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  • フレディ・フリーマンの2022年シーズンの活躍を振り返る

    2023.1.30 15:15 Monday

     新天地ドジャースでも流石のパフォーマンスを見せたフレディ・フリーマン。

     得点、安打、二塁打、出塁率でナ・リーグトップの成績を残した2022年シーズンを振り返りましょう!

  • 【バットフリップ 総集編】ゲームを決めるひと振りで打者の感情が爆発する!

    2023.1.30 15:08 Monday

     ゲームの勝敗を決める緊迫した状況で、最高の打球が放たれた瞬間、スタジアムの興奮はマックスとなる。ひと振りを放った打者も感情が爆発し、バットを放り投げる。昨季「ベースボールの華」と言われる「バットフリップ」がキマった瞬間を振り返る。

     球史に残るバットフリップが、2015年の地区シリーズで生まれたブルージェイズのホセ・バティースタの「The Bat Flip」だ。

     レンジャーズの2勝からブルージェイズの2連勝で決着は第5戦に。2対3から7回にブルージェイズが追いつき、直後にバティースタが左中間スタンドに豪快なアーチを放った瞬間、伝説のシーンが生まれた。その動画の視聴は現在400万回を超えている。

     そんなバットフリップは昨季も多く生まれており、MLB公式サイトでは「BEST BAT FLIPS OF 2022」と題してベスト40の動画を発表。そのなかからトップ5を紹介しよう。

     5位は昨年末にマーリンズ移籍が決まったジーン・セグラ。9月6日のマーリンズ戦の9回裏、2対2の同点の場面で一死1・3塁から放ったサヨナラタイムリー。

     4位はメッツのマーク・キャナ。7回に同点3ランを放ったキャナが1点リードされて迎えた9回に放った逆転2ラン。これが決勝点となった。

     3位はマリナーズのカル・ローリー。この試合に勝てば21年ぶりのポストシーズン進出が決まる9月30日のアスレチックス戦。1対1の9回、二死走者なしの場面で代打のローリーがライトスタンドに放ったサヨナラアーチ。

     2位はアストロズのヨーダン・アルバレス。マリナーズとの地区シリーズ第1戦、5対7とリードされた9回裏二死1・2塁からの逆転サヨナラ3ラン。

     

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     そして1位はフィリーズのリーズ・ホスキンス。ブレーブスとの地区シリーズ第3戦、3回に放った3ラン。「バット投げ」というより「バット叩きつけ」というべきシーンが2022年シーズンの1位に選ばれた。

     ちなみに、15位に選ばれたのはエンゼルスの大谷翔平。4月15日のレンジャーズ戦、ジャッキー・ロビンソン・デーでシーズン1号を先頭打者弾で飾り、5回に放ったこの日2本目のアーチが選ばれた。控えめなフリップが大谷らしい。

     今季はどんなバットフリップが見られるか。そして、大谷のバットフリップにも注目しよう。

  • 【22年最も泣けたシーン②】苦節11年目のメジャー昇格を母親に涙の報告

    2023.1.30 14:52 Monday

     2012年ドラフト35巡目(全体1065位)でのプロ入りから11年。31歳でメジャーデビューを飾ったロッキーズのウィントン・バーナードが、メジャー昇格をいち早く伝えたのは母親だった。涙ながらに電話で報告するバーナードのSNS動画が全米に感動を呼んだ。

     パドレスに入団後、4球団を渡り歩き、独立リーグでもプレーしたバーナードが、メジャー昇格が決まった朝に母親のジャネットさんに電話で報告する動画をロッキーズが公式ツイッターで発表すると、視聴回数は12万回を超えた。

     涙ながらに「ママ、僕はメジャーに行きます」と伝えると、母親も「まあ、頑張ったね。あなたはそれに値する」と涙を流して喜んだ。

     バーナードの約束は、その日に守られ、クアーズ・フィールドで行われたダイヤモンドバックス戦に8番センターでスタメン出場した。7回の3打席目はサードゴロで判定はアウトも、リプレイ検証でセーフとなり、記念すべきメジャー初安打をマーク。さらには、自慢の脚力で初盗塁、そしてホセ・イグレシアスの犠牲フライで初得点も記録した。

    「2年前は独立リーグでプレーしながら、好機が訪れることを毎晩祈っていた」と試合後に語ったバーナード。

     バットのノブには母親と、そして亡くなった父親との写真が貼られているのをロッキーズのレポーターがツイッターで投稿。まさに家族とともにメジャーリーガーの夢をかなえた。

     MLBでは12試合に出場し、打率.286、3打点を記録。9月末には再度マイナー降格となったが、その後もマイナーで活躍し、打率.333で首位打者、チームのMVPにも選ばれた。

     シーズン終了後FAとなり、また新たな活躍の場を探すことになったが、バーナードの情熱はとどまることはない。再びメジャーの舞台に戻ってくる日がきっと来るだろう。そのときも家族で喜ぶシーンがまた見られることを期待したい。

  • 【エグい魔球使い 総集編】今シーズン最もエグイ魔球を再チェック!

    2023.1.26 17:23 Thursday

     ありえない独特の軌道を描く投球で打者を翻弄する魔球使い。メジャーリーグ公式サイトでは、そんな「エグい魔球使い」の投手を紹介している。今季はどんな魔球が見られるのか。その予習の意味も込めて、昨季のおもな魔球を一気に紹介しよう。

     リーグ2位の奪三振(227)、同じく2位の防御率(2.20)でサイ・ヤング賞投票では2位。「先発14試合連続自責点1以下」のメジャー最長記録を樹立したホワイトソックスのディラン・シース。特徴的な口ひげを蓄えた不敵な面構えで奪三振の山を築いたナックルカーブはまさにエグい魔球だった。

     14勝を挙げ、リーグ2位の防御率(2.28)、奪三振(207)、投球イニングはリーグ1位の228.1回を投げ、満票でサイ・ヤング賞を受賞したマーリンズのエース、サンディ・アルカンタラも圧巻の投球を披露した。

     前年までシーズン4勝が最多だったドジャースのトニー・ゴンソリンは16勝1敗と大ブレイク。リーグ最速となる10勝を無傷で達成するなど、まさに無双状態だったゴンソリンの最大の武器が鋭く落ちるスプリッターだ。

     38歳で迎えた今季も進化を続けたブレーブスのチャーリー・モートン。平均81.1マイル(約130.5キロ)の決め球・カーブを打者は分かっていても打てなかった。

     最後は、自己最多の14勝をマークし、日本人投手4人目となるシーズン200奪三振(リーグ3位の219)も達成したエンゼルスの大谷翔平。規定投球回に到達し、リーグ4位の防御率2.33を記録した。縦と横、2種類のスライダーを軸に組み立てる圧巻の投球で演じた「SHOWTIME」で、昨季も全米を沸かせた。

  • 【22年最も泣けたシーン➀】癌と闘う少女に捧げた「奇跡のアーチ」

    2023.1.26 12:43 Thursday

     現地時間4月13日。癌と闘う8歳の少女が始球式を行い、その投球を受けた外野手が試合で自己最長のアーチを放った。あのときの少女が、ドレスを着て授賞式に登場。「奇跡のアーチ」を放った選手と2人でスポーツ界最高の賞を受賞した。

     癌と勇敢に戦う彼女を、友人や家族は「プリンセス・ウォリアー」と呼び、この日のユニフォームの背中にも「ウォリアー」の文字が並ぶ。投球を受けたのが、彼女が大好きなブレット・フィリップス。2021年ワールドシリーズ第4戦の殊勲打を放ったあとの「飛行機ポーズ」からファンになったという。

     その試合の3回、クローイちゃんがスタンドでインタビューを受けていたとき、フィリップスが自身最長となる特大アーチを放った。試合直前にクローイちゃんからもらったリストバンドをつけて放った「奇跡のアーチ」。

     

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     試合後、フィリップスは涙目になりながら「クローイ、君が僕に頑張る力を与えてくれた。今日放ったホームランは野球人生で一番強く、一番遠く放った一球だったかもしれない。あれは君のためのホームランだよ」とコメント。この感動のストーリーが全米に感動を与えた。

     試合後も2人の友情は続き、フィリップスは彼女のベッドサイドにいた。そして、12月21日、フィリップスとクローイはスポーツ界で感動を与えた選手に贈られる最高の賞、殿堂入りのレジェンド、スタン・ミュージアルの名にちなんだ「ミュージアル・アウォード」を受賞。

     9歳になったクローイちゃんがドレスを着て、元気な姿でフィリップスとともに登場すると、会場は大きな歓声に包まれた。

  • アストロズ5年ぶり2度目の世界一 アルバレス値千金の逆転3ラン

    2022.11.6 12:17 Sunday

    ワールドシリーズ第6戦【フィリーズ1-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     3勝2敗と世界一に王手をかけているアストロズは、1点を先制された直後の6回裏にヨーダン・アルバレスの3ランで逆転に成功。4対1でフィリーズを破り、対戦成績を4勝2敗として2017年以来5年ぶり、球団史上2度目のワールドシリーズ制覇を決めた。アストロズのダスティ・ベイカー監督は、監督としては自身初の世界一。フランバー・バルデスが勝利投手、ザック・ウィーラーが敗戦投手となり、ライアン・プレスリーがセーブを挙げた。

     フィリーズがウィーラー、アストロズがバルデス、両者とも中6日で第2戦と同じ顔合わせとなった一戦は、双方の好投により5回を終わって両軍無得点。6回表先頭のカイル・シュワーバーがライトへソロ本塁打を叩き込み、フィリーズが均衡を破った。フィリーズはシュワーバー、リース・ホスキンス、ブライス・ハーパーが今年のポストシーズンで6本塁打を放ち、「3人が6本塁打以上」は史上初の快挙となった。

     しかし、フィリーズの優位は長く続かなかった。直後の6回裏にアストロズは一死1塁からジェレミー・ペーニャがセンター前ヒットを放ち、一死1・3塁とチャンス拡大。フィリーズは好投を続けていたウィーラーに代えて2番手ホセ・アルバラードを投入したが、左腕を苦にしないアルバレスがセンターへ特大の3ランを放ち、ひと振りで試合をひっくり返した。

     アストロズはさらに一死2塁のチャンスを作り、カイル・タッカーは三振に倒れたものの、3番手セランソニー・ドミンゲスからクリスチャン・バスケスがレフトへのタイムリーを放って4点目。3点のリードを奪う展開となり、7回以降はヘクター・ネリス、ブライアン・アブレイユ、プレスリーのリレーでこのリードを守り抜いた。

     本拠地球場でワールドシリーズ制覇を決めたチームは、2013年のレッドソックス以来、実に9年ぶり。アストロズのベイカー監督は念願のワールドシリーズ制覇となった。

  • アストロズが接戦を制して3勝2敗に 5年ぶりのWS制覇に王手!

    2022.11.4 13:03 Friday

    ワールドシリーズ第5戦【アストロズ3-2フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     見事な継投ノーヒッターでワールドシリーズの対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んだアストロズは、ロースコアの接戦になった第5戦を3対2で制し、2017年以来5年ぶり2度目となる世界一に王手。与四球4と制球に苦しみながらも5イニングを1点に抑えたジャスティン・バーランダーが念願のワールドシリーズ初勝利をマークした。8回裏のピンチに登板した守護神ライアン・プレスリーが5アウト・セーブを記録。フィリーズ先発のノア・シンダーガードが敗戦投手となった。

     アストロズは継投ノーヒッターで快勝した勢いのままに、1回表無死3塁から2番ジェレミー・ペーニャのタイムリーで先制。直後の1回裏に先発のバーランダーがカイル・シュワーバーに先頭打者アーチを浴び、1対1の同点に追いつかれたものの、4回表先頭のペーニャが新人遊撃手としてはワールドシリーズ史上初アーチとなるソロ本塁打を放ち、2対1と勝ち越しに成功した。

     バーランダーは5回裏二死からブライス・ハーパーに二塁打を許し、一打同点のピンチを迎えたが、続くニック・カステヤノスをレフトフライに打ち取って1点のリードを死守。5回94球を投げて被安打4、奪三振6、与四球4、失点1と制球に苦しみながらも先発投手としての役割を果たした。

     試合は2対1のまま終盤に突入し、アストロズは8回表無死1・3塁からヨーダン・アルバレスのファーストゴロの間に1点を追加。フィリーズも8回裏一死1・2塁からジーン・セグラのタイムリーで1点を返して意地を見せたが、一死1・3塁のピンチでマウンドに上がったプレスリーが最後の5つのアウトを取り、1点差の接戦を締めくくった。

     本拠地ミニッツメイド・パークでの2試合を1勝1敗で終えたアストロズは、敵地シチズンズバンク・パークでの3試合を2勝1敗で乗り切り、5年ぶりの世界一に王手をかけてヒューストンに戻ることに。移動日を1日挟み、第6戦はザック・ウィーラー(フィリーズ)とフランバー・バルデス(アストロズ)の先発が予定されている。

  • アストロズ快勝で2勝2敗に ポストシーズン初の継投ノーヒッター

    2022.11.3 12:28 Thursday

    ワールドシリーズ第4戦【アストロズ5-0フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     第3戦で大敗を喫したアストロズは、前日5本塁打のフィリーズ打線を相手に先発のクリスチャン・ハビアーが6イニングをノーヒットに抑える快投を披露。打線は5回表に一挙5点を奪い、リリーフ陣もフィリーズ打線にヒットを許さず、ポストシーズン史上初となる継投ノーヒッターで対戦成績を2勝2敗のタイとした。勝利投手はハビアー。フィリーズ先発のアーロン・ノラが敗戦投手となった。

     1勝2敗と負けが先行したアストロズは、2回表と4回表に走者を得点圏に進めたものの、いずれもチャンスを生かせず無得点。しかし、先発のハビアーがノーヒット投球を続けるなか、5回表に3連打で無死満塁としてノラをマウンドから引きずり下ろし、2番手のホセ・アルバラードからヨーダン・アルバレスの押し出し死球、アレックス・ブレグマンの2点タイムリー二塁打、カイル・タッカーの犠飛、ユリ・グリエルのタイムリーで一挙5点を先制した。

     援護をもらったあともハビアーの快投は続き、6回97球を投げて被安打0、奪三振9、与四球2、失点0で降板。7回裏を2番手のブライアン・アブレイユ、8回裏を3番手のラファエル・モンテロ、そして9回裏をクローザーのライアン・プレスリーがいずれもノーヒットに抑え、ワールドシリーズ史上2度目(ポストシーズン史上3度目)となるノーヒッターを完成させた。

     ワールドシリーズでのノーヒッターは、1956年にドン・ラーセン(ヤンキース)が達成した完全試合以来66年ぶり。ポストシーズンでのノーヒッターは、2010年の地区シリーズでロイ・ハラデイ(フィリーズ)が達成したノーヒッター以来12年ぶりである。ただし、過去2度とも1人の投手が試合を投げ抜いており、継投ノーヒッターはポストシーズン史上初の快挙となった。

  • WS第3戦はフィリーズが一発攻勢で快勝! 2勝1敗で一歩リード

    2022.11.2 12:13 Wednesday

    ワールドシリーズ第3戦【アストロズ0-7フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     悪天候により1日延期されて行われたワールドシリーズ第3戦は、フィリーズ打線がアストロズ先発のランス・マカラーズJr.に5本のアーチを浴びせる一発攻勢を見せ、7対0で快勝。対戦成績を2勝1敗とし、2008年以来14年ぶりとなるワールドシリーズ制覇に一歩前進した。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスは5回3安打無失点の好投で勝利投手。5回途中6安打7失点でノックアウトされたマカラーズJr.が敗戦投手となった。

     敵地ヒューストンでの2試合を1勝1敗で乗り切ったフィリーズは、フィラデルフィアの大観衆がムードを盛り上げるなか、1回裏にブライス・ハーパーの2ランで先制。2回裏にはアレック・ボームがワールドシリーズ通算1000号となるソロ本塁打を放ち、ブランドン・マーシュにもソロ本塁打が飛び出してリードを4点に広げた。

     3回裏と4回裏は無得点に終わったが、5回裏にはカイル・シュワーバーの2ランとリース・ホスキンスのソロ本塁打という二者連続アーチが飛び出し、さらに3点を追加。大量7点をリードして勝ちパターンのリリーバーを温存する余裕も見せ、7対0で第3戦を制した。

     アストロズは先発のマカラーズJr.が5本のアーチを浴びて7失点と大誤算。打線も1~5番がジェレミー・ペーニャの1安打のみに封じられ、わずか5安打と全く繋がらなかった。

     これでフィリーズは今年のポストシーズンに入ってホームで6戦全勝。明日の第4戦はクリスチャン・ハビアー(アストロズ)とアーロン・ノラ(フィリーズ)の先発が予定されている。

  • WS第2戦はアストロズが勝利! バルデス好投、ブレグマン2ラン

    2022.10.30 12:22 Sunday

    ワールドシリーズ第2戦【フィリーズ2-5アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     本拠地での初戦を落とし、今年のポストシーズンにおける初黒星を喫したアストロズは、先発のフランバー・バルデスが7回途中4安打1失点の好投を見せ、打線も5回までに5点を奪って援護。5対2でフィリーズに勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに持ち込んだ。勝利投手は好投したバルデス。フィリーズ先発のザック・ウィーラーは初回先頭から3連続二塁打を浴びるなど5回6安打5失点(自責点4)と精彩を欠き、敗戦投手となった。

     初戦で5点リードからの逆転負けを喫したアストロズだが、その嫌な流れを払拭するかのようにホセ・アルトゥーベ、ジェレミー・ペーニャ、ヨーダン・アルバレスと初回先頭からの3連続二塁打で2点を先制。初回先頭からの3連続長打はワールドシリーズ史上初めてだった。このあと、遊撃エドムンド・ソーサの送球ミスがあり、1点を追加。いきなり3点のリードを奪うことに成功した。

     5回裏にはアレックス・ブレグマンが左中間への2ランを放ち、前日同様に5点をリードする展開に。好投を続けていたバルデスは7回表一死3塁の場面でマウンドを降り、2番手のラファエル・モンテロがジーン・セグラに犠飛を浴びて1点を返されたものの、その後の反撃を1点に抑えて5対2で勝利した。

     ヒューストンでの2試合はお互い1勝ずつを挙げて終了。移動日を1日挟んで第3戦から決戦の舞台はフィラデルフィアに移される。フィリーズは今年のポストシーズンでホーム全勝(5勝0敗)を継続しており、ホームでの勢いが続くか注目される。

  • フィリーズがWS初戦を制す リアルミュート同点打&決勝アーチ!

    2022.10.29 13:38 Saturday

    ワールドシリーズ第1戦【フィリーズ6-5アストロズ】延長10回@ミニッツメイド・パーク

     2022年シーズンの王者を決めるワールドシリーズがついに開幕。ナ・リーグ第6シードのフィリーズとア・リーグ第1シードのアストロズという対照的な組み合わせとなった今回のワールドシリーズの初戦は、5対5の同点で迎えた10回表にJ・T・リアルミュートが勝ち越しのソロ本塁打を放ち、フィリーズがアストロズを破った。フィリーズ5番手のセランソニー・ドミンゲスが勝利投手となり、6番手のデービッド・ロバートソンがセーブを記録。アストロズ6番手のルイス・ガルシアが敗戦投手となった。

     フィリーズがアーロン・ノラ、アストロズがジャスティン・バーランダーの先発で始まった一戦は、2回裏にカイル・タッカーのソロ本塁打とマーティン・マルドナードのタイムリーでアストロズが2点を先制。3回裏にはタッカーに2打席連発となる3ランが飛び出し、アストロズが5点をリードしてワンサイドゲームになるかと思われた。

     ところが、ワールドシリーズ通算0勝のバーランダーが3回までパーフェクトに抑えながらも4回表に捕まり、ニック・カステヤノスのタイムリーとアレック・ボームの2点タイムリー二塁打で3失点。5回表にはリアルミュートにも2点タイムリー二塁打を浴びて同点に追いつかれ、またしても大舞台で勝利投手になることはできなかった。

     その後、両軍リリーフ陣の好投により、試合は5対5の同点のまま終盤へ。9回裏二死2塁のチャンスでアストロズのジェレミー・ペーニャがライトへヒット性の当たりを放ったものの、フィリーズの右翼手カステヤノスがこれを好捕してチームを救った。すると、10回表先頭のリアルミュートが勝ち越しのソロ本塁打。この一打が勝敗を分け、フィリーズが14年ぶりの世界一に向けて白星スタートを切った。

     アストロズはポストシーズンで5点以上リードした試合は、これまで29戦全勝。5対5の同点に追いつかれたあと、フィリーズ救援陣から得点を奪うことができず、「不敗神話」が崩れて今年のポストシーズンの初黒星を喫した。

  • アストロズが逆転勝利で4連勝 2年連続のワールドシリーズ進出!

    2022.10.24 13:09 Monday

    リーグ優勝決定シリーズ第4戦【アストロズ6-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     初戦から3連勝して2年連続のワールドシリーズ進出に王手をかけていたアストロズは、2回までに3点をリードされながらも6対5で逆転勝利。ヤンキースを4連勝スイープで退け、球団史上5度目のリーグ優勝を成し遂げた。アストロズ2番手のヘクター・ネリスが勝利投手となり、5番手のライアン・プレスリーがセーブを記録。ヤンキース3番手のジョナサン・ロアイシガが敗戦投手となった。

     もう1敗も許されないヤンキースは、初回にジャンカルロ・スタントンとグレイバー・トーレスのタイムリーで2点を先制し、2回裏にはアンソニー・リゾにタイムリー二塁打が飛び出して3点をリード。しかし、アストロズは3回表にジェレミー・ペーニャの3ランで試合を振り出しに戻し、ユリ・グリエルのタイムリーで勝ち越しに成功した。

     4回裏にリゾのタイムリーでヤンキースが同点に追いつき、6回裏にはハリソン・ベイダーが今年のポストシーズンで5本目のアーチとなる勝ち越しソロを放ったものの、アストロズは7回表に二塁トーレスのエラーで一死1・2塁のチャンス。ここでヨーダン・アルバレスとアレックス・ブレグマンに連続タイムリーが飛び出し、6対5と試合をひっくり返した。

     7回裏を3番手のブライアン・アブレイユ、8回裏を4番手のラファエル・モンテロ、そして9回裏を守護神プレスリーが三者凡退に抑え、アストロズが6対5で逃げ切り。6年連続リーグ優勝決定シリーズ進出という黄金期を築くなか、2017年、2019年、2021年に続いて直近6シーズンで4度目のリーグ優勝を成し遂げた。

     なお、アメリカン・リーグ王者のアストロズとナショナル・リーグ王者のフィリーズが対戦するワールドシリーズは日本時間10月29日にスタートする。

  • 8回ハーパー逆転弾 フィリーズがパドレス破り13年ぶりリーグ優勝

    2022.10.24 07:10 Monday

    リーグ優勝決定シリーズ第5戦【パドレス3-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     3勝1敗でワールドシリーズ進出に王手をかけているフィリーズは、1点ビハインドの8回裏にブライス・ハーパーが2ランを放ち、逆転に成功。4対3で勝利して4勝1敗でパドレスを破り、第6シードからの「下剋上」で2009年以来13年ぶりとなるリーグ優勝を成し遂げた。フィリーズ3番手のホセ・アルバラードが勝利投手となり、5番手のレンジャー・スアレスがセーブを記録。痛恨の被弾を喫したパドレス2番手のロベルト・スアレスが敗戦投手となった。

     パドレスがダルビッシュ有、フィリーズがザック・ウィーラーの先発で始まった一戦は、両投手の好投により緊迫した投手戦に。3回裏にフィリーズがリース・ホスキンスの2ランで先制し、ダルビッシュはポストシーズンのメジャー記録を更新する10試合連続被本塁打となった。パドレスは4回表にフアン・ソトのソロ本塁打で1点差に迫り、7回表にはフィリーズ2番手のセランソニー・ドミンゲスからジョシュ・ベルがタイムリー二塁打を放って2対2の同点。このあと、代走のホセ・アゾカーが暴投2つで生還し、リードを奪った。

     しかし、第6シードからの快進撃を見せるフィリーズの勢いは簡単に止まらなかった。3番手のアルバラードが8回表にピンチを招きながらも無失点で切り抜けると、8回裏先頭のJ・T・リアルミュートがヒットで出塁し、続くハーパーが左中間への逆転2ラン。9回表は4番手のデービッド・ロバートソンがピンチを作ったが、5番手のスアレスが1点のリードを守り抜き、地元フィラデルフィアのファンの前で3連勝して一気にワールドシリーズ進出を決めた。

  • フィリーズが打ち合いを制す 明日ダルビッシュは負けられない一戦

    2022.10.23 12:16 Sunday

    リーグ優勝決定シリーズ第4戦【パドレス6-10フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     第3戦に勝利して2勝1敗と一歩リードしたフィリーズは、両軍先発が1回持たず降板(=ポストシーズン史上2度目)するという打ち合いになった第4戦を10対6で制し、対戦成績を3勝1敗として2009年以来13年ぶりのリーグ優勝に王手。一方のパドレスは後がない状況に追い込まれた。勝利投手はフィリーズ4番手のブラッド・ハンド。パドレス3番手のショーン・マナイアは5失点と打ち込まれ、敗戦投手となった。

     フィリーズは先発のベイリー・フォルターがパドレス打線に打ち込まれ、マニー・マチャドのソロ本塁打などで1回表にいきなり4失点。しかし、直後の1回裏にパドレス先発のマイク・クレビンジャーからリース・ホスキンスの2ランとブライス・ハーパーのタイムリー二塁打で3点を奪い、試合の流れを引き戻した。

     4回裏にブライソン・ストットのタイムリーで追いついたあと、5回表にハンドがフアン・ソトに勝ち越し2ランを被弾。だが、5回裏にホスキンスの2ランで追いつき、ハーパーのタイムリー二塁打、ニック・カステヤノスのタイムリーで2点のリードを奪った。

     6回裏にカイル・シュワーバー、7回裏にJ・T・リアルミュートがそれぞれソロ本塁打を放ち、2ケタ得点に到達。投手陣は6回以降、5番手のノア・シンダーガード、6番手のデービッド・ロバートソン、7番手のザック・エフリンとつなぎ、パドレスの反撃をゼロに封じた。

     明日の第5戦はダルビッシュ有(パドレス)とザック・ウィーラー(フィリーズ)が先発予定。負ければシーズンが終わる状況のなか、第1戦で敗戦投手となったダルビッシュにとって、絶対に負けられない登板となる。

  • アストロズ3連勝でリーグ優勝に王手 ヤンキースはコールで勝てず

    2022.10.23 09:43 Sunday

    リーグ優勝決定シリーズ第3戦【アストロズ5-0ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     本拠地での2試合に連勝したアストロズは、敵地ヤンキー・スタジアムに移った第3戦でもヤンキースに主導権を握らせず、投打が噛み合って5対0で完勝。昨季に続いて2年連続、直近6シーズンで4度目となるリーグ優勝に王手をかけた。勝利投手は6回途中1安打無失点の快投を見せたアストロズ先発のクリスチャン・ハビアー。ヤンキース先発のゲリット・コールは6回途中5安打5失点(自責点3)で敗戦投手となった。

     1回表二死1・2塁の先制機を逃したアストロズは、2回表二死から中堅ハリソン・ベイダーのエラーでクリスチャン・バスケスが出塁し、続くチャス・マコーミックがライトへの2ランを放って先制。先発のハビアーは4回裏一死からジャンカルロ・スタントンに二塁打を許すまでヤンキース打線を無安打に封じる快投を見せた。

     6回表には先頭のアレックス・ブレグマンの二塁打から無死満塁とチャンスを広げ、ヤンキース先発のコールをノックアウト。2番手のルー・トリビーノからトレイ・マンシーニが犠飛、バスケスが2点タイムリーを放ち、5対0とリードを広げた。

     ハビアーは6回途中で降板し、その後は2番手のヘクター・ネリス、3番手のライン・スタネック、4番手のハンター・ブラウン、5番手のラファエル・モンテロ、6番手のブライアン・アブレイユが無失点リレーを展開。6投手のリレーでヤンキース打線をわずか3安打に封じ、5対0で完勝した。

     アストロズとヤンキースが対戦するのは、レギュラーシーズンを含めて今日が今季10度目だったが、ヤンキースはここまでリードを丸1イニング保ったことがないという状況。なお、明日の第4戦はランス・マカラーズJr.(アストロズ)とネスター・コルテス(ヤンキース)の先発が予定されている。

  • フィリーズが2勝1敗で一歩リード セグラ勝ち越し2点タイムリー

    2022.10.22 12:01 Saturday

    リーグ優勝決定シリーズ第3戦【パドレス2-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     敵地での2試合を1勝1敗で終え、本拠地フィラデルフィアに戻ってきたフィリーズは、同点に追いつかれた直後の4回裏にジーン・セグラの2点タイムリーで勝ち越しに成功。4対2で第3戦を制し、対戦成績を2勝1敗としてワールドシリーズ進出に一歩前進した。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスが勝利投手となり、4番手のセランソニー・ドミンゲスがセーブを記録。パドレス先発のジョー・マスグローブが敗戦投手となった。

     フィリーズは1回裏に今季のナショナル・リーグ本塁打王、カイル・シュワーバーの先頭打者アーチで先制。その直後、無死1・2塁のチャンスを生かすことはできず、4回表に二塁セグラのタイムリーエラー(捕球ミス)で1対1の同点に追いつかれたが、セグラは4回裏二死2・3塁で回ってきた名誉挽回のチャンスでライトへの勝ち越し2点タイムリーを放った(直後に牽制死)。

     5回表に一塁リース・ホスキンスのエラーから一死3塁のピンチとなり、金河成(キム・ハソン)のショートゴロの間に1点を返されて1点差に迫られたが、2番手のザック・エフリンが6回表一死1・3塁のピンチをしのぎ、6回裏二死2塁からアレック・ボームのタイムリー二塁打で貴重な追加点をゲット。3番手のホセ・アルバラードが1イニング、4番手のドミンゲスが2イニングを無失点に抑えて2点のリードを守り抜き、4対2で勝利した。

  • アストロズが接戦を制して2連勝! ブレグマンの3ランが決勝打に

    2022.10.21 11:59 Friday

    リーグ優勝決定シリーズ第2戦【ヤンキース2-3アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     初戦を制したアストロズは、3回裏にアレックス・ブレグマンの3ランで先制。直後の4回表に先発のフランバー・バルデスが自身のエラーもあってピンチを招き、2点を返されたものの、1点のリードを守り抜き、3対2で接戦を制して2連勝となった。バルデスは7回4安打2失点(自責点0)の好投で勝利投手となり、3番手のライアン・プレスリーがセーブを記録。ヤンキース先発のルイス・セベリーノは6回途中5安打3失点で敗戦投手となった。

     初戦に続いてアストロズを勝利へ導いたのは先発投手の好投と効果的なホームランだった。2回裏一死1・2塁の先制機を生かせなかったアストロズは、3回裏先頭のマーティン・マルドナードの死球から一死1・2塁のチャンスを作り、ヨーダン・アルバレスはファーストゴロに倒れたものの、続くブレグマンがレフトスタンドへの3ラン。初戦はソロ本塁打3本を放ったアストロズ打線だが、今日はひと振りで3点を先制した。

     バルデスは4回表に自身のエラーもあって無死2・3塁のピンチを招き、アンソニー・リゾのファーストゴロとグレイバー・トーレスのタイムリーで2点を失ったものの、7回101球を投げて被安打4、奪三振9、無四球、失点2(自責点0)と安定したピッチングを披露。8回表を2番手のブライアン・アブレイユが無失点に抑え、1点リードの9回表は守護神プレスリーが締めくくった。

     ワールドシリーズ進出をかけた決戦の舞台は、移動日を1日挟んで第3戦からニューヨークのヤンキー・スタジアムに移される。

  • アストロズが一発攻勢で先勝 バーランダーは6回11K1失点の快投

    2022.10.20 12:01 Thursday

    リーグ優勝決定シリーズ第1戦【ヤンキース2-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     6年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出となったアストロズは、先発のジャスティン・バーランダーが6回103球を投げて被安打3、奪三振11、与四球1、失点1の好投を披露。6回裏に2本のソロ本塁打で2点を勝ち越すなど、打線も3本塁打の一発攻勢で援護し、4対2で初戦を制した。バーランダーが勝利投手となり、4番手のライアン・プレスリーがセーブを記録。ヤンキース2番手のクラーク・シュミットが敗戦投手となった。

     ヤンキースがジェイムソン・タイオン、アストロズがバーランダーの先発で始まったリーグ優勝決定シリーズの初戦は、2回表にハリソン・ベイダーのソロ本塁打でヤンキースが先制。しかし、直後の2回裏にアストロズは9番マーティン・マルドナードのタイムリー二塁打で同点に追いついた。

     バーランダーが好投を続けるなか、6回裏にはヤンキース2番手のシュミットから6番ユリ・グリエルと8番チャス・マコーミックがソロ本塁打を放ち、2点を勝ち越し。7回裏には2番ジェレミー・ペーニャにも一発が飛び出し、ヤンキースの反撃を8回表のアンソニー・リゾのソロ本塁打による1点のみに抑え、4対2で逃げ切った。

     マリナーズとの地区シリーズ第1戦で4回10安打6失点と打ち込まれたバーランダーだったが、今日は素晴らしいピッチングを披露。3回表から5回表にかけてポストシーズンタイ記録となる六者連続三振を奪うなど、6回3安打1失点の快投を見せた。なお、今日の11奪三振を加えてポストシーズン通算219奪三振となり、ドジャースのクレイトン・カーショウ(213奪三振)を抜いて再びトップに浮上している。

  • パドレスが4点差逆転勝利で1勝1敗に ノラ兄弟の直接対決も実現

    2022.10.20 09:34 Thursday

    リーグ優勝決定シリーズ第2戦【フィリーズ5-8パドレス】@ペトコ・パーク

     本拠地での初戦を落としたパドレスは、2回表に一挙4点を先制される苦しい展開となったが、直後の2回裏に2本のアーチで2点を返し、5回裏には5点を奪って逆転に成功。8対5でフィリーズを破り、リーグ優勝決定シリーズの対戦成績を1勝1敗のタイに持ち込んだ。パドレス先発のブレイク・スネルが5回5安打4失点で勝利投手となり、4番手のジョシュ・ヘイダーがセーブを記録。フィリーズ先発のアーロン・ノラは5回途中7安打6失点で敗戦投手となった。

     パドレス先発のスネルは、2回表に不運なヒットも重なり、まず3連打で先制を許し、一死後にマット・ビアーリング、エドムンド・ソーサの連続タイムリー、カイル・シュワーバーのファーストゴロでさらに3失点。一挙4点を先制された。

     しかし、パドレス打線は直後の2回裏にブランドン・ドルーリーとジョシュ・ベルの連続アーチで反撃。5回裏には弟アーロンとの直接対決となったオースティン・ノラがライトへのタイムリーで逆転劇の口火を切り、フアン・ソトの同点タイムリー二塁打、ドルーリーの勝ち越し2点タイムリー、ベルのタイムリーと5得点のビッグイニングで一気に試合をひっくり返した。

     7回裏には主砲マニー・マチャドがソロ本塁打を放ち、逆に4点をリードする展開に。8回表に3番手のロベルト・スアレスがリース・ホスキンスにソロ本塁打を浴びたものの、3点差の最終回は守護神ヘイダーが締めくくった。

     なお、今日の試合ではノラ兄弟の直接対決が実現(サードゴロとライト前タイムリー)。兄弟が投手と打者として対戦するのはポストシーズン史上初めてのことだった。

  • フィリーズが白星スタート ダルビッシュ好投するも2本塁打に泣く

    2022.10.19 11:47 Wednesday

    リーグ優勝決定シリーズ第1戦【フィリーズ2-0パドレス】@ペトコ・パーク

     フィリーズはソロ本塁打2本でリードを奪い、先発のザック・ウィーラーが7回83球を投げて被安打1、奪三振8、与四球1、無失点と素晴らしいピッチングを披露。リリーフ陣もパドレス打線に反撃を許さず、リーグ優勝決定シリーズの初戦を2対0で制した。好投したウィーラーが勝利投手となり、3番手のホセ・アルバラードがセーブを記録。パドレス先発のダルビッシュ有は2本塁打に泣き、7回3安打2失点で敗戦投手となった。

     両軍のエース格が先発したリーグ優勝決定シリーズの初戦は、戦前の予想通りに緊張感のある投手戦となった。両軍合計でわずか4安打しか打てなかったが、勝敗を分けたのはホームラン。4回表一死走者なしの場面でブライス・ハーパーが外角高めの速球をレフトスタンドへ運び、フィリーズが1点を先制すると、6回表先頭のカイル・シュワーバーは飛距離488フィート(約148.7メートル)という超特大アーチをライトスタンドにぶち込み、貴重な追加点をもたらした。

     ダルビッシュは1回表二死3塁のピンチを二塁ジェイク・クロネンワースの美技に助けられて無失点で切り抜け、続く2イニングも無失点。しかし、4回表にハーパーに先制アーチを被弾し、5回表は三者凡退に抑えたものの、6回表先頭のシュワーバーに超特大アーチを浴びて2点目を失った。その後の打者6人はパーフェクトに抑え、7回95球を投げて被安打3(うち被本塁打2)、奪三振7、与四球1、失点2で降板。先発の役割を十分に果たしたが、打線の援護がなかった。

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