カブスのジェッド・ホイヤー編成本部長は「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者とジョエル・シャーマン記者によるインタビューのなかで、トレード・デッドラインの補強において投手の獲得を目指す方針を示した。「投手を探すことになると思う。ローテーションとブルペンの両方だ。これは秘密にするようなことではないし、現有戦力を批判しているわけでもない。現代の球界において、投手の層を厚くしておくことは重要だ」とホイヤー編成本部長は語っている。
日本時間6月11日、ドジャースは右腕マット・サウアーをマイナーAAA級オクラホマシティからメジャーへ再昇格させたことを発表した。同日のパドレス戦ではルー・トリビーノのオープナー起用が発表されているが、そのあとを受けてサウアーが多くのイニングを消化することが予想されている。サウアーの再昇格に伴い、右腕ホセ・ウレーニャがDFAに。また、右腕クリス・ストラットンはアウトライト(マイナー降格)を拒否してFAとなり、右腕ライアン・ルートスはウエーバーによるナショナルズへの移籍が決まった。
日本時間6月11日、レンジャーズがベテラン右腕クレイグ・キンブレルとマイナー契約を結ぶ予定であることが明らかになった。通算440セーブの実績を誇るキンブレルは今年3月に古巣ブレーブスとマイナー契約を結び、日本時間6月7日にメジャー昇格を果たしたが、1試合に登板しただけでDFAに。その後、アウトライト(マイナー降格)を拒否してFAとなっていたが、レンジャーズとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。
日本時間6月11日、ブリュワーズが有望株ジェイコブ・ミジオロウスキーをメジャーへ昇格させる方針を固めたことが明らかになった。身長201センチのミジオロウスキーは最速103マイルの速球が魅力の剛球右腕。米公式サイト「MLB.com」のプロスペクト・ランキングでは球団4位・全体68位という高い評価を受けている。同サイトによると、ミジオロウスキーは日本時間6月13日から始まるカージナルス4連戦の初戦に先発する予定となっているようだ。
日本時間6月10日、米公式サイト「MLB.com」は今季2回目となるサイ・ヤング賞模擬投票の結果を発表した。今回の投票には同サイトの40人の有識者が参加し、現時点の成績だけでなく、残りのシーズンを予想したうえで1位から5位までを選出。それを1位5ポイント~5位1ポイントの形式で集計し、ランキングが作成されている。ア・リーグは前回に続いてタリック・スクーバル(タイガース)がトップに。ナ・リーグはポール・スキーンズ(パイレーツ)がトップに浮上し、前回トップの山本由伸(ドジャース)は3位に後退した。
【ドジャース8-7パドレス】延長10回@ペトコ・パーク
日本時間6月10日、ナ・リーグ西地区の首位を争うドジャースとパドレスがついに今季初対戦。注目の3連戦の初戦は互いに一歩も譲らぬ熱戦となり、延長戦の末に8対7でドジャースが勝利した。ドジャース4番手のカービー・イェーツが4勝目(2敗)を挙げ、5番手のタナー・スコットは12セーブ目を記録。パドレス7番手のワンディ・ペラルタは今季初黒星(3勝)を喫した。なお、ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」で5打数1安打1四球。パドレスの松井裕樹は1回2安打1失点だった。
【アスレチックス4-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム
日本時間6月10日、エンゼルスはアスレチックス3連戦の初戦にエース左腕の菊池雄星が先発。菊池は5回表一死までパーフェクト投球を続けるなど、8回途中まで被安打1、奪三振5、与四球1、無失点という好投を見せ、2勝目(5敗、防御率2.92)をマークした。エンゼルスは7対4で勝利し、5番手のケンリー・ジャンセンが15セーブ目を記録。アスレチックス2番手のジェフリー・スプリングスは6回5安打4失点(自責点3)で5敗目(5勝)を喫した。
【レイズ10-8レッドソックス】延長11回@フェンウェイ・パーク
日本時間6月10日、レッドソックスは本拠地フェンウェイ・パークでレイズとの同地区対決3連戦がスタート。その初戦はお互いが点を取り合うシーソーゲームとなったが、延長11回までもつれる熱戦の末に8対10で敗れた。レイズ6番手のイアン・セイモアはメジャー初登板で勝利投手に。レッドソックス5番手のザック・ケリーが3敗目(1勝)を喫し、期待の有望株ロマン・アンソニーは4打数ノーヒットに終わった。
【ブレーブス7-1ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間6月10日、7連敗中のブレーブスは敵地でのブリュワーズ3連戦がスタート。その初戦は先発のクリス・セールの好投に打線が一発攻勢で応え、7対1で快勝して連敗をストップした。セールは7回103球を投げて被安打5、奪三振11、与四球2、失点1という好投を見せ、自身91度目の2ケタ奪三振を記録するとともに、4勝目(4敗)をマーク。ブリュワーズ先発のアーロン・シバーリは5回途中5安打2失点で降板し、2敗目(1勝)を喫した。
【マーリンズ3-10パイレーツ】@PNCパーク
日本時間6月10日、マーリンズは敵地でのパイレーツ3連戦がスタート。その初戦でエース候補の若手右腕エウリー・ペレスが2年ぶりのメジャー復帰を果たしたが、試合は3対10の大敗となった。パイレーツ3番手のケイレブ・ファーガソンが2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフで2勝目(0敗)をマーク。ペレスは3回70球を投げて被安打4、奪三振5、与四球2、失点4で降板し、今季初黒星(0勝)を喫した。
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