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ロイヤルズがセス・ルーゴと契約延長か 2年4600万ドル
27日(日本時間28日)、ロイヤルズは先発右腕セス・ルーゴと複数年の延長契約に合意したと、複数メディアが報じた。今季限りでFAとなるルーゴにはトレードの噂が飛び交っていたが、ロイヤルズは2年4600万ドルの延長契約を与え、ルーゴを残留させた。契約はまだ正式に発表されていない。
現在35歳のルーゴは、昨季から2年3000万ドルの契約でロイヤルズに加入。昨季は33先発、206回2/3を投げて16勝、防御率3.00と、先発再転向2年目でキャリアハイの成績を叩き出した。今季も19先発で防御率2.95と優秀なパフォーマンスは変わっておらず、来季に残る1500万ドルのプレイヤーオプションは破棄確実と見られていた。
昨季、ロイヤルズはルーゴの活躍もあってポストシーズンに進出したが、今季は27日時点で52勝54敗で地区3位・ワイルドカード7位と停滞。トレードデッドラインを前に買い手に回るのか、売り手に回るのか不透明な立ち位置にあった。そして仮に売り手に回った場合、今オフ限りでFAとなることが確実なルーゴは放出候補と見られていた。
しかし、ロイヤルズのフロントは借金を抱えているにもかかわらず、買い手に回ることを選択したようだ。26日(同27日)にはダイヤモンドバックスから強打者ランドール・グリチックを獲得。そしてその翌日にはルーゴとの延長契約をまとめ、今季の戦いを諦めない姿勢を鮮明にした。
ルーゴの契約は2年間に及び、保証額は4600万ドルと言われている。ルーゴは2026年と2027年にそれぞれ2000万ドルと300万ドルの契約金を受け取ることになる。2028年は成績次第で自動更新される2000万ドルベスティングオプション、あるいは1700万ドルのクラブオプション(バイアウトは300万ドル)となる見込みだ。
ロイヤルズは、エース級の活躍を見せてきた左腕クリス・ブービッチも負傷者リストに入るなど、2年連続のポストシーズン進出に向けて視界は決して良好ではない。しかし、直近2カードでは難敵のカブス、ガーディアンズ相手にシリーズを勝ち越し、ポストシーズン進出圏内まで4ゲーム差に戻してきた。フロントの必死の補強が実を結び、大逆転劇を見せられるだろうか。
2025.7.28 12:41 Monday
メッツ・千賀が5回3失点 チームは終盤に逆転して7連勝
【ジャイアンツ3-5メッツ】サンフランシスコ/オラクルパーク、7月27日(日本時間28日)
メッツの千賀滉大がジャイアンツ戦に先発。千賀は5回3失点の内容で勝ち負けは付かなかった。試合は千賀降板後にメッツが逆転し、5-3でジャイアンツに勝利。ジャイアンツとの3連戦をスイープし、連勝を7に伸ばした。
初回、千賀は1四球を与えたものの、後続を断って無失点の立ち上がりを見せる。二回も単打と四球を許したが、3つのアウト全てを三振で奪って無失点。援護点をもらった三回も先頭に四球を与えながら、ゼロで抑えた。
しかし四回、千賀は先頭のマット・チャップマンに15号ソロを被弾。その後も2四球でピンチを招いたが、後続を打ち取って1失点でしのいだ。ただ、味方に逆転してもらった五回にも、チャップマンに16号2ランを浴び、ジャイアンツに逆転を許してしまった。
千賀は5回3失点で降板。3三振に対して5四球を与える苦しい投球だったが、失点はチャップマンに対する2本塁打のみに抑えた。負傷者リスト(IL)から復帰後の千賀は、3先発(12イニング)で防御率5.25とまだ本領発揮はできていない。しかし、この日は復帰後最多となる92球を投じるなど、徐々に離脱前の状態へと近づいている。
一方、ジャイアンツはこの日は先発投手を立てないブルペンデーを敢行。1点のリードを奪った六回の途中から、オールスターに選出されたランディ・ロドリゲスを投入した。
しかし、ロドリゲスは七回、先頭のロニー・マウリシオに5号ソロを被弾。ライトフェンスを大きく飛び越えてスプラッシュ・ヒットとなる同点弾を浴びてしまう。2死まで連続三振でこぎ着けたものの、続くフアン・ソトには逆方向に25号ソロを打たれ、まさかの勝ち越しを許してしまった。
4-3と逆転したメッツはブルペンが反撃に耐え、九回にはブランドン・ニモのタイムリーで5点目の追加点。2点リードをもって最後の3アウトを託された守護神エドウィン・ディアスは、3四死球で1死満塁のピンチを招いたが、最後は連続三振で締めくくった。
メッツはこれで連勝を7に伸ばし、地区2位のフィリーズとのゲーム差を1.5に広げた。一方のジャイアンツはメッツとの3連戦を通して得点圏で23打数無安打と決定打を欠き、痛い被スイープ(3連敗)に。ポストシーズン進出圏内とのゲーム差は3に広がっている。
2025.7.28 12:00 Monday
ブレーブスが先発右腕フェッディを獲得 カージナルスからDFA
27日(日本時間28日)、ブレーブスはカージナルスから先発右腕エリック・フェッディを金銭トレードで獲得した。ブレーブスはトレード市場では売り手に回ることが予想されているが、先発ローテに負傷者が続出。先発の頭数を揃えるべく、24日(同25日)にカージナルスからDFAされたばかりのフェッディ獲得に動いた。
32歳のフェッディは今季、20登板(20先発)で3勝10敗、防御率5.22をマーク。31先発で防御率3.30と安定感を発揮していた昨季から一転、不振に陥っていた。特に直近7登板では防御率9.64と不振を極め、ついに24日(同25日)にカージナルスからDFAを受けた。
フェッディに白羽の矢を立てたのは、先発不足に陥っているブレーブスだった。ブレーブスは27日(同28日)に先発右腕グラント・ホームズが右肘の炎症で負傷者リスト入りし、ついに開幕ローテの5人全員が負傷者リスト入りすることとなった。
現在、ローテには負傷者リストから復帰したスペンサー・ストライダー、マイナーから昇格したブライス・エルダー、そしてブルペンから抜擢されたジョーイ・ウエンツの3人しかいない。今季1先発あたり5イニング以上を消化しているフェッディの存在は、絶不調とはいえ助けになるだろう。
ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は「とにかく前進し続けるしかない。何とか方法を見つけて、この状況をうまくまとめていく。我々がローテーションの全員を失ったからといってシーズンが止まるわけではないのだから、それしかできない」と、この苦境について語った。
開幕前にはポストシーズン進出の有力候補に挙げられていたにもかかわらず、ブレーブスはトレード市場では売り手に回ると見られる。放出候補に挙がるのは、守護神ライセル・イグレシアス、新人ドレイク・ボールドウィンに定位置を奪われたマーセル・オズナ、そして捕手のショーン・マーフィーら。31日(1日)のデッドラインを前に再びトレードに動くだろう。
2025.7.28 10:52 Monday
トラウトが通算1000打点の節目に到達 マリナーズを接戦で破る
【エンゼルス4-1マリナーズ】アナハイム/エンゼルスタジアム、7月27日(日本時間28日)
エンゼルスのマイク・トラウトが通算1000打点の節目に到達した。トラウトはマリナーズ戦の五回、好投手ローガン・ギルバートからセンター後方へ特大の19号2ラン。この本塁打に助けられ、エンゼルスはマリナーズを4-1で破り、同地区ライバルとの4連戦を2勝2敗で終えた。敗れたマリナーズはカル・ローリーの41号ソロが飛び出したが、打線がわずか2安打と沈黙した。
エンゼルスがカイル・ヘンドリックス、マリナーズがギルバートの両先発で始まったこの試合は、三回まで互いにパーフェクト投球を展開する投手戦となる。ギルバートは四回2死から初安打を許し、四球でピンチを拡大したが、ジョー・アデルをその日6個目の三振に切って取り、ピンチを難なく脱した。
均衡が崩れたのは五回、エンゼルスは際どい判定の2四球と1死球で満塁のチャンスを作り、内野ゴロの間にまず先制。そして暴投で2点目を加え、打席にはトラウトを迎えた。トラウトは外角の直球を捉え、センター後方へ飛距離443フィート(約135メートル)の特大弾。エンゼルスは一挙に4点のリードを得た。
一方のマリナーズは七回、先頭のローリーが41号ソロを放ち、ここで先発のヘンドリックスを降板させた。その後もマリナーズは追い上げを試みたが、エンゼルスのリリーフ投手陣が無失点リレーでつなぎ、4-1で逃げ切った。
エンゼルスを勝利に導いたトラウトの大きな一発は、本人にとっても節目の一打となった。この日までに通算999打点を積み上げていたトラウトは、この2ランで通算1001打点とし、球団史上3人目・現役選手では9人目の1000打点到達者に。また、この本塁打は通算397本塁打目となり、史上59人目・現役選手では2人目の通算400本塁打にも近づいている。
トラウトは「これはチームメイトが出塁しないと達成できない。試合後、僕が指摘したことの一つはそれだった。チームメイトがいなければ、これらの栄誉はどれも得られなかった。だから、本当に楽しかったよ」と語り、自身の記録達成に貢献したチームメートを称えた。
一方のマリナーズは敗れ、エンゼルスとの4連戦勝ち越しを逃した。地区首位のアストロズが最下位のアスレチックスにスイープ(4連敗)したため、首位とのゲーム差は3.5に縮まったとはいえ、それ以上に差を詰めたかったのが本音だろう。
また、マリナーズのローリーはMLBトップを快走する41本目の本塁打を放った。今季の打撃成績は打率.257、OPS.986、41本塁打、86打点、12盗塁となっている。
2025.7.28 10:03 Monday
新加入マクマーンの活躍でヤンキースが勝利 負傷ジャッジの穴埋める
【ヤンキース4-3フィリーズ】ニューヨーク/ヤンキースタジアム、7月27日(日本時間28日)
絶対的主砲アーロン・ジャッジが負傷者リストに入ったヤンキースは、新加入のライアン・マクマーンの攻守にわたる活躍でフィリーズ戦に勝利。ジャッジを2試合欠いたフィリーズとの3連戦のスイープ(3連敗)を回避した。
ヤンキースは二回、先発のカルロス・ロドンがカステヤノスとケンプに本塁打を打たれ、2点を先制されてしまう。しかし、フィリーズ先発の好投手ザック・ウィーラーを相手に打線はすぐに反撃する。
無死満塁のチャンスでマクマーンが2点タイムリー二塁打を放って同点に追いつくと、犠牲フライとトレント・グリシャムのタイムリーでこの回一挙4得点。4-2と試合をすぐにひっくり返した。
ヤンキースはその後もウィーラーを攻め、三回には1死三塁のチャンスを作る。ジャズ・チザムJr.がセンターに放った飛球は犠牲フライには十分かと思われたが、センターのヨハン・ロハスの返球と、それをジャンプして素早いタッチを見せたキャッチャーのJT・リアルミュートの好プレーにより、追加点は防がれてしまった。
ヤンキース打線は二回以降得点できなかったが、それでもこの日のヤンキースのディフェンスには問題なかった。オールスター左腕のロドンは再びケンプに本塁打を浴びたが、本塁打以外では1安打しか許さない粘投。5回1/3を投げ抜き、3失点8三振1四球と試合を作った。
そして、同点タイムリーを放ったマクマーンが、持ち味の守備でもロドンを援護。四回には先頭のハーパーが放った頭上を襲うライナーをジャンピングキャッチすると、五回1死一、二塁のピンチでは三遊間のゴロをスライディングで捕球してから素早く送球し、俊足の打者走者ターナーをアウトにした。
マクマーンの攻守にわたる活躍もあり、ヤンキースはそのまま4-3で逃げ切り。大黒柱のジャッジを失い、地区首位のブルージェイズには5.5ゲームに差を広げられ、3位レッドソックスには1ゲーム差に迫られている。ただ、マクマーンとアメッド・ロサリオを獲得し、トレードデッドラインでは精力的に補強に動いている。この日は新加入のマクマーンが活躍し、早速補強の意義を証明してみせた。
マクマーンは「チームに貢献できることにワクワクしている。今は勝利が何よりも大切だ。バットで結果を残せたのは、いつだって嬉しいことだね」と語った。アーロン・ブーン監督も「彼には攻撃面で大きな可能性を秘めていると思う。それが私たちのラインアップをさらに充実させてくれることを期待している」と、守備力で知られるマクマーンの打撃覚醒に期待を寄せた。
2025.7.28 09:14 Monday
ブラウン好投でカブスが勝利 ホワイトソックス3連戦に勝ち越し
【ホワイトソックス4-5カブス】シカゴ/レイトフィールド、7月27日(日本時間28日)
カブスはホワイトソックス戦に5-4で勝利し、ホワイトソックス3連戦に2勝1敗と勝ち越し。先発のベン・ブラウンは5回1失点の好投を見せ、打線もピート・クロウ=アームストロング(PCA)らの活躍で援護した。カブスの鈴木誠也は4打数無安打だった。
カブスは初回、カイル・タッカーの二塁打と鈴木の四球でチャンスを作り、クロウ=アームストロングが2点タイムリー二塁打。六回にはニコ・ホーナーとマット・ショウのタイムリーで再び2点を加えた。
先発のブラウンは、初回にアンドリュー・ベニンテンディに12号ソロを被弾したものの、その後はホワイトソックス打線を寄せ付けなかった。直近2登板では7失点以上を許し、不調に陥っていたが、この日は5回1失点と好投。3安打、無四球に抑え、4三振を奪った。
3点リードで迎えた八回、カブスは2死一、二塁のチャンスを作る。しかし、捕手からの牽制に走者が誘い出され、三本間の挟殺プレーに発展。捕手からの送球を受けた三塁手コルソン・モンゴメリーが二塁走者のイアン・ハップと交錯し、塁審はモンゴメリーによる走塁妨害を宣告し、カブスは思わぬ形で5点目を加えた。
しかし、リードを4点に拡大したカブスは、直後のホワイトソックスの攻撃でベニンテンディにこの日2本目となる3ランを被弾。1点差に追い詰められたが、走塁妨害がもたらした1点のリードを守り切り、5-4で逃げ切った。なお、同率首位のブルワーズも勝利したため、ゲーム差は変わっていない。
鈴木は4打数無安打3三振だったが、第1打席に選んだ四球で1得点を記録。今季の打撃成績は打率.251、打率.831となっている。
2025.7.28 07:45 Monday
スキーンズが6回無失点9K パイレーツはDバックス3連戦に勝ち越し
【パイレーツ0-6ダイヤモンドバックス】ピッツバーグ/PNCパーク、7月27日(日本時間28日)
パイレーツのポール・スキーンズがダイヤモンドバックスに先発。6回無失点9三振の快投を見せ、チームを完封勝利に導いた。防御率は1.83に下がり、両リーグ唯一の1点台を維持している。
この日のスキーンズはスイーパーとチェンジアップが冴え渡った。初回、先頭のコービン・キャロルからスイーパーで、ヘラルド・ペルドモからチェンジアップで三振を奪うと、二回も三塁打でピンチを背負いながら2三振を奪い、先制点を許さなかった。
三回も先頭に二塁打を打たれたが、続くキャロルには高め99マイルのフォーシームを振らせて空振り三振。続くケテル・マーテ、ペルドモも抑え、強力なダイヤモンドバックスの上位打線をかわした。四回も死球と二塁打で1死二、三塁のピンチを招いたが、スイーパーとチェンジアップで連続三振を奪い、窮地を脱出。五、六回は三者凡退で切り抜け、終わってみれば6回無失点3安打9三振の好投だった。
パイレーツ打線もこの日はスキーンズに援護点をもたらした。二回にトミー・ファムのタイムリーで先制すると、三回にはブライアン・レイノルズとオニール・クルーズが連続タイムリー。六回にもクルーズがタイムリー二塁打を放ち、4点目を加えた。八回にはキブライアン・ヘイズのタイムリーでダメ押しの6点目を入れ、ダイヤモンドバックスに6-0で完勝。2勝1敗で3連戦の勝ち越しを決めた。
スキーンズは今季6勝目(8敗)をマーク。防御率はMLBトップの1.83、三振数はリーグ2位の146個をマークしており、自身初のサイ・ヤング賞へ向け、視界は良好だ。
一方のダイヤモンドバックスは先発のザック・ギャレンが6回4失点と振るわず、打線もスキーンズに沈黙。負け投手となったギャレンはトレード・デッドライン前に放出の噂もあり、この日がダイヤモンドバックスでの最後の登板となるかもしれない。
2025.7.28 06:41 Monday
ヤンキースの補強が続く ナショナルズからアメッド・ロサリオを獲得
すでにロッキーズからライアン・マクマーンを獲得しているヤンキースがさらなる補強に動いた。26日(日本時間27日)、ヤンキースはナショナルズとのトレードでユーティリティ・プレーヤーのアメッド・ロサリオを獲得したことを発表。対価としてクレイトン・ビーター、ブロウム・マルティネスの若手2選手を放出した。
ロサリオはメジャー9年目の29歳。メッツ時代にはトップ・プロスペクトとして期待され、正遊撃手を務めていた時期もあるが、近年は内外野を守れるユーティリティ・プレーヤーとして多くのチームを渡り歩いている。
今季はナショナルズで47試合に出場し、打率.270、5本塁打、18打点、OPS.736を記録。内外野を守れることに加え、左腕に強いのが強みで、今季は左腕に対して打率.299、OPS.816の好成績を残している。新加入のマクマーンのほか、トレント・グリシャム、ベン・ライス、ジャズ・チザムJr.と左腕に弱い左打者が多いため、対左腕要員として重宝されそうだ。
ヤンキースが放出したビーターはMLBパイプラインの球団別有望株ランキングで20位にランクインしていた26歳の右腕。昨季メジャーデビューを果たし、今季はメジャーで2試合に登板しているが、0勝1敗、防御率14.73と結果を残せなかった。マイナー3Aでは今季18試合に登板し、1勝0敗2セーブ、4ホールド、防御率3.10をマークしている。
マルティネスは昨年1月にヤンキースと契約したばかりの18歳の外野手。ドミニカ共和国のサマーリーグでプレーし、今季18試合に出場して打率.404、3本塁打、16打点、13盗塁、OPS1.139と素晴らしい活躍を見せている。今後の成長が期待される「原石」だ。
2025.7.27 12:15 Sunday
大谷38号先頭打者アーチもドジャース逆転負け カーショウ踏ん張れず
【レッドソックス4-2ドジャース】ボストン/フェンウェイパーク、7月26日(日本時間27日)
ドジャースの大谷翔平は敵地でのレッドソックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。2試合ぶりの一発となる38号先頭打者アーチを放ち、4打数1安打1打点3三振だった。ドジャースは先発のクレイトン・カーショウが踏ん張れず、2-4で逆転負け。レッドソックスの吉田正尚は出場機会がなかった。
前日の試合で本塁打が出ず、連続試合本塁打が5でストップした大谷だが、初回の第1打席で好投手ギャレット・クローシェから豪快な一発を放った。97.1マイル(約156.3キロ)のフォーシームをセンター方向に弾き返し、打球速度108.5マイル(約174.6キロ)、飛距離414フィート(約126.2メートル)の38号先頭打者アーチ。チームに先制点をもたらした。
ドジャースは1死後、テオスカー・ヘルナンデスにも2試合連発の16号ソロが飛び出し、難敵クローシェから2点を先制。しかし、フェンウェイパークでレギュラーシーズン初先発となったカーショウが二回に集中打を浴びて3点を失うと、五回にも有望株ロマン・アンソニーのタイムリー二塁打で追加点を奪われた。
クローシェは二回以降に立ち直り、ドジャースを相手に6回100球を投げて8安打、10三振、2四球、2失点の力投。大谷からも2つの三振を奪った。
反撃したいドジャースだったが、クローシェ降板後も得点を奪うことができず、最後は九回2死一塁の場面で代打のムーキー・ベッツが見逃し三振に倒れて試合終了。2位パドレスとのゲーム差は5に縮まった。
大谷は第1打席で38号先頭打者アーチを放ったあと、3打席連続で空振り三振。4打数1安打1打点3三振で今季の打撃成績は打率.273、出塁率.376、OPS.996となっている。
2025.7.27 11:25 Sunday
カブス快勝で同率首位に浮上 鈴木誠也は3試合ぶりのヒットを放つ
【ホワイトソックス1-6カブス】シカゴ/レイトフィールド、7月26日(日本時間27日)
カブスの鈴木誠也は敵地でのホワイトソックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。四回の第2打席でチーム初安打となるライト前ヒットを放ち、5打数1安打だった。カブスは6-1で快勝。ブルワーズが敗れたため、ナショナル・リーグ中地区の同率首位に浮上した。
ホワイトソックス先発のアーロン・シバーリの前に、初回先頭から打者11人がパーフェクトに抑えられていたカブスだが、四回2死から鈴木がチーム初安打。しかし、このヒットも得点にはつながらず、六回まで両軍無得点の投手戦が続いた。
七回、カブスは1死からイアン・ハップに14号ソロが飛び出して均衡を破ると、2死一塁から有望株マット・ショウも6号2ランを放ち、この回3得点。好投を続けていた有望株ケイド・ホートンをようやく援護した。
八回にはピート・クロウ=アームストロングの二塁打などで2死満塁とし、ダンズビー・スワンソンの2点タイムリーで5点リードに。再び2死満塁となり、ショウの押し出し四球でダメ押しの6点目を追加した。
カブス投手陣は先発のホートンが6回1/3を4安打無失点に抑える好投。ケイレブ・シールバー、ブラッド・ケラーとつなぎ、九回にライアン・プレスリーがソロ本塁打を浴びて1点を失ったものの、6-1で勝利した。
鈴木は空振り三振、ライト前ヒット、センターライナー、センターライナー、見逃し三振で5打数1安打。3試合ぶりのヒットを放ち、今季の打撃成績は打率.254、出塁率.312、OPS.837となっている。
2025.7.27 11:04 Sunday