English Español 韓国語
  • マスグローブ好投で6勝目 パイレーツ投打噛み合い連勝

    2018.9.5 11:45 Wednesday

    【レッズ3-7パイレーツ】@PNCパーク

     パイレーツは先発のジョー・マスグローブが6回までレッズ打線をゼロに封じる好投を披露。7回表一死からスクーター・ジェネットに21号ソロを浴び、さらに一死一、三塁とピンチを広げたところで降板となったものの、7回途中8奪三振2失点の好投で今季6勝目(8敗)をマークした。初回にフランシスコ・セルベリのタイムリーで先制したパイレーツは、3回裏にグレゴリー・ポランコの2点タイムリー二塁打とホゼ・オスーナの犠牲フライ、4回裏にスターリング・マーテイの18号2ランで追加点を奪い、4回までに6点を先行。そのリードを生かして7対3で逃げ切り、2連勝でレッズ3連戦の勝ち越しを決めた。

     今年1月にゲリット・コールの交換要員の1人としてアストロズから加入し、先発ローテーションの一角として期待されながらも右肩痛で出遅れた今季のマスグローブ。7月上旬には右手人差し指の感染による短期離脱もあったが、登板の過半数がリリーフだった昨季とは対照的に全17登板で先発し、3点台の防御率(3.75)をマークしている。この試合では1回表から5回表にかけて打者11人を連続で打ち取るなど安定したピッチングを見せ、最初の6イニングは少なくとも1三振を奪ってトータル8奪三振。球数が80球を超えた7回表に崩れ、スタミナ面に課題を残したが、先発投手としての役割を果たし、チームを勝利に導いた。後半戦に入って与四球が激減するなどピッチングの安定感が増しており、先発ローテーションの一角を担うに相応しい存在となりつつある。

  • マリナーズ接戦制す ディアス3者連続三振で52セーブ目

    2018.9.4 18:55 Tuesday

    【オリオールズ1-2マリナーズ】@セーフコ・フィールド

     ワイルドカード争いで3位につけるマリナーズがオリオールズとの接戦を制し、ワイルドカード2位のアスレチックスとの5.5ゲーム差をキープした。マリナーズ先発のエラスモ・ラミレスは4回表にジョナサン・ビヤーに12号先制ソロを浴びたものの、6回途中まで77球を投げて被安打2、奪三振5、無四球、失点1という安定したピッチング。打線は4回裏にライオン・ヒーリーのタイムリーで同点とし、5回裏にディー・ゴードンの犠牲フライで1点を勝ち越した。ラミレスの降板後はマリナーズのリリーフ陣がオリオールズの反撃を封じ、最後は守護神のエドウィン・ディアスが圧巻の3者連続三振。好投したラミレスが今季2勝目(3敗)、ディアスは今季52セーブ目をマークした。

     マリナーズはレギュラーシーズン138試合を消化し、残り24試合。ディアスは2008年にフランシスコ・ロドリゲス(当時エンゼルス)がマークした62セーブのメジャー記録に迫るペースでセーブを積み重ねている(現時点でシーズン61セーブペース)。もちろん、優れているのはセーブ数だけではなく、防御率1.90、被打率.157、WHIP0.78、奪三振率15.60、K/BB7.19などその他の部門でも素晴らしい成績をマーク。絶対的なサイ・ヤング賞候補が不在のア・リーグにおいて、有力候補の一人に挙がってもおかしくないくらいのパフォーマンスを続けている。マリナーズが逆転でポストシーズン進出を果たすためには、とにかく勝利を重ねていくことが必要不可欠。すると、必然的にディアスのセーブ機会も増えるはずだ。ディアスがロドリゲスのセーブ記録に近付けば近付くほど、マリナーズがワイルドカードを手にする可能性も高まっていくに違いない。

  • 戦列復帰のパドレス・ミッチェルが好投 移籍後初勝利

    2018.9.4 18:30 Tuesday

    【パドレス6-2ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

     パドレスは右肘の故障で6月中旬に故障者リスト入りしていたブライアン・ミッチェルがおよそ3ヶ月ぶりに戦列復帰。およそ4ヶ月ぶりの先発登板で5回2安打1失点の好投を披露し、パドレス移籍後初勝利をマークした(今季1勝3敗)。ミッチェルは初回にスティーブン・スーザJr.に先制タイムリーを浴びたものの、その後はダイヤモンドバックス打線をシャットアウト。パドレス打線は2回表にフランミル・レイエスの14号3ランで逆転し、4回表にもレイエスが2打席連発となる15号ソロを放った。8回表にはオースティン・ヘッジスが2点タイムリーを放ってリードを5点に広げ、ダイヤモンドバックスの反撃は8回裏のポール・ゴールドシュミットのタイムリー二塁打による1点どまり。敗れたダイヤモンドバックスは4連敗となり、地区首位ロッキーズとのゲーム差が1.5に広がった。

     今季初勝利をマークしたミッチェルは「一度に一つのことをしっかりやることを心掛けた。自分の立場は何も保証されていないから、今日のピッチングは大きなステップになったと思う」と復帰登板を振り返った。昨年12月にジャバリ・ブラッシュとのトレードでチェイス・ヘッドリーとともにヤンキースから加入し、開幕ローテーション入りを果たしたものの、7先発で0勝3敗、防御率6.47。5月中旬からブルペンに回り、右肘の故障により無念の戦線離脱となった。先発でもリリーフでも結果を残せなかったことが「自分の立場は保証されていない」という発言に繋がったとみられるが、復帰初戦は先発投手として見事なピッチング。アンディ・グリーン監督も「今日はしっかり仕事をしてくれたね」とミッチェルの好投を称えた。断トツの地区最下位に低迷しているパドレスだが、ミッチェルにとってレギュラーシーズンの残り1ヶ月は自身の価値を証明するための大事な期間となりそうだ。

  • メッツ・デグロムが25先発連続3失点以下の新記録樹立

    2018.9.4 17:50 Tuesday

    【メッツ4-2ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     開幕から安定感抜群のピッチングを続けるジェイコブ・デグロム(メッツ)がメジャー新記録を樹立した。初回にジャスティン・ターナーに12号ソロを浴びてドジャースに先制を許したデグロムだが、6回109球を投げて打たれたヒットは2本だけ。6回2安打1失点の好投で両リーグトップの防御率は試合前の1.681から1.676へと向上した。これでデグロムは25先発連続3失点以下となり、チームの先輩であるドワイト・グッデンが防御率1.53をマークした1985年に記録した24先発連続3失点以下のメジャー記録を更新。残念ながら打線の援護がなく、またしても勝利投手にはなれなかったが、チームは1対1の同点で迎えた9回表にブランドン・ニモの16号3ランで勝ち越しに成功し、4対2で勝利を収めた。

     メッツのミッキー・キャラウェイ監督は6回1失点の好投でメジャー新記録を樹立したデグロムを「彼は球界でベストの投手だよ」と絶賛した。防御率1.68が両リーグトップであるだけでなく、230奪三振、投球回数188イニング、WHIP0.96はいずれもリーグ2位。被打率.204もリーグ4位にランクインし、被本塁打9本は規定投球回に到達している投手のなかで唯一の1ケタである。これだけのピッチングをしているにもかかわらず、打線との相性が悪く、今季ここまで8勝8敗。この試合でもデグロムの登板中にメッツが奪った得点はデグロムが自らタイムリーで叩き出した1点のみだった。2ケタ勝利到達すら怪しい状況だが、デグロムはサイ・ヤング賞の有力候補に挙げられている。リリーフ投手を除けば2ケタ勝利未到達や勝率5割以下でのサイ・ヤング受賞は過去に例がないだけに、デグロムが素晴らしいピッチングを続けているとはいえ、球界に大きな議論を巻き起こすことになりそうだ。

  • 戦列復帰のシューメイカーが好投 エンゼルス接戦制す

    2018.9.4 17:30 Tuesday

    【エンゼルス3-1レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     エンゼルスは故障者リストから戦列復帰を果たした先発のマット・シューメイカーが5回62球を投げてレンジャーズ打線をわずか2安打に封じる好投を披露。対するレンジャーズは継投戦法を採用し、先発のジェフリー・スプリングスが2イニング、2番手のアリエル・ジュラードが4イニングを無失点に抑え、6回まで両軍無得点の投手戦が展開された。7回表、エンゼルスはテイラー・ウォードが3号先制2ランを放って均衡を破り、デービッド・フレッチャーのタイムリーで3点目。レンジャーズはその裏にジョーイ・ギャロのタイムリー二塁打で1点を返したものの、エンゼルスが細かな継投でリードを守り抜いた。エンゼルス2番手のテイラー・コールがメジャー初勝利をマーク。なお、エンゼルスの大谷翔平と田澤純一に出場機会はなかった。

     右前腕の故障からおよそ5ヶ月ぶりに復帰したシューメイカーは「ワクワクしたよ」と復帰登板を振り返った。「戻ってくることができて嬉しい。調子はとても良い感じだよ」との言葉通り、安定したピッチングで5イニングを無失点。打線の援護がなく、勝利投手にはなれなかったが、上々の復帰登板だったと言えるだろう。マイク・ソーシア監督はシューメイカーの復帰登板について「(長期離脱していたから長いイニングを投げる)スタミナはまだ回復していないけど、投げているボールの質は良かったし、球速も戻っていた。効率の良いピッチングで5イニングを投げ抜いてくれたね」と評価。大谷に続いて頼もしい戦力が先発ローテーションに戻ってきた。

  • 序盤から主導権を握ったレイズが快勝 5年ぶりの貯金11

    2018.9.4 17:05 Tuesday

    【レイズ7-1ブルージェイズ】@ロジャース・センター

     大逆転でのポストシーズン進出を目指すレイズは、ブルージェイズ先発のマーカス・ストローマンに試合序盤から襲い掛かり、初回にトミー・ファムのタイムリーで1点を先制。2回表にはマレックス・スミスのタイムリーとマット・ダフィーの2点タイムリー二塁打で3点を追加し、あっという間にストローマンをノックアウトした。その後もケビン・キアマイアーのタイムリーや崔志萬(チェ・ジマン)の6号ソロなどで着実にリードを広げ、7対1で快勝。2番手として登板し、7イニングを4安打1失点に抑える好投を見せたヨニー・チリーノスが今季3勝目(5敗)をマークした。レイズは直近16試合で14勝2敗の快進撃。貯金11はワイルドカードでポストシーズン進出を果たした2013年のシーズン終了時以来5年ぶりとなった。

     貯金が今季最多の11となったことについて、キアマイアーは「すごいよね」と素直な感想を口にした。「ここ数年のことを考えると、僕たちは本来の実力を出し切れることができていなかったと思う。僕たちのチームには多くの才能があったのに、思うように勝てないシーズンが続いていたんだ」とキアマイアーは語ったが、裏を返せば「今季は実力を発揮し、思い通りに勝つことができている」ということなのだろう。継投戦法を多用しているため、救援投手の投球イニング674回2/3は両リーグ断トツ。その戦法が見事にハマり、チーム防御率は3.66の好成績となっている。革命的な投手起用で結果を残し、ポストシーズン進出をうかがっているレイズ。ワイルドカード圏内とはまだ8ゲームの差があるものの、大逆転が実現するか注目だ。

  • ジュニスが7回無失点の快投で8勝目 ロイヤルズ6連勝

    2018.9.4 16:30 Tuesday

    【ロイヤルズ5-1インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

     5連勝中と勢いに乗るロイヤルズは、敵地プログレッシブ・フィールドで地区首位のインディアンスと対戦。2回表にホルヘ・ボニファシオの2号ソロで先制すると、4回表と6回表にはライアン・オハーンが2打席連続本塁打を放ってリードを4点に広げ、8回表にはハンター・ドージャーにも9号ソロが飛び出した。投げては先発のジェイコブ・ジュニスが7回93球を投げてインディアンス打線をわずか2安打に封じる快投を見せ、奪三振6、無四球、無失点という素晴らしいピッチングで今季8勝目(12敗)をマーク。ロイヤルズの連勝は今季最長の6となった。

     2本塁打を含む3安打3打点の活躍を見せた新人・オハーンは「今日の試合は僕たちができることを示してくれた。僕たちのチームにはたくさんの若手選手がいて、そのなかにベテラン選手もいる。今は(若手とベテランが)上手く融合しているよ」とチーム状態の良さについて語ってくれた。この試合で本塁打を放ったのはいずれもメジャー歴2年未満の若手選手であり、勝利投手となったジュニスも今季が2年目。そうした選手たちをサルバドール・ペレス、アレックス・ゴードンといった2015年の世界一戦士がサポートし、バランスの取れたチームを構成しているのである。ジュニスは直近6先発で防御率1.89と絶好調。昨季の9勝まであと1勝に迫り、自身初の2ケタ勝利も見えてきた。

  • ワイルドカード首位攻防3連戦はアスレチックスが先勝

    2018.9.4 16:10 Tuesday

    【ヤンキース3-6アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     ワイルドカード争いの先頭を走るヤンキース(ア・リーグ東部地区2位)と、それを4.5ゲーム差で追うアスレチックス(ア・リーグ西部地区2位)による3連戦。その初戦は2回裏にマット・チャップマンのタイムリー二塁打で勝ち越したアスレチックスが5人のリリーバーによる無安打無失点リレーで3点のリードを守り抜き、6対3で勝利した。アスレチックス先発のトレバー・ケーヒルは2回表にルーク・ボイトに7号同点2ランを浴びたものの、5回3失点(自責点2)と先発投手として最低限の役割を果たし、今季6勝目(3敗)をマーク。ヤンキースとアスレチックスのゲーム差は3.5に縮まった。

     アスレチックスのボブ・メルビン監督は「今日はとてもお客さんが多かったね。とても大きな力になるよ」と4万人を超える大観衆が詰めかけた一戦を振り返った。閑古鳥が鳴くことも少なくないオークランド・コロシアムだが、チームの快進撃とともにファンの熱気が高まっているのも事実。ワイルドカード争いで首位に立ち、ワイルドカード・ゲームを本拠地で開催することになれば、さらなる大観衆がアスレチックスの選手たちに力を与えることだろう。もちろん、ア・リーグ西部地区首位のアストロズとは2.5ゲーム差であり、アスレチックスの選手たちは地区優勝を諦めていない。オークランドに「熱い秋」を取り戻すために、アスレチックスはレギュラーシーズンの残り23試合を戦い抜く。

  • ロッキーズ逆転勝利 ナ・リーグ西部地区首位に浮上

    2018.9.4 15:50 Tuesday

    【ジャイアンツ8-9ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

     0.5ゲーム差で首位ドジャースを追うナ・リーグ西部地区2位のロッキーズは、2点リードの8回表にセットアッパーの呉昇桓(オ・スンファン)が2者連続の代打本塁打を浴びてジャイアンツに逆転を許してしまったものの、直後の8回裏に一死二、三塁のチャンスを作り、呉の代打として登場したノエル・クエバスが逆転タイムリー。9対8で逆転勝利を収め、ドジャースがメッツに敗れたため、日本時間6月2日以来となる単独地区首位に浮上した。敗れたジャイアンツは先発のマディソン・バムガーナーが3本塁打を浴び、5回7失点(自責点6)で降板。その後、打線が奮起して逆転に成功したものの、リリーフ陣がリードを守れなかった。

     ロッキーズのバド・ブラック監督は「今日は必要なときに(選手たちが)しっかり仕事をしてくれた。良い勝利だったんじゃないかな」と試合を振り返った。トレバー・ストーリーが2本塁打を放つなど、バムガーナーに3本塁打を浴びせて優位に試合を進めたものの、リリーフ陣が7~8回の2イニングで5点を失う大誤算。救援防御率リーグワースト2位(4.99)という弱点が露呈した形となったが、リーグ上位の得点力を誇る打線がリリーフ陣の失態をカバーした。ロッキーズは得失点差がマイナスの状態で地区優勝を争っているが、これは勝負どころでしっかり結果を出せていることの証でもある。レギュラーシーズンは残り25試合。ドジャース、ダイヤモンドバックスとの三つ巴の戦いを制し、球団史上初の地区優勝なるか注目だ。

  • カイケルが6回1失点の好投で11勝目 アストロズ3連勝

    2018.9.4 15:25 Tuesday

    【ツインズ1-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     アレックス・ブレグマンの28号ソロ、ユリ・グリエルの9号ソロなどで4回までに4点を先行したアストロズは、先発のダラス・カイケルが6回100球1失点(自責点0)の好投。2番手のコリン・マクヒューも2回5奪三振無失点の快投を見せるなど、リリーフ陣が3点のリードを守り抜き、ツインズに4対1で勝利した。連勝を3に伸ばしたアストロズは、2位アスレチックスとの2.5ゲーム差をキープ。敗れたツインズは先発のカイル・ギブソンが7回4失点(自責点2)と力投したが、得点圏で12打数2安打に終わるなど、打線が繋がらなかった。

     ジャスティン・バーランダーとゲリット・コールがサイ・ヤング賞候補に挙げられるほどの活躍を見せる一方で、黒星が先行する苦しいシーズンが続いていたカイケル。しかし、7月に5先発で4勝1敗、防御率1.65の好成績をマークして負け越しを1に減らすと、8月も6先発で2勝1敗、防御率3.49と安定したピッチングを続け、ようやく勝敗を五分に戻した。そして9月の初先発となったこの試合で6回1失点(自責点0)の好投を見せ、今季11勝目(10敗)をマーク。後半戦は防御率2点台と本来のパフォーマンスを取り戻しており、ついに白星が先行した。「今日は重要な場面で良い球を投げることができたと思う」と自身のピッチングを振り返ったカイケル。A.J.ヒンチ監督も「彼はシーズンを追うごとに良くなっている」と2015年サイ・ヤング賞左腕の復調を喜んでいた。

  • パルカ&デービッドソンの一発でWソックス逆転サヨナラ

    2018.9.4 13:35 Tuesday

    【タイガース2-4xホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     ホワイトソックスが2人のスラッガーの一発で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、本拠地でのタイガース3連戦の初戦を制した。タイガースは2対1と1点リードで迎えた9回裏にクローザーのシェーン・グリーンを投入。しかし、ホワイトソックスは先頭のダニエル・パルカが逆方向へ21号同点ソロを叩き込み、続くウェリントン・カスティーヨがヒットで出塁すると、マット・デービッドソンが初球を振り抜き、レフトへ20号サヨナラ2ランを放った。タイガースは9回表にビクトル・マルティネスの9号ソロで勝ち越したものの、クローザーのグリーンが一死すら取れない大誤算。ホワイトソックスは9回表に勝ち越し弾を被弾した3番手のジェイス・フライが打線に助けられ、今季2勝目(2敗)をマークした。

     全得点が本塁打によって生み出された試合に相応しい結末だった。初回にホワイトソックスがニッキー・デルモニコの8号ソロで先制し、タイガースは7回表にニコ・グッドラムが16号ソロ、9回表にマルティネスが9号ソロを放って逆転に成功。そして9回裏にホワイトソックスがパルカとデービッドソンの一発で一気に試合を決めた。「サヨナラ本塁打は本当に特別なものだし、とにかく試合に勝つことができて嬉しいよ」とデービッドソン。この一発が今季20号となり、26本塁打を放った昨季に続いて2年連続のシーズン20本塁打到達となった。また、ホワイトソックス先発のレイナルド・ロペスは7回98球1失点の好投を披露。残念ながら勝利投手にはなれなかったものの、今季5勝目をマークした前回登板(7回1失点)に続く見事なピッチングだった。

  • ブリュワーズサヨナラ勝ち カブスとの差は4ゲームに

    2018.9.4 13:05 Tuesday

    【カブス3-4xブリュワーズ】@ミラー・パーク

     首位カブスと2位ブリュワーズによるナ・リーグ中部地区首位攻防3連戦は、ブリュワーズがサヨナラ勝ちで初戦を制し、カブスとのゲーム差を4に縮めた。初回にアンソニー・リゾーのタイムリーでカブスに先制を許したブリュワーズだったが、5回裏にロレンゾ・ケインとクリスチャン・イェリッチの連続タイムリーで逆転に成功。8回表に2番手のジョシュ・ヘイダーがリゾーに24号逆転2ランを浴びたものの、直後の8回裏にマイク・ムスターカスが押し出し四球を選んで同点とし、9回裏には3つの四死球で作った一死満塁のチャンスでイェリッチが三塁への痛烈なゴロを放ち、これが併殺崩れとなって三塁走者のキーオン・ブロクストンがサヨナラのホームを踏んだ。9回表の1イニングを無失点に抑えた4番手のジェレミー・ジェフレスが今季8勝目(1敗)をマーク。カブスは8回表にリゾーの一発で逆転したものの、リリーフ陣がリードを守れなかった。

     ブリュワーズの今季10度目となるサヨナラ勝ちは直近14試合で10個目の白星となり、首位カブスとのゲーム差は4に。両軍の直接対決はまだ5試合残っており、地区優勝の行方はわからなくなった。勝敗の分かれ目となったのは9回裏にイェリッチのゴロを捕球した三塁手クリス・ブライアントの判断だ。ブライアントは本塁封殺ではなく、三塁ベースを踏んでから一塁へ送球することで併殺を狙った。しかし、打者走者は平均以上のスピードを持つ左打者のイェリッチであり、「彼が三塁を踏みに行くのが見えたから全力疾走した」というイェリッチのスピードが上回って一塁はセーフに。この瞬間にブリュワーズのサヨナラ勝ちが決定した。ブライアントの捕球位置がもう少し三塁ベースに近ければ併殺が完成していたかもしれない。首位攻防戦に相応しい「紙一重」の戦いだったと言えそうだ。

  • パイレーツ・ウィリアムス再び好投 後半戦防御率0.72

    2018.9.4 12:40 Tuesday

    【レッズ1-5パイレーツ】@PNCパーク

     後半戦に入って安定感抜群のピッチングを続けているパイレーツのトレバー・ウィリアムスがまたしても好投。7回途中まで101球を投げて被安打5、奪三振4、与四球1、無失点という安定したピッチングで今季12勝目(9敗)をマークし、後半戦の防御率は0.72まで向上した。初回にアダム・フレイジャーの8号ソロで先制したパイレーツは、6回裏にグレゴリー・ポランコの23号2ランでリードを3点に広げ、7回裏にはフレイジャーのタイムリーで2点を追加。8回表に3番手のカイル・クリックがスクーター・ジェネットに20号ソロを浴びたものの、レッズの反撃をこの1点のみに抑え、5対1で快勝した。

     ウィリアムスの防御率は日本時間7月7日の登板を終えた時点で4.60だった。しかし、前半戦の最終登板で5回無失点の好投を見せると、後半戦に突入してからも好調を維持。直近9先発では防御率0.66という驚異的な数字をマークしており、シーズン通算の防御率は4.60から3.15(リーグ9位)へと大幅に向上した。「メジャーの舞台で投げられる能力があること、そしてメジャーの舞台で成功体験を積んできたことが自信になっている。だから良い球を投げることができているんだ」とウィリアムス。メジャー生活3年目に突入し、苦しみながらも様々な経験をしてきたことが、現在のウィリアムスの活躍を支えているようだ。ジェイク・アリエタ(フィリーズ)がカブス時代の2015年に後半戦防御率0.75をマークしたが、それを凌ぐ防御率をマークしているという事実が、ウィリアムスの驚異的な活躍ぶりを物語っている。

  • マーリンズ・ウーレイナ 7回4安打1失点の快投で5勝目

    2018.9.4 12:15 Tuesday

    【フィリーズ1-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

     マーリンズは先発のホゼ・ウーレイナが2回表にアズドゥルバル・カブレラに22号ソロを浴びてフィリーズに先制を許したものの、その後はフィリーズ打線に連打を許さず、得点圏にすら走者を進めない快投を披露。7回99球を投げて被安打4、奪三振7、無四球、失点1という素晴らしいピッチングで今季5勝目(12敗)をマークした。マーリンズ打線は1点を先制された直後の2回裏にルイス・ブリンソンのタイムリーで同点とし、さらにラファエル・オルテガの2点タイムリーで勝ち越しに成功。このリードをウーレイナからアダム・コンリー、ドリュー・ステッケンライダーと繋いで最後まで守り抜いた。

     マーリンズのドン・マティングリー監督は「初回にウーレイナのピッチングを見たとき、球がすごく走っていた。それが試合を通して続いたね」とウーレイナのピッチングを振り返った。ブレーブスの有望株、ロナルド・アクーニャJr.に故意死球をぶつけ、5試合の出場停止処分を科せられたウーレイナだが、それ以降の3先発では計22イニングを投げて防御率2.45と安定したピッチング。14勝をマークした昨季の輝きがようやく戻ってきた感がある。「積極的に打者を攻めてゴロを打たせたり、弱い打球を打たせることを心掛けている」と語るウーレイナ。「そういうピッチングができているときは、僕の後ろを守っている選手たちがとても良い仕事をしてくれるんだよ」とバックの好守への感謝も忘れなかった。

  • ハーパーが同点弾&決勝打 ナショナルズサヨナラ勝ち

    2018.9.4 12:00 Tuesday

    【カージナルス3-4xナショナルズ(延長10回)】@ナショナルズ・パーク

     ナショナルズは2点ビハインドの9回裏にブライス・ハーパーがカージナルスのクローザー、バド・ノリスから31号同点2ランを放ち、試合は延長戦に突入。10回裏のナショナルズはマーク・レイノルズの二塁打とアダム・イートンのバントヒットで無死一、三塁のチャンスを迎え、一死後にハーパーがレフトへの犠牲フライを放って試合に決着をつけた。ナショナルズ先発のマックス・シャーザーは7回104球3失点で降板したものの、今季15度目の2ケタ奪三振となる11奪三振を記録し、ランディ・ジョンソン(1997~2002年:6年連続)に次いで史上2人目となる5年連続250奪三振を達成。9回からの2イニングを無失点に抑えた4番手のグレッグ・ホランドが今季2勝目(2敗)をマークした。

     「ハーパーは打線のなかで最も気をつけなければならない打者の一人であり、彼に対して失投は許されない。彼は重要な場面になればなるほど力を発揮するんだよ」とホランドが語ったように、ハーパーが土壇場で勝負強さを発揮してチームをサヨナラ勝利へ導いた。2点ビハインドの9回裏一死一塁の場面ではカウント3-1から真ん中付近に甘く入った速球を捉えてセンターへの同点弾。10回裏一死一、三塁の場面では低めのスプリッターを外野へ運び、サヨナラの走者をホームへ迎え入れた。31本塁打を放っている一方で打率.246となかなか本来の力を発揮できないでいるハーパーだが、大舞台を恐れない勝負強さは今季も健在だ。

  • イバルディ4回持たずもブルペンが奮闘 Rソックス快勝

    2018.9.4 11:40 Tuesday

    【レッドソックス8-2ブレーブス】@サントラスト・パーク

     レッドソックスは先発のネイサン・イバルディが制球に苦しみ、4回途中までに4つの四球を与えて4イニングを投げ切れずに降板。しかし、7人のリリーバーが計5回2/3を2失点に抑える力投を見せ、チームの勝利を呼び込んだ。打線はイバルディ降板直後の5回表にイアン・キンズラー、クリスチャン・バスケス、ムーキー・ベッツのタイムリーで3点を先制。1点差に迫られた直後の8回表にはエラー絡みで二死満塁のチャンスを作ってキンズラーのタイムリーで2点を追加し、9回表にはザンダー・ボガーツのタイムリーなどでさらに3点を追加してダメ押しした。2番手として登板し、4回裏のピンチを凌いだブランドン・ワークマンが今季3勝目(0敗)をマーク。地区2位のヤンキースが敗れたため、ゲーム差は再び8.5に広がった。

     ブレーブスは3点ビハインドの9回表一死二、三塁の場面でJ.D.マルティネスを敬遠し、ボガーツと勝負することを選択。ボガーツは「マルティネスが素晴らしい成績を残していることは知っているけど、なぜ(マルティネスを敬遠して)僕と勝負しようとするのか理解できないよ」と燃えていた。ボガーツは甘く入ったスライダーを弾き返し、センターオーバーの2点タイムリー二塁打。ブレーブスの敬遠策は失敗に終わり、レッドソックスの勝利は決定的なものとなった。「相手が敬遠策を取って僕と勝負してくれるのは嬉しいよ。外野へ打球を飛ばせば打点を稼げるチャンスをもらえるんだからね」とボガーツは「してやったり」のコメント。今季のボガーツは満塁の場面で打率.667(12打数8安打)、3本塁打、27打点、OPS2.255という驚異的な成績を残しており、自己記録(2016年の89打点)まであと1打点に迫っている。

  • 第23週の週間MVPにトーレスとイェリッチが選出

    2018.9.4 09:20 Tuesday

     日本時間9月4日、2018年レギュラーシーズン第23週(現地時間8月27日~9月2日が対象)の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはグレイバー・トーレス(ヤンキース)、ナショナル・リーグはクリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)が選出された。

     トーレスは打率.478(23打数11安打)、3本塁打、10打点、OPS1.441の好成績をマークし、初受賞となった第9週以来今季2度目の選出。故障者リストからの戦列復帰後は不振が続いていたものの、ここにきてようやく前半戦の輝きを取り戻した。日本時間9月2日のタイガース戦ではチームを勝利に導く22号決勝2ランを放ったが、アーロン・ブーン監督は「彼の守備が素晴らしかったからホームランのことなんて忘れていたよ」とトーレスの遊撃守備を絶賛。今年4月にメジャーデビューを果たしたばかりの21歳の新鋭は、今や攻守両面においてヤンキースに不可欠な戦力となっている。

     一方のイェリッチは打率.444(27打数12安打)、4本塁打、14打点、OPS1.516という素晴らしい成績を残し、こちらも初受賞の第18週以来今季2度目の週間MVP選出となった。イェリッチはこの1週間の間に「自身初の1試合2本塁打」「自身初のサイクルヒット」「自身初の満塁本塁打」など様々な「自身初」の記録を達成。日本時間9月3日のナショナルズ戦で放った27号グランドスラムは後半戦に入って40試合目で16本目の本塁打となり、ナ・リーグMVPの有力候補の一人に急浮上している。「素晴らしい1週間を過ごしたことの証だし、素敵な賞をいただけて嬉しいよ」と週間MVP受賞を喜んだイェリッチ。移籍1年目でキャリア最高のシーズンを送るイェリッチが、ワイルドカード争いの先頭を走るブリュワーズの戦いを牽引している。

  • 第23週の最優秀ブルペンにアストロズが選出

    2018.9.4 08:55 Tuesday

     日本時間9月3日、MLB公式サイトではレギュラーシーズン第23週(対象期間は現地時間8月27日~9月2日)の最優秀ブルペンにアストロズを選出した。第23週のアストロズは7試合を4勝3敗で乗り切り、2位アスレチックスに2.5ゲーム差をつけてア・リーグ西部地区首位の座をキープ。ブルペンは防御率1.78の好成績をマークしてチームに貢献した。

     最優秀ブルペンを選出する際のポイントの計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。

    ・1アウト=+1.5ポイント
    ・1奪三振=+1.5ポイント
    ・1セーブ=+5ポイント
    ・1被安打=-2ポイント
    ・1自責点=-4ポイント
    ・1非自責点=-2ポイント
    ・1与四球=-1ポイント
    ・1セーブ失敗=-5ポイント

     7月末の「ノン・ウエーバー・トレード・デッドライン」でライアン・プレスリーやロベルト・オスーナを補強し、層の厚みが増したアストロズのブルペン。第23週は96ポイントを獲得し、メジャー最多の33回1/3を投げて82.5ポイントを記録したアスレチックスや74ポイントのジャイアンツ、73.5ポイントのカブスを上回った。プレスリーは4度の登板をいずれも無失点に抑え、ジョー・スミスも4試合無失点の好投。ブルペン全体では与四球9に対して30個の三振を奪い、直近3試合では計6イニングを投げて無失点と安定したパフォーマンスが続いている。なお、今季の救援防御率は2.94であり、両リーグ唯一の2点台となっている。

  • 大谷復帰登板も3回途中2失点で2敗目 田澤もソロ被弾

    2018.9.3 18:30 Monday

    【エンゼルス2-4アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

     日本時間6月7日以来およそ3ヶ月ぶりの先発登板となった大谷翔平は、1回裏二死一、二塁のピンチでタイラー・ホワイトを見逃し三振に抑えると、2回裏は三者凡退の好投。しかし、3回裏に先頭のトニー・ケンプを歩かせたあと、ジョージ・スプリンガーに20号先制2ランを浴び、続くホゼ・アルトゥーベを二塁ゴロに打ち取ったところで降板となった。大谷は3回に入って球速が急激に低下し、それをアストロズ打線に狙われた形となったが、2回裏先頭のマーウィン・ゴンザレスの打球を素手で捕球しようとした際に右手の指を痛めたことが原因となった模様。マイク・ソーシア監督によると、1回と2回の間には背中の張りを訴えていたといい、急激な球速の低下は右肘の状態とは無関係であるようだ。スプリンガーの一打で先制したアストロズは4対2で勝利。大谷は日本時間4月18日以来となる今季2敗目(4勝)を喫した。

     投手・大谷の復帰戦となったこの試合では、日本時間9月2日にロースター枠の拡大に伴ってメジャー昇格を果たした田澤純一が1点ビハインドの7回裏に5番手として新天地初登板。しかし、アルトゥーベを遊撃フライに打ち取ったあと、アレックス・ブレグマンに27号ソロを浴び、アストロズに貴重な追加点を献上してしまった。二死後、ホワイトに二塁打、ゴンザレスに四球を許し、二死一、二塁のピンチを背負ったものの、ユリ・グリエルをライトライナーに打ち取ってなんとかピンチを脱出。エンゼルスでの初登板は1回2安打1失点で終了した。今季はマーリンズで22試合、エンゼルスで1試合に登板して防御率9.00、被打率.333、WHIP2.10と思うような結果を残すことができていないだけに、来季以降のメジャー生き残りをかけて、レギュラーシーズン残り1ヶ月が正念場となりそうだ。

  • 好投のシールズを先発全員安打で援護 Wソックス完勝

    2018.9.3 17:55 Monday

    【レッドソックス0-8ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     ホワイトソックスは先発のジェームス・シールズが6回4安打無失点と好投し、打線も先発全員安打となる15安打8得点の猛攻で援護。投打がガッチリと噛み合い、メジャー最高勝率を誇るレッドソックスに8対0で完勝した。初回にティム・アンダーソンの18号ソロなどで2点を先制したホワイトソックスは、2回裏にマット・デービッドソンのタイムリー二塁打で2点を追加。3回裏にアダム・エンゲルのタイムリー、4回裏にダニエル・パルカの20号ソロと着実に加点し、6回裏には内野ゴロの間に1点、8回裏にもヨルマー・サンチェスのタイムリーで1点を追加して勝利を決定付けた。ホワイトソックスはレッドソックスとの今季の対戦を終了。再建期のチームがメジャー最高勝率のチームを相手に4勝3敗と勝ち越したのは大健闘と言っていいだろう。

     数多くの有望株を抱え、順調にチーム再建を進めているホワイトソックス。直近10試合で7勝3敗、直近19試合で13勝6敗、直近30試合で18勝12敗と徐々に勝敗にもその成果が現れるようになっており、選手たちのプレイにも自信が感じられるようになりつつある。4回裏に20号ソロを放ったパルカは「大きく負け越してしまっている(55勝82敗)けど、僕たちは良いチームだよ。とにかく自分たちのベストを尽くしている」と誇らしげにコメント。シーズンを通してイニングイーターとしての役割を全うしているベテラン右腕のシールズも「(ここ最近の快進撃は)このチームが今後数年間どんなチームになるかを表しているよ」と若手選手たちの潜在能力を高く評価する。今季のレッドソックスに勝ち越しているのはホワイトソックスのほかにアスレチックスだけ。アスレチックスがポストシーズン進出争いに加わっていることを考えると、来季のホワイトソックスは侮れないチームとなりそうだ。

« Previous PageNext Page »