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  • デイゲームに強いバンディがまたも好投 4勝目をマーク

    2018.6.7 11:00 Thursday

    【オリオールズ1-0メッツ】@シティ・フィールド

     今季、ナイトゲームでは1勝6敗、防御率7.68と打ち込まれる試合が続いている一方、デイゲームで好投を続けているディラン・バンディがまたしてもデイゲームで好投した。この日のバンディは左打者が多いメッツ打線に対して得意のスライダーだけでなくチェンジアップを有効に活用し、7回3安打無失点の快投。7回裏二死満塁のピンチではアメッド・ロサリオを速球2球で追い込んだあと、スライダーを外角低めに決めて空振り三振に仕留めてみせた。これで今季のデイゲームでの成績は3勝1敗、防御率1.08。そろそろ「昼男」というニックネームで呼んでも差し支えなさそうだ。

     バンディが好投を続けるなか、この試合の決勝点となる貴重な1打点を叩き出したのは、主砲マニー・マチャドのバットだった。オリオールズはバンディが満塁のピンチを凌いだ直後の8回表に、メッツ2番手のジューリス・ファミリアから一死一、三塁のチャンスを作り、打席にはマチャド。「ファミリアはシンカーボーラーだからゴロを打たせようとしてくることはわかっていた。だから、(犠牲フライで)少なくとも1点を取れるように高めの球を待っていたんだ」との狙い通り、真ん中に甘く入ったシンカーをセンターへ打ち上げ、貴重な先制点を叩き出した。「間違いなくあの1点が大きかったね」とマチャド。オリオールズはこの1点をリチャード・ブライアーとブラッド・ブラックが守り抜き、敵地でのメッツ2連戦を2連勝で終えた。

  • ナショナルズ打線爆発 レイズの継投戦法を攻略し圧勝

    2018.6.7 10:40 Thursday

    【レイズ2-11ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナ・リーグ東部地区の首位に迫るナショナルズは、今日28歳の誕生日を迎えたアンソニー・レンドンが4安打3打点の活躍を見せるなど打線が15安打11得点と爆発し、レイズ相手に11対2で大勝を収めた。レイズは救援左腕のジョニー・ベンタースがメジャー初先発のマウンドに上がったものの、打者6人から一死しか取れず5失点と大誤算。2番手として5回1/3を投げたライアン・ヤーブローも10安打5失点(自責点4)と崩れた。ナショナルズ打線はレイズの継投戦法に惑わされることなく、いつも通りの戦いを貫き、初回に4安打と3四球を集中させて5得点。6回裏にも4点を追加するなど、最後まで攻撃の手を緩めなかった。

     先発投手が不足し、苦肉の策として継投戦法を採用しているレイズと、マックス・シャーザーを中心に先発四本柱が安定しているナショナルズ。打線がしっかり機能したのはもちろん、デーブ・マルティネス監督が試合前に「我々の先発投手陣は本当に安定している。先発投手に関してあれこれ考える必要がないのは嬉しいよ」と語っていたように、先発投手の出来の違いが両軍の勝敗を分ける結果となった。ナショナルズ先発のタナー・ロアークは6回2失点と試合を作り、今季3勝目をマーク。なかなか白星には恵まれていないものの、今季12先発のうち11試合で6イニング以上を投げるなど安定したパフォーマンスを続けている。ロアークは「打線のおかげで自信を持って投げることができたよ」と大量援護への感謝を口にしていた。

  • バムガーナーの復帰戦 首位・Dバックスが接戦を制す

    2018.6.6 18:50 Wednesday

    【ダイヤモンドバックス3-2ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     オープン戦で左手小指を骨折し、開幕から故障者リストに入っていたマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)がようやく戦列復帰。バムガーナーは6回82球を投げて無四球、2失点と試合を作ったものの、ダイヤモンドバックス先発のパトリック・コービンがそれを上回る力投を見せた。2点リードの5回裏にブランドン・クロフォードのタイムリー二塁打で1点を返され、さらに無死満塁の大ピンチを背負ったコービンは、バムガーナー、ゴーキーズ・ヘルナンデス、バスター・ポージーの3人からいずれも空振り三振を奪い、ジャイアンツに同点を許さず。7回途中1失点の力投でバムガーナーに投げ勝ち、今季6勝目をマークした。なお、ダイヤモンドバックスの3番手としてマウンドに上がり、2四球で満塁のピンチを招きながらもポージーをセンターフライに打ち取った平野佳寿には、今季11ホールド目が記録されている。

     ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は「私は選手たちを誇りに思うよ」と接戦を制した選手たちを称えた。「翌日に勢いをもたらす勝ち方というものがあるんだ。今日はそういう試合だったと思うし、そういう試合をモノにして次につなげていきたいよね」とロブロ。指揮官は投手戦を制した今日の勝利が、明日以降の戦いに勢いをもたらすと感じたようだ。また、最終回に1点差に迫るタイムリーを放ったジャイアンツのポージーは、コービンのピッチングについて「スライダーを本当にいいところに投げることができていた。これが好投の最大の要因だったと思う」と分析。「彼がスライダーをしっかり投げることができているとき、手を離れたときはストライクに見えるんだけど、手元に来るときにはストライクゾーンを外れているんだ」とスライダーのキレに脱帽していた。

  • ナ東部地区首位のブレーブスが18安打14得点で大勝!

    2018.6.6 18:20 Wednesday

    【ブレーブス14-1パドレス】@ペトコ・パーク

     ナ・リーグ東部地区の首位に立つブレーブスがナ・リーグ西部地区最下位のパドレスに勢いの差を見せつけ、14対1で大勝を収めた。ブレーブスは初回にフレディ・フリーマンのタイムリー二塁打で先制し、3回表にはフリーマンが10号ソロ。4回表にダンズビー・スワンソンのタイムリーでリードを3点に広げると、5回表にスワンソンの6号2ランなどで5点、7回表にもニック・マーケイキスの8号3ランなどで5点を追加し、一気に試合を決めた。ブレーブス先発のショーン・ニューカムは、自身6連勝中の勢いそのままに6回3安打無失点と好投し、7勝目をマーク。パドレスは先発のジョーダン・ライルズが5回途中8失点と炎上し、2番手のブライアン・ミッチェルも5失点とブレーブス打線の勢いを止めることはできなかった。

     18安打14得点の猛攻を見せたブレーブス打線において、主砲・フリーマンの活躍は見事だった。初回に先制タイムリー、3回表に10号ソロを放っただけでなく、5回表は二塁打と単打で1イニング2安打をマークし、7回表には四球で出塁。7回裏の守備交代で試合から退いたものの、全5打席で出塁し、4打数4安打2打点の大活躍を見せた。そのフリーマンが絶賛したのが6回無失点の好投を見せた先発のニューカム。フリーマンは「彼がマウンドに上がるときは、いつも『今日は勝てるぞ』って自信を持つことができるんだ。今夜も素晴らしいピッチングを見せてくれたね」と語り、自身7連勝をマークした若手左腕への信頼を口にしていた。

  • 首位攻防2連戦の初戦は首位・マリナーズが快勝!

    2018.6.6 16:45 Wednesday

    【マリナーズ7-1アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     マリナーズとアストロズによるア・リーグ西部地区首位攻防2連戦の初戦は、勢いに乗るマリナーズが地力で勝るアストロズを投打に圧倒し、7対1で快勝を収めた。マリナーズはアストロズ先発のダラス・カイケルに対し、初回にカイル・シーガーの10号3ランなどで4点を先制し、2回表にはマイク・ズニーノが9号2ラン。さらに5回表にはジーン・セグーラが5号ソロを放ち、難敵・カイケルから5回までに7点を奪った。投げては先発のジェームス・パクストンが強打のアストロズ打線を相手に8回途中1失点の好投。2回以降は毎回のように走者を出し、9安打を浴びたものの、要所を締めて反撃を許さなかった。なお、5連勝となったマリナーズは、地区2位のアストロズとのゲーム差を2に広げている。

     2001年以来17年ぶりのポストシーズン進出を予感させるような快勝劇だった。直近20試合で15勝5敗と好投のマリナーズは、勢いそのままに投打両面で昨季のワールドシリーズ王者を圧倒し、7対1の快勝で5連勝。アストロズを全く寄せ付けない、堂々たる戦いぶりだった。昨季は60試合消化時点でアストロズに12ゲーム差をつけられていたが、今季はアストロズに追われる立場。貯金16は2007年以来、実に11年ぶりのことである。貴重な追加点となる一発を放ったズニーノは「僕たちは今の野球を続けていく必要がある」と語っており、選手たちに気の緩みは見られない。今日からロード6試合、ホーム7試合の13連戦が始まることもあり、スコット・サービス監督も「とりあえず良い形でロード遠征をスタートできたね」と語るにとどめ、次なる戦いを見据えていた。

  • フィリーズ・エフリンが8回途中1失点の好投で2勝目

    2018.6.6 16:15 Wednesday

    【フィリーズ6-1カブス】@リグリー・フィールド

     カブスからフィリーズへ移籍したジェイク・アリエタが移籍後初めてカブスの本拠地リグリー・フィールドに姿を現し、カブスファンに大歓声で迎えられた一戦は、フィリーズ先発のザック・エフリンが8回途中までカブス打線をわずか1点に抑える好投を披露。打線はニック・ウィリアムスの7号2ランなどでカブス先発のカイル・ヘンドリックスを攻略し、フィリーズは6対1で快勝を収めた。フィリーズは1番のセザー・ヘルナンデスから9番のエフリンまで、先発出場した全9選手が1安打を放ち、隙のない攻撃でヘンドリックスを5回5失点でノックアウト。4回以降無得点の状況が続くなか、9回表に飛び出したアーロン・アルテールのタイムリーも大きかった。

     フィリーズのゲーブ・キャプラー監督は「エフリンは素晴らしいパフォーマンスだったね」と今季2勝目をマークしたエフリンの好投を絶賛した。「彼はストライクゾーンを積極的に攻めていたし、試合を通して速球も変化球も安定していた。イニングを追うごとに良くなっていったんじゃないかな。結果も素晴らしかったね」とキャプラー。8回裏二死からアンソニー・リゾーにタイムリー二塁打を浴びて降板するまで、105球を投げて被安打8、奪三振2、与四球1、失点1という見事なピッチングだった。エフリンも「今日は全ての球種でストライクゾーンを攻めることができた」と自身のピッチングを振り返り、「打者のバランスを崩したり、打者の内角を攻めたりすることができた。今夜はいつも以上に良いピッチングができたよ」と満足げに話していた。

  • 5本塁打で全得点を叩き出したレンジャーズが逆転勝利

    2018.6.6 15:50 Wednesday

    【アスレチックス4-7レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     アスレチックスとレンジャーズによる同地区対決となった一戦は、7回表終了時点でアスレチックスが2点をリードしていたものの、レンジャーズがアスレチックス救援陣に一発攻勢を浴びせ、逆転に成功。1試合5本塁打の一発攻勢で、全7得点を本塁打で叩き出し、逆転勝利を収めた。レンジャーズは2点ビハインドの4回裏にロビンソン・チリーノスが8号ソロを放ち、再び2点ビハインドとなった6回裏にはジュリクソン・プロファーが4号ソロ。またしても2点ビハインドとなった7回裏には秋信守(チュ・シンス)の10号2ランで同点に追い付き、8回裏にエイドリアン・ベルトレイの2号ソロとジョーイ・ギャロの16号2ランで3点のリードを奪った。8回表の1イニングを無失点に抑えたクリス・マーティン(元日本ハム)が嬉しいメジャー初勝利。アスレチックスは3番手のユスメイロ・ペティートと4番手のルー・トリビーノが誤算だった。

     レンジャーズのジェフ・バニスター監督は「選手たちの打席でのアプローチを見ていると、ボール球に手を出すのを我慢し、ゾーン内のボールをしっかり捉えようとしていた。打席を追うごとにボールを捉え始めるだろうと信じていたよ」と試合終盤の逆転劇を予感していた。結果はバニスターの予想通り。7回と8回の2イニングで3本塁打が飛び出し、見事に逆転勝利を収めた。「打席での辛抱強さが試合終盤の逆転劇につながったのだと思う。選手たちはとても集中していたし、それぞれが仕事をしっかり果たしてくれたよ」とバニスター。打線に火が付くまでに少し時間を要したものの、辛抱強さが生んだ見事な逆転劇だった。

  • ヒーニーが誕生日に1安打完封 47年ぶりの球団記録

    2018.6.6 15:30 Wednesday

    【ロイヤルズ0-1エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     本人によってもチームにとっても嬉しい勝利だ。現地6月5日はエンゼルス先発、アンドリュー・ヒーニーの27歳の誕生日にあたる。ヒーニーは武器のスライダーやチェンジアップを巧みに操り、ロイヤルズ打線に対しわずか1本しかヒットを許さず回を追うごとに調子を上げていき、終わってみれば最後までマウンドに立っていた。

     初回のヒーニーの立ち上がりは先頭打者のジョン・ジェイに死球を与えるも緩急で後続を凡退に抑えた。その後は4回まで相手打線を無安打に抑えていく。5回には1死からハンター・ドージャーに初ヒットを打たれるも全く動じず投球イニングを増やしていった。彼の投球に応えたい打線は5回、2死一・三塁のチャンスをつくり、ジェフリー・マーティの打席時には一塁走者のマイケル・エルモシージョが塁間で挟まれる。その間に三塁走者のクリス・ヤングがホーム帰り、チームは均衡を破った。

     反撃したいロイヤルだったが、初ヒット以降に出塁したのは7回のホルヘ・ソレアーによる四球のみで打線に全く良いところがなかった。最終回もヒーニーの前に3者凡退に抑えれ試合終了。ヒーニーは自身の誕生日に1安打完封勝利。チーム内での記録としては1971年、現地8月6日のツインズ戦で勝利したメッサ―・スミス以来、47年ぶりとなる。

  • ドジャースが完封勝利で1ヶ月半ぶりの勝率5割復帰

    2018.6.6 15:20 Wednesday

    【ドジャース5-0パイレーツ】@PNCパーク

     直近17試合で13勝4敗と好調のドジャースは敵地PNCパークでパイレーツと対戦した。打線がジョク・ピーダーソンの4号2ラン、ヤシエル・プイーグの7号ソロ、コディ・ベリンジャーの9号ソロなどで6回までに5点を先行すると、先発のロス・ストリップリングは5回89球を投げて被安打4、奪三振7、無四球、無失点の好投。6回以降はスコット・アレクサンダー、ジョシュ・フィールズ、ペドロ・バイエズ、ダニエル・ハドソンが各1イニングを無失点に抑え、5投手による完封リレーで5対0の快勝を収めた。日本時間5月17日には借金が2ケタの大台に乗ったドジャースだが、その後の18試合を14勝4敗で乗り切り、ついに借金を完済。日本時間4月25日以来の勝率5割復帰となった。

     先発投手陣に故障者が相次ぐなか、先発ローテーションの中心的存在として好投を続けているストリップリングがこの試合でも見事なピッチングを披露した。3回裏に下位打線から三者連続三振を奪うなど、5回無失点。5回裏二死満塁のピンチもジョシュ・ハリソンをレフトフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。これで今季の防御率は1.52まで向上。故障者の穴を補って余りある活躍を見せている。デーブ・ロバーツ監督は「彼のピッチングは素晴らしかったと思うよ」とストリップリングの好投を絶賛。勝率5割復帰については「ようやく上位争いに戻ってくることができた。我々の目標は現在の良い野球を続けていくことだよ」と語り、快進撃の継続に意欲を見せた。

  • 両軍合計29安打の乱打戦は9得点のロッキーズが逃げ切り

    2018.6.6 13:15 Wednesday

    【ロッキーズ9-6レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     ロッキーズが12安打、レッズが17安打を放ち、両軍合計29安打が飛び出す乱打戦となった一戦は、2回までに4点を先行したロッキーズが、安打数で劣りながらも9対6で勝利を収めた。ロッキーズは初回にチャーリー・ブラックモンのタイムリー三塁打とカルロス・ゴンザレスのタイムリーで2点を先制し、2回表にはクリス・アイアネッタが5号2ラン。3点リードで迎えた6回表にヘラルド・パーラのタイムリーなどで2点を追加すると、7回表にはゴンザレスに特大の6号3ランが飛び出し、結果的にはこの一発が決勝点となった。レッズは7回以降に5点を奪い、3点差まで追い上げたものの、反撃が遅すぎた。

     6点リードの9回裏に登板したブライアン・ショウが5安打を浴びて3点を失ったロッキーズにとって、7回表に飛び出したゴンザレスの特大弾は二重の意味で大きな一発だった。5点リードの7回表、ロッキーズはレッズ3番手のワンディ・ペラルタから無死一、二塁のチャンスを作り、打席にはゴンザレス。今季まだ左投手から本塁打を放っていなかったゴンザレスが、左腕・ペラルタがカウント3-2から高めに投じた速球を捉えると、打球はセンター右の最深部へ飛び込む特大の6号3ランとなった。Statcastの計測によると、この本塁打の飛距離は473フィート(約144.1メートル)。昨季終了後にフリーエージェントとなるも、なかなか契約先が見つからず、1年契約でロッキーズに残留したゴンザレスが、今季メジャー6位タイの飛距離となる特大の一発でチームを勝利に導いた。

  • 中部地区の首位対決はエース好投でインディアンス先勝

    2018.6.6 12:50 Wednesday

    【ブリュワーズ2-3インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     ア・リーグ中部地区の首位に立つインディアンスが本拠地プログレッシブ・フィールドにナ・リーグ中部地区の首位を走るブリュワーズを迎える2連戦。その初戦は絶対的エースの好投によりインディアンスが3対2で勝利を収めた。2回表に三者連続三振を奪ったコリー・クルーバーは、2点リードの3回表にロレンゾ・ケインのタイムリーで1点を返されたものの、その後は落ち着きを取り戻し、4イニング連続無失点。7安打を浴びるなど、本来の支配的なピッチングではなかったが、7回112球を投げて奪三振7、無四球、失点1にまとめたあたりは流石の一言だった。打線では3回裏にホゼ・ラミレスがこの試合の決勝点となる19号ソロ。最後はクローザーのコディ・アレンがトラビス・ショウに14号ソロを浴びたものの、後続をしっかり打ち取り、クルーバーには今季9勝目が記録された。

     この試合でも四球を与えなかったクルーバーは、これで139打者連続無四球となり、イニングに換算すると35回1/3連続で無四球。これはインディアンスでは2007年にポール・バードが48イニング連続無四球をマークして以来の記録となった。無四球を続けている直近5先発では、計33回1/3で38三振を奪い、4勝0敗、防御率0.81と圧巻のパフォーマンス。シーズン通算の防御率はついに1点台(1.96)に突入した。今季のクルーバーは、投球内容が充実しているのはもちろんのこと、自身初の20勝や自身3度目のシーズン260奪三振も夢ではないペースで数字を積み重ねており、サイ・ヤング賞レースの先頭を走っている。今季もサイ・ヤング賞の投票で多くの支持を集めることになりそうだ。

  • オリオールズ・カッブが好投 4投手の継投で接戦制す

    2018.6.6 12:25 Wednesday

    【オリオールズ2-1メッツ】@シティ・フィールド

     1回表にマニー・マチャドのタイムリーとダニー・バレンシアの犠牲フライで2点を先制したオリオールズは、先発のアレックス・カッブが6回2安打1失点の好投を披露。試合開始前の時点で防御率6.80と大不振に喘いでいた男が今季のベストピッチングとも言える内容で、メッツ打線をホゼ・バティースタの犠牲フライによる1点のみに抑えた。オリオールズはその後、追加点を奪えなかったものの、マイケル・ギブンズ、リチャード・ブライアー、ブラッド・ブラックの3投手が計3イニングをわずか1安打に抑える好リリーフを見せ、1点差で逃げ切り。投壊に苦しむオリオールズらしからぬ勝ち方で、連敗を7でストップさせた。

     昨季終了後にレイズからフリーエージェントとなったカッブは、レイズからクオリファイング・オファーを提示され、それを拒否していたという事情もあって、3月に入るまで契約先が決まらなかった。春季キャンプでの調整不足が影響したのか、4月中旬にメジャー昇格を果たしたカッブは打ち込まれる試合が続き、開幕からの6先発で0勝5敗、防御率7.06の大乱調。通算4度の2ケタ勝利を誇る好投手の面影はどこにもなかった。日本時間5月19日のレッドソックス戦でようやく今季初勝利をマークしたが、次の登板では4回途中6失点。まだ本調子とは言えないものの、6回99球を投げて被安打2、奪三振7、与四球1、失点1という今日のピッチングは、チームにとって、そしてカッブ自身にとっても明るい材料となったに違いない。

  • ナックルボーラー・ライトが7回2安打無失点の快投!

    2018.6.6 12:00 Wednesday

    【タイガース0-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     27日間で26試合を戦うという過密スケジュールのなか、先発ローテーションの5投手に休養を与えるためにいわゆる「谷間の先発」に起用されたスティーブン・ライト(レッドソックス)が素晴らしいピッチングでチームを勝利に導いた。初回こそ制球が定まらず味方の好守に助けられたライトだが、2回以降は自慢のナックルボールを武器にタイガース打線を翻弄し、特に4回からの4イニングは打者12人をパーフェクト。7回96球を投げ、被安打2、奪三振6、与四球3、無失点という安定したピッチングで今季2勝目をマークした。レッドソックスは初回にJ.D.マルティネスが両リーグ20号一番乗りとなる先制2ラン。6対0で快勝し、結果的にマルティネスの一発が決勝点となった。

     今季ここまでの6試合はいずれもリリーフで登板し、主にロングリリーフを担ってきたライトが、今季初先発のマウンドで見事なパフォーマンスを披露した。ニコラス・カステヤーノスやミゲル・カブレラといった好打者を擁するタイガース打線にわずか2安打しか許さず、ナックルボールを有効活用して内野ゴロを量産するピッチング。7イニング以上を無失点に抑えたのは、メジャー初完封を記録した2016年8月5日(現地時間)以来のことだった。レッドソックスはこの日、先発ローテーションの5投手で唯一不安定なパフォーマンスが続いていたドリュー・ポメランツが左上腕二頭筋の腱炎で故障者リスト入り。絶好のタイミングでアピールに成功したライトは、ポメランツ復帰までの間、先発ローテーションの一角を担うことになりそうだ。

  • アンドゥハーが呉昇桓から7号逆転グランドスラム!

    2018.6.6 11:40 Wednesday

    【ヤンキース7-2ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     ブルージェイズ先発のマルコ・エストラーダの前に6回まで無得点に抑えられていたヤンキースは、1点ビハインドの7回表、強打の新人三塁手がひと振りで試合をひっくり返した。先頭のゲーリー・サンチェスがヒットで出塁し、ブルージェイズはエストラーダから呉昇桓(オ・スンファン)にスイッチ。ヤンキースはディディ・グレゴリアスが死球、アーロン・ヒックスが四球で出塁して無死満塁とチャンスを広げ、ミゲル・アンドゥハーが初球を豪快にレフトスタンドへ叩き込んだ。アンドゥハーにとってはこれが自身初の満塁弾。ヤンキースは8回表にもヒックスに6号3ランが飛び出し、ブルージェイズ救援陣を見事に攻略して7対2で逆転勝利を収めた。

     ブルージェイズの攻撃を7回までソロ2本による2点のみに抑えたベテラン左腕・CCサバシアの好投に報いる一発だった。無死満塁のチャンスで打席に入ったアンドゥハーが初球のカッターを迷うことなく振り抜くと、打球は大きな放物線を描いてレフトスタンドの2階席に着弾。打った瞬間にそれとわかる豪快な一発で一気に試合をひっくり返した。ブランドン・ドルーリーの加入によりマイナーで開幕を迎えたアンドゥハーだが、開幕直後にメジャー昇格を果たし、ここまで打率.305、7本塁打、OPS.872の好成績をマーク。ドルーリーの故障離脱もあり、正三塁手の座を完全に手中に収めている。ド派手な活躍を続けるグレイバー・トーレスの陰に隠れがちだが、ヤンキースの「もう一人の新人内野手」・アンドゥハーも要チェックの存在だ。

  • シャーザーが8回2失点の快投で両リーグ10勝一番乗り

    2018.6.6 11:15 Wednesday

    【レイズ2-4ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズのマックス・シャーザーが日本時間6月6日のレイズ戦で8回2失点の好投。6回表に自身2度目となる「Immaculate inning(完全イニング=三者連続三球三振)」を達成するなど、今季9度目の2ケタ奪三振(13奪三振)を記録し、両リーグ一番乗りで今季10勝目をマークした。ナショナルズは2回裏にマット・アダムスの13号ソロなどで2点を先制し、4回裏にはウィルマー・ディフォーのタイムリー三塁打などで2点を追加。シャーザーは8回表に連打で無死一、二塁のピンチを背負い、連続三振のあと、ブラッド・ミラーに2点タイムリー二塁打を浴びて2点差とされたものの、最終回はクローザーのショーン・ドゥーリトルがレイズ打線を三者凡退に抑え、4対2で逃げ切った。

     またしても好投したシャーザーだが、なかでも6回表のピッチングは圧巻だった。先頭のジョニー・フィールドをスライダー2球で簡単に追い込み、低めへのチェンジアップで空振り三振に斬って取ると、代打のクリスチャン・アローヨに対しては速球2球で追い込んだあとのチェンジアップで空振り三振。続くダニエル・ロバートソンには速球を3球続け、見逃しストライクとファウルで追い込んだあとに、高めのボール気味の球を振らせて三者連続の空振り三振で「Immaculate inning」を完成させた。ナショナルズによると、「Immaculate inning」を複数回達成したのはサンディ・コーファックス、ノーラン・ライアンらに次いでシャーザーが史上5人目であり、他の4人はいずれも殿堂入りを果たしている。シャーザーは殿堂入りへの道を着実に歩んでいると言えそうだ。

  • トラウトが同点&勝ち越し打の活躍 エンゼルス逆転勝利

    2018.6.5 16:30 Tuesday

    【ロイヤルズ6-9エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     日本時間6月5日、エンゼルスは球界を代表するスター選手のマイク・トラウトが勝負強さを発揮し、本拠地エンゼル・スタジアムでのロイヤルズ戦で逆転勝利を収めた。2点ビハインドで迎えた6回裏、エンゼルスはジェフリー・マーテイの3号ソロで1点差とし、代打・大谷翔平の内野安打などで一死一、二塁のチャンスを作ってトラウトのタイムリーで同点。二死後、アルバート・プーホルスにもタイムリーが出て逆転に成功した。直後に同点とされたものの、8回裏には再び一死一、二塁のチャンスでトラウトがタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。続くジャスティン・アップトンとプーホルスにもタイムリーが出て一気に試合を決めた。

     トラウトの勝負強さが際立った一戦だった。6回裏は同点のチャンス、8回裏は勝ち越しのチャンスで打席に入り、いずれもセンターへのタイムリー。ヒットが欲しい場面で期待に応えてヒットを放ち、見事、チームを逆転勝利に導いた。今季のトラウトは今日の試合が終了した時点で打率.316、19本塁打、13盗塁、OPS1.129の好成績をマーク。史上初の「50本塁打&30盗塁」を狙えるペースであり、また、四球数(51)が三振数(48)を上回るなど、高いレベルで進化を続けている。トラウトの活躍に引っ張られるように、アップトンは3安打2打点、プーホルスは2安打2打点、マーテイは4安打1打点をマーク。投手陣も5人のリリーバーが4回1/3を1失点に抑えるなど奮闘し、終盤までもつれた熱戦をモノにした。

  • 4回裏に大量7得点を奪ったジャイアンツが勝率5割復帰

    2018.6.5 15:50 Tuesday

    【ダイヤモンドバックス3-10ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     借金返済まであと1に迫っているジャイアンツは、本拠地AT&Tパークで地区首位のダイヤモンドバックスと対戦。4回表に先発のデレク・ホランドがケテル・マーテイにタイムリー二塁打を浴び、2点を先制されたものの、その裏に大量7得点のビッグイニングを作り、一気に試合をひっくり返した。ジャイアンツは代打を送った関係でホランドが4回2失点で降板したが、残りの5イニングを4人のリリーバーが1失点に抑える好投。打線もパブロ・サンドバルとニック・ハンドリーの本塁打などで小刻みに加点して10対3で大勝を収め、日本時間5月21日以来となる勝率5割復帰を果たした。

     1回裏二死一、二塁のチャンスを逃し、3回まで無得点に封じられていたジャイアンツ打線が、4回裏に突如として爆発した。アンドリュー・マカッチェンとブランドン・クロフォードの二者連続本塁打であっという間に同点とし、一死後に1安打と2四球で満塁のチャンス。ここでホランドの代打として登場したアレン・ハンソンがレフトへの二塁打を放ち、2点を勝ち越した。さらに死球で一死満塁となり、ここでダイヤモンドバックス先発のザック・ゴッドリーは降板。代わってマウンドに上がったフェルナンド・サラスの暴投で5点目が入り、バスター・ポージーが右中間への2点タイムリー二塁打を放って一挙7得点のビッグイニングが完成した。ジャイアンツは3番手として2イニングを無失点に抑えたピアース・ジョンソンが3勝目をマーク。一方、ダイヤモンドバックスはゴッドリーがジャイアンツ打線の勢いを止められなかった。

  • パドレスが5回一挙7得点!13安打11得点の猛攻で大勝

    2018.6.5 15:00 Tuesday

    【ブレーブス4-11パドレス】@ペトコ・パーク

     ナ・リーグ西部地区最下位のパドレスが本拠地ペトコ・パークにナ・リーグ東部地区首位のブレーブスを迎えた一戦は、3対2と1点リードで迎えた5回裏にパドレス打線が爆発。ブレーブス2番手のルイス・ゴハラに5本の長打を含む6安打を浴びせ、四球や犠牲フライも絡めて大量7得点のビッグイニングを完成させた。パドレス先発のクレイトン・リチャードは粘り強いピッチングで7イニングを3失点にまとめ、今季4勝目をマーク。打線は投手を除く先発野手8人全員が安打を放ち、13安打11得点の猛攻でブレーブス投手陣を粉砕した。ブレーブスは先発のフリオ・テーランが4回までに3本塁打を浴び、4失点で降板。ゴハラは2アウトしか取れず6失点と大誤算だった。

     パドレス打線がとにかく長打を打ちまくった一戦だった。チーム13安打のうち、実に9本が長打であり、1回裏にエリック・ホズマーが7号先制ソロを放つと、2回裏にはコリー・スパンジェンバーグが5号ソロ。2対2の同点で迎えた4回裏にはラフィー・ロペスが3号勝ち越しソロを放った。そして、5回裏は一死二、三塁のチャンスからフレディ・ギャルビスの犠牲フライ、スパンジェンバーグのタイムリー三塁打、ロペスのタイムリー、トラビス・ジャンコウスキーのタイムリー二塁打、ホズマーの2点タイムリー二塁打、ホゼ・ピレラのタイムリー二塁打で大量7得点。6回裏にはフランミル・レイエスにも5号ソロが飛び出した。2ケタ得点は今季4度目であり、1試合4本塁打は今季最多タイ。リーグ最多得点を誇るブレーブスのお株を奪うような猛攻で、パドレスが大勝を収めた。

  • 【DH第2戦】タイガース投手陣が14奪三振2失点の力投

    2018.6.5 12:25 Tuesday

    【ヤンキース2-4タイガース】@コメリカ・パーク

     日本時間6月5日に行われたヤンキースとタイガースによるダブルヘッダーの第2戦は、アーロン・ジャッジを5打席連続三振に封じるなど、4投手が合計14奪三振の力投を見せたタイガースが4対2で勝利。ダブルヘッダーの対戦成績を1勝1敗とした。タイガースは1対1の同点で迎えた4回裏に、ジェームス・マッキャンとジャイマー・キャンデラリオのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功。6回表にジャンカルロ・スタントンの13号ソロで1点差に迫られたものの、7回裏にビクトル・マルティネスのタイムリー二塁打で再び突き放した。タイガース先発のマイク・ファイアーズは6回途中2失点の力投で今季5勝目をマーク。クローザーのシェーン・グリーンを筆頭とするリリーフ陣は合計3回1/3を投げて8三振を奪う好投でリードを守り抜いた。

     タイガース救援陣の頑張りが光った一戦だった。6回表二死一、二塁の場面でファイアーズをリリーフしたルイス・コールマンは、クリント・フレイジャーを歩かせて満塁のピンチを背負ったものの、続くブレット・ガードナーをレフトフライに抑えてピンチを脱出。7回表は一死からゲーリー・サンチェスに四球を与えたが、3三振を奪って無失点で切り抜けた。8回表に登板したジョー・ヒメネスはミゲル・アンドゥハーを一塁ゴロに打ち取り、ニール・ウォーカーとタイラー・オースティンから連続三振を奪って三者凡退。最終回はグリーンがマウンドに上がり、先頭のアーロン・ヒックスにヒットを浴びたものの、後続を三者連続三振に斬って取り、試合を締めくくった。敗れたヤンキースは先発のドミンゴ・ヘルマンが7回途中4失点と踏ん張れず、打線も得点圏で10打数ノーヒットと好機を生かすことができなかった。

  • 【DH第1戦】トーレスがマントル以来の最年少10号HR

    2018.6.5 11:50 Tuesday

    【ヤンキース7-4タイガース】@コメリカ・パーク

     日本時間6月5日に行われたヤンキースとタイガースによるダブルヘッダーの第1戦は、エースのルイス・セベリーノが8回10奪三振2失点(自責点1)と好投したヤンキースが7対4で快勝。セベリーノはリーグトップに立つ9勝目をマークした。ヤンキースは1点ビハインドの3回表にグレイバー・トーレスが右中間への10号ソロを放って同点。続く4回表にはグレッグ・バードの2号ソロ、ミゲル・アンドゥハーとクリント・フレイジャーのタイムリー、オースティン・ロマインの4号3ランで一挙6点を奪い、タイガースを突き放した。タイガースは9回裏にヤンキース2番手のジョナサン・ホルダーを攻めて3点差まで追い上げたものの、反撃が遅すぎた。

     今年4月にメジャーデビューを果たしたばかりの21歳の若武者が、早くも本塁打数を2ケタに乗せた。ヤンキースの選手が22歳の誕生日を迎える前に10本塁打を放つのは、なんと1953年のミッキー・マントル以来65年ぶり。トーレスは球史に残る名選手に並ぶ快挙を成し遂げた。また、トーレスが今季放った10本塁打は、いずれも9番打者として放ったもの。ヤンキースの9番打者によるシーズン最多本塁打記録は、2001年にアルフォンゾ・ソリアーノが記録した11本塁打であり、トーレスが記録を更新する可能性が極めて高くなっている。新人王レースにおいて大谷翔平(エンゼルス)の最大のライバルと目される若武者は、今後どこまで成績を伸ばしていくのか。今後の活躍にも大いに期待したいところだ。

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