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  • 最弱外野陣を抱えるジャイアンツがハーパー争奪戦に参戦へ

    2019.2.7 13:05 Thursday

     アスレチックスとドジャースでGMを務めたファーハン・ザイディを野球部門社長に迎え入れたことが目立つほど、静かなオフシーズンを過ごしているジャイアンツだが、「最弱外野陣」の戦力アップのためにスーパースターの獲得を模索しているようだ。NJ.comのランディ・ミラーは「また新たなチームがブライス・ハーパーの獲得を目指している。ジャイアンツが今週中にハーパーと面会するようだ」と伝えたが、MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ジャイアンツはすでにハーパーとの面会を終えているという。強打の外野手を必要としているジャイアンツが獲得レースに加わり、ハーパー争奪戦はさらに面白くなってきた。

     ヘイマンはジャイアンツのハーパーに対する関心のレベルは「わからない」としながらも、昨オフにジャイアンツがジャンカルロ・スタントン(マーリンズからヤンキースへトレード移籍)の獲得に動いていた事実を伝えており、ハーパー獲得に向けての動きを本格化させてもおかしくないと考えている様子。NBCスポーツ・ベイエリアのアレックス・パブロビッチは、ハーパーとの面会にCEOのラリー・ベアーのほか、ザイディとブルース・ボウチー監督が出席していたことを報じており、これらの豪華な面々が出席した事実からはジャイアンツの本気度がうかがえる。

     現時点では、ジャイアンツの外野陣はスティーブン・ダガー、クリス・ショウ、マック・ウィリアムソン、オースティン・スレイター、ドリュー・ファーガソンらによるレギュラー争いが予想されているが、このなかで最もメジャーでの実績があるのがウィリアムソン(通算120試合出場)という寂しい状況であり、ハーパーは補強ポイントにこのうえなくフィットする存在である。また、ここ数年低迷が続くジャイアンツのハーパー獲得を、1992年オフのバリー・ボンズ獲得と重ね合わせる声も聞こえてくる。

     2010年代前半の3度のワールドシリーズ制覇を支えた主力選手が衰え、もはや地区優勝を争える状況ではないジャイアンツは本格的なチーム再建を行うべきとの意見もあり、ハーパーの加入は中途半端なチーム状況を生んでしまう可能性もある。このタイミングでハーパー争奪戦に加わったジャイアンツの動きには、今後も大きな注目が集まりそうだ。

  • ブルージェイズがベテラン右腕・ロモ獲得に向けて交渉中

    2019.2.7 12:35 Thursday

     ブルペンの補強を目指すブルージェイズは、フリーエージェントのベテラン右腕、セルジオ・ロモとの契約交渉を本格化させているようだ。日本時間2月6日にはMLBネットワークのジョン・ヘイマンによってロモが契約合意間近となっていることが報じられたものの、同7日になってMLB公式サイトのマーク・フェインサンドはこれを否定。契約交渉はまだ最終段階には達していないことを伝えた。しかし、ブルージェイズがロモの獲得を目指し、本格的な交渉を行っていることは間違いなさそうだ。

     現在35歳のロモは、昨季レイズで自己最多の73試合に登板し、こちらも自己最多となる67回1/3を投げた。このなかにはキャリア初を含む5度の先発登板も含まれており、レイズが「オープナー戦法」を本格導入するきっかけとなった試合で先発したのはロモだった。シーズン序盤こそ起用法が流動的だったものの、6月以降はクローザーに固定され、最終的には3勝4敗、25セーブ、8ホールド、防御率4.14をマーク。20セーブを超えたのはジャイアンツ時代の2014年以来4年ぶりであり、75奪三振は自己最多の数字だった。

     ブルージェイズは昨季途中に加入したケン・ジャイルズを今季もクローザーとして起用する見込みだが、今季のパフォーマンス次第では7月の「ノン・ウエーバー・トレード・デッドライン」でトレード要員となる可能性がある。それに備えて、というわけではないだろうが、ブルペンには不確定要素も多く、ジャイアンツ時代に3度のワールドシリーズ制覇を経験するなど実績豊富なロモを獲得するのは理にかなった補強であると言える。

     ロモが加われば、クローザーをジャイルズ、セットアッパーをロモが務め、その他はライアン・テペラ、ジョー・ビアジーニ、ティム・メイザ、デービッド・ポーリーノ、デービッド・フェルプスといった面々を中心に、今季のブルージェイズのブルペンが構成されることになりそうだ。

  • 昨季32セーブの右腕・ボックスバーガーがロイヤルズへ

    2019.2.7 11:55 Thursday

     日本時間2月7日に複数の関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ロイヤルズはフリーエージェントのリリーフ右腕、ブラッド・ボックスバーガーとの1年契約が合意目前に迫っているようだ。まだロイヤルズからの正式な発表はないものの、MLBネットワークのジョン・ヘイマンはボックスバーガーの年俸が220万ドルであることを伝えている。現在30歳のボックスバーガーは2006年のドラフトでロイヤルズから20巡目指名を受けており(入団拒否)、12年半の時を経て、ロイヤルズ入団が実現することになりそうだ。

     ボックスバーガーは2009年のドラフトでレッズから全体43位指名を受けて入団し、2012年にパドレスでメジャーデビュー。2014年にレイズでメジャー定着を果たすと、翌2015年にはクローザーとして41セーブをマークし、最多セーブのタイトルを獲得した。その後は不本意なシーズンが続いていたものの、昨年はダイヤモンドバックスでクローザーを務め、32セーブをマーク。しかし、後半戦に防御率7.00と大きく調子を落としてクローザーの座を剥奪され、シーズントータルでは60試合で3勝7敗、32セーブ、1ホールド、防御率4.39と物足りない成績に終わった。

     ロイヤルズは昨季途中からクローザーを任されて14度のセーブ機会をすべて成功させたウィリー・ペラルタが今季も引き続きクローザーを務める見込みであり、ボックスバーガーはペラルタにつなぐセットアップ役を務めることになるだろう。ただし、ペラルタが今季もクローザーとして活躍できる保証はなく、また、デイトン・ムーアGMはスプリング・トレーニングが終了するまでブルペンの役割分担を決めるつもりがないことを明言しており、スプリング・トレーニングでのパフォーマンス次第では、ボックスバーガーがクローザーの座を手中に収める可能性もありそうだ。

     レイズとダイヤモンドバックスでクローザーを務めた男がロイヤルズでもその座を手に入れることができるか注目だ。

  • ヘリクソンがナショナルズと再契約へ 先発5番手争いに参戦

    2019.2.7 11:35 Thursday

     日本時間2月7日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ナショナルズはフリーエージェントの先発右腕、ジェレミー・ヘリクソンと1年契約で再契約を結ぶことで合意に至ったようだ。1年前はメジャー契約を得られず、マイナー契約でナショナルズに加わったヘリクソンだが、昨季の活躍を経て、今回はメジャー契約を手に入れた模様。年俸は130万ドルで、パフォーマンスに応じた出来高により最大400万ドルを手にすることができるようだ。

     現在31歳のヘリクソンは、昨年3月にナショナルズとマイナー契約を結び、開幕直後の4月中旬にメジャー昇格。その後、2度の故障者リスト入りはあったものの、19試合に先発して5勝3敗、防御率3.45の好成績をマークし、ジョー・ロスの離脱により不在となっていた先発5番手の穴を見事に埋めてみせた。ナショナルズは打者2巡目までにヘリクソンを降板させることで好投を引き出し、ヘリクソンが7回まで投げた試合は1度(日本時間5月9日のパドレス戦)しかなかったが、その試合では最初の6イニングをパーフェクトに抑える素晴らしいピッチングを見せた。

     ナショナルズは、マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、パトリック・コービン、アニバル・サンチェスの4人で先発4番手までの顔ぶれは固まっており、残る1枠をロスを中心にエリック・フェッディ、ヘンダーソン・アルバレスらが争うものと見られていた。ヘリクソンに先発5番手の座が保証されているのか、ただ単に競争のチャンスを与えただけなのかは定かではないものの、昨季の成績を見る限り、ヘリクソンが最有力候補と言えるだろう。

     ヘリクソンの課題は打者3巡目以降をしっかり抑え、可能な限り長いイニングを投げることだ。昨季は打者1巡目を被OPS.537(151打数)、打者2巡目を同.658(145打数)に抑えていたものの、打者3巡目に入るとこの数字が1.221(43打数)に跳ね上がる。この欠点を克服できれば、昨季以上の好投も期待できるだろう。

  • リアルミュートの対価としてサンチェス獲得を狙うマーリンズ

    2019.2.7 11:00 Thursday

     マーリンズがフィリーズへJ.T.リアルミュートを放出するかどうかは、フィリーズが誇る最高級のプロスペクトであるシクスト・サンチェスが交換要員に含まれるかどうかにかかっているようだ。日本時間2月7日に関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、マーリンズはサンチェスが交換要員に含まれることは「マスト(must)」であると考えているという。フィリーズはメジャー有数の好捕手の獲得に向けて、トップ・プロスペクトの放出を決断するのだろうか。

     レッズ、パドレス、ドジャース、ブレーブスの4球団に絞られたと見られていたリアルミュート争奪戦だが、レイズが再び参戦していることが報じられ、さらにフィリーズも交渉を本格化させていることが伝えられている。マーリンズは日本時間2月14日に迫るバッテリー組のスプリング・トレーニング開始までにトレードを成立させるべく交渉を進めているが、満足のいく交換要員を得られないようであれば、無理にリアルミュートを放出するつもりはないようだ。

     多くの若手有望株を抱えるフィリーズだが、なかでも本格派右腕のサンチェスは高い評価を受けており、先日MLB Pipelineが発表したプロスペクト・ランキングでは球団内最高となる全体27位にランクイン。昨季は右肘の故障の影響もあってA+級で8先発、46回2/3を投げるにとどまったものの、4勝3敗、防御率2.51の好成績を残し、特に常時94マイル以上を計測する速球は高い評価を受けている。また、マーリンズはサンチェス以外の有望株にも興味を示しており、それに加えて、リアルミュートに代わる正捕手として25歳のホルヘ・アルファーロが交換要員に含まれることも確実視されている。

     一方、レッズも有望株のジョナサン・インディアとゴールドグラブ受賞歴のある正捕手、タッカー・バーンハートを交換要員の軸として交渉を進めていると言われている。徐々にマーリンズが希望する「トップ・プロスペクト+メジャーレベルの捕手+有望株数名」という形に近付きつつあり、トレード成立の可能性は日増しに高まっていると言えそうだ。

  • マーリンズ・リアルミュート争奪戦にフィリーズが本格参戦か

    2019.2.6 14:05 Wednesday

     ブライス・ハーパーとマニー・マチャドのいずれかを獲得することに注力していると見られていたフィリーズだが、トレード市場の大物選手の獲得にも動いているようだ。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、フィリーズはJ.T.リアルミュート(マーリンズ)の獲得レースに加わっているという。ヤフー・スポーツのティム・ブラウンも同様の内容を報じており、フィリーズがリアルミュート争奪戦に本格参戦していることは間違いなさそうだ。フィリーズはマーリンズが欲しているトップ・プロスペクトと若手捕手を有しており、一気にフロントランナーへと躍り出る可能性もある。

     ローゼンタールによると、マーリンズとフィリーズのトレード交渉が合意に近付いている様子はないものの、ブラウンは交渉が前進しつつあることを伝えている。また、MLBネットワークのジョン・ヘイマンは、フィリーズにはシクスト・サンチェス、アドニス・メディーナ、ジョジョ・ロメロといった魅力的なトップ・プロスペクトがおり、若手主戦捕手のホルヘ・アルファーロの存在も指摘。マーリンズにとって、フィリーズが理想的なトレード相手になり得ることを報じている。

     フィリーズにとって唯一のハードルとなり得るのは、マーリンズが同地区の球団にリアルミュートを放出することを躊躇する可能性があることだろう。それ以外にリアルミュート獲得のハードルになりそうな要素は見当たらず、今季のリアルミュートの年俸が590万ドルであることを考えると、ハーパーないしマチャドの獲得に与える影響もほとんどないと見られる。

     ただし、リアルミュート争奪戦にはフィリーズのほかにもレッズ、パドレス、ブレーブス、ドジャース、レイズが依然として参戦しており、レッズやパドレスが交渉を本格化させているとの報道もある。各記者は明確なフロントランナーの名前を挙げておらず、現時点で言えることは、今季開幕時にリアルミュートがマーリンズ以外のユニフォームを着ている可能性が極めて高いということだけだろう。

  • 複数の球団が先発左腕・ゴンザレスの動向を注視

    2019.2.6 13:30 Wednesday

     フリーエージェントの先発投手市場には、まだ2015年のサイ・ヤング賞受賞者であるダラス・カイケルが残っているが、現時点で最も注目を集めているのは別の左腕だ。USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、9年連続2ケタ勝利を継続中のジオ・ゴンザレスに対してブリュワーズ、ジャイアンツ、アスレチックス、パドレスなどが興味を示しているという。カイケルよりも先にゴンザレスが新天地を決めることになりそうだ。

     現在33歳のゴンザレスは、昨季ナショナルズとブリュワーズで合計32試合に先発して10勝11敗、防御率4.21をマーク。防御率4点台は直近9シーズンで2度目とやや不本意なシーズンだったが、それでも最低ノルマの2ケタ勝利はなんとかクリアした。30試合以上に先発したのは4年連続、直近9シーズンで8度目であり、先発ローテーションの一角としてフルシーズン稼働することを計算できるのは、大きな強みと言えるだろう。

     30試合以上の先発と10勝以上の勝ち星を確実に期待できる左腕の獲得に興味を示す球団は少なくなく、ナイチンゲールは自身のTwitterで昨季の最終所属チームであるブリュワーズのほか、ジャイアンツ、アスレチックス、パドレスなどがゴンザレス獲得に興味を示していることを伝えている。このほかにも、メッツやヤンキースが先発ローテーションの層を厚くするためにゴンザレス獲得に動く可能性が取り沙汰されており、想像以上に激しい争奪戦が展開される可能性もある。

     一方、今オフのフリーエージェント市場における注目株の1人だったカイケルには、具体的な話が聞こえておらず、契約に向けて交渉が進展している様子もない。昨季まで所属したアストロズとの再契約がベストの選択肢であると指摘する声もあるが、大型契約を手にすると見られていたカイケルも、ブライス・ハーパーやマニー・マチャドと同様、思わぬ苦戦を強いられている。

     カイケルとゴンザレス。フリーエージェント市場に残る有力先発左腕2人を取り巻く状況は、対照的なものとなりつつある。

  • ジャイアンツがDバックスから救援右腕・バレットを獲得

    2019.2.6 12:50 Wednesday

     日本時間2月6日、ジャイアンツは金銭トレードでダイヤモンドバックスからリリーフ右腕のジェイク・バレットを獲得したことを発表した。バレットはグレッグ・ホランドの加入に伴い、ダイヤモンドバックスからDFAとなっていた。また、バレット獲得に伴い、ジャイアンツは外野手のジョン・アンドレオーリをDFAに。アンドレオーリは今オフに入ってからマリナーズ、レンジャーズ、ジャイアンツと3度にわたってウエーバーでの移籍を経験していたが、またしてもDFAとなり、移籍の可能性が出てきた。

     現在27歳のバレットは、昨季ダイヤモンドバックスで7試合に登板して7イニングを投げ、0勝1敗、防御率5.14、6奪三振という成績。デビューイヤーの2016年には68試合に登板して防御率3.49とまずまずの活躍を見せていたが、それ以降は苦しいシーズンが続いている。ただし、昨季AAA級では42試合で4勝0敗、8セーブ、8ホールド、防御率2.87、奪三振率11.31と好成績を残しており、課題の制球難さえ克服できればメジャーでも活躍できるはずだ。

     ジャイアンツは先日アンドレオーリを獲得した際に、2016年に61試合、2017年に41試合に登板したリリーフ右腕のデレク・ローをDFAとしており、バレットにはその穴を埋める働きが期待される。ジャイアンツのブルペンにはクローザーのマーク・マランソン、セットアッパーのサム・ダイソンのほか、レイエス・モロンタ、レイ・ブラックといった右腕がおり、バレットは開幕ロースター入りをかけて彼らと争うことになるだろう。

     なお、「DFA」とは選手を40人枠から外す措置であり、その選手が25人枠に登録されている場合は25人枠からもただちに外される。そして、7日以内にトレードされるか、ウエーバーに置かれるか、リリース(解雇)されるかの措置が取られ、ウエーバーで獲得希望球団が現れなかった場合には40人枠から外された状態でマイナー降格(アウトライトと呼ばれる)となり、そのチームに残留するケースもある。

  • 通算332本塁打のグランダーソンがマーリンズとマイナー契約

    2019.2.6 12:15 Wednesday

     若手選手がズラリと並ぶマーリンズのロースターに、メジャー通算332本塁打の実績を誇る37歳のベテラン外野手が加わった。日本時間2月6日、マーリンズはカーティス・グランダーソンとマイナー契約を結んだことを発表。15年のメジャー生活でオールスター・ゲームに3度選出されているグランダーソンは、招待選手としてスプリング・トレーニングに参加することになった。MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、グランダーソンがロースター入りを果たした場合の年俸は175万ドルで、25万ドルの出来高が設定されているという。

     昨季のグランダーソンは、ブルージェイズで104試合、ブリュワーズで19試合の合計123試合に出場し、打率.242、13本塁打、38打点、2盗塁、OPS.782をマーク。かつて6年連続2ケタ盗塁を記録した頃の俊足はすっかり衰えてしまったものの、直近13シーズンで12度の2ケタ本塁打をマークしているように長打力は健在であり、出塁率.351を記録するなど選球眼も一定の水準を保っている。ここ3シーズン、OPSは7割台後半で安定しており、30代後半に突入しても急激に衰える様子は見られない。

     グランダーソンは2010年から2013年までヤンキースでプレイしており、マーリンズのCEOを務めるデレク・ジーターとは元チームメイトである。もちろん、選手としてプレイするからにはレギュラーの座を目指すことになるが、2016年にロベルト・クレメンテ賞を受賞するなど人格者として知られるグランダーソンは、若手選手の教育係としても大きな戦力となるだろう。

     現時点でマーリンズの外野は、若手有望株のルイス・ブリンソンがセンター、昨季台頭したブライアン・アンダーソンがライトに入る見込みであり、グランダーソンはオースティン・ディーンとレフトのレギュラーを争うことが予想される。マーティン・プラドのコンディション次第ではアンダーソンが三塁に回る可能性もあり、グランダーソンにもロースター入りのチャンスは十分にありそうだ。

  • マチャドはヤンキースからのオファーを待っているのか

    2019.2.5 13:40 Tuesday

     フィリーズ、ホワイトソックス、そしてパドレスが先頭を走っていると見られるマニー・マチャドの獲得レースだが、マチャド自身は別のチームが獲得レースに再び加わることを望んでいるのかもしれない。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、マチャドは現時点で各球団から受けているオファーに満足していないようだ。また、オフシーズン当初の移籍先の第1希望であったと報じられているヤンキースと契約する望みを今もなお、持ち続けている可能性があるという。

     オフシーズン当初、マチャドとヤンキースが相思相愛であることが報じられ、マチャドのヤンキース入りが確実視された時期もあった。実際に、ヤンキースは昨年12月にマチャドと面会の場を設けたものの、その後、トロイ・トゥロウィツキーとDJレメイヒューを獲得して内野手の補強を完了。マチャド獲得に動く可能性は限りなく低くなり、獲得レースから撤退したものと見られている。

     また、ニューヨーク・デイリーニュースのウォーレス・マシューズによると、マチャドはこれまでに一度もヤンキースから正式なオファーを受けていないという。ヤンキースはマチャド側と「基本的なコンセプト」について話し合っただけであり、契約に向けての具体的な話し合いを行う段階には達していないようだ。この事実からも、ヤンキースのマチャド獲得に対する消極的な姿勢が見て取れる。

     ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマンは、マチャドが満足のいくオファーを得られなかった場合、1年契約で妥協し、今季終了後に改めてフリーエージェント市場に打って出る可能性があると分析する。来オフはノーラン・アレナード、アンソニー・レンドン、ザンダー・ボガーツといった有力内野手がフリーエージェントとなり、彼らと内野手の需要をシェアすることになってしまうものの、ヤンキースからもディディ・グレゴリアスがフリーエージェントとなるため、トゥロウィツキーやミゲル・アンドゥハーの今季のパフォーマンス次第では、ヤンキースがマチャドを欲する可能性は十分にある。

     各球団のスプリング・トレーニング開始まであと10日ほどとなったこのタイミングで、マチャドは何を考え、何を思うのか。26歳のスター内野手の決断に注目だ。

  • ジャイアンツがヤンキース・エルズベリーの獲得を検討か

    2019.2.5 13:10 Tuesday

     30球団中最弱とも言える外野陣の補強が進まないジャイアンツ。ESPNのバスター・オルニーによると、ジャイアンツは外野陣の補強を目指してあらゆるオプションを検討中だという。そして、選択肢の1つとして浮上しているのが、ヤンキースとの「不良債権」同士のトレードだ。ジャイアンツがトミー・ジョン手術により今季全休が確実なジョニー・クエイトを放出し、ヤンキースから昨季を全休して今季も余剰戦力となっているジャコビー・エルズベリーを獲得するプランが浮上しているようだ。

     アーロン・ジャッジの台頭、ジャンカルロ・スタントンの加入により完全にヤンキースでの居場所を失っているエルズベリーは、今季を含む2年間で総額4200万ドルの契約を残しており、2021年の契約は年俸2100万ドルの球団オプションまたはバイアウト500万ドルとなっている(よってエルズベリーに保証されている総額は4200万ドル+500万ドル=4700万ドル)。

     一方、昨年8月にトミー・ジョン手術を受け、今季を全休することが確実となっているクエイトは、今季から3年間の年俸が2100万ドル、2022年の契約は年俸2200万ドルの球団オプションまたはバイアウト500万ドルとなっている(保証額は2100万ドル+2100万ドル+2100万ドル+500万ドル=6800万ドル)。クエイトのほうが契約期間が1年長いものの、選手の故障に対する保険金を受け取ることができるため、ヤンキースがクエイトとエルズベリーの交換を検討する可能性があるとオルニーは考えているようだ。

     ジャイアンツの外野陣は、アンドリュー・マカッチェン、ゴーキーズ・ヘルナンデス、ハンター・ペンスが退団し、スティーブン・ダガー、オースティン・スレイター、マック・ウィリアムソン、クリス・ショウ、ドリュー・ファーガソンといったメジャーでの実績がほとんどない選手たちによってレギュラーが争われる状況。正一塁手のブランドン・ベルトが外野に回る可能性もあるが、ヤンキースで完全に居場所を失っているエルズベリーですら、大きな戦力となり得る状況なのである。

  • ベテラン左腕・リリアーノがマイナー契約でパイレーツ復帰

    2019.2.5 12:50 Tuesday

     日本時間2月5日、パイレーツはフリーエージェントのベテラン左腕、フランシスコ・リリアーノとマイナー契約を結び、リリアーノが招待選手としてスプリング・トレーニングに参加することを発表した。リリアーノは2013年から4シーズンにわたってパイレーツでプレイし、2014年から3年連続で開幕投手を務めており、2016年8月にトレードで放出されて以来の古巣復帰となる。パイレーツはリリアーノを主にリリーフで起用することを検討しているようだ。

     ジ・アスレチックの報道によると、リリアーノはメジャーのロースター入りを果たした場合、年俸180万ドルとなり、さらに最大150万ドルの出来高が設定されているという。スプリング・トレーニングではミドル・リリーバー(試合中盤に投げるリリーフ投手)ないし対左打者のスペシャリストの枠を他の投手と争う見込みだが、必要であればイニング跨ぎのリリーフや先発もこなせるため、コンディションさえ万全ならば貴重な戦力となるだろう。

     現在35歳のリリアーノは、昨季タイガースで27試合(うち26先発)に登板して5勝12敗、防御率4.58をマーク。2ケタ勝利を2度記録したツインズ時代の活躍が印象的だが、キャリアが下り坂に差し掛かったあと、2013年にパイレーツに入団し、いきなり自己最多の16勝をマークした。その後も2年連続で3点台前半の防御率をマークし、2015年には自身4度目の2ケタ勝利(12勝)を記録するなど、先発ローテーションの中心的存在として活躍。今季はキャリアの全盛期とも言える充実の3年半を過ごした古巣・パイレーツで復活を目指すことになる。

     注目したいのが左打者に対する好成績だ。不本意なシーズンとなった昨季だが、左打者を打率.170、出塁率.255、長打率.261に封じていた。また、先発投手として相手打線の1巡目を打率.221、出塁率.316、長打率.319に抑えており、これらのデータからリリーフの適性を見出されている。かつてのエース左腕は、左打者に強い頼れるリリーバーとして華麗な復活を遂げることになるのだろうか。

  • インディアンスがマーリンズから右腕・ウィットグレンを獲得

    2019.2.5 12:30 Tuesday

     日本時間2月5日、インディアンスはマーリンズとのトレードを成立させ、マイナー右腕のジョーダン・ミルブレイスを放出してリリーフ右腕のニック・ウィットグレンを獲得。昨季32登板で防御率2.94をマークした右腕を獲得してブルペン強化に成功した。なお、インディアンスはウィットグレン獲得に伴い、40人枠を空けるために右腕のA.J.コールをDFAとしている。

     現在27歳のウィットグレンは2012年のドラフトでマーリンズから9巡目指名を受け、2016年にメジャーデビュー。過去3シーズンはいずれもシーズンの一部をメジャーで過ごし、通算118試合(すべてリリーフ)に登板して防御率3.60をマークしている。昨季は32試合に登板して33回2/3を投げ、防御率2.94、奪三振31、与四球15という成績。対戦した打者をOPS.629に封じ、対右打者はOPS.661、対左打者はOPS.600と相手打者の左右にかかわらず結果を残していた。

     一方、ウィットグレンとのトレードでマーリンズへ移籍するミルブレイスは、2013年のドラフトでインディアンスから35巡目指名を受け、過去6シーズンをインディアンスのマイナー組織で過ごしてきた。現在27歳で、昨季初めてAAA級に昇格し、AA級とAAA級の合計で43試合にリリーフ登板して防御率3.96、奪三振率8.62、与四球率4.10を記録した。

     また、DFAとなったコールは先月ヤンキースをDFAとなり、ウエーバーで移籍してきたばかりだった。昨季はナショナルズとヤンキースで合計32試合(うち2先発)に登板して防御率6.14に終わったが、自己最多の4勝をマークし、奪三振率10.99も自己ベスト。ヤンキース移籍後は28試合で防御率4.26とまずまずの成績を残していたため、ブルペンの一角として期待する声もあったが、ウィットグレン加入により残念ながら40人枠を外されることになった。

  • フィリーズ ハーパーまたはマチャドの獲得に自信を見せる

    2019.2.4 13:10 Monday

     パドレスがブライス・ハーパーとラスベガスで面会し、J.T.リアルミュート(マーリンズ)の獲得にも積極的な姿勢を見せ、マニー・マチャドの獲得にも動いていることが報じられているなか、フィリーズは新たな競争相手の登場にも動じていないようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、フィリーズは数週間以内にハーパーとマチャドのいずれかを獲得できることに自信を持っているという。

     オフシーズン当初、フィリーズのジョン・ミドルトン・オーナーは自軍の戦力アップに向けて、大金を投じるつもりがあることを明言していた。こうしたオーナーの発言もあり、フィリーズはハーパーまたはマチャドの獲得レースにおいて、「本命」の1つであると見られている。

     ハーパーとマチャドはともに総額3億ドルを超える規模の「超大型契約」を希望していることが報じられている。現時点では、フィリーズとパドレスのほか、ナショナルズとホワイトソックスもハーパー争奪戦に加わっており、ホワイトソックスはマチャド獲得の有力候補の1つにも挙げられている。

     ハーパーとマチャドは今オフ、すでにフィリーズと面会の場を設けており、マチャドはフィリーズの本拠地シチズンズバンク・パーク、ハーパーは地元ラスベガスでフィリーズとの交渉を行った。フィリーズのマット・クレンタックGMは、地元フィラデルフィアのラジオ局である「97.5 The Fanatic」に対して「我々は確実に(ハーパーないしマチャドの獲得に向けて)前進していると強く確信している。両選手に対してフィリーズの選手になることを歓迎するプレゼンテーションを行ったし、彼らが加わったときにどのようなチームになるかということも伝えた。我々が彼らに対して行ったアピールについて、私は本当に手応えを感じているんだ」と語り、スター選手の獲得を実現させる自信があることを強調。クレンタックの言葉通り、ハーパーないしマチャドがフィリーズのユニフォームに袖を通す日はやってくるのだろうか。

  • マイリー獲得のアストロズ カイケル再契約の可能性は?

    2019.2.4 12:35 Monday

     アストロズがウェイド・マイリーと1年契約を結んだことにより、2015年のサイ・ヤング賞受賞者であるダラス・カイケルがアストロズと再契約を結ぶ可能性は低下したと見られている。しかし、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、アストロズはカイケルに対してドアを閉ざしておらず、再契約の可能性を残しているようだ。アストロズ一筋で7年間プレイし、通算76勝をマークしている31歳の左腕がアストロズと再契約を結ぶ可能性はあるのだろうか。

     今季のアストロズはジャスティン・バーランダーとゲリット・コールの2人が先発二本柱となり、3番手にはブルペンから先発に復帰するコリン・マクヒュー、4番手にはマイリーが入る見込み。5番手にはマクヒュー同様にブルペンから先発に回るブラッド・ピーコックや、フォレスト・ウィットリー(メジャー全体7位の有望株)、ジョシュ・ジェームス(同62位)、フランベル・バルデス、シオネル・ペレスといった若手選手が起用される見込みだが、依然として先発陣の顔ぶれはメジャー屈指だ。

     しかし、今季終了後にバーランダー、コール、マクヒュー、マイリーの4人はいずれもフリーエージェントとなる。MLBネットワークのケン・ローゼンタールは、アストロズがカイケルと複数年契約を結ぶことにより、来季以降の先発ローテーションが崩壊してしまうリスクを軽減することができると主張する。バーランダーはアストロズとの契約延長に前向きとの報道も出ているが、カイケルとの再契約がチーム状況にフィットするのは間違いないだろう。

     また、MLB公式サイトのリチャード・ジャスティスも同様の指摘をしている。「カイケルは2018年、球界最高の先発ローテーションにおいて重要な役割を担っていた。彼と3年ないし4年の契約を結ぶことは、アストロズにとって2019年以降の戦いに向けていくらかの確実性をもたらすことになるだろう」とジャスティス。いまだフリーエージェント市場に残るカイケルだが、アストロズに必要な戦力であると見る向きが多いようだ。

  • リアルミュート争奪戦 マーリンズとレッズの交渉が本格化

    2019.2.3 12:45 Sunday

     マーリンズのスプリング・トレーニング開始まで残り13日となり、J.T.リアルミュート放出に向けてのトレード交渉が熱気を帯びつつある。依然として数球団による争奪戦が繰り広げられているなか、マーリンズとレッズの間でトレード交渉が本格化しているようだ。レッズは2017年にゴールドグラブ賞を受賞した正捕手のタッカー・バーンハートとプロスペクト内野手のジョナサン・インディアを含むパッケージをマーリンズに提示し、リアルミュート獲得に向けて他球団をリードしているという。

     日本時間2月3日にMLB公式サイトのジョナサン・マヨが報じたところによると、現在はバーンハートとインディアに「少し格の落ちる」プロスペクトを1人ないし複数人含めたパッケージでマーリンズとレッズのトレード交渉が行われているようだ。また、別の関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、レッズのほかにも依然としてパドレス、ドジャース、ブレーブス、レイズがマーリンズとのトレード交渉を続けているという。一時は争奪戦から脱落したと見られていたレイズだが、ここにきて盛り返したようだ。

     スプリング・トレーニング開始が約2週間後に迫り、リアルミュートがそれまでに放出される可能性は高まっている。マーリンズはリアルミュートの対価として2~4人の選手を獲得する見込みだが、有望株とは別に、自軍の若手投手陣をサポートできる捕手を獲得することを望んでいる。その点において、守備面を高く評価されているバーンハートは非常に魅力的な存在と言える。レッズが争奪戦をリードしているのは、バーンハートの存在が大きな理由の1つだろう。

     リアルミュート争奪戦に遅れて加わったレッズだが、バーンハートのほか、ニック・センゼル、テイラー・トラメル、インディアと魅力的な有望株を多数抱えており、マーリンズにとって理想的なトレード相手と言える。このままレッズがリアルミュート獲得に成功するのか。リアルミュートの行方が決まる日は、そう遠くはなさそうだ。

  • ブライス・ハーパー争奪戦 カブスは獲得に動かない模様

    2019.2.3 12:20 Sunday

     MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、フリーエージェント市場に残る大物スター選手の1人であるブライス・ハーパーと、その代理人を務めるスコット・ボラスは、ここ数日のうちに複数のチームと面会する場を設けたようだ。また、MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシは、ハーパー獲得に動いているチームとしてパドレス、ナショナルズ、フィリーズ、ホワイトソックスの4つを挙げ、さらに「ミステリー・チーム」が存在することも伝えている。カブスは「ミステリー・チーム」の候補に挙げられることもあったが、どうやら現時点ではハーパー争奪戦に加わっていないようだ。

     ジ・アスレチックのパトリック・ムーニーは、自身のTwitterでカブスがハーパー側と面会していないことを伝えた。ムーニーによると、カブスは年俸総額に上限を設けながら今オフの補強に取り組んでおり、Cot’s Baseball Contracts(選手の契約情報を詳細に扱うサイト)によると、カブスはぜいたく税の対象となる年俸総額の上限を超過するまでに2000万ドルほどの余裕があるものの、大物選手の獲得に動く様子はないという。

     カブスがハーパー獲得に動く可能性が取り沙汰されるようになったのは昨年12月。シカゴ・サン・タイムズのゴードン・ウィッテンマイアーが「セオ・エプスタイン野球部門社長は、スコット・ボラスと面会し、カブスがペイロールの整理をしてオーナー側の許可を取るまで他球団からのオファーを受諾するのを待ってほしい旨を伝えた」と報じたのがきっかけだった。しかし、それ以降カブスは高額年俸選手の放出を行っておらず、そのようなトレード交渉が行われた形跡もない。これはカブスがハーパー獲得に動く意思がないことの表れなのだろう。

     今オフ、特に野手陣には目立った補強を施していないカブス。現有戦力を信頼し、5年連続のポストシーズン進出を目指すシーズンに臨むことになりそうだ。

  • 元ヤクルト・バーネット 1年75万ドルでカブスと契約

    2019.2.2 13:35 Saturday

     日本時間2月2日、カブスはフリーエージェントのリリーフ右腕、トニー・バーネットと1年契約を結んだことを発表した。現地の報道によると、バーネットの今季の年俸は75万ドルで、来季は年俸300万ドルの球団オプションになっているという。カブスは先日、同じくフリーエージェントのリリーフ右腕であるブラッド・ブラックとの契約合意が報じられていたが、こちらはまだ身体検査の結果を待っている状況で、正式には発表されていない。バーネットは昨季、故障の影響で22試合のみの登板に終わったものの、防御率2.39、WHIP0.91の好成績を残しており、新天地でも同様の安定したピッチングが期待される。

     今季のカブス投手陣はきわめて強力だ。先発ローテーションにはジョン・レスター、カイル・ヘンドリックス、ホゼ・キンターナ、コール・ハメルズと一流投手がズラリと並び、復活を目指すダルビッシュ有が5番手からスタートするという贅沢な顔ぶれ。この5人がいずれも健康な状態で開幕を迎えることができれば、タイラー・チャットウッドとマイク・モンゴメリーはブルペンに回ることになる。

     ブルペンにはペドロ・ストロップ、カール・エドワーズJr.、スティーブ・シーシェック、ブランドン・キンツラー、ブライアン・ダンシングがおり、ここにチャットウッド、モンゴメリーのほか、ブラックとバーネットも加わるため、最初の1ヶ月を欠場する見込みのクローザー、ブランドン・モローの不在を感じさせない。他にもジョージ・コントス、田澤純一、ロブ・スケーヒル、ランディ・ロサリオ、カイル・ライアンといった投手たちが開幕ロースター入りを狙っているが、非常に層の厚いブルペンに割って入るのは至難の業だろう。

     もちろん、メジャー契約を結んだからといってバーネットに開幕ロースター入りが保証されているわけではない。オープン戦で不甲斐ないピッチングが続けば、開幕前にリリースされてしまう可能性もある。日本プロ野球の東京ヤクルトでも活躍した35歳のベテラン右腕は、強豪・カブスの開幕ロースターに残ることができるのか。苦労人の新たな挑戦に注目だ。

  • レッズがさらなる投手補強 鉄腕・デュークを獲得へ

    2019.2.2 13:05 Saturday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、レッズはフリーエージェントのリリーフ左腕、ザック・デュークとの契約成立が目前に迫っているようだ。関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、レッズとデュークの契約は成立目前だが、身体検査を残しており、まだ完全に成立したわけではないという。契約の詳細も現時点では不明であり、メジャー契約かどうかも明らかになっていない。

     現在35歳のデュークは、メジャー生活14年の実績を誇るベテラン左腕であり、通算540試合(うち169先発)に登板して66勝90敗、4セーブ、88ホールド、防御率4.30をマーク。2016年の81試合を筆頭に、直近5シーズンのうち4シーズンで71試合以上に登板しており、昨季はツインズとマリナーズで合計72試合に登板して5勝5敗、17ホールド、防御率4.15をマークした。右打者に打率.311と打ち込まれたのに対して左打者は打率.220に封じており、アンソニー・リゾー(カブス)、クリスチャン・イェリッチ(ブリュワーズ)、マット・カーペンター(カージナルス)など左の強打者が多いナ・リーグ中部地区において、貴重な戦力となるだろう。

     今オフのレッズは、積極的な補強を展開しており、先発投手陣にアレックス・ウッド、ソニー・グレイ、タナー・ロアーク、外野陣にマット・ケンプ、ヤシエル・プイーグらを加えたが、ブルペンの目立った補強は今回が初めて。デュークは、ライセル・イグレシアス、ジャレッド・ヒューズ、デービッド・ヘルナンデス、ワンディ・ペラルタ、アミール・ギャレットらで構成されるブルペンの一角を担うことになりそうだ。

     なお、デュークがレッズに在籍するのは今回が初めてではなく、2013年にもレッズでのプレイ経験がある。この年はナショナルズで12試合に登板して防御率8.71に終わり、6月に解雇されたものの、レッズではAAA級の26試合で防御率1.30と好投したあと、メジャーへ昇格して14試合で防御率0.84をマーク。これが翌年以降の活躍につながった。今回も当時のような安定したピッチングを期待したいところだ。

  • ブレーブス&カージナルスがキンブレル獲得に動く可能性

    2019.2.2 12:35 Saturday

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、ブレーブスはフリーエージェント市場に残る大物クローザーであるクレイグ・キンブレルの獲得に動く可能性があり、他にはフィリーズ、ナショナルズ、レッドソックス、ツインズ、そして「ミステリー・チーム」にも獲得の可能性があるという。現役最多の通算333セーブをマークしながらもまだ行き先が決まらない右腕は、最終的にどのくらいの規模でどのチームと契約を結ぶのだろうか。

     現在30歳のキンブレルは、昨季レッドソックスのクローザーとして42セーブ、防御率2.74をマーク。通算防御率1.91という数字が示しているように、間違いなく現役最高クラスのクローザーであり、キンブレルも自身の価値に自信を持っていたのか、オフシーズン当初は総額1億ドル規模の5~6年契約を希望していた。

     ところが、フリーエージェント市場の動きが鈍いこともあってクローザーに大金を投じるチームは現れず、ブライス・ハーパーやマニー・マチャドといった大物選手とともに売れ残っている状態。キンブレルは自身の希望条件を引き下げざるを得ず、そうなれば新たに獲得に名乗りを上げるチームも現れるに違いない。

     その1つとなる可能性があるのがカージナルスだ。今オフ、カージナルスはアンドリュー・ミラーを獲得してブルペンを強化したが、依然として重要な役割のいくつかをジョーダン・ヒックス、ダコタ・ハドソンといった2年目の若手投手に任せざるを得ない状況。MLB公式サイトでカージナルスの番記者を務めるジェニファー・ランゴッシュは「価格が十分に下がれば、カージナルスが獲得に動かない理由はない。ペイロールには余裕があり、クローザーを必要としているのだから」と伝えている。

     一方、レッドソックスはデーブ・ドンブロウスキー野球部門社長がクローザーに大金を投じる意向がないことを明言しており、こちらも価格次第といったところ。キンブレルの古巣であるブレーブスは、同地区の他球団が積極的に補強を進めるなか、さらなるチーム強化を目指していると見られており、キンブレルの古巣復帰が実現する可能性もゼロではなさそうだ。

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