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  • ランニング本塁打を放った予想外の選手 巨漢・フィルダーら

    2020.5.16 13:25 Saturday

     日本時間5月16日、メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは、予想外の選手が放ったランニング本塁打を特集する記事を公開した。俊足の選手が記録するイメージの強いランニング本塁打だが、外野手や打球の動きによっては、必ずしもそうとは限らない。サイモンの特集記事のなかでも、鈍足の捕手や30本塁打以上を放つようなスラッガーの名前が目立つ。

     最も意外なのは、体重124kgの巨体からメジャー12年間で319本塁打を放ったプリンス・フィルダー(元ブリュワーズなど)だろう。フィルダーは、2007年6月17日のツインズ戦、2008年6月19日のブルージェイズ戦と2年連続でランニング本塁打を記録している。フィルダーは、1本目のランニング本塁打を放った当時、リポーターに対して「人々が思っているよりも少し速く走れるんだよ」と話していた。

     通算414本塁打のエドウィン・エンカーナシオン(ホワイトソックス)もインディアンス時代の2018年4月2日のエンゼルス戦でランニング本塁打を記録している。左翼ポール際へ放った打球がフェンスで跳ね返り、ファウルだと勘違いした左翼手のジャスティン・アップトンはしばらくボールを追わなかった。アップトンは慌ててプレーを再開したものの、時すでに遅し。トップギアまで加速したエンカーナシオンは、一気にダイヤモンドを駆け抜けた。

     通算609本塁打のサミー・ソーサ(元カブスなど)は、キャリア前半は俊足で鳴らす外野手だったが、キャリア唯一のランニング本塁打は長距離砲へ変貌を遂げたあと、2001年10月6日のパイレーツ戦で記録している。この試合はデーゲームで行われており、ソーサが打ち上げたフライを右翼手のロブ・マコビアックが見失った結果のランニング本塁打だった。

     サイモンは、上記3人のほか、ドリュー・ビュテラ(2018年ロイヤルズ)、ジョニー・ペラルタ(2010年インディアンス)、グレッグ・マイヤーズ(2003年ブルージェイズ)、ポール・コナーコ(2000年ホワイトソックス)、ダン・ウィルソン(1998年マリナーズ)、ブッチ・ヘンリー(1992年アストロズ)、ビリー・バックナー(1990年レッドソックス)、ガス・トリアンドス(1957年オリオールズ)、テッド・ウィリアムス(1946年レッドソックス)、スタッフィー・マッキニス(1911年アスレチックス)が放ったランニング本塁打を紹介している。

  • ダルビッシュが4奪三振の力投 開幕投手の最終候補に

    2020.3.12 17:20 Thursday

     日本時間3月12日、パドレスとのオープン戦に先発したダルビッシュ有(カブス)は、3回0/3を投げて被安打4、与四球3と多くのランナーを出したものの、4つの三振を奪うなど、1失点に抑える力投を披露。オープン戦2度目の登板を終え、防御率は3.60となった。試合は3対2でカブスが勝利している。

     ダルビッシュは、1回表先頭の1番トレント・グリシャムにヒットを浴びたものの、2番ジョシュ・ネイラーをセカンドへの併殺打、3番ブライアン・ドージャーを空振り三振に仕留めて無失点。2回表は先頭からの二者連続四球で無死1・2塁のピンチを招いたが、相手の走塁ミスにも助けられて1イニングで3つの四球を与えながらも無失点で切り抜けた。

     3回表は一死から打撃妨害と2番ネイラーのヒットで1・2塁のピンチを招くも、3番ドージャーをライトフライ、4番ウィル・マイヤーズを空振り三振に抑えて無失点。4回表は先頭から二者連続でヒットを許して降板となり、塁上に残した走者が後続の犠飛で生還したため1失点が記録された。多くのランナーを出したものの、速球は常時95~96マイル、最速97マイルを計測し、力強いピッチングが光った。

     この日の試合前、カブスのデービッド・ロス監督は、開幕投手の候補をダルビッシュとカイル・ヘンドリックスの2人に絞ったことを明言。ダルビッシュは「それについては何も言えない。ただ、開幕投手がジョン・レスターではないことにとても驚いた」と指揮官の決断に反応した。ロスが最終的にどちらを選択するか注目だ。

  • ヤンキースの剛腕・コール 4回途中6奪三振の力投

    2020.3.11 12:20 Wednesday

     前回登板でまさかの4本塁打を浴びたゲリット・コール(ヤンキース)だが、日本時間3月11日に行われたブルージェイズとのオープン戦では昨季までのような力強いピッチングが戻ってきた。

     ブルージェイズ戦に先発したコールは、1回表にブラディミール・ゲレーロJr.のタイムリーで1点を失ったものの、2回までに5つの三振を奪うなど、4回途中まで被安打2、奪三振6、無四球、失点1の力投を見せた。昨季、先発投手としてはメジャーで唯一101マイルを計測したコールだが、この日も複数回にわたって100マイルをマークした。

     コールは「前回登板から盛り返すことができてよかったよ。前回登板は残念な結果になってしまったけど、いくつか収穫もあった。前回の失敗も修正することができたし、正しい方向に向かっていると思う」と手応えを感じた様子。アーロン・ブーン監督も「素晴らしかったね。彼は安心してマウンドを任せられる男だよ」とコールの力投を称えた。

     なお、この試合ではブルージェイズの2番手として山口俊が登板。5回裏と6回裏を無失点に抑えたあと、3イニング目となった7回裏二死からカイル・ヒガシオカに3号同点ソロを浴び、3イニングを投げて被安打2(うち被本塁打1)、奪三振2、与四球1、失点1という内容だった。オープン戦の防御率は9.00となっている。

  • 捕手が1プレイで走者2人をタッチアウトにする珍プレイ

    2020.3.10 15:25 Tuesday

     日本時間3月10日に行われたブルージェイズとパイレーツのオープン戦で珍しいプレイが飛び出した。7回裏一死満塁のチャンスでオネイル・クルーズ(パイレーツ)がセンター後方のフェンスを直撃する二塁打を放ったものの、二塁走者のケビン・クレイマーのスタートが遅れ、クレイマーと一塁走者のジェイソン・マーティンがともに捕手のパトリック・キャントウェルにタッチされてアウトになってしまったのだ。

     7回裏のパイレーツは、フィリップス・エバンスが死球、クレイマーがレフトへのヒット、ジェイコブ・ストーリングスが四球でそれぞれ出塁し、無死満塁の大チャンスを迎えた(一塁走者のストーリングに代走マーティンが送られた)。ここで、アンドリュー・スーサックはショートへのインフィールドフライに倒れたものの、続くクルーズの打球は快音を残してセンター後方のフェンスを直撃。少なくとも二者が生還すると誰もが思った。

     しかし、二塁走者のクレイマーがスリップしてスタートが遅れ、一塁走者のマーティンがクレイマーのすぐ後ろを走る形に。センターのチャベス・ヤングからショートのケビン・スミスを経て捕手のキャントウェルへ送られたボールは、クレイマーより先にホームに達し、キャントウェルがクレイマーにタッチして2アウト。さらに、クレイマーのすぐ後ろを走っていたマーティンをキャントウェルが追いかけてタッチし、3アウトとなった。

     パイレーツのデレク・シェルトン監督は、まだオープン戦ということもあり、クレイマーの走塁ミスを責めることはしなかった。その一方で、「マーティンは本当に良いリードを取っていたね。しっかり走っていたからクレイマーに追い付きそうなくらいだった」と代走で出場したマーティンの走塁を称えていた。

  • ツインズ・前田が6奪三振の快投 バルデリ監督も絶賛

    2020.3.9 12:30 Monday

     日本時間3月9日、レッドソックスとのオープン戦に先発した前田健太(ツインズ)は、4イニングを投げて被安打2、奪三振6、無四球、無失点という見事なピッチングを披露。オープン戦3度目の登板を終え、防御率は2.08となった。両軍先発の好投により5回までスコアレスとなった一戦は、後半に打ち合いとなり、レッドソックスが7対6で勝利した。

     前田は、1回裏先頭の1番ケビン・ピラーをファーストフライに打ち取ると、2番ラファエル・デバースを空振り三振、3番J.D.マルティネスをレフトフライに抑えて三者凡退の立ち上がり。2回裏は4番ザンダー・ボガーツを見逃し三振に仕留めたあと、5番ミッチ・モアランドにセンターへのヒットを浴びたが、6番マイケル・チェイビスと7番クリスチャン・バスケスから二者連続で空振り三振を奪い、無失点に抑えた。

     3回裏は、先頭の8番ジャッキー・ブラッドリーJr.にセンターへのヒットを許したが、9番ホゼ・ペラザを1-4-3の併殺打に打ち取り、1番ピラーをサードフライに抑えて無失点。4回裏は、2番デバースと3番マルティネスを二者連続で空振り三振に仕留め、4番ボガーツをレフトフライに打ち取った。4回2安打6奪三振無失点という安定感抜群のピッチングだった。

     前田は「前回登板は球数が多かったけど、今日は効率よく投げることができてよかった」と自身のピッチングを振り返り、手応えを感じた様子。ツインズのロッコ・バルデリ監督は「すべての球種をしっかりコントロールできていて、本当に素晴らしかった。見ていて楽しいピッチングだったよ」と前田の快投を絶賛した。

  • ヤンキース・田中 4回途中1安打4奪三振無失点の快投

    2020.3.9 11:50 Monday

     日本時間3月9日、ブレーブスとのオープン戦に先発した田中将大(ヤンキース)は、4回途中までブレーブス打線を1安打に抑え、奪三振4、無四球、無失点という好投を披露した。ヤンキースは、田中から始まる7人の投手による継投でブレーブス打線をわずか2安打に封じ、1対0で完封勝利。オープン戦3度目の登板を終えた田中の防御率は2.08となっている。

     田中は、1回表先頭の1番ロナルド・アクーニャJr.を空振り三振に仕留めたあと、2番ダンズビー・スワンソンにライトへのヒットを許したものの、3番トラビス・ダーノウをサードゴロに打ち取って二死2塁。ここで4番アダム・デュバルから空振り三振を奪い、初回を無失点で切り抜けた。

     2回表は5番ヨハン・カマルゴをショートゴロ、6番アデイニー・エチャバリアをサードゴロ、7番ヨンダー・アロンゾをショートゴロに打ち取り、内野ゴロ3つで三者凡退。3回表は8番ピーター・オブライエンをライトフライ、9番ラファエル・オルテガをファーストゴロに打ち取り、1番アクーニャJr.から2打席連続となる空振り三振を奪って2イニング連続で三者凡退に抑えた。

     4回表は2番スワンソンをレフトライナーに打ち取り、3番ダーノウを見逃し三振に仕留めたところで予定の球数に達したため降板。4回途中まで許した走者は安打による1人だけで、4つの三振を奪う安定感抜群のピッチングだった。試合は6回裏にヤンキースがクリス・アイアネッタのタイムリーで先制。この1点を守り抜き、1対0で勝利した。

  • ドジャース・プライス 3回7奪三振無失点の快投!

    2020.3.8 11:35 Sunday

     日本時間3月8日、ロッキーズとのオープン戦に先発したデービッド・プライス(ドジャース)が3イニングを投げて被安打0、奪三振7、与四球1、失点0という素晴らしいピッチングを披露した。ドジャースは、初回に5点を先制するなど、2回までに大量7点を奪い、7対1で快勝。快投を見せたプライスにはドジャース移籍後初勝利(1勝1敗)が記録された。

     プライスは、1回表先頭の1番ギャレット・ハンプソンと2番チャーリー・ブラックモンを二者連続で空振り三振に仕留めたあと、3番ノーラン・アレナードに四球を与えたが、4番エリアス・ディアスをショートゴロに打ち取り、上々の立ち上がり。味方打線が5点を先制した直後の2回表は、5番ライメル・タピアを見逃し三振、6番ジョシュ・フエンテスをセンターフライ、7番トニー・ウォルターズを空振り三振に抑えた。

     味方打線がさらに2点を追加し、リードが7点に広がった直後の3回表は、8番アラン・トレージョを空振り三振、9番エリック・スタメッツと1番ハンプソンを見逃し三振に仕留め、前のイニングから圧巻の四者連続三振。ロッキーズ打線にヒットを許さず、出した走者も与四球の1人だけというほぼ完璧なピッチングで予定された3イニングを投げ切った。

     ドジャース打線は、ロッキーズ先発のウバルド・ヒメネスに猛攻を浴びせ、初回にマット・ビーティの押し出し死球、ザック・レックスの2点タイムリーなどで一挙5点を先制。2回裏にもマックス・マンシーの2号ソロとビーティのタイムリー三塁打で2点を追加した。ロッキーズは6回表にアレナードの4号ソロで1点を返すのが精一杯だった。

  • エンゼルス・トラウトが1号逆転3ラン 大谷ノーヒット

    2020.3.7 12:05 Saturday

     日本時間3月7日、マイク・トラウト(エンゼルス)に2020年オープン戦初アーチが飛び出した。トラウトはロイヤルズ戦の3回裏無死1・3塁で迎えた第2打席で右腕ホルヘ・ロペスから左中間スタンド最深部への1号逆転3ランを放った。なお、試合は4対4の引き分けで終了している。

     オープン戦で16打席連続ノーアーチが続いていたトラウトだが、2020年の初アーチは打った瞬間にそれとわかる文句なしの一発だった。トラウトは今日の試合も含め、ここまでオープン戦7試合に出場して打率.333、OPS.978をマーク。順調な仕上がりを見せている。

     アメリカン・リーグMVP3度、オールスター・ゲーム選出8度という輝かしい実績を誇るトラウトは、毎年オープン戦で50打席ほどプレイしてからレギュラーシーズンに突入している。ちなみに、オープン戦通算175試合での成績は打率.352(443打数156安打)、30二塁打、26本塁打、99打点となっている。

     なお、この試合に「四番・指名打者」でスタメン出場した大谷翔平(エンゼルス)は四球、見逃し三振、セカンドゴロで2打数ノーヒット。オープン戦の成績は打率.083、OPS.350となった。また、アスレチックス戦に「一番・センター」でスタメン出場した秋山翔吾(レッズ)はセンターフライ、ショートへの内野安打、レフトへのヒットで3打数2安打。初のマルチ安打を記録し、オープン戦の成績は打率.300、OPS.633となっている。

  • デメリット&カブレラが剛腕コールから2度の二者連発!

    2020.3.6 17:35 Friday

     タイガースは、日本時間3月6日に行われたヤンキースとのオープン戦で、二番打者トラビス・デメリットと三番打者ミゲル・カブレラが「史上最高額右腕」ゲリット・コールから2イニング連続で二者連続アーチを放ち、チームを勝利に導いた。

     1回裏先頭のビクトル・レイエスが二塁打を放ってチャンスを作ったタイガースは、続くデメリットがレフトスタンドへライナーで飛び込む3号2ランを放って先制。続くカブレラも左中間へ2号ソロを叩き込み、二者連続アーチとなった。

     2回裏二死1塁の場面で第2打席を迎えたデメリットは、今度はセンターへ高々と舞い上がる4号2ランを放ち、カブレラも同じくセンターへの3号ソロを放って2イニング連続の二者連発。9年3億2400万ドルという超大型契約でヤンキースに加入したコールから2人で4本塁打を放ち、大量6点を奪った。

     試合は、6点を先行したタイガースが一時ヤンキースに逆転を許したものの、試合中盤以降に打線が奮起し、15対11で勝利した。タイガースのロン・ガーデンハイアー監督は、カブレラの1本目の本塁打について「この球場で見た本塁打のなかで一番飛んだんじゃないかな。本当に遠くまで飛んでいったね」と驚いた様子でコメント。「彼は状態が良さそうに見えるね。良い調子なんじゃないかな。この調子をキープしてもらいたい」と元三冠王のスラッガーの完全復活に期待を寄せた。

  • ドジャース・ベリンジャーに待望のオープン戦初アーチ!

    2020.3.6 16:30 Friday

     昨季ナショナル・リーグMVPに輝いたコディ・ベリンジャー(ドジャース)は、背中の張りにより2試合を欠場していたが、日本時間3月6日に行われたアスレチックスとのオープン戦で2020年の初アーチが飛び出した。

     日本時間3月3日の試合を欠場した際、ゴルフで背中を痛めた可能性が取り沙汰されたベリンジャーだが、ベリンジャー自身はこの報道を明確に否定。2試合の欠場を経て、「二番・センター」でラインナップに復帰し、6回表の第3打席でアスレチックス3番手のホアキム・ソリアが投じた内角低めへの速球をとらえてセンター右へ1号ソロを叩き込んだ。

     メジャー3年目のシーズンとなった昨季、ベリンジャーは156試合に出場して打率.305、47本塁打、115打点、15盗塁、OPS1.035の好成績をマークし、クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)らとの争いを制してナショナル・リーグMVPを受賞。今季はここまでオープン戦6試合に出場して打率.313、2二塁打、1本塁打、4打点、OPS.978と順調な仕上がりを見せている。

     6回表にベリンジャーのソロ本塁打で1点差に詰め寄ったドジャースだが、その裏に5番手のディラン・フローロが3点を失い、そのまま1対5で試合終了。ドジャース先発のウォーカー・ビューラーは、初回にマット・チャップマンに先制の2号ソロを浴びるなど、2回1/3を投げて被安打3、奪三振2、与四球2、失点2という内容で敗戦投手となった。

  • フィリーズ・ハーパー 場外弾含む2本塁打4打点の活躍

    2020.3.5 13:50 Thursday

     球界を代表するスター選手の1人であるブライス・ハーパー(フィリーズ)が、日本時間3月5日に行われたパイレーツとのオープン戦で2本塁打を放つ活躍を見せた。フィリーズはハーパーの活躍もあり、9対7で勝利している。

     パイレーツ戦に「三番・ライト」でスタメン出場したハーパーは、1点を先制した直後の1回裏無死1塁の場面で打席に入ると、パイレーツ先発のヘクター・ノエシからライトスタンド後方の場外へ消える特大の1号2ラン。2回裏の第2打席はセカンドゴロに倒れたが、4回裏二死3塁で迎えた第3打席ではパイレーツ3番手のヤクセル・リオスから左中間へ2号2ランを叩き込んだ。

     フィリーズは、リードオフマンを務める予定だったアンドリュー・マカッチェンが開幕に間に合わない見込みとなっており、ジョー・ジラルディ監督はJ.T.リアルミュートを一番、ハーパーを二番で起用することを検討しているという。この試合ではリアルミュートが一番、ハーパーが三番に入り、ともに本塁打を放ったが、この2人が一番と二番に並べば、相手の先発投手にとっては立ち上がりから全く気を抜くことのできない脅威の打線となる。

     ハーパーは「チームとして、僕たちは前進し続けなければならないし、より良いチームになっていかなければならない。口にするだけじゃなくて、自分も含めて、実際に良くなっていかないといけないんだ」と今季への意気込みを口にした。フィリーズ移籍2年目を迎えるハーパーが今季どのような活躍を見せてくれるか注目だ。

  • カージナルスの二遊間コンビが見事な併殺を完成!

    2020.3.4 17:25 Wednesday

     昨季のカージナルスはメジャー最高クラスの守備力を武器に4年ぶりの地区優勝を成し遂げたが、その中心となっていたのがコルテン・ウォンとポール・デヨングの二遊間コンビだ。日本時間3月4日に行われたアストロズのオープン戦では、その二遊間コンビが見事な併殺を完成させ、球場を大いに沸かせた。MLB公式サイトでカージナルスの番記者を務めるアンネ・ロジャースは、この併殺を「今春のベストプレイ」と伝えている。

     二塁ウォンと遊撃デヨングによる見事な併殺は、試合開始直後の1回表一死1塁の場面で飛び出した。アストロズの3番打者、アレックス・ブレグマンがカージナルス先発のダコタ・ハドソンからセンター返しでヒット性の打球を放ったものの、ウォンがこれを二塁ベースよりもレフト側までダイビングして捕球し、素早くデヨングへグラブトス。捕球したデヨングは流れるような動作で一塁ポール・ゴールドシュミットへ送球し、「4-6-3」の併殺が完成した。

     同僚のアレックス・レイエスは「あのプレイこそが、彼が昨季ゴールドグラブ賞を受賞した理由だよ」と語り、ウォンの好プレイを絶賛。マイク・シルト監督も「私はもう一度あのプレイを見たいよ。それくらい素晴らしいプレイだった」と二遊間コンビによる好プレイを称えた。

     ウォンは直近2シーズンで急激に守備力を向上させており、2018年に守備防御点+16、昨季は+19をマーク。デヨングも2018年に+12、昨季はなんと+26を記録した。捕手のヤディアー・モリーナ、中堅手のハリソン・ベイダーもハイレベルな守備力を誇っており、強固なセンターラインは今季もカージナルスの大きな武器となるだろう。

  • サイン盗み対策? バウアーが球種を打者に伝えて投球

    2020.3.3 12:40 Tuesday

     サイン盗み問題に揺れる球界に、「クセ者」として知られるトレバー・バウアー(レッズ)が一石を投じた。サインを盗まれるのを防ぐためには、投げるボールの球種を相手打者に伝えてしまえばいい、というのだ。

     日本時間3月3日、ドジャースとのオープン戦に4回表から3番手として登板したバウアーは、4回表の先頭打者マット・ビーティと対戦する際に、あたかもブルペンでのウォーミングアップ中であるかのように、グラブで捕手に球種を伝える伝統的なやり方でビーティに球種を伝えてから投球。ビーティをセンターフライに打ち取った。バウアーは3イニングを投げて被安打2、奪三振2、無四球、無失点という見事なピッチングを見せ、オープン戦2度目の登板を終えた。

     バウアーが打者に球種を伝えていることに気付いたテレビリポーターのジム・デイは、この件についてバウアーのチームメイトであるデレク・ディートリックに質問。ディートリックは「今オフ、野球の情報を追っている人なら誰でも、サイン盗みに関して少なからず関心があるだろう。トレバーはサイン盗みが好きじゃないんだ。だから彼は今季、新しく何かを始めようとしている。『これを投げるぞ。打ってみろ』って感じなんだろうね」と語った。

     この試合ではそのやり方が上手くいき、4回からの3イニングを無失点に抑えることができたものの、もちろん、常にこのスタイルで投げ続けるわけにはいかないだろう。それでもディートリックは「トレバーはいつもクレイジーなことをしてくれる。僕たちはそれを楽しんでいるんだ」と楽しそうに話していた。

  • 【WS第7戦】逆転勝利のナショナルズが初のWS制覇!

    2019.10.31 12:50 Thursday

    【ナショナルズ6-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     両軍3勝ずつで迎えたワールドシリーズ第7戦は、アストロズが2点をリードして迎えた7回表にナショナルズが2本のアーチで3点を奪い、逆転に成功。その後も追加点を奪い、6対2でアストロズを破って球団史上初となるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。第5戦の先発を回避したマックス・シャーザーが5回103球2失点の力投を見せたナショナルズは、2番手のパトリック・コービンが3回無失点の好リリーフで勝利投手(1勝1敗)となり、最終回を3番手のダニエル・ハドソンが締めくくった。一方、アストロズは先発のザック・グレインキーが7回途中2失点の好投を見せたものの、2番手のウィル・ハリスが痛恨の一発を浴びて敗戦投手(0勝1敗)となり、2年ぶりのワールドシリーズ制覇はならなかった。

     2回裏にユリ・グリエルのソロ本塁打でアストロズに先制を許し、5回裏にはカルロス・コレアのタイムリーでリードを2点に広げられたナショナルズは、7回表にアンソニー・レンドンのソロ本塁打で反撃を開始。続くフアン・ソトが四球を選んでグレインキーを降板に追いやり、2番手のハリスからハウィー・ケンドリックが右翼ポール直撃の2ラン本塁打を放って逆転に成功した。8回表には3番手のロベルト・オスーナを攻め、二死二塁からソトがライトへのタイムリーを放って貴重な4点目。9回表には6番手のホゼ・ウルキディからアダム・イートンがタイムリーを放ってさらに2点を追加し、全7試合でビジターチームが勝利という史上初の「外弁慶シリーズ」を制して2019年シーズンのチャンピオンに輝いた。

  • 【WS第6戦】ストラスバーグ快投 ナショナルズ逆王手

    2019.10.30 12:46 Wednesday

    【ナショナルズ7-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アストロズが3勝、ナショナルズが2勝で迎えたワールドシリーズ第6戦は、スティーブン・ストラスバーグの快投によりナショナルズが7対2で勝利。初戦からビジターチームが6連勝となり、ナショナルズは球団史上初のワールドシリーズ制覇に「逆王手」をかけた。ストラスバーグは初回に2点を失って逆転を許したものの、その後は9回途中まで無失点に抑え、今シリーズ2勝目(0敗)をマーク。打線も中盤以降、効果的に追加点を奪い、ストラスバーグを援護した。一方、アストロズ先発のジャスティン・バーランダーは5回3失点で敗戦投手(0勝2敗)に。またしてもワールドシリーズでの初勝利を手にすることはできなかった。

     1回表にアンソニー・レンドンのタイムリーで先制したナショナルズは、その裏にホゼ・アルトゥーベの犠牲フライとアレックス・ブレグマンのソロ本塁打で逆転を許したが、5回表にアダム・イートンとフアン・ソトのソロ本塁打2発で逆転に成功。7回表には守備妨害の判定に対してデーブ・マルティネス監督が猛抗議し、退場を宣告される一幕もあったものの、レンドンが2ラン本塁打を放ち、リードを3点に広げた。さらに9回表には、二死から一・二塁のチャンスを作ってレンドンのタイムリー二塁打でさらに2点を追加。レンドンは3安打5打点の大活躍を見せ、投げてはストラスバーグが9回途中2失点の快投でチームを勝利に導いた。

     明日の第7戦ではマックス・シャーザー(ナショナルズ)とザック・グレインキー(アストロズ)の先発が予想されている(記事執筆時点で未発表)。いよいよ2019年シーズンのチャンピオンが決定する。

  • 【WS第5戦】アストロズ3連勝 WS制覇に王手!

    2019.10.28 12:28 Monday

    【アストロズ7-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     両軍2勝ずつで迎えたワールドシリーズ第5戦は、3本塁打などで効果的に得点を奪ったアストロズが7対1で快勝。本拠地で2連敗したあと、敵地ナショナルズ・パークでの3連戦を3連勝で終え、2年ぶりのワールドシリーズ制覇に王手をかけた。ナショナルズは先発予定だったマックス・シャーザーがコンディション不良により登板を回避するアクシデントがあり、代わって先発したジョー・ロスが2本の2ラン本塁打を浴びて5回5安打4失点。7回裏にフアン・ソトのソロ本塁打で3点差に詰め寄るも、リリーフ陣が終盤に失点を重ねた。アストロズ先発のゲリット・コールは、7回3安打1失点の快投で第1戦のリベンジを果たし、ワールドシリーズ初勝利(1勝1敗)をマーク。ロスが敗戦投手(0勝1敗)となった。

     2回表にヨルダン・アルバレスの2ラン本塁打で先制したアストロズは、4回表に今度はカルロス・コレアが2ラン本塁打を放ち、4点をリード。コールは2回裏無死一・三塁のピンチを空振り三振と併殺打で無失点に抑えるなど、6回までナショナルズ打線を零封し、7回裏のソトのソロ本塁打による1失点のみに抑えた。8回表にはジョージ・スプリンガーの二塁打をきっかけに二死一・三塁のチャンスを作ってユリ・グリエルのタイムリーでリードを再び4点に広げ、9回表にはスプリンガーがトドメの2ラン本塁打。コールのあとは、8回裏をジョー・スミス、9回裏をライアン・プレスリーが無失点に抑え、7対1の快勝となった。

     移動日を1日挟み、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われる第6戦でアストロズが勝利すれば、2年ぶりのワールドシリーズ制覇が決定。両軍の先発はジャスティン・バーランダー(アストロズ)とスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)が予定されている。

  • 【WS第4戦】ブレグマン満塁弾 アストロズがタイに

    2019.10.27 12:58 Sunday

    【アストロズ8-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズが2勝、アストロズが1勝で迎えたワールドシリーズ第4戦は、初回に2点を先制したアストロズが主導権を握る展開となった。4回表にロビンソン・チリーノスの2ラン本塁打でリードを4点に広げたアストロズは、先発の新人ホゼ・ウルキディが5回2安打無失点の好投。6回裏にリリーフ陣が満塁のピンチを招き、1点を失ったものの、7回表にアレックス・ブレグマンが満塁本塁打を放ち、試合を決めた。連勝で対戦成績を2勝2敗のタイとしたアストロズは、ウルキディがワールドシリーズ初勝利をマーク。一方、ナショナルズ先発のパトリック・コービンは、6回7安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

     初回のアストロズは、一死からホゼ・アルトゥーベ、マイケル・ブラントリー、ブレグマン、ユリ・グリエルの4連打で2点を先制。ウルキディが好投を続けるなか、4回表には女房役のチリーノスが貴重な追加点となる2ラン本塁打をレフトスタンドへ叩き込んだ。6回裏一死満塁のピンチは、3番手のウィル・ハリスが最少失点で凌ぎ、直後の7回表にブレグマンが左翼ポール際への満塁弾。この時点で7点リードとなり、アストロズの勝利が決定的となった。その後はアストロズのリリーフ陣がナショナルズの反撃を封じて8対1のまま試合終了。ゲリット・コールとマックス・シャーザーの投げ合いとなる第5戦で勝利したチームが、ワールドシリーズ制覇に王手をかける。

  • 【WS第3戦】小刻みに加点したアストロズが初勝利!

    2019.10.26 13:10 Saturday

    【アストロズ4-1ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     アストロズとナショナルズによるワールドシリーズは、第3戦から舞台をナショナルズ・パークへ移し、首都ワシントンD.C.でワールドシリーズの試合が行われるのは、1933年以来86年ぶりとなった。アストロズがザック・グレインキー、ナショナルズがアニバル・サンチェスの先発で始まった一戦は、アストロズが2回表と3回表に1点ずつを奪い、4回裏に1点を返されたものの、5回表と6回表にも1点ずつを追加。小刻みに得点して主導権を握り、6投手による継投でナショナルズの攻撃を1点に抑え、4対1で勝利して対戦成績を1勝2敗とした。グレインキーが5回途中7安打1失点で降板したアストロズは、2番手のジョシュ・ジェームスが勝利投手(1勝0敗)となり、6番手のロベルト・オスーナがセーブを記録。一方、ナショナルズ先発のサンチェスは、6回途中10安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

     2回表一死二塁からジョシュ・レディックのタイムリーで先制したアストロズは、3回表無死三塁のチャンスでマイケル・ブラントリーがタイムリー内野安打を放ち、1点を追加。4回裏にビクトル・ロブレスのタイムリー三塁打で1点を返されたが、5回表一死二塁からブラントリーが2打席連続となるタイムリーを放ち、6回表にはロビンソン・チリーノスのソロ本塁打でリードを3点に広げた。そのあとの二死満塁のチャンスでアレックス・ブレグマンがショートゴロに倒れるなど、その後は追加点を奪えなかったものの、リリーフ陣がナショナルズの反撃をシャットアウトして4対1で逃げ切り。本拠地でまさかの連敗スタートとなったアストロズだが、2年ぶりのワールドシリーズ制覇に向けて、まずは1勝を手にした。

  • 【WS第2戦】7回表一挙6得点 ナショナルズ敵地で連勝

    2019.10.24 13:10 Thursday

    【ナショナルズ12-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     ナショナルズがスティーブン・ストラスバーグ、アストロズがジャスティン・バーランダーと両リーグの最多勝投手による投げ合いとなったワールドシリーズ第2戦は、初回に2点ずつを取り合ったものの、両投手の力投により2対2の同点のまま終盤に突入。7回表にナショナルズがカート・スズキのソロ本塁打で勝ち越しに成功すると、その後はアストロズのリリーフ陣に猛攻を浴びせ、7回表に大量6点、8回表に3点、9回表にも1点を追加し、終わってみれば12対3の大勝となった。敵地で連勝となったナショナルズは、先発のストラスバーグが6回7安打2失点の力投で勝利投手(1勝0敗)に。一方、アストロズ先発のバーランダーは7回途中7安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

     1回表にナショナルズがアンソニー・レンドンの2点タイムリー二塁打で先制し、その裏にアストロズはアレックス・ブレグマンが同点の2ラン本塁打。試合はそのまま7回表に突入したが、ナショナルズがスズキの一発で勝ち越しに成功すると、一死二・三塁からアストロズは今季初の敬遠で満塁策をとった。しかし、ナショナルズはハウィー・ケンドリックとアズドゥルバル・カブレラの連続タイムリーで3点を追加し、さらにライアン・ジマーマンのボテボテの内野安打が三塁ブレグマンの悪送球を誘って一挙6得点のビッグイニングに。8回表にアダム・イートンの2ラン本塁打とカブレラのタイムリーで3点、9回表にマイケル・A・テイラーのソロ本塁打で1点を追加し、12対3で大勝した。アストロズはバーランダーが史上初となるポストシーズン通算200奪三振を達成するなど力投したが、リリーフ陣が大誤算。移動日を1日挟み、戦いの舞台は第3戦からナショナルズ・パークへ移される。

  • 【WS第1戦】ナショナルズがコールを攻略 初戦を制す

    2019.10.23 12:55 Wednesday

    【ナショナルズ5-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     日本時間10月23日、ア・リーグ王者のアストロズとナ・リーグ王者のナショナルズによる2019年のワールドシリーズが開幕し、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで第1戦が行われた。アストロズがゲリット・コール、ナショナルズがマックス・シャーザーの先発で始まった一戦は、初回にアストロズが2点を先制したものの、ナショナルズがコールを攻略して5点を奪い、逆転に成功。リリーフ陣がアストロズの反撃を2点に抑え、5対4で逃げ切って初戦を制した。アストロズの強力打線を相手に5回112球2失点の力投を見せたシャーザーが勝利投手(1勝0敗)となり、5番手のショーン・ドゥーリトルがセーブを記録。一方、5月から無敗が続いていたコールは7回5失点で5ヶ月ぶりの黒星(0勝1敗)を喫した。

     初回にユリ・グリエルのタイムリー二塁打で2点を先制されたナショナルズは、2回表にライアン・ジマーマンのソロ本塁打で1点を返し、4回表にはフアン・ソトが同点のソロ本塁打。20歳362日での一発は、ワールドシリーズ史上4番目の若さとなった。続く5回表には一死一・三塁からアダム・イートンのタイムリーで勝ち越しに成功し、さらに二死一・三塁からソトのタイムリー二塁打で2点を追加。7回裏に3番手のタナー・レイニーがジョージ・スプリンガーにワールドシリーズ5戦連発となるソロ本塁打を浴び、8回裏には4番手のダニエル・ハドソンがスプリンガーのタイムリー二塁打で1点差に詰め寄られたものの、8回裏二死二塁の場面で登板した5番手のドゥーリトルが打者4人をパーフェクトに抑えて1点差で逃げ切った。ソトは4回表の同点弾を含む4打数3安打3打点1盗塁の大活躍。アストロズは先発のコールが誤算だった。

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