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ベルトランがメッツの帽子を選択 球団史上3人目の殿堂入り選手に
トム・シーバー。マイク・ピアッツァ。そしてカルロス・ベルトラン。
ベルトランは7月26日にクーパーズタウンで殿堂入りを果たす際、殿堂入りのプラークにはメッツの帽子を刻むことを選択した。メッツの選手として殿堂入りを果たすのはシーバー、ピアッツァに続いて3人目となる。
メジャー20年間で7チームに所属したベルトランは、自身の殿堂入りについて「これは自分だけで成し遂げたことではない。所属したすべてのチームが僕のキャリアを形作ってくれた。すべてのチームに感謝しているよ。メッツでは、個人的に最高の成長と成功を経験することができた。殿堂入りのプラークにメッツのロゴが刻まれることを光栄に思う。そして、所属したすべてのチームの名前が刻まれることを誇りに思う」と語った。
3日(日本時間4日)、米野球殿堂博物館は2026年度の殿堂入り選手3人が選んだ帽子のロゴを発表した。
1月20日に全米野球記者協会(BBWAA)の投票でベルトランとともに選出されたアンドリュー・ジョーンズはブレーブスのロゴを選択。一方、昨年12月に時代委員会の投票によって選出されたジェフ・ケントはジャイアンツのロゴを選んだ。
ジョーンズのブレーブス、ケントのジャイアンツは当然の選択と言える。しかし、ベルトランの殿堂入りが決まったあと、ベルトランがどのチームを選ぶかは注目の的となっていた。現役時代はロイヤルズとメッツでそれぞれ7年間プレー。アストロズ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、レンジャーズにも在籍した。
ベルトランはそれぞれのチームで印象的な活躍を見せたが、メッツを選択したことを否定するのは難しい。オールスター選出9度のうち5度はメッツ時代で、3度のゴールドグラブ賞と2度のシルバースラッガー賞もすべてメッツ時代に受賞したものだ。出場試合(839)、本塁打(149)、総合指標WAR(31.1=ベースボール・リファレンス版)もメッツ時代が最も多い。
2026年度の殿堂入り選手は、7月26日にニューヨーク州クーパーズタウンで正式に殿堂入りを果たす。殿堂入りセレモニーの前に各選手の殿堂入りプラークが披露され、セレモニーでは各選手がスピーチを行う。なお、2026年度の殿堂入りセレモニーはMLBネットワークで生中継される予定だ。
2026.2.4 11:19 Wednesday
ダイヤモンドバックスがベテラン一塁手のサンタナと1年契約で合意
3日(日本時間4日)、MLB.comでダイヤモンドバックスを担当するスティーブ・ギルバート記者が関係者から得た情報によると、ダイヤモンドバックスはベテラン一塁手のカルロス・サンタナと1年200万ドル(約3億円)の契約を結ぶことで合意したようだ。球団からの正式発表はまだ行われていない。
ダイヤモンドバックスは今オフ、左打ちのペイビン・スミスと併用できる一塁手を探していた。スミスは左腕を苦手としているため、両打ちのサンタナは左腕に対する出場機会が多くなることが予想される。
16年間のメジャー経験を持つだけでなく、ポストシーズン経験も豊富なサンタナは、オールスター出場やゴールドグラブ受賞の実績があり、現役最多の通算1330四球を記録している。通算出塁率.352を誇り、キャリア通算のOPS+は平均(100)を上回る112となっている。
4月8日に40歳の誕生日を迎えるサンタナは、長いキャリアの大半で築き上げてきた自身の水準を大きく下回る成績でシーズンを終えたばかりだ。昨季は3度目の在籍となったガーディアンズで116試合に出場したあと、カブスへ移籍して8試合に出場。2球団合計で打率.219、11本塁打、54打点、OPS.633に終わり、OPS+は自己ワーストの77にとどまった。
サンタナは2017年オフにインディアンス(現ガーディアンズ)からフリーエージェント(FA)となった際にクオリファイングオファーを提示されたため、今オフは同オファーの対象外。よって、サンタナの移籍に伴うドラフト指名権の補償やペナルティは発生しない。
サンタナの2025年シーズンの不振を分析すると、ハードヒット率(37.8%)がキャリアで3番目に低かった一方で、三振率(19.2%)はキャリアワーストだった。また、ボール球に手を出す割合を示すチェイス率(24.8%)もキャリアで最も悪く、ボール球に手を出した際のコンタクト率(52.6%)も自己ワーストだった。これらが打撃不振につながり、ガーディアンズは8月下旬にサンタナを解雇。サンタナは9月に入ってカブスとメジャー契約を結んだが、移籍後も調子が上向くことはなかった。
それでも、以前のような輝きを見せる場面もあった。初速105.1マイル(約169キロ)以上の打球が28本あり、そのときの打率は.607に達した。4月27日のレッドソックス戦では昨季の自己最速となる113.2マイル(約182キロ)のヒットを放っている。また、マルチ安打を21度記録し、そのうち2試合は3安打をマーク。さらに、四球率(11.0%)は依然として高く、メジャー全体の上位20%に位置している。
打撃面では精彩を欠いた2025年シーズンだったが、一塁の守備は引き続き安定していた。守備指標OAAは一塁手3位となる+8を記録し、守備による得点貢献も+6という好成績だった。
2026.2.4 10:36 Wednesday
マリナーズが内野手補強 三角トレードでカージナルス・ドノバンを獲得へ
マリナーズが2026年のラインナップ完成に向けて、待望の内野手補強に成功した。
2日(日本時間3日)、MLB.comが複数の関係者から得た情報によると、マリナーズはレイズを含む三角トレードでカージナルスからブレンダン・ドノバンを獲得したようだ。なお、身体検査の結果待ちのため、球団からの正式発表はまだ行われていない。
トレードの詳細 マリナーズ獲得:二塁手ブレンダン・ドノバン カージナルス獲得:右腕ジュランジェロ・サインチェ(マリナーズ7位・全体90位の有望株)、外野手タイ・ピート(マリナーズ11位の有望株)、外野手コルトン・レッドベター(レイズ24位の有望株)、ドラフト指名権2つ(マリナーズから全体68位、レイズから全体72位) レイズ獲得:三塁手ベン・ウィリアムソン
マリナーズにとって、ドノバンの獲得は今オフの最優先事項だったが、交換要員について合意できない状況が長く続いていた。三角トレードが成立し、マリナーズとカージナルスのトレード交渉はようやく終わりを迎えた。
カージナルスは今オフ、新たに編成本部長となったハイム・ブルームの下で本格的なチーム再建に突入し、すでにノーラン・アレナド、ウィルソン・コントレラス、ソニー・グレイを放出。ドノバンは移籍が噂されていたカージナルスの選手の中で最もトレード価値の高い選手であり、今回の三角トレードで大きな対価を得ることに成功した。
29歳のドノバンは、新天地マリナーズで上位打線に起用されることが予想されている。内外野の多くのポジションを守れるドノバンの加入により、ダン・ウィルソン監督の選手起用の幅は一気に広がるはずだ。
昨年初めてオールスターに選出されたドノバンは、メジャー最初の4年間、主に二塁手として活躍し、225試合で二塁の守備に就いた。しかし、ほかにも一塁(30試合)、三塁(46試合)、遊撃(14試合)、左翼(163試合)、右翼(30試合)での出場経験がある。2022年にはユーティリティ部門でゴールドグラブ賞に輝き、ルーキーが同賞を受賞するのは球団史上初の快挙だった。
守備での汎用性も光るドノバンだが、マリナーズが獲得に興味を示した最大の理由は堅実な打撃力だ。カージナルスで過ごした4年間で打率.282、40本塁打、97二塁打、5三塁打、202打点、出塁率.361、OPS.772を記録。総合指標WARは10.1(ファングラフス版)、得点創出能力を示すwRC+は119(平均は100)をマークした。コンタクト能力が高く、三振が非常に少ないため、打者に不利と言われる本拠地T-モバイルパークにおいて、理想的な選手と言えるだろう。
ドノバンは先月、カージナルスとの年俸調停を回避し、580万ドル(約8億7000万円)で合意している。FAまでの保有期間は2年残っており、今季だけでなく来季もマリナーズの上位打線の一角として期待できる。
マリナーズは傘下に多くの有望な内野手が控えており、ドノバンの「2年」というのは若手内野手が台頭するまでのつなぎとして理想的だ。また、今回の三角トレードでウィリアムソンが放出されたため、メジャー全体9位の有望株であるコルト・エマーソンには開幕ロースター入りのチャンスが出てきた。
マリナーズのジャスティン・ホランダーGMは、エマーソン、ウィリアムソン、二塁手のコール・ヤングといった若手内野手への信頼を繰り返し表明してきた。しかし、その一方で、昨年10月に「あと8アウト」まで迫った球団史上初のリーグ優勝を成し遂げるためには、少なくともあと1人は実績のある打者が必要であるという現実もあった。
マリナーズは今オフ、一塁手のジョシュ・ネイラーと5年9250万ドル(約138億7500万円)で再契約を結んだが、ホルヘ・ポランコ(メッツと2年契約)とエウヘニオ・スアレス(レッズと1年契約)が流出したため、内野手が手薄になっていた。
ドノバンの加入により、マリナーズの上位打線にはネイラー、フリオ・ロドリゲス、カル・ローリー、ランディ・アロザレーナと合わせて、直近2年間でオールスターに選ばれた選手が5人も揃うことになる。
マリナーズのドノバン獲得への道筋が大きく開けたのは、獲得競争におけるライバルだったジャイアンツが方針を転換し、首位打者3度のルイス・アライズと1年契約で合意したからだ(ジャイアンツはアライズを二塁手として起用する予定)。しかし、最大のライバルだったジャイアンツのほかにも、ドノバンには多くのチームが興味を示していた。
ドノバンがこれほど人気を集めたのは、年俸が手頃であることと、攻守両面での汎用性が大きな理由だ。カージナルスから放出されたほかの選手(アレナド、コントレラス、グレイ)はいずれも大型契約を結び、トレード拒否権を与えられていたが、ドノバンにはなかった。さらに、ドノバンは実績組の3人よりも若い。
ドノバンは平均以上の打力を持ちつつ、高い汎用性を誇る選手であり、エマーソンやヤングにも出場機会を与えたいマリナーズにとって、ポジションの制約があるポランコやスアレスよりも理想的な戦力と言える。エマーソンを三塁に置きたいときはドノバンを二塁に、ヤングを二塁に置きたいときはドノバンを三塁や外野に回すことも可能だからだ。
また、マリナーズとレイズはトレードの取引相手として関係が深い。ジェリー・ディポート編成本部長が2015年オフにマリナーズの編成トップに就任して以降、マリナーズとレイズの間で成立したトレードは今回が16件目となる。
マリナーズが放出した選手たち
サインチェは2024年ドラフト1巡目(全体15位)指名で入団した両投げ投手。ただし、マリナーズは先日、2026年シーズンに向けて、サインチェを右投げに専念させることを発表していた。
ホランダーGMは長期的な視野において、先発投手の層の厚みを確保していくことの必要性を訴えているが、マリナーズにはケイド・アンダーソン(全体21位の有望株)とライアン・スローン(全体33位の有望株)がおり、サインチェのポテンシャルはこの2人ほど高くないとみられていた。アンダーソンは昨年のドラフト全体3位指名でプロ入り。早ければ今年中にメジャー昇格の可能性がある。
ピートは2023年ドラフト全体30位指名で入団(全体23位指名のエマーソンとドラフト同期)。マイナー通算264試合でOPS.724を記録し、昨年はハイAでプレーした。元々は内野手だったが、昨年から外野手に転向し、中堅手としてプレーできる身体能力の高さを発揮していた。
2026.2.3 10:32 Tuesday
ペラルタ加入のメッツ先発陣 千賀復活なら6人ローテ導入か
昨年メッツがポストシーズン進出を逃した理由を1つ挙げるとすれば、先発ローテーションだろう。序盤は好調だったが、シーズンの3分の1を過ぎたあたりから大きく失速。今オフは先発陣を強化するための「答え」を探し求めていた。
メッツが見つけた「答え」は1つだけだったが、それは大きな動きだった。2対2のトレードでブルワーズからフレディ・ペラルタを獲得したのだ。メッツはペラルタをエースに据えつつ、有望株ノーラン・マクリーンが1年を通してローテーションの一角としての地位を確立し、複数のベテランが復調することを期待している。そうすれば、ナ・リーグ屈指の強豪チームへと再び変貌を遂げられるはずだ。
スプリングトレーニングの開始が迫る中、メッツのローテーションの現状は以下のようになっている。
ロースター40人枠:ペラルタ、マクリーン、ショーン・マナイア、クレイ・ホームズ、デービッド・ピーターソン、千賀滉大、ジョナ・トン、トバイアス・マイヤーズ、クリスチャン・スコット、ジャスティン・ヘイゲンマン
負傷者:タイラー・メギル
主な退団選手:フランキー・モンタス、グリフィン・キャニング、ブランドン・スプロート
球団トップ30有望株:マクリーン(1位)、トン(3位)、ウィル・ワトソン(9位)、ジャック・ウェニンガー(11位)、ジョナサン・サントゥッチ(12位)、ザック・ソーントン(21位)、R・J・ゴードン(24位)、ピーター・カソー(26位)、カムデン・ローマン(30位)
招待選手:未定
予想される先発陣
メッツには実績や契約状況から考えて、6人の有力なローテーション候補がいる。ペラルタ、マクリーン、マナイア、ホームズ、ピーターソン、千賀だ。最大の注目はペラルタであり、メッツは球界トップ100有望株のジェット・ウィリアムスとスプロートを放出して待望のエースを手に入れた。レギュラーシーズンからポストシーズンまで、エースとしてローテーションを牽引する働きが期待されており、マクリーンがそれに匹敵するような活躍を見せてくれれば、より理想的だろう。
ワイルドカード的な存在となるのが千賀だ。近年は健康維持に苦戦しており、登板した際にも不安定なパフォーマンスが目立つ。もし千賀がローテーションの一角に相応しいことを証明できれば、メッツは充実した先発陣を擁することになる。昨年も一時的に6人ローテーションを採用していたが、今年も少なくとも開幕時点では6人ローテーションを導入する可能性は十分にある。
もう1つの重要な要素は、3年契約の2年目を迎えるマナイアだ。昨年は右脇腹と左肘の負傷で長期離脱したが、今年は健康な状態でスプリングトレーニングを迎えられるはず。もし2024年のようなパフォーマンスを取り戻せば、メッツのローテーションはさらに強固なものになる。
昨年はホームズとピーターソンが頼れる先発3~4番手としての地位を確立したが、ピーターソンは後半戦に大きく成績を落とした。とはいえ、メッツの先発陣の中ではある程度計算できる存在であり、両者が今年も開幕ローテーションの一角を担うことは間違いないだろう。
ほかのローテーション候補
前出の6人以外にも多くのローテーション候補がいる。スコットは2024年9月にトミー・ジョン手術を受けたが、それまでは将来のスター候補と目されていた。現在は健康を取り戻し、開幕ローテーション入りを目指しているが、マイナー3Aのシラキュースで開幕を迎える可能性もある。
もう1人の注目はブルワーズとのトレードでペラルタとともに加入したマイヤーズだ。メジャー通算31先発で防御率3.48を記録しているが、スコットと同様に、層の厚い先発陣から弾き出される可能性がある。しかし、マイヤーズはリリーフの経験もあるため、ロングリリーフ要員として開幕ロースター入りする可能性も残されている。
昨年メジャーの5先発で防御率7.71に終わったトンも3Aで開幕を迎える可能性が高い。メッツは依然としてトンの才能を高く評価しているものの、現時点では開幕からメジャーでプレーする準備が整っているとは言えない。
メッツ先発陣の未来
メッツの先発陣において、昨年有望株ランキングを駆け上がり、8月にメジャーデビューして以来、チームに不可欠な存在となったマクリーン以上に重要な選手はいない。今年は開幕からマクリーンに頼ることになる。期待の新人という立場ではあるが、ペラルタと並ぶようなエースに成長することが期待されているのだ。今年の活躍次第では、シーズン終盤にはペラルタを追い抜いてエースとなっている可能性すらある。ペラルタはシーズン終了後にFAとなるため、マクリーンにかかる期待は非常に大きい。
メッツはトンの成長にも期待をかけている。マクリーンと同様の軌跡を辿りながらも、まだメジャーでは成功を収めることができていないが、トンが持つ才能への高い評価は変わっていない。マクリーンとトンはあと6年、スコットもあと5年保有期間が残っており、この3人がそれぞれポテンシャルを発揮すれば、メッツは2020年代後半も強固なローテーションを構築することができるはずだ。
その3人を除くと、メッツは次に台頭する有望株を発掘しようと躍起になっている。注目の存在は、2024年ドラフト2巡目指名で入団し、昨年2Aのビンガムトンに昇格したサントゥッチと、2024年ドラフト7巡目指名のワトソンだ。また、ウェニンガーはすでに2Aで26試合に先発しており、今年は3Aで多くの出場機会を得る可能性がある。3Aで結果を残すことができれば、シーズン終盤にメジャーデビューするチャンスも生まれるだろう。
2026.2.3 09:39 Tuesday
ヤンキースが右打者補強を狙う ゴールドシュミットと再契約の可能性も
トレント・グリシャム、コディ・ベリンジャーと再契約を結び、昨季と同じ外野陣が形成されたヤンキースだが、引き続き外野手の補強を模索しているようだ。
ジ・アスレチックのブランドン・カティ記者によると、ヤンキースは左打者が多いロースターのバランスを改善するために、トレード市場やフリーエージェント(FA)市場で右打者を獲得したいと考えているという。そして、獲得候補の1人として、ランドール・グリチックの名前を挙げた。
また、カティ記者はヤンキースがオフシーズン序盤にオースティン・スレイターに対してメジャー契約のオファーを提示していたことを伝えている。スレイターは昨夏のトレード期限にヤンキースに加入。しかし、直後に左ハムストリングを痛めて離脱したため、移籍後はわずか14試合しか出場できなかった。
右打ちの外野手では、複数のチームが興味を示していたオースティン・ヘイズがホワイトソックスと1年契約で合意したものの、トミー・ファムやスターリング・マルテがまだFA市場に残っている。
ヤンキースはベリンジャー、グリシャム、アーロン・ジャッジの3人で外野のレギュラーが固まり、若手のジェイソン・ドミンゲスやスペンサー・ジョーンズもいる。アンソニー・ボルピーが左肩の手術から復帰したあとは、ユーティリティプレーヤーのホゼ・カバイェロを外野手として起用することも可能になるため、新たな補強がなくとも外野手の層は厚い。
むしろ補強が必要なのは内野手かもしれない。左打者のベン・ライスとプラトーンで起用できる選手が不在のため、カティ記者によると、ヤンキースは右打ちの一塁手の獲得を検討する可能性があるという。
その条件にフィットするのはポール・ゴールドシュミットだろう。YESネットワークのジャック・カリー記者によると、ヤンキースはゴールドシュミットとの再契約に興味を示しており、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者も「ゴールドシュミットは控え扱いであってもヤンキース復帰を希望しているようだ」と相思相愛であることを示唆している。
一塁を守れる右打者では、タイ・フランス、ジャスティン・ターナー、リース・ホスキンス、ウィルマー・フローレス、ドノバン・ソラーノもFA市場に残っている。ヤンキースにとってゴールドシュミットがベストの選択肢のように思えるが、再契約は実現するだろうか。
2026.2.2 12:10 Monday
昨季盗塁王の強打者フアン・ソト ドミニカ共和国代表入りが正式決定
ドミニカ共和国代表は今年のワールドベースボールクラシックに向けて、メジャーの舞台で活躍するスター選手たちをすでに多く集めている。
しかし、1日(日本時間2日)には最大のスター選手のメンバー入りが発表された。メッツの強打者フアン・ソトがワールドベースボールクラシックに出場する意向を正式に表明したのだ。
ドミニカ共和国の野球連盟はさらに、アスレチックスの先発右腕ルイス・セベリーノとパイレーツの救援右腕デニス・サンタナがワールドベースボールクラシックに出場することも正式に発表した。
ソトは2023年の前回大会で素晴らしい活躍を見せた。ドミニカ共和国代表は1次ラウンドを突破できなかったが、ソトは15打数6安打(打率.400)、2本塁打、長打5本、OPS1.500の大活躍。メジャーを代表する強打者の1人として打線を牽引した。
メッツ移籍1年目となった昨季は、ややスロースタートだったものの、最終的には素晴らしい成績をマーク。自己最多の43本塁打を放ってOPS.921を記録し、キャリアハイを大幅に更新する38盗塁でタイトルを獲得した。また、自身4度目となるメジャー最多四球を記録し、6度目のシルバースラッガー賞に輝いたほか、ナ・リーグのMVP投票では3位にランクインした。
27歳の強打者は、フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)といったメジャーを代表するスター選手が揃う強力打線に加わることになる。ドミニカ共和国代表は3月6日(同7日)、マイアミのローンデポパークでニカラグア代表との初戦を迎える。
セベリーノとサンタナは、ともに初めてのワールドベースボールクラシック出場となる。
昨オフに3年契約でアスレチックスに加わったセベリーノは移籍1年目の昨季、29試合に先発して防御率4.54を記録。ヤンキース時代の2017~18年には2年連続でオールスターに選出され、メジャー10年間で通算防御率3.92をマークしている。
サンタナは多くのチームを渡り歩いたあと、パイレーツで居場所を見つけた。2024年6月にウエーバーでパイレーツに加入すると、その後の1年半で109試合に登板し、防御率2.28と見事な活躍を見せている。
2026.2.2 11:34 Monday
ホワイトソックスの補強が続く トレードで剛腕ヒックスを獲得
1日(日本時間2日)、ホワイトソックスはレッドソックスとのトレードが成立したことを発表した。ホワイトソックスはマイナー右腕のゲージ・ジールと後日指名選手1人を放出。その対価として、剛腕ジョーダン・ヒックス、マイナー右腕のデービッド・サンドリン、さらに後日指名選手2人を獲得した。
なお、ヒックスは2年2500万ドル(約37億5000万円)分の契約が残っており、このうち800万ドル(約12億円)はレッドソックスが負担する。
トレードの詳細 ホワイトソックス獲得:右腕ジョーダン・ヒックス、右腕デービッド・サンドリン(レッドソックス8位の有望株)、後日指名選手2人、金銭 レッドソックス獲得:右腕ゲージ・ジール(ホワイトソックス14位の有望株)、後日指名選手1人
現在29歳のヒックスは昨季ジャイアンツとレッドソックスで合計34試合に登板し、防御率6.95を記録。ラファエル・デバースの電撃トレードの際、交換要員の4人のうちの1人としてジャイアンツからレッドソックスへ移籍した。ジャイアンツに在籍した1年半では、登板した42試合のうち29試合に先発したが、レッドソックス移籍後の21試合はすべてリリーフ。かつて剛球リリーバーとして活躍した時期もあったが、レッドソックスでは防御率8.20と結果を残せなかった。
ヒックスとともに移籍したサンドリンは、トレード後に更新された球団別の有望株ランキングでホワイトソックスの14位にランクイン。元々はレッドソックスの球団8位の有望株だった。ホワイトソックスはルイス・ロバートJr.を放出したことで2200万ドル(約33億円)分の資金を浮かせることに成功しており、ヒックスを獲得した今回のトレードにもその一部が充てられた。
ホワイトソックスが放出したジールは22歳の右腕。元々はホワイトソックスの球団14位の有望株だったが、トレード後はレッドソックスの20位にランクインしている。2024年ドラフト4巡目指名でヤンキースに入団し、昨夏のトレードデッドラインで外野手のオースティン・スレイターとの交換でホワイトソックスに加入。昨季はマイナー3階級合計で22試合(うち21先発)に登板し、7勝6敗、防御率4.12を記録した。
今季のホワイトソックスは優勝争いを目指しているわけではないが、興味深く積極的なオフシーズンを過ごしており、ブルペンも着実に強化されている。クローザー候補としてセランソニー・ドミンゲスを獲得したほか、新戦力のショーン・ニューカムとクリス・マーフィーもブルペンの一角を担う可能性があるとみられる。
2026.2.2 09:32 Monday
レッズが昨季49本塁打のスアレスと契約合意 5年ぶりの古巣復帰へ
フリーエージェント(FA)市場に残っていた強打者エウヘニオ・スアレスが古巣レッズとの契約に合意したことが明らかになった。MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、契約条件は1年1500万ドル(約22億5000万円)で、2027年の相互オプションが付属しているという。身体検査の結果待ちのため、球団からの正式発表はまだ行われていない。
昨夏のトレード市場で目玉の1人だったスアレスは、依然として多くの本塁打を打てる実力があることを証明した。昨季は159試合に出場して自己最多タイの49本塁打を放ち、打率.228、118打点、OPS.824を記録。49本塁打のうち36本はダイヤモンドバックス在籍時の106試合で放ったものであり、マリナーズの有望株トップ30のうち3人とのトレードで7月末に移籍した。
2年ぶりにマリナーズに復帰したスアレスは、トレード後に調子を落とし、53試合で打率.189、13本塁打、31打点、OPS.683と急失速。ポストシーズンでも最初の5試合は21打数2安打と元気がなかったが、最終7試合で8安打を放ち、調子が上向いた状態で2025年シーズンを終えた。特にブルージェイズとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦では八回の勝ち越しグランドスラムを含む2本塁打を放ち、存在感を示した。
現在34歳のスアレスは、メジャー通算325本塁打の実績を誇り、12年間で平均27本塁打をマークしている。短縮シーズンの2020年を除くと、直近の7シーズンで6度の30本塁打を記録しており、大台に届かなかったのは22本塁打にとどまった2023年だけだった。2020年から5年連続でOPSが.800に届かなかったが、昨季は自己最多タイの49本塁打を放ったことでOPSも.800を突破し、2019年にキャリアハイの.930をマークして以来の高水準だった。
魅力的なパワーを誇るスアレスだが、空振りも非常に多い。昨季の三振率29.8%はメジャー全体のワースト5%に入る数字で、2022年(196三振)と2023年(214三振)にはア・リーグの三振王になっている。また、守備指標OAAは2023年(+11)と2024年(+3)に好成績を残していたものの、昨季は-6と数字を落とした。
攻守両面で懸念点はあるものの、ベネズエラ出身のスラッガーは打線の中軸としてインパクトを残すことのできる選手だ。2014年にタイガースでメジャーデビューしたあと、2015年からの7年間はレッズでプレーし、平均27本塁打を記録。その後、マリナーズ、ダイヤモンドバックスと渡り歩いてきたが、2021年以来5年ぶりのレッズ復帰となった。
2026.2.2 09:03 Monday
マルテ、ペルドモ、ドバルがドミニカ共和国代表入り ワールドベースボールクラシック
1月31日(日本時間2月1日)、ドミニカ共和国はダイヤモンドバックスの内野手ケテル・マルテとヘラルド・ペルドモ、そしてヤンキースの救援右腕カミロ・ドバルがワールドベースボールクラシックの代表に参加することを発表した。
3名の選手は、ブラディミール・ゲレーロJr.、フェルナンド・タティスJr.、フリオ・ロドリゲスといったMLBのスターが揃う銀河系軍団に加わる。2023年の前回大会ではプール戦突破を逃したドミニカ共和国代表は、2013年以来となる優勝に向け、間違いなく意欲を燃やしている。
マルテとドバルは共に2023年のドミニカ大会に出場しており、2025年最大のブレイクスターの一人であるペルドモは初出場となる。マルテは2023年のクラシックで8打数2安打(打率.250)、1二塁打、1打点の成績を残した。一方、ドバルは2度の救援登板で2回1/3を無失点、3三振の好投を見せた。
マルテは、2025年に打率.283、出塁率.376、長打率.517、28本塁打を記録し、自身3度目のオールスター選出、2年連続でナ・リーグ二塁手部門でシルバースラッガー賞受賞を果たした後、2026年にメジャーリーグ12年目のシーズンを迎える。
2023年に初めてオールスターに選出されたペルドモは、打率.290、20本塁打、27盗塁、OPS.851という成績で大きな前進を遂げた。自身初のシルバースラッガー賞を受賞し、ナ・リーグMVP投票では大谷翔平、カイル・シュワーバー、フアン・ソトに次ぐ4位に輝いた。
2023年にジャイアンツで39セーブを挙げ、オールスターに選出されたドバルは、2025年のトレード期限にヤンキースに移籍した。2025年、ジャイアンツとヤンキースの2球団で防御率3.58を記録し、65回1/3を投げて72三振を記録した。
プールDに所属するドミニカ共和国代表は、3月6日(日本時間7日)にマイアミのローンデポ・パークでニカラグアと初戦を迎える。
2026.2.1 15:28 Sunday
大谷はワールドベースボールクラシックで投球しない予定 監督が明言
二刀流のスーパースター、大谷翔平(31)は、来たるワールドベースボールクラシック(WBC)に投手として登板しないことを、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が1月31日(日本時間2月1日)のドジャーフェストで発表した。侍ジャパンの連覇を目指す大谷選手は、打者としてのみ起用される。
大谷はワールドベースボールクラシックには登板しないものの、ドジャースが3連覇を目指す中、レギュラーシーズンでは先発ローテーションを守ることができると自信を持っている。
「すばらしかったです。あまり変わることなく、いつも通りのオフシーズンでした。手術がなかったので、ゆっくりできました。今のところ健康な状態できているので順調です。ただ、WBCがあるので少し調整が早くなるのかなと思います」と、大谷は語った。
ドジャースは過去2シーズン、海外での開幕戦からワールドシリーズまでを戦い、他球団より短いオフシーズンを過ごした。選手にワールドベースボールクラシックへの参加を認める意向はあったものの、大谷がMLBで投打両方で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、日本代表での登板は見送ることを期待していた。
大谷は2023年のワールドベースボールクラシックで二刀流の能力を存分に発揮し、当時エンゼルスのチームメートだったマイク・トラウトから三振を奪って最後のアウトを飾り、大会MVPに輝いた。ロバーツ監督によると、最終的に今年の大会でも二刀流でプレーをするかどうかは大谷自身の判断に委ねられたという。 「驚きはしなかった。ホッとしたとも言えない。彼が昨年何をしたか、そして2026年に向けてどのように準備すれば良いかを考えれば、正しい決断だったと思える」
ワールドベースボールクラシックには、昨季ドジャースでチーム最多の173回2/3を投げ、ポストシーズンではさらに37回1/3を投げた山本由伸も日本代表として出場する。ウィル・スミスはアメリカ代表の捕手として、昨季引退したクレイトン・カーショウと再タッグを組む。また、キム・ヘソンは韓国代表としてプレーする。
大谷は22ヶ月近くメジャーリーグのマウンドから離れていたが、昨年6月に投球復帰を果たした。2023年9月に右肘の2度目の大手術を受けた後、14試合に先発し、1勝1敗、防御率2.87、47回で62三振を記録した。
大谷はドジャースの指名打者としての日々の出場に加え、マウンド復帰に向けて調整を重ねていたため、シーズン終盤の数ヶ月間は1イニングずつ登板を重ね、実質的にメジャーリーグでリハビリを完了させることを選択した。ポストシーズンに入ると、ドジャースは大谷を通常の先発投手として起用するようになり、今後もこの流れが続くだろう。
とはいえ、ドジャースは大谷の二刀流の負荷をどう管理するかに気を配っている。すでに6人ローテーションを組む手段は確保しており、これにより先発投手全員に十分な休養を与えることができる。しかし同時に、必要に応じて柔軟に対応し、大谷が先発登板の合間に休養日数を増やすことも準備している。 「間違いなく中日は多いはずだと思う。中5、6日ローテーションではない。途中には休養もあるが、それ以外は2イニング、3イニングだけ投げる投手のようにはしない。普通の投手として使われると思う」と、ロバーツ監督は語った。
2026.2.1 15:05 Sunday






