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ラミレスの契約延長がガーディアンズの打線補強を後押しする可能性
昨年9月28日、ガーディアンズが奇跡的な大逆転での地区優勝を祝う中、ホゼ・ラミレスは本拠地プログレッシブフィールドでシャンパンまみれになったホーム側のクラブハウスに立ち、オハイオ州北東部のあらゆる場所に響き渡るメッセージを発信した。
「クリーブランドは最高だ。俺はクリーブランドが大好きだ。クリーブランドが俺のホームだ」とラミレスはガーディアンズのリポーターを務めるアンドレ・ノットに語った。
その状況はラミレスが引退するまで変わりそうにない。24日(日本時間25日)にMLB.comが関係者から得た情報によると、このスター三塁手はガーディアンズと2032年までの契約延長に合意間近だという。今回の契約延長は、2022年に結ばれた7年契約の残りを見直す形で行われ、2032年までの7年間、1年あたり2500万ドル(約37億5000万円)の契約となる。また、関係者によると、1年あたり1000万ドル(約15億円)が後払いされるようだ。
このニュースは様々な疑問を引き起こした。球界を代表するスター三塁手が相場を大きく下回る金額で契約を延長したのだから、それも当然だろう。しかし、その中で最も差し迫った疑問は、ガーディアンズは今季すぐ、または将来的にラミレスを中心とした打線を強化するために、資金的な柔軟性を確保できたのかということだ。
ラミレスはア・リーグMVP争いの常連であり、13年間のメジャー生活でMVP投票のトップ5に6度ランクインしている。長年にわたってガーディアンズ打線を牽引し、昨季は158試合に出場して打率.283、34二塁打、30本塁打、85打点、44盗塁、出塁率.360、OPS.863の好成績をマークした。
ガーディアンズ打線は昨季、打率.226、出塁率.296、長打率.373と低調で、3部門ともメジャー29位に低迷。1試合の平均得点(3.97)もメジャー28位と振るわなかった。
ラミレスは球団史上最高の選手として歴史に名を残す可能性もあるが、ガーディアンズにとって、打線の補強が急務であることに疑いの余地はない。ところが、打線強化が課題であるにもかかわらず、ガーディアンズはここまで比較的静かなオフシーズンを過ごしており、ブルペンの補強として数人の投手を獲得しただけにとどまっている。
ガーディアンズは生え抜きの若手選手に出場機会を与えたいと考えており、そうした選手たちの活躍によって打線強化が実現することを期待している。昨季メジャーデビューしたチェイス・デローター(メジャー全体46位の有望株)、ジョージ・バレラ、C・J・ケイフスの若手トリオは今季、チームの得点力アップに貢献する可能性がある。
昨季、初めてのフルシーズンで27本塁打を放ったカイル・マンザードはさらなる成績向上を目指している。レギュラー3年目を迎えるボー・ネイラーとブライアン・ロキオも同様だ。
ガーディアンズは打線強化のための補強を検討しつつも、若手の出場機会を奪わないように配慮している。しかし、ラミレスの契約延長が合意目前となっている今、ラミレスの全盛期を無駄にしないためにも、「ラミレスを中心に戦力を集めること」と「若手に出場機会を与えること」のバランスをとる必要がある。
ラミレスの7年契約に含まれる後払いは、少なくともスター三塁手を軸としたチームを強化するための短期的、あるいは長期的な資金的余裕をもたらすだろう。そこに若手の成長が加われば、将来の見通しはさらに明るくなるはずだ。
ガーディアンズにとって理想的なのは、左打ちの若手が多い外野に実績のある右打者を獲得することだ。スプリングトレーニングの開始が数週間後に迫っているが、まだフリーエージェント(FA)市場にはミゲル・アンドゥハー、ハリソン・ベイダー、オースティン・ヘイズといった選択肢が残されている。
ガーディアンズは低予算の中でも安定した成功を収めてきた。過去10年間で6度の地区優勝を達成し、ポストシーズンに7度進出。昨季は最大15.5ゲーム差を逆転して地区優勝するという歴史的な快挙を成し遂げた。
今季、ア・リーグ中地区では再びガーディアンズ、タイガース、ロイヤルズによる激しい優勝争いが予想される。タイガースは2年連続で地区シリーズに駒を進めており、2年連続サイ・ヤング賞のタリック・スクーバルが今季もチームを牽引する。今オフはカイル・フィネガンと再契約を結んだほか、ケンリー・ジャンセンの獲得にも成功し、ブルペンを強化した。
ロイヤルズは2024年にポストシーズン進出を果たしたが、昨季は得点力不足に苦しみ、ポストシーズンに進めなかった(1試合平均4.02得点はガーディアンズをわずかに上回る程度)。今オフはブルワーズとのトレードでアイザック・コリンズ(昨季のナ・リーグ新人王投票4位)を獲得したほか、FA市場では元ガーディアンズのレーン・トーマスと1年契約を結び、外野手を中心に課題の打線強化を進めた。
ラミレスが牽引する打線と、昨季終盤に安定感抜群のパフォーマンスを見せた先発ローテーションを擁するガーディアンズは、今季も優勝争いに加わるはずだ。オールスター選出7度の「スーパーマン」がチームを牽引し続ける限り、ガーディアンズには常に優勝のチャンスがある。
しかし、「スーパーマン」もときどき助けが必要になる。ラミレスの契約延長に含まれる後払いにより、ガーディアンズはラミレスを助けることができるようになるかもしれない。
2026.1.25 13:06 Sunday
現役2位の通算440セーブを誇るキンブレルがメッツとマイナー契約
MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者は24日(日本時間25日)、メッツがベテラン右腕のクレイグ・キンブレルとマイナー契約を結ぶことで合意したことを報じた。
球団からの正式発表はまだ行われていないが、ヘイマン記者によると、キンブレルは招待選手としてスプリングトレーニングに参加する予定だという。実績十分のリリーバーがメッツのブルペンに加わった。
37歳のキンブレルはケンリー・ジャンセン(タイガース)に次いで現役2位となる通算440セーブを記録。歴代でもマリアーノ・リベラ(652)、トレバー・ホフマン(601)、リー・スミス(478)、ジャンセン(476)に次ぐ5位にランクインしている。メジャー16年間で通算防御率2.58をマークし、うち7シーズンはナ・リーグ東地区のチームでプレーした。
メッツは昨年12月にブルペンを強化。守護神エドウィン・ディアスはフリーエージェント(FA)となり、ドジャースへ移籍したものの、クローザーのデビン・ウィリアムスと3年契約、セットアッパーのルーク・ウィーバーと2年契約を結んだ。
もしキンブレルがメジャー昇格を果たせば、メッツはキンブレルにとって10球団目の所属チームとなり、カルロス・メンドーサ監督が試合終盤に起用する投手の選択肢が1つ増えることになるだろう。
2026.1.25 10:45 Sunday
ペラルタ、ゴアに続いてトレードされる可能性がある先発投手は誰?
トレードの噂が絶えなかった2人の好投手の移籍先が決まった。21日(日本時間22日)にブルワーズのエース、フレディ・ペラルタが有望株2選手とのトレードでメッツへ移籍。翌22日(同23日)にはナショナルズのエース、マッケンジー・ゴアが有望株5選手とのトレードでレンジャーズへ移籍した。
フリーエージェント(FA)市場にはフランバー・バルデス、ザック・ギャレンら好投手がまだ残っているものの、先発補強を目指すチームはトレード市場に目を向け始めている。では、ペラルタ、ゴアに続いてトレードされる可能性がある先発投手は誰だろうか。
最大のビッグネームは2年連続サイ・ヤング賞のタリック・スクーバルだろう。しかし、球界関係者の間では、タイガースがシーズン開幕前にスクーバルを放出する可能性は低いと考えられている。タイガースは今季もポストシーズン進出を目指しており、絶対的エースを放出するという動きはチーム状況と合致しないからだ。もちろん、タイガースが前半戦で低迷した場合、夏のトレード市場でスクーバルが放出される可能性は残されている。
スクーバルよりもトレードの可能性が高い先発投手を挙げるならば、ミッチ・ケラー(パイレーツ)、ルイス・セベリーノ(アスレチックス)、クリス・ブービッチ(ロイヤルズ)といった顔ぶれになる。しかし、ペラルタやゴアと比べると、やや小粒な印象は否めない。
ツインズのジョー・ライアンとパブロ・ロペスもトレード市場に出てくる可能性があったが、ツインズは両投手を放出しない方針であることが報じられている。2022年に満票でサイ・ヤング賞に輝いたサンディ・アルカンタラも有力なトレード候補の1人だったが、マーリンズは直近のトレードでエドワード・カブレラをカブス、ライアン・ウェザースをヤンキースへ放出。これ以上のトレードは先発ローテーションに穴を開けてしまうため、アルカンタラを放出する可能性は低くなったとみられている。
ちなみに、FA市場には大ベテランのマックス・シャーザーも残っているが、ジ・アスレチックの報道によると、シャーザーは「希望球団のどこかの先発ローテーションに空きが出るのを待つ可能性がある」という。希望球団がどこであるかについては明らかにされていないが、2007年のシーズン開幕後に当時44歳のロジャー・クレメンスがヤンキースと契約したように、41歳のシャーザーもポストシーズン進出を狙える強豪チームの先発ローテーションに入り込むチャンスをうかがっているようだ。
2026.1.25 09:50 Sunday













