English Español 韓国語

 
More>>

MLBのライブ配信観るなら《SPOTV NOW》

spotvnow

TRENDING NOW

レッドソックス・吉田正尚 日本時間10日のロッキーズ戦で復帰か

 右肩の手術を乗り越え、マイナーで5試合のリハビリ出場を行った吉田正尚(レッドソックス)はすでにチームに合流。9日(日本時間10日)、ロッキーズ3連戦の最終戦で戦列復帰することになりそうだ。

 メジャー3年目の今季、吉田はオフに受けた右肩の手術の影響で開幕から負傷者リスト(IL)入り。スター三塁手のアレックス・ブレグマンが新加入し、主砲ラファエル・デバースが三塁から指名打者に移ったため、チームは「守備に就けるようになるまで吉田を復帰させない」という方針を固めていた。

 正一塁手のトリストン・カサスが離脱し、デバースがトレードでジャイアンツへ放出されたあともチームの方針は変わらず、吉田は今月に入ってようやくマイナーでのリハビリ出場を開始。試合出場のオプションを増やすため、一塁の守備練習に取り組む姿もみられた。リハビリ出場の5試合では14打数4安打(すべて単打)、打率.286、出塁率.353を記録している。

 ロッキーズ3連戦の初戦ではなく、最終戦での復帰が有力視されているのは、相手先発投手の左右が関係している。ロッキーズは初戦に左腕オースティン・ゴンバーが先発し、2戦目は左腕カイル・フリーランドが先発予定。「対右腕要員」としての起用が想定される吉田の復帰を急ぐ理由はないというわけだ。最終戦は右腕アンソニー・センザテラが先発予定であり、吉田は復帰して即スタメン起用されることになるだろう。

 吉田のメインの役割は、昨季までと同様に「対右腕用の指名打者」となる見込み。左腕キラーのロブ・レフスナイダーとの併用が有力だ。もちろん、外野手としての出場機会を与えられる可能性もあるが、ジャレン・デュラン、ロマン・アンソニー、セダン・ラファエラ、ウィルヤー・アブレイユと外野手が揃っていることを考えると、外野手としての出場機会はそれほど多くならないことが予想される。

2025.7.8 09:44 Tuesday

ドジャース・グラスナウの復帰登板が決定 山本は球宴登板を回避か

 右肩の炎症で負傷者リスト(IL)入りしていたタイラー・グラスナウ(ドジャース)の復帰登板が決まった。7日(日本時間8日)、デーブ・ロバーツ監督はグラスナウをブルワーズ3連戦の最終戦の先発投手として起用することを明言。同3連戦の先発投手は山本由伸、クレイトン・カーショウ、グラスナウとなり、ダスティン・メイはジャイアンツ3連戦の初戦にスライドすることになった。

 グラスナウがいよいよ戦列に戻ってくる。今季5試合に先発して1勝0敗、防御率4.50を記録していたグラスナウだが、右肩の炎症で4月下旬にIL入り。5月末には60日のILに移行するなど、離脱が長期化していたが、マイナーでの3度のリハビリ登板を経て、9日(同10日)のブルワーズ戦で復帰することが決まった。山本、カーショウ、メイに次ぐ先発4枚目が確立すれば、ドジャース先発陣の台所事情は多少改善されるはずだ。

 また、ドジャースはキケ・ヘルナンデスを左肘の炎症でILに登録したことを発表した。ロバーツ監督によると、ヘルナンデスは1カ月以上にわたって左肘の不調に悩まされており、現在は試合出場が難しい状態になってしまったようだ。ただし、「後半戦が始まってすぐに復帰できるだろう」と話しており、離脱は長期化しない見込みだ。マックス・マンシーに続いてヘルナンデスも不在となり、ミゲル・ロハスとトミー・エドマンが三塁を守る機会が増えることが予想される。

 さらに、ロバーツ監督は山本が前半戦の最終戦、13日(同14日)のジャイアンツ戦に先発する予定であることを明かした。よって、山本は初選出されたオールスター・ゲームでの登板が不可能となる。オールスターでの登板を回避し、後半戦最初のカード(ブルワーズ3連戦)で先発することになりそうだ。

2025.7.8 09:07 Tuesday

スプリンガー、ブッシュ、ウィーラーの3選手が週間MVPに選出

 7日(日本時間8日)、2025年レギュラーシーズン15週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)がキャリア6度目の受賞。一方、ナショナル・リーグはマイケル・ブッシュ(カブス)とザック・ウィーラー(フィリーズ)が同時受賞した。ブッシュはキャリア2度目、ウィーラーはメジャー11年目で初めての受賞となった。

 35歳のスプリンガーは7試合に出場して打率.429(28打数12安打)、5本塁打、13打点、OPS1.464と打棒爆発。週間MVPに輝くのは3度受賞した2021年以来4年ぶりであり、ブルージェイズからの選出は今季初めてとなった。ヤンキースをスイープした4連戦では、2度のマルチ本塁打を記録。特に2日(同3日)の試合では自己最多の7打点を叩き出す大活躍を見せた。このヤンキース4連戦では4本塁打&11打点を記録。同一カード4連戦で4本塁打以上&10打点以上は球団史上3人目の快挙だった。

 27歳のブッシュは6試合に出場して打率.565(23打数13安打)、4本塁打、7打点、OPS1.789と打ちまくった。昨年9月に続いてキャリア2度目の受賞であり、カブスからの選出はカイル・タッカーと鈴木誠也に続いて今季3人目。また、球団通算100度目という節目の受賞にもなった。4日(同5日)にカブスが球団新記録の1試合8本塁打をマークしたが、ブッシュはこの試合で3本塁打を含む4打数4安打5打点の大暴れ。6試合中4試合でマルチ安打、そのうち3試合で3安打以上を放つなど、絶好調の1週間だった。

 35歳のウィーラーは2試合に先発して17イニングを投げ、2勝0敗、防御率0.53、7安打、22三振、無四球、被打率.123、WHIP0.41という圧巻のピッチングを披露。意外にも週間MVPに選ばれるのは今回が初めてであり、フィリーズからの選出も今季初となった。6月30日(同7月1日)のパドレス戦で8回6安打無失点、10三振という快投を見せると、7月6日(同7日)のレッズ戦では9回1安打1失点、12三振で完投勝利。元同僚のオースティン・ヘイズに打たれたソロ本塁打がなければ完全試合という見事なパフォーマンスだった。

2025.7.8 08:26 Tuesday

パドレスがレンジャーズ3連戦に勝ち越し 松井裕樹は登板機会なし

【パドレス4-1レンジャーズ】サンディエゴ/ペトコ・パーク、7月6日(日本時間7日)

 ナショナル・リーグ西地区首位のドジャースを8ゲーム差で追う2位パドレスは、レンジャーズ3連戦の最終戦に4-1で勝利。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、ドジャースとのゲーム差を7に縮めた。6投手の継投でレンジャーズ打線を6安打1得点に封じたが、松井裕樹の登板機会はなし。あす7日(同8日)から始まるダイヤモンドバックス4連戦の初戦にはダルビッシュ有の今季初登板が予定されている。

 オープナーとしてメジャー初先発のマウンドに立ったデービッド・モーガンは、初回先頭のジョシュ・スミスにヒットを許すと、次打者コリー・シーガーにライトへのタイムリー二塁打を浴び、先制点を献上。その後、さらに2死満塁のピンチを背負ったが、ジョナ・ハイムをセカンドライナーに打ち取り、なんとか最少失点で切り抜けた。

 パドレスは初回2死満塁のチャンスを生かせなかったものの、三回にルイス・アライズが同点タイムリーを放ち、続く四回にはフェルナンド・タティスJr.のタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。六回にマーティン・マルドナード、七回にジェイク・クロネンワースがそれぞれタイムリーを放ち、4-1とリードを広げた。

 メジャー再昇格を果たしたばかりのカイル・ハートが二回途中から2番手として登板し、打者11人をパーフェクトに抑える好リリーフ。六回以降はジェレマイア・エストラーダ、ジェイソン・アダム、エイドリアン・モレホン、ロベルト・スアレスと強力リリーフ陣が各1イニングを無失点に抑え、リードを守り抜いた。

 ドジャースに7ゲーム差をつけられながらもワイルドカード圏内を維持しているパドレス。あす復帰するダルビッシュには75球(4~5イニング)前後の球数制限が設けられる見込みだが、チームをさらに勢いづかせるようなピッチングを期待したい。

2025.7.7 13:27 Monday

カブス11得点で完勝 鈴木誠也は25号ソロ含む5打数2安打2打点の活躍

【カブス11-0カージナルス】シカゴ/リグレー・フィールド、7月6日(日本時間7日)

 カブスは同地区ライバル・カージナルスとの3連戦の最終戦に11-0で完勝。3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金を今季最多タイの18とした。カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、三回にタイムリー二塁打、五回に25号ソロを放つ活躍。今季77打点となり、メジャー2位のアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とカル・ローリー(マリナーズ)に3差をつけた。

 高い得点力を誇るカブス打線がカージナルス投手陣に襲いかかった。初回にピート・クロウ=アームストロングのタイムリーで先制すると、二回にカイル・タッカーのタイムリーで2点、三回には鈴木のタイムリー二塁打などで一挙5点を追加。四回にもニコ・ホーナーのタイムリー三塁打などで2点を奪い、早くも2ケタ得点に到達した。

 五回には鈴木が2試合ぶりの一発となる25号ソロ。カージナルスの新人右腕マット・スバンソンがカウント2-1から投じた4球目、真ん中高めの4シームをとらえ、打球速度106.1マイル(約170.8キロ)、飛距離405フィート(約123.4メートル)で右中間スタンドに叩き込んだ。

 カブス先発のマシュー・ボイドは打線の大量援護を受け、五回までに87球を投げて3安打、9三振、1四球、無失点の好投で自己最多に並ぶ9勝目。2番手のジョーダン・ウィックス、3番手のダニエル・パレンシアも無失点でつなぎ、3人の投手による6安打完封リレーを完成させた。

 クロウ=アームストロング、タッカー、ボイドの3人がオールスター・ゲームに選出されたカブスの前半戦は残り6試合。オフを1日挟み、8日(同9日)から敵地でツインズ、ヤンキースとの6連戦がスタートする。

2025.7.7 11:34 Monday

ナショナルズがデーブ・マルティネス監督とマイク・リゾGMの解任を発表

 6日(日本時間7日)、ナショナルズはデーブ・マルティネス監督とマイク・リゾGMの解任を発表した。ジェームス・ウッドとマッケンジー・ゴアを筆頭に、若手の台頭が目立つナショナルズだが、6月は7勝19敗と大苦戦。現在、37勝53敗でナショナル・リーグ東地区の最下位に低迷しており、球団は監督とGMの交代が必要であると判断した。

 マルティネス監督はナショナルズ史上最長の在任期間を誇り、通算500勝(622敗)も球団史上最多。一方、リゾGMはフロントオフィスのトップとして17年目のシーズンを迎えていた。GM補佐のマイク・デバートロが暫定GMに任命され、暫定監督については7日(同8日)中に発表が行われる予定となっている。

 球団オーナーのマーク・D・ラーナーは「我々の家族とワシントン・ナショナルズの球団組織を代表して、マイクとデービーの、球団や街への貢献に対して感謝を申し上げます」とのコメントを発表。「我々の家族は、ワールドシリーズの優勝トロフィーをワシントンD.C.にもたらすという功績も含め、彼らの長年にわたる球団への献身に深く感謝しています。しかし、彼らがこれまでに収めてきた成功に感謝する一方で、現在のフィールド上でのパフォーマンスは、我々やファンが期待していたほどではありませんでした。今は球団にとって極めて重要な時期であり、新たなアプローチとエネルギーこそが、チームを前進させるための最善の道であると信じています」と二人の解任を決断した理由について説明した。

 マルティネス監督とリゾGMは、2019年にナショナルズを球団史上初のワールドシリーズ制覇に導いた。開幕50試合で19勝31敗とスタートダッシュに失敗したものの、それ以降に巻き返し、最終的には第7戦までもつれたワールドシリーズでアストロズを破った。しかし、ナショナルズはそれ以降、ポストシーズン進出を果たすことができていない。

 ナショナルズは2021年から再建をスタートし、マックス・シャーザー、トレイ・ターナー、フアン・ソトといったスター選手とのトレードで球団の将来を担う若手有望株を獲得してきた。その結果、2021年は65勝97敗、2022年は55勝107敗、2023年は71勝91敗、2024年も同じく71勝91敗と負け続けた。

 再建期間中に獲得したCJ・エイブラムス、ゴア、ウッドらが着実に成長し、今季は過去4年間よりも高い期待を背負って迎えたシーズンだったが、今のところ、その成果は勝利という形では表れていない。再建期間を終えようとしているチームを次のステップに進めるべく、監督とGMの交代という決断を下した。

2025.7.7 10:26 Monday

ナショナルズ・小笠原 メジャー初登板は三回途中4失点で負け投手に

【ナショナルズ4-6レッドソックス】ワシントンD.C./ナショナルズ・パーク、7月6日(日本時間7日)

 ようやくメジャー初登板のチャンスが巡ってきた小笠原慎之介(ナショナルズ)だが、絶好の機会をモノにすることはできなかった。初回にピンチを招き、いきなり4失点。二回に17分間の雨天中断があったが、結果的には三回途中7安打4失点、2三振という内容で負け投手となった。チームも4-6で敗戦。本拠地でのレッドソックス3連戦はスイープ負けを喫した。

 初回にメジャーの洗礼を浴びた。先頭打者のネイト・イートンにヒットを許したあと、ロミー・ゴンザレスからメジャー初三振を奪ったが、盗塁を決められて1死二塁のピンチに。ここでロマン・アンソニーのタイムリー、ロブ・レフスナイダーのタイムリー二塁打、トレバー・ストーリーの14号2ランと3連打を浴び、いきなり4点を失った。

 二回先頭のコナー・ウォンを空振り三振に仕留めたあと、セダン・ラファエラに二塁への内野安打を許し、ここで試合は17分間の雨天中断。試合再開後、走者を出しながらもなんとか無失点に抑えていたが、三回2死からエラーとヒットで一、三塁のピンチを招き、降板となった。

 ベテラン右腕のトレバー・ウィリアムスが負傷者リスト入りしたことで巡ってきた先発のチャンスだったが、55球を投げて三回途中7安打4失点とアピールには至らず。チームからの期待に応えることはできなかった。

 ナショナルズは小笠原降板直後の三回に2点を返して反撃を開始。しかし、ラファエラに11号ソロを浴びるなどレッドソックス打線に追加点を奪われ、4-6で敗れた。試合後にはデーブ・マルティネス監督とマイク・リゾGMの解任が発表され、37勝53敗(ナ・リーグ東地区最下位)という状況からの立て直しを目指すことになる。

2025.7.7 09:48 Monday

ドジャース逆転負けでアストロズに3連敗 大谷は2試合ぶりノーヒット

【ドジャース1-5アストロズ】ロサンゼルス/ドジャー・スタジアム、7月6日(日本時間7日)

 ドジャースは二回に新人ドルトン・ラッシングのタイムリー二塁打で先制し、先発エメット・シーアンが5回5安打1失点の好投を見せたものの、ブルペンが踏ん張れず、1-5で逆転負け。本拠地ドジャー・スタジアムで行われたアストロズ3連戦はスイープ負けとなった。大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場したが、4打数ノーヒット1三振。2試合ぶりのノーヒットに終わり、今季の打撃成績は打率.278、OPS.990となっている。

 二回に先制したドジャースだったが、またも強豪アストロズに屈した。先発シーアンは三回無死二、三塁のピンチをホセ・アルトゥーベの犠飛による1点のみに抑え、5回80球を投げて5安打、4三振、1四球、1失点と上々のピッチング。しかし、打線はアストロズ先発のライアン・ガストに6回4安打1失点の好投を許し、六回には2番手のウィル・クラインが二死満塁から押し出し四球で勝ち越し点を与えた。

 八回には4番手のタナー・スコットが捕まり、クリスチャン・ウォーカーの12号ソロ、ヤイナー・ディアスの12号ソロと2者連続アーチを被弾。九回には6番手のアンソニー・バンダもアルトゥーベに16号ソロを浴び、万事休すとなった。

 アストロズがドジャー・スタジアムでのシリーズをスイープするのは2008年以来17年ぶり。初戦に18-1で大勝するなど、メジャー最高勝率を誇るドジャースを相手に3試合合計で29得点、6失点と強さを見せつけた。

2025.7.7 08:49 Monday

オールスターのロースター発表 日本人は大谷、山本、菊池の3人が出場へ

 6日(日本時間7日)、オールスター・ゲームのロースター発表が行われ、MLB機構の推薦により山本由伸(ドジャース)と菊池雄星(エンゼルス)が選出された。山本は自身初、菊池は自身2度目のオールスター・ゲーム選出となる。すでにファン投票で大谷翔平(ドジャース)が出場を決めており、今年のオールスター・ゲームには3人の日本人選手が出場することになった。

 ファン投票の結果は2日(同3日)に発表されていたが、今回は選手間投票とMLB機構の推薦も含め、ロースター全員が発表された。チーム別に見ると、最多はドジャースの5人。通算3000三振を達成したばかりのクレイトン・カーショウはロブ・マンフレッド・コミッショナーの選出による「功労者枠」で自身11度目となるオールスター・ゲーム選出を果たした。

 オールスター・ゲームは15日(同16日)にブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークで行われるが、故障者が発生した場合、MLB機構によって代替選手が選ばれ、ロースターの入れ替えが行われる。また、前半戦の終了間際に先発し、オールスター・ゲームでの登板が不可能である投手もロースターの入れ替えの対象となる。

 打点王争いでメジャートップに立っている鈴木誠也(カブス)は選手間投票でカイル・シュワーバー(フィリーズ)に敗れ、自身初のオールスター・ゲーム選出はならず。原則として各球団から少なくとも1人が選ばれるように調整されるため、すでにファン投票で同僚のピート・クロウ=アームストロングやカイル・タッカーが選出されていたことも影響したとみられる。

 オールスター・ゲームに選出された選手の顔ぶれは以下の通り。

アメリカン・リーグ

◆ファン投票 捕手:カル・ローリー(マリナーズ) 一塁手:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ) 二塁手:グレイバー・トーレス(タイガース) 三塁手:ホセ・ラミレス(ガーディアンズ) 遊撃手:ジェイコブ・ウィルソン(アスレチックス) 外野手:アーロン・ジャッジ(ヤンキース) 外野手:ライリー・グリーン(タイガース) 外野手:ハビアー・バイエズ(タイガース) 指名打者:ライアン・オハーン(オリオールズ)

◆選手間投票 捕手:アレハンドロ・カーク(ブルージェイズ) 一塁手:ジョナサン・アランダ(レイズ) 二塁手:ブランドン・ラウ(レイズ) 三塁手:アレックス・ブレグマン(レッドソックス) 遊撃手:ジェレミー・ペーニャ(アストロズ) 外野手:バイロン・バクストン(ツインズ) 外野手:スティーブン・クワン(ガーディアンズ) 外野手:フリオ・ロドリゲス(マリナーズ) 指名打者:ブレント・ルーカー(アスレチックス) 先発投手:タリック・スクーバル(タイガース) 先発投手:ギャレット・クローシェ(レッドソックス) 先発投手:マックス・フリード(ヤンキース) 先発投手:ハンター・ブラウン(アストロズ) 先発投手:ジェイコブ・デグロム(レンジャーズ) 救援投手:アロルディス・チャップマン(レッドソックス) 救援投手:ジョシュ・ヘイダー(アストロズ) 救援投手:アンドレス・ムニョス(マリナーズ)

◆MLB機構の推薦 内野手:ジャズ・チザムJr.(ヤンキース) 内野手:ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ) 投手:クリス・ブービッチ(ロイヤルズ) 投手:菊池雄星(エンゼルス) 投手:シェーン・スミス(ホワイトソックス) 投手:ブライアン・ウー(マリナーズ)

ナショナル・リーグ

◆ファン投票 捕手:ウィル・スミス(ドジャース) 一塁手:フレディ・フリーマン(ドジャース) 二塁手:ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス) 三塁手:マニー・マチャド(パドレス) 遊撃手:フランシスコ・リンドーア(メッツ) 外野手:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス) 外野手:ピート・クロウ=アームストロング(カブス) 外野手:カイル・タッカー(カブス) 指名打者:大谷翔平(ドジャース)

◆選手間投票 捕手:ハンター・グッドマン(ロッキーズ) 一塁手:ピート・アロンソ(メッツ) 二塁手:ブレンダン・ドノバン(カージナルス) 三塁手:エウヘニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス) 遊撃手:エリー・デラクルーズ(レッズ) 外野手:ジェームス・ウッド(ナショナルズ) 外野手:コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス) 外野手:フェルナンド・タティスJr.(パドレス) 指名打者:カイル・シュワーバー(フィリーズ) 先発投手:ポール・スキーンズ(パイレーツ) 先発投手:ザック・ウィーラー(フィリーズ) 先発投手:クリス・セール(ブレーブス) 先発投手:ローガン・ウェブ(ジャイアンツ) 先発投手:マッケンジー・ゴア(ナショナルズ) 救援投手:ランディ・ロドリゲス(ジャイアンツ) 救援投手:エドウィン・ディアス(メッツ) 救援投手:ジェイソン・アダム(パドレス)

◆MLB機構の推薦 内野手:マット・オルソン(ブレーブス) 外野手:カイル・スタワーズ(マーリンズ) 投手:マシュー・ボイド(カブス) 投手:フレディ・ペラルタ(ブルワーズ) 投手:ロビー・レイ(ジャイアンツ) 投手:山本由伸(ドジャース) 投手:クレイトン・カーショウ(ドジャース)※功労者枠

2025.7.7 08:23 Monday

レンジャーズ・ヒガシオカが猛打で古巣に恩返し 松井は2/3回無失点

【パドレス4-7レンジャーズ】サンディエゴ/ペトコパーク、7月5日(日本時間6日)

 パドレスとレンジャーズによる3連戦の2戦目は、カイル・ヒガシオカの活躍によってレンジャーズが勝利した。ヒガシオカはパドレス先発のスティーブン・コレックから2本塁打を放つ活躍を見せ、7得点のうち5打点を挙げて打線を牽引。さらに捕手としても先発パトリック・コービンから6回2失点の好投を引き出した。また、パドレスの松井裕樹は2番手として登板し、犠牲フライで1点を与えたものの、2/3回を無失点のピッチングを見せた。

 レンジャーズは初回、ジョシュ・スミスの先頭打者本塁打で1点を先制。二回にはパドレスのジェイク・クロネンワースに2ラン本塁打を浴びて逆転を許したが、すかさず三回にヒガシオカの2ラン本塁打でひっくり返した。そして四回、ジョナ・ハイムとヒガシオカのタイムリーによってレンジャーズは5点目の追加点。六回にもヒガシオカの犠牲フライで突き放し、最終的にパドレスを7‐4で破った。

 2023年に世界一を成し遂げたレンジャーズは、ここ数年は強力打線が持ち味のチームだった。しかし、今季は総得点がMLB25位と想定外の貧打に苦しんでいる。きょうヒガシオカが5打点を記録したことで、今季のレンジャーズで1試合4打点以上を記録した初めての打者となった。

 それでもヒガシオカは「打点は必ずチームメイトの出塁によって生まれる」と謙虚に活躍を振り返った。ヒガシオカは今季からレンジャーズに2年契約で加入。その前年はきょうの対戦相手・パドレスに所属しており、キャリアハイの17本塁打を放つ活躍を見せた。それまで堅実な控え捕手として知られる選手だったが、パドレスに所属した1シーズンの間にキャリアを大きく好転させた。

 「驚きはしない」と語ったのは、昨季ヒガシオカを指導したパドレスのマイク・シルト監督。「彼のプレーは見てきた。クラブハウスではとても好かれ、尊敬されている。彼が向こう側にいるのは辛いね。彼がここにいたのはたった1年だったが、本当に良い絆をたくさん築いてくれた。彼は本当に素晴らしい人間であり、素晴らしい選手だ。彼はここで常に良いパフォーマンスを見せてきた。今夜は彼が私たちを苦しめたね」と、今や敵となったものの、ヒガシオカへの賛辞を惜しまなかった。

 昨季、34歳にして打撃開眼したヒガシオカは、今季は負傷の影響で打撃が低迷。負傷前まではOPS.669とまずまずの数字だったが、復帰後はOPS.508と苦しんでいた。レンジャーズのブルース・ボウチー監督によれば、ヒガシオカは復調のために早出の練習に励んでいるとのこと。その姿を知るだけにボウチー監督も「本当に本当に嬉しかった。本当に素晴らしいプレーだった」ときょうの活躍に目を細めた。

 今のレンジャーズにとって、ヒガシオカのような選手の活躍は欠かせない。レンジャーズの課題の一つが、コリー・シーガーら一部の主軸打者への依存。彼らの脇を固められる打者が出てくるか否かが、打線の復調の鍵を握る。きょうはシーガー、そしてマーカス・セミエンという頼れるベテランコンビこそ無安打だったが、それ以外のスタメン7人に安打が飛び出して7得点。若手のワイアット・ラングフォードが復帰したことで打線の層は厚くなり、借金1ながら逆転でのポストシーズン進出も十分に可能な状況だ。

 また、パドレスの松井裕樹は2番手として六回1死一、三塁のピンチに登板。先頭のヒガシオカに犠牲フライを浴びたものの、後続は外野フライに打ち取った。七回も続投したが、先頭のシーガーに四球を与えたところでお役御免。2/3回を投げて自身に失点はつかなかった。今季の防御率は4.81となっている。

2025.7.6 16:05 Sunday

MLB選手名鑑2025

MLB選手名鑑2025

MLB公式オンラインストア

菅野智之 オリオールズグッズ