフォーシームも投げ、制球力も向上している。2025年の与四球率は8.3%だったが、これはキャリア通算の11.7%よりはるかに優れた数字だ。
昨年は5月4日から8月8日までの好調時にリーグ3位の防御率2.22を記録。この期間中、カブレラを上回る防御率を記録したのはパイレーツのポール・スキーンズ(1.60)とフィリーズのクリストファー・サンチェス(2.06)だけで、この2人はサイ・ヤング賞投票で1位と2位だった。
しかし、カブレラは好調なシーズンの中で何度もケガに悩まされた。7月には右肘の違和感を訴えたが、オールスターブレイクのタイミングと重なったため、負傷者リスト入りは免れた。8月30日には右肘を痛めて途中降板。その後、9月下旬に復帰し、28日のシーズン最終戦では5イニングを無失点に抑えてメッツのポストシーズン進出を阻止した。
23歳のケイシーは2020年オフにダルビッシュ有とのトレードでパドレスから加入した選手の1人で、2026年はカブス外野陣のレギュラー争いに加わるとみられていた。マイナーでのキャリアを通して印象的なパワーを発揮してきた強打の有望株で、昨年メジャーデビューを果たしたが、脳震盪の影響によりシーズンを終えた。
ケイシーは昨オフにカブスが左腕ヘスス・ルザードの獲得を目指していた際にもトレード候補に挙げられていた。最終的にルザードはマーリンズからフィリーズへ移籍し、カブスとのトレード交渉は破談となったものの、マーリンズはこの将来有望な左打者に注目し続けた。なお、マーリンズはヘルナンデス、デレオンの両内野手も獲得。18歳のデレオンはドミニカ共和国のサマーリーグで好成績を残している選手だ。
2026.1.8 09:01 Thursday
レイズが外野手マロイを獲得 左腕に強い25歳の元有望株
6日(日本時間7日)、レイズはタイガースから金銭トレードでジャスティン=ヘンリー・マロイを獲得し、外野手のポジション争いに新たな候補を加えた。
マロイは12月20日に救援右腕カイル・フィネガンの獲得に伴い、タイガースからDFA(40人枠を外れる措置)されていた。レイズは左打者偏重だった外野陣に、右打者のマロイを獲得した。
なお、レイズは40人枠に2つの空き枠があったため、マロイ獲得に伴う関連する動きはない。
マロイは、2021年ドラフトでジョージア工科大学から6巡目でプロ入りし、2022年12月にトレードでブレーブスからタイガースへ移籍。2024-25年は3AとMLBを行き来し、MLBでは123試合で打率.209、出塁率.311、長打率.346、9本塁打、38打点をマーク。3Aで過ごした過去4シーズンでは、271試合で打率.286、出塁率.424、長打率.478、40本塁打の好成績を収めている。
「彼はマイナーで実績を残してきた。出塁する能力も、長打力もある。MLBではまだその実力が発揮できていない。彼が通用しないと言うわけではないが、特にわれわれのチームでは、その実力を結実させるための時間と枠がなかった」と、タイガースのジェフ・グリーンバーグGMは先月語っていた。
マロイは左腕に強く、タイガース在籍時はケリー・カーペンターのプラトーン相手を務めた。マロイは、左腕に対して131打席で打率.250、出塁率.390、長打率.423、23四球に対してわずか36三振と、相性の良さを発揮していた。
多くの外野手を抱えながら、右打ちが少ないレイズにとって、マロイは願ってもない存在だ。センターのセドリック・マリンズ、両翼のチャンドラー・シンプソン、ジョシュ・ロウ、ジェイク・フレイリーは全員が左打ちであり、最近獲得した有望株ジェイコブ・メルトンも左打ちだ。マロイは同じく右打者のジョニー・デルーカ、ライアン・ビレイドとともにチームにバランスをもたらす存在となる。
マロイはサードとしてプロ生活をスタートさせ、ファーストを守った経験もある。しかし、今は外野の両翼が適任とみなされている。さらに2つのマイナーリーグオプションが残っており、開幕ロースター(出場選手登録)に残れなかった場合は3Aに降格させることもできる。同じ右打ちの両翼の外野手(内野経験もある)で、ライバルとなるビレイドは、マイナーリーグオプションが切れている。
2026.1.7 12:16 Wednesday











