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マリナーズが悲願のワールドシリーズ進出に王手 紙一重の攻防制す
【マリナーズ6-2ブルージェイズ】シアトル/T-モバイルパーク、10月17日(日本時間18日)
歴史に名を残すか、それとも悲劇に終わるかどうかは、ほんの数メートルの飛距離の違いにすぎない。勝った方がワールドシリーズ進出に王手となるア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS=7回戦制)の第5戦では、そのわずかな差が勝敗を分けた。
1-2とリードされて八回を迎え、残り6アウトに追い詰められたマリナーズが、起死回生の逆転劇を演じた。まず本塁打王カル・ローリーに同点弾が飛び出し、さらにチャンスを作り、エウヘニオ・スアレスがライトスタンドへ勝ち越し満塁弾。一挙5得点の攻勢で勝ち越し、ブルージェイズを6-2で破った。
マリナーズは2000年以来となるホームでのALCSの勝利を飾り、球団史上初のワールドシリーズ進出に王手をかけた。
「キャリアの中で素晴らしい瞬間は数多くあったが、グランドスラムを打って、長年タイトルを待ち望んでいたファンの前でチームの勝利に貢献できたことは格別だ。私もキャリアを通してこの瞬間を待ち望んできた」と、満塁弾を放ったスアレスは語った。
この試合では、わずか数メートルを争う攻防が連発した。
四回、0-1とリードされたブルージェイズは満塁のチャンスを作った。アーニー・クレメントが放った打球はホームベース手前の土でバウンドし、ファウルグラウンドへ転がりかけた。しかし、それを捕手のカル・ローリーが素早く抑え、本塁を踏んでから一塁へ転送。あと数センチずれていればファウルで仕切り直しだったかもしれなかったこのホームゲッツーで、マリナーズは窮地を脱した。
クレメントはその後、六回に勝ち越しタイムリーを放ち、八回にもレフトへ飛距離363フィート(110メートル)の大飛球を放った。そのままレフトスタンドに吸い込まれるかと思われたこの打球は、レフトのランディ・アロザレーナが見事に捕球。追加点を防ぐ本塁打キャッチで、マリナーズは流れをつかんだ。
大飛球を打たれた左腕のゲーブ・スパイアーは「良い打球を打たれたと思った。ランディがゆっくりと追いかけているのが見えたから、チャンスがあるかもと思った。そして彼がジャンプして捕球するのを見た。本当に嬉しくて、両手を上げて喜んだよ。最高の瞬間だったね」と振り返った。
その直後の攻撃でマリナーズは逆転。口火を切ったローリーの本塁打は高々と上がったものの、飛距離348フィート(106メートル)と伸び切らなかった。しかし、なんとかレフトスタンドへ届き、値千金の同点弾となった。
「ボールを打ったときはとらえたと思った。だけど、打ち上げすぎたと気付いた。分からないけど、もし屋根が開いていたら、違う結果になっていたかもしれないね。だけど十分な距離を飛ばせてよかったよ」と、レギュラーシーズン中も60本塁打を放ったローリーは語った。
ローリーの同点弾のあと、マリナーズは満塁のチャンスでスアレスを打席に迎えた。二回に先制弾を放っていたスアレスは、セランソニー・ドミンゲスの直球を打ち返して、勝ち越しの満塁弾。ポストシーズンで満塁本塁打を放ったのは、エドガー・マルティネス(1995年ALCS第4戦)に続き、2人目だ。
「ジーノ(スアレス)が今日5打点を挙げ、勝利をもたらしてくれたことは、言葉では言い表せないほど嬉しいことだろう。彼にとって、まさに最高の一日だった」と、ダン・ウィルソン監督は語り、不振の大砲が目覚めたことを喜んだ。
ポストシーズンの最大7戦のシリーズでは2勝2敗で迎えた第5戦に勝利したチームは、68.9%(46/67)の確率でシリーズに勝利している。現行のフォーマットでは、ホームで第5戦に勝利して3勝2敗でアウェイの第6戦以降に臨んだチームは、60.6%(20/33)の確率で勝利している。
追い詰められたブルージェイズのジョン・シュナイダー監督はこう語った。 「選手たちに穴に潜り込むようなことはしてほしくない。それはわれわれの本質ではない。第6戦に全力を尽くす。試合に向けて万全の準備を整える。このチームには、他の方法は考えられない」
ブルージェイズのクラブハウスには浮かぬ顔の選手が多かった。ブルージェイズの選手たちは、「われわれがここでやれることはやった」と繰り返した。
先発として好投したケビン・ゴーズマンは、惜敗を乗り越えて前を向いている。 「このシアトルでの3戦を3戦のシリーズととらえていたから、トロントに戻るためにはこのシリーズに勝ち越さなければいけなかった。そして実際に勝ち越せた。ああいう負け方をするのはもちろん辛い。でも、われわれは粘り強い。このクラブハウスにいる選手たち以上に信頼できるチームはない」
2025.10.18 14:16 Saturday
大谷翔平がNLCSのMVPに選出 打撃不振も、第4戦に歴史的活躍
大谷翔平(31)は、素晴らしいフィナーレを演出する方法を確かに知っている。
ドジャースは17日(日本時間18日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)の突破に王手をかけ、第4戦を迎えた。球界でも25年ぶりの世界一連覇という究極の目標に向け、また大きな一歩を踏み出そうとしていた。
大谷はNLCSでは深刻な打撃不振に陥っており、ほとんどチームに貢献できていなかった。しかし、デーブ・ロバーツ監督だけはチーム最大のスターに揺るぎない信頼を寄せていた。 「大谷にとって、このシリーズで存在感を示すチャンスだと思う。だから、彼のベストパフォーマンスが見られるはずだ」 第4戦では二刀流として歴史的な活躍を見せ、そのたった1試合の活躍のみでシリーズMVPに輝いた。
5-1でブルワーズを下したこの試合、大谷は先発投手としては七回途中無失点、10三振の好投を見せ、指名打者としては3本塁打を放った。昨季、史上初の「50本塁打50盗塁」を達成したマーリンズ戦での大活躍は大谷の代名詞ともなったが、この試合では二刀流としてさらにオールラウンドに活躍し、歴史に名を刻んだ。
初回、投手・大谷は先頭打者に四球を与えたが、3者連続三振を奪い、力強いスタートを切った。そのうち2打者は時速100マイル(161キロ)を超える剛速球。2008年にピッチトラッキングシステムが導入されて以来、ポストシーズンで時速100マイルを超える球で複数の三振を奪った初のドジャースの先発投手となった。
そして初回、今度は打撃で魅せた。ブルワーズ先発のキンタナから圧巻の先頭打者本塁打を放って先制。そして、四回には飛距離469フィート(143メートル)の場外弾で追加点を挙げた。
投手・大谷は七回に2人の走者を許して降板したが、6回0/3、無失点、2安打、10三振、3四球の快投。シーズン初めて2桁三振を達成した。
そしてスタンディングオベーションを浴びながら降板した直後の七回、大谷はこの日3本目の本塁打を左中間に突き刺した。
投打で圧倒的な支配力を見せつけた。大谷が2桁三振を奪いながら2本塁打を放ったのは、キャリアで2度目。他にこれを1度以上成し遂げた選手は存在しない。
2025.10.18 13:33 Saturday
ドジャースがワールドシリーズ進出 大谷が3本塁打&10三振と無双
【ドジャース5-1ブルワーズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、10月17日(日本時間18日)
ナ・リーグ連覇に王手をかけていたドジャースは、大谷翔平(31)の投打にわたる活躍でナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)の第4戦に勝利。ブルワーズをスイープ(4連勝)で下し、2年連続のワールドシリーズへ駒を進めた。大谷は打っては先頭打者弾を含む3本塁打、投げては七回途中無失点10三振の快投のワンマンショーでドジャースを勝利に導いた。
初回から大谷は投打にエンジン全開だった。まずは投手として3つのアウトをすべて三振で奪うと、直後の打撃では先頭打者本塁打で先制点をもたらした。この本塁打で大谷はポストシーズンで初めて先頭打者本塁打を放った投手となった。
そして四回の第3打席では再び本塁打を放ち、リードを4-0に広げた。ポストシーズンでマルチ本塁打を放ったのは、この日の大谷が史上初だった。
そのリードを投手・大谷が守った。この日も大谷は七色の変化球を駆使し、ブルワーズ打線を翻弄。1巡目はフォーシームとスイーパーを中心に攻め、四回までにフォーシームで3三振、スイーパーで2三振を奪った。四回以降は決め球をスプリットに切り替え。スプリットはわずか9球しか投じていないものの、5度のスイングを誘ってすべて空振りを奪い、四~六回の間に5三振と抜群の切れ味を発揮した。
投手・大谷は七回に走者2人を背負って降板。6回無失点、10三振、3四球、2安打と、投手としては今季最高のパフォーマンスだった。
しかし、なおも衝撃は続いた。七回の第4打席、大谷はブルワーズの守護神メギルの直球をとらえ、左中間にこの日3本目の本塁打。1つの試合で2桁三振を奪い、3本塁打を放ったのは、レギュラーシーズンとポストシーズンを合わせてもこの日の大谷が史上初だった。
2025.10.18 12:24 Saturday
「きょうどうやって勝つかだけ考える」 王者ドジャースが3連勝
【ドジャース3-1ブルワーズ】ミルウォーキー/ドジャースタジアム、10月16日(日本時間17日)
ドジャースの二塁手トミー・エドマンは、「プレーオフを経験するということは、特別な意味を持つ」と語った。初めてプレーオフに出場する者にとって、「過去に何度も同じような瞬間を経験してきた者と比べると、心臓の鼓動を静めるのは間違いなくずっと難しい」。
エドマンがかつてそういうタイプの選手だったとしても、今はもう違う。大谷翔平、ムーキー・ベッツ、ウィル・スミス、フレディー・フリーマン、そしてこのドジャースの巨大なチームに加入した他の誰にとっても、それは同じだ。彼らは皆、この状況に何度も遭遇し、勝利を収めてきた。彼らが対戦相手にかけるプレッシャーは容赦なく、その力は克服するのが難しい。
ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)の第3戦、ドジャースはまたしても第1シード・ブルワーズを破り、リーグ連覇に王手をかけた。
ポストシーズンの最大7戦のシリーズにおいて、3勝0敗とリードしたチームは過去41チーム中40チームが勝利している。そのうち、31度はスイープ(4連勝)で決した。3連勝から敗退したチームは歴史上、2004年のア・リーグ優勝決定シリーズのヤンキースしかいない(奇しくもそのヤンキースを打ち破ったレッドソックスには、ドジャース監督のデーブ・ロバーツがおり、鍵を握る活躍を見せた)。
負ければ王手をかけられる第3戦、ブルワーズは勝利に近づくことすらなかった。早々に先制点を奪われ、たまらず新人ジェイコブ・ミジオロウスキーを投入。ミジオロウスキーは最初に対戦した16打者のうち15人を打ち取り、9三振を奪ったが、六回に息切れして追加点を奪われた。新人の奮闘を援護できず、打線はドジャース先発のタイラー・グラスナウとブルペン陣の前に沈黙した。
レギュラーシーズン中はメジャー3位の総得点を記録したブルワーズ打線は、NLCSの3戦で1得点ずつに抑え込まれている。第1、2戦ではスネル、山本の2人の先発に圧倒されたが、第3戦ではドジャース唯一の弱点とされていたブルペン陣にも封じられた。
「挑戦的だ。彼ら(ドジャース)は世界最高の選手だよね?このシーズンのこの時期になると、最高の投手陣が揃うんだ」と、ブルワーズのジェイク・バウアーズは語った。
追い詰められたブルワーズは、第4戦はベテランのホセ・キンタナを投入するだろう。左腕のキンタナの起用は、打者・大谷封じには効果があるだろう。しかし、逆転でのシリーズ突破はおろか、シリーズを再びミルウォーキーに持ち込むだけでも大きな挑戦となる。シーズン最高勝率のチームが最大7戦のシリーズで0勝3敗となった過去7度の事例では、7度すべてスイープ(4連敗)で決着している。
「あまり先走りすぎないように気をつけている。ワールドシリーズは考えていない。きょうどうやって勝つかだけを考えている。それがわれわれが多くの試合に勝てている理由だと思う」と、エドマンは語る。
一方、ブルワーズ・ナインは現実を受け止めている。今季のレギュラーシーズンで最高勝率を挙げたブルワーズは、がけっぷちに立たされた。「これまで見せてきた以上の成果が必要になる」とは、三塁手のケイレブ・ダービン。「言うまでもないことだが、1勝する前に4勝することはできない」と、指名打者のクリスチャン・イェリッチは語る。
さらに好調だった1番打者ジャクソン・チューリオが第3戦で負傷交代を余儀なくされ、状況は悪化する一方だ。この窮地を抜け出す唯一の方法は、イェリッチの言葉を借りるならば、課題を「小さな目標」に細分化することだと彼らは信じている。そして、自分たちに過度なプレッシャーをかけてはいけないことも理解している。
第3戦の前、ブルワーズのパット・マーフィー監督は試合前にいつもの芝居がかった振る舞いをしており、報道陣と冗談を言い合ったり、野球以外の話題で盛り上がったりしていた。
ある記者がマーフィー監督の目に付く気の緩みについて質問したところ、マーフィー監督はこう答えた。 「これはただの演技だよ。気が緩んでなんかいない。ものすごく緊張しているんだ」
その数時間後、NLCSで0勝3敗と劣勢に立たされたマーフィー監督は、もはや緊張する理由はほとんどないと悟った。この時点で、ブルワーズにはもう失うものがない。ブルワーズは強大なドジャースの前に屈する新たなチームとなるのか、それとも歴史的な形でドジャースを驚かせる相手になるのか、そのどちらかだ。
バウアーズは語る。 「前にもあったことだろう?だったらなぜ、われわれにできないのか?」
2025.10.18 09:49 Saturday
41歳シャーザーが気迫の投球 ブルージェイズがALCSをタイに戻す
【マリナーズ2-8ブルージェイズ】シアトル/T-モバイルパーク、10月16日(日本時間17日)
1勝2敗でア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS=7回戦制)の第4戦を迎えたブルージェイズは、先発マックス・シャーザーの熱投に助けられ、敵地で快勝。連勝でシリーズを2勝2敗のタイに戻した。シャーザーは5回2/3、2失点、5三振、4四球、3安打と粘りの投球。五回には降板を拒否して続投し、ピンチをしのぐなど気迫あふれるパフォーマンスだった。
ブルージェイズは負ければシリーズ敗退に王手をかけられる第4戦の先発を、レギュラーシーズンでは17先発で防御率5.19、ヤンキースとの地区シリーズ(ALDS)ではロースター(出場選手登録)にすら入れなかった41歳に託した。本拠地で連敗し、いきなり劣勢に立たされた中、先発を任されたシャーザーはこう語っていた。 「(逆転は)不可能じゃない。野球だからね。流れがいつ変わるかなんて誰にもわからない」
その流れが変わる瞬間が、シャーザーの気迫によってもたらされた。シャーザーは六回途中2失点の熱投でマリナーズ打線を抑え、ブルージェイズを勝利に導いた。
初回、シャーザーは2四球を与えたものの、勝負強い活躍が続く4番ポランコをダブルプレーに打ち取って無失点。しかし、二回先頭のネイラーに本塁打を浴び、慌ただしい立ち上がりとなったが、そこから3度のサイ・ヤング賞を獲得したゆえんを見せた。
三回も先頭に四球を与えたものの、その走者を牽制でアウトに仕留めた。シャーザーの牽制刺は2016年のレギュラーシーズン以来、さらに一塁での牽制刺に限れば2013年以来の珍事だった。百戦錬磨のベテランらしい判断で走者の裏をかき、ピンチの芽を摘んだ。
打線に5点の援護を受けたシャーザーは、四回も走者を背負いながら無失点。五回も先頭に安打を浴び、2死までこぎ着けたが、1番アロザレーナを迎え、ジョン・シュナイダー監督がマウンドに訪れた。
しかし、シャーザーはマウンドに訪れたシュナイダー監督に対し、激しくまくしたて降板を拒否。その後、アロザレーナをその日4度目の三振に抑え、見事にピンチを脱した。
その後、六回も続投したシャーザーは、ローリーとフリオの2・3番コンビを見事に抑えたものの、ポランコに四球を与えたところで降板。2番手フルハティがタイムリーを浴びて2失点目が加算されたが、5回2/3、2失点と見事なゲームメークを見せた。
六回に5-2と3点差に迫られたブルージェイズは、直後の七回にブラディミール・ゲレーロJr.の本塁打ですぐさま突き放した。さらに八回には三回に逆転弾を放ったアンドレス・ヒメネスが再び2点タイムリーを放ち、大量リードを奪った。
ブルージェイズはそのまま8-2でマリナーズに勝利。第3、4戦に連勝し、シリーズを2勝2敗のタイに戻した。勝った方がシリーズ突破に王手をかけられる第5戦は、ブルージェイズがエースのケビン・ゴーズマン、マリナーズが第1戦好投のブライス・ミラーを立てる。
2025.10.17 12:28 FridayドジャースがNLCS突破に王手 大谷は三塁打で先制のホームを踏む
【ドジャース3-1ブルワーズ】ミルウォーキー/ドジャースタジアム、10月16日(日本時間17日)
ドジャースが2勝0敗で迎えたナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)の第3戦は、またしてもドジャースが先発投手の好投によって勝利。先発タイラー・グラスナウが六回途中1失点、8三振の好投でブルワーズ打線を寄せ付けなかった。大谷翔平(31)は先頭打者として三塁打を放って先制点を演出。不振脱出の兆しを見せ、ワールドシリーズ進出に王手をかける一勝に貢献した。
初回、ドジャースは先頭の大谷が三塁打。追い込まれてからスライダーを拾ってライト線に落とし、快足を飛ばして三塁まで到達した。続くベッツのタイムリー二塁打で大谷が先制のホームを踏み、この日もブルペンデーで挑んだブルワーズ投手陣の出鼻をくじいた。
先発グラスナウは二回に同点に追いつかれたものの、そこから本調子を取り戻した。三、四回はすべてのアウトを三振で奪い、五回も三者凡退に抑えた。
一方のブルワーズは2番手ジェイコブ・ミジオロウスキーが好投した。一回1死一、二塁のピンチでマウンドに上がり、まず2者連続三振でピンチを脱出すると、その後も三振ショーを展開。代名詞の100マイルを超える剛速球ではなく、スライダーを最も多く投じる配球で裏をかき、5回で9三振を奪った。
しかし、ミジオロウスキーは球速が落ちた六回にドジャース打線に捕まった。1死から単打と四球でピンチを招き、エドマンにタイムリーを献上。痛恨の勝ち越し点を与え、さらに降板後に味方のエラーで再び失点し、ミジオロウスキーには2失点目(非自責点)が加わった。
勝ち越したドジャースは、ブルペン陣も奮闘。無失点リレーでつなぎ、最後は佐々木朗希が九回をしめくくってセーブを挙げた。
2025.10.17 09:59 Friday