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  • カブスがトレード市場で売り手に ブライアントら主力選手放出へ

    2021.7.10 11:00 Saturday

     ほんの2週間前、球団史上初の継投ノーヒッターを達成したカブスはナ・リーグ中部地区首位タイに立っていた。ところが、その翌日から11連敗を喫し、一気に借金生活に突入。これがトレード市場におけるカブスの立場を一変させた。ジェッド・ホイヤー編成本部長は7月のトレード市場においてカブスが買い手ではなく売り手に回ることを明言。オールスター・ゲームに選出されたクリス・ブライアントとクレイグ・キンブレルを筆頭に、多くの主力選手がトレードにより放出されることが予想されている。

     カブスはブライアントのほか、正一塁手のアンソニー・リゾー、正遊撃手のハビアー・バイエズ、先発ローテーションの一角を担うザック・デービース、リリーフで安定した活躍を見せているライアン・テペラらが今季終了後にFAとなる。また、キンブレル、ジョク・ピーダーソン、アンドリュー・チェイフィンらは来季の契約がオプションになっており、今季限りで退団となる可能性がある。つまり、ホイヤーにとって、これらの選手全員がトレードの駒となるわけだ。

     ホイヤーは「我々は2015年から彼らを信じてきた。そして、彼らは多くの成功を収めてきた」と長年にわたってチームを支えてきた主力選手たちへの愛着を口にした。しかし、「この時期(=7月)になってプレーオフ進出確率が1ケタ台になってしまったら、将来に目を向けて、次のチーム作りを考えないといけない。他球団からトレードの問い合わせを受けて、それを考えないのは無責任だと思う」と語り、今後のチーム作りのために現在の主力選手をトレードに出す方針であることを改めて強調した。

     最も魅力的なトレード要員とみられるのは今季完全復活を遂げたキンブレル。7月のトレード市場におけるリリーフ投手の需要は非常に大きいため、キンブレル、テペラ、チェイフィンの全員がカブスを去るという事態も十分に起こり得る。もちろん、リゾー、ブライアント、バイエズといった「カブスの顔」とも言える野手たちにも多くのチームから関心が寄せられるに違いない。また、2022年シーズン終了後にFAとなる正捕手ウィルソン・コントレラスもこのタイミングでトレードに出されることになるかもしれない。

     ポストシーズン進出の可能性が限りなく低くなっている今、わずかな可能性にかけて買い手に回るのは賢明な判断とは言えない。今季を捨て、来季はチームにいない可能性が高い選手をトレードに出して対価を得るというホイヤーの選択は正しい。3週間後、カブスは現在の主力選手の多くを放出し、全く別のチームに生まれ変わっていることだろう。

  • パドレス監督「ダルビッシュ球宴登板の可能性はかなり低い」

    2021.7.10 10:00 Saturday

     パドレスのジェイス・ティングラー監督は、球団史上最大タイとなる8点差を逆転してサヨナラ勝ちを収めた日本時間7月9日のナショナルズ戦の試合後、3回8安打6失点で降板したダルビッシュ有が腰の張りを訴えていたことを明らかにした。ティングラーによると、ダルビッシュは直近の4~5試合を腰に張りを感じたまま登板していたという。ナショナルズ戦での登板中、左臀部にも張りを感じるようになったため、ティングラーは故障を未然に防ぐために3イニングで交代させることを決断した。

     ダルビッシュは選手間投票により自身5度目となるオールスター・ゲームに選出されているが、ティングラーはダルビッシュのオールスター・ゲーム出場について「その可能性はかなり低いと言わざるを得ない」とコメント。「詳細は割愛するが、数日後にはいい状態になっていると思う。しかし、彼の腰や臀部の状態を考えると、オールスター・ゲームに登板するのは難しいのではないかと感じている」とダルビッシュの出場辞退を示唆した。

     ダルビッシュはオールスター・ゲームでの大谷翔平(エンゼルス)との対戦について「実現すればいいなと思う」と語っていたが、残念ながらオールスター・ゲームの舞台で北海道日本ハムファイターズの先輩後輩同士の直接対決が実現する可能性は限りなくゼロに近くなった。なお、ティングラーは「状況は変わるかもしれないが」と前置きしつつも、「ダルビッシュが後半戦の最初の登板予定を回避することはないだろう」と予想している。よって、ダルビッシュはオールスター・ブレイクの期間を休養に充て、万全の状態で後半戦を迎えることになりそうだ。

     ダルビッシュは今季18試合に先発して105イニングを投げ、7勝3敗、防御率3.09、125奪三振を記録。メジャー史上最速での通算1500奪三振も達成した。防御率は6月末の時点で2点台前半(2.44)をマークしていたが、7月の2登板で合計9回10失点と打ち込まれ、3点台まで悪化。万全の状態で迎えるであろう後半戦での巻き返しに期待したい。

  • ファン投票で球宴選出のポージー 左手親指の打撲でIL入り

    2021.7.10 09:00 Saturday

     日本時間7月10日、ジャイアンツは正捕手バスター・ポージーを左手親指の打撲により10日間の故障者リストに登録したことを発表した。ポージーは同5日のダイヤモンドバックス戦でファウルチップを捕球し損ねた際に左手を負傷して途中交代。それ以降は試合に出場していなかった。オールスター・ゲームのファン投票でナ・リーグ捕手部門1位となり、3年ぶりのオールスター・ゲーム選出が決まっていたが、残念ながら出場できなくなってしまった。

     現在34歳のポージーは2010年ナ・リーグ新人王、2012年ナ・リーグMVP、首位打者1回、シルバースラッガー賞4回、ゴールドグラブ賞1回、ワールドシリーズ制覇3回、2017年ワールド・ベースボール・クラシック優勝(アメリカ代表)など、輝かしい実績を誇るジャイアンツの正捕手。昨季は養子にした双子の女の子が早産で生まれたため、新型コロナウイルス感染のリスクを考慮してオプトアウト(=出場辞退)したが、今季はここまで58試合に出場して打率.328、12本塁打、28打点、OPS.968の好成績を残し、自身7度目のオールスター・ゲーム選出が決定していた。

     ファン投票でオールスター・ゲームに選出されたため、ナ・リーグの先発メンバーに名を連ねる予定だったポージー。エリアス・スポーツ・ビューロー社によると、前年のシーズンでプレーしなかった選手がオールスター・ゲームの先発メンバーに名を連ねるのは、1999年シーズンをがんの治療で全休し、2000年のオールスター・ゲームで先発メンバー入りしたアンドレス・ガララーガ以来だったという。しかし、そのガララーガ以来の快挙は実現しないことになった。

     ポージーの欠場により、選手間投票でオールスター・ゲームに選出されたJ・T・リアルミュート(フィリーズ)が先発メンバーに繰り上がる見込み。また、ナ・リーグ捕手最多の13本塁打を放っているウィルソン・コントレラス(カブス)、同最多の40打点を記録しているヤディアー・モリーナ(カージナルス)、8割を超えるOPSをマークしているオマー・ナルバイエズ(ブリュワーズ)とウィル・スミス(ドジャース)あたりがポージーの代役としてオールスター・ゲームのメンバー入りを果たすことになりそうだ。

  • 球宴出場選手をランク付け 大谷と3人のジュニアがトップ4独占

    2021.7.9 17:30 Friday

     日本時間7月9日、メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチはオールスター・ゲームに選出された選手を1位から順にランク付けする特集記事を公開した。前半戦やキャリア全体の活躍ぶりだけでなく、「どの選手のプレーを見たいか」という視点も加え、主観的にランキングを作成。1位には大谷翔平(エンゼルス)が選ばれた。また、2~4位にはフェルナンド・タティスJr.(パドレス)、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の「ジュニア・トリオ」がランクインしている。

     レイッチは「オールスター・ゲームに出場する選手は全員がスターであり、出場選手は全員が平等だ」としつつも、「だからこそランキングを作成してみるべきだ」と出場選手を1位から順にランク付け。なお、マイク・トラウト(エンゼルス)やカイル・シュワーバー(ナショナルズ)など、故障によってすでに出場不可となっている選手や、ジェイコブ・デグロム(メッツ)やホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)のように出場辞退の意思を明らかにしている選手は対象外となっている。

     錚々たる面々のなかで1位に選ばれたのは大谷。レイッチは「投手・大谷が打者・大谷に対して投げるためには、時間と空間を捻じ曲げる必要があるかもしれないが、何らかの方法があるに違いない」と独特の表現で二刀流・大谷の活躍を称えている。また、今回のオールスター・ゲームで大谷とともに主役として注目される「ジュニア・トリオ」の3人は2~4位にランクインした。

     ダルビッシュ有(パドレス)は20位にランクイン。レイッチは「パドレスが今オフに獲得した投手のうち、エースはブレイク・スネルではなくダルビッシュであることが明らかになった」と記している。また、「誰かをランキングの最下位にするのは気が引ける」という理由により、レイッチのランキングは53位で終了。菊池雄星(マリナーズ)は53位までにランクインしなかった。

     レイッチが作成した53位までのランキングは以下の通り。

    1 大谷翔平(エンゼルス)
    2 フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    3 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    4 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    5 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    6 ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    7 ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    8 バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    9 ニック・カステヤーノス(レッズ)
    10 フアン・ソト(ナショナルズ)
    11 マックス・マンシー(ドジャース)
    12 カルロス・ロドン(ホワイトソックス)
    13 ザック・ウィーラー(フィリーズ)
    14 クレイグ・キンブレル(カブス)
    15 ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)
    16 ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)
    17 フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    18 マット・オルソン(アスレチックス)
    19 トレイ・ターナー(ナショナルズ)
    20 ダルビッシュ有(パドレス)
    21 ゲリット・コール(ヤンキース)
    22 サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    23 マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    24 ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)
    25 ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)
    26 ジェシー・ウィンカー(レッズ)
    27 ノーラン・アレナード(カージナルス)
    28 マーカス・セミエン(ブルージェイズ)
    29 ラファエル・デバース(レッドソックス)
    30 J・D・マルティネス(レッドソックス)
    31 ジャレッド・ウォルシュ(エンゼルス)
    32 セドリック・マリンズ(オリオールズ)
    33 トレバー・ロジャース(マーリンズ)
    34 ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)
    35 ランス・リン(ホワイトソックス)
    36 ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    37 マイク・ズニーノ(レイズ)
    38 コービン・バーンズ(ブリュワーズ)
    39 ジェイク・クロネンワース(パドレス)
    40 クリス・ブライアント(カブス)
    41 アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
    42 リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)
    43 ライアン・プレスリー(アストロズ)
    44 ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)
    45 アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
    46 ボー・ビシェット(ブルージェイズ)
    47 ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)
    48 ネイサン・イバルディ(レッドソックス)
    49 クリス・テイラー(ドジャース)
    50 オジー・オルビーズ(ブレーブス)
    51 J・T・リアルミュート(フィリーズ)
    52 マーク・マランソン(パドレス)
    53 アダム・フレイジャー(パイレーツ)

    その他の選手
    マット・バーンズ(レッドソックス)
    エドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス)
    カイル・ギブソン(レンジャーズ)
    テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
    菊池雄星(マリナーズ)
    ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)
    アレックス・レイエス(カージナルス)
    グレゴリー・ソト(タイガース)

    故障により出場不可
    マイク・トラウト(エンゼルス)
    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    カイル・シュワーバー(ナショナルズ)

    出場辞退の意思を表明
    ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    カルロス・コレア(アストロズ)
    ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)

  • アルトゥーベとコレア アストロズの二遊間コンビが球宴辞退へ

    2021.7.9 17:00 Friday

     日本時間7月9日、アストロズの二遊間コンビ、ホゼ・アルトゥーベ二塁手とカルロス・コレア遊撃手はオールスター・ゲームに出場せず、ヒューストンにとどまる予定であることを明らかにした。アルトゥーベは左足の故障に悩まされており、コレアは妊娠中の妻とともにオールスター・ブレイクを過ごしたいと考えているという。よって、アストロズからの出場選手はマイケル・ブラントリー外野手とライアン・プレスリー投手の2名のみとなるが、二遊間コンビは自分たちの代役としてユリ・グリエル一塁手の球宴出場をプッシュしている。

     アルトゥーベとコレアはともに選手間投票でオールスター・ゲームに選出。アルトゥーベは球団タイ記録となる7度目、コレアは2度目の選出となった。しかし、両者とも出場辞退を決断。コレアは妻が11月に第1子の出産を控えていることもあり、「オールスターの週はすでに予定があり、家にいたいと思っている。野球は僕にとって本当に大切だけれど、常に家族が最優先なんだ。妻と一緒に過ごすことを決めた。野球のシーズン中は一緒に過ごせる時間があまりないからね」と出場辞退を決めた理由について説明した。

     一方のアルトゥーベは、詳細こそ明らかにしなかったものの、左足の故障に悩まされているという。「健康な状態で後半戦を迎えるためには(オールスター・ブレイクの)4日間が必要なんだ」とアルトゥーベ。「ファン投票でたくさんの票を入れてもらったからファンにはとても感謝している。また、選手間投票で僕を選んでくれた人々にも感謝したい。でも、所属チームのことが最優先だから、チームにとってベストの選択をしたいと思っている」と語った。

     ナ・リーグでは、すでにジェイコブ・デグロム投手(メッツ)がオールスター・ゲーム出場辞退の意思を表明。なお、出場辞退者の代替選手はコミッショナー事務局の選出によって決められることになっており、近日中に発表されるとみられる。誰が選ばれるか注目が集まりそうだ。

  • HRダービーのルールが一部変更 打者の負担を考慮した内容に

    2021.7.8 14:00 Thursday

     日本時間7月8日、ホームラン・ダービーの出場8選手と今大会のルールが正式に発表された。各選手のシード順は日本時間7月7日の試合が終了した時点の本塁打数により決定。同数の場合は昨季の本塁打数により決定するが、トレイ・マンシーニ(オリオールズ)が昨季プレーしていないため、マンシーニとピート・アロンゾ(メッツ)のシード順は2019年の本塁打数により決定された。また、打者の負担を考慮し、各ラウンドの制限時間など、一部のルールが変更されている。

     日本時間7月7日までに31本塁打を放っていた大谷翔平(エンゼルス)は第1シードに入り、1回戦で第8シードのフアン・ソト(ナショナルズ)と対戦することになった。第2シードのジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)は第7シードのトレバー・ストーリー(ロッキーズ)、第3シードのマット・オルソン(アスレチックス)は第6シードのマンシーニ、第4シードのサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)は第5シードのアロンゾと対戦する。

     8選手によるトーナメント形式かつ1回戦・準決勝・決勝の3ラウンド制で行われることに変わりはないが、1回戦と準決勝の制限時間は3分、決勝の制限時間は2分に短縮された。また、タイムアウト(45秒)の回数はすべてのラウンドで1回のみに統一されている。

     また、各ラウンドの規定時間終了後、1分間の休憩を挟んですべての打者に30秒のボーナスタイムが与えられる。規定時間以内に475フィート(約144.8メートル)以上の本塁打を1本以上放った場合、さらに30秒が追加され、ボーナスタイムは合計60秒になる。ボーナスタイム中はタイムアウトを取ることができない。

     本数が並んだ場合は60秒間のサドンデスにより決着をつける。これでも勝者が決まらない場合、勝者が決まるまで3スイング制のサドンデスを行う。後攻の選手(シード順が上位の選手)が先攻の選手の本数を越えた場合、その時点で競技終了となる。

     さらに、ホームラン・ダービーで使用されるボールは、クアーズ・フィールドの公式戦で使用されるものとは異なり、保湿装置に保管されたものではないことが発表されている。500フィート(約152.4メートル)を越えるような特大アーチも期待できそうだ。

  • HRダービーのシード順が決定 大谷翔平は1回戦でソトと対戦

    2021.7.8 12:45 Thursday

     日本時間7月8日、ホームラン・ダービーに出場する8選手の顔ぶれが確定し、今季の本塁打数に従ってシード順も決定された。これまでは前年の王者が第1シードに入っていたが、昨年ホームラン・ダービーが開催されなかった影響か、第1シードには前回王者(2019年)のピート・アロンゾ(メッツ)ではなく、メジャー最多の32本塁打を放っている大谷翔平(エンゼルス)が入ることに。大谷は1回戦で第8シードの若き天才打者フアン・ソト(ナショナルズ)と対戦することになった。

     日本時間7月13日にコロラド州デンバーにあるロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われるホームラン・ダービーに出場する8選手は以下の通り(数字はシード順)。

    【1】大谷翔平(エンゼルス)
    【2】ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)
    【3】マット・オルソン(アスレチックス)
    【4】サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    【5】ピート・アロンゾ(メッツ)
    【6】トレイ・マンシーニ(オリオールズ)
    【7】トレバー・ストーリー(ロッキーズ)
    【8】フアン・ソト(ナショナルズ)

     メジャーリーグ公式サイトは大谷について「定期的に登板しながらも前半戦で32本塁打を放った史上14人目の選手となった。チームの開幕86試合で32本以上の本塁打を放ったのは、直近20シーズンでは2013年のクリス・デービスに続いて2人目である」と紹介。また、「ただ本塁打を打っているだけでなく、ボールを破壊している。初速110マイル以上の本塁打が15本、同115マイル以上の本塁打が5本、飛距離420フィート以上の本塁打が16本というのはメジャー最多である」と詳細なデータにも言及している。さらに「引っ張り方向の本塁打が大谷より多いのはブラディミール・ゲレーロJr.だけ」とフィールドの全方向に本塁打を打つことができる大谷の特徴にも言及した。

     1回戦は昨季ナ・リーグ史上最年少で首位打者のタイトルを獲得し、出塁率・長打率・OPSの3部門で両リーグ最高の数字をマークした22歳のソトとの対戦。今季の本塁打数では3倍近くの大差がついているが、ソトの打撃技術を考えると、決して簡単に倒せる相手ではないだろう。ソトに勝ったあとは、準決勝で前回王者のアロンゾ、決勝ではメジャー屈指の大砲ギャロとの対戦を期待したい。

  • 筒香嘉智のリハビリ期間が終了 40人枠外でドジャース残留へ

    2021.7.8 07:30 Thursday

     日本時間7月8日、ドジャースの筒香嘉智がロースターの40人枠から外れてAAA級オクラホマシティに残留することが明らかになった。筒香は日本時間6月10日に右ふくらはぎ痛で故障者リスト入り。同18日からマイナーでのリハビリ出場を開始していたが、リハビリ出場が可能な20日間が経過したため、ドジャースは何らかの対応を取る必要があった。筒香はウエーバーを通過し、40人枠外のマイナー選手となることを受け入れたため、ドジャースに残留することが決まったようだ。

     筒香は2019年オフにレイズと2年1200万ドルで契約。メジャー1年目は新型コロナウイルスのパンデミックのなかで60試合制の短縮シーズンという異例の環境でのプレーを強いられることになり、51試合に出場して打率.197、8本塁打、24打点、OPS.708に終わったが、ハードヒット率や四球率、ボール球に手を出す割合などの数値が優秀だったため、メジャー2年目の今季はブレイクが期待されていた。

     ところが、開幕から26試合に出場して打率.167、0本塁打、5打点、OPS.462と全く打てず、日本時間5月12日にDFAとなり、4日後にはトレードでドジャースへ移籍。ドジャースでも12試合で打率.120、0本塁打、2打点、OPS.410と成績は上向かず、日本時間6月10日には故障者リストに登録された。マイナーAAA級でのリハビリ出場でも15試合で打率.138、3本塁打、7打点、OPS.538と思うような結果を残すことはできておらず、打撃改造はまだ道半ばといったところ。マイナーでプレーを続け、打撃向上とメジャー再昇格を目指すことになる。

     トレードの際に今季の筒香の年俸の大部分はレイズが負担することになっており、ドジャースが負担するのはメジャー最低保証年俸程度の金額と言われている。よって、ドジャースはほぼノーリスクで筒香の打撃改造が成功するかどうかを見守ることができる。メジャーで故障者が発生し、筒香がマイナーで打撃向上の兆しを見せていた場合、メジャー再昇格のチャンスが巡ってくるかもしれない。

  • 大谷に強敵現る 天才打者・ソトと大砲・ギャロがHRダービー参戦

    2021.7.8 06:00 Thursday

     日本時間7月8日、今年のホームラン・ダービーに参加する8選手が出揃った。大谷翔平(エンゼルス)、ピート・アロンゾ(メッツ)、トレイ・マンシーニ(オリオールズ)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、マット・オルソン(アスレチックス)に続く7人目となったのは若き天才打者フアン・ソト(ナショナルズ)。自身のSNSを通してダービー出場を表明した。また、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは、大砲ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)がダービー参戦予定であることを伝えている。

     大谷が優勝候補に挙げられている今年のホームラン・ダービーだが、強敵2人がダービーに加わることになった。22歳のソトは昨季ナ・リーグ史上最年少で首位打者(打率.351)に輝き、出塁率(.490)、長打率(.695)、OPS(1.185)の3部門で両リーグ最高の数字をマークした若き天才打者。今季はここまで74試合に出場して打率.277、10本塁打、39打点、OPS.832とやや物足りない成績にとどまっているが、47三振を上回る51四球を記録するなど、相変わらず打撃の質は高い。ナショナルズの選手が優勝すると、2018年のブライス・ハーパー(現フィリーズ)に次いで史上2人目となる。

     一方、現在27歳のギャロは言わずと知れたメジャーを代表する大砲だ。2017年に41本塁打、2018年に40本塁打を記録し、メジャー史上初となる「通算100単打より先に100本塁打」という珍記録も達成。日本時間6月27日からの5試合で7本塁打を放つなど、今季は6月以降に大きく調子を上げており、ここまで81試合に出場して打率.234、21本塁打、48打点、OPS.881をマークしている。リーグ最多の107三振を喫しているが、66四球は両リーグ最多。決してむやみやたらに振り回すだけの打者ではない。レンジャーズでは、1989年にルーベン・シエラが同時優勝、1993年にフアン・ゴンザレスが優勝しており、ギャロは球団史上3人目のダービー制覇を目指すことになる。

     今年のオールスター・ゲームは大谷と「3人のジュニア」(パドレスのフェルナンド・タティスJr.、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.)が注目されているが、この4人のうちホームラン・ダービーに出場するのは大谷だけ。タティスJr.とゲレーロJr.を筆頭に、ダービー不参加の意向を示す選手が多く、ダービーの盛り上がりが心配されたものの、最後に大物2人が加わり、出場8選手が出揃った。

  • レイズ期待の有望株・ブルハーンがメジャー昇格へ 明日Wヘッダー

    2021.7.7 15:00 Wednesday

     レイズが「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングで球団2位・全体36位にランクインしているビダル・ブルハーンをメジャーに昇格させる予定であることが明らかになった。日本時間7月8日に本拠地トロピカーナ・フィールドで行われるインディアンスとのダブルヘッダーで、ロースターの27人目の選手として昇格する見込み。レイズでは今季すでにテイラー・ウォールズとワンダー・フランコがメジャーデビューを果たしており、この2人に続くプロスペクト野手のメジャー昇格となる。

     現在23歳のブルハーンは内外野の一塁以外の6ポジションを守ることができるスイッチヒッター。今季はAAA級ダーラムで49試合に出場して打率.259、9本塁打、29打点、15盗塁、出塁率.344、長打率.471、OPS.815をマークしている。

     レイズは日本時間7月6日のインディアンス戦でマニュエル・マーゴが左ハムストリングを痛めて途中交代しており、故障者リスト入りが濃厚。それに伴うロースターの入れ替えが予定されているのに加え、ダブルヘッダーでは27人目の選手を追加でアクティブ・ロースターに登録できるため、ブルハーンを昇格させることを決めたようだ。

     ブルハーンはキャリアの大部分を二塁手ないし遊撃手として過ごしてきたが、内野にはウォールズとフランコがいるため、今季は自慢のスピードを生かすために外野の守備に就く機会も増えている。AAA級ダーラムでは二塁で14試合、三塁で2試合、遊撃で7試合、左翼で11試合、中堅で6試合、右翼で10試合に出場。また、非力とみられていたバッティングでも開幕16試合で7本塁打を放ち、周囲を驚かせた。

     5月は打率.315、7本塁打、21打点、9盗塁、OPS.992の好成績をマークしてレイズの月間マイナー最優秀打者に選出。6月に入って最初の20試合で打率.158と急失速したが、その後の7試合で打率.375(24打数9安打)と復調しており、それが今回のメジャー昇格につながったとみられる。メジャーでも内外野を兼任しながら自慢のスピードを武器に出場機会を確保していくことになりそうだ。

  • ブリュワーズがトレードでテレズを獲得 ボーグルバックの穴埋め

    2021.7.7 10:00 Wednesday

     左ハムストリングの故障で戦列を離れたダニエル・ボーグルバックの穴埋めを必要としていたブリュワーズが補強に動いた。日本時間7月7日、ブリュワーズはブルージェイズとのトレードでラウディ・テレズを獲得したことを発表。右打ちのケストン・ヒウラと左打ちのテレズを一塁のプラトーンで起用するとみられる。なお、テレズを放出したブルージェイズは交換要員として2人の右腕(トレバー・リチャーズとボウデン・フランシス)を獲得している。

     現在26歳のテレズはメジャー4年目の今季、ここまで50試合に出場して打率.209、4本塁打、8打点、OPS.610を記録。メジャーデビューした2018年に23試合で打率.314、4本塁打、14打点、OPS.943の好成績を残し、翌2019年には自己最多の21本塁打を放った実績がある。ブリュワーズのデービッド・スターンズ編成本部長は「ニーズは明確だった。打線の中軸でいい働きをしていた左打者を失ってしまったので、代役を探していたんだ」と補強の狙いを説明した。

     ブルージェイズが獲得したリチャーズは今年5月にウィリー・アダメスが絡んだトレードでレイズからブリュワーズへ移籍したばかり。今季は2球団合計で21試合に登板して31回2/3を投げ、3勝0敗1セーブ、1ホールド、防御率3.69、41奪三振をマークしており、不安を抱えるブルペンの戦力アップに貢献することが期待される。テレズはブラディミール・ゲレーロJr.の大ブレイクもあって完全に出場機会を失っていたため、余剰戦力を放出して弱点を補強できる理想的なトレードとなった。

     また、リチャーズとともにブルージェイズへ移籍することになったフランシスは2017年のドラフト7巡目指名を受けてブリュワーズに入団した25歳の右腕。今季はAA級とAAA級の2階級合計で11試合に先発して59回2/3を投げ、7勝3敗、防御率3.62、65奪三振をマークしている。今季中にメジャーデビューする可能性もありそうだ。

  • アスレチックスの主砲・オルソン HRダービー出場が決定!

    2021.7.7 09:30 Wednesday

     日本時間7月7日、アスレチックスの主砲として活躍するマット・オルソンは同13日にコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われるホームラン・ダービーに出場することを発表した。オルソンが初めてホームラン・ダービーを見たのは20年ほど前、マーク・マグワイアやサミー・ソーサが第一線のスラッガーとして大活躍していた頃。「いつかホームラン・ダービーに出場してみたい」と思っていたオルソンは、メジャーリーグ機構からの招待を受け、今年のホームラン・ダービーに参戦することを決断した。

     ホームラン・ダービーへの出場が決まったのは、大谷翔平(エンゼルス)、ピート・アロンゾ(メッツ)、トレイ・マンシーニ(オリオールズ)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)に続いてオルソンが6人目。オルソンはホームラン・ダービー出場について「楽しくなるに違いない。子供のときに見て、いつか出場したいと思っていた。自分にホームラン・ダービーの才能があるかどうかはわからないけど、楽しいものになると思う」と語った。

     アスレチックスの選手がホームラン・ダービーで優勝したのは過去に2人。1992年にマグワイア、2013年と2014年にヨエニス・セスペデスが優勝しており、オルソンは球団史上3人目(4度目)の優勝を目指す。ちなみに、4度目の優勝となれば、ヤンキースと並んで史上最多タイ。なお、2年前のホームラン・ダービーにはチームメイトのマット・チャップマンが出場したが、1回戦で強敵ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)と対戦することになり、13対29で大敗を喫した。

     現在27歳のオルソンはメジャー6年目の今季、ここまで80試合に出場して打率.283、20本塁打、53打点、出塁率.372、長打率.552、OPS.923の好成績をマーク。2019年には自己最多の36本塁打を放っており、今年は選手間投票により自身初のオールスター・ゲーム出場も決定している。

  • 第14週の週間MVPは6本塁打の大谷翔平と打率4割のオルビーズ

    2021.7.7 09:00 Wednesday

     日本時間7月7日、2021年シーズン第14週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグは大谷翔平(エンゼルス)、ナ・リーグはオジー・オルビーズ(ブレーブス)が選出された。大谷は2週間ぶり今季2度目、キャリア通算では4度目の受賞。一方、24歳のオルビーズはメジャー5年目で初の週間MVPとなった。ブレーブスの選手が週間MVPに選ばれるのは、ロナルド・アクーニャJr.とオースティン・ライリーに続いて今季3人目となっている。

     大谷は6試合に出場して打率.286(21打数6安打)、6本塁打、8打点、出塁率.400、長打率1.143、OPS1.543を記録。1週間で放った6安打がすべてホームランという驚異の活躍を見せ、6試合で5勝1敗というチームの快進撃に貢献した。今季31本塁打ですでに球団の前半戦記録を更新しており、2004年の松井秀喜に並ぶ日本人選手シーズン最多タイ記録。同一シーズンに週間MVPを複数回受賞するのは、エンゼルスでは2019年のマイク・トラウト以来である。また、打者と投手の両方でオールスター・ゲームに選出されるのはメジャー史上初の快挙となった。

     オルビーズは6試合に出場して打率.400(25打数10安打)、3本塁打、13打点、3盗塁、出塁率.407、長打率.760、OPS1.167を記録。ブレーブスが20対2で大勝した日本時間7月1日のメッツ戦では2本塁打を含む6打数5安打7打点4得点1盗塁の大活躍を見せたが、1試合で4得点、5安打、2本塁打、7打点、1盗塁を記録するのはメジャー史上5人目の快挙だった。コミッショナー事務局の選出により2018年以来3年ぶり2度目となるオールスター・ゲーム出場も決定している。

  • 有望株右腕シクスト・サンチェス 右肩の手術で今季絶望に

    2021.7.6 12:00 Tuesday

     日本時間7月6日、マーリンズはエース候補の有望株右腕シクスト・サンチェスが右肩の関節鏡手術を受ける予定であることを発表した。今季のナ・リーグ新人王の有力候補だったサンチェスは、今季まだマイナーも含めて1試合も登板しておらず、この手術により今季絶望となる見込み。手術のスケジュールはまだ確定していないが、マーリンズはサンチェスが来春のスプリング・トレーニングまでには回復し、通常通りにスプリング・トレーニングに参加できると考えているようだ。

     現在22歳のサンチェスは「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングでマーリンズの1位、メジャー全体でも11位にランクインしている有望株。メジャーデビューした昨季は7試合に先発して3勝2敗、防御率3.46の好成績を残し、今季は先発ローテーションの中心的存在になることを期待されていた。ところが、戦列復帰に向けたプロセスのなかで肩の痛みが再発。手術が必要であることが判明した。

     マーリンズのドン・マティングリー監督は「彼をはじめとして、我々の球団組織にとって最悪のニュースだ」とコメント。「我々は彼の故障について慎重に物事を進めようとしていたし、このような事態(=手術を受けて今季絶望)にならないことを望んでいたが、手術が必要になってしまった。今はこの状況に対処するだけだ。彼にとって本当に気の毒なことだと思う。手術を受けた選手は誰もが自身のキャリアを心配するが、ただ前を向くしかない」とサンチェスのことを思いやった。

     サンチェスは2019年2月にマーリンズがJ・T・リアルミュートをフィリーズへ放出した際に、交換要員として獲得したエース候補の有望株。今春のスプリング・トレーニングでは、ビザの問題でチームへの合流が遅れただけでなく、新型コロナウイルスの偽陽性でキャンプ中断を余儀なくされた。3月末に右肩の炎症が発生し、戦列復帰に向けて少しずつ準備を進めていたものの、6月上旬に違和感が再発。その後、投球を再開していたが、強度を上げていくなかで右肩に痛みを覚えるようになった。

     エース候補のサンチェスがマーリンズの先発ローテーションの中心的存在として活躍するのは、少なくとも2022年シーズンまでお預けということになりそうだ。

  • ダルビッシュ 大谷との直接対決は「実現すればいいなと思う」

    2021.7.6 11:00 Tuesday

     大谷翔平(エンゼルス)とダルビッシュ有(パドレス)はともに北海道日本ハムファイターズ出身のメジャーリーガーだが、一緒にプレーしたことはなかった。海を渡ったあと、それぞれが活躍してメジャーリーガーとしての地位を築いたものの、これまで1度も直接対決は実現していない。しかし、それが「夢の舞台」で変わる可能性がある。大谷は史上初となる投打の両方でオールスター・ゲームに選出。一方、ダルビッシュも選手間投票で自身5度目のオールスター・ゲームに選ばれた。オールスター・ゲームで初めての直接対決が実現するかもしれない。

     オールスター・ゲーム選出が決まったあと、大谷との対戦について尋ねられたダルビッシュは「実現すればいいなと思う」とコメント。しかし、その一方で「もし実現すれば、それは素晴らしいことだと思う。でも、オールスター・ゲームは自分たちだけのためにやっているものではなく、もっと大きなもの。その視点を忘れてはいけないと思う」とも語っている。

     よって、ダルビッシュは、大谷がDHとして出場するであろう最初の数イニングに登板することを明確に働きかけることはない、と明言している。大谷の打席が回ってくるイニングとダルビッシュが登板するイニングが上手く重なるかどうかは、当日の巡り合わせ次第ということになる。

     ダルビッシュは「オールスター・ゲームに僕たちが一緒に出場することを他の人たちがどのように見ているかはよくわからない。でも、僕は彼と一緒に出場できることを嬉しく思う」とコメント。日本ハムの後輩である大谷とともにオールスター・ゲームの舞台に立てることを喜んでいるようだ。

     なお、今年のオールスター・ゲームには菊池雄星(マリナーズ)も選出。日本人選手3名がオールスター・ゲームに選出されるのは、2003年(イチロー、松井秀喜、長谷川滋利)、2007年(イチロー、斎藤隆、岡島秀樹)、2014年(ダルビッシュ有、田中将大、上原浩治)に続いて7年ぶり4度目となっている。

  • 大谷翔平がオールスターで二刀流へ マドン監督が明らかに

    2021.7.6 10:00 Tuesday

     メジャーリーグ史上初めて、投手と野手の両方でオールスター・ゲームに選出された大谷翔平(エンゼルス)について、エンゼルスのジョー・マドン監督は日本時間7月14日にコロラド州デンバーのクアーズ・フィールドで行われるオールスター・ゲームで投打の「二刀流」で出場する予定であることを明らかにした。マドンはア・リーグの監督を務めるケビン・キャッシュ(レイズ監督)と大谷の「二刀流」について話し合ったという。なお、どのような形で「二刀流」を実現するかは明らかになっていない。

     マドンはキャッシュと話し合った内容について「結論から言うと、彼は登板する。しかし、どのように登板させるかは結論が出ていない」とコメント。「もちろん、いろいろな方法がある。先発で投げることもできるし、試合の途中に投げることもできる。そして、彼に何打席くらい打たせるのか。それと、彼が前日にホームラン・ダービーに出場することも忘れてはいけない。ベストの方法を考えているところだ」と大谷の起用法について語った。

     メジャーリーグ公式サイトでエンゼルスを担当するレット・ボリンガー記者は「大谷が登板前に十分な準備時間を確保できるかどうかがポイントだ」と指摘する。大谷がDHとしてスタメン出場し、DHを解除してそのままマウンドに上がるのであれば、十分な準備時間は確保できない可能性が高い。DHから退いてベンチに下がったあと、十分な準備時間を確保して登板するのであれば、再出場を可能にするためにルールを変更する必要がある。

     十分な準備時間を確保したうえで登板するために最も簡単な解決策は大谷が先発することだが、ボリンガーは「ホワイトソックスのカルロス・ロドンやレンジャーズのカイル・ギブソン、レッドソックスのネイサン・イバルディなど、オールスター・ゲームの先発に相応しい候補者は他にもいる」と述べている。

     なお、マドンによると、前半戦の最終登板となる日本時間7月7日のレッドソックス戦では、大谷が投打同時出場する可能性は低いという。アンソニー・レンドンとテイラー・ウォードのコンディションが万全でなく、野手が不足した状態で試合を戦わなければならないため、大谷降板後に投手の打席で代打を起用しなければならない状況を回避するために、大谷は投手に専念することになりそうだ。

  • パドレス有望株が今季絶望 フューチャーズ・ゲームも出場不可に

    2021.7.5 11:00 Monday

    「MLBパイプライン」のプロスペクト・ランキングで全体8位にランクインしているCJ・エイブラムス(パドレス)が左脛骨の骨折と膝内側側副靭帯の損傷により今季絶望であることが明らかになった。エイブラムスは日本時間7月1日に出場したマイナーの試合で左足を負傷。全治には3ヶ月を要する見込みであり、アリゾナ秋季リーグやウィンターリーグでプレーできる可能性は残されているが、出場予定だったフューチャーズ・ゲームでのプレーは不可能となった。

     エイブラムスは2019年のドラフト1巡目(全体6位)指名でパドレスに入団した20歳の遊撃手。今季は自身初となるAA級で開幕を迎え、ここまで42試合に出場して打率.296、14二塁打、2本塁打、23打点、13盗塁、出塁率.363、OPS.782をマークしていた。「MLBパイプライン」では、自慢のスピードに最高評価の「80」が与えられているほか、ヒットを打つ能力や守備力も高評価。パドレスの遊撃には若きスター選手のフェルナンド・タティスJr.がいるため、将来的には二塁手もしくは中堅手としてのメジャー昇格が予想されている。

     日本時間7月12日に行われるフューチャーズ・ゲームの出場選手はすでに発表されており、パドレスからは球団2位の有望株であるエイブラムス(全体8位)と球団3位のルイス・キャンプサーノ(全体31位)の2人が出場予定だったが、エイブラムスの欠場が確定。代替選手はまだ決定しておらず、後日発表される見込みとなっている。

     フューチャーズ・ゲームは各球団のマイナーの有望株が集まる、言わば「将来のスーパースターの宝庫」であり、過去にはニック・カステヤーノス(2012年)、ジョーイ・ギャロ(2014年)、カイル・シュワーバー(2015年)、ヨアン・モンカダ(2016年)らがMVPを受賞。現在メジャーで活躍する選手のなかには、フューチャーズ・ゲーム出場経験のある選手も非常に多い。

     エイブラムスは残念ながら初出場のチャンスを逃すことになってしまったが、現在20歳でまだAA級でプレーしていることを考えると、来年以降も出場のチャンスはありそうだ。

  • 最多はRソックスの5人 オールスター出場選手を細かくチェック!

    2021.7.5 10:00 Monday

     日本時間7月5日、オールスター・ゲームの出場選手が発表された。球団別で見ると、最多はレッドソックスの5人。アストロズ、ブルージェイズ、パドレスが4人で続き、ナ・リーグ最多はパドレスとなっている。パドレスから4人が選ばれるのは、今回のオールスター・ゲームの舞台であるクアーズ・フィールドで初めてオールスター・ゲームが開催された1998年以来23年ぶり。この年リーグ優勝を果たしたパドレスからは5人がオールスター・ゲームに選出された。ここではオールスター・ゲームの出場選手について細かくチェックしていこう。

     新人選手はアドリス・ガルシア(レンジャーズ)とトレバー・ロジャース(マーリンズ)の2人。ガルシアは1999年のジェフ・ジマーマン、2010年のネフタリ・フェリース、2012年のダルビッシュ有に続いて球団史上4人目の新人オールスターとなったが、過去3人はいずれも投手であり、野手では初めてである。一方のロジャースは2003年のドントレル・ウィリス、2006年のダン・アグラ、2013年のホゼ・フェルナンデス、2019年のサンディ・アルカンタラに続いて球団史上5人目、投手では4人目となった。

     この2人の新人選手も含め、34人(各リーグ17人ずつ)がオールスター・ゲーム初選出。30人以上が初選出となるのは2018年、2019年に続いて3大会連続であり、直近8大会で7度目、直近11大会で9度目となっている。この初選出34人のなかには大谷翔平(エンゼルス)と菊池雄星(マリナーズ)の「花巻東コンビ」も含まれている。ちなみにパドレスのダルビッシュは自身5度目のオールスター・ゲーム選出だ。

     アメリカ国外出身の選手は22人(ア・リーグ15人、ナ・リーグ7人)。その内訳はドミニカ共和国7人、ベネズエラ5人、日本3人、キューバ2人、アルバ1人、オーストラリア1人、カナダ1人、キュラソー1人、プエルトリコ1人となっている。最年少はブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)の22歳(1999年3月16日生まれ)。ナ・リーグの最年少はフェルナンド・タティスJr.(パドレス)で、こちらも22歳(1999年1月2日生まれ)である。

     連続選出はマイク・トラウト(エンゼルス)の8年連続が最長。ノーラン・アレナード(カージナルス)が6年連続、ムーキー・ベッツ(ドジャース)が5年連続でトラウトに続いている。また、トラウトは選出回数(9度)でも最多。クレイグ・キンブレル(カブス)が8度目、ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、アロルディス・チャップマン(ヤンキース)、ネルソン・クルーズ(ツインズ)、サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、バスター・ポージー(ジャイアンツ)が7度目の選出となった。

     各リーグのロースターは以下の通り(★はファン投票での選出、※は故障のため出場不可)。

    ◆ア・リーグ
    先発:シェーン・ビーバー(インディアンス)2度目※
    先発:ゲリット・コール(ヤンキース)4度目
    先発:ネイサン・イバルディ(レッドソックス)初
    先発:カイル・ギブソン(レンジャーズ)初
    先発:菊池雄星(マリナーズ)初
    先発:ランス・リン(ホワイトソックス)2度目
    先発:大谷翔平(エンゼルス)初
    先発:カルロス・ロドン(ホワイトソックス)初
    救援:マット・バーンズ(レッドソックス)初
    救援:アロルディス・チャップマン(ヤンキース)7度目
    救援:リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)2度目
    救援:ライアン・プレスリー(アストロズ)2度目
    救援:グレゴリー・ソト(タイガース)初
    捕手:サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)7度目★
    捕手:マイク・ズニーノ(レイズ)初
    一塁:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)初★
    一塁:マット・オルソン(アスレチックス)初
    一塁:ジャレッド・ウォルシュ(エンゼルス)初
    二塁:マーカス・セミエン(ブルージェイズ)初★
    二塁:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)7度目
    三塁:ラファエル・デバース(レッドソックス)初★
    三塁:ホゼ・ラミレス(インディアンス)3度目
    遊撃:ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)3度目★
    遊撃:ボー・ビシェット(ブルージェイズ)初
    遊撃:カルロス・コレア(アストロズ)2度目
    外野:マイク・トラウト(エンゼルス)9度目★※
    外野:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)3度目★
    外野:テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)初★
    外野:マイケル・ブラントリー(アストロズ)5度目
    外野:ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)2度目
    外野:アドリス・ガルシア(レンジャーズ)初
    外野:セドリック・マリンズ(オリオールズ)初
    DH:大谷翔平(エンゼルス)初★
    DH:ネルソン・クルーズ(ツインズ)7度目
    DH:J・D・マルティネス(レッドソックス)4度目

    ◆ナ・リーグ
    先発:コービン・バーンズ(ブリュワーズ)初
    先発:ダルビッシュ有(パドレス)5度目
    先発:ジェイコブ・デグロム(メッツ)4度目
    先発:ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)初
    先発:ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)初
    先発:トレバー・ロジャース(マーリンズ)初
    先発:ザック・ウィーラー(フィリーズ)初
    先発:ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)初
    救援:ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)3度目
    救援:クレイグ・キンブレル(カブス)8度目
    救援:マーク・マランソン(パドレス)4度目
    救援:アレックス・レイエス(カージナルス)初
    捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)7度目★
    捕手:J・T・リアルミュート(フィリーズ)3度目
    一塁:フレディ・フリーマン(ブレーブス)5度目★
    一塁:マックス・マンシー(ドジャース)2度目
    二塁:アダム・フレイジャー(パイレーツ)初★
    二塁:オジー・オルビーズ(ブレーブス)2度目
    二塁:ジェイク・クロネンワース(パドレス)初
    三塁:ノーラン・アレナード(カージナルス)6度目★
    三塁:クリス・ブライアント(カブス)4度目
    三塁:エドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス)初
    遊撃:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)初★
    遊撃:ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)3度目
    遊撃:トレイ・ターナー(ナショナルズ)初
    外野:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)2度目★
    外野:ジェシー・ウィンカー(レッズ)初★
    外野:ニック・カステヤーノス(レッズ)初★
    外野:ムーキー・ベッツ(ドジャース)5度目
    外野:ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)初
    外野:カイル・シュワーバー(ナショナルズ)初※
    外野:フアン・ソト(ナショナルズ)初
    外野:クリス・テイラー(ドジャース)初

  • オールスター出場選手決定 大谷翔平が史上初の「二刀流選出」

    2021.7.5 09:30 Monday

     日本時間7月5日、オールスター・ゲームの両リーグのロースターが発表された。ファン投票でア・リーグ指名打者部門1位となり、すでにオールスター・ゲーム初出場が決まっている大谷翔平(エンゼルス)は、選手間投票で先発投手としても選出され、史上初となる「二刀流選出」を達成。また、ダルビッシュ有(パドレス)も選手間投票で自身5度目のオールスター・ゲーム選出を果たした。さらに菊池雄星(マリナーズ)はコミッショナー事務局の選出でオールスター・ゲーム初出場が決定。日本人選手3人は2003年、2007年、2014年と並ぶ歴代最多タイとなる。

     今年のオールスター・ゲームは日本時間7月14日にコロラド州デンバーにあるロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われる。オールスター・ゲームの出場選手はファン投票のほか、選手間投票とコミッショナー事務局の選出によって決定。また、全球団から少なくとも1人ずつが選ばれることになっている。ファン投票で先発メンバーに選出されたのは以下の17名。

    ◆ア・リーグ
    捕手:サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    一塁:ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    二塁:マーカス・セミエン(ブルージェイズ)
    三塁:ラファエル・デバース(レッドソックス)
    遊撃:ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)
    外野:マイク・トラウト(エンゼルス)
    外野:アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    外野:テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ)
    DH:大谷翔平(エンゼルス)

    ◆ナ・リーグ
    捕手:バスター・ポージー(ジャイアンツ)
    一塁:フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    二塁:アダム・フレイジャー(パイレーツ)
    三塁:ノーラン・アレナード(カージナルス)
    遊撃:フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    外野:ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    外野:ニック・カステヤーノス(レッズ)
    外野:ジェシー・ウィンカー(レッズ)

     次に選手間投票でオールスター・ゲームに選出されたのは以下の33名。なお、すでにファン投票で選出されている選手が選手間投票でも選ばれた場合、次点の選手が繰り上がることになっている。

    ◆ア・リーグ
    先発:ゲリット・コール(ヤンキース)
    先発:ランス・リン(ホワイトソックス)
    先発:カルロス・ロドン(ホワイトソックス)
    先発:シェーン・ビーバー(インディアンス)
    先発:大谷翔平(エンゼルス)
    救援:アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
    救援:リアム・ヘンドリックス(ホワイトソックス)
    救援:マット・バーンズ(レッドソックス)
    捕手:マイク・ズニーノ(レイズ)
    一塁:マット・オルソン(アスレチックス)
    二塁:ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
    三塁:ホゼ・ラミレス(インディアンス)
    遊撃:カルロス・コレア(アストロズ)
    外野:セドリック・マリンズ(オリオールズ)
    外野:マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    外野:アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
    DH:J・D・マルティネス(レッドソックス)

    ◆ナ・リーグ
    先発:ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    先発:ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)
    先発:コービン・バーンズ(ブリュワーズ)
    先発:ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)
    先発:ダルビッシュ有(パドレス)
    救援:クレイグ・キンブレル(カブス)
    救援:ジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)
    救援:マーク・マランソン(パドレス)
    捕手:J・T・リアルミュート(フィリーズ)
    一塁:マックス・マンシー(ドジャース)
    二塁:ジェイク・クロネンワース(パドレス)
    三塁:クリス・ブライアント(カブス)
    遊撃:トレイ・ターナー(ナショナルズ)
    外野:ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    外野:カイル・シュワーバー(ナショナルズ)
    外野:ブライアン・レイノルズ(パイレーツ)

     ア・リーグは大谷が指名打者と先発投手の両方で選出されたことに加え、トラウトとビーバーが故障により出場できないため、残り9名をコミッショナー事務局が選出。ファン投票と選手間投票で選出された選手がいなかったマリナーズ、タイガース、ツインズからも1名ずつが選ばれた。コミッショナー事務局が選出した9名は以下の通り。

    ◆ア・リーグ
    先発:ネイサン・イバルディ(レッドソックス)
    先発:カイル・ギブソン(レンジャーズ)
    先発:菊池雄星(マリナーズ)
    救援:ライアン・プレスリー(アストロズ)
    救援:グレゴリー・ソト(タイガース)
    一塁:ジャレッド・ウォルシュ(エンゼルス)
    遊撃:ボー・ビシェット(ブルージェイズ)
    外野:ジョーイ・ギャロ(レンジャーズ)
    DH:ネルソン・クルーズ(ツインズ)

     ナ・リーグはシュワーバーが故障により出場できないため、残り9名をコミッショナー事務局が選出。ファン投票と選手間投票で選出された選手がいなかったロッキーズ、マーリンズ、ダイヤモンドバックスからも1名ずつが選ばれた。コミッショナー事務局が選出した9名は以下の通り。

    ◆ナ・リーグ
    先発:ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)
    先発:トレバー・ロジャース(マーリンズ)
    先発:ザック・ウィーラー(フィリーズ)
    救援:アレックス・レイエス(カージナルス)
    二塁:オジー・オルビーズ(ブレーブス)
    三塁:エドゥアルド・エスコバー(ダイヤモンドバックス)
    遊撃:ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ)
    外野:フアン・ソト(ナショナルズ)
    外野:クリス・テイラー(ドジャース)

     故障者の発生や先発投手の登板スケジュール次第では、オールスター・ゲーム当日までに出場選手の補充が行われる可能性がある。なお、日本人選手3名がオールスター・ゲームに選出されるのは、2003年(イチロー、松井秀喜、長谷川滋利)、2007年(イチロー、斎藤隆、岡島秀樹)、2014年(ダルビッシュ有、田中将大、上原浩治)に続いて4度目となっている。

  • MLB公式サイトが現時点のMVPを選出 アは大谷、ナはタティスJr.

    2021.7.3 14:45 Saturday

     メジャーリーグ公式サイトでは28人の専門家による現時点でのMVP投票を実施。ア・リーグは23人から1位票を獲得した大谷翔平(エンゼルス)、ナ・リーグは15人から1位票を獲得したフェルナンド・タティスJr.(パドレス)がトップに立った。4月末に行われた同様の投票では、ア・リーグはマイク・トラウト(エンゼルス)、ナ・リーグはロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)が1位となっていたが、それ以降の2ヶ月間でランキングに大きな変動が発生した。

     まず、4月末時点のランキングを確認しておこう。4月末時点のMVP投票は94人の専門家によって行われた。両リーグのトップ5は以下の通り。

    ◆ア・リーグ
    1位 マイク・トラウト(エンゼルス)
    2位 J・D・マルティネス(レッドソックス)
    3位 大谷翔平(エンゼルス)
    4位 バイロン・バクストン(ツインズ)
    5位 ヤーミン・メルセデス(ホワイトソックス)

    ◆ナ・リーグ
    1位 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    2位 ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    3位 ブライス・ハーパー(フィリーズ)
    4位 ジャスティン・ターナー(ドジャース)
    5位 フェルナンド・タティスJr.(パドレス)

     今回の投票でア・リーグ1位となったのは「二刀流」による見事な活躍を続ける大谷。28人の専門家のうち23人が大谷に1位票を投じた。メジャーリーグ公式サイトは「MVPをエンゼルスのスーパースターが受賞しないとすれば、もう1人のスーパースターが受賞するだろう。前回の投票ではトラウトが1位だったが、大谷がその座を奪った。メジャー最多の30本塁打を放ち、長打率.705もメジャートップ。投手としては12試合に先発して防御率3.60を記録し、60イニングで80三振を奪っている。彼は歴史的なシーズンの真っ只中にいる」と大谷の活躍を伝えている。

     大谷が獲得できなかった1位票の残り5票を獲得したのはブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)。打率.338、27本塁打、69打点、メジャートップのOPS1.118という素晴らしい成績を残し、大谷に次ぐ2位となった。3位以下はカルロス・コレア(アストロズ)、ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)、マット・オルソン(アスレチックス)の3人がトップ5入りを果たした。

     ナ・リーグはいずれもリーグトップとなる26本塁打、長打率.702、OPS1.089をマークしているタティスJr.が過半数の1位票を獲得してトップに立った。残りの1位票のうち、12人はジェイコブ・デグロム(メッツ)、1人がロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)を選択。デグロムとアクーニャJr.が2位と3位にランクインし、4位はニック・カステヤーノス(レッズ)、5位はケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)となっている。

     今回の両リーグトップ5は以下の通り。

    ◆ア・リーグ
    1位 大谷翔平(エンゼルス)
    2位 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    3位 カルロス・コレア(アストロズ)
    4位 ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)
    5位 マット・オルソン(アスレチックス)

    ◆ナ・リーグ
    1位 フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    2位 ジェイコブ・デグロム(メッツ)
    3位 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
    4位 ニック・カステヤーノス(レッズ)
    5位 ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)

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