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ベリンジャー争奪戦は1週間以内に決着か 少なくとも4球団の争い

 フリーエージェント(FA)市場に残る選手の中で最大の大物野手であるコディ・ベリンジャーをめぐる市場がヒートアップしているようだ。

 ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者は、ドジャース時代の2019年にMVPを受賞したベリンジャーについて「1週間以内に決断を下すだろう」との見解を示した。今オフの最優先事項としてベリンジャーとの再契約を目指すヤンキースが最有力候補と目される中、ローゼンタール記者はヤンキースの対抗馬としてカイル・タッカー争奪戦に敗れた2チーム、メッツとブルージェイズの名前を挙げている。

 また、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によると、ヤンキース、メッツのほかに2チームがベリンジャー獲得に興味を示しているようだ。ローゼンタール記者とヘイマン記者の情報を合わせて考えると、ヤンキース、メッツ、ブルージェイズのほかに少なくとも1チームがベリンジャー争奪戦に加わっていることになる。

 ジ・アスレチックのブレンダン・カティ記者は、ヤンキースがベリンジャーに対して5年1億6000万ドル(約240億円)の大型契約をすでに提示していることを報じている。このオファーには2年目終了時と3年目終了時のオプトアウト(契約破棄)権も含まれているようだ。しかし、ベリンジャー陣営は7年契約を希望しており、契約年数の折り合いがつかないことが交渉難航の原因となっている。

 メッツやブルージェイズにヤンキースを上回る条件を提示する意思があるかどうかは不透明だ。元メッツGMのスティーブ・フィリップス氏が指摘するように、今オフのメッツは長期契約を敬遠し、短期契約で大物選手を獲得することを優先している。ボー・ビシェットとの3年契約はその象徴と言えるだろう(タッカーにも4年契約を提示していた)。よって、メッツがベリンジャーの希望通りに7年契約をオファーする可能性は極めて低いと思われる。

 ベリンジャーに7年契約をオファーするチームがあるとすれば、それはブルージェイズだろう。今オフのブルージェイズは不良債権化のリスクがある長期契約を厭わず、昨年11月に先発右腕のディラン・シースと7年契約を締結。ドジャースに敗れたものの、タッカー争奪戦では10年契約を提示していたことが明らかになっている。タッカー獲得用の予算を使い、ベリンジャーに対してヤンキースを上回る条件を提示しても不思議ではない。

 まもなく決着を迎えようとしているベリンジャー争奪戦。再契約を目指して5年契約をオファーしているヤンキースを上回る条件を提示するチームは現れるのだろうか。

2026.1.21 11:29 Wednesday

主力放出のマーリンズが投手を補充 トレードでブレイロックを獲得

 20日(日本時間21日)、マーリンズはマイナーリーグの右腕ジェイク・ブルックスとのトレードでロッキーズから右腕ブラッドリー・ブレイロックを獲得した。ブレイロック獲得に伴い、ロースターの枠を空けるために右腕オスバルド・ビードのDFA(=選手をロースターの40人枠から外す措置)が発表されている。

 25歳のブレイロックは、15日(同16日)にロッキーズが右腕マイケル・ロレンゼンと1年800万ドル(約12億円)の契約を正式に結んだ際、ロースターの枠を空けるためにDFAとなっていた。

 マーリンズは今月に入って、右腕エドワード・カブレラをカブス、左腕ライアン・ウェザースをヤンキースへ放出しており、今回のトレードでメジャー経験のある選手を投手陣に加えることに成功した。

 ブレイロックはメジャー通算21試合(うち18先発)に登板し、防御率8.16と打ち込まれている。2024年6月、ブルワーズでメジャーデビューを果たしたが、翌月に右腕ニック・ミアーズとのトレードで右腕ユハニエル・ヘレーラとともにロッキーズへ放出された。

 ロッキーズへ移籍したブルックスは現在24歳。2023年ドラフト11巡目指名でUCLAからマーリンズに入団した。昨季は初めて2Aに昇格し、2Aでは7試合に先発して2勝2敗、防御率4.58を記録。マイナー通算では48試合(うち44先発)に登板して238回1/3を投げ、17勝12敗1セーブ、防御率3.32をマークしている。

 身長193センチ、体重95キロのブルックスは、90マイル台前半の速球と80マイル台前半のスライダーを投げ、80マイル台前半の効果的なチェンジアップも交えながらピッチングを展開する。

2026.1.21 10:00 Wednesday

2026年度米野球殿堂入り投票の結果一覧 名中堅手2人が殿堂入り

 20日(日本時間21日)、MLBネットワークで2026年度の米野球殿堂入り投票の結果発表が行われ、カルロス・ベルトランとアンドリュー・ジョーンズが当選ラインの得票率75%をクリアして殿堂入りを決めた。

 全米野球記者協会(BBWAA)による殿堂入り投票の対象になれるのは最長10年。ベルトランは4年目、ジョーンズは9年目で殿堂入りを果たした。

 2026年度の殿堂入りメンバーは、時代委員会の投票で選出されたジェフ・ケントを加えて合計3人に。殿堂入りセレモニーは7月26日(同27日)にニューヨーク州クーパーズタウンのクラークスポーツセンターで行われる。

 有効票数は425票で、当選ライン(75%)をクリアするためには319票、足切りライン(5%)をクリアするためには22票が必要だった。2026年度の米野球殿堂入り投票の結果は以下の通り。

カルロス・ベルトラン:358票/84.2%(4年目) アンドリュー・ジョーンズ:333票/78.4%(9年目) チェイス・アトリー:251票/59.1%(3年目) アンディ・ペティット:206票/48.5%(8年目) フェリックス・ヘルナンデス:196票/46.1%(2年目) アレックス・ロドリゲス:170票/40.0%(5年目) マニー・ラミレス:165票/38.8%(10年目)

※マニー・ラミレスは10年目の今回も得票率75%に届かず、BBWAAの記者投票による殿堂入り資格を喪失した。

ボビー・アブレイユ:131票/30.8%(7年目) ジミー・ロリンズ:108票/25.4%(5年目) コール・ハメルズ:101票/23.8%(1年目) ダスティン・ペドロイア:88票/20.7%(2年目) マーク・バーリー:85票/20.0%(6年目) オマー・ビスケル:78票/18.4%(9年目) デービッド・ライト:63票/14.8%(3年目) フランシスコ・ロドリゲス:50票/11.8%(4年目) トリー・ハンター:37票/8.7%(6年目)

※以下の候補者は得票率5%未満のため、次回以降の投票から除外される。

ライアン・ブラウン:15票/3.5%(1年目) エドウィン・エンカーナシオン:6票/1.4%(1年目) 秋信守(チュ・シンス):3票/0.7%(1年目) マット・ケンプ:2票/0.5%(1年目) ハンター・ペンス:2票/0.5%(1年目) リック・ポーセロ:2票/0.5%(1年目) アレックス・ゴードン:1票/0.2%(1年目) ニック・マーケイキス:1票/0.2%(1年目) ジオ・ゴンザレス:0票/0%(1年目) ハウィー・ケンドリック:0票/0%(1年目) ダニエル・マーフィー:0票/0%(1年目)

2026.1.21 09:17 Wednesday

カルロス・ベルトランとアンドリュー・ジョーンズが殿堂入り

 20日(日本時間21日)、全米野球記者協会(BBWAA)による米野球殿堂入り投票の結果発表が行われ、カルロス・ベルトランとアンドリュー・ジョーンズが当選ラインの得票率75%をクリアして殿堂入りを果たした。現役時代はともに走攻守三拍子揃った中堅手として活躍。ベルトランは4度目、ジョーンズは9度目の挑戦で殿堂入りを決めた。

 ベルトランはロイヤルズ、アストロズ、メッツ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、レンジャーズで合計20年間にわたって活躍。通算2725安打、435本塁打、1587打点、312盗塁、OPS.837をマークし、オールスター選出9度、シルバースラッガー賞2度、ゴールドグラブ賞3度など輝かしい実績を残した。通算500二塁打、400本塁打、300盗塁を達成しているのは、ベルトランのほかにアレックス・ロドリゲス、バリー・ボンズ、アンドレ・ドーソン、ウィリー・メイズだけ。3年目の昨年は得票率70.3%で当選ラインに惜しくも届かなかったが、4度目の挑戦となった今回は84.2%の支持を得た。

 ジョーンズは東北楽天ゴールデンイーグルスでも活躍し、日本でもお馴染みの選手。ブレーブス、ドジャース、レンジャーズ、ホワイトソックス、ヤンキースで合計17年間プレーし、通算1933安打、434本塁打、1289打点、152盗塁、OPS.823を記録した。オールスター選出5度、シルバースラッガー賞1度に加え、1998年から2007年まで10年連続でゴールドグラブ賞を受賞。全盛期には間違いなく球界トップクラスの選手として活躍し、9度目の挑戦となった今回は78.4%の支持を得た。

 ほかの候補者では、3年目のチェイス・アトリー(39.8%から59.1%)、9年目のアンディ・ペティット(27.9%から48.5%)、2年目のフェリックス・ヘルナンデス(20.6%から46.1%)らが得票率を伸ばした。一方、マニー・ラミレスは10年目の今回も38.8%と支持が伸びず、BBWAAの記者投票による殿堂入り資格を喪失。1年目の候補者で足切りラインとなる得票率5%をクリアしたのはコール・ハメルズ(23.8%)だけだった。

 来年は名捕手バスター・ポージー(現ジャイアンツ編成本部長)や通算200勝のジョン・レスターが初めて候補者入り。2028年には通算703本塁打のアルバート・プホルスやゴールドグラブ賞9度のヤディアー・モリーナが登場する。

2026.1.21 08:47 Wednesday

ベリンジャー、バルデスらFA市場に残る大物選手たちの現状は?

 先週、フリーエージェント(FA)の大物選手たちの契約が続々と決まった。カイル・タッカーはドジャースとの4年契約、ボー・ビシェットはメッツとの3年契約に合意。それを受け、ビシェット獲得に強い関心を示していたフィリーズは正捕手J・T・リアルミュートとの再契約に踏み切った。また、カブスはスター三塁手アレックス・ブレグマンの獲得に成功した。

 それ以降、FA市場に目立った動きはない。再びFA市場が活性化するのを待つ間、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が選出したFA選手トップ30のうち、まだ市場に残っている7選手について、現在までにわかっていることを確認しておこう。

コディ・ベリンジャー

 FA市場に残っている最後の大物野手であるベリンジャーは、ヤンキースから2年目と3年目終了時のオプトアウト(契約破棄)権が付属した5年1億6000万ドル(約240億円)のオファーを受けたことが報じられている。しかし、ベリンジャーは7年契約を希望しており、まだ合意には至っていない。ベリンジャー争奪戦において、ヤンキースの最大のライバルとなるのは、タッカー争奪戦にも加わっていたメッツとブルージェイズだろう。また、フィリーズとジャイアンツにもベリンジャー獲得の可能性がある。

フランバー・バルデスとザック・ギャレン

 両者ともFA市場に残っており、ブルージェイズと契約したディラン・シースやレッドソックスと合意したレンジャー・スアレスと同様に、前所属球団から提示されたクオリファイングオファーを断っている。つまり、他球団がこの2投手を獲得した場合、ドラフト指名権のペナルティが発生する(逆に、アストロズとダイヤモンドバックスはドラフト指名権の補償を得られる)。ただし、それがこの2投手の契約が決まらない要因となっているかどうかは不透明だ。

 バルデスにはメッツ、オリオールズ、ジャイアンツ、カブスなどが獲得を検討しているという噂がある。昨年11月のGM会議の際にはブルージェイズと面会したようだが、ブルージェイズはその後、シースと7年2億1000万ドル(約315億円)の大型契約を結んだ。

 ギャレンは防御率4.83、自己最低の三振率21.5%に終わった昨季からの巻き返しを図っている。先月、フェインサンド記者はギャレン獲得に興味を示しているチームとして、エンゼルス、ジャイアンツ、タイガース、オリオールズ、ブレーブス、カブスの名前を挙げていた。シカゴの「670AM・ザ・スコア」のブルース・レバイン記者によると、カブスとギャレンの交渉は現在も継続中のようだ。

エウヘニオ・スアレス

 昨季は自己最多タイの49本塁打を放ったが、マリナーズ移籍後は打率.189、OPS.683、三振率35.9%と不振に喘いだ。しかし、マリナーズのジャスティン・ホランダーGMは昨年12月の時点で、スアレスを呼び戻すことに前向きな姿勢を示していた。また、パイレーツもスアレスに関心を示しているようだ。

ルイス・アライズ

 首位打者3度の安打製造機をほしがるチームはあるのだろうか。今オフ、最も興味深いFA選手の1人であるアライズは、オフシーズン序盤にレンジャーズへの移籍が噂された。レンジャーズはスキップ・シューマッカー新監督が就任し、アライズはマーリンズに在籍した2023~24年にシューマッカー監督の下でプレーしていた。それ以降、アライズをめぐる市場にはほとんど動きがないが、パドレスは依然として一塁手不足のため、アライズを呼び戻す可能性もある。

クリス・バシットとルーカス・ジオリト

 フェインサンド記者のFA選手トップ30にランクインしている両右腕もまだ市場に残っている。獲得可能な投手の中では、ある程度計算ができる2人だ。オリオールズやメッツのように、先発投手の補強が急務となっているチームが興味を示す可能性は十分にある。また、ジ・アスレチックの報道によると、タイガースはバシットとジオリトの両陣営と交渉を行っているようだ。

2026.1.20 11:22 Tuesday

ブレーブスが内野手を補充 元盗塁王のホルヘ・マテオと1年契約

 正遊撃手キム・ハソンが5月半ば、場合によっては6月まで離脱する可能性があることが判明した翌日、ブレーブスは内野手のホルヘ・マテオと1年契約を結んだ。

 マルテは昨季オリオールズで43試合に出場し、打率.177、1本塁打、OPS.483と低調なシーズンを過ごしたあとにフリーエージェント(FA)となった。2020年にパドレスでメジャーデビューして以来、通算1411打席でOPS.629を記録。主に遊撃手として起用されているが、二塁や外野の3ポジションを守ることもできる。

 キムの離脱中はユーティリティプレーヤーのマウリシオ・デュボンが正遊撃手として起用されることが予想されており、マテオはその控えを務めることになりそうだ。

 ブレーブスのベンチには俊足のイーライ・ホワイトがいる。2022年にオリオールズで35盗塁を記録して盗塁王のタイトルを獲得し、2022年以降の盗塁成功率84.1%(113回中95回成功)を誇るマルテが加入したことで、ウォルト・ワイス監督はスピードのある選手の選択肢が増えることになった。

 昨年12月に1年2000万ドル(約30億円)で再契約を結んだキムは、先週韓国で氷の上で転倒し、右手中指の腱断裂を修復する手術を受けた。回復に4~5カ月を要すると見込まれており、最速で復帰できたとしても、レギュラーシーズンの最初の6週間を欠場することになる。

 ブレーブスはデュボンの汎用性の高さに期待を寄せていた。マテオが加入したことにより、デュボンは必要に応じて、試合終盤には別のポジションに移ることも可能になるだろう。

 たとえば、リリーフ左腕との対戦時に左翼手のマイク・ヤストレムスキー(左打者)に代打が起用された場合、次のイニングからデュボンが左翼へ移り、マテオが遊撃に入るという起用法が考えられる。

2026.1.20 10:48 Tuesday

タッカーとビシェットの短期契約はベリンジャーの市場に影響を与えるのか

 フリーエージェント(FA)市場の目玉だったカイル・タッカーが4年2億4000万ドル(約360億円)でドジャースと合意し、ボー・ビシェットも3年1億2600万ドル(約189億円)でメッツと合意したことが明らかになっている。この流れを受け、FA市場に残っている大物、コディ・ベリンジャーもオプトアウト(契約破棄)の権利が付属した短期高額契約を結ぶことになるのだろうか。

 ジ・アスレチックのブレンダン・カティ記者は、タッカーとビシェットの契約がどのような影響を与えるかという点も含め、ベリンジャーをめぐる市場について分析している。カティ記者によると、「年平均3000万ドル(約45億円)を超える7年契約」というベリンジャー陣営の要求は変わっていないようだ。

 各チームの補強が進む中、ヤンキースがベリンジャーと再契約を結ぶ可能性は高いとみられているが、ヤンキースの提示条件は5年1億6000万ドル(約240億円)と言われており、ベリンジャー陣営の希望条件とは大きな乖離がある。ただし、ヤンキースは2年目と3年目のシーズン終了後にオプトアウトの権利を設けるなど、譲歩する姿勢も見せているという。

 タッカーは2年目と3年目のシーズン終了後、ビシェットも1年目と2年目のシーズン終了後にオプトアウトの権利を与えられており、短期間で好成績を残したあと、再びFA市場に出て、長期契約を狙うことが可能になっている。ベリンジャーも希望通りの7年契約が得られないのであれば、オプトアウト付きの短期契約にシフトしていく可能性もゼロではないだろう。ただし、まだ20代のタッカー、ビシェットとは異なり、ベリンジャーはすでに30歳のため、残りのキャリアをカバーするような長期契約を早めに結んでおきたいという思惑も理解できる。

 ベリンジャー獲得を狙っているチームがヤンキースだけではないという点にも注意が必要だ。ジ・アスレチックのウィル・サモン記者によると、ビシェットを獲得したメッツは引き続きベリンジャーに関心を示しているという。また、タッカーやビシェットの争奪戦に加わっていたブルージェイズとフィリーズも打線強化の代替案としてベリンジャー獲得に乗り出す可能性がある。

 ヤンキースが今オフの最重要事項に掲げているベリンジャーとの再契約は実現するのか。どれくらいの契約規模になるのかという点も含め、今後の動向が注目される。

2026.1.19 11:30 Monday

レンジャーズがブルペン補強 右腕ジュニスと1年契約で合意

 レンジャーズのブルペン再建が続いている。

 18日(日本時間19日)、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、レンジャーズは右腕ジェイコブ・ジュニスと1年400万ドル(約6億円)の契約を結ぶことで合意に至ったようだ。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。

 昨季ガーディアンズでプレーしたジュニスは今オフ、自身4度目のフリーエージェント(FA)となっていたが、1度も先発しなかったシーズンのあとにFAとなったのは今回が初めてだった。シーズンが進むにつれて、ガーディアンズがジュニスに寄せる信頼は高まっていき、ジュニスは66回2/3を投げて防御率2.97という好成績でチームからの信頼に応えた。2023年シーズン終了時点での通算防御率は4.64に過ぎなかったが、過去2年間は失点阻止の部分で優れた成績を収めており、合計133回2/3を投げて防御率2.83をマークしている。

 ジュニスのベストピッチはスライダーで、投球割合は2024年が45.2%、昨季が44.5%と全投球の半分近くを占めている。昨季、ジュニスのスライダーは被打率.238、空振り率31.4%を記録。グラブ方向への変化量が12.4インチ(約31.5センチ)あり、平均より7.8インチ(約19.8センチ)も大きく、スイーパーのような役割を果たしている。

 昨季、ジュニスの投球レパートリーは大きく変化し、チェンジアップの投球割合は2024年の8.7%から20%まで上昇した。カール・ウィリス投手コーチを中心に、ガーディアンズのスタッフ陣がジュニスにチェンジアップを多く投げさせるという戦略は、最終的に正しかったことが証明された。33歳のジュニスはチェンジアップで終わった60打数で15個の三振を奪い、打たれた長打はわずか3本、本塁打は1本も許さなかった。

 一方、速球系のボールはあまりいい結果ではなかった。シンカーは被打率.353と打ち込まれ、フォーシームも被長打率.625と痛打を浴びた。しかし、スタンドまで運ばれるケースは少なく、どちらの球種も被本塁打は1本だけにとどめた。

 キャリアが進む中で、注目すべきはジュニスの球速が落ちていることだろう。フォーシームの平均球速は2024年の92.5マイル(約149キロ)から91.2マイル(約147キロ)に低下。シンカーも91.9マイル(約148キロ)から91.1マイル(約147キロ)に落ちた。2023年には9イニングあたり10個の三振を奪っていたが、過去2年間は7.1個にとどまっている。

 レンジャーズは2年連続でブルペンのほぼ全面的な再構築を余儀なくされており、今オフはクリス・マーティンと再契約を結んだほか、タイラー・アレクサンダー、アレクシス・ディアス、カーター・バウムラーが加入。そこにジュニスも加わった。しかし、誰が勝ちパターンの継投を担うことになるかはまだわからない。昨季、レンジャーズのブルペンは66度のセーブ機会中37度しか成功しなかったが、チーム全体の救援防御率は3.62とまずまずの数字を残していた。

2026.1.19 10:03 Monday

キム・ハソンが右手中指の腱を断裂 回復に4~5カ月かかる見込み

 キム・ハソンと1年2000万ドル(約30億円)で再契約を結んでから1カ月、ブレーブスは18日(日本時間19日)、韓国人遊撃手が2年連続で負傷者リスト入りしてシーズン開幕を迎える予定であることを発表しなければならなくなった。

 ブレーブスの発表によると、キムは右手中指の腱断裂を修復する手術を受け、回復に4~5カ月を要すると見込まれている。この手術はゲーリー・ラウリー医師によって行われた。

 つまり、ブレーブスは少なくとも5月中旬まで、場合によっては6月中旬まで、正遊撃手のキムを欠いた状態での戦いを強いられることになる。これにより、ユーティリティプレーヤーのマウリシオ・デュボンが正遊撃手としてシーズン開幕を迎える可能性が出てきた。

 キムは先週、韓国滞在中に氷の上で滑って右手中指を負傷したようだ。30歳の遊撃手は昨季、右肩手術の影響でシーズン開幕からの3カ月を欠場。戦列復帰後、腰の炎症で再び負傷者リスト入りした時期もあった。

 昨年9月にウエーバーでレイズからブレーブスへ移籍し、ブレーブスでは24試合に出場してOPS.684を記録。コンディション面の不安があったにもかかわらず、今オフのフリーエージェント(FA)の遊撃手市場は人材不足だったため、キムは市場でトップクラスの遊撃手という位置づけだった。

 キムが再び負傷したため、ブレーブスはキムが2023年の状態に戻れるかどうかを知るために、あと数カ月待たねばならない。2023年、キムはパドレスで17本塁打、OPS.749をマークし、ユーティリティ部門のゴールドグラブ賞も受賞した。

 アストロズから移籍してきたデュボンは、2023年と2025年にユーティリティ部門でゴールドグラブ賞を受賞。内外野すべてのポジションを守れる汎用性が最大の魅力だ。しかし、ブレーブスのウォルト・ワイス監督は以前から「デュボンには正遊撃手を務められるだけの能力がある」と語っており、キムの離脱中はデュボンに正遊撃手を任せる可能性が高そうだ。

2026.1.19 09:20 Monday

ドジャースのムーキー・ベッツが2032年シーズン終了後に現役引退へ

 ドジャースのスター選手、ムーキー・ベッツは現行の契約が満了した時点で現役を引退するつもりのようだ。

 Rokuの『What Drives You with John Cena』に出演した際、ベッツは現行の契約が満了する2032年シーズン限りで引退する意向を明言した。2032年にベッツは40歳になる。

「僕は40歳になる。そのとき、娘は14歳、息子は10歳だ。両親はいつも僕を支えてくれた。僕も子供たちに同じことをしてあげたいんだ」とベッツはジョン・シナに語った。

 ワールドシリーズ制覇を4度(うち3度はドジャース)経験し、レッドソックス時代の2018年にMVPを受賞しているベッツは、ドジャースと12年3億6500万ドル(約547億5000万円)の大型契約を結んでいる。この契約が成立したのは2020年7月。この年、ドジャースはスプリングトレーニング開始前にレッドソックスとの大型トレードを成立させ、スター選手の獲得に成功した。

 ベッツはドジャース移籍後の6年間でOPS.867を記録。オールスターに4度選出され、2020年、2024年、2025年のワールドシリーズ制覇にも大きく貢献した。

「終わりが近づくにつれて、おそらく辛い気持ちになっていくだろう。長い間、野球こそが僕を定義づけてきたものだからね。20年から30年もの間、ロッカールームに入り、飛行機に乗り、たくさんの人々と関係を築いてきた。その経験に代わるものなど、僕には存在しないんだ」とベッツは語る。

 33歳のベッツは、今季がメジャー13年目のシーズンとなる。さらに戦力を強化し、3連覇を目指すドジャースにとって、ベッツは今季も重要な一員であり続けるはずだ。

2026.1.19 08:54 Monday

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