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  • グレイ好投でヤンキース快勝もジャッジ骨折で戦線離脱

    2018.7.27 15:30 Friday

    【ロイヤルズ2-7ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースは先発のソニー・グレイが5回75球無失点と好投し、打線はディディ・グレゴリアスの18号3ランで5回までに7点を先行。2番手のアダム・ウォーレンが6回表に2点を失ったものの、新加入のザック・ブリットンが8回表に4番手として登板して1イニングをパーフェクトに抑えるなどリリーフ陣がロイヤルズの反撃を封じ、7対2で快勝した。1回裏の第1打席で死球を受け、4回裏の第3打席で代打を送られたアーロン・ジャッジは右手首の骨折が判明。最低3週間の戦線離脱が決定した。

     5回表にピッチャー返しの打球を右手に受け、5回75球で降板したグレイだったが、試合後は「大丈夫だと思うよ」と明るい表情を見せた。「深刻なものではないよ。念のために早期降板になったのだと思う」とグレイ。アーロン・ブーン監督は大事を取って5回限りで降板させたことを明言し、念のためにレントゲン検査を受けさせる方針であることを明らかにした。グレイとは対照的に、ジャッジは右手首の骨折により戦列を離れることが確定。球団の発表によると、手術は必要ないものの、実戦形式でバットを振れるようになるまでに少なくとも3週間を要するようだ。

  • エンゼルス打線が再び爆発 大谷は5打数ノーヒット

    2018.7.27 13:05 Friday

    【ホワイトソックス8-12エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスは前日に続いて打線が2ケタ得点と爆発し、ホワイトソックスとの打撃戦を制した。先発のニック・トロピアーノが5本塁打を浴びるなど、ホワイトソックス打線に6本塁打を献上したエンゼルスだが、コール・カルフーンが11号ソロ、イアン・キンズラーが13号ソロを放ったほか、メジャーデビュー戦となったフランシスコ・アルシアが1号3ランを含む2安打4打点の活躍。ジャスティン・アップトンも4安打2打点の大活躍を見せた。先発野手9人のうち8人がヒットを記録するなか、「2番・DH」で先発出場した大谷翔平だけが5打数ノーヒットと蚊帳の外だった。

     正捕手のマーティン・マルドナードがトレードされたことにより、12年間にわたるマイナー生活を経て初のメジャー昇格を果たしたアルシアは、いきなりメジャー初本塁打を放つなど2安打4打点の活躍を見せた。「最高の気分だよ。この瞬間をずっと待っていたんだ」と喜びを語ったアルシア。「12年間マイナーでプレイして、昨日の夜に昇格の連絡をもらったんだ。人生で最高の瞬間だったね。泣いたし、最高の気分だった」と自身のマイナー生活、そして昇格を告げられた瞬間について語ったが、その喜びを全てエネルギーに変えたような見事なパフォーマンスでチームの勝利に大きく貢献した。

  • リゾーが劇的なサヨナラ弾 カブス33度目の逆転勝利

    2018.7.27 12:40 Friday

    【ダイヤモンドバックス6-7xカブス】@リグリー・フィールド

     カブスは2点ビハインドで迎えた9回裏にデービッド・ボーティが2号2ラン、アンソニー・リゾーが13号ソロを放ち、劇的なサヨナラ勝利を収めた。アレックス・アビラの5号2ランとニック・アーメッドの13号グランドスラムで一時は5点のリードを奪われたカブスだが、徐々に点差を詰めて2点ビハインドで9回裏へ。ダイヤモンドバックスのクローザー、ブラッド・ボックスバーガーに2本塁打を浴びせ、両リーグ最多となる今季33度目の逆転勝利を完結させた。

     同点弾を放ったボーティは「メジャーでプレイしていようとAAA級でプレイしていようと、僕がやることは同じだよ。僕はチームを助けるためにプレイしているんだ」と誇らしげに語った。リゾーは25試合連続本塁打なしというスランプに陥っていたが、「サヨナラ弾でそれをストップすることができて嬉しいよ」と喜びのコメント。通算1000試合出場の節目の試合を自身の劇的なサヨナラ弾で飾った。なお、カブスはナ・リーグ最速で今季60勝に到達した(ア・リーグではすでに5球団が到達)。

  • スタートリオがアーチ共演 エンゼルス11得点で大勝

    2018.7.26 18:50 Thursday

    【ホワイトソックス3-11エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     エンゼルスはマイク・トラウト、アルバート・プーホルス、大谷翔平のスター選手トリオが初めてのアーチ共演。トラウトが2本塁打を含む3安打4打点をマークするなど、4本塁打を含む14安打11得点の猛攻をホワイトソックス投手陣に浴びせ、本拠地でのホワイトソックス3連戦の被スイープを回避した。初回にトラウトの27号ソロで先制したエンゼルスは、2回裏にプーホルスが17号ソロを放ち、5回裏には大谷の9号2ランなどで一挙4得点。続く6回裏にはトラウトの28号3ランなどでさらに5点を追加し、一気に試合を決めた。エンゼルス先発のタイラー・スキャッグスは6回9奪三振2失点(自責点1)の好投で8勝目(6敗)。ホワイトソックスは先発のジェームス・シールズが3本塁打を浴びるなど4回6失点と打ち込まれ、12敗目(4勝)を喫した。

     エンゼルスのマイク・ソーシア監督は「見ていて楽しかったね」とスター選手トリオのアーチ共演を振り返った。プーホルスの一発は通算631号となり、ケン・グリフィーJr.をかわして歴代単独6位に浮上。また、トラウトは通算13度目の1試合複数本塁打となった。エンゼルスは直近6試合で1勝5敗、合計23得点(うち14得点は唯一勝利したアストロズ戦のもの)と得点力に陥っていたため、ソーシアは大谷を2番に挙げ、アンドレルトン・シモンズを6番に回すことを決断。大谷が9号2ランを放てば、シモンズも2安打1打点と活躍し、打順変更が功を奏した形となった。「2番には慣れていない」と話していた大谷だが、3回裏の第2打席では四球を選んでトラウトに打順を回すなど、繋ぎ役としてもしっかり機能。今後は「攻撃的2番打者」として起用されるケースが増えるかもしれない。

  • ブラックモンが初のサヨナラ弾 ロッキーズ接戦を制す

    2018.7.26 17:45 Thursday

    【アストロズ2-3xロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     前日の試合でアストロズに決勝点を献上するきっかけとなるエラーを犯したチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)が、2対2の同点で迎えた9回裏に自身初のサヨナラ弾となる20号ソロをセンター右へ叩き込み、チームを勝利に導いた。ロッキーズは先発のジョン・グレイが4回表に2点を失ったものの、7回97球を投げてアストロズ打線にわずか1安打しか許さない快投を披露。7回裏には一死満塁のチャンスを作り、ノーラン・アレナードのファウルフライを三塁手のJ.D.デービスがダグアウトに倒れこみながら捕球している間に、三塁走者のライメル・タピアが快足を生かして同点のホームに飛び込んだ。2番手のアダム・オッタビーノと3番手のウェイド・デービスはアストロズ打線にヒットを許さず、ロッキーズ投手陣は強打のアストロズ打線を1安打に封じ込めた。

     「これが野球の美しさだよ」とブラックモンは自身のサヨナラ弾について語った。「自分のミスを引きずるのもいいけど、すぐに次の試合に向けて切り替えることも大切なんだ。(自分のミスを挽回できることが)野球の良さだからね。シーズンは長いからミスを挽回するチャンスはたくさんあるんだよ」とブラックモン。大きなミスを犯した次の試合でそのミスを挽回してしまうあたり、流石オールスター選手と言えるだろう。ロッキーズはア・リーグ西部地区の首位を走るアストロズとの2連戦を1勝1敗で終え、直近21試合で16勝5敗と好調を維持。地区2位のダイヤモンドバックスと1ゲーム差、地区首位のドジャースとも1.5ゲームしか離れておらず、ワイルドカード2位とのブレーブスとも1.5ゲーム差となっている。このまま好調を維持できれば、球団史上初となる2年連続のポストシーズン進出も夢ではなさそうだ。

  • アスレチックスの主砲・デービスが追撃&逆転の2本塁打

    2018.7.26 17:00 Thursday

    【アスレチックス6-5レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     試合中盤までことごとくチャンスを潰していたアスレチックスの主砲、クリス・デービスが試合終盤に貴重な2本塁打を放ち、チームを劇的な逆転勝利に導いた。デービスは1回表一死一、三塁と3回表二死一塁で空振り三振、5回表二死満塁でライトライナーに倒れ、アスレチックスは6回終了時点で1対5と劣勢を強いられていたが、7回表二死一、二塁のチャンスでデービスがコリー・ギアリンからセンターへの26号3ランを放って1点差。さらにデービスは9回表二死一塁、カウント2-2という敗戦まであと1球に追い込まれた場面でホゼ・レクラークからライトスタンドへの27号2ランを放ち、土壇場で試合をひっくり返した。デービスはこれで4試合連続本塁打となり、4試合で6本塁打と量産モード。アスレチックスは5連勝で今季60勝に到達した。

     2試合連続での劇的な逆転勝利に、アスレチックスのボブ・メルビン監督は「何て言ったらいいかわからないよ」と興奮を隠せなかった。8点のビハインドを跳ね返して延長戦を制した前日に続き、この試合ではデービスの2本塁打で4点差を逆転。しかも、2本目の逆転弾は敗戦まであと1球に追い込まれた場面で飛び出した。「チームの雰囲気の良さは言葉では言い表せないよ」とデービス。逆転弾でベンチが盛り上がる様子からもチームの雰囲気の良さがうかがえる。劇的な勝利でワイルドカード2位かつ地区2位のマリナーズとの1.5ゲーム差をキープし、地区首位のアストロズとのゲーム差は6.5に縮まった。レギュラーシーズンは残り59試合。「奇跡」を起こすのにまだ十分な試合数は残っている。

  • セグーラが決勝打 マリナーズまたも1点差の接戦を制す

    2018.7.26 16:35 Thursday

    【ジャイアンツ2-3マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     8回裏にジーン・セグーラのタイムリーで勝ち越したマリナーズは、9回表のジャイアンツの攻撃を守護神のエドウィン・ディアスが三者連続空振り三振に仕留めて1点差で逃げ切り。今季両リーグ最多となる27度目の1点差勝利をマークした。マリナーズは好投していたマイク・リークが7回表に捕まり、2対2の同点に追い付かれてしまったものの、8回裏に一死二塁のチャンスを作り、セグーラが初球をセンター前に弾き返す勝ち越しタイムリー。得意の接戦を制し、本拠地セーフコ・フィールドでのジャイアンツ2連戦を1勝1敗で終えた。貯金は再び20の大台に乗り、地区首位のアストロズとは5ゲーム差。明後日からは20連戦がスタートするが、うち16試合が同地区球団との対戦であり、17年ぶりのポストシーズン進出に向けて正念場となりそうだ。

     決勝打を放ったセグーラは「シンカーが低めに来るのを待っていたんだ。狙い通りのボールが来たよ」と自身の打席を振り返った。「狙い通りのボールに対して良いスイングをすることができた。打球は上手い具合にセンターへ抜けていってくれたね」とセグーラ。試合終盤の貴重なチャンスで勝負強さを発揮し、チームに貴重な勝ち越し点をもたらした。9回表に登場したディアスは三者連続空振り三振という圧巻のピッチングで今季38セーブ目をマーク。1点差のセーブは21度を数え、38セーブとともに両リーグ最多の数字となっている。いまだ60セーブペースを維持しているディアス。チームのポストシーズン進出とともに、史上2人目の大記録なるか注目したい。

  • ツインズ・サンタナが今季初登板 ガーバー5打点の活躍

    2018.7.26 15:50 Thursday

    【ツインズ12-6ブルージェイズ(延長11回)】@ロジャース・センター

     ツインズは「8番・捕手」で先発出場したミッチ・ガーバーが5号ソロを含む4安打5打点の大活躍を見せ、チームを勝利に導いた。禁止薬物使用による出場停止処分期間が終了したアービン・サンタナが今季初登板初先発となったツインズは、6回表にガーバーの5号ソロで勝ち越しに成功。その後、試合は6対6の同点となって延長戦に突入し、11回表にガーバーが2点タイムリー二塁打を放つなど大量6点を奪って試合を決めた。ガーバーは2回表に同点タイムリー、8回表にもリードを広げるタイムリーを放っており、4安打5打点の大暴れ。ツインズは3番と5番がノーヒットに終わった一方、ガーバーを含む下位打線(7~9番)が9打点を叩き出し、延長戦を制して敵地でのブルージェイズ3連戦をスイープした。

     ツインズのポール・モリター監督は「延長戦を戦わなくてはいけなくなってしまったのは残念だった」と3点差を追い付かれたリリーフ陣に苦言を呈しつつも、「良い試合をすることができたね」と勝利を喜んだ。指揮官は「ガーバーが素晴らしい活躍をしてくれた」と語り、長期離脱中のジェイソン・カストロに代わる正捕手として奮闘しているガーバーの活躍を称賛。「最初の打席のタイムリーから始まって、ホームラン、逆方向へのタイムリー、最後は二塁打。我々が必要としていたものを全部打ってくれたね」と賛辞は止まらなかった。ガーバーは直近27試合で打率.351と絶好調。「今後もこの活躍を続けていきたいね」と充実した表情で話していた。

  • 白熱の投手戦 カブスが相手のエラーで決勝点もぎ取る

    2018.7.26 15:25 Thursday

    【ダイヤモンドバックス1-2カブス】@リグリー・フィールド

     カブス先発のジョン・レスターが7回途中4安打1失点と好投すれば、ダイヤモンドバックス先発のロビー・レイも負けじと7回4安打1失点のナイスピッチング。白熱の投手戦の勝敗を決したのは、試合終盤の守備の乱れだった。8回裏、ダイヤモンドバックスは2番手のT.J.マクファーランドがマウンドに上がったものの、ハビアー・バイエズの投手前への内野安打を一塁へ悪送球し、いきなり無死二塁のピンチを背負ってしまう。カブスはここでイアン・ハップが四球を選び、無死一、二塁のチャンス。代打で登場したジェイソン・ヘイワードの打球は4-6-3の併殺打になるかと思われたが、遊撃手のニック・アーメッドの一塁への送球が大きく逸れ、この間に代走のタイラー・チャットウッドが決勝のホームを踏んだ。なお、レスターとレイの両投手には勝敗はつかなかった。

     試合後、カブスのアルバート・アルモーラJr.は「僕たちが試合に勝てたのは彼のおかげだよ。彼が僕たちに勝つチャンスを与えてくれたんだ」と語り、レスターの好投を称えた。前回登板のカージナルス戦では今季最短の3回8失点でノックアウトされたレスターだが、前回の反省を生かしてピッチングをしっかり修正。「前回の登板より調子は良かったし、良いボールを投げることができたと思う」とレスターは自身のピッチングへの手応えを口にした。残念ながら1点リードの7回表にA.J.ポロックに13号同点ソロを被弾したところで降板となってしまったものの、レスターを責める者は一人もいない。アルモーラJr.の言葉通り、レスターの好投がチームの勝利を呼び込んだ一戦だった。

  • 好投のボイドを打線が援護 タイガースが3連戦勝ち越し

    2018.7.26 14:55 Thursday

    【タイガース8-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     タイガースは1対1の同点で迎えた4回表にロイヤルズ先発のダニー・ダフィーの暴投とホゼ・イグレシアスの4号3ランで4点を勝ち越し。先発のマシュー・ボイドは6回95球2失点と好投し、8対4で勝利したタイガースは敵地でのロイヤルズ3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。一方、敗れたロイヤルズはこの試合が7月末のトレード期限までの最後のホームゲーム。5回裏にタイムリー二塁打を放つなど2安打1打点の活躍を見せたマイク・ムスターカスはトレード市場で10球団近くから関心を寄せられており、この試合がロイヤルズの一員としての最後のホームゲームとなる可能性もありそうだ。

     タイガースのロン・ガーデンハイアー監督は「我々はこの3連戦の間、本当に良い野球をすることができたと思う。最近はあまりカード勝ち越しがなかったからね」と語り、およそ1ヶ月半ぶりのカード勝ち越しを喜んだ。「ビジターで勝ち越せるのは本当に大きなことだ。次のカードからはホームに戻るけど、ホームではより良い野球ができるといいね」とガーデンハイアー。指揮官は敵地で勝ち越したことが選手たちの自信に繋がることを願っているようだ。ちなみに、タイガースのカード勝ち越しは日本時間6月16日からのホワイトソックス3連戦をスイープしたのが最後。その後は11連敗を喫するなど、9カード連続勝ち越しなし(負け越し7度、タイ2度)と苦しい戦いが続いていた。

  • ナショナルズ・ロアーク 8回11K無失点の快投で4勝目

    2018.7.26 13:05 Thursday

    【ナショナルズ7-3ブリュワーズ】@ミラー・パーク

     ナショナルズは先発のタナー・ロアークが今季最高のピッチングで4勝目(12敗)をマーク。ブリュワーズ3連戦の被スイープを回避し、借金を1に減らした。ロアークは3回裏に三者連続で空振り三振を奪うなどボールに威力があり、4回裏二死一、三塁のピンチもタイラー・サラディーノを見逃し三振に抑えて脱出。8回裏二死走者なしの場面でエリック・テームズから見逃し三振を奪い、8回106球を投げて被安打3、奪三振11、与四球1、無失点という快投を締めくくった。ナショナルズは初回にダニエル・マーフィーのタイムリーなどで3点を先制し、5回表にブライス・ハーパーが25号3ラン、6回表にはフアン・ソトが11号ソロを放って大量7点をリード。最終回にリリーフ陣が3点を失ったものの、7対3で勝利を収めた。

     ナショナルズのデーブ・マルティネス監督は「こういう試合を毎日したいね」と投打が噛み合った一戦を振り返った。開幕前には絶対的な地区優勝候補と目されながら、ここまで借金1で地区3位という体たらく。投打とも期待されたほどのパフォーマンスを見せることができていない。しかし、マルティネスは「先発投手が6~7イニングを投げてくれれば、我々はいろんなことができるんだ」と先発投手の仕事ぶりをチーム浮上のカギに挙げる。「我々の打線は今日の試合のように破壊力を秘めている。(先発投手が)試合を壊さなければ、勝つチャンスがあるんだよ」とマルティネス。現在は大黒柱のマックス・シャーザーに「おんぶにだっこ」のような状況だが、ロアークやジオ・ゴンザレスが本来の姿を取り戻せば、上位追撃も決して不可能ではないはずだ。

  • バウアーが10奪三振の快投 パイレーツ連勝ストップ

    2018.7.26 12:40 Thursday

    【パイレーツ0-4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     パイレーツの11連勝を止めたのはインディアンスの頭脳派右腕、トレバー・バウアーだった。バウアーは速球、スライダー、ナックルカーブのコンビネーションで5回表に三者連続空振り三振を奪うなど、8回途中まで102球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、無失点という素晴らしいピッチングを披露。2四球で招いた7回表一死一、二塁のピンチもデービッド・フリースを空振り三振、ショーン・ロドリゲスをショートゴロに抑え、パイレーツ打線に得点を許さなかった。打線は3回裏にエドウィン・エンカーナシオンのタイムリーで2点を先制し、8回裏にはヨンダー・アロンゾが16号2ラン。バウアーのあとはパドレスから加入したアダム・シンバーとブラッド・ハンドがパイレーツの反撃を封じ、それぞれホールドとセーブを記録した。

     インディアンスのテリー・フランコーナ監督は「彼は今年オールスター・ゲームに選出されたけど、球界で最高の投手の一人になろうとしているね」と好投したバウアーを絶賛した。勝敗だけを見れば9勝6敗とそれほど目立った数字ではないものの、防御率2.32はリーグ4位、192奪三振はリーグ2位の数字。被本塁打6本は規定投球回に到達している投手のなかで最も少なく、指揮官の「球界最高の投手の一人」というコメントは決して過大評価ではない。「打者が打ちにくいところにしっかり投げることができたのは良かった」と自身のピッチングを振り返ったバウアー。2011年ドラフト全体3位指名の右腕が、いよいよ本格開花のシーズンを迎えているようだ。

  • 打線3本塁打&ロマノ好投でレッズが3連戦勝ち越し

    2018.7.26 12:15 Thursday

    【カージナルス3-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは打線が3本の本塁打を放って試合の主導権を握り、投げては先発のサル・ロマノが6回2失点の好投を披露。リリーフ陣がカージナルスの反撃を1点に抑えた一方で、8回裏にはフィリップ・アービンのタイムリー二塁打で2点を追加し、7対3で勝利を収めてカージナルス3連戦に勝ち越した。初回にエウヘニオ・スアレスの3試合連発となる22号2ランで先制したレッズは、4回裏にアダム・デュバルが15号ソロ、6回裏にタッカー・バーンハートが6号2ランを放ち、3本塁打で5得点。8回表には3番手のジャレッド・ヒューズが二死満塁のピンチを凌ぎ、その裏に2点を追加して試合を決定付けた。

     初回こそやや不安定なピッチングが目立ち、二死満塁のピンチをなんとか無失点で切り抜けたロマノだが、その後は完全に立ち直って6回2失点。中9日での登板となったものの、先発としての役割をしっかり果たし、今季6勝目(8敗)をマークした。「サル(・ロマノ)は本当に良いピッチングをしていたと思うよ」と語ったのは女房役のバーンハート。「10日ほど試合で投げていなかったけど、ボールに勢いがあったし、彼らしいピッチングができていた」とロマノの好投を称えた。一方、ロマノも「重要な場面でしっかり投げることができた。タッカー(・バーンハート)が良い球を引き出してくれたよ」と女房役への感謝を口にしていた。

  • 最下位低迷も勝利にこだわるメッツ 見事な逆転勝利

    2018.7.26 11:50 Thursday

    【パドレス4-6メッツ】@シティ・フィールド

     メッツが2点を追う5回裏に3本のタイムリーで4点を奪って逆転勝利。新人右腕のコリー・オズワルトは通算5度目の先発で嬉しいメジャー初勝利をマークした。5回裏のメッツは一死二塁からケビン・プラウェッキーのタイムリーで1点を返し、さらに二死一、二塁として代打のフィリップ・エバンスが同点タイムリー。その後、ダブルスチールで二死二、三塁とチャンスを広げ、アメッド・ロサリオのタイムリーで2点を勝ち越した。続く6回裏にはホゼ・バティースタが8号2ランを放って4点差。オズワルトは代打を送られた関係で5回62球2失点で降板したものの、リリーフ陣がパドレスの反撃を2点に抑え、6対4で逃げ切った。

     「メジャー初勝利は特別だよ。特にパドレスが相手だったからね」とオズワルトは喜びを語ったが、サンディエゴ出身のオズワルトはパドレスファンとして育った。それだけに喜びもひとしおだろう。また、メッツのミッキー・キャラウェイ監督は5回裏のチャンスでオズワルトに代打を送る決断をした。クローザーのジューリス・ファミリアを放出し、主砲のヨエニス・セスペデスが今季絶望となるなか、勝利にこだわらず若手に経験を積ませることを優先するという選択肢もあったはず。キャラウェイは「オズワルトはまだ若いから大事に育てたいんだ」と意図を説明したが、若手に勝利の味を経験させたいという親心もあったのではないだろうか。

  • ロモが今季12セーブ目 レイズ逆転でカード勝ち越し

    2018.7.26 08:30 Thursday

    【ヤンキース2-3レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ヤンキース3連戦に臨んでいるレイズは前日の試合で悔しい完封負けを喫した。しかし、3戦目に勝利すれば今カード勝ち越しが決まる。運命の3戦目は中盤まで劣勢状態もチームは6回に3点をとって試合をひっくり返すとそのまま逃げきって逆転勝ちを飾った。

     この日のレイズはいわゆるブルペンデーであり、継投で試合をつくっていく。先発のライン・スタナックは初回、ヒットを1本浴びたものの、無失点で抑える。2回にレイズはニール・ウォーカーの犠牲フライで先制点を許した後はヤンキース先発、ルイス・セッサの前に5回まで無得点と苦しめられていた。

     反撃したいレイズは先頭のアダム・ムーアがヒットで出塁するとケビン・キアマイアーに2ランが飛び出して逆転に成功する、その後も2死からC.J.クロンも一発を放ち、怒涛の一発攻勢でチームに流れを呼び込んだ。8回にヤンキースに1点差まで追い上げられるも最終回はセルジオ・ロモが締めて試合終了。ロモが挙げた今季12セーブ目は強打・ヤンキース打線を封じ込め、チームのカード勝ち越しを決めた価値あるものとなった。敗れたヤンキースは先発のセッサが6回途中2失点もチームはあと一歩及ばなかった。

  • 5回に一挙5得点のフィリーズが試合を決めて連勝締め

    2018.7.26 05:30 Thursday

    【ドジャース3-7フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

     前日の試合で延長16回の死闘を演じた両軍は3連戦の3戦目に臨んだ。今試合では初回から共に1点ずつを取り合うも5回にフィリーズ打線が爆発し一挙5得点で勝利を決定的なものとする。ドジャースも点差を縮めたが勝利とはならず、今カードはフィリーズが2勝1敗で勝ち越した。

     この日はフィリーズがジェイク・アリエタ、ドジャースがウォーカー・ビューラーの両先発の投げ合いとなり両者は犠牲フライと本塁打で失点する立ち上がりとなる。同点で迎えた5回、フィリーズ打線がドジャース投手陣に襲い掛かった。スコット・キンガリーの一発で勝ち越すとさらに1点を追加し、スコア3-1、2死満塁のチャンスをつくる。既にドジャースベンチはビューラーを諦め、2番手のスコット・アレクサンダーに交代していた。ここで打席を迎えたカルロス・サンタナが右中間への走者一掃スリーベースを放ち、チームは一気に5得点を記録して主導権を握った。

     反撃したいドジャースは6回、マックス・マンシーに2ランが飛び出すもその後は得点できず、8回、フィリーズにダメ押しの追加点を取られて連敗となった。結局、ビューラーは5回途中5失点の内容、一方のアリエタは6回3失点と両者の明暗が分かれた。フィリーズではサンタナが2安打3打点、キンガリーが放った一発が値千金のものとなった。

  • 延長16回の大熱戦はプルーフのサヨナラ本塁打で決着

    2018.7.25 18:30 Wednesday

    【ドジャース4-7フィリーズ(延長16回)】@シチズンズバンク・パーク

     日本時間7月11日にメジャー昇格を果たしたばかりのベテラン内野手が新天地で放った初本塁打は、延長16回の大熱戦に終止符を打つ一発となった。16回表の勝ち越し機を逃したドジャースは、その裏のマウンドにユーティリティ・プレイヤーのキケ・ヘルナンデスを投入。キャリア初登板となったヘルナンデスは1球で先頭打者を打ち取ったものの、続く2打者に連続四球を与えてしまう。ここで打席には12回表の守備から途中出場していたトレバー・プルーフ。ここまでの2打席はいずれも凡退していたものの、カウント2-2からの5球目、外角高めのボールを捉えると、打球は右中間スタンドに飛び込む1号サヨナラ3ランとなった。フィリーズは16回表のマウンドに本来は先発投手のビンス・ベラスケスを送り込んでおり、フィリーズの執念が実った劇的なサヨナラ勝利と言えるだろう。

     試合開始前の時点でドジャースは2位に1.5ゲーム差の地区首位、フィリーズはブレーブスと並んで地区首位タイとなっていたが、フィリーズのゲーブ・キャプラー監督は「この試合は全てを注ぎ込む価値があると感じていた」とリリーバーを使い切った状況になっても試合を捨てはしなかった。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も先発投手のリッチ・ヒルをブルペンでスタンバイさせていたものの、あくまでもセーブ機会で起用する方針を貫き、16回裏のマウンドには野手のヘルナンデスを投入。先に先発投手を投入したフィリーズに勝利の女神は微笑んだ。ナ・リーグでは各地区で熾烈な優勝争いが繰り広げられており、この試合での1勝ないし1敗が最終的に地区優勝の行方を左右する可能性もある。現時点で判断はできないが、ベラスケスを惜しみなく投入したことが歓喜の秋に繋がる可能性もありそうだ。

  • アストロズが剛腕・デービス攻略 10回表に一挙6得点

    2018.7.25 18:00 Wednesday

    【アストロズ8-2ロッキーズ(延長10回)】@クアーズ・フィールド

     初回にアレックス・ブレグマンの21号2ランで先制したアストロズは、その後追加点を奪えず、7回裏にロッキーズに追い付かれたものの、2対2の同点で迎えた10回表に打線が爆発。ウェイド・デービスとイェンシー・アルモンテの2投手から大量6点を奪い、8対2で延長戦を制した。10回表のアストロズは一死一、三塁のチャンスを作り、トニー・ケンプのタイムリーで勝ち越しに成功。さらにカイル・タッカーの2点タイムリー三塁打とジョージ・スプリンガーの17号2ランで4点を追加してデービスをノックアウトし、代わったアルモンテからも一死一、三塁のチャンスを作ってユリ・グリエルのタイムリーでさらに1点を追加した。アストロズ先発のゲリット・コールは勝利投手にはなれなかったものの、7回途中9奪三振2失点の好投。ロッキーズはデービスの乱調が誤算だった。

     10回表のビッグイニングは、ジョシュ・レディックのセンター前ヒットを中堅手のチャーリー・ブラックモンが後逸し、無死三塁となったところから始まった。アストロズのA.J.ヒンチ監督は「我々は相手のミスを生かすことができたね。その後は良い打席を続けることができたよ」と一挙6得点の勝ち越し劇に満足げ。「今日の試合はとにかく初回と最終回に尽きるね」と初回に2得点、最終回(延長10回)に6得点を奪った試合を振り返った。決勝タイムリーを放ったケンプは「自分に出来る方法でチームを助けることだけを考えていた」と自身の打席を振り返り、「監督が『お前は良い打者だ』と言ってくれたんだ」と指揮官の一言に後押しされたことを明らかにした。

  • ロイヤルズが接戦を制す 先発・スミスが5年ぶりの白星

    2018.7.25 17:15 Wednesday

    【タイガース4-5ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     ロイヤルズのバーチ・スミスが7回途中2失点と好投し、2013年9月15日(現地時間)以来となるメジャー通算2勝目をマークした。ロイヤルズは初回にマイク・ムスターカスの20号2ランで先制し、その後もサルバドール・ペレスの15号ソロなどで着実に加点。スミスは7回表一死から連続四球を与えたところで降板し、2番手のティム・ヒルがビクトル・マルティネスに5号3ランを浴びたため2失点が記録されたものの、96球を投げて被安打1、奪三振6、与四球2、失点2という安定したピッチングで5年ぶりの白星を手にした。タイガースは9回表に1点差まで追い上げたが、あと一歩届かず。先発のジョーダン・ジマーマンは5回4失点で今季2敗目(4勝)を喫した。

     2013年にパドレスでメジャーデビューを果たし、1勝3敗、防御率6.44という成績を残してから4年間にわたってメジャーの舞台から姿を消していたスミスが今季27度目の登板(うち3先発)にして嬉しい今季初勝利(1敗)をマークした。スミスは2014年オフにウィル・マイヤーズ(パドレス)やトレイ・ターナー(ナショナルズ)らが絡んだ三角トレードでパドレスからレイズへ放出され、2015年にはトミー・ジョン手術も経験。昨オフのルール5ドラフトでメッツから指名を受け、直後にロイヤルズへトレードされていたが、今季は開幕からブルペンの一角を担い、7月中旬に先発ローテーション入りを果たした。「もちろん興奮したよ。長い時間をかけてしまったからね。登板機会を得られるだけでも幸せなんだ」と語ったスミスだが、まだ28歳。メジャーリーグの投手として大成するチャンスはまだまだ残されているはずだ。

  • ブリュワーズ・サラディーノが延長10回にサヨナラ犠飛

    2018.7.25 16:55 Wednesday

    【ナショナルズ4-5xブリュワーズ(延長10回)】@ミラー・パーク

     ブリュワーズは2回までに4点のビハインドを背負ったものの、5回裏に3点、7回裏に1点を奪って同点に追い付き、延長10回裏にタイラー・サラディーノがレフトへの犠牲フライを放ってサヨナラ勝ち。地区首位のカブスとのゲーム差を1.5に縮めた。5回裏にクリスチャン・イェリッチの13号2ランなどで1点差としたブリュワーズは、7回裏にロレンゾ・ケインが同点タイムリー。10回裏はナショナルズ6番手のマット・グレイスを攻めて無死満塁のチャンスを作り、トラビス・ショウこそ三振に倒れたものの、サラディーノがレフトへフライを打ち上げ、フアン・ソトの返球が一塁側へ逸れる間に三塁走者のケインがサヨナラのホームを踏んだ。

     一時はナ・リーグ中部地区の首位を走りながらもカブスにその座を奪われ、直近9試合で1勝8敗と失速していたブリュワーズ。ケインは「僕たちはチームとして混乱し、スランプに陥っていた。間違いなく今日の勝利は大きいよ」と延長戦の末のサヨナラ勝利を喜んだ。サラディーノが打ち上げた打球は少し浅いようにも見えたものの、「浅いか深いかなんて関係なかった。いずれにしても本塁に突入するつもりだったからね」とケイン。「幸運にも送球が逸れてくれたから、楽にホームインすることができたよ」と語ったように、送球が逸れていなければ際どいタイミングだったかもしれないが、運も味方につけたということだろう。このサヨナラ勝利をきっかけにブリュワーズが再び勢いに乗ることができるか注目だ。

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