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  • 故意危険球のドジャース・ケリーに8試合の出場停止処分

    2020.7.30 10:25 Thursday

     メジャーリーグ機構は日本時間7月30日、ドジャースのジョー・ケリー投手に8試合、デーブ・ロバーツ監督に1試合の出場停止処分を科したことを発表した。ケリーは前日のアストロズ戦でアレックス・ブレグマンやカルロス・コレアに対して故意に危険なボールを投じ、イニング終了時にはコレアを挑発。乱闘が勃発するきっかけを作っていた。

     60試合制のシーズンで8試合の出場停止というのは非常に重い処分だが、メジャーリーグ機構はケリーが以前にも故意の危険球で出場停止処分を受けたことがある点、今回の乱闘のきっかけを作った点などを考慮して今回の処分を決めたことを明らかにしている。

     これに対してケリーは異議申し立てを行っており、最終的な処分が確定するまで試合には出場できる。また、チームの責任者としてロバーツも1試合の出場停止処分を受けたが、監督には異議申し立ての権利が認められていないため、日本時間7月30日のアストロズ戦ではベンチコーチのボブ・ゲレンが指揮を執る。なお、アストロズのダスティ・ベイカー監督にも罰金が科せられている。

     今回の一件は、不正なサイン盗みが行われたとされる2017年シーズンのワールドシリーズでドジャースがアストロズに敗れ、世界一を逃したことに対する報復であると見られている。当時、ケリーはドジャースでなくレッドソックスに在籍していたが、レッドソックスもアストロズに敗れ、ポストシーズンからの敗退を強いられた。

  • ヤンキース・田中 本拠地でのRソックス3連戦で復帰へ

    2020.7.29 18:20 Wednesday

     ヤンキースのアーロン・ブーン監督は日本時間7月29日、先発投手の起用プランについて言及した。明日30日から敵地オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズで行われるオリオールズとの2連戦ではゲリット・コールとJ・A・ハップが先発。打球が頭部に直撃するアクシデントのあと順調に調整を進めている田中将大は、日本時間8月1日から本拠地ヤンキー・スタジアムで行われるレッドソックスとの3連戦で登板する予定となっている。

     ヤンキースは敵地シチズンズバンク・パークで2試合、本拠地ヤンキー・スタジアムで2試合というフィリーズとの変則的な4連戦を戦う予定だったが、フィリーズが開幕カードで対戦したマーリンズのチーム内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、フィリーズとの4試合が延期に。今後のスケジュールに余裕を持たせるために、次週のオリオールズ3連戦のうち2試合の日程が変更され、明日30日から敵地ボルティモアで2試合を戦うことになった。この2試合には開幕投手のコールとベテラン左腕のハップが先発し、田中、ジョーダン・モンゴメリー、ジェームス・パクストンの3人が本拠地でのレッドソックス3連戦に回ると見られている。

     田中は日本時間7月27日にシート打撃で40球前後を投じており、ここから中4日となれば、日本時間8月1日のホーム開幕戦で先発することになる。ただし、開幕2戦目に先発したパクストンも登板間隔が開いており、田中の登板日は流動的だ。現時点では「レッドソックス3連戦のどこかで先発する」ということが分かっているだけである。とはいえ、打球直撃のアクシデントから着実に回復してきた田中がメジャーのマウンドに戻ってくる日が近付いているのは間違いなさそうだ。

  • 有望株・ピアソンがついにデビュー シャーザーとの投げ合いへ

    2020.7.29 17:45 Wednesday

     球界最高の有望株の1人、ネイト・ピアソン(ブルージェイズ)が日本時間7月30日のナショナルズ戦でついにメジャーのマウンドに立つ。チャーリー・モントーヨ監督は同28日の試合後、ピアソンが同30日に先発する予定であることを公表。「彼には無限の可能性がある。彼が投げるチャンスを得られて私も嬉しいよ」と語った。デビュー戦で投げ合う相手はメジャー屈指の好投手、マックス・シャーザーだ。

     「MLB Pipeline」が公開しているプロスペクト・ランキングでピアソンは球団1位&全体8位にランクイン。100マイルに達する速球を武器に、将来のエース候補としてチームの内外から大きな注目を集めている。昨年はA+級、AA級、AAA級の3階級合計で25試合に先発して101.2イニングを投げ、5勝4敗、防御率2.30、119奪三振をマーク。被打率.176と相手打者を圧倒しただけでなく、与四球率2.39が示すように安定したピッチングを展開した。ピート・ウォーカー投手コーチ(元横浜)は「彼は今していることと違うことをする必要はない」とピアソンの実力を認めている。

     ブラディミール・ゲレーロJr.を筆頭に、ボー・ビシェット、キャバン・ビジオなどチーム再建は野手が先行している感のあるブルージェイズ。そのなかで将来のエースとして大きな期待を背負っているのがピアソンだ。このピアソンが次代のエースとして早い段階で独り立ちできるようなら、ブルージェイズの将来の展望は一気に明るくなる。

     デビュー戦でピアソンの前に立ちはだかるのがサイ・ヤング賞3度の実績を誇るシャーザーだ。ピアソンは「マックス・シャーザーと投げ合うことができるのは楽しみだ。彼は球界最高の投手の1人だし、僕は彼に憧れて成長してきたからね」と語る。「彼と対戦できるなんてクールだね。昨年のワールドチャンピオンと対戦するのが楽しみだよ」とシャーザーとの対戦を心待ちにするピアソン。いったいどんなピッチングを見せてくれるのだろうか。

  • スターQB・マホームズがロイヤルズのオーナーグループに加入

    2020.7.29 13:15 Wednesday

     NFLのカンザスシティ・チーフスでスターQBとして活躍するパトリック・マホームズ(2019年スーパーボウルMVP)がロイヤルズのオーナーグループに加わることが明らかになった。日本時間7月29日、ロイヤルズが発表した。7月上旬に北米スポーツ史上最高額となる10年5億300万ドル(約528億円)の巨額契約を手にした24歳のマホームズは、スポーツ界史上最年少のオーナーとなる。

     ロイヤルズの筆頭オーナーであるジョン・シャーマンは「パトリックをこの球団のオーナーグループの一員として迎えられることをとても誇りに思うし、興奮している。カンザスシティの皆さんと同様、私はパトリックがフットボールのフィールドの内外で戦う姿や素晴らしいリーダーへ成長する姿を目にしてきた」と述べ、マホームズの加入を歓迎。マホームズも「カンザスシティ・ロイヤルズのオーナーグループの一員になれるのは光栄だ。僕はこの街が大好きだし、この素晴らしい街の人々も大好きだ」と喜びを口にした。

     マホームズの父・パットは1992年から2003年までメジャーで11シーズンのプレー経験があり、ツインズなど6球団でプレーして通算42勝をマーク。ツインズ時代の1994年に自己最多の9勝、メッツ時代の1999年には8勝0敗の好成績をマークし、1997~98年には横浜ベイスターズでプレーした経験もある。パトリックも高校時代はフットボールのほか、野球とバスケットボールを兼任し、投打両面で才能を発揮していたが、大学入学後はほぼフットボールに専念。2017年のNFLドラフトで全体10位指名を受けてチーフスに入団した。

     カンザスシティのスーパースターをオーナーグループの一員に迎えたロイヤルズは、2015年以来のワールドシリーズ制覇を成し遂げるべくチーム再建を進めている。開幕2戦目で先発したブレイディ・シンガーなど有望株は着実に育っており、ポストシーズン返り咲きを果たす日はそれほど遠くないかもしれない。

  • エンゼルス・シモンズが故障者リスト入り レンドンは戦列復帰

    2020.7.29 12:35 Wednesday

     エンゼルスは日本時間7月29日、正遊撃手のアンドレルトン・シモンズを10日間の故障者リストに登録した。シモンズは前日の試合で一塁へ駆け込んだ際、左足首を痛めていた。シモンズに代わる内野手としてルイス・レンヒーフォが故障者リストから戦列復帰。また、期待の新戦力、アンソニー・レンドンも「3番・サード」で今季初出場を果たしている。

     シモンズは同28日のアスレチックス戦、9回表の攻撃で内野安打を放った際に左足首を負傷し、代走を送られて途中交代。昨年も同様の形で左足首を負傷して1ヶ月以上を欠場し、2018年にも右足首を痛めて短期間ながら戦列を離れたことがあるが、今回は復帰までどれくらいの時間がかかるか、今のところ明らかになっていない。

     ジョー・マドン監督によると、シモンズは故障したことに落胆しつつも、すでに気持ちを切り替えて前を向いているという。何度も足首の故障で戦列を離れた経験があり、対処の仕方がすでにわかっていることもプラスに作用しているようだ。同29日のマリナーズ戦では、戦列復帰したレンドンがサードに入り、これまでサードを守っていたデービッド・フレッチャーがショートへ移ったが、シモンズ復帰までのあいだはこれが基本布陣となりそうだ。

     フレッチャーはショートを守ることについて「ショートを守るのはいつだって快適だよ。数年前まではずっとショートを守っていたからね」とコメント。「オフシーズンや中断期間中はショートの練習もしていたし、夏季キャンプでも少しだけショートを守ったから準備はできているよ」とシモンズの穴埋めに自信を見せている。

  • アストロズが43歳の大ベテラン・ロドニーを獲得へ

    2020.7.29 12:05 Wednesday

     関係者がメジャーリーグ公式サイトに伝えたところによると、投手陣に故障者が続出しているアストロズは43歳の大ベテラン、フェルナンド・ロドニーの獲得に動いているようだ。ロドニーはメジャー復帰を目指して7月中旬に独立リーグのシュガーランド・スキーターズと契約したばかり。メジャーリーグ公式サイトでアストロズの番記者を務めるブライアン・マクタガートによると、ロドニーとの契約は身体検査の結果待ちとなっている。

     現在43歳のロドニーは、メジャー通算951試合に登板し、歴代17位の327セーブをマークしている。昨年はアスレチックスとナショナルズで合計55試合に登板して47.2回を投げ、0勝5敗、2セーブ、17ホールド、防御率5.66、49奪三振を記録。2012年から8年連続で55試合以上に登板するなど、40代に突入しても鉄腕ぶりに衰えは見られない。

     ロドニーはこれまでにタイガース、エンゼルス、レイズ、マリナーズ、カブス、パドレス、マーリンズ、ダイヤモンドバックス、ツインズ、アスレチックス、ナショナルズと11球団でのプレー経験があり、アストロズでメジャーのマウンドに立てば12球団目。メジャーリーグの長い歴史上、12球団以上でプレーした選手はエドウィン・ジャクソン(14球団)、オクタビオ・ドテル(13球団)、マイク・モーガン(12球団)、マット・ステアーズ(12球団)、ロン・ビローン(12球団)の5人しかいない。

     アストロズはジャスティン・バーランダーを筆頭に、ブラッド・ピーコック、オースティン・プルーイット、ロヘリオ・アルメンテロス、ホゼ・ウルキディなど投手陣に故障者が続出し、メジャー経験がほとんどない若手投手がロースターの大半を占める非常事態となっている。ロドニーの加入は、投手陣の頭数という意味でも、貴重な経験をもたらすという意味でも、チームにとって大きなプラスとなりそうだ。

  • アストロズがベイカー監督との来季契約オプションを行使

    2020.7.29 10:40 Wednesday

     アストロズは2020年シーズンをまだ4試合しか戦っていないが、来年もダスティ・ベイカーに監督を任せることを決定した。ジェームス・クリックGMは日本時間7月29日、ベイカー、ブレント・ストロム投手コーチ、ゲーリー・ペティス三塁ベースコーチの2021年シーズンの契約オプションを行使したことを発表。歴代15位の通算1866勝を挙げているベイカーには、史上12人目の通算2000勝を達成する可能性が残された。

     不正なサイン盗み問題に関連してジェフ・ルーノウGMとAJ・ヒンチ監督が解任され、クリック&ベイカー体制に移行したアストロズ。クリックは「ダスティは我々の球団に完璧にフィットしている。彼の野球に関する知識や経験は、彼がこの球団で過ごした最初の数ヶ月間、我々にとって非常に貴重なものだった。来年も彼がアストロズのユニフォームを着てくれるのは嬉しいよ」とベイカーの手腕を称えた。

     現在71歳のベイカーは、これまでに8度のポストシーズン経験があり、ジャイアンツを率いた2002年にはワールドシリーズへ進出。ジャイアンツ、カブス、レッズ、ナショナルズの4球団でポストシーズンを経験しているが、4球団をポストシーズンへ導いた監督はメジャーリーグの長い歴史のなかでベイカーを含む3人しかいない。

     通算2000勝まで「あと137勝」の状態で2020年シーズンの開幕を迎えたベイカー。2021年シーズンが162試合制で開催されると仮定して、通算2000勝達成のためには勝率.617(222試合で137勝85敗)以上が必要だが、ベイカーの手腕とアストロズの戦力があれば、決して達成不可能な数字ではないだろう。

  • カージナルス・マイコラス 右屈筋腱の手術で今季絶望に

    2020.7.29 10:05 Wednesday

     カージナルスのマイルズ・マイコラスは右前腕の屈筋腱の修復手術を受けるため、2020年シーズンの残り試合を欠場することになった。マイコラスは日本時間7月30日のツインズ戦で先発する予定だったが、カージナルスはこの試合の先発投手をダニエル・ポンセデレオンに変更。今季絶望となるマイコラスだが、2021年シーズンの開幕には間に合う見込みだ。

     マイコラスは右前腕の屈筋腱を痛め、スプリング・トレーニングの大部分を欠場。オフにPRP注射による治療を受けたものの、十分に回復せず、スプリング・トレーニングの最初のブルペンでの投球練習で違和感を訴えたあと、2度目のPRP注射を受けていた。そのため、3月のシーズン開幕には間に合わない予定だったが、シーズン開幕が大幅に延期されたため、無事に開幕ローテーション入り。ところが、一度もマウンドに立つことなく、2020年シーズンを終了することになった。

     カージナルスはマイコラスの故障者リスト入りに伴い、予備選手としてミネソタへの遠征に帯同させていたジェイク・ウッドフォードをメジャーへ昇格させている。ウッドフォードはメジャー未経験の23歳の右腕で、昨年はAAA級メンフィスで26試合に先発して9勝8敗、防御率4.15、131奪三振をマークした。

     また、夏季キャンプへの合流が遅れ、調整不足によって開幕を故障者リストで迎えたジオバニー・ガジェゴスが戦列復帰を果たしている。カージナルスは開幕から金廣鉉(キム・グァンヒョン)をクローザーとして起用していたが、クローザーをガジェゴスに任せ、マイコラスの穴埋めとして金を先発に戻す可能性もありそうだ。

  • マーリンズは今週プレーせず ヤンキースの日程も変更

    2020.7.29 09:45 Wednesday

     マーリンズのチーム内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、メジャーリーグ機構は日本時間7月29日、試合日程の変更を発表した。マーリンズは同29日に本拠地でオリオールズ、同30~31日に敵地でオリオールズ、同8月1~3日に本拠地でナショナルズと対戦する予定だったが、すべての試合が延期に。これに伴い、他球団の試合日程も変更されている。

     ESPNの報道によると、マーリンズは同29日に4人のコロナ陽性が判明。フィラデルフィアへの遠征メンバーのうち17人(選手以外も含む)が陽性という緊急事態となっている。今週プレーしないことが決定したため、シーズン閉幕までの56日間で57試合を消化せねばならず、全60試合を消化できない可能性も出てきた。

     また、開幕カードでマーリンズと対戦したフィリーズは、本拠地シチズンズバンク・パークと敵地ヤンキー・スタジアムで2試合ずつ行われる予定だったヤンキースとの4連戦を延期。今のところ、フィリーズから感染者は出ていないものの、大事を取って試合を延期することになった。これにより、オリオールズとヤンキースのスケジュールが空いたため、来週行われる予定だったオリオール・パーク・アット・カムデンヤーズでの3連戦のうち2試合を同30~31日に振り替え、今後のスケジュールに余裕を持たせている。これ以外のスケジュール変更は今週中にアナウンスされる見込みだ。

     これらのスケジュール変更が発表される前、マーリンズとの3連戦を控えていたナショナルズの選手たちは、マーリンズとの対戦を拒否する意思を固めていたことが明らかになっている。現時点ではマーリンズ以外での感染拡大は確認されていないが、複数のチームで感染が拡大するような事態になれば、シーズン打ち切りに向けた動きが一気に加速することになるだろう。選手やスタッフの健康と安全が最優先であることを強調してきたメジャーリーグ機構。今、その手腕が問われている。

  • インディアンスの鉄腕サウスポーがメキシコ人新記録を樹立

    2020.7.28 13:55 Tuesday

     インディアンスの鉄腕サウスポー、オリバー・ペレスが「メジャーで18年間プレー」というメキシコ人新記録を樹立した。ペレスは日本時間7月27日のロイヤルズ戦で今季初登板。メジャーでプレーするのは今季が18シーズン目となり、17シーズンで並んでいたフェルナンド・バレンズエラ、フアン・カストロ、アウレリオ・ロドリゲスを上回り、メキシコ人新記録となった。

     2002年6月(当時20歳)にパドレスでメジャーデビューしたとき、ペレスは鉄腕サウスポーとして生き延びている自身の姿を想像していなかったに違いない。2004年にパイレーツで12勝10敗、防御率2.98、239奪三振をマークするなど、若かりし頃のペレスは先発投手として活躍。2007年にはメッツで自己最多の15勝を挙げ、翌2008年も10勝を記録した。

     ところが、2009年から2年連続で防御率6点台後半という大不振に陥り、2011年はメジャーでプレーする機会すら与えられなかった。その後、ペレスはリリーバーとして再起し、2012年にマリナーズで33試合に登板して防御率2.12をマークすると、翌2013年から昨年まで7年連続で50試合以上に登板。マリナーズからダイヤモンドバックス、アストロズ、ナショナルズ、インディアンスといくつもの球団を渡り歩きながら貴重な戦力として活躍してきた。

     ペレスはワールド・ベースボール・クラシックにメキシコ代表として参加した際、憧れのバレンズエラと会って話をする機会に恵まれた。「彼と話をしたのはほんの短い時間だったけど、僕はとても刺激を受けたんだ。子供の頃から憧れていたし、ずっと会いたいと思っていた」とペレス。「今度は僕のキャリアが誰かの刺激になればいいな。一生懸命に努力をしたし、良いことも悪いこともあった。僕の生き様を誰かに見てほしい。だからこそ、現役を続けているのかもしれないね」と語った。

     メッツ時代、キャリアのどん底にいたときには現役引退も考えたという。しかし、愛する妻や両親が「まだ29歳だ。キャリアはまだ長い」と球界に踏み止まらせてくれた。メジャー18年目のシーズンは幕を開けたばかり。妻や両親に感謝しながら、ペレスのキャリアはこれからも続いていく。

  • ブルージェイズ 有望株・ピアソンのメジャーデビューが決定

    2020.7.28 12:00 Tuesday

     ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督は日本時間7月28日、チーム最高の有望株であるネイト・ピアソンを日本時間7月30日に行われるナショナルズ戦に先発させる予定であることを明らかにした。「MLB Pipeline」による球団別プロスペクト・ランキングで1位にランクインし、昨年のフューチャーズ・ゲームにも出場した右腕がいよいよメジャーのマウンドに立つ。

     ブルージェイズは、開幕からの4試合で柳賢振(リュ・ヒョンジン)、マット・シューメイカー、トーマス・ハッチ、トレント・ソーントンが先発。日本時間7月29日の開幕5戦目はタナー・ロアークが先発予定となっている。

     先発ローテーションの順番通りなら、日本時間7月30日には中4日で柳が先発することになるが、柳が開幕戦で97球を投げたことが考慮され、ピアソンがデビューすることになった。柳は昨年の29先発のうち、中4日で登板したのは7度だけ。中5日が14度、中6日以上の登板も8度あり、シーズン序盤から柳に無理をさせるべきでないという判断に至ったようだ。

     ピアソンは最速100マイル超のファストボールが最大の魅力で、昨年はA+級、AA級、AAA級の3階級で合計101.2イニングを投げ、防御率2.30、119奪三振、27与四球、被打率.176、WHIP0.89という支配的なピッチングを展開。今春のオープン戦や夏季キャンプでもその実力を遺憾なく発揮し、首脳陣へのアピールに成功していた。

     ピアソンの昇格により、ブルージェイズはチェイス・アンダーソンを欠くなかでも柳、シューメイカー、ソーントン、ロアーク、ピアソンと先発5枚が揃い、日本時間7月28日のナショナルズ戦で勝利投手となったライアン・ボルッキもデプス要員としてブルペンに控えている。ピアソンがメジャーデビュー直後から先発で結果を残すようであれば、山口俊が先発のマウンドに立つ日はさらに遠のくことになりそうだ。

  • レンドンとテーランが間もなく復帰 シモンズは足首を負傷

    2020.7.28 11:05 Tuesday

     エンゼルスは新戦力のアンソニー・レンドンとフリオ・テーランが間もなく戦列復帰できる見込みであることを明らかにした。レンドンは夏季キャンプ中に腹斜筋を痛め、テーランは新型コロナウイルスの影響により調整が遅れていた。一方、アンドレルトン・シモンズは日本時間7月28日のアスレチックス戦で足首を負傷して途中交代。精密検査を受ける予定となっている。

     レンドンは3日連続で守備練習と打撃練習をこなしており、戦列復帰の準備はほぼ整っている。ジョー・マドン監督は日本時間7月28日のアスレチックス戦の試合前、「すべてが順調にいけば、明日(戦列復帰の)チャンスがあるかもしれない」とレンドン復帰を示唆。試合後には「彼は明日プレーできるだろう」と付け加えた。

     テーランは日本時間7月29日にチームのキャンプ地で3回55球をメドに実戦での投球を行う予定となっており、順調にいけばその次の登板がメジャーのマウンドとなる可能性が高い。ミッキー・キャラウェイ投手コーチは「投げているボールも素晴らしかったし、コマンドも良かった」とテーランのコンディションの良さに太鼓判を押している。

     レンドンとテーランが復帰間近となる一方、エンゼルスは球界屈指の好守を誇る正遊撃手を失う可能性が出てきた。シモンズは日本時間7月28日のアスレチックス戦の9回表にショートへの内野安打を放った際、左足首を負傷して途中交代。マドンはシモンズが精密検査を受ける予定であることを明らかにしたが、検査結果がわかるのは明日以降となる。

     シモンズは昨年5月にも内野安打の際に左足首を痛め、1ヶ月以上にわたって戦線離脱。2018年6月に右足首を痛めて故障者リスト入りした際は、最少日数で戦列復帰を果たしている。レンドンが復帰してシモンズが離脱する場合、エンゼルスはレンドンの代わりに三塁を守っていたデービッド・フレッチャーをシモンズに代わる遊撃手として起用することになりそうだ。

  • 開幕1週目の週間MVPにクルーズとヘンドリックスが選出

    2020.7.28 10:20 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間7月28日、開幕1週目の週間MVP受賞者を発表し、アメリカン・リーグはネルソン・クルーズ(ツインズ)、ナショナル・リーグはカイル・ヘンドリックス(カブス)が選出された。両リーグ最多の3本塁打を放ったクルーズは通算7度目、開幕戦で完封勝利をマークしたヘンドリックスは通算2度目の受賞となった。

     クルーズは40歳とは思えない打棒を発揮し、チームの開幕3試合で13打数7安打(打率.538)、2二塁打、3本塁打、10打点、OPS1.956と猛打爆発。安打、本塁打、打点、OPS、塁打の各部門で両リーグ最高の数字をマークした。

     特に日本時間7月27日に行われたホワイトソックス戦では、4本の長打(2二塁打と2本塁打)を放ち、7打点を叩き出す大活躍。チームを14対2の大勝に導いた。週間MVPを受賞するのは昨年7月以来。これまでにレンジャーズで1度、オリオールズ、マリナーズ、ツインズで各2度受賞している。

     一方のヘンドリックスは、自身初の開幕投手を務め、ブリュワーズを相手に被安打3、奪三振9、与四球0という素晴らしい内容で完封勝利をマーク。開幕戦での完封は、2013年にクレイトン・カーショウ(ドジャース)が記録して以来7年ぶりの快挙となった。

     ヘンドリックスが週間MVPを受賞するのは2016年8月以来4年ぶり。この年は自己ベストの防御率2.13をマークして最優秀防御率のタイトルを手にしており、今年も同様の活躍が期待される。

  • マーリンズのコロナ拡大で2試合が中止に シーズン中止の危機

    2020.7.28 00:40 Tuesday

     マーリンズのチーム内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、日本時間7月28日に行われる予定だった12試合のうち、マーリンズ対オリオールズ、フィリーズ対ヤンキースの2試合が中止となったことが明らかになった。ESPNなどが速報を伝え、メジャーリーグ機構も中止を正式にアナウンスした。

     敵地フィラデルフィアでフィリーズとの開幕3連戦を戦ったマーリンズは日本時間7月28日、オリオールズとのホーム開幕戦を迎える予定だった。また、フィリーズはヤンキースとの4連戦が始まり、前半の2試合が本拠地シチズンズバンク・パークで行われる予定となっていた。

     すでに主力4選手(ホゼ・ウーレイナ投手、ホルヘ・アルファロ捕手、ギャレット・クーパー内野手、ハロルド・ラミレス外野手)の新型コロナウイルス感染が明らかになっているマーリンズでは、さらに選手7人とコーチ2人の陽性が判明。チーム内での感染者は少なくとも13人に増加した。マーリンズは開幕3戦目の当日(日本時間7月27日)に本拠地マイアミへ移動する予定だったが、それを延期。現在もフィラデルフィアで待機する状況が続いており、ホーム開幕戦の開催は不可能となった。

     また、マーリンズと開幕3連戦を戦ったフィリーズは、新型コロナウイルスの検査結果を待っている状況。感染がマーリンズからフィリーズへ拡大するようなことになれば、日本時間7月24日にようやく開幕を迎えたメジャーリーグの2020年シーズンは一転して中止が現実味を帯び始めるだろう。

     メジャーリーグ機構は新型コロナウイルスの第2波を懸念してきたが、いまだに衰えることのない第1波の影響をもろに受けることになった。「第1波は乗り切れる。第2波に備える必要がある」という見通しは甘かったと言わざるを得ないだろう。シーズン中止という最悪の事態を回避できたとしても、チーム内での感染拡大が現実のものとなったことを受け、出場辞退を選択する選手が増えていく可能性もある。開幕から1週間足らずのタイミングで、メジャーリーグはシーズン中止の危機に直面することになってしまった。

  • マーリンズ主力4選手がコロナ陽性 本拠地への移動を延期

    2020.7.27 12:00 Monday

     敵地でのフィリーズとの開幕3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えたマーリンズは、ホゼ・ウーレイナ投手、ホルヘ・アルファロ捕手、ギャレット・クーパー内野手、ハロルド・ラミレス外野手という主力4選手の新型コロナウイルス陽性が判明。マーリンズは日本時間7月28日午前8時10分からオリオールズとの本拠地開幕戦を控えているが、コロナ感染者が発生したため、安全面を考慮してフィラデルフィアからマイアミへの移動が延期されている。

     チームから最初の離脱者となったのは正捕手のアルファロで、開幕前に理由非公表で故障者リスト入り。日本時間7月27日のフィリーズ戦に先発予定だったウーレイナは登板を回避し、開幕戦のスタメンに名を連ねたクーパー、ラミレスとともに新型コロナウイルスへの感染が明らかになった。

     ESPNは、マーリンズの選手たちが開幕前の練習試合でアトランタを訪れた際に新型コロナウイルスに感染した可能性があると伝えている。実際、アトランタを本拠地とするブレーブスではタイラー・フラワーズとトラビス・ダーノウの主力2捕手がコロナ感染で戦列を離れており、アレックス・ジャクソンとウィリアム・コントレラス(カブスのウィルソン・コントレラスの弟)という新人2捕手を起用せざるを得ない事態となっている。

     日本時間7月27日のフィリーズ戦では、登板回避のウーレイナに代わってロバート・ダガーが先発し、4回途中5失点(自責点4)。しかし、フィリーズ投手陣に4本塁打を浴びせるなど打線が奮起し、11対6で逆転勝利を収め、敵地での開幕3連戦を2勝1敗で勝ち越した。

     ドン・マティングリー監督は、本拠地マイアミへの移動を延期した理由の1つに選手やスタッフの家族の存在を挙げている。「我々は健康について話し合っている。自宅へ戻るということは、家族や子供のもとへ戻ることになる。それが、我々が健康でいたい理由だよ」とマティングリー。フロリダ州は感染拡大の中心地でもあり、今後の対応が注目される。

  • バーランダーが今季終了 各球団の主力投手に故障者続出

    2020.7.27 11:10 Monday

     3年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すアストロズの激震が走った。エース右腕のジャスティン・バーランダーがMRI検査を受けた結果、右前腕を痛めていることが判明し、今季の残り試合を欠場することが濃厚となったのだ。バーランダーはTwitterで「今季の残りを欠場という報道は正確ではない」と否定したが、ダスティ・ベイカー監督は今季中の復帰が困難であることを明言。「我々全員がショックを受けているよ」と素直な心情を口にした。

     昨季の「20勝&300奪三振コンビ」のうち、ゲリット・コールがヤンキースへ流出しているアストロズにとって、サイ・ヤング賞右腕のバーランダーが離脱するダメージの大きさは計り知れない。ベイカーは「数週間のシャットダウン期間を設けたあとに再検査することになる。今言えるのはそれだけだ」と語ったが、今季が60試合しかない以上、バーランダーが戦列に戻るためには素早い回復が必要となり、実現する可能性は低いと言える。トミー・ジョン手術を受けるような事態になれば、今後のキャリアにも大きな影響を与えることになるだろう。

     また、レンジャーズでは今季初登板のコリー・クルーバーが1イニングを投げただけで降板。右肩の張りが原因と報じられている。クリス・ウッドワード監督はあくまでも予防措置であることを強調したが、「明日には良くなっているといいんだけど」と不安げな様子。クルーバーは最初の数球を投じたところで右肩の張りを感じ、徐々に張りが強くなっていったため、レンジャーズはクルーバーを降板させることを決断したようだ。

     さらに、ブルージェイズではクローザーのケン・ジャイルズが右肘の痛みによりイニングの途中で降板。2点リードの9回裏に登板し、二死後に満塁のピンチを招いたジャイルズは、崔志萬(チェ・ジマン)に対してカウント3-0となったところでチャーリー・モントーヨ監督とトレーナーに付き添われてマウンドを降りた。普段は90マイル台後半を連発する速球がこの日は92~94マイルしか出ておらず、何らかのアクシデントが発生していたことは明白。今後は精密検査を受ける予定となっている。

     新型コロナウイルスの感染拡大の影響による3ヶ月以上の中断期間を挟んだあと、3週間の夏季キャンプを経て開幕を迎えた2020年シーズン。開幕前の準備期間が例年より短く、それがメジャーリーガーの身体に小さくない影響を与えていることは間違いなさそうだ。

  • 悪天候に関する特別ルール 中止にせずサスペンデッドで後日再開

    2020.7.25 10:40 Saturday

     メジャーリーグ機構の健康・安全プロトコルにより、2020年シーズンは雨天中止となった試合の扱いが例年と異なっている。試合成立前に雨天中止となった場合、例年であればその試合は後日1回表から再スタートとなるが、今年はサスペンデッド・ゲームとして中断された時点から再開される。これは現時点では2020年シーズンのみに適用されるルールとなっている。

     一方、ホーム球団がリードした状態でビジター球団が5回表の攻撃を終えた場合もしくはスコアにかかわらず5回裏が終了した場合、つまり試合が成立した場合は、雨天コールドゲームとして試合終了となる。たとえば、日本時間7月24日のヤンキースとナショナルズの開幕戦は6回表途中で悪天候により中断され、そのまま雨天コールドゲームで終了し、ヤンキースが4対1で勝利した。

     なお、試合が成立した場合でも、同点で勝敗が決しない場合、後日サスペンデッド・ゲームとして続きが行われることになっている。

  • ブルージェイズのホームが決定 AAA級本拠地のバッファロー

    2020.7.25 09:55 Saturday

     ブルージェイズは日本時間7月25日、2020年シーズンのホーム球場がAAA級バッファローの本拠地サーレン・フィールドに決定したことを発表した。トレーニング室などの設備がメジャー水準でなく、またソーシャル・ディスタンスの確保も困難な状況であるため、今後は球場のリノベーション工事などを進めていく。

     マーク・シャパイロ球団社長は「非常に素晴らしいマイナーリーグの球場を可能な限りメジャーリーグの施設に近付ける必要がある。施設の広さもそうだし、ロッカールームやトレーニング室といった設備のことも考える必要がある」と述べた。クラブハウスなどの施設も含め、マイナーリーグの球場はメジャーリーグの球場に比べて小さく設計されているため、ソーシャル・ディスタンスの確保という意味でも改修工事が必要となる。

     ブルージェイズのホーム開幕戦は日本時間7月30日のナショナルズ戦だが、この4連戦はナショナルズのホームで2試合、ブルージェイズのホームで2試合を行う形となっている。よって、この4連戦は4試合ともナショナルズ・パークで行われる可能性が高い。早ければ日本時間8月1日のフィリーズ戦、もしくは日本時間8月12日のマーリンズ戦がバッファローで開催する最初のホームゲームとなりそうだ。

  • ロイヤルズが右腕・ハービーとマイナー契約で合意へ

    2020.7.24 09:05 Friday

     ロイヤルズが31歳の右腕、マット・ハービーとマイナー契約を結ぶことで合意目前となっているようだ。日本時間7月24日、複数の関係者が伝えた。ハービーは正式にマイナー契約を結んだあと、カンザスシティのT-ボーンズ・パークで行われているキャンプに合流することになると見られている。

     ハービーはメジャー2年目の2013年にメッツで26試合に登板して178.1イニングを投げ、9勝5敗、防御率2.27、191奪三振の好成績をマーク。オールスター・ゲームで先発のマウンドに立ち、サイ・ヤング賞の投票でも4位にランクインした。

     トミー・ジョン手術により2014年シーズンを全休したが、2015年は29先発で13勝8敗、防御率2.71をマーク。しかし、胸郭出口症候群の手術などもあり、2016年以降は急激に成績を悪化させ、エンゼルスでプレーした昨年は12先発で3勝5敗、防御率7.09という自己ワーストの成績に終わった。

     一時は韓国球界入りも噂されたハービーだが、ロイヤルズでメジャー復帰を目指す道を選択したようだ。なお、ハービーはメッツ時代の2015年にワールドシリーズでロイヤルズと対戦し、第1戦で6回5安打3失点、第5戦では8回5安打2失点の力投を見せた。

  • ポストシーズン出場枠 10球団から16球団への拡大で合意

    2020.7.24 08:35 Friday

     日本時間7月24日、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会が2020年のポストシーズン出場枠を従来の10球団から16球団へ拡大することで合意に達したことが明らかになった。ESPNのマーリー・リベラが第一報を伝えた。

     関係者によると、正式決定のためにはオーナー会議での最終的な承認が必要となるものの、2020年のポストシーズン出場枠が拡大されることはほぼ確実。各リーグ各地区の上位2球団に加え、各リーグの残りのチームのうち勝率上位2球団がポストシーズンへ進出することになる。

     一発勝負だったワイルドカード・ゲームは廃止され、第1ラウンドは2勝先取の最大3試合制で行われる。余分な移動を減らし、なおかつ地区優勝の価値を高めるため、第1ラウンドは上位シード球団の本拠地で全試合が開催される予定だ。第2ラウンド以降は従来の形式を維持し、第2ラウンドが3勝先取の最大5試合制、リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズは4勝先取の最大7試合制で行われる。

     30球団の過半数となる16球団がポストシーズンへ進出できるため、勝率5割未満でポストシーズンに出場する球団が現れる可能性もありそうだ。

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