English Español 韓国語

 
More>>

MLBのライブ配信観るなら《SPOTV NOW》

spotvnow

TRENDING NOW

2026年ワールドベースボールクラシック 1次ラウンド各プールの展望

 2026年ワールドベースボールクラシックが日本時間5日に開幕する。まずは1次ラウンドの戦いに向けて準備をしよう。

 1次ラウンドはA、B、C、Dの4つのプールに分かれて行われる。各プールは5チームで構成され、総当たりのリーグ戦となる。各プールの上位2チームが準々決勝に進出し、準々決勝以降は「負ければ敗退」のトーナメント戦となる。

 1次ラウンドの4つのプールは以下の通り。

プールA:ヒラム・ビソーン・スタジアム(プエルトリコ・サンフアン) プールB:ダイキン・パーク(テキサス州ヒューストン) プールC:東京ドーム(日本・東京) プールD:ローンデポ・パーク(フロリダ州マイアミ)

 各プールの詳細と、どのチームが勝ち上がるかの予想について、MLB.comでは各プールを担当する記者たちに話を聞いた。それぞれの記者の分析を見ていこう。

プールA(プエルトリコ・サンフアン) チーム:カナダ、コロンビア、キューバ、パナマ、プエルトリコ

注目ポイント:今大会の4つのプールの中で、おそらく最もバランスの取れたプールだろう。コロンビアとパナマは過去10年間で劇的な成長を遂げ、ベテラン投手陣とメジャー級の野手陣を擁する史上最高のチームを編成した。カナダは最高の選手の1人(フレディ・フリーマン)を欠いているものの、勢いのある若手選手を多く揃え、プールAの中で最もエキサイティングな外野陣を形成している。

 キューバは日本球界で活躍するスター投手が名を連ね、ワールドベースボールクラシックの出場経験が豊富なベテラン選手もいる。そして、開催国のプエルトリコは保険の問題で複数のスター選手を失ったものの、それでも才能豊かな選手が多く揃い、準々決勝進出の可能性は十分にある。

スター選手:プールAのロースターを見てみると、特に目を引くスーパースターはそれほど多くない。だからこそ、大混戦の展開が予想されているとも言えるだろう。プエルトリコには依然としてビッグネームがおり、ブルペンにエドウィン・ディアス、三塁にはノーラン・アレナドがいる。さらに、先発にセス・ルーゴ、外野にはエリオット・ラモスもいる。カナダはジョシュとボーのネイラー兄弟のほか、タイラー・オニール、守備の名手であるデンゼル・クラーク、先発の柱となるジェイムソン・タイオンらがいる。

 コロンビアはホゼ・キンタナとフリオ・テヘランの両ベテランが先発の柱となり、ジオ・ウルシェラがホットコーナー(三塁)を守る。パナマはホゼ・カバイェロ、エドムンド・ソーサといった守備の名手がいる。そして、キューバのアレクセイ・ラミレスを覚えているだろうか。44歳の元オールスター選手は今回、キューバ代表に復帰した。

その他の知っておくべき選手:カナダにはプールA最高の有望株がいる。MLBパイプラインの有望株ランキングで全体42位のオーウェン・ケイシーだ。2023年大会で本塁打を放ち、昨季は3Aで活躍。美しい赤髪のため、見つけるのは簡単だろう。プエルトリコのエルマー・ロドリゲスはヤンキースの球団3位の有望株で、今春のオープン戦でも素晴らしいピッチングを披露。マイケル・アローヨはコロンビアのキーマンとも言える選手で、メジャー全体67位の有望株でもある。スピード、パワー、そして出塁能力を兼ね備えた好選手であり、まだ21歳だ。

 スピードと言えば、パナマにはア・リーグ盗塁王のカバイェロのほか、オリオールズの球団10位の有望株であるエンリケ・バーフィールドJr.がいる。かつての有望株であるホゼ・ラモスも攻撃面で注目すべき選手だ。キューバには日本球界で最高の投手、リバン・モイネロがいる。2024年から2年連続で最優秀防御率のタイトルを獲得し、昨季はMVPも受賞した。そして、アルフレッド・デスパイネの名前も忘れてはいけない。通算本塁打の大会記録保持者が再び登場する。

予想:このプールの予想は非常に難しい。最後まで分からない、一進一退の攻防になりそうだ。5チームの中で最もタレントが揃い、最高のメジャーリーガーを擁しているプエルトリコがおそらく勝ち上がるだろう。ヒラム・ビソーン・スタジアムに集まる地元の大歓声もチームを後押しするはずだ。2番手はカナダだと思う。もしカナダが1次ラウンドを突破すれば、意外にも6大会目にして初めてとなる。(マット・モナガン記者)

プールB(テキサス州ヒューストン) チーム:ブラジル、イギリス、イタリア、メキシコ、アメリカ

注目ポイント:強力なプールだ。アメリカは前回大会の決勝で日本に敗れたあと、王座奪還を目指してスーパーチームを結成した。2017年大会以来の優勝を目指すアメリカにとって、今大会は「優勝か失敗か」の戦いとなる。

 しかし、アメリカが勝ち上がるためにはメキシコを倒さなければならない。メキシコは前回大会の準決勝で村上宗隆に逆転サヨナラ打を浴び、敗退したものの、優勝した日本をあと一歩のところまで追いつめた。また、イタリアも前回大会で準々決勝進出を果たしており、今回はさらに強力なチームを編成している。イタリアが2013年と2017年の2度、メキシコを倒していることも忘れてはならない。

スター選手:アメリカはスターの宝庫だ。アーロン・ジャッジ、ポール・スキーンズ、タリック・スクーバル、ブライス・ハーパー、カル・ローリー、ボビー・ウィットJr.らがロースター入りしている。メキシコは前回大会で大活躍したランディ・アロザレーナのほか、外野手のジャレン・デュラン、捕手のアレハンドロ・カーク、クローザーのアンドレス・ムニョスといった好選手がチームを牽引する。イタリアは前回大会に続いてビニー・パスカンティーノが打線の軸となり、アーロン・ノラ、アダム・オッタビーノ、ジャック・カグリオーンらがチームに加わった。イギリスにはオールスター二塁手のジャズ・チザムJr.がいる。

その他の知っておくべき選手:ブラジルにはプールBのほかのチームのようなスター選手はいないものの、元メジャーリーガーの息子が3人いる。ダンテ・ビシェットJr.(ダンテ・ビシェットの息子)、ルーカス・ラミレス(マニー・ラミレスの息子)、そして17歳のジョセフ・コントレラス(ホゼ・コントレラスの息子)だ。イギリスのハリー・フォードは20歳で出場した前回大会に続いてロースター入りし、今大会は共同キャプテンを務める。元ドラフト1巡目指名の有望株でもある。昨季メジャーデビューして好成績を残したイタリアの捕手、カイル・ティールにも注目だ。

 メキシコには、アロザレーナほど派手ではないものの、昨季打率.316をマークしてオールスターに選ばれたジョナサン・アランダがいる。そして、スター軍団のアメリカには負傷したコービン・キャロルの代役として選出された超有望株ロマン・アンソニーがいる。

予想:アメリカはこのプール、いや大会全体でも明確なトップチームだ。間違いなく勝ち上がるだろう。2番手はメキシコになる可能性が高い。しかし、イタリアも戦力アップに成功しており、メキシコを撃破してプールBの2位で準々決勝に進出する可能性を秘めている。(デービッド・アドラー記者)

プールC(日本・東京) チーム:オーストラリア、チャイニーズタイペイ、チェコ、日本、韓国

注目ポイント:ワールドベースボールクラシックで3度優勝し、東京五輪の覇者でもある日本はプールCを突破するだけでなく、1位通過もほぼ確実とみられている。登板予定はないものの、大谷翔平が再びメンバー入りし、山本由伸、昨季の沢村賞受賞者である伊藤大海、そしてメジャーリーグの強打者である岡本和真、村上宗隆、吉田正尚、鈴木誠也らを擁するチームはワールドベースボールクラシックで再び優勝できるだけの力を持っていると言えるだろう。

 しかし、時には本命が倒れることもある。日本は外野守備をはじめ、いくつかの不安を抱えている。プレミア12の決勝でチャイニーズタイペイが勝利し、日本の国際大会での連勝を27で止めたときのような展開になるのだろうか。あれ以来、台湾の野球ファンの盛り上がりは最高潮に達しており、今大会で再びチャイニーズタイペイが番狂わせを起こしたとしても決して不思議ではない。

 韓国は2008年の北京五輪で優勝し、2009年のワールドベースボールクラシックでは延長戦の末、日本に敗れたものの、準優勝を果たした。しかし、それ以降は1次ラウンドを突破することができていない。大会前に負傷者が続出して戦力ダウンしており、準々決勝に進出することができれば大成功と言えるだろう。一方、オーストラリアは前回大会で初めて1次ラウンドを突破。今大会は2024年ドラフト全体1位指名の超有望株トラビス・バザーナがチームに加わっており、再び1次ラウンドを突破しても驚きではない。

 最後にチェコだ。このチームは前回大会、大谷翔平や日本の野球ファンをチェコ野球のファンへと変貌させた。それ以来、メディアに取り上げられる機会も増え、日本、韓国、台湾、アメリカに遠征して練習試合を行うなど、チーム強化に努めてきた。プールCのほかのチームも強力だが、チェコも昨年のヨーロッパ野球選手権で銅メダルを獲得するなど、着実に力をつけている。

スター選手:もちろん、すべては大谷翔平から始まる。彼について、ほかに何か言うべきことがあるだろうか。今大会では投げないかもしれないが、東京で見かけるあらゆる看板や広告に彼が載っているのには理由がある。本当に素晴らしい選手なのだ。現役最高の野球選手の名前を挙げるだけでは物足りないので、山本由伸も加えておこう。大谷が登板せず、佐々木朗希も不在の今大会では、ドジャースのポストシーズンの戦いを牽引した右腕が前回大会以上に大きな役割を担う必要がある。

 オーストラリアのバザーナについてはすでに触れたが、素晴らしい実力と才能を秘めた選手だ。韓国には「風の孫」との異名を持つイ・ジョンフがいる。メジャー2年目のシーズンを終え、自身2度目のワールドベースボールクラシック出場となる。韓国は負傷者が続出しているため、前回大会で14打数6安打、4得点、5打点の活躍を見せたイ・ジョンフは、チームを準々決勝進出に導くために、前回大会の活躍を再現する必要があるだろう。

その他の知っておくべき選手:チャイニーズタイペイのキャプテンを務める陳傑憲(チェン・ジェシェン)は2024年のプレミア12で打率.652をマークする活躍を見せてMVPを受賞し、チームを優勝に導いた。屈強な体格から「マッスルマン」の異名を持つ22歳の安賢民(アン・ヒョンミン)は韓国打線の上位を担う選手で、昨季は韓国球界で112試合に出場し、打率.334、22本塁打、OPS1.018の大活躍を見せた。

 日本の近藤健介はまさに「プロフェッショナルな打者」の体現者だ。身長173センチと小柄だが、日本球界で通算打率.307、OPS.874を記録しており、前回大会でも打率.346、OPS1.115の活躍でチームの優勝に大きく貢献した。チェコでは、大谷翔平から三振を奪ったことで知られるオンジェイ・サトリアにとって最後の大会となり、投手兼消防士のマーティン・シュナイダーは肩の負傷から復帰したばかりのため、万全の状態ではない。幸いにも、ヤン・ノバクは健康な状態でロースター入りしている。かつてオリオールズ傘下でプレーしていたノバクは、昨年のヨーロッパ野球選手権で7回1/3を無失点に抑え、9三振を奪う好投を見せた。

予想:日本は再び1位になるだろう。本当に素晴らしいチームだ。2位争いはかなり熾烈になることが予想されるが、チャイニーズタイペイが優勢だと思う。プレミア12で優勝しており、将来有望な投手も多くいるため、韓国やオーストラリアを上回り、2位に滑り込むと予想する。(マイケル・クレア記者)

プールD(フロリダ州マイアミ) チーム:ドミニカ共和国、イスラエル、オランダ、ニカラグア、ベネズエラ

注目ポイント:ドミニカ共和国はスター軍団のアメリカに匹敵する強力なチームだ。2013年大会の王者は前回大会の早期敗退の雪辱を晴らそうと意気込んでいる。ドミニカ共和国の早期敗退の大きな要因となったのはベネズエラだ。ドミニカ共和国とプエルトリコが同居した「死の組」を全勝で突破した。

 イスラエルは本選初出場となった2017年大会で1次ラウンドを1位突破するサプライズを起こしたときの輝きを取り戻そうとしている。前回大会はオランダとともに残念な結果に終わり、両チームとも1次ラウンドで敗退した。ニカラグアは前回大会が本選初出場。今大会では初勝利を目指している。

スター選手:ブラディミール・ゲレーロJr.を筆頭に、フアン・ソト、フリオ・ロドリゲス、マニー・マチャド、フェルナンド・タティスJr.とドミニカ共和国の打線は驚異的なメンバーだ。投手陣も強力で、クリストファー・サンチェスとサンディ・アルカンタラの両輪が牽引する。ベネズエラにもビッグネームがおり、ロナルド・アクーニャJr.のほか、ジャクソン・チューリオ、サルバドール・ペレス、ルイス・アライズ、エウヘニオ・スアレス、グレイバー・トーレスらが名を連ねている。

 オランダにもザンダー・ボガーツ、オジー・オルビーズ、ケンリー・ジャンセンがいる。イスラエルはハリソン・ベイダー、トミー・ケインリー、スペンサー・ホーウィッツらが中心だ。ニカラグアにも強打者マーク・ビエントスがいる。

その他の知っておくべき選手:オランダの外野陣はファインプレーを連発する可能性がある。殿堂入りの名センター、アンドリュー・ジョーンズが率いるチームに相応しい外野陣と言える。アンドリューの息子であるドリュー・ジョーンズは父の素晴らしい守備力を受け継いでいる。また、昨季ゴールドグラブ賞に輝いたセダン・ラファエラもおり、この2人だけで外野全体をカバーできるだろう。

 イスラエルには有望株のコール・キャリッグを筆頭に、興味深い若手選手が多くいる。キャリッグはマイナーで主にセンターを守っているが、イスラエルでは遊撃手として起用される見込みだ。ニカラグアのイスマエル・ムングイアは現在、ブルージェイズ傘下に所属しているが、ドミニカ共和国のウィンターリーグで打率.368をマークし、首位打者に輝いた。

予想:ドミニカ共和国とベネズエラが圧倒的な戦力を誇っているため、プールDを突破するのはこの2チームになるだろう。ただし、イスラエルとオランダの出来次第では、予想以上に熾烈な争いとなるかもしれない。(デービッド・アドラー記者)

2026.3.4 12:12 Wednesday

ドジャースがスウィンスキーを40人枠から外す 空いた1枠の行方は?

 2日(日本時間3日)、ドジャースは外野手のジャック・スウィンスキーについてアウトライトの措置を取り、ロースターの40人枠から外した。ロースターの40人枠に1つ空きができたため、今後の動きが注目される。

 27歳のスウィンスキーは2022年にパイレーツでメジャーデビューし、106試合で19本塁打を記録。翌2023年には144試合に出場し、打率.224、26本塁打、74打点、13盗塁、OPS.793と自己最高の成績を残した。

 しかし、2024年は打率.182、OPS.588と極度の打撃不振に苦しみ、マイナー降格も経験。昨季も打撃の状態は上向かず、59試合で打率.147、3本塁打、10打点、7盗塁、OPS.534と自己ワーストの成績に終わった。

 昨年11月、年俸調停を回避してパイレーツと1年125万ドル(約2億円)の契約で合意していたが、2月にパイレーツが指名打者のマーセル・オズナと正式に契約を結んだ際にDFAとなり、ロースターの40人枠を外された。その後、ウエーバーでドジャースに移籍したものの、わずか10日ほどで再び40人枠を外れることになった。

 ドジャースはユーティリティプレーヤーのトミー・エドマンとキケ・ヘルナンデスが開幕に間に合わないため、金慧成(キム・ヘソン)が二塁のレギュラーに繰り上がり、控えの選手層がやや薄くなっている。空いた1枠を使い、オープン戦でここまで打率.571(14打数8安打)と好調のサンティアゴ・エスピナルあたりをロースターに追加する可能性もありそうだ。31歳のエスピナルは昨季レッズで114試合に出場するなど実績十分。二塁と三塁を中心に内外野の複数ポジションを守れるため、エドマンやキケの代役としてもフィットしそうだ。

 あるいは、ブレイク・スネルとギャビン・ストーンが開幕に間に合わないという状況の中で、投手の補充に動く可能性もある。2連覇中の「王者」は空いた1枠をどのように活用するのか、今後の動向に注目したい。

2026.3.3 12:00 Tuesday

開幕直前! 2026年ワールドベースボールクラシックの全日程と視聴方法

 日本時間5日、2026年ワールドベースボールクラシックがついに開幕する。アメリカではFOX Sports系列のネットワークが全47試合を放送。そのうち41試合はスペイン語でも放送される。日本ではNetflix Japanが全47試合を放送。また、2026年ワールドベースボールクラシックの全試合に関して、英語での無料ラジオ放送も用意されている。

 1次ラウンドのプールAはプエルトリコ・サンフアンのヒラム・ビソーン・スタジアム、プールBはアメリカ・ヒューストンのダイキン・パーク、プールCは日本・東京の東京ドーム、プールDはアメリカ・マイアミのローンデポ・パークで開催される。

 準々決勝はヒューストンとマイアミで2試合ずつが行われ、準決勝以降の3試合はマイアミのローンデポ・パークが戦いの舞台となる。

 2026年ワールドベースボールクラシックの試合日程は以下の通り(すべて日本時間)。

3月5日 12時 チャイニーズタイペイvsオーストラリア 19時 チェコvs韓国

3月6日 12時 オーストラリアvsチェコ 19時 日本vsチャイニーズタイペイ

3月7日 1時 キューバvsパナマ 2時 オランダvsベネズエラ 3時 メキシコvsイギリス 8時 プエルトリコvsコロンビア 9時 ニカラグアvsドミニカ共和国 10時 アメリカvsブラジル 12時 チャイニーズタイペイvsチェコ 19時 韓国vs日本

3月8日 1時 コロンビアvsカナダ 2時 ニカラグアvsオランダ 3時 ブラジルvsイタリア 8時 パナマvsプエルトリコ 9時 イスラエルvsベネズエラ 10時 イギリスvsアメリカ 12時 チャイニーズタイペイvs韓国 19時 オーストラリアvs日本

3月9日 1時 コロンビアvsキューバ 1時 オランダvsドミニカ共和国 2時 イギリスvsイタリア 8時 ニカラグアvsイスラエル 8時 パナマvsカナダ 9時 ブラジルvsメキシコ 19時 韓国vsオーストラリア

3月10日 1時 ドミニカ共和国vsイスラエル 1時 コロンビアvsパナマ 2時 ブラジルvsイギリス 8時 キューバvsプエルトリコ 8時 ベネズエラvsニカラグア 9時 メキシコvsアメリカ 19時 チェコvs日本

3月11日 8時 イスラエルvsオランダ 8時 カナダvsプエルトリコ 10時 イタリアvsアメリカ

3月12日 4時 カナダvsキューバ 8時 イタリアvsメキシコ 9時 ドミニカ共和国vsベネズエラ

3月13日 試合予定なし

3月14日 7時30分 準々決勝① 9時 準々決勝②

3月15日 4時 準々決勝③ 10時 準々決勝④

3月16日 9時 準決勝①

3月17日 9時 準決勝②

3月18日 9時 決勝

2026.3.3 10:57 Tuesday

ドジャースの右腕ストーン 手術した右肩の違和感で開幕絶望か

 ドジャースの右腕ギャビン・ストーンは昨季、右肩の手術により1年を棒に振った。今季は健康な状態でスプリングトレーニングを迎え、開幕ローテーション入りを目指していたが、肩の故障が再発し、開幕に間に合うかどうか不透明な状況となっている。

 2日(日本時間3日)、デーブ・ロバーツ監督がメディアに明かした情報によると、ストーンは先週のオープン戦初登板で1イニングを無失点に抑え、ブルペンでの投球練習も行ったが、その際に右肩の違和感を訴えたという。現在、投球練習はシャットダウン(中断)されており、再開のめどは立っていない。

 2月24日(同25日)のガーディアンズ戦でオープン戦初登板を果たしたストーンにとって、実戦での登板は2024年8月31日のダイヤモンドバックス戦以来だった。同年10月に右肩の手術を受け、2度のワールドシリーズを欠場することに。今春は完全に健康を取り戻した状態でスプリングトレーニングを迎えているとみられていたが、ストーン自身は「投球後の回復に時間がかかる」ことを明かしていた。

 オープン戦初登板のあと、ストーンは「投球後の回復がいちばん大変だ。特にスプリングトレーニングの時期はね。ライブBPとかブルペンで投げているときは調子が良いんだけど、その後の回復の部分が大変なんだ」と語っていた。

 終盤に離脱した2024年はストーンにとって飛躍の1年となった。チーム最多の140回1/3を投げ、11勝5敗、防御率3.53を記録。今季はそのレベルのパフォーマンスを取り戻すことを目指していた。ストーンが開幕ローテーション争いから脱落したことにより、ドジャースは先発投手の選択肢が減り、開幕ローテーションに起用できる投手の顔ぶれが明確になりつつある。

 ブレイク・スネルが開幕に間に合う可能性は低いため、万全のコンディションで開幕を迎えられるのは山本由伸とタイラー・グラスナウの2人だけだろう。大谷翔平も開幕ローテーション入りする見込みだが、いきなり100球を投げることは考えにくい。開幕ローテーションの残り2~3枠をめぐって、佐々木朗希、エメット・シーアン、ジャスティン・ロブレスキー、リバー・ライアンらが競争を繰り広げることになる。

 佐々木、シーアン、ロブレスキー、ライアンの4人全員が開幕ロースター入りする可能性もある。ロバーツ監督のこれまでの発言を踏まえると、佐々木とシーアンは開幕ローテーションの有力候補だが、もちろんオープン戦で結果を残し、その座を勝ち取る必要がある。佐々木はオープン戦初登板で不安定なピッチングを見せ、体調不良でやや出遅れたシーアンは今週中に初登板する予定だ。ロブレスキーは好スタートを切っており、ライアンはトミー・ジョン手術後初めての登板でコマンドの不安定さを露呈したものの、1イニングを無失点に抑えた。

 ロバーツ監督はシーズン序盤、ローテーションを柔軟に組む可能性があることを認めている。先発投手は5人に絞りつつ、ロングリリーフをこなせる投手を複数用意し、連戦が続くときには「6人目の先発投手」を起用するというやり方だ。ロングリリーフを用意することによって、シーズン序盤に大谷が短いイニングで降板する場合にも、2番手の投手が「第2先発」として長いイニングをカバーすることが可能になる。

 ストーンは健康ならば開幕ロースター入りを果たし、スイングマン(谷間の先発とロングリリーフを兼任する投手)として起用される可能性があった。しかし当面の間、ドジャースはストーン抜きで投手陣のプランを立て、投手層の厚さを生かしながら戦っていくことになるだろう。

2026.3.3 10:00 Tuesday

タイガースのバルデスがオープン戦初登板 3回無失点の好投

 2日(日本時間3日)、タイガースのフランバー・バルデスがブレーブスとのオープン戦で新天地デビューを飾った。シンカーを武器とする左腕はパブリックスフィールド・アット・ジョーカーマーチャントスタジアムで3回無失点の好投を披露。様々な「新しいこと」と同時に、「昔のこと」がフラッシュバックする登板でもあった。

 9年前、バルデスはアストロズ傘下のマイナー球団でジェイク・ロジャースを相手にシンカーを投げていた。当時、バルデスとロジャースはともにアストロズのプロスペクト(若手有望株)。ロジャースはプロ入り後、初めてのフルシーズンだった。

 ロジャースは「2016年と2017年は一緒にいて本当に楽しかった。捕手としてよく聞かれるのは、誰の球を捕るのがいちばん難しいか、あるいは誰の球を捕るのがいちばん好きか、ということだ。(バルデスは)プロになって、最初に難しいと思った投手の1人だった。とてもエグい球を投げていたからね。当時はカット気味に投げたり、沈めたりしていたけど、今は自分の持ち味をちゃんと理解して投げているよ」と当時のことを振り返る。

 バルデスはシーズン途中にハイAから2Aに昇格し、ロジャースは8月末にジャスティン・バーランダーとのトレードでタイガースへ移籍したため、バッテリーは解散となった。それ以降は敵同士。しかし今、タイガースで再びバッテリーを組んでいる。

 バルデスは通訳のカルラ・ディアス氏を通して「本当に特別だった。マイナー時代を思い出したよ。今日、彼を相手に投げることができたのは本当に特別なことだった」と語った。

 バルデスとロジャースのバッテリーは、多くの有望株やオールスター&ゴールドグラブの経験がある捕手ジョナ・ハイムを含むブレーブス打線を効率よく抑えていった。バルデスが許した走者はゴロの打球による3人だけ。その中にはアーロン・シャンクの三塁への内野安打と一塁手エデュアルド・バレンシアのエラーで出塁したジム・ジャービスも含まれており、ヒット性の当たりはほとんどなかった。

 二回に1死二塁のピンチを迎えたが、ブレット・ワイズリーを95マイル(約153キロ)のシンカーで見逃し三振に仕留めると、ホゼ・アゾカーは大きく曲がるカーブで空振り三振。2者連続三振で見事にピンチを切り抜けた。

 三回は先頭打者がエラーで出塁し、無死二塁のピンチとなったが、わずか8球で3本の内野ゴロを打たせ、無失点に抑えた。

 バルデスは「正直に言うと、今日のプランはただストライクを投げることだけだった。カーブが良い感じだったね」と自身の登板を総括した。

 バルデスはそのプランを見事に遂行し、43球のうち30球がストライク。見逃しストライクと空振りが5球ずつあり、カーブでも3つの空振りを奪った。

 ロジャースは「遠くから彼の成長を見守るのは素晴らしいことだった。そして今、こうして再びバッテリーを組むことができるのは本当に素晴らしい。彼は素晴らしい人間だし、フランバーに関しての悪口は何もないよ」と9年ぶりに再会した左腕を絶賛する。

 バルデスもまた、ロジャースについて「当時と全く変わっていない」とコメント。通訳を介さず「(当時と)全く同じ性格だ」と語り、再会を喜んだ。

 バルデスは昨季、アストロズの控え捕手セザー・サラザーとの間でトラブルを起こし、捕手との関係性が疑問視される事態となった。ロジャースもそのことを知っているが、今日の試合では何も問題はなかったようだ。ロジャースは「調子が良いときの彼はめちゃくちゃ集中しているんだ」と語る。

「彼は最高だよ。間違いなく、僕の人生で出会った中でいちばんクレイジーな働き者の1人だ。絶好調でゾーンに入っているときは球界で最高の投手の1人なんだ」とバルデスへの称賛は止まらなかった。

2026.3.3 09:17 Tuesday

コントレラス兄弟 WBCベネズエラ代表で初めて共闘

 4年前、ウィルソンとウィリアム・コントレラスは、オールスターゲームにナ・リーグのチームメートとして出場し、その兄弟愛の頂点に達したと思っていた。しかし、実はそれは今週から始まるワールドベースボールクラシックで、ベネズエラ代表として共闘することの前兆に過ぎなかった。コントレラス兄弟は野球に熱狂的なベネズエラの代表として、初めてWBCで共に戦うことになる。

 だからこそ、レッドソックスの一塁手として初シーズンを迎える兄のウィルソンは、これまで様々な理由で国際大会への出場を断ってきたにもかかわらず、今回の機会を断ることができなかった。ブルワーズで高い評価を得ている捕手、ウィリアムと一緒にプレーする機会を逃すという選択肢は、もはやなかったのだ。

 それはあまりにも大きな意味を持つ。兄弟たちだけでなく、両親、そして家族全員にとって。ウィルソンは語る。 「最高の思い出になるよ。ベネズエラ代表としてプレーできるなんて、夢が叶うような気がする。特にスタンドには両親がいて、家族も来てくれる。僕たちにとって大きな意味がある。僕にとっても大きな意味がある。だって、僕はずっとベネズエラの声を代弁してきたし、胸に『ベネズエラ』の文字を着けることは、僕にとって大きな意味がある。だから、全力でプレーしたい。誇りを持ってプレーしたい。そして、弟と一緒にこの瞬間を分かち合えるのが待ちきれないよ」

 ウィルソン(33歳)はウィリアムより5歳年上なので、幼少期にチームメイトになったことはない。ウィルソンがカブスでプロとしてのキャリアをスタートさせた時、ウィリアムは11歳だった。

 実際、オールスターチームに選出され、自身もシルバースラッガー賞を受賞するまで、ウィリアムは28年間の大半をウィルソンの弟分として過ごした。ウィリアムには二人の兄がいる。ウィルソンとウィルマーはプエルトカベロで育ち、綿紙とテープで作った野球ボールで遊び、厳格な両親から努力の大切さを学んだ。

 母オルガは地元の学校の用務員で、父ウィリアム・シニアは兄と事業を営んでいた。二人とも長時間働いていたため、息子たちは勉強の合間を縫って野球をする余裕が十分にあった。ウィリアムはかつて、それは「美しい瞬間」だったと言った。しかし、それはつかの間のことだった。

 ついに二人は2022年のオールスターゲームで一緒にプレーする機会を得た。ウィリアムは負傷したブライス・ハーパーの代わりにナ・リーグのロースター入りを果たし、指定打者として先発出場を果たしたのだ。ついに兄と同じ打線で打席に立つチャンスが訪れた。それ以来、二人は同じユニフォームを一日以上着られたらどんなに楽しいだろうと話し合ってきた。そして今、そのチャンスが巡ってくる。

 プールDに属するベネズエラは、6日(日本時間7日)にマイアミでオランダと初戦を戦う。

 ウィリアムはオールスターチームに2度選ばれ、リーグ最高の捕手の一人としての地位を確立したが、それでもまだ弟分だ。 「僕はまだ若いんだ、そうだろ?家族の中ではずっと若いから、家族の意見を聞くのは好きだ。僕にとって一番のアドバイスは兄なんだ」

 ウィリアムが兄から学んだ最大のことは何か? 「一生懸命努力すれば、必ず上手くなる。それが僕の計画であり、目標だ。春季キャンプに来たり、クラシックに出場したりするときは、全力を尽くす。『プレーボール!』と言われたら、必ずプレーする」

 ウィルソン(昨季まで捕手だった)は、ウィリアムに野球を教えていた頃を思い出しながら、誇らしげに顔を輝かせた。 「2009年に契約を結んだ時、彼はいつもトレーニングに付き添ってくれて、一緒にトレーニングを欠かさなかったんだ。彼は、私がいかに規律正しく、自分のルーティンに献身的に取り組み、キャリアにどれほど献身的に取り組んでいるかを見て育ったんだと思う。それが彼にとって大きな助けになった。私はただ、彼が真似できる正しいやり方を教えてあげただけで、そうして良かったと思っている。でも今、彼はメジャーリーグで最高の捕手の一人だ。本当に誇りに思う」

 ベネズエラ代表では、ウィリアム・コントレラスとロイヤルズのスター選手サルバドール・ペレスが捕手で併用される。堅実な右打者のウィルソンは、一塁手でも指名打者でも、全試合に出場する見込みだ。

 兄弟が長期間チームメートになるのは今回が初めてだが、野球を通して絆を深めるのはこれが初めてではない。ウィリアムはプロ入り初期の頃、マイナーリーグのシーズン終了後、シカゴで兄と合流していた。2016年のワールドシリーズでは、ウィルソン率いるカブスがクリーブランドを破り、シカゴの優勝から遠ざかっていた歴史に終止符を打った。ウィリアムもその流れに乗った。

 ウィリアムが地位を確立した今、ウィルソンはシーズン中のテキストメッセージを最小限に抑えるように努めている。 「彼には自分のやりたいことをやらせてあげたい。でも、例えば彼の打席を見ていて、何か気に入らないところがあったら、すぐに電話かメールで伝える。今でも連絡を取り合っている。オフシーズンほど頻繁ではないけど、でもね」

 アドバイスは兄から弟に送られるだけではない。ウィルソンは弟からアドバイスをもらっても、決して気分を害したりしない。実質的に、二人はもはや同輩なのだ。 「私たちはいつも本当に良い関係で、お互いに敬意を払ってきた。それが私たちの関係なんだ。彼が何か気づいたら、私に知らせてくれる。私が何か気づいたら、私が彼に知らせる。それが私たちの関係なんだ」と、ウィルソンは語る。

 今後しばらくの間は、テキストメッセージや通話は必要ない。 「彼は僕のルーティンを観るだろうし、僕は彼のルーティンを観るつもりだ。クラブハウスで弟と過ごすのが待ちきれないよ」

 トーナメントよりもずっと長くチームメイトでいられる時期はあるのだろうか?例えば、162試合のシーズンとか。

「兄は2、3、4年後、あるいはいつ引退するにせよ、私と一緒にキャリアを終えたいと去年言っていた。私が知っていることはすべて彼から聞いたことだよ」と、ウィリアムは語った。

2026.3.2 13:07 Monday

カージナルスがマーモル監督と契約延長 2028年まで

 1日(日本時間2日)、カージナルスはオリバー・マーモル監督と2027-28年までの延長契約を結んだことを発表。2029年には球団オプション(球団側に選択権のある1年契約)が付与されている。

 39歳のマーモル氏は、2022年からカージナルスの監督を務め、通算325勝323敗をマーク。1度のポストシーズン進出、就任初年度には地区優勝を成し遂げた。

 2025年の成績が78勝84敗だったカージナルスは、オフシーズンにベテランのノーラン・アレナド、ウィルソン・コントレラス、ソニー・グレイ、ブレンダン・ドノバンらを有望株とトレードし、再建の年を迎えている。レッドソックスから獲得した右腕のリチャード・フィッツとハンター・ドビンズといった有望株は、3月26日(日本時間27日)にブッシュスタジアムで行われるレイズとの開幕戦でロースター入りする可能性がある。

 マーモルはカージナルスの組織で20年目のシーズンを迎えている。2007年にマイナーリーグで選手としてキャリアを始め、1A+まで昇格。その後、2012-16年まで5年間マイナーリーグの監督を務め、その内4年間でポストシーズン進出を成し遂げた。その後、2017年にマイク・マシーニー監督の下で一塁コーチ、2019年にはマイク・シルト監督の下でベンチコーチを歴任した。

「オリは球団出身で、カージナルスの真髄を理解している。彼は球団システムから出てきた優秀な選手たちの育成を助け、メジャーリーグの監督にもなった。彼はそれをうまく活用し、素晴らしい仕事をしてきた。私は全ての試合を観戦しているが、普段は予測がつきにくいが、オリのおかげでそうする必要がない。彼は試合をしっかりと指揮し、選手たちからも高い支持を得ている。監督に求められる資質をすべて備えている」と、筆頭オーナー兼会長のビル・デウィットJr.氏は語った。

 ハイム・ブルーム野球編成部長は、マーモル監督は周囲の全員を良くし、監督として成長することに力を注いでると語った。 「(マーモル)はこの組織がなぜ特別なのかを理解し続けている。彼は生粋のカージナルスだ。また、この組織の素晴らしさの源泉の一つは、容赦なく競争し、常に前進し、新たな基準を打ち立てることにあることも理解している。彼が突き進む情熱は、私たちに活力を与え、毎日一緒にいると楽しい気持ちにさせてくれる」

 選手とコーチ陣はマーモルの記者会見に出席し、メイソン・ウィンとアレック・バーレソンが率いる若いチームを指揮することを楽しみにしていると明かした。 「(私が監督に就任した当初の)ロースターを見れば、ベテラン勢が揃っていたことがわかるだろう。言えることは、このチームに所属してこれまでどの年よりも、このシーズンにワクワクしているということだ。それは、クラブハウスにいる選手たちのおかげ。彼らと共にチームを築いていくことができる。ここ数週間のスプリングトレーニングで、選手たちが着実に成長していく姿が見られるようになった。本当に刺激になる。毎朝、この気持ちで起きる。最後までやり遂げられることが、このチームを支えてくれる」

2026.3.2 12:41 Monday

パドレスが外野手バーデューゴとマイナー契約

 1日(日本時間2日)、パドレスはベテラン外野手アレックス・バーデューゴとマイナー契約を結んだ。バーデューゴは今週から始まるチームのマイナーリーグキャンプに参加することになる。

 5月で30歳になるバーデューゴは昨季、ブレーブスで56試合に出場し、打率.239、OPS.585をマーク。これまでドジャース、レッドソックス、ヤンキース、ブレーブスで通算9シーズンを過ごし打率.270、出塁率.326、長打率.406、通算70本塁打を記録している。

 ケガ人が出ない限り、パドレスはメジャーリーグのロースターにもう一人のコーナー外野手を入れる余裕がない。これは低リスクな保険の補強だ。しかし、バーデューゴがマイナーで好成績を残せれば、負傷者発生の際の昇格候補に浮上する可能性がある。

 2014年にドジャースにドラフト指名されたバーデューゴは、2020年シーズン前にムーキー・ベッツの対価として、レッドソックスへ移籍した主要選手の一人だった。2024年シーズン前にレッドソックスからヤンキースにトレードされ、その年のポストシーズンの全試合に先発出場した。バーデューゴは2025年シーズン前にブレーブスと契約したが、前半戦の大半で苦戦した後、7月に解雇された。

ホーイングが投球をストップ

 救援右腕ブライアン・ホーイングは先週、実戦形式の打撃練習中に右肘に違和感を覚え、投球から遠ざかっている。 「彼は何かを感じていたが、繰り返すが、それほど深刻なものではないと思う。だが、私たちはそれを意識して調べ、正しい評価をしなければならない」とルーベン・ニーブラ投手コーチは語った。

 ケガに悩まされた2025年シーズンを終えたホーイングにとって、これはまたしても残念な結果となった。右肩の張りでシーズン最初の数ヵ月を欠場し、タナー・スコットとともにマーリンズから加入した2024年シーズン終盤に見せた好調を取り戻すことはなかった。

 パドレスはホーイングの復帰時期を明らかにしていないが、開幕ロースター入りの可能性は低いだろう。とはいえ、パドレスは既に野球界屈指のブルペン陣を誇り、ホーイングはロースター入りの可能性は低かっただろう。

 ホーイングはメジャーリーグでの4シーズンを通して防御率4.72を記録している。パドレスでは25試合に登板し、防御率1.99という素晴らしい成績を残しているが、MLBでの出場機会が少なかった。

マルケスがデビュー

 右腕ヘルマン・マルケスはこの日、スコッツデール・スタジアムで行われたパドレス対ジャイアンツ戦で、初回に4安打3失点を喫した。マルケスは二回は三者凡退に抑え、2回3失点、2三振、無四球、4安打だった。

「ストライクをたくさん投げたけど、なかなか決めきれなかった。アリゾナでは変化球をうまく投げられない、そういう試合の一つだった。でも、次回はもっと良くなると思う。ゾーンを攻める力を見せてくれたし、春季トレーニングが進むにつれてもっと良くなると思う」と、クレイグ・スタメン監督は振り返った。

 ローテーションの空席は一つだけと思われるが、マルケスはその座を狙う数少ない候補の一人だ。この日、リリーフで3回2失点に抑えたマルコ・ゴンザレスも候補に挙がっている。JP・シアーズ、ウォーカー・ビューラー、そして健康であればマット・ウォルドロンも候補だ。

2026.3.2 11:48 Monday

ナ・リーグ東地区は三つ巴? 思わぬダークホースが現れるか

 今後のナ・リーグ東地区の争いを、いったいどう考えるべきなのだろうか。

 ファングラフスは、ブレーブス、フィリーズ、メッツの3チームが3勝差以内で並ぶと予想している。ベースボール・プロスペクタスは、ブレーブスとメッツが互角で、フィリーズがわずかに劣勢と予想している。どのチームも91勝以上は予測されていない。これらのシステムから判断すると、まさに正真正銘の三つ巴と言えるだろう。

 もちろん、昨季フィリーズが13ゲーム差で圧勝し、2年連続の地区優勝を果たしたのは当然のことだ。それ以前に6連覇を果たしたのはブレーブスで、その中には2021年のワールドシリーズ優勝も含まれている。2022年には101勝を挙げ、2024年にリーグ優勝決定シリーズに進出したのはメッツだ。そして、昨季ブレーブスより3勝多く挙げたマーリンズも忘れてはいけない。

 ナ・リーグのイースト地区ならぬ「ビースト地区」とは言わないまでも(ア・リーグの方が適切だろう)、今季のナ・リーグ東地区は例年にもまして混戦模様だ。ビッグ3(フィリーズ、メッツ、ブレーブス)は強豪レベルだが、どれも超強豪ではない。そして、どのチームも様々な理由から、読者の方が想像するより大きなリスクを抱えている。

 ナショナルズの一新されたフロントが再建に奮闘する一方で、残されたのはビッグ3と、南国からやってくる有望な新星チーム(マーリンズ)だ。オフシーズンの補強の少なさから、フィリーズはファンからの不満を受けている。また、ブレーブスも同様だろう。メッツは滑り出しこそ批判にさらされたが、今ではおびただしい選手の入れ替わりをどう受け止めて良いのか分からなくなっているかもしれない。

 われわれが見ているのは、あくまでも贔屓目を避けるための予想だ。フィリーズ(昨年96勝76敗)がブレーブス(76勝86敗)よりも明らかに有利ではないことには納得できないかもしれないが、予想は昨年の出来事だけに基づくものではないことを忘れないでほしい。現在のロースターや、起こり得そうな予想も考慮に入れている(74勝88敗のブルージェイズが94勝68敗になったことを覚えている方もいるかもしれない。これは、ジョージ・スプリンガーが近年で最も予想外の復活を遂げたシーズンの一つだったことが大きな要因だ)。

 ここでは、ビッグ3が直面する先発投手陣のリスク要因を詳しく見ていく。そして、それが意外にもマーリンズにチャンスをもたらすかもしれない。

ブレーブス

76勝から86勝までの復活が予想される理由:打線の層の厚さは重要だ。ショート以外、ブレーブスはどのポジションも平均以上だ。また、ロナルド・アクーニャJr.が左膝の負傷から完全復活し、今季は健康な状態でフルシーズンを戦う妥当な期待もある。

最大のリスク要因:容易にローテーションと言える。現状のローテーションは以下の通りだ。 ◯クリス・セール(3月で37歳) ◯スペンサー・ストライダー(肘の手術を受け、2022-23シーズンのエースの投球を取り戻そうとしている) ◯レイナルド・ロペス(肩の手術のため、昨季はわずか5イニング) ◯ブライス・エルダー(過去2年で防御率5.59) ◯グラント・ホームズ(右肘靭帯が部分断裂したまま投球している)

 スペンサー・シュウェレンバックとハーストン・ウォルドレップは今月、肘の手術を受けた。そして、この2人が2026年に復帰するかについて、ウォルト・ワイス監督は「わからない。そう望んでいる」と答えるにとどまった。安心できる答えではないが、実に正直だ。さらにAJ・スミス=ショウバーも肘の手術を受け、今季前半戦の大半を欠場する。

 さらにそれ以外で控えるのは、ジョーイ・ウェンツ(通算防御率5.57、昨夏ウェーバーで獲得)、マーティン・ペレス(35歳近く)とカルロス・カラスコ(39歳近く)だ。

 実力がないという問題ではない。セールは今でもエリートレベルであり、ストライダーとロペスもかつてそうだった。問題はリスクだ。それも大きなリスクだ。昨季の開幕前にファングラフスが指摘したのと同じ意味でのリスクだ。ブレーブスの先発ローテは昨季、防御率がMLB22位に終わった。

 今年、ダン・シンボルスキーはZiPS予測システムを用いて、各チームの先発上位5番手の平均投球イニング数を半分に減らした場合に何が起こるか、つまり、デプス(選手層)がどれだけ良く、使えるか検証する実験を行った。「この実験では、ブレーブスは野球界で最も多くの勝利数を失い、典型的な予測から8勝近く減少した」とシンボルスキーは記している。 才能があるか?そうだろう?リスクがある?信じた方が良いだろう。

フィリーズ

予測で示されているほど良くはない理由:「もう一度やり直す」シーズンではない。カイル・シュワーバーの再契約を望まなかったフィリーズファンを思い浮かべてほしい。JT・リアルミュートは確かにキャリア終盤を迎えているものの、依然としてFA市場で最高の、いや、唯一の捕手だった。これは主に外野陣に関するもので、アドリス・ガルシアは2シーズン不振に陥り、有望株のジャスティン・クロフォードは有望ではあるものの実績は未知数。ブランドン・マーシュは、出だしこそ不調だったものの、キャリアを通して安定した成績を残していない。外野陣は現在、メジャーリーグで23位と予想されており、上回っているのはほとんどが優勝候補ではないチームだ。

最大のリスク要因:先発ローテーション。ブレーブスと全く同じではないものの、多くの基準で2025年は球界最高の先発ローテーションだったと言えるだろう。しかし今、レンジャー・スアレスはレッドソックスへ移籍し、ザック・ウィーラーは胸郭出口症候群の手術から復帰を目指している。アーロン・ノラの2025年のキャリアワーストの成績は、単なる偶然だったのか、それとも今後の兆候だったのか、大きな疑問が投げかけられている。つまり、昨季の傑出した先発ローテーションは弱体化し、昨年の投球回数でキャリアハイを記録したクリストファー・サンチェスとヘスス・ルサード以外の選手にも疑問符が付く。

 例えば、1年前のタイワン・ウォーカーは、ロースターの枠を守るためだけに外から見ているだけのように見えたが、今では4番手として期待されている。負傷前は球界屈指の有望株だったアンドリュー・ペインターは、5番手のポジションを獲得する明確な道筋を用意されているが、その座を勝ち取る必要がある。なぜなら、チームの戦力構成はメジャーリーグでの経験がないマイナーリーガー数名と、通算防御率4.82(先発投手としては5.44)を誇るベテランのブライス・ウィルソンで構成されているためだ。

 ブレーブスと同じように、もしこれがうまくいけば、本当にうまくいく可能性は十分にある。ウィーラーはそれほど長い期間欠場するとは予想されていないし、ペインターも負傷する前はエース級の素質をすべて備えていたように見えた。ただ、うまくいかなかった場合のセーフティネットはほとんどない。

メッツ

低迷した1年を経て、なぜメッツが優勝候補とされているのか:83勝79敗という成績は期待外れだったが、実際には88勝74敗のチームに似ていた。それはブルペンの重要なポジションでいくつか問題が生じたからだ(そう、メッツファンの皆さん。ライアン・ヘルズリーのことだ)。もちろん、今のチームは以前とは全く違う。

最大のリスク要因:驚き!ローテーション。守備の刷新については様々な議論があるが、実のところ昨年の守備陣はそれほど目立った存在ではなかったため、改善、あるいは少なくとも守備を維持するのはそれほど難しくないだろう。予想では内野陣は見事に強化され、トップ5入りの可能性を秘めていると見られている。外野の1ポジションには依然として大きな疑問が残るものの、フアン・ソトの存在とルイス・ロバートJr.の将来性が、その疑問をある程度解消してくれるだろう。

 先発陣は、どの尺度から見ても昨年より向上しているように見える。これもまた、チームが2025年よりも多くの試合に勝つはずの理由の1つだ。ローテーションはほぼ平均的な成績になると予想されており、これは後半戦で防御率5.31と4番目に弱い成績だったチームからすると大きな進歩となるだろう。

 疑問は主にローテーションの中盤以降に関するものだ。ベテランのショーン・マナイアと千賀滉大に何を期待するかという点では、誤差の範囲が非常に大きい。2人は期待外れのシーズンを終え、怪我にも悩まされた。デービッド・ピーターソンとクレイ・ホームズも好調だったものの、その後は勢いが衰えてしまった。ノーラン・マクリーンのデビュー戦は印象的だったが(春季キャンプの成績はこれまで同様)、シーズンを通して防御率2.06を記録する可能性はほぼゼロなので、期待しすぎない方が良いだろう(とはいえ、素晴らしい投球をしてくれると期待している)。

 考えれば考えるほど、このローテーションが、二大ライバルのローテーションに匹敵、あるいは凌駕する可能性が高まってくる。もちろん、守備力が強化されれば、なおさら有利になるだろう。

マーリンズにチャンスあり?

 マーリンズが地区優勝する現実的な可能性を予測するシステムはない。ベースボール・プロスペクタスとファングラフスは、この点で完全に一致している。75勝87肺、地区優勝の可能性は1%未満だ。その予想が完全に間違っていると言っているわけではない。マーリンズが明らかにダークホースであり、球団史上初の地区優勝を奇跡的に成し遂げると言っているわけでもない(過去2度の世界一はワイルドカードから成し遂げている)。

 しかし、

 ブルージェイズの驚異的な転換に続く可能性が高いチームを調べると、マーリンズはそのランキングで非常に上位に入っていた。昨年11月の記事から引用すると、

 マーリンズはコンタクトスキルの向上に全力を注いでおり、2022年の三振数下位5位から2025年には上位4位へと躍進したことは顕著だ。2024年の100敗の大惨事から17ゲーム差を縮め、勝率5割近くまで回復した。打球速度がMLB18位であることは目立たないかもしれないが、少なくとも2024年の24位よりはマシだ。前年比で打球速度が向上したのはわずか3チームで、しかもこれらのチームは既に最も短いスイングと最もフラットなスイングをしていた。

 投手陣には多くの魅力がある。マーリンズは静かに、球界で最も実験的なチームの一つになりつつあり、ダッグアウトからの投球指示に全力を注いでいることは明らかだ。サンディ・アルカンタラは肘の手術から復帰した昨年、終盤ではるかに成功を収め、ユーリー・ペレスが多くのブレイク候補リストに名を連ねているのには理由がある。有望株のトーマス・ホワイトとロビー・スネリングは昇格が間近に迫っており、マーリンズはついにフリーエージェントでピート・フェアバンクスという傑出したリリーフ投手を獲得した。

 打線にも楽観的な理由がある。カブスとのトレードで加入したオーウェン・ケイシーが出場機会を与えられる今、その活躍に期待が集まっている。また、2025年に55試合に出場し、期待の星を掴んだジェイコブ・マーシーが、カイル・スタワーズのようなブレイクを再現できるかどうかにも注目が集まっている。

 このチームにとって、まだ1年早すぎるかもしれない。しかし、このチームには魅力がたくさんある。上位の強豪チームからの助けが必要なだけだ。ビッグ3が抱えるリスクが具現化すれば、マーリンズに有利に働く必要がある。もしかしたら、そうなるかもしれない。

2026.3.1 14:49 Sunday

ドジャースのエース左腕・スネル 開幕IL入りが濃厚か

 ドジャースのキャンプではその前兆が強くなっていたが、ついにチームは現実を認めた。ブレイク・スネルが開幕ローテーションに入る可能性は低い。 「彼は今、マウンドにも実戦にも近くはない。彼が開幕を万全で迎える可能性は恐らくゼロだ」と、デーブ・ロバーツ監督は語った。

 開幕ローテーションの他の候補たちが、実戦形式の練習やオープン戦で調整を積んでいる中、スネルはキャンプ最初の2週間は90フィート(約27メートル)程度のキャッチボールしかできず、停滞していた。スネルは120フィート(約36メートル)、180フィート(約54メートル)の距離でのキャッチボールを経て、マウンドに復帰できる状態になる予定だ。

 しかし、ドジャースが3月21日(日本時間22日)にキャンプを終えるまでに、スネルが回復できるのはここまでかもしれない。

 スネルにとって、スプリングトレーニング開始当初から時間は味方してくれなかった。昨季4カ月間負傷者リスト入りする原因となった、左肩の持続的な痛みのためにオフシーズンの投球練習を遅らせ、キャンプでの調整は遅れていた。

 スネルはドジャーフェストでメディアの取材に対し、昨季はシーズン開幕前から「肩の調子が決して良くなかった」と語っていた。5年の大型契約でドジャースに加入したばかりで、好印象を残そうとしていた。長期の負傷者リスト入り前にはわずか2試合しか先発出場しなかったものの、終盤は力強い投球を見せ、11試合に先発し61回1/3を投げて5勝4敗、防御率2.35と好成績を残した。

 スネルはレギュラーシーズンの大半を欠場したが、ポストシーズンに間に合うように調子を上げ、6登板(5先発)し、34回を12自責点(防御率3.18)に抑えた。 「昨年は証明すべきことが山ほどあった。興奮しすぎて、春まで頑張って乗り越えようと必死だった。今年は、準備の仕方を少しゆっくりにして、もっと賢くやってみようと思う」と、スネルは1月31日(同2月1日)に語った。

 ドジャースは、先発投手を5回75球程度まで投げられるよう調整することを望んでいる。スネルがマウンドに復帰したら、まずは全ての球種を投げられるようになる必要がある。複数イニングをこなすため、アップダウンを交えたブルペン練習を行う可能性が高いだろう。打者と対戦する際にも同様の練習を積む必要がある。その後はリハビリ登板を行い、1イニングずつ投球回数を増やしていく。球団はスネルの復帰時期についてまだ具体的なスケジュールを示していないが、早くても5月までは復帰できないだろう。

 現状では、ドジャースは開幕前に山本由伸とタイラー・グラスナウに加え、先発ローテーションの課題をいくつか解決しなければならない。大谷翔平は開幕ローテーション入りが見込まれているものの、完全に定着するまでには至らないだろう。残りの先発ローテーションも、佐々木朗希、エメット・シーアン、ジャスティン・ロブレスキー、ギャビン・ストーン、リバー・ライアンらが争っている。

 山本、グラスナウ、大谷はいずれも伝統的な先発投手として起用されるだろうが、他の3選手は必要に応じてハイブリッドな役割で起用される可能性もある。つまり、先発ローテーションの最後尾とブルペンのロングリリーフの投手陣の間に流動性が生じる可能性がある。 「投手陣は健康面で何が起こるか分からない。多くの選手がコンディションを整えているということは、当然ながら選択肢が広がるということだ」と、ロバーツ監督は語る。

 スネルのような先発投手が欠場するシーズン開幕は、どのチームにとっても大きな痛手となるだろう。しかし、ドジャースは投手陣の負傷が相次いだにもかかわらずワールドシリーズ連覇を果たしており、3連覇を目指す中で起こりうるあらゆる逆境にも耐えられるよう、ロースターを編成してきた。

2026.3.1 12:33 Sunday

MLB選手名鑑2025

MLB選手名鑑2025

MLB公式オンラインストア

菅野智之 オリオールズグッズ