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  • ジュニス好投 ロイヤルズが今季初のカード勝ち越し!

    2018.5.7 14:30 Monday

    【タイガース2-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

     試合開始前の時点で10勝23敗(勝率.303)とリーグワースト3位の成績に沈んでいたロイヤルズは、開幕から1ヶ月強が経過したにもかかわらず、カード勝ち越しが一度もなかった。しかし、日本時間5月4日から始まったタイガース4連戦では最初の2試合に連勝し、あと1つ勝てば今季初のカード勝ち越しという状況。前日の試合では2対3で惜敗したものの、日本時間5月7日に行われた4連戦の最終戦では先発のジェイコブ・ジュニスが7回2失点と好投し、チームを今季初のカード勝ち越しへと導いた。

     タイガースは主力数名を故障や休養で欠いており、ジュニスは「相手打線は僕たちの脅威になり得る打者を数名欠いていた」と素直な感想を口にした。しかし、「攻めのピッチングをすることができた。スライダーがしっかり機能したし、重要な場面で三振を奪えたのは大きかった」と語ったように、気を緩めることなく攻めのピッチングを展開し、7回2失点。三塁手のマイク・ムスターカスが「彼はボールを受け取ってすぐに次のボールを投げていた。彼の後ろを守っているのは楽しいよ。(テンポが良いので)いつも以上に試合に集中できるからね」と話したように、テンポの良いピッチングで味方の援護を呼び込み、3回までに4点のリードをもらってのびのびと投げ続けた。ジュニスはこれで今季4勝目。防御率3.18、WHIP0.99と安定感のあるピッチングを続けており、先発ローテーションの柱に相応しい投手となりつつある。

  • クールが7回1安打無失点の快投 パイレーツ9得点大勝

    2018.5.7 14:00 Monday

    【パイレーツ9-0ブリュワーズ】@ミラー・パークム

     前回登板では5イニングを投げ切れずに降板したチャド・クール(パイレーツ)だが、日本時間5月7日のブリュワーズ戦では7回を1安打無失点に抑える今季のベストピッチングを披露し、4勝目をマークした。クリント・ハードル監督は「前回の登板は我々が望んでいたものではなかった。今日は7イニングを投げてヒットを1本に抑え、三振を8つ奪って、良いピッチングをしてくれた。彼にとって自信になったんじゃないかな」と評価。対戦した23人の打者に対して初球ストライクはわずか3度だけと制球に苦しんだクールは、変化球の割合を増やすことで苦境を克服し、7回裏二死走者なし、カウント3-2からドミンゴ・サンタナに投じたこの試合の108球目となるチェンジアップで見逃し三振を奪ったシーンは、今日のピッチングを象徴していた。

     クールが好投を続ける一方、打線もブリュワーズ先発のチェイス・アンダーソンに襲い掛かり、初回にアダム・フレイジャーの2号先頭打者アーチとコリー・ディッカーソンのタイムリー二塁打で2点を先制。2回表にはジョーディ・マーサーに1号ソロが飛び出し、6回表には4本のタイムリーで4点、7回表にはジョシュ・ベルの2号ソロで1点、8回表にはグレゴリー・ポランコの犠牲フライでさらに1点を追加して大量9得点でクールを援護した。ハードルは「今日は打つべきゾーンに来たボールを逃さず捉えることができていたね」と大量得点の要因を分析。「アンダーソンの調子は良さそうに見えた」と好投手を攻略しての快勝を喜んでいた。

  • ナショナルズが逆転サヨナラ シャーザーは快挙達成

    2018.5.7 12:00 Monday

    【フィリーズ4-5xナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

     8回表終了時点で3点のビハインドを背負っていたナショナルズだが、8回裏と9回裏に2点ずつを奪い、劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた。8回裏は2四球と内野安打で二死満塁のチャンスを作り、昨日戦列復帰を果たしたばかりのアンソニー・レンドンが戦列復帰後の初安打となる2点タイムリー。9回裏にはマット・ウィータースのヒットと2四死球で無死満塁のチャンスを作り、ペドロ・セベリーノが押し出し四球を選んで同点となったあと、ウィルマー・ディフォーがセンターへのタイムリーを放って試合を決めた。試合後、デーブ・マルティネス監督は「選手たちはよく戦ってくれた。誇りに思うよ」と選手たちを称えていた。

     ナショナルズが劇的な逆転サヨナラ勝利を収めたこの試合では、メジャー史上初となる快挙が生まれた。ナショナルズ先発のマックス・シャーザーは、初回に2三振を奪うと、その後も2回表から4回表にかけて7者連続三振をマークするなど、驚異の奪三振ショーを披露。球数が多くなってしまったため、7回途中で降板となってしまったものの、今季最多の15奪三振をマークする快投を見せた。なんと6回1/3(19アウト)以内で15三振を奪ったのは、長いメジャーリーグの歴史のなかでも初となる快挙。アウトの実に8割近くを三振で記録するという驚異的なピッチングでシャーザーは今季の奪三振を80とし、メジャートップに立っている。

  • 新人左腕・スアレスが好投 3度目の先発で初勝利!

    2018.5.7 11:30 Monday

    【ジャイアンツ4-3ブレーブス】@サントラスト・パーク

     ジャイアンツはジョニー・クエイトの故障者リスト入りにより日本時間5月2日にメジャー再昇格を果たしたアンドリュー・スアレスがキャリア3度目の先発登板。前回登板では7回2失点と好投しながらも、打線の援護に恵まれず白星を手にすることができなかったが、今日の試合では初回に先制を許したものの、6回途中1失点(自責点0)と好投し、打線の援護にも恵まれて記念すべきメジャー初勝利をマークした。今日の勝利により、ジャイアンツは敵地でのブレーブス3連戦をスイープ。連勝を4に伸ばしている。

     「決して忘れられない日になったよ。試合に勝つことができて嬉しいし、特にスイープだからね」と25歳の新人左腕・スアレスは初勝利を挙げた試合を振り返った。初回は二死一塁から味方のエラーと四球で満塁のピンチを背負い、タイラー・フラワーズのタイムリー内野安打で1点を失ったものの、その後は安定したピッチング。ブルース・ボウチー監督は「彼は自分がやるべきことをわかっているんだ。強打者が並ぶ打線を相手にしても、自信を持って投げることができている」とスアレスの度胸を評価。スアレスはこの試合で3本の併殺打を打たせたが、「ストライクを投げてさえいれば、守備陣がしっかり守ってくれるんだ。これはとても大きいよ。プレッシャーを軽減してくれるしね」とバックの好守を自身の好投の要因に挙げていた。

  • デズモンドが決勝弾含む2発 メッツ3連戦をスイープ

    2018.5.7 11:00 Monday

    【ロッキーズ3-2メッツ】@シティ・フィールド

     試合開始前の時点で打率.177の不調に喘いでいた一塁手が放った2本の本塁打が、ロッキーズを今季最長の5連勝に導いた。「6番・一塁」で先発出場したイアン・デズモンドは、2点ビハインドで迎えた2回表にメッツ先発のノア・シンダーガードから左中間への5号ソロ。さらに2対2の同点で迎えた8回表には、メッツ4番手のハンセル・ロブレスから右中間スタンドへ飛び込む6号ソロを放ち、チームに貴重な勝ち越し点をもたらした。ロッキーズ先発のカイル・フリーランドは初回に2点を失ったものの、その後は立ち直って7回2失点の好投。3先発連続で7イニングを投げ切る安定したピッチングで今季2勝目をマークした。

     ロッキーズのバド・ブラック監督は2本塁打を放ってチームの勝利に貢献したデズモンドの活躍を称賛した。好投手・シンダーガードから放った1本目の本塁打については「シンダーガードから放ったあの一発は、我々に勝利の可能性を与えてくれた」とコメント。右中間スタンドへ飛び込んだ2本目の本塁打については「右打者の本塁打が出にくい球場でよく打ってくれた。上手く打てていたね。あれは大きかったよ」と称えていた。デズモンドは不調の原因がスイングに微調整を加えたことであると明言しており、現在は以前のスイングを取り戻せるように調整中だという。今日の活躍を見る限り、オールスター・ゲーム選出2度を誇る好選手が本来の実力を発揮し始める日も、そう遠くはなさそうだ。

  • 8回4点差からの逆転サヨナラ ヤンキース16試合15勝

    2018.5.7 10:00 Monday

    【インディアンス4-7xヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     ヤンキースの勢いが止まらない。日本時間5月7日のインディアンス戦、ヤンキースは先発のドミンゴ・ヘルマンが6回無安打無失点の好投を見せ、7回表は2番手のデリン・ベタンセスがインディアンス打線を三者凡退に抑えて継投ノーヒッターを継続したものの、8回表にヨンダー・アロンゾの初安打をきっかけに4失点。しかし、8回裏に3点を返し、9回裏にはニール・ウォーカーのタイムリー二塁打で追いついたあと、グレイバー・トーレスが球団史上最年少でのサヨナラ本塁打を放ち、チームに劇的な勝利をもたらした。

     もはや「グレイバー・トーレス効果」と呼んでいいのかもしれない。チーム最高の若手有望株として大きな期待を背負っているトーレスは、日本時間4月23日のブルージェイズ戦でメジャーデビューを果たし、チームはそこからの15試合で14勝。トーレスのデビュー前日にも勝利していたため、チームでは1980年以来となる16試合で15勝1敗という快進撃を続けている。しかも、この快進撃の期間中には昨季ポストシーズンに進出したツインズ、アストロズ、インディアンス、現在ア・リーグ西部地区で首位に立つエンゼルスとの対戦が含まれていたのだから、驚異というほかないだろう。トーレスは「このチームは本当に凄いよ」と語るが、自身もここまで15試合に出場して打率.327、2本塁打、11打点、OPS.857の好成績をマーク。21歳144日でのサヨナラ本塁打は、ミッキー・マントルを抜いて球団史上最年少の快挙となった。ヤンキースの驚異的な快進撃は、トーレスが牽引していると言っても過言ではなさそうだ。

  • グレイの好投でヤンキースは1998年以来の15試合で14勝

    2018.5.6 16:00 Sunday

    【インディアンス2-5ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     5月になってもヤンキースの強さは衰えない。日本時間5月6日に行われたインディアンス戦で先発のソニー・グレイが6回4安打2失点の好投で今季2勝目を挙げる活躍をみせた。また、打線はインディアンスにわずか4安打に抑えられるも相手先発、トレバー・バウアーの制球難や相手失策の隙をついて勢いに乗りチームはさらに連勝を「5」に伸ばした。

     グレイは日本時間4月8日のオリオールズ戦を最後に4試合勝ち星がない。なんとかこの流れを断ち切りたいグレイは初回の相手打線の攻撃を3人で抑える好投をみせ上々の立ち上がりをみせる。3回には1死満塁のピンチを背負うがジェイソン・キプニスを三振、続くホゼ・ラミレスは外野フライに抑えて事なきを得た。調子を上げたグレイは5回にフランシスコ・リンドーアに被弾、6回にも失点するも粘りの投球で降板するまで7奪三振を記録した。

     ヤンキース打線は4回までバウアーから1本も安打を打てずにいたが、迎えた5回の攻撃。バウアーが突如として制球を乱し1死から四球とヒットが絡み1点を返すと相手のエラーやブレット・ガードナーの犠牲フライでこの回で4得点し逆転に成功した。7回にも1点を追加したヤンキースは5対2のままリードを守り切った。

     今回の勝利でチームは15試合で14勝と驚異的な数字を記録。ちなみにこれはヤンキースが世界一になった1998年以来のものとなる。当時は日本時間6月25日から7月13日にかけて15試合で14勝を達成している。この勢いで1998年世界一の再現となるか、20年ぶりの快挙にチームは盛り上がった。

  • プーホルスの通算3000安打達成試合はエンゼルスが快勝

    2018.5.5 18:00 Saturday

    【エンゼルス5-0マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     日本時間5月5日、セーフコ・フィールドで行われたエンゼルスとマリナーズの試合で球界に偉大な記録が誕生した。エンゼルスのアルバート・プーホルスが通算3000安打を達成。メジャー18年の偉業をチームメイトだけではなく、球場内のファンも盛大に祝福した。彼の記録を讃えるために奮起したエンゼルスは最後までリードを守り切り完勝でプーホルスの記録に華を添えた。

     前日の試合で1安打を記録し、通算2999本で迎えた今試合は「4番・一塁」でスタメン出場すると初回の第1打席では相手先発、マイク・リークの前にショートライナーに倒れる。4回の第2打席は四球で出塁、そして「その時」は5回に訪れる。

     5回2死一塁で迎えた第3打席ではリークとの3度目の対決。カウント1-0からの2球目、外角低めのスライダーを巧く捉えライトへと運び、史上32人目の3000安打達成者となった。一塁に到達したプーホルスにマイク・トラウトらチームメイトが駆け寄り偉業を祝福した。歓喜の後は「5番・DH」として出場していた大谷翔平がチーム3得点目となるタイムリーツーベースを放ってプホルスが三塁へ進塁した。

     試合はエンゼルス先発、ゲリット・リチャーズが7回途中4安打無失点と好投し、今季4勝目。一方のリークは6回途中7安打3失点と3敗目を喫した。ちなみに大谷は4打数2安打1打点で勝利に貢献した。

  • イチローがマリナーズの会長付き特別補佐に就任

    2018.5.4 18:00 Friday

    日本時間5月4日、日本のファンのみならず球界全体が驚くニュースが飛び込んできた。マリナーズのイチローが今季のプレーをせずに球団の会長付特別補佐に就任することが発表された。メジャー通算3089安打、シーズン最多262安打など数々の記録を残してきた彼は一旦、バットを置いて球団に尽力する。

     日本時間5月4日現在でイチローは15試合に出場して打率.205(44打数9安打)5得点の成績を残している。開幕戦でスタメン出場。その後も打撃低調ではあるものの、守備では好守を連発しチームの精神的支柱として活躍してきた。しかし、4月中旬頃になると戦力外になるのではないか、という話が浮上し彼の立場が不透明になりつつあった。メジャーデビューの2001年から活躍してきた古巣に復帰ということもあり、日本はもちろん、シアトルでも大盛りを見せたが厳しい状況にある。最終出場となった日本時間5月3日のアスレチックス戦では3打数無安打に終わったものの、1得点を記録した。

     「50歳まで現役」を目指すイチローにとって今回の球団の決定は球界内でも異例のことだ。イチロー自身は「喪失感はない」とコメントしており今後もチームの力になる意思を表明している。また、マリナーズのジェリー・ディーポートGMは「彼がチームにいることで勝つ可能性が高まる。長くチームに在籍することが大切」と話している。既に今季のプレーを見ることができなくなってしまったが、現役引退をする訳ではなく、今後も練習には参加していくという。来年は日本でアスレチックスとの公式戦が控えていることもありこの試合でイチローが復帰する可能性がある。

  • 25歳のベッツが通算4度目となる1試合3ホーマー

    2018.5.3 17:00 Thursday

    【ロイヤルズ4-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

     現在、ア・リーグ東地区首位を走るレッドソックス。開幕から連勝が続くなど順調な出だしとなり、首位を走る原動力の1人は1番打者に定着したムーキー・ベッツだ。迎えた日本時間5月3日のロイヤルズ戦で歴史的な活躍をみせた。

     この日も「1番・右翼」でスタメン出場したベッツは初回の第1打席は相手先発、ダニー・ダフィーからヒットを放つ。これが大活躍への始まりの一打だった。。そして0対3と劣勢の場面から迎えた4回の第2打席では先頭打者として登場すると今後はダフィーのチェンジアップを左中間スタンドへと運びこの日、1本目となる一発を記録した。4月で8本塁打を放った実力はここから本領発揮となる。

     レッドソックスが3対3の同点に追いついて迎えた5回の攻撃ではベッツはダフィーからこの日2本目となる一発を放って4対3と勝ち越しに成功。そして試合を決めたのはベッツ自身のバットだった。ロイヤルズ先発、ダフィーは7回途中まで投げておりベッツとはこの日、4回目の対決となった。このまま負ける訳にはいかなったが、カウント1-2から4球目のツーシームをバックスタンドへと運ばれベッツに3被弾という苦い試合となった。このベッツの3本塁打の活躍もありレッドソックスは5対4と接戦を制し、ベッツ本人は26歳になる前に通算4度目の1試合3本塁打を記録した球界初の選手となった。

  • アレナードの1試合2発5打点の活躍でロッキーズ圧勝

    2018.5.3 16:00 Thursday

    【ロッキーズ11-2カブス】@リグリー・フィールド

     ナ・リーグ西地区首位のダイヤモンドバックスを追うロッキーズは1勝でも多く勝ち星を積み重ねていきたいところ。迎えたカブス戦ではダルビッシュ有と対決。なかなか調子が上がらない彼の隙をついてロッキーズ打線は序盤からダルビッシュに襲いかかった。特に今試合を通じて打棒を発揮したのはノーラン・アレナードだ。

     「3番・三塁」でスタメン出場したアレナードは初回の第1打席、1死一塁の場面で打席に立つと初球のツーシームを瞬く間にセンターへと運び、チームに先制点をもたらした。その後、ロッキーズはチャーリー・ブラックモンのタイムリーで3点目を取るとトレバー・ストーリーやクリス・アイアネッタにも一発が飛び出すなどダルビッシュから6得点し5回途中で降板させた。

     ロッキーズ打線は後半にも打線爆発。8回には一気5点を取って試合を決めた。この回に最初に得点を生み出したのはアレナードの一発。1死一・二塁からカブスの4番手、ルーク・ファレルのフォーシームを今度はレフトスタンドまで飛ばし今試合2本目となる本塁打を記録した。彼の一発でさらに勢いづいた打線はヘラルド・パーラのタイムリーなどでさらに2点を追加したロッキーズは試合終了時には2桁15安打11得点とカブスを圧倒していた。この日、2本塁打のアレナードは6打数3安打5打点の大暴れで連勝の立役者となった。

  • ホズマーが決勝弾 守護神・ハンドは前日のリベンジ成功

    2018.5.2 18:30 Wednesday

    【パドレス3-2ジャイアンツ】@AT&Tパーク

     大型契約でパドレスに加わった男が、自身の価値を証明する一打でチームを勝利に導いた。2対2の同点で迎えた9回表、パドレスはカルロス・アスアヘとマニュエル・マーゴがともに外野フライに倒れてあっという間に二死となったものの、エリック・ホズマーが外角高めの速球を捉えて逆方向への3号ソロを放ち、土壇場で勝ち越しに成功。9回裏は前日にセーブ失敗を喫したばかりのブラッド・ハンドがジャイアンツ打線を三者凡退に抑え、3対2で接戦を制した。

     決勝弾を放ったホズマーは「誰もがチームを勝利に導く一打を打てる選手になりたいと思っている」と語り、チームを勝利に導く貴重な勝ち越し弾を放ったことに満足感を滲ませた。今季ここまでわずか5打点と期待通りの働きとは言えない成績に終わっているホズマーだが、今日のような一打が増えてくれば、チームも勢いに乗っていけることだろう。また、ホズマーは「勝ち越しに成功してブラッド(・ハンド)にバトンを繋げたのも良かった。彼の準備が整っていることは知っていたからね」と語り、前日にセーブ失敗を喫した守護神がすぐに挽回のチャンスを得られたことを喜んだ。「彼は昨日37球を投げたのに、今日も登板のチャンスを欲していた。クローザーがこんなにチームに尽くしてくれるのだから、僕たちも燃えてくるよね」とホズマーが語ったように、ハンドの献身的な姿勢が勝利を呼び込んだと言っても過言ではなさそうだ。

  • 主砲・クルーズが決勝スリーラン マリナーズ3連勝

    2018.5.2 18:00 Wednesday

    【アスレチックス3-6マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     打つべき人が打ち、抑えるべき人が抑えたマリナーズがアスレチックスに6対3で快勝。3連勝を飾り、地区首位のアストロズとの差を1.5ゲームに縮めた。マリナーズはリードオフマンのディー・ゴードンが5安打2盗塁の大活躍を見せ、5回裏には主砲のネルソン・クルーズが6号勝ち越しスリーラン。投げては先発のフェリックス・ヘルナンデスが7回途中3失点と試合を作り、ニック・ビンセント、フアン・ニカシオ、エドウィン・ディアスの必勝リレーで逃げ切った。「今日はたくさんの良いことがあったね」とクルーズはチームの戦いぶりに手応えを感じた様子で話していた。

     試合を決めたのは頼れる主砲の一発だった。1対1の同点で迎えた5回裏、マリナーズは一死からゴードンのヒットとジーン・セグーラの四球で一、二塁のチャンスを作り、ロビンソン・カノーのセンターフライで二死一、三塁となって打席にはクルーズ。ここでクルーズは、アスレチックス先発のアンドリュー・トリッグスが投じた高めへのスライダーを捉え、センター左へ6号勝ち越しスリーランを叩き込んだ。トリッグスは投げた瞬間に打たれることを確信したのか、マウンド上でガックリ。「あの1球だけだよ。失投だった。クルーズは良い打者だから逃してはくれなかったね」と悔しそうに被弾した1球を振り返った。マリナーズは直近11試合で8勝と好調を維持しており、地区首位を走るアストロズの背中が見え始めている。

  • マシーニー監督の1000試合目は劇的なサヨナラ勝ち!

    2018.5.2 17:30 Wednesday

    【ホワイトソックス2-3xカージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     ホワイトソックス先発のジェームス・シールズの前にトミー・ファムの先頭打者本塁打により1得点のみに封じられ、敗色濃厚となっていたカージナルスだったが、9回裏にドラマが待っていた。9回裏先頭のマット・カーペンターがホワイトソックスのクローザー、ホアキム・ソリアから3号ソロを放って同点とし、一死後にマーセル・オズーナの二塁打で一打サヨナラのチャンス。ここでヤディアー・モリーナがレフト後方へのタイムリーを放って劇的なサヨナラ勝ちとなった。カージナルスのマイク・マシーニー監督はこの試合が監督通算1000試合目。通算勝率.560を誇る名将は、節目の試合を見事に白星で飾った。

     マシーニーがカージナルスの監督に就任後、最も多くの試合でスタメンに名を連ねているのがモリーナである。「私が1000試合も指揮を執ることができたのは、素晴らしい選手に恵まれたからだよ」とマシーニーは選手たちへの感謝を口にしたが、マシーニーが「彼は本当に特別な選手だよ」と語るモリーナが節目の試合で試合を決める一打を放ったのは、決して偶然ではないだろう。監督通算1000試合を達成したのはカージナルスでは史上4人目。過去の3人はいずれも殿堂入りを果たしている。マシーニーの勝率.560は通算1000試合の時点では4人のなかで最も高く、1976年以降ではメジャー全体でも5番目の数字。現代の名将が今後どこまで数字を伸ばしていくのか注目だ。

  • ツインズがミスを連発 ブルージェイズが延長戦を制す

    2018.5.2 17:00 Wednesday

    【ブルージェイズ7-4ツインズ(延長10回)】@ターゲット・フィールド

     4対4の同点で延長戦に突入した日本時間5月2日のブルージェイズ対ツインズの一戦は、延長10回表にツインズがミスを連発。3点を勝ち越したブルージェイズが7対4で延長戦を制し、3連勝を飾った。延長10回表、ブルージェイズは先頭のケビン・ピラーが二塁打を放ってチャンスを作り、一死後に2四球で満塁に。ここでジョン・カーティスの暴投により1点を勝ち越した。さらにアレドミス・ディアスの打球はショートへの強いゴロとなったものの、エイレ・アドリアンザがこれをファンブル(記録はヒット)して1点を追加し、代わったマット・マギルの暴投によりリードを3点に広げた。ツインズは延長10回表にミスが続出し、直近12試合で11敗目となった。

     ツインズ守備陣をパニックに陥らせたのは、鈍足で知られるケンドリズ・モラレスの盗塁だったのかもしれない。10回表、先頭のピラーが二塁打を放ち、ルルデス・グリエルJr.が空振り三振に倒れて一死二塁。ここでツインズはモラレスを敬遠することを選択した。直後にピラーが三盗を決め、さらにその後、モラレスが二盗を敢行。モラレスの9年ぶりの盗塁の直後にツインズのミス連発が始まっており、この盗塁がツインズ守備陣に大きなショックを与えたことは間違いない。モラレスによると、ベンチからは一、三塁からのダブルスチールを実行に移す可能性があることを伝えられていたようだが、結果的にはモラレスの二盗がツインズ守備陣を混乱させ、チームに勝利をもたらしたと言えそうだ。

  • アップトンがサヨナラ打 エンゼルスが連敗止める

    2018.5.2 16:30 Wednesday

    【オリオールズ2-3xエンゼルス】@エンゼル・スタジアム

     久しぶりに大谷翔平が「5番・DH」としてスタメン出場を果たした今試合では4回に大谷自身が相手先発、アレックス・カップから三塁線へのツーベースを放つも得点には繋がらなかった。5回まで投手戦が繰り広げられた後はエンゼルスが先制するも最終回に同点にされ延長戦突入の可能性もあった。それを断ち切ったのは赤き背番号「8」だった。

     オリオールズとの3連戦初戦を迎えたエンゼルスの先発マウンドにはニック・トロピアーノ。緩急を巧みに使い相手打線を7回途中1安打に抑えリリーフ陣に後を託す。一方の打線は6回にルイス・バルブエナの一発などで2点を取り2対0のまま最終回を迎えた。負けられないオリオールズが1死一塁からマニー・マチャド、アダム・ジョーンズの連続タイムリーによって土壇場で同点に追いついた。

     同点で迎えた9回のエンゼルスの攻撃。1死走者なしからマーティン・マルドナードがヒットで出塁すると後続が繋いで満塁と絶好のサヨナラの場面を迎えた。ここで打席に立ったのはこの日、ここまで4打数無安打のジャスティン・アップトン。この回から登板した4番手、ブラッド・ブラックの3球目のスライダーをレフトへと運び、劇的なサヨナラ勝ちとなった。彼の一打でチームの連敗は「4」で止まった。

  • バーランダー降板後に4得点 サンチェスが決勝3ラン

    2018.5.2 16:00 Wednesday

    【ヤンキース4-0アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     先発のジョーダン・モンゴメリーが左肘の張りを訴えて1イニングで降板する緊急事態に陥ったヤンキースだったが、緊急登板した2番手のドミンゴ・ヘルマンが4回無失点の好投。その後も4人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑え、アストロズ打線に得点を許さなかった。ヤンキース打線はアストロズ先発のジャスティン・バーランダーの前に8回まで3安打14三振とほぼ完璧に封じられたものの、投手がバーランダーからケン・ジャイルズに代わった9回表に爆発。一死二、三塁からゲーリー・サンチェスの8号スリーランで先制し、暴投でさらに1点を追加して一挙4得点で試合を決めた。アーロン・ブーン監督は「投手陣が試合を支配していたね」と8イニングを無失点に抑えた救援陣の頑張りを絶賛していた。

     決勝弾を放ったサンチェスは「相手が僕を歩かせるにしろ勝負するにしろ、打つ準備はできていた」と9回表の打席を振り返った。「相手が勝負してくるとわかったあとは、相手が打ちにくいボールを投げてくると思ったから、とにかく打てるボールを待っていたんだ」とサンチェス。まさに狙い通りの一撃といったところだろう。アストロズは先発のバーランダーがヤンキース打線をほぼ完璧に封じたものの、打線がヤンキース投手陣の前に沈黙。得点圏に3度走者を進めたが、あと一本が出ず、今季2度目の零封負けを喫した。

  • ロッキーズ投手陣が好投 ソロ3本の3得点を守り抜く

    2018.5.2 15:30 Wednesday

    【ロッキーズ3-1カブス】@リグリー・フィールド

     6試合に先発して2勝4敗、防御率5.79という不本意な成績で4月を終えたジョン・グレイ(ロッキーズ)が、本来の力強いピッチングでチームを勝利に導いた。2点を先制してもらった直後の1回裏に、アンソニー・リゾーに先頭打者アーチを浴びたものの、その後はほとんどカブス打線を寄せ付けず、7回96球を投げて被安打3、奪三振6、与四球1、失点1の好投。バド・ブラック監督が「我々が期待している選手になるためのステップを着実に歩んでいる」と語ったように、グレイが完全復調を遂げ、真のエースへと飛躍を遂げる日もそう遠くはなさそうだ。

     ロッキーズは7回1失点の好投を見せたグレイを打線と救援陣がしっかりサポートした。1回表に1番のチャーリー・ブラックモンと2番のデービッド・ダールの連続本塁打で2点を先制し、4回表には3番のノーラン・アレナードがリードを2点に広げる貴重な一発。カブス先発のカイル・ヘンドリックスの前に4安打に封じられたものの、うち3本が本塁打という効率の良い攻撃でグレイに十分な援護点をプレゼントした。8回は防御率0点台のアダム・オッタビーノ、9回は守護神のウェイド・デービスがカブスの反撃を封じ、3対1で逃げ切り。連敗を3でストップさせたロッキーズは再び貯金生活(16勝15敗)に突入した。

  • 延長12回に二者連発 レンジャーズが延長戦を制す

    2018.5.2 14:00 Wednesday

    【レンジャーズ8-6インディアンス(延長12回)】@プログレッシブ・フィールド

     9回裏二死満塁の場面でマイケル・ブラントリー(インディアンス)に3号同点グランドスラムが飛び出し、延長戦に突入した日本時間5月2日のレンジャーズ対インディアンスの一戦は、本塁打で延長戦に突入した試合らしく、本塁打が勝敗を分ける結果となった。12回表、レンジャーズは一死走者なしからジョーイ・ギャロの9号ソロで勝ち越しに成功し、イサイアー・カイナーファレファが二者連続初球本塁打となる2号ソロを放って8対6。このリードを10回から登板したアレックス・クラウディオが3回無失点の好リリーフで守り抜き、レンジャーズが延長12回までもつれた熱戦を制した。

     現在のレンジャーズは内野のレギュラー3人(ルーグネッド・オドーア、エイドリアン・ベルトレイ、エルビス・アンドルース)が故障離脱し、代役としてドリュー・ロビンソン、カイナーファレファ、ジュリクソン・プロファーがスタメンに名を連ねる緊急事態となっている。決勝弾を放ったギャロは「誰が一塁、誰が二塁、誰が三塁を守るんだ?っていう感じだよ」とチームに苦しい現状を口にしたが、「代役の選手がチームに貢献している」というギャロの言葉通り、この試合ではプロファーが2安打3打点、カイナーファレファが4安打1打点の活躍を見せ、ロビンソンも1安打を放った。土壇場で追い付かれ、嫌な流れで延長戦に突入した試合をモノにしたことは、主力選手の代役として奮闘を続ける選手たちにとって大きな自信となったことだろう。

  • 延長10回 リベラが自身初のサヨナラタイムリー!

    2018.5.2 12:30 Wednesday

    【フィリーズ1-2xマーリンズ(延長10回)】@マーリンズ・パーク

     ザック・エフリン(フィリーズ)とジャーリン・ガルシア(マーリンズ)による緊迫した投手戦が展開された日本時間5月2日のフィリーズ対マーリンズの一戦は、明日に誕生日を控えた男の劇的な一打で決着した。1対1の同点で迎えた延長10回裏、マーリンズは一死からキャメロン・メイビンがセンターへの三塁打を放って出塁し、ミゲル・ロハスが敬遠されて一死一、三塁。ここで今季20打数2安打(打率.100)のヤディエル・リベラが外角高めの速球をセンターへ弾き返し、自身初のサヨナラ打でチームに今季最長の4連勝をもたらした。

     サヨナラ打を放ったリベラは「明日は僕の誕生日だから、とても良いプレゼントになったよ」と自身の一打を喜んだ。延長10回裏、一打サヨナラの場面で田澤純一の代打として出場し、見事なサヨナラタイムリー。「とても気分が良いよ。これが途中出場した僕の仕事だからね。ベンチにいる誰もが自分の仕事をする準備ができているんだ。今夜は僕がしっかり仕事をして、チームは勝つことができた」と控え選手としての仕事にプライドを覗かせる一幕もあった。エフリンとガルシアの両先発はともに6回1失点の好投。特にエフリンは昨年8月以来となるメジャーのマウンドで期待に応える見事なピッチングを見せた。なお、マーリンズの5番手として10回表に登板した田澤は、1安打と2四球で二死満塁のピンチを作ったものの、なんとか1イニングを無失点に抑え、今季初勝利をマークしている。

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