日本時間6月10日、MLB機構は2025年のMLBドラフトを日本時間7月14~15日の2日間で開催することを発表した。従来のMLBドラフトは3日間にわたって行われていたが、そのスケジュールが短縮されることになる。なお、MLBドラフトは以前は6月に行われていたが、2021年からオールスター・ウィークのイベントの一環として開催されることになり、開催時期が7月に移動。今年のオールスター・ウィークはブレーブスの本拠地アトランタが開催地となっている。
日本時間6月10日、レッドソックスは球界ナンバーワン有望株であるロマン・アンソニーのメジャー昇格を発表した。アンソニーには背番号「48」が与えられ、本拠地フェンウェイ・パークで行われるレイズ3連戦の初戦に「5番・右翼」でスタメン出場している。なお、レッドソックスは正右翼手ウィルヤー・アブレイユが左わき腹痛で10日間の故障者リスト入り。また、ロースターの40人枠を空けるために、5月下旬にエンゼルスから金銭トレードで獲得したばかりのライアン・ノダをDFAとした。
日本時間6月10日、2025年シーズン11週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはビニー・パスカンティーノ(ロイヤルズ)、ナショナル・リーグはピート・アロンソ(メッツ)が選出された。パスカンティーノは自身2度目の受賞で、ロイヤルズからの選出は昨年7月のボビー・ウィットJr.以来。一方、アロンソは自身5度目の受賞となり、メッツからの選出は昨年8月のフランシスコ・リンドーア以来である。また、一塁手のダブル受賞は2022年4月のミゲル・カブレラとコディ・ベリンジャー以来3年ぶりとなった。
日本時間6月9日、エンゼルスはジャイアンツとのトレードでラモント・ウェイドJr.を獲得したことを発表した。エンゼルスは故障者リストから復帰したマイク・トラウトがまだ守備に就いておらず、ホルヘ・ソレアも股関節の張りを抱えているため、外野手が手薄に。ウェイドJr.の獲得はそれをカバーする狙いがあるようだ。なお、エンゼルスはジャイアンツからウェイドJr.と金銭を獲得。その対価として、金銭または後日指名選手1名をジャイアンツに放出することになっている。
【レッドソックス11-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム
日本時間6月9日、全米中継の「サンデーナイト・ベースボール」として行われたレッドソックス対ヤンキースのライバル対決は、本塁打を打ち合う空中戦の末にレッドソックスが11対7で勝利。ヤンキース3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。レッドソックス先発のハンター・ドビンスが5回4安打3失点で3勝目(1敗)を挙げ、8番手のアロルディス・チャップマンは11セーブ目を記録。ヤンキース先発のカルロス・ロドンは6回途中3安打5失点で4敗目(8勝)を喫した。
【マリナーズ3-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間6月9日、ア・リーグ西地区2位のマリナーズは敵地でのエンゼルス3連戦の最終戦に3対2で勝利。連敗を5で止め、首位アストロズとのゲーム差を2.5に縮めた。マリナーズ先発のジョージ・カービーは自己最多の14奪三振を記録し、7回2安打2失点の好投で今季初勝利(3敗)をマーク。3番手のアンドレス・ムニョスが18セーブ目を挙げ、エンゼルス先発のタイラー・アンダーソンは5回途中8安打3失点で3敗目(2勝)を喫した。
【ブレーブス3-4ジャイアンツ】@オラクル・パーク
日本時間6月9日、6連敗中のブレーブスは敵地でのジャイアンツ戦に3対4で逆転負け。開幕7連敗に続いて今季2度目となる7連敗を喫し、借金は今季ワーストの10まで膨らんでしまった。ジャイアンツ先発のランデン・ループが6回5安打3失点で4勝目(4敗)を挙げ、4番手のカミロ・ドバルは9セーブ目を記録。ブレーブス先発のスペンサー・ストライダーは6回3安打4失点(自責点3)と力投したが、5敗目(0勝)を喫した。
【オリオールズ1-5アスレチックス】@サターヘルス・パーク
日本時間6月9日、オリオールズは敵地でのアスレチックス3連戦の最終戦に1対5で敗戦。3連戦を1勝2敗の負け越しで終え、借金12となった。アスレチックス2番手のショーン・ニューカムが3イニングを無失点に抑える好リリーフで今季初勝利(4敗)をマーク。オリオールズ先発の菅野智之は5回途中まで87球を投げて被安打8、奪三振2、与四球1、失点4(自責点3)と精彩を欠き、4敗目(5勝)を喫した。
【メッツ13-5ロッキーズ】@クアーズ・フィールド
日本時間6月9日、ナ・リーグ東地区首位のメッツは敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ3連戦の最終戦を迎え、13対5で快勝。3連戦をスイープし、今季最多の貯金18となった。メッツ先発のタイラー・メギルが5回3安打2失点で5勝目(4敗)を挙げ、2番手のポール・ブラックバーンは4回7安打3失点でメジャー初セーブを記録。敗れたロッキーズは今季最多タイの借金41となり、先発のチェイス・ドーランダーは3回8安打5失点で6敗目(2勝)を喫した。
【ドジャース7-3カージナルス】@ブッシュ・スタジアム
日本時間6月9日、ドジャースは敵地でのカージナルス戦に7対3で勝利し、3連戦のスイープ負けを回避。4回までに3本のタイムリーが飛び出すなど、つながりを欠いていた打線がようやく機能した。ドジャース先発のクレイトン・カーショウは5回82球を投げて被安打6、奪三振7、無四球、失点1と好投し、今季初勝利(0敗)をマーク。カージナルス先発のマイケル・マグリービーは6回8安打4失点で降板し、メジャー初黒星(今季1勝1敗)を喫した。
2025.6.9 11:54 MondayRソックスが空中戦を制す ヤンキース・ジャッジの2本塁打は空砲に
2025.6.9 11:40 Mondayマリナーズ・カービーが14Kの快投 名投手マダックス以来の快挙を達成
2025.6.9 11:15 Mondayブレーブス逆転負けで今季ワーストの借金10 ストライダーは開幕5連敗
2025.6.9 10:41 Mondayオリオールズ・菅野が5回途中4失点で4敗目 立ち上がりにリズム掴めず
2025.6.9 10:22 Mondayメッツ・アロンソが2本塁打 通算243本塁打で球団歴代2位に浮上