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エース右腕ライアンとツインズが調停を回避 1年契約+相互オプションで合意

 ツインズのエース右腕ジョー・ライアンは、調停を回避して2027年の相互オプション付きの1年契約で合意。契約を発表した球団は詳細を明らかにしていないが、MLB.comのマーク・ファインサンド記者によると、2026年に610万ドル(約9億4000万円)を受け取り、2027年に1300万ドル(約20億円)の相互オプションが付く1年契約を結んだ。相互オプションのバイアウト(オプションが破棄された場合に選手が受け取る金銭)は10万ドル(約1500万円)であり、ライアンは620万ドル(約9億5500万円)が保証されている。

 ライアンの2026年の年俸は、今月上旬に両者が提示した金額のちょうど中間となる。球団側は585万ドル(約9億円)を提示したのに対し、ライアン側は635万ドル(約9億7800万円)を要求していた。

 ツインズは調停額の提示後は、1年契約の交渉を継続しないという球団方針を掲げている。相互オプションに合意したことで、この方針に従うこととなった。

 29歳のライアンは、キャリアハイとなる171イニングを投げ、13勝10敗、防御率3.42、194三振、39四球を記録。キャリア最高の成績を残した。オプション行使の有無に関わらず、ライアンは2027年まで球団の契約下にあり、2027年シーズン終了後にはフリーエージェントとなる。

2026.1.27 11:47 Tuesday

アレナドがワールドベースボールクラシック(WBC)プエルトリコ代表に参戦

 オールスター選出8回、ゴールドグラブ賞10回を数えるスター、ノーラン・アレナドがワールドベースボールクラシック(WBC)プエルトリコ代表のユニフォームの袖を通す。13日(日本時間14日)にカージナルスからダイヤモンドバックスへ移籍したばかりのアレナドが、26日(同27日)に参戦の意向を発表した。

 プエルトリコとキューバの血を引く母・ミリーさんのもとに生まれたアレナドは、2017年と2023年の同大会ではアメリカ代表としてプレー。2023年大会では打率.385(26打数10安打)、4長打、5打点と活躍し、準優勝に貢献した。2017年大会では決勝でプエルトリコを8対0で破り、アメリカ代表を優勝に導いた。

 アメリカ代表として出場経験のある選手が、プエルトリコ代表として出場するのはこれが初めてではない。2017年大会でアメリカ代表として戦い、MVPに輝いた右腕マーカス・ストローマンは、2023年大会ではプエルトリコ代表として戦った。

 アレナドはプエルトリコ代表で、フランシスコ・リンドーア(メッツ)と三遊間を組むことになる。リンドーアは、2013年・2017年と準優勝に終わったプエルトリコ代表のキャプテンを務める予定だ。

 プエルトリコ代表のWBCは3月6日(日本時間7日)のコロンビア戦から始まる。プエルトリコ代表は母国サンフアンのヒラム・ビスロン・スタジアムに、同じプールAのキューバ、カナダ、パナマ、コロンビアを迎える予定だ。

2026.1.27 11:22 Tuesday

外野の名手ベイダーとジャイアンツが2年契約で合意か

 ジャイアンツの外野守備は昨季、MLBで最下位レベルだったが、ゴールドグラブ賞獲得の名手が加わったことで、守備力は大幅に強化されるはずだ。

 MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は26日(日本時間27日)、外野手ハリソン・ベイダーとジャイアンツが2年2050万ドル(約31億円)の契約に合意したと報じた。契約は身体検査のあとに正式発表される。

 ジャイアンツのセンターは、2023年12月に6年1億1300万ドル(約174億円)の契約で加入した李政厚(イ・ジョンフ)が務めてきた。しかし、2018年以降、外野手中ダントツのOAA(Outs Above Average、平均と比べてどれだけ多くのアウトを奪ったか)+76を記録している名手ベイダーが加わったため、ジョンフは転向の可能性が高い。ベイダーの守備指標は圧倒的で、名手ケビン・キアマイアーが引退した今、匹敵する成績を残しているのはOAA+55のドールトン・バーショ(ブルージェイズ)だ。

 ジャイアンツの外野陣は昨季、OAA-18でMLB最下位タイに沈んだ。これは主にジョンフ(OAA-5)、そしてレフトのヘリオット・ラモス(OAA-9)の不振によるものだった。ベイダーの加入により、守備は強化され、投手陣にも好影響を及ぼすはずだ。

「守備面では間違いなくスキルを磨きたかった。オフシーズンのトレーニングは外野守備の強化に重点を置いていた。ここまでの進歩には本当に満足しているし、シーズンが待ち遠しい」と、ジョンフは24日(同25日)のサンラモンで開催されたジャイアンツのファンフェストツアーで、通訳のブライアン・カンを介して語った。

 ベイダーは3年連続でフリーエージェントとなっているが、今回は間違いなくキャリア最高のシーズンを終えてからFA市場に出ることとなった。31歳のベイダーは打席数(501)、本塁打(17)、出塁率(.347)、OPS(.796)、OPS+(117)など、打撃面ではほぼ全てにおいてキャリアハイの成績を収めた。総合指標bWARでは2021年以来最高となる3.9をマークした。

 ベイダーは昨季、ツインズと1年契約(+2026年の相互オプション)を結んだ。トレードデッドラインを前にフィリーズへ移籍すると、ベイダーはさらなる高みへと駆け上がった。フィリーズでは50試合に出場し、打率.305、出塁率.361、長打率.463、5本塁打、16打点を記録。ナ・リーグ東地区制覇に貢献し、そのエネルギッシュなプレースタイルの起爆剤となったと評価された。

 しかし、残念ながらプレーオフでは十分な機会を得られなかった。ベイダーは地区シリーズ第1戦でハムストリングを負傷し、それ以降はベンチスタートとなった。フィリーズも1勝3敗でドジャースに敗退した。

 それでも、ベイダーにとっては素晴らしいシーズンだった。ベイダーは引き続き堅実な外野守備を披露した。ツインズではバイロン・バクストンの存在もあり、外野のコーナーでプレーする機会が多かったが、フィリーズでは再びセンターに専念した。スタットキャストによると、ベイダーはOAA+7を記録し、外野手の中で18位タイに入った。

 ベイダーはスプリントスピードでも上位15%にランクインしており、ジャイアンツに近年欠けていた真の盗塁の脅威を与えることができるだろう。ジャイアンツは2025年にわずか68盗塁を記録し、これはMLB29位だった。 ジャイアンツはベイダーに加え、ベテラン先発のエイドリアン・ハウザーとタイラー・マーリー、リリーフのサム・ヘンジスとジェイソン・フォーリー、そしてルール5ドラフト経由でキャッチャーのダニエル・スーザックを今オフに獲得した。また、二塁手の強化も視野に入れており、カージナルスのブレンダン・ドノバン、カブスのニコ・ホーナー、ナショナルズのCJ・エイブラムスといった選手のトレードの噂も流れている。

2026.1.27 11:04 Tuesday

パイレーツの象徴・マカッチェンが現役続行の意向 SNS上で発信

 アンドリュー・マカッチェンの去就はオフシーズンの間、常に不透明だった。しかし、パイレーツの象徴であるマカッチェンは、スプリングトレーニングに近づくにつれてソーシャルメディア上で去就についてより声高に語るようになっている。

 最も直接的なメッセージは24日(日本時間25日)に発せられた。マカッチェンは同日に開催されたパイレーツのファンフェスタに参加できなかったことへの失望と、現役を続ける希望を表明し、「俺からユニフォームを剥ぎ取ってみろ」と書いていた。

 マカッチェンの去就については、ファンフェスタでも注目されており、首脳陣への質問コーナーではベン・チェリントンGMに質問があった。チームとマカッチェンの関係についての質問は複数あり、司会のグレッグ・ブラウンはそれをまとめてGMへ投げかけた。

「ピッツバーグの素晴らしい点の一つは、皆さん、ピッツバーグの野球ファンの皆さんが、チームにとって大切な存在である人たちをどれほど強く思いやってくれるかということだ。アンドリューはチームにとって計り知れない存在だった。彼はパイレーツで2度にわたり、素晴らしい活躍を見せてくれた。パイレーツにおける彼のレガシーは揺るぎないものとなり、私たち、そしてパイレーツの全員が願っているのは、アンドリューとこれからもずっと良い関係を維持していくことだ」と、チェリントンGM。

「そして、私たちは現在のチームに戻ることになる。私たちの仕事は何だろうか?それは、6月と7月に球場で試合に臨んだ時に、勝利の可能性を最大限に高めるチームを作ることだ。そして、そこに情熱が宿るんだ。それが究極的には私たちの仕事であり、目指すものだ。だから、今オフシーズンの私たちのアプローチは、ピッツバーグで過去数シーズンよりも多くの試合に勝つ可能性を最大限に高めることに焦点を絞ってきた。今後もこの姿勢が私たちの意思決定の指針となるだろう」と、さらに続けた。

 そして、マカッチェンについては「アンドリューを心から尊敬している。彼との関係は私たちにとって本当に大切なもので、チームがまとまるにつれて、彼と直接コミュニケーションを取り続けていく。まだまだやるべきことがたくさんあるので」と、再契約の可能性を否定することはなかった。

 このチェリントンGMの発言の前にも、マカッチェンはX上で投稿を繰り返していた。マカッチェンは17日(同18日)、元チームメートで現在はスポーツネットの解説を務めるマイケル・マッケンリーがマカッチェンとの再契約を支持すると表明したことを受けて、鳴っていない携帯電話を確認する男性のGIF画像を投稿。19日(同20日)には、キャリア終盤に差し掛かるマカッチェンは守備ができないという意見に反論した。

 そして、最新の投稿は、このチェリントンGMのコメントに対して意見を述べた地元メディア関係者の投稿を引用したもので、非常に率直だった。 「カージナルスは(アダム・)ウェインライト、(アルバート・)プホルス、(ヤディアー・モリーナ)に同じことをしたのだろうか?ドジャースは(クレイトン・)カーショウに?タイガースはミギー(ミゲル・カブレラ)に?リストは尽きない」

「もし今年が最後の年だったら、選手として最後にもう一度ファンに会えたらよかったのに。長年の感謝を伝えたかった。あの小さな子供と握手したり、(ロベルト・)クレメンテ(の時代)以来のファンとハグしたり。ほら、これは野球よりも大きなことなんだよ!40人ロースターを見て、自分の都合の良い数字を選んだり、自分の意見がなぜ重要なのかを証明したりするよりも大きなこと。ファンは少なくともその機会を得るに値する。今の私の将来がどうなるかは分からないが、39歳でキャリアも終盤を迎えているが、それでも前年よりも成長するために毎日努力を続けている。この旅を続けたいという強い思いがなければ、家族に囲まれて家にいるだろう。誰も非難したり、驚いたりしないだろう。でも、まだだ。まだやるべきことはあるし、どんなレッテルを貼られようとも、まだ終わっていない。ジャージをはぎ取ってみろ。俺の未来はお前には書けない。神様が決めるんだ」

 マカッチェンは2023年シーズンに向けてパイレーツに2度目の復帰を果たし、ほぼ指名打者として起用された。パイレーツは今オフシーズンに2025年オールスターのライアン・オハーンとブランドン・ラウを獲得し、スペンサー・ホーウィッツも復帰することで、3選手とも左打ちであるにもかかわらず、今年は指名打者として出場できる時間は多くないようだ。マカッチェンは過去3シーズンで守備にたった20試合しか出場していない。

 2013年のナショナルリーグMVP、オールスターに5回選出され、MLB17シーズン中12シーズンをパイレーツで過ごしたマカッチェンは、昨年、2026年も現役続行の意向を何度も表明していた。最近の投稿を見る限り、その意向は今も変わらないと見て間違いないだろう。

2026.1.26 13:19 Monday

ラミレスの契約延長がガーディアンズの打線補強を後押しする可能性

 昨年9月28日、ガーディアンズが奇跡的な大逆転での地区優勝を祝う中、ホゼ・ラミレスは本拠地プログレッシブフィールドでシャンパンまみれになったホーム側のクラブハウスに立ち、オハイオ州北東部のあらゆる場所に響き渡るメッセージを発信した。

「クリーブランドは最高だ。俺はクリーブランドが大好きだ。クリーブランドが俺のホームだ」とラミレスはガーディアンズのリポーターを務めるアンドレ・ノットに語った。

 その状況はラミレスが引退するまで変わりそうにない。24日(日本時間25日)にMLB.comが関係者から得た情報によると、このスター三塁手はガーディアンズと2032年までの契約延長に合意間近だという。今回の契約延長は、2022年に結ばれた7年契約の残りを見直す形で行われ、2032年までの7年間、1年あたり2500万ドル(約37億5000万円)の契約となる。また、関係者によると、1年あたり1000万ドル(約15億円)が後払いされるようだ。

 このニュースは様々な疑問を引き起こした。球界を代表するスター三塁手が相場を大きく下回る金額で契約を延長したのだから、それも当然だろう。しかし、その中で最も差し迫った疑問は、ガーディアンズは今季すぐ、または将来的にラミレスを中心とした打線を強化するために、資金的な柔軟性を確保できたのかということだ。

 ラミレスはア・リーグMVP争いの常連であり、13年間のメジャー生活でMVP投票のトップ5に6度ランクインしている。長年にわたってガーディアンズ打線を牽引し、昨季は158試合に出場して打率.283、34二塁打、30本塁打、85打点、44盗塁、出塁率.360、OPS.863の好成績をマークした。

 ガーディアンズ打線は昨季、打率.226、出塁率.296、長打率.373と低調で、3部門ともメジャー29位に低迷。1試合の平均得点(3.97)もメジャー28位と振るわなかった。

 ラミレスは球団史上最高の選手として歴史に名を残す可能性もあるが、ガーディアンズにとって、打線の補強が急務であることに疑いの余地はない。ところが、打線強化が課題であるにもかかわらず、ガーディアンズはここまで比較的静かなオフシーズンを過ごしており、ブルペンの補強として数人の投手を獲得しただけにとどまっている。

 ガーディアンズは生え抜きの若手選手に出場機会を与えたいと考えており、そうした選手たちの活躍によって打線強化が実現することを期待している。昨季メジャーデビューしたチェイス・デローター(メジャー全体46位の有望株)、ジョージ・バレラ、C・J・ケイフスの若手トリオは今季、チームの得点力アップに貢献する可能性がある。

 昨季、初めてのフルシーズンで27本塁打を放ったカイル・マンザードはさらなる成績向上を目指している。レギュラー3年目を迎えるボー・ネイラーとブライアン・ロキオも同様だ。

 ガーディアンズは打線強化のための補強を検討しつつも、若手の出場機会を奪わないように配慮している。しかし、ラミレスの契約延長が合意目前となっている今、ラミレスの全盛期を無駄にしないためにも、「ラミレスを中心に戦力を集めること」と「若手に出場機会を与えること」のバランスをとる必要がある。

 ラミレスの7年契約に含まれる後払いは、少なくともスター三塁手を軸としたチームを強化するための短期的、あるいは長期的な資金的余裕をもたらすだろう。そこに若手の成長が加われば、将来の見通しはさらに明るくなるはずだ。

 ガーディアンズにとって理想的なのは、左打ちの若手が多い外野に実績のある右打者を獲得することだ。スプリングトレーニングの開始が数週間後に迫っているが、まだフリーエージェント(FA)市場にはミゲル・アンドゥハー、ハリソン・ベイダー、オースティン・ヘイズといった選択肢が残されている。

 ガーディアンズは低予算の中でも安定した成功を収めてきた。過去10年間で6度の地区優勝を達成し、ポストシーズンに7度進出。昨季は最大15.5ゲーム差を逆転して地区優勝するという歴史的な快挙を成し遂げた。

 今季、ア・リーグ中地区では再びガーディアンズ、タイガース、ロイヤルズによる激しい優勝争いが予想される。タイガースは2年連続で地区シリーズに駒を進めており、2年連続サイ・ヤング賞のタリック・スクーバルが今季もチームを牽引する。今オフはカイル・フィネガンと再契約を結んだほか、ケンリー・ジャンセンの獲得にも成功し、ブルペンを強化した。

 ロイヤルズは2024年にポストシーズン進出を果たしたが、昨季は得点力不足に苦しみ、ポストシーズンに進めなかった(1試合平均4.02得点はガーディアンズをわずかに上回る程度)。今オフはブルワーズとのトレードでアイザック・コリンズ(昨季のナ・リーグ新人王投票4位)を獲得したほか、FA市場では元ガーディアンズのレーン・トーマスと1年契約を結び、外野手を中心に課題の打線強化を進めた。

 ラミレスが牽引する打線と、昨季終盤に安定感抜群のパフォーマンスを見せた先発ローテーションを擁するガーディアンズは、今季も優勝争いに加わるはずだ。オールスター選出7度の「スーパーマン」がチームを牽引し続ける限り、ガーディアンズには常に優勝のチャンスがある。

 しかし、「スーパーマン」もときどき助けが必要になる。ラミレスの契約延長に含まれる後払いにより、ガーディアンズはラミレスを助けることができるようになるかもしれない。

2026.1.25 13:06 Sunday

現役2位の通算440セーブを誇るキンブレルがメッツとマイナー契約

 MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は24日(日本時間25日)、メッツがベテラン右腕のクレイグ・キンブレルとマイナー契約を結ぶことで合意したことを報じた。

 球団からの正式発表はまだ行われていないが、ヘイマン記者によると、キンブレルは招待選手としてスプリングトレーニングに参加する予定だという。実績十分のリリーバーがメッツのブルペンに加わった。

 37歳のキンブレルはケンリー・ジャンセン(タイガース)に次いで現役2位となる通算440セーブを記録。歴代でもマリアーノ・リベラ(652)、トレバー・ホフマン(601)、リー・スミス(478)、ジャンセン(476)に次ぐ5位にランクインしている。メジャー16年間で通算防御率2.58をマークし、うち7シーズンはナ・リーグ東地区のチームでプレーした。

 メッツは昨年12月にブルペンを強化。守護神エドウィン・ディアスはフリーエージェント(FA)となり、ドジャースへ移籍したものの、クローザーのデビン・ウィリアムスと3年契約、セットアッパーのルーク・ウィーバーと2年契約を結んだ。

 もしキンブレルがメジャー昇格を果たせば、メッツはキンブレルにとって10球団目の所属チームとなり、カルロス・メンドーサ監督が試合終盤に起用する投手の選択肢が1つ増えることになるだろう。

2026.1.25 10:45 Sunday

ペラルタ、ゴアに続いてトレードされる可能性がある先発投手は誰?

 トレードの噂が絶えなかった2人の好投手の移籍先が決まった。21日(日本時間22日)にブルワーズのエース、フレディ・ペラルタが有望株2選手とのトレードでメッツへ移籍。翌22日(同23日)にはナショナルズのエース、マッケンジー・ゴアが有望株5選手とのトレードでレンジャーズへ移籍した。

 フリーエージェント(FA)市場にはフランバー・バルデス、ザック・ギャレンら好投手がまだ残っているものの、先発補強を目指すチームはトレード市場に目を向け始めている。では、ペラルタ、ゴアに続いてトレードされる可能性がある先発投手は誰だろうか。

 最大のビッグネームは2年連続サイ・ヤング賞のタリック・スクーバルだろう。しかし、球界関係者の間では、タイガースがシーズン開幕前にスクーバルを放出する可能性は低いと考えられている。タイガースは今季もポストシーズン進出を目指しており、絶対的エースを放出するという動きはチーム状況と合致しないからだ。もちろん、タイガースが前半戦で低迷した場合、夏のトレード市場でスクーバルが放出される可能性は残されている。

 スクーバルよりもトレードの可能性が高い先発投手を挙げるならば、ミッチ・ケラー(パイレーツ)、ルイス・セベリーノ(アスレチックス)、クリス・ブービッチ(ロイヤルズ)といった顔ぶれになる。しかし、ペラルタやゴアと比べると、やや小粒な印象は否めない。

 ツインズのジョー・ライアンとパブロ・ロペスもトレード市場に出てくる可能性があったが、ツインズは両投手を放出しない方針であることが報じられている。2022年に満票でサイ・ヤング賞に輝いたサンディ・アルカンタラも有力なトレード候補の1人だったが、マーリンズは直近のトレードでエドワード・カブレラをカブス、ライアン・ウェザースをヤンキースへ放出。これ以上のトレードは先発ローテーションに穴を開けてしまうため、アルカンタラを放出する可能性は低くなったとみられている。

 ちなみに、FA市場には大ベテランのマックス・シャーザーも残っているが、ジ・アスレチックの報道によると、シャーザーは「希望球団のどこかの先発ローテーションに空きが出るのを待つ可能性がある」という。希望球団がどこであるかについては明らかにされていないが、2007年のシーズン開幕後に当時44歳のロジャー・クレメンスがヤンキースと契約したように、41歳のシャーザーもポストシーズン進出を狙える強豪チームの先発ローテーションに入り込むチャンスをうかがっているようだ。

2026.1.25 09:50 Sunday

パドレス・ダルビッシュ有が引退報道に言及 「まだ決めていません」

 ダルビッシュ有(パドレス)はパドレスとの契約について「破棄する方向で話をしています」と述べたが、24日(日本時間25日)の時点では、本人と代理人の双方が引退報道を否定した。

 現在39歳のダルビッシュは、2023年2月にパドレスと結んだ6年契約の残りが3年4600万ドル(約69億円)となっている。昨年11月にインターナルブレイスを使用した右肘内側側副靭帯の修復手術を受けており、今季は全休する予定だ。

 手術から約1カ月半が経過し、ダルビッシュはもう一度メジャーのマウンドに立てるかどうかわからないことを明かした。24日(同25日)、地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」のケビン・エイシー記者はダルビッシュがパドレスに対して引退の意向を伝えたことを報じたが、その後ダルビッシュは自身の将来について改めて言及した。

「自分の引退の報道が出ているので簡単に説明します。パドレスとは昨年から契約破棄する方向で話をしていますが引退はまだ決めていません。自分の意向はオフシーズンに入ってから一貫して同じですが現時点ではまだパドレス、選手会、代理人と話が詰められていない状態です」

「自分としてはしっかりリハビリをやり抜き、心身ともに試合で投げられるなと思えばまた一から勝負したいなと考えています。今年に関してはペトコパークにも行ってリハビリもし、スプリングトレーニングにも少し行く予定です」

 また、英語での投稿の中では「もう一度投げることができないと感じたときには引退を発表します」と述べた。

 代理人のジョエル・ウルフ氏もMLB.comのマーク・フェインサンド記者の取材に対し、ダルビッシュの引退報道を否定した。

 ウルフ氏は「ユウはまだ最終決定を下していない。これは複雑な問題であり、我々は現在も解決に向けて取り組んでいるところだ」と語った。

 オールスターに5度選出されるなど日本球界で7シーズンにわたって輝かしい活躍を見せたあと、ダルビッシュは2012年から活躍の場をメジャーリーグに移した。レンジャーズ、ドジャース、カブス、パドレスで合計13シーズンを過ごし、通算1778イニングを投げて115勝93敗、防御率3.65、2075三振を記録している。

 過去3シーズンはケガに悩まされ、平均18先発で防御率4.41にとどまっている。2025年シーズンは右肘の問題を抱え、最初の3カ月を欠場。当時は手術ではなく休養とリハビリによって状態の回復を待つ道を選択した。

 しばらくの間は投げることができないため、ダルビッシュは現在、リハビリに集中している。本人が示唆したように、右肘の回復具合がプロ野球選手としてのキャリアの次のステップを決めることになるだろう。

2026.1.25 09:07 Sunday

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