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  • 殿堂入り捕手・ロドリゲス サンチェスの不振は「メンタルの問題」

    2021.2.4 14:00 Thursday

     ヤンキースのゲーリー・サンチェスは昨季、攻守両面でチームの期待を大きく裏切り、ポストシーズンでは正捕手の座をカイル・ヒガシオカに譲った。しかし、アメリカ野球殿堂入りを果たしている名捕手イバン・ロドリゲス(2008年にヤンキースでもプレー)は「彼は攻撃面でも守備面でも素晴らしい能力を持っている」とサンチェスの能力を称えている。そして、「彼が攻守両面で苦労していることは知っているけれど、メンタルの問題が大きいと思う」と指摘した。

     ヤンキースは今オフ、サンチェスをノンテンダーFAとしてヤディアー・モリーナなど別の捕手の獲得に動く可能性も取り沙汰されたが、最終的にはサンチェスのポテンシャルに賭けることを選択。ブライアン・キャッシュマンGMは「彼がまだヤンキースに所属しているという事実は、我々が彼についてどう感じていたか、どう感じているかの証拠だ。我々は時間や努力、お金といったものを彼に投資してきた。彼がそれを正当化してくれるのを楽しみにしている」とサンチェスへの期待を口にしている。

     昨季は控えに回るケースも多くみられたが、ロドリゲスは「ヤンキースがすべきことは、彼に野球をプレーさせることだ」と主張する。「彼はプレーする準備ができた状態でスプリング・トレーニングに合流し、ピンストライプのユニフォームを着ることや野球をプレーすることを楽しむ必要がある。チームメイトと一緒にプレーして、自分ができることをやればいいんだ。私は彼が攻守両面で素晴らしい選手になれると知っている」と語り、「楽しむこと」を復活のカギに挙げた。

     捕手コーチのタナー・スワンソンは「彼がまだ比較的若い選手であるということを我々は忘れていると思う」と語る。「彼はキャリア序盤に多くの成功を収めてしまったから、期待値が理不尽なほどに上がってしまっているんだ。もちろんそうあるべきだし、選手もそれを望んでいると思うけれど、彼の物語はまだ終わっていない。我々が望むような選手に彼がなると私は確信しているよ」と28歳の正捕手のことを思いやった。

     サンチェスはスワンソンの指導の下、フレーミング改善のために昨季から守備時に片膝をついた構えを取り入れている。新しい構えに慣れることができず、失策や捕逸を犯す場面も目立ったが、スワンソンは「最後の10~15試合は地面でバウンドしたボールへの対応が非常に良かった。シーズンがもっと長ければ、さらに良くなっていたと思う。彼の最終到達点は数字よりもはるかに良かったよ」と一定の評価を与えている。

     一方、ロドリゲスはヤンキースの方針を理解しつつも、「彼は身体が大きいから、片膝をついた構えに少し苦労していると思う。片膝でブロックをするのは簡単ではないからね。片膝を続けていくのであれば、練習をして慣れる必要がある。もしヤンキースがサンチェスのやりたいようにやらせるなら、それも悪いアイディアではないと思うよ」とあくまでもサンチェスに快適にプレーさせることが最も重要と考えているようだ。

     球団やファンからの大きな期待というプレッシャーのなかでプレーすることを余儀なくされているサンチェス。それを楽しめるようになったとき、いよいよ本格開花を迎えることになるのかもしれない。

  • レイズがオズーナに興味 獲得成功なら筒香はさらに苦しい立場に

    2021.2.4 13:00 Thursday

     ネルソン・クルーズがツインズとの再契約に合意したことが明らかになり、次はマーセル・オズーナの動向が注目されている。今季はナショナル・リーグで指名打者制が採用されない可能性が高く、昨季ナ・リーグ二冠王に輝いたオズーナは「指名打者を欲しがっているア・リーグのチーム」か「1年を通して外野の守備を任せてくれるナ・リーグのチーム」を見つける必要がある。そして、その候補としてレイズの名前が浮上しているようだ。

     オズーナは昨季の60試合中39試合に指名打者として出場。しかし、左翼手として19試合、右翼手として2試合に出場したように、決して指名打者専門の選手ではない。ここがクルーズとの大きな違いなのだが、外野手としてオズーナを獲得しようとするチームは現れていない。指名打者で出場した39試合で打率.362、14本塁打、40打点、OPS1.155という素晴らしい成績を残したため、「指名打者が最適」と判断されているのかもしれない。

     ア・リーグの各チームの指名打者事情を見てみると、アストロズ(ヨルダン・アルバレス)、レッドソックス(J・D・マルティネス)、ヤンキース(ジャンカルロ・スタントン)といった資金力が豊富なチームにはすでにレギュラーの指名打者が存在する。近年は主力に休養を与えるために指名打者の枠を活用するチームも多く、レギュラーの指名打者を抱えることを嫌うチームもある。よって、オズーナがフィットするチームの選択肢はそれほど多くないのが実情だ。

     そんななか、「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンは昨季ア・リーグ王者のレイズがオズーナの獲得に興味を示していることを伝えている。ただし、「レイズがオズーナを獲得するためには、オズーナ側が希望条件を引き下げる必要がある」と語る関係者もおり、オズーナが大型契約を求め続ける限り、レイズが獲得するのは難しいとみられている。

     地元紙「タンパベイ・タイムズ」のマーク・トプキンは「低価格の1年契約なら可能性がある。ナ・リーグのチームから好条件のオファーがなければ、レイズは彼に指名打者としての出場機会を与えることができる」と分析。レイズは鉄壁の外野守備(左翼ランディ・アロザレーナ、中堅ケビン・キアマイアー、右翼マニュエル・マーゴ)がチームの強みの1つとなっており、オズーナを外野手として獲得する可能性は低い。よって、オズーナを獲得した場合は指名打者で起用することになり、指名打者から弾き出されるオースティン・メドウズが右翼に入り、マーゴが外野4番手としてベンチに控えることになるだろう。

     メジャー2年目を迎える筒香嘉智はレギュラーポジションを保証されておらず、現時点では指名打者、左翼、三塁の控えという立ち位置だが、オズーナが加入すると完全に居場所がなくなってしまう。オズーナが加入する/しないにかかわらず苦しい立場にいることに変わりはなく、出場機会を確保するためには、スプリング・トレーニングでの猛アピールが必要だ。

  • 34歳の「キング・フェリックス」がオリオールズとマイナー契約

    2021.2.4 12:00 Thursday

     日本時間2月4日、オリオールズがかつてのサイ・ヤング賞右腕「キング・フェリックス」ことフェリックス・ヘルナンデスとマイナー契約で合意したことが明らかになった。メジャーに昇格した場合の年俸は100万ドルであることが報じられている。オリオールズの先発ローテーションはメジャーでの実績に乏しい若手投手で占められており、通算169勝の実績を誇るヘルナンデスにも開幕ローテーション入りのチャンスは十分にありそうだ。

     現在34歳のヘルナンデスは2019年シーズン限りでマリナーズとの契約が終了し、昨季はマイナー契約でブレーブスに加入。オープン戦で4試合に先発して防御率1.98と好投し、コール・ハメルズが故障で出遅れる予定だったため、開幕ローテーション入りが有力視されていたものの、新型コロナウイルスの感染拡大によってオープン戦が中断され、シーズン開幕も延期。ヘルナンデスはオプトアウト(出場辞退)を選択し、昨季はプレーしなかった。

     15年間在籍したマリナーズでは長年にわたってエースとして活躍し、2006年から2016年までの11年間で10度の2ケタ勝利を記録。最多勝1度、最優秀防御率2度、オールスター・ゲーム選出6度などの輝かしい実績を残し、2010年には249.2イニングを投げて13勝12敗ながら防御率2.27、232奪三振の好成績でサイ・ヤング賞を受賞した。しかし、2017年以降は故障や衰えによって成績が悪化。2017~19年の3年間は合計60試合(うち59先発)で15勝27敗、防御率5.42に終わっている。

     今季のオリオールズは27歳のジョン・ミーンズとホルヘ・ロペス、25歳のキーガン・エイキンとディーン・クレーマーの4人が先発1~4番手を務める予定。ヘルナンデスは25歳のブルース・ジマーマンや同じくマイナー契約のウェイド・ルブラン(元西武)らと先発5番手の座を争うことが予想されている。

  • ベイビー・シャーク復活!? ナショナルズがパーラとマイナー契約

    2021.2.4 11:40 Thursday

     2019年ナショナルズ世界一の象徴となった「ベイビー・シャーク」がナショナルズ・パークに戻ってくるかもしれない。日本時間2月4日、ナショナルズが読売ジャイアンツを退団してフリーエージェントとなっていたヘラルド・パーラとマイナー契約で合意したことが明らかになった。パーラは招待選手としてスプリング・トレーニングに参加し、メジャー昇格を果たした場合の年俸は100万ドルであることが報じられている。

     現在33歳のパーラは昨季巨人で47試合に出場して打率.267、4本塁打、13打点、OPS.689を記録。右膝の故障もあって期待されたほどの成績を残すことはできず、10月には日本を離れ、1年限りでの退団が決定していた。

     パーラが全米にその名を轟かせたのは2019年。この年は開幕1ヶ月でジャイアンツから放出され、マイナー契約でナショナルズに加入したが、チームはなかなか調子が上がらず、開幕49試合消化時点で19勝30敗と低迷していた。ところが、パーラが登場曲を「ベイビー・シャーク」に変更したあたりから快進撃が始まり、最終的には球団史上初となるワールドシリーズ制覇を達成。「ベイビー・シャーク」に合わせて踊る「シャーク・ダンス」はナショナルズの快進撃の象徴となった。

     ナショナルズは外野のレギュラーが左翼カイル・シュワーバー、中堅ビクトル・ロブレス、右翼フアン・ソトで固定されているが、控えはメジャー5年目を迎えるアンドリュー・スティーブンソンと昨季32歳でメジャーデビューしたヤディエル・ヘルナンデスくらいしかおらず、パーラにもメジャー昇格のチャンスは十分にある。

     パーラはこれまでにダイヤモンドバックス、ブリュワーズ、オリオールズ、ロッキーズ、ジャイアンツ、ナショナルズの6球団で合計11年間プレーし、通算1466試合に出場して1312安打、88本塁打、96盗塁、OPS.727を記録。ダイヤモンドバックス時代の2011年と2013年にはゴールドグラブ賞を受賞している。

  • 前田に心強い味方!ツインズが昨季防御率0点台のコロメイと合意

    2021.2.4 11:20 Thursday

     正遊撃手としてアンドレルトン・シモンズを獲得し、主砲ネルソン・クルーズとの再契約合意が報じられているツインズがさらなる補強に成功したようだ。日本時間2月4日、ツインズがホワイトソックスからフリーエージェントとなっていた救援右腕アレックス・コロメイと1年625万ドル+オプション1年で合意したことが明らかになった。昨季ホワイトソックスのクローザーとして防御率0点台をマークしたコロメイは、前田健太にとっても心強い味方となりそうだ。

     現在32歳のコロメイは昨季21試合に登板して2勝0敗12セーブ、防御率0.81の好成績をマーク。レイズ時代の2016年と2017年、ホワイトソックス時代の2019年と過去に3度、シーズン30セーブ以上を記録しており、自己最多の47セーブをマークした2017年には最多セーブのタイトルも獲得している。

     メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、コロメイの今季の年俸は500万ドル。来季の契約が相互オプションとなっており、125万ドルのバイアウトが設けられているため、コロメイに保証される金額は500万ドルと125万ドルを合計した625万ドルとなる。なお、来季のオプションが行使された場合、来季の年俸は550万ドルになるようだ。

     昨季のコロメイは奪三振率が6.45という低水準だったが、被バレル率が3.1%と非常に低く、メジャー全体の上位5%に入っていた。打たれる打球の平均初速やハードヒット率が前年から向上しており、強い打球を打たれなかったことが昨季の好成績につながっていたとみられる。

     今季のツインズにはコロメイ、ロジャース、ハンセル・ロブレスとクローザー経験者が3人も揃い、頼れるセットアッパーに成長したタイラー・ダフィーも控えている。昨季不調だったロジャースとロブレスが復調すれば、勝ちパターンの継投は非常に強固なものとなり、勝ち試合を落とすケースは極めて少なくなりそうだ。

  • Dバックスが通算223セーブのソリアと合意 クローザーの有力候補

    2021.2.4 11:00 Thursday

     日本時間2月4日、ダイヤモンドバックスがアスレチックスからフリーエージェントとなっていたベテラン救援右腕ホアキム・ソリアと1年350万ドルで合意したことが明らかになった。登板数に応じて最大50万ドルの出来高が設けられているという。ダイヤモンドバックスは昨年8月にアーチー・ブラッドリー(現フィリーズ)を放出して以降、確固たるクローザーが不在の状況が続いており、通算223セーブのソリアは有力候補となりそうだ。

     一時はアメリカン・リーグ西部地区の全5球団からの関心が報じられていたソリアだが、新天地に選んだのはナショナル・リーグ西部地区のダイヤモンドバックスだった。現在36歳のソリアは昨季アスレチックスで22試合に登板して2勝2敗2セーブ、4ホールド、防御率2.82を記録。2015年以来5年ぶりとなる防御率2点台をマークし、実力健在をアピールした。

     キャリア初期はロイヤルズでクローザーを務め、2008年に42セーブ、防御率1.60、2010年にも43セーブ、防御率1.78の好成績をマーク。2012年に自身2度目のトミー・ジョン手術を受けるなど、その後は全盛期ほどの活躍を見せることはできていないものの、2015年から2019年まで5年連続で59試合以上に登板して2ケタのホールドを記録したように、中継ぎ投手としてしぶとく生き残っている。

     ダイヤモンドバックスは昨季途中にブラッドリーを放出したあと、メジャー3年目のステファン・クライトンがクローザーを務めて9月だけで5セーブを挙げたが、クローザーをフルシーズン任せるには不安が残る。仮にこのままクライトンにクローザーを任せるとしても、「セットアッパー兼クローザーの保険」としてソリアが控えているのは心強いのではないだろうか。

     なお、ソリアは1年契約のため、ダイヤモンドバックスが開幕から低迷した場合、夏場にトレードで放出される可能性もありそうだ。

  • ブリュワーズがGG賞二塁手・ウォンと合意 ヒウラは一塁転向か

    2021.2.4 10:30 Thursday

     日本時間2月4日、ブリュワーズがカージナルスからフリーエージェントとなっていたコルテン・ウォンと2年1800万ドル+オプション1年で合意したことが明らかになった。球団オプションが行使された場合、3年間の総額は2600万ドルになるという。ウォンは2年連続でゴールドグラブ賞を受賞するなどメジャー屈指の守備力を誇る二塁手であり、二塁守備に不安を抱えるケストン・ヒウラは一塁へのコンバートが有力視されている。

     昨季終了後にカージナルスから球団オプションの行使を拒否されてフリーエージェントとなったウォンが今季もナショナル・リーグ中部地区でプレーすることになった。現在30歳のウォンは昨季53試合に出場して打率.265、1本塁打、16打点、5盗塁、OPS.675と前年から打撃成績を落としたものの、2年連続でゴールドグラブ賞を受賞。二塁守備はメジャー屈指のレベルにある。

     カージナルスはウォンとの再契約について「ドアを閉ざしていない」ことを明らかにしていたが、再契約交渉に積極的でなく、日本時間2月2日にはロッキーズとのトレードでノーラン・アレナードを獲得。この時点で事実上、ウォンと再契約を結ぶ可能性は消滅していた。

     今季のブリュワーズは二塁にウォンが加わり、昨季5試合に出場しただけでオプトアウト(出場辞退)した正中堅手のロレンゾ・ケインも戻ってくるため、センターラインの守備力は格段にアップする。しかし、ウォンの加入は若手スラッガーのヒウラが別のポジションへ移らなければならないことも意味する。

     現在24歳のヒウラはメジャー2年目の昨季、チーム最多の13本塁打を記録。打線に不可欠な存在となっているが、二塁守備ではメジャー通算1085イニングで22失策(守備率.953)、守備防御点-13とチームの足を引っ張っている。以前からコンバートの可能性が取り沙汰されており、ウォンの加入に伴って一塁へ移ることになるとみられている。

  • フィリーズが右腕・アンダーソンと合意 ムーア獲得も正式発表

    2021.2.4 10:00 Thursday

     スプリング・トレーニングの開始まで2週間ほどとなり、フィリーズは先発投手の層を厚くするための補強を続けている。日本時間2月4日、フィリーズは1年300万ドルで合意したことが報じられていた先発左腕マット・ムーアの獲得を正式に発表。また、ブルージェイズからフリーエージェントとなっていた先発右腕チェイス・アンダーソンと1年400万ドルで合意したことも報じられている。両者はローテ争いのライバルとなりそうだ。

     現在33歳のアンダーソンは昨季ブルージェイズで10試合(うち7先発)に登板して1勝2敗、防御率7.22と自己最悪の成績に終わったが、2017年の12勝を筆頭に通算54勝の実績を誇っている。

     一方、現在31歳のムーアは昨季福岡ソフトバンクホークスで13試合に先発して6勝3敗、防御率2.65を記録。今季は2年ぶりのメジャー復帰となるが、こちらも3度の2ケタ勝利を含む通算54勝を挙げている。

     フィリーズの先発ローテーションはアーロン・ノラ、ザック・ウィーラー、ザック・エフリンの3人が当確。残りの2枠はビンス・ベラスケスと有望株スペンサー・ハワードが予定されていたが、ここにムーアとアンダーソンが加わることになり、スプリング・トレーニングで熾烈なローテ争いが繰り広げられることが予想される。

     昨季が短縮シーズンでの開催となったため、先発投手は多くても70~80イニング程度しか投げておらず、今季いきなり180~200イニングを投げるのは難しいとみられている。フィリーズのデーブ・ドンブロウスキー編成本部長が先発要員を多めに確保しているのは、そうした状況に対応するためだ。場合によっては6人制ローテを採用する可能性もあるだろう。

     ムーアは今季のフィリーズについて「僕がこれまでプレーしたチームのなかで、より高いレベルで戦える可能性が最も高いチームだと思う」と語っている。「フィリーズと契約するという決断は僕にとって非常に簡単だった。このチームは優勝争いをする準備ができているからね。健康にプレーして実力を証明するよ」と今季への意気込みを口にした。

  • ツインズが主砲・クルーズと再契約合意 1年1300万ドルとの報道

    2021.2.3 14:20 Wednesday

     「ESPN」のジェフ・パッサンによると、ツインズは自軍からフリーエージェントとなっていたネルソン・クルーズと1年1300万ドルで再契約を結ぶことで合意に達したようだ。メジャーリーグ選手会がメジャーリーグ機構からの154試合制の提案を拒否し、今季はナショナル・リーグで指名打者制が採用されない可能性が高くなったことがクルーズの決断に影響を与えたとみられる。今年7月で41歳という年齢もあり、希望していた2年契約を得ることはできなかった。

     現在40歳のクルーズは2018年オフにツインズへ加入。移籍1年目の2019年は自己ベストのOPS1.031を記録するなど、120試合に出場して打率.311、41本塁打、108打点という素晴らしい活躍を見せ、2年ぶり3度目のシルバースラッガー賞に輝いたほか、この年から表彰がスタートした「オールMLBチーム」では指名打者部門でファースト・チームに選出された。

     40歳になって迎えた昨季は8月下旬の時点で打率.340、OPS1.128と前年以上の猛打を発揮していたが、故障の影響もあってその後は失速。最終的には53試合に出場して打率.303、16本塁打、33打点、OPS.992を記録し、2年連続4度目のシルバースラッガー賞を受賞した。また、「オールMLBチーム」ではセカンド・チームに選出されている。

     アメリカン・リーグ中部地区で2連覇中のツインズは、クルーズの引き留めに成功したことで打線の大幅なパワーダウンを回避。エディ・ロサリオが退団したものの、ルイス・アライズやアレックス・キリロフといった若手が台頭しており、2019年のようなリーグ屈指の強力打線となる可能性を秘めている。移籍2年目を迎える前田健太にとって心強い味方となりそうだ。

  • エンゼルスがオリオールズからカッブを獲得 先発補強は終了か

    2021.2.3 14:00 Wednesday

     日本時間2月3日、エンゼルスはジャーメイ・ジョーンズとのトレードでオリオールズからアレックス・カッブと金銭を獲得したことを発表した。現在33歳のカッブは通算55勝の先発右腕で、エンゼルスでも先発ローテーションの一角を担うとみられる。カッブの加入によりディラン・バンディ、アンドリュー・ヒーニー、ホゼ・キンターナ、グリフィン・キャニング、大谷翔平と合わせて6人の先発投手が揃ったため、今オフの先発補強は終了となりそうだ。

     カッブは昨季オリオールズで10試合に先発して52.1イニングを投げ、2勝5敗、防御率4.30、38奪三振を記録。レイズ時代には4度の2ケタ勝利をマークした実績を持つが、4年契約でオリオールズに加入したあとは低調なシーズンが続いている。メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによると、カッブの今季の年俸1500万ドルのうち、エンゼルスは500万ドルを負担することになるという。

     オリオールズへ移籍するジョーンズは23歳の内野手で、昨年8月にメジャーデビュー。3試合に出場して打率.429(7打数3安打)をマークした。「MLB Pipeline」が公開している球団別プロスペクト・ランキングではエンゼルスの7位にランクインしていた。

     なお、メジャーリーグ公式サイトでエンゼルスの番記者を務めるレット・ボリンガーは「カッブの獲得はエンゼルスがトレバー・バウアーから撤退することを意味する。オフシーズンを通してエンゼルスとバウアーは関連付けられていたが、エンゼルスは限られた資金を1人のスター選手ではなく、複数のポジションの補強に使うことを選択した」と伝えている。

  • カージナルス移籍のアレナード「ここで長くプレーするつもりだ」

    2021.2.3 12:30 Wednesday

     ノーラン・アレナードはルーキー時代にセントルイスを訪れた際、ロッキーズの先輩トロイ・トゥロウィツキーに「カージナルスのプレーをよく見ておけ。彼らのプレーからいろんなことを学ぶことができる」と言われたことがあったという。アレナードは「それは事実だった」と振り返る。そして2021年シーズン、アレナードは「ずっと前からいつもこの球団に憧れていた」と語るカージナルスの一員としてプレーすることになった。

     カージナルス移籍が決定したアレナードは日本時間2月3日にオンラインでの入団記者会見を行い、「ここ(セントルイス)で長くプレーするつもりだ」と発言してカージナルスファンを喜ばせた。トレードの可能性が報じられるなか、「フライングしたり、興奮しすぎないようにしようとしていたけれど、トレードが成立したと聞いたときはワクワクした」とアレナード。「セントルイスは素晴らしい選手がいて、素晴らしい歴史のあるチームだから、そのようなチームに加入できるのは本当に嬉しい。ずっと前から憧れていた球団だからね」と移籍を喜んだ。

     ビル・デウィットJr.会長は「他球団からプレミアムな選手を獲得できるチャンスがあるとき、我々にはそうした選手をセントルイスへ連れてくる義務がある」と力強くコメント。過去にもマット・ホリデイ、スコット・ローレン、マーク・マグワイアなどを獲得してきたことを例に挙げ、「彼らの多くは我々の優勝に貢献してくれた。ノーランもそのグループにきっと加わることだろう。彼はプレミアムな選手だからね」とアレナードへの期待を口にした。

     競争力があり、勝利の伝統を持つチームへの移籍を望んでいたというアレナード。リーグ最多となる11度のワールドシリーズ制覇を誇り、21世紀に入ってからの20年間でポストシーズン進出13度、ワールドシリーズ制覇2度、シーズン負け越しわずか1度というカージナルスは、その希望にピッタリのチームと言える。希望通りのチームへ移籍したアレナードが大活躍すれば、「子供のころからの夢」だというワールドシリーズ制覇が実現する日もそう遠くはないはずだ。

  • アレナード放出のロッキーズ 完全なチーム解体は行わない方針

    2021.2.3 12:00 Wednesday

     スター三塁手のノーラン・アレナードを1対5のトレードでカージナルスへ放出したロッキーズだが、完全なチーム再建へと舵を切るつもりはないようだ。日本時間2月3日、ジェフ・ブライディッチGMはオンライン会見のなかで「これは完全なチーム解体や再建ではない。もしそうだとしたら、すでにトレードされている選手がいるはずだ」と再建を否定。また、噂されているトレバー・ストーリーの放出についても「ロッキーズで開幕を迎えるだろう」と否定した。

     ディック・モンフォート会長によると、今回のトレードはアレナード自身が移籍を希望した結果、行われたものだったという。「これはノーランの選択だった。彼が移籍を望んだんだ。我々はノーランの希望を尊重し、現時点でベストだと思われる手段を取った」とモンフォート。トップ・プロスペクトを1人も獲得できず、5100万ドルもの金銭を負担する今回のトレードには批判の声も集まっているが、ロッキーズにとって苦渋の決断だった。

     しかし、今回のトレードがチーム再建開始の合図となるわけではないようだ。ブライディッチは完全なチーム再建へと舵を切ることを明確に否定し、「我々は非常に才能豊かなチームだ。彼らは優勝争いをするために集まっている」と語っている。スター遊撃手のストーリーについても「トレバーが正遊撃手としてチームにいてくれるのは本当にありがたい」と放出を否定。ただし、「今後数ヶ月のうちに何が起こるかを予測するのは難しい」と付け加えることも忘れなかった。

     ストーリー自身もホゼ・レイエスのDV疑惑による出場停止でチャンスを掴み、スター遊撃手へと成長した選手である。ロッキーズは今回もアレナードの移籍をきっかけに、ライアン・マクマーンやブレンダン・ロジャースといった若手内野手たちが確固たるレギュラーへ成長することを期待しているようだ。フロントオフィスの期待通りに新たなスターが誕生すれば、将来の展望は一気に明るくなる。

  • エンゼルス セクハラ疑惑のキャラウェイを職務停止処分に

    2021.2.3 11:30 Wednesday

     日本時間2月3日、エンゼルスはミッキー・キャラウェイ投手コーチを職務停止処分としたことを発表した。「ジ・アスレチック」の報道によると、キャラウェイはインディアンス、メッツ、エンゼルスの3チームに所属していた少なくとも5年間にわたり、スポーツメディア界の女性に対してセクハラ的な行為をしていたという。キャラウェイが事実関係を否定しているため、エンゼルスは即刻解任とはせず、詳細な調査結果が出るまで職務停止という措置を取った。

     キャラウェイのセクハラ疑惑は5人の女性によって告発された。キャラウェイは上半身裸の写真を女性に送り、それと引き換えに裸の写真を要求するなど、不適切な行為を行っていたという。また、チームの情報を与える条件として一緒に酒を飲みに行くことを要求したり、インタビュー中の女性リポーターの顔の近くに股間を近付けたりしたこともあったようだ。

     現在45歳のキャラウェイは、2013年から2017年までインディアンスの投手コーチ、2018年から2019年までメッツの監督、2020年からエンゼルスの投手コーチを務めているが、このセクハラ的な行為は3チームに所属していた少なくとも5年間にわたるとされている。

     エンゼルスは「昨日の遅くに『ジ・アスレチック』の報道によってこの疑惑を知りました。今朝、我々はミッキー・キャラウェイを職務停止とし、メジャーリーグ機構と緊密に連携して全面的な調査を行う予定です」との声明文を発表。キャラウェイのセクハラ疑惑が報じられた直後には「報じられている行為はエンゼルスの球団組織の価値観やポリシーに反しています。我々はこの件を深刻に受け止め、メジャーリーグ機構とともに全面的な調査を行います」と述べていたが、即刻解任とはせず、詳細な調査結果を待つ方針のようだ。

     なお、メジャーリーグでは2週間前にメッツのジャレッド・ポーターGMがセクハラ疑惑によって就任からわずか1ヶ月で解任された。ポーターはカブス時代に女性リポーターに対して不適切なメッセージや写真を送っていたことが報じられていた。

  • レイズが元エース右腕・アーチャー獲得へ 1年650万ドルで合意

    2021.2.3 11:00 Wednesday

     日本時間2月3日、レイズがパイレーツからフリーエージェントとなっていた先発右腕のクリス・アーチャーと1年650万ドルで合意したことが明らかになった。2018年途中までレイズのエースとして活躍していたアーチャーは、2018年7月にタイラー・グラスナウ、オースティン・メドウズ、シェーン・バズとのトレードでパイレーツへ移籍。パイレーツでは思うような活躍ができず、昨季は胸郭出口症候群の手術を受けて全休した。

     エース左腕のブレイク・スネルをパドレスへ放出し、ベテラン右腕のチャーリー・モートンがチームを去ったレイズにかつてのエースが戻ってくることになった。現在32歳のアーチャーは2012年にレイズでメジャーデビューし、開幕投手を4度務め、オールスター・ゲームに2度選出されるなど、エースとして活躍。3度の2ケタ勝利を記録し、2015年から2017年まで3年連続で230奪三振以上をマークした。

     しかし、2016年から3年連続で防御率4点台に終わるなど、物足りないパフォーマンスが続いたため、レイズはアーチャーに見切りをつけ、1対3のトレードでパイレーツへ放出。アーチャーはその後、パイレーツでさらに成績を悪化させ、レイズは獲得した3人の有望株のうちグラスナウとメドウズがすでに投打の主力へと成長しており、レイズにとって大成功のトレードとなった。

     アーチャーは胸郭出口症候群の手術により昨季を全休したが、インスタグラムなどで順調に回復していることをアピールしており、スプリング・トレーニングには万全の状態で参加できる見込み。かつてのトレード相手だったグラスナウや新加入のマイケル・ワカらとともに先発ローテーションを形成することになる。

     なお、スネルとモートンを失ったレイズは、コリー・クルーバーとジェイムソン・タイオンの獲得に動いていたことが報じられている。両者とも同地区ライバルのヤンキースに奪われてしまったが、元エースの獲得という形で先発補強を実現させた。

  • 前DeNAの救援右腕・パットンがレンジャーズとマイナー契約

    2021.2.3 10:30 Wednesday

     日本時間2月3日、レンジャーズは救援右腕のスペンサー・パットンとマイナー契約を結んだことを発表した。今回の契約にはスプリング・トレーニングへの招待が含まれており、パットンは5年ぶりのメジャー復帰を目指して招待選手としてスプリング・トレーニングに参加する。パットンは2017年から昨季まで横浜DeNAベイスターズで4年間プレー。2014~15年にレンジャーズで合計36試合に登板しており、6年ぶりの古巣復帰となる。

     現在32歳のパットンは2014年にレンジャーズでメジャーデビュー。この年は9試合に登板して防御率0.96と好投したが、2015年は27試合で防御率9.00と打ち込まれた。2015年11月にフランディ・デラロサとのトレードでカブスへ移籍し、2016年は16試合に登板して防御率5.48を記録。メジャー3年間の通算成績は52試合で3勝2敗、6ホールド、防御率6.26となっている。

     2016年11月にDeNAと契約し、2017年は自己最多の62試合に登板して4勝3敗7セーブ、27ホールド、防御率2.70の好成績をマーク。2018年は58試合に登板して33ホールド、防御率2.57とさらに成績を向上させた。この活躍が認められ、新たに2年契約を結んだが、2019年は42試合で防御率5.15と来日後最悪の成績。昨季はリーグ最多の57試合に登板したものの、防御率4.92に終わった。ただし、外国人選手では史上3人目となる通算100ホールドを達成している。

     近年のメジャーリーグではマイルズ・マイコラス(カージナルス)、メリル・ケリー(ダイヤモンドバックス)など「アジア帰り」の投手が活躍するケースも多く、レンジャーズも1年前のオフに中日ドラゴンズを退団したジョエリー・ロドリゲスを獲得して成功(昨季12試合に登板して防御率2.13)。5年ぶりのメジャー復帰を目指すパットンがこれらの成功例に続けるか注目したい。

  • レッズがクローザー確保 左腕・ドゥーリトルと1年契約で合意

    2021.2.3 10:00 Wednesday

     日本時間2月3日、レッズがナショナルズからフリーエージェントとなっていた救援左腕ショーン・ドゥーリトルと1年150万ドル+出来高で合意したことが明らかになった。ドゥーリトルはアスレチックスとナショナルズでクローザーを務め、通算111セーブを記録。ライセル・イグレシアスとアーチー・ブラッドリーを放出したレッズは、現有戦力のなかから新たなクローザーを発掘するとみられていたが、外部からの補強でクローザーを確保した。

     現在34歳のドゥーリトルは制球力の高さに定評があり、アスレチックス時代の2014年に62.2イニングを投げて89奪三振/8与四球、ナショナルズ時代の2018年にも45イニングを投げて60奪三振/6与四球という素晴らしい成績を残している。しかし、近年は不調が続いており、2019年は自己ワーストの防御率4.05に終わり、昨季は2度の故障者リスト入りもあって11試合しか投げられず、防御率5.87とさらに成績が悪化した。

     故障が多いのは昨季に限った話ではなく、2014年以降の7シーズンで9度の故障者リスト入りを経験。70試合以上に登板したシーズンは2013年(70試合)の1度だけ、60試合以上に登板したシーズンも2度しかない。とはいえ、通算防御率3.07、WHIP0.97という数字が示すように、コンディションさえ万全ならハイレベルなパフォーマンスを期待できる。

     レッズは昨年12月にイグレシアスをエンゼルスへトレードし、ブラッドリーもノンテンダーFAで放出。アミール・ギャレットやルーカス・シムズが新たなクローザーの候補に挙がっていたが、予算の範囲内でクローザーを獲得できる状況になったため、方針を変更したようだ。

     なお、レッズで左腕がクローザーを務めるのは珍しいことではなく、過去にもアロルディス・チャップマン、ランディ・マイヤーズ、ジョン・フランコらがクローザーとして活躍している。

  • アレナードのカージナルス移籍が成立! 1対5の大型トレード

    2021.2.2 11:45 Tuesday

     「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のカージナルスへの移籍が正式に成立したようだ。ナイチンゲールは「メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会は複雑な取引を承認した。これが(トレード成立に向けての)最後のハードルだった」と伝えている。ナイチンゲールの第一報から約5分後、カージナルスも「待った甲斐があった!」とアレナードの画像付きでツイートし、トレード成立を発表した。

     スター三塁手・アレナードの対価としてロッキーズが獲得したのはオースティン・ゴンバー、エレウリス・モンテロ、マテオ・ギル、トニー・ローシー、ジェイク・ソマーズの5選手。メジャー経験があるのはゴンバーだけで、「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングではモンテロが8位、ローシーが19位、ギルが22位にランクインしている(ソマーズはトップ30圏外)。

     地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールドによると、アレナードは2022年と2023年の選手オプションを持ち、現行の契約は1年延長されて2027年までとなるようだ(選手オプションは行使しなければフリーエージェントとなれるため、オプトアウト権と同義)。アレナードは今季終了後のオプトアウト権を持っていたが、トレードの際に2つ目のオプトアウト権を手に入れたことになる。

     カージナルスのジョン・モゼリアック編成本部長は「我々は今日、より良いチームになった。今回のトレードは、ビル・デウィット・オーナーが現在と将来の両方で勝利を目指すチームをセントルイスの素晴らしいファンに提供し続けようとしていることの証になったと思う」とアレナード獲得を大喜び。ディラン・カールソン、ノーラン・ゴーマン、マシュー・リベラトーリ、イバン・ヘレーラといった上位プロスペクトの放出を回避しつつ、主砲の獲得というミッションを見事に成功させた。

     ポール・ゴールドシュミットとアレナードが守る内野の両コーナーは、アダム・ウェインライトとヤディアー・モリーナの名バッテリーに続くセントルイスの新しい名物となるかもしれない。

  • エンゼルス・キャラウェイ投手コーチにセクハラ疑惑 解任確実か

    2021.2.2 11:00 Tuesday

     「ジ・アスレチック」は日本時間2月2日、スポーツメディアで働く5人の女性がエンゼルスで投手コーチを務めるミッキー・キャラウェイのセクハラ的な行為を告発したことを伝えた。セクハラ的な行為は少なくとも5年にわたって行われており、キャラウェイはその間、インディアンス(投手コーチ)、メッツ(監督)、エンゼルス(投手コーチ)の3球団に在籍。セクハラ問題で解任されたメッツのジャレッド・ポーターGMに続き、解任が確実視されている。

     現在45歳のキャラウェイは、3人の女性に対して不適切な写真を送り、そのうちの1人に対して見返りとして裸の写真を要求したと言われている。このほか、「女性がキャラウェイにインタビューしている最中に股間を女性の顔に当てた」「一緒に酒を飲んでくれたらメッツの情報を提供すると発言した」など、女性を不快にさせる言動が複数あったことが報じられている。

     キャラウェイの不適切な振る舞いは一部の関係者のあいだでは有名だったようで、告発者の1人は「ジ・アスレチック」に対して「スポーツ界で最悪の秘密だった」と話しているという。

     キャラウェイは「ジ・アスレチック」にメールで返信し、「今回、私が認識したこれらの疑惑について、急いで回答するのではなく、より具体的に回答しようと思っています。私が関わっているこれらの関係性は、すべて合意のうえで行われており、女性に対して失礼なことをしようという意図はありませんでした。私は既婚者であり、私の妻も今回の疑惑を認識しています」と回答。とはいえ、苦しい言い訳である印象が拭えない。

     エンゼルスは「報道されている(キャラウェイの)振る舞いは、エンゼルス球団の価値観と方針に反しています。我々はこれを非常に深刻に受け止めており、メジャーリーグ機構と協力して完全な調査を行う予定です」との声明を発表している。

     キャラウェイは今季がエンゼルスの投手コーチとして2年目のシーズンとなるが、メッツの新たなGMに就任したポーターが先月、セクハラ問題で即刻解任されており、キャラウェイも解任が確実視されている。インディアンスの投手コーチとして名を上げ、メッツでは監督も務めたキャラウェイだが、その一方でとんでもない秘密を隠していたようだ。

  • エンゼルス移籍有力のカッブ 年俸の半分以上はオ軍が負担へ

    2021.2.2 10:30 Tuesday

     アレックス・カッブ(オリオールズ)をめぐるトレードの詳細が少しずつ明らかになってきた。「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタールによると、エンゼルスは交換要員として昨季メジャーデビューしたジャーメイ・ジョーンズを放出する見込みだという。また、「ジ・アスレチック」でオリオールズの番記者を務めるダン・コノリーは、カッブの年俸1500万ドルのうち、半分以上をオリオールズが負担する予定であることを伝えている。

     エンゼルスとオリオールズはトレード成立に向けて交渉を続けているが、まだクリアしなければならないハードルがいくつかある。1つ目はカッブの契約に10チームに対するトレード拒否権が含まれていることだ。エンゼルスがこの10チームのなかに含まれているかは不明だが、「エンゼルスが拒否対象チームに含まれていたとしても、カッブは(オリオールズよりも)勝てるチャンスのあるチームへの移籍を受け入れるだろう」と言われており、問題なくクリアできる見込みだ。

     また、今季の年俸1500万ドルのうち、450万ドルが後払いとなっている点も話をややこしくしているとみられる。こちらはオリオールズが年俸の半分以上を負担することでクリアしようとしているようだが、後払いの予定を変更するような状況になった場合、契約条件の変更となるため、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のトレードのようにメジャーリーグ選手会の承認が必要となるかもしれない。

     レイズ時代に4度の2ケタ勝利をマークしたカッブだが、4年契約でオリオールズに加入したあとは不振が続いており、移籍3年目の昨季は10試合に先発して2勝5敗、防御率4.30に終わった。このままカッブのトレードが成立すれば、今季のエンゼルスはディラン・バンディ、アンドリュー・ヒーニー、ホゼ・キンターナ、グリフィン・キャニング、カッブ、そして大谷翔平の6人で開幕ローテーションを形成することになりそうだ。

  • 大物三塁手・アレナードのトレード 早ければ今日中にも成立へ

    2021.2.2 10:00 Tuesday

     ノーラン・アレナード(ロッキーズ)のカージナルス移籍が報じられてから数日が経過し、両チームはトレード成立に向けて交渉を続けている。「Yahoo!スポーツ」のティム・ブラウンによると、トレード拒否権を持つアレナードは書面を通して正式にカージナルス移籍に同意。ブラウンは「トレード成立に一歩前進した」と伝えている。早ければ今日中にメジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会の承認が下り、トレードが成立する可能性があるようだ。

     現在29歳のアレナードはメジャー8年間でオールスター・ゲーム選出5度、ゴールドグラブ賞8度、シルバースラッガー賞4度、本塁打王3度、打点王2度など輝かしい実績を誇るスター三塁手であり、ロッキーズと結んだ8年契約のうち、6年1億9900万ドル分の契約を残している。このうち5000万ドルをロッキーズが負担する見込みだが、金額が大きいため、メジャーリーグ機構の承認が必要となっている。

     また、アレナードがトレード拒否権を破棄して移籍を受け入れることに対するボーナスとして「2022年シーズン終了後のオプトアウト権を追加」「トレード拒否権の再取得」「既存の契約に1年1500万ドル分を追加」といった契約の見直しが行われる予定であり、この点について選手会の承認も必要となっている。

     メジャーリーグ公式サイトのジョン・ポール・モロシは「トレードが成立した場合、ロッキーズが得る見返りは4~5人」と伝えており、すでに両チームは交換要員について大筋合意に達しているとみられる(依然として具体的な選手名は不明)。よって、トレード成立のタイミングはメジャーリーグ機構と選手会の承認次第ということになりそうだ。ただし、「もう1日かかるかもしれない」と話す関係者もおり、明日にずれ込む可能性も残されている。

     両チームは「トレードを成立させると決心している」とも言われており、遅かれ早かれアレナードがカージナルスの一員となることは間違いなさそうだ。

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