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  • フィリーズ・プライス投手コーチがフルタイムのコーチ業から引退

    2020.10.19 09:15 Monday

     フィリーズは2年連続で新たな投手コーチを探さねばならなくなった。昨年10月にジョー・ジラルディが新監督に就任した際、投手コーチとしてチームに加わったブライアン・プライスが1年限りでその座を退くことになったのだ。フィリーズは日本時間10月19日、プライスがフルタイムのコーチ業からの引退を決めたことを発表した。

     先日辞任したマット・クレンタックに代わって暫定GMを務めているネッド・ライスは、プライスについて「ブライアンは今季、我々の投手陣に信頼できる声を提供し、大きな影響を与えてくれた」とコメント。「我々は引退するブライアンの幸せを心から願い、今季の彼の貢献に感謝している」とプライスの働きをねぎらった。

     現在58歳のプライスは、1980年ドラフトでツインズから21巡目、1983年ドラフトでオリオールズから7巡目指名を受けたが、いずれも契約書にサインせず、1984年ドラフトでエンゼルスから8巡目指名を受けてプロ入り。しかし、エンゼルスではAA級までしか到達できず、1986年オフに解雇され、1988年からマリナーズのマイナーでプレーしてAAA級には到達したものの、メジャーの舞台でプレーすることなく1989年シーズンを最後に選手としてのキャリアを終えた。

     指導者としては、2000年から2005年までマリナーズの投手コーチ、2006年から2009年までダイヤモンドバックスの投手コーチを務め、2001年に「USAトゥデイ」による年間最優秀投手コーチ、2007年には「ベースボール・アメリカ」による年間最優秀メジャーリーグコーチに選出。その手腕を買われて2010年からレッズに加わり、2013年まで投手コーチ、2014年から2018年途中まで監督を務めた。監督としての通算成績は279勝387敗(勝率.419)となっている。

  • アンダーソン&メイ シリーズ第7戦で新人が投げ合うのは史上初

    2020.10.19 08:45 Monday

     レイズと対戦するワールドシリーズへの進出をかけたリーグ優勝決定シリーズ第7戦にブレーブスはイアン・アンダーソン、ドジャースはダスティン・メイが先発する。「エリアス・スポーツ・ビューロー」社によると、「勝てばシリーズ突破、負ければ敗退」というポストシーズンのシリーズ最終戦で両軍の先発を新人投手が務めるのは史上初めてのことだという。

     リーグ優勝決定シリーズが最大5試合制から最大7試合制へ変更された1985年以降、リーグ優勝決定シリーズ第7戦に先発した新人投手はわずか2人しかおらず、アンダーソンとメイは史上3人目・4人目となる。1人目は2007年レッドソックスの松坂大輔、2人目は2018年ドジャースのウォーカー・ビューラーだ。

     一方、ワールドシリーズでは過去に8人の新人投手が第7戦(もしくは第8戦)の先発を任されている。1909年パイレーツのベーブ・アダムスから始まり、1912年レッドソックスのヒュー・ベディエント、1947年ヤンキースのスペック・シェイ、1952年ドジャースのジョー・ブラック、1964年ヤンキースのメル・ストットルマイヤー、1987年カージナルスのジョー・マグレーン、1997年インディアンスのジャレット・ライト、2002年エンゼルスのジョン・ラッキーという顔ぶれだ。

     リーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズを合計しても過去に10人しか例がなく、1940年代以降を見ると平均して10年に1度のペース。シリーズの大一番に新人投手が先発するのはかなり珍しいと言えるが、今回は両軍とも新人投手が先発という異例のケースとなった。

     なお、ドジャースのメイはオープナーとしての起用が予想されているが、そのあとに長いイニングを投げると見られているトニー・ゴンソリンも新人だ。新人同士の投げ合いを制し、レイズとのワールドシリーズに進出するのはいったいどちらのチームだろうか。

  • ALCSのMVPはレイズの新人・アロサレーナ 7試合で4本塁打

    2020.10.18 13:07 Sunday

     アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第7戦はレイズがアストロズを4対2で破り、対戦成績を4勝3敗として2008年以来12年ぶり球団史上2度目のワールドシリーズ進出を決めた。シリーズのMVPにはレイズの新人ランディ・アロサレーナが選出。アロサレーナはシリーズを通して得点力不足が目立ったレイズ打線において、第7戦の先制アーチを含む4本塁打を放ち、一人気を吐いた。

     今季のアロサレーナは8月末にメジャーへ昇格し、23試合に出場して打率.281(64打数18安打)、7本塁打、11打点、OPS1.022の好成績をマーク。その活躍を評価され、3番打者としてポストシーズンを迎えた。

     ブルージェイズとのワイルドカード・シリーズでは第2戦で二塁打2本を含む3安打を放ち、ヤンキースとの地区シリーズでは初戦から3試合連続アーチ。第4戦と第5戦は合計7打数ノーヒットに終わったが、地区シリーズまでの7試合で打率.444(27打数12安打)、3本塁打、4打点、OPS1.426の好成績を残し、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズを迎えた。

     リーグ優勝決定シリーズでは初戦の4回裏にフランベル・バルデスから1号同点ソロを放つと、第2戦は2安打、第3戦は3安打を放つ活躍でチームの3連勝に貢献。レイズは第4戦から3連敗を喫したが、第4戦は4回表にザック・グレインキーから2号同点2ラン、第5戦は5回表にエノーリ・パレイデスから3号ソロを放ち、打線全体が低調ななかで孤軍奮闘した。

     そして第7戦では1回裏にランス・マカラーズJr.から4号先制2ラン。シリーズ全体で打率.321(28打数9安打)、4本塁打、6打点、OPS1.152の好成績をマークし、文句なしのMVPに輝いた(新人野手の受賞は史上初)。単年のポストシーズンで7本塁打はすでに新人記録を更新。自身初のワールドシリーズの舞台でどんな活躍を見せてくれるか注目したい。

  • 投打の主力の活躍でレイズが第7戦を制す 12年ぶりのリーグ優勝!

    2020.10.18 12:52 Sunday

    【アストロズ2-4レイズ】@ペトコ・パーク

     レイズが3連勝したあとにアストロズが3連勝し、第7戦までもつれたアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ。勝てばワールドシリーズ進出、負ければシーズン終了という運命の第7戦は、チャーリー・モートン、ランディ・アロサレーナという投打の主力選手がしっかり役割を果たしたレイズが4対2で勝利。2008年以来12年ぶり2度目となるリーグ優勝を成し遂げた。

     アストロズに逆王手をかけられたレイズは、2017年リーグ優勝決定シリーズ第7戦、2017年ワールドシリーズ第7戦、2019年ワイルドカード・ゲームと「勝てばステージ突破、負ければ敗退」という試合で歴代最多の3勝をマークしているモートンに先発のマウンドを託した。モートンは大一番での勝負強さを遺憾なく発揮し、1回表二死から6回表一死まで打者14人連続凡退の快投を披露。6回表二死一・三塁の場面で2番手のニック・アンダーソンにマウンドを譲ったが、期待に応える素晴らしいピッチングを見せた。

     モートンが快投を続けるなか、レイズはアストロズ先発のランス・マカラーズJr.に対し、1回裏一死一塁からアロサレーナの4号2ランで先制。アロサレーナはこの一発が今回のポストシーズンで7本目のアーチとなり、新人記録を更新した。2回裏にはマイク・ズニーノが左中間スタンドへ2号ソロを叩き込んで3点目。序盤からモートンを援護し、試合を優位に進めていった。

     6回表二死一・三塁で登板したアンダーソンがマイケル・ブラントリーをセカンドゴロに打ち取ってピンチを切り抜けると、レイズは6回裏にアストロズ3番手のホゼ・ウルキディから無死一・二塁のチャンス。ここでジョーイ・ウェンドルがライトへのライナーを放って一死一・三塁となり、次打者ズニーノがセンターへの大飛球を打ち上げて犠飛で貴重な追加点を奪った。

     アンダーソンは7回表に一死一・三塁のピンチを招いたものの、ユリ・グリエルをショートへの併殺打に打ち取って無失点。8回表にアンダーソンが再びピンチを招き、二死満塁から3番手のピート・フェアバンクスがカルロス・コレアにタイムリーを浴びて2点を返されたが、それ以上の得点は許さず、4対2で逃げ切った。

     勝利投手は大一番で見事なピッチングを見せたモートン(2勝0敗)、敗戦投手はマカラーズJr.(0勝2敗)で、フェアバンクスが1セーブ目を記録。なお、3試合連続でベンチスタートとなったレイズの筒香嘉智は最後まで出場機会がなく、2試合に出場して5打数2安打(打率.400)という成績でリーグ優勝決定シリーズの戦いを終えた。

  • アロサレーナの一発でレイズが先制 7本塁打はPS新人新記録!

    2020.10.18 10:00 Sunday

     アストロズとレイズによるアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、勝てばワールドシリーズ進出、負ければ敗退という運命の第7戦を迎えた。試合はアストロズがランス・マカラーズJr.、レイズがチャーリー・モートンの先発でスタートし、モートンが1回表を無失点に抑えると、1回裏にレイズが2点を先制。重要な先制点を叩き出したのは、またしても新星ランディ・アロサレーナのバットだった。

     レイズは1回裏先頭のマニュエル・マーゴが死球で出塁。続くブランドン・ラウは空振り三振に倒れたものの、アロサレーナが真ん中低めの速球を振り抜くと、打球はフェンスを越えてセンター右への4号先制2ランとなった。

     アロサレーナはヤンキースとの地区シリーズでも3本塁打を放っており、今日の一発が今回のポストシーズンで7本目のアーチ。2008年のエバン・ロンゴリア(当時レイズ・現ジャイアンツ)の6本塁打を上回り、ポストシーズンの新人新記録を樹立した。

     また、レイズのポストシーズン記録は前出のロンゴリアと同年のB・J・アップトンによる6本塁打であり、メジャー全体の新人記録を塗り替えると同時に球団記録も更新している。

     なお、メジャー全体のポストシーズン記録は、2002年のバリー・ボンズ(当時ジャイアンツ)、2004年のカルロス・ベルトラン(当時アストロズ)、2011年のネルソン・クルーズ(当時レンジャーズ・現ツインズ)がマークした8本塁打。彗星の如く現れた驚異の新人がこの記録も塗り替えることになるかもしれない。

  • ドジャースが接戦制して逆王手 リーグ優勝の行方は第7戦へ

    2020.10.18 08:58 Sunday

    【ブレーブス1-3ドジャース】@グローブライフ・フィールド

     ブレーブスとドジャースによるナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第6戦は、前日の第5戦の3回裏に飛び出したムーキー・ベッツの好プレーで流れを引き寄せたドジャースが第6戦でもその勢いを維持し、接戦を制して3対1で勝利。対戦成績を3勝3敗として2年ぶりのワールドシリーズ進出に逆王手をかけた。リーグ優勝決定シリーズが両リーグとも第7戦までもつれるのは2003年、2004年に続いて史上3度目である。

     ブレーブスがマックス・フリード、ドジャースがウォーカー・ビューラーという第1戦と同じマッチアップとなった一戦は、初回にドジャースがコリー・シーガーの5号ソロ、ジャスティン・ターナーの1号ソロ、コディ・ベリンジャーのタイムリーで3点を先制。ビューラーは直後の2回表に無死満塁のピンチを招いたが、後続3人を打ち取って無失点で切り抜けた。

     ブレーブスは4回表に一死一・二塁のチャンスを作ったが、ビューラーの前に後続が倒れて無得点。一方のドジャースも4回裏に一死一・二塁の好機を迎えたものの、初回に二者連続アーチを放ったシーガーとターナーが凡退し、追加点を奪えなかった。

     続く5回表、ブレーブスは二死一塁からマーセル・オズーナがライトへの大飛球を放ったが、右翼ベッツがフェンス際でジャンピングキャッチ。抜ければ間違いなく1点が入っていたという打球を好捕し、連日の好プレーで試合の流れをブレーブスに渡さなかった。

     7回表、ドジャースは好投したビューラーに代えて2番手のブレイク・トライネンを投入したものの、ブレーブスは先頭のニック・マーケイキスがライトへの三塁打を放ち、無死三塁のチャンス。一死後、ロナルド・アクーニャJr.にタイムリー二塁打が飛び出したが、トライネンはフレディー・フリーマンとオズーナを力でねじ伏せ、ブレーブスの反撃を1点にとどめた。

     ドジャースはその後、8回表を3番手のペドロ・バイエズ、9回表を4番手のケンリー・ジャンセンが三者凡退に抑え、3対1で逃げ切り。リーグ優勝の行方は明日の第7戦に持ち込まれた。勝利投手は6回7安打無失点のビューラー(1勝0敗)、敗戦投手は7回途中8安打3失点のフリード(0勝1敗)。最後を締めくくったジャンセンに1セーブ目が記録された。

  • ベッツが吠えた!試合の流れを渡さない連日の好プレー

    2020.10.18 07:55 Sunday

     負ければシーズン終了のドジャースをまたしてもムーキー・ベッツが救った。前日のリーグ優勝決定シリーズ第5戦で試合の流れを変える好プレーを見せたベッツは、第6戦の5回表にもブレーブスのマーセル・オズーナが放った大飛球をフェンス際でジャンプ一番、見事にキャッチ。試合の流れをブレーブスに渡さなかった。

     5回表のブレーブスは、二死からフレディー・フリーマンがヒットで出塁。続くオズーナが甘く入ったナックルカーブを捉えると、打球はライト後方への大飛球となった。抜ければタイムリー二塁打となることは確実な打球だったが、ベッツが素早くフェンス際まで駆け寄り、見事にジャンピングキャッチ。ベッツは捕球後、雄叫びを上げて全身で喜びを表現した。

     「Statcast」のデータによると、オズーナの打球はメジャー30球場のうち12球場ではフェンスを越えて本塁打になっていたという。レンジャーズの新球場グローブライフ・フィールドの広さに救われた面があるのは否めないが、それでもキャッチするのは難しい打球。昨季まで4年連続でゴールドグラブ賞に輝いている名手ベッツが、またしても守備で試合の流れを変えた。

     試合はドジャース先発のウォーカー・ビューラーが6回まで被安打7、奪三振6、無四球、無失点の好投を見せ、6回終了時点でドジャースが3点をリード。7回表のマウンドには2番手のブレイク・トライネンが上がっている。

  • ドジャースの勢い止まらず 初回にシーガー弾などで3点を先制

    2020.10.18 06:30 Sunday

     ブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦の3回裏にムーキー・ベッツの好プレーで流れを引き寄せたドジャースの勢いが第6戦でも止まらない。第6戦の1回裏、ドジャースはコリー・シーガーとジャスティン・ターナーに二者連続アーチが飛び出すなど、ブレーブス先発のマックス・フリードから3点を先制。前日からの勢いを生かし、試合を優位に進めている。

     ブレーブスが3勝、ドジャースが2勝で迎えた第6戦はフリードとウォーカー・ビューラーの先発でスタート。ドジャースは1回表をビューラーが三者凡退に抑えると、1回裏一死からシーガーが5号ソロ、ターナーが1号ソロを放って2点を先制。さらにマックス・マンシーの四球とウィル・スミスのヒットで一死一・三塁のチャンスを作り、コディ・ベリンジャーのタイムリーで3点目を奪った。

     ビューラーは2回表にトラビス・ダーノウからの3連打で無死満塁のピンチを招いたが、オースティン・ライリーを空振り三振、ニック・マーケイキスを見逃し三振、クリスチャン・パチェをショートゴロに抑えてピンチを脱出。試合は2回終了時点でドジャースが3点をリードしている。

     なお、リーグ優勝決定シリーズが両リーグとも第7戦までもつれたのは過去に2003年と2004年の2度だけ。ドジャースはこのままリードを保ち、明日の第7戦を迎えることができるだろうか。

  • ドジャースがWS進出の望みつなぐ逆転勝利 スミスが決勝アーチ

    2020.10.17 13:54 Saturday

    【ドジャース7-3ブレーブス】@グローブライフ・フィールド

     1勝3敗と後がない状況に追い込まれたドジャースは、ブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦、1点ビハインドの6回表にウィル・スミスがブレーブス4番手のウィル・スミスから1号3ランを放ち、逆転に成功。7回表にもコリー・シーガーの4号2ランなどで3点を追加し、7対3で快勝してワールドシリーズ進出へ望みをつないだ。試合の流れを変えたのは今季から加入したムーキー・ベッツの好プレーだった。

     ドジャースがダスティン・メイ、ブレーブスがA・J・ミンターの先発で始まった一戦は、オープナーとしてプロ初先発のマウンドに立ったミンターに対してドジャース打線が大苦戦。3イニングでヒットを1本しか打てず、7つの三振を喫した。ブレーブスは1回裏にトラビス・ダーノウの犠飛で先制し、2回裏にはクリスチャン・パチェのタイムリーで2点目。試合は完全にブレーブスのペースとなり、このまま一気に21年ぶりのリーグ優勝を決めるかと思われた。

     ところが3回裏に試合の流れを大きく変えるプレーが待っていた。ブレーブスは一死二・三塁のチャンスを迎え、ダンズビー・スワンソンの打球はライト前に落ちそうなヒット性の当たりに。しかし、右翼ベッツがこれを好捕。三塁走者のマーセル・オズーナがタッチアップして生還したものの、明らかにオズーナの離塁が早く、チャレンジの末、オズーナがアウトとなってダブルプレーが成立。直後の4回表にシーガーの3号ソロが飛び出し、試合の行方はわからなくなった。

     そして6回表、ブレーブスは二死二塁の場面で左打者のマックス・マンシーに対して左腕スミスを投入したが、スミスがマンシーを歩かせて二死一・二塁。ここでドジャースの5番打者スミスが打席に入り、ポストシーズン史上初の「同姓同名対決」が実現した。スミスはフルカウントからの6球目、内角低めへの速球を捉えて左中間への1号逆転3ラン。「同姓同名対決」を制し、ひと振りで試合をひっくり返した。

     7回表には二死からクリス・テイラーが二塁打を放ってチャンスを作り、ベッツのタイムリーで5点目。次打者シーガーが初球を捉え、右中間スタンドへダメ押しの4号2ランを叩き込んだ。その後、リリーフ陣がブレーブスの反撃を1点に抑えて7対3で試合終了。鮮やかな逆転勝利でブレーブスのリーグ優勝を阻止し、シリーズの行方は第6戦以降に持ち込まれた。

     勝利投手は2イニングをパーフェクトに抑える好リリーフを見せたドジャース3番手のブレイク・トライネン(1勝1敗)。「同姓同名対決」に敗れて逆転アーチを浴びたスミスが敗戦投手(1勝1敗)となった。

  • ウィル・スミスからウィル・スミスがホームラン!ドジャース逆転!

    2020.10.17 12:40 Saturday

     ドジャースとブレーブスによるナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦でポストシーズン史上初となる「同姓同名対決」が実現した。ブレーブスのブライアン・スニッカー監督は6回表二死二塁の場面で4番手として左腕ウィル・スミスを投入。スミスがマックス・マンシーを歩かせて二死一・二塁となり、ドジャースの5番打者ウィル・スミスが打席に入った。

     メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスによると、ポストシーズンで同姓同名の選手が対戦するのは史上初めて。ただし、レギュラーシーズンではすでに「ウィル・スミス対決」が実現しており、2019年9月6日の試合で投手のスミスが打者のスミスを空振り三振に仕留めている(投手のスミスは当時ジャイアンツに在籍)。

     通算2度目の対決となった今回は、投手のスミスがカーブと速球で簡単に打者のスミスを追い込んだものの、そこから3球連続ボールでフルカウント。そして6球目、内角低めへの速球を打者のスミスが見事に捉え、左中間スタンドへ逆転の1号3ランを叩き込んだ。

     試合は6回表を終了して4対2とドジャースが2点をリード。ブレーブスが勝利すれば1999年以来21年ぶりのリーグ優勝が決定するが、ドジャースがリードを守れるか注目だ。

  • オープナーのミンターが快投 ブレーブス21年ぶりリーグ優勝なるか

    2020.10.17 12:15 Saturday

     勝てば1999年以来21年ぶりのリーグ優勝が決定するブレーブスは、リーグ優勝決定シリーズ第5戦の先発を任されたA・J・ミンターが見事なピッチングを見せた。オープナーとして先発のマウンドに立ったミンターは、3回42球を投げて被安打1、奪三振7、無四球、無失点の快投。ポストシーズンにおける3イニング以下の登板での最多奪三振記録を更新した。

     マイナーでも先発の経験がなく、プロ入り後初めて先発のマウンドに立ったミンターは、1回表先頭の1番ムーキー・ベッツをライトフライ、2番コリー・シーガーを空振り三振に抑えたあと、3番ジャスティン・ターナーにレフトへの二塁打を浴びたものの、4番マックス・マンシーを空振り三振に仕留めて無失点。1回裏にチームがトラビス・ダーノウの犠飛で1点を先制すると、2回表は5番ウィル・スミスをショートゴロに打ち取ったあと、6番コディ・ベリンジャーと7番AJ・ポロックから二者連続で空振り三振を奪い、三者凡退に抑えた。

     2回裏にチームがクリスチャン・パチェのタイムリーでリードを2点に広げると、ミンターは3回表も続投し、8番ジョク・ピーダーソン、9番クリス・テイラー、1番ベッツをいずれも見逃し三振に仕留めて前の回から五者連続三振。3回1安打無失点という見事なピッチングで自身の役割を果たした。

     なお、ブレーブスは3回裏一死二・三塁からダンズビー・スワンソンがライト前へヒット性の打球を放ったものの、右翼ベッツがこれを好捕。三塁走者のマーセル・オズーナがタッチアップして生還したが、オズーナの離塁がベッツの捕球よりも早く、チャレンジの末に判定が覆ってダブルプレーとなった。

     このプレーで試合の流れが変わり、ドジャースは4回表先頭のシーガーがブレーブス2番手のタイラー・マツェックから3号ソロ。ドジャースが1点差に詰め寄り、試合は2対1とブレーブスが1点をリードして前半の5イニングを終えている。

  • アストロズの勢い止まらず3連勝 筒香は代打でヒットを放つ

    2020.10.17 11:08 Saturday

    【アストロズ7-4レイズ】@ペトコ・パーク

     アメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、初戦から3連敗したあとに2連勝したアストロズの勢いが第6戦でも止まらず、1点ビハインドの5回表に集中打で4点を奪って逆転に成功。その後も小刻みに追加点を奪い、7対4で勝利した。4勝先取のシリーズで3連敗後に3連勝したのは史上2度目。明日の第7戦に勝利したチームがリーグ王者となる。

     フランベル・バルデス(アストロズ)とブレイク・スネル(レイズ)の両左腕の先発で始まった一戦は、スネルが2回表二死一・二塁のピンチを切り抜けると、2回裏二死一塁からウィリー・アダメスのタイムリー二塁打でレイズが先制。しかし、勢いに乗るアストロズの打線は5回表にレイズ投手陣に襲いかかった。

     アストロズは5回表先頭のユリ・グリエルが四球で出塁すると、アレドミス・ディアスがヒットでつないで無死一・二塁のチャンス。ここでレイズのケビン・キャッシュ監督はスネルを諦め、チームのベストリリーバーであるディエゴ・カスティーヨを投入したが、これが裏目に出た。

     マーティン・マルドナードが送りバントを決めて一死二・三塁となり、ジョージ・スプリンガーが前進守備の内野を破る逆転の2点タイムリー。ホゼ・アルトゥーベもタイムリー二塁打で続き、捕逸とマイケル・ブラントリーの四球で一死一・三塁となったあと、カルロス・コレアにもタイムリーが飛び出して4点目を奪った。

     6回表にはカイル・タッカーがレイズ3番手のシェーン・マクラナハンから1号ソロを放って5点目。7回表にブラントリーのタイムリーとタッカーの犠飛で2点を追加したあと、マニュエル・マーゴの2打席連続アーチで3点を返されたものの、7対4で勝利した。

     勝利投手は6回3安打1失点の好投を見せたバルデス(1勝1敗)、敗戦投手は5回途中3安打2失点のスネル(1勝1敗)で、アストロズ5番手のライアン・プレスリーが2セーブ目を記録。4勝先取のシリーズで3連敗後に3連勝したのは2004年リーグ優勝決定シリーズのレッドソックス(対ヤンキース)以来史上2度目であり、このときのレッドソックスは第7戦に勝利してリーグ優勝し、ワールドシリーズでは4連勝して86年ぶりの世界一に輝いている。

     なお、レイズの筒香嘉智はアストロズ先発が左腕バルデスだったためベンチスタートとなり、3点ビハインドの9回裏一死走者なしの場面で代打で登場。シフトの間を破ってライト前ヒットを放ったが、チームの勝利にはつながらなかった。

  • アストロズが5回表に集中打で逆転 3連敗から3連勝なら史上2度目

    2020.10.17 09:20 Saturday

     アストロズとレイズによるアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第6戦は、フランベル・バルデス(アストロズ)とブレイク・スネル(レイズ)の両左腕の先発でスタート。レイズの筒香嘉智は第5戦に続いてスタメンを外れた。12年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけているレイズは、2回裏二死一塁からウィリー・アダメスのタイムリー二塁打で1点を先制。しかし、アストロズが5回表に集中打で4点を奪い、逆転に成功した。

     レイズ先発のスネルに4回まで無得点に抑えられていたアストロズ打線だったが、5回表先頭のユリ・グリエルが四球を選んで出塁すると、続くアレドミス・ディアスのレフト前ヒットで無死一・二塁のチャンス。ここでレイズのケビン・キャッシュ監督はスネルに代えてチームのベストリリーバーであるディエゴ・カスティーヨを投入した。

     アストロズは9番マーティン・マルドナードが送りバントを決め、一死二・三塁で打順は上位へ。ジョージ・スプリンガーが外角のシンカーを弾き返して前進守備を破る逆転の2点タイムリーを放つと、ホゼ・アルトゥーベのタイムリー二塁打で3点目。捕逸とマイケル・ブラントリーの四球で一死一・三塁となり、カルロス・コレアにもタイムリーが飛び出して4点目を奪った。

     4勝先取のシリーズで一方のチームが初戦から3連勝したのは今回のア・リーグのリーグ優勝決定シリーズが39度目だが、過去38度のうち第7戦までもつれたシリーズは1度だけ。その1度というのは、レッドソックスがヤンキースを相手に3連敗からの4連勝を成し遂げた2004年のア・リーグのリーグ優勝決定シリーズだ。レギュラーシーズン勝率5割未満でポストシーズンに進出したアストロズが史上2度目の奇跡を起こすことになるかもしれない。

  • 王手かけたブレーブス 第5戦の先発はプロ初先発の左腕ミンター

    2020.10.17 07:00 Saturday

     ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦を制し、1999年以来21年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけたブレーブス。第5戦はエースのマックス・フリードを中3日で先発させるのではなく、ブルペン・ゲームで臨むことになった。先発を任されるのは元クローザーの左腕A・J・ミンター。先発のマウンドに立つのはテキサスA&M大時代の2015年以来である。

     「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲールによると、ポストシーズンでメジャー初先発を果たすのはミンターが初めて。ミンターはマイナーで通算77試合、メジャーで通算139試合に登板しているが、先発の経験は1度もない。2018年にはセットアッパー兼クローザーとして活躍し、12ホールドと15セーブをマークしたこともある。

     ミンターは初回にドジャースの上位打線、1番ムーキー・ベッツ、2番コリー・シーガー、3番ジャスティン・ターナーと対戦することになる。ベッツは今季左腕に対して打率.200(55打数11安打)、0本塁打、OPS.531と苦戦し、ポストシーズンでも打率.200(10打数2安打)、0本塁打、OPS.733と今一つ。まずはベッツをしっかり打ち取りたいところだ。

     左打者のシーガーは今季左腕に対して打率.275(69打数19安打)、4本塁打、OPS.827をマークし、それほど左腕を苦にしているわけではない。ポストシーズンでは打率.357(14打数5安打)、2本塁打、OPS1.197と左腕を攻略。2本塁打のうち1本はリーグ優勝決定シリーズ第2戦の7回裏にミンターから打ったものだ。

     ターナーは今季左腕に対して打率.234(47打数11安打)、2本塁打、OPS.745と低調な成績に終わったが、ポストシーズンでは打率.357(14打数5安打)、0本塁打、OPS.902の好成績をマーク。右腕からは打率.100(20打数2安打)しか打てていないため、左腕に対する強さが際立っている。

     ブレーブスのブルペンのうち、第5戦で登板不可と見られているのは、第3戦で60球以上を投げたウアスカル・イノアとグラント・デイトンの2人だけ。主力リリーバー全員が登板できる状態であり、ミンターが彼らに良い形でバトンを渡せるか注目だ。

  • ブレーブスがカーショウ攻略!21年ぶりのリーグ優勝に王手!

    2020.10.16 12:52 Friday

    【ドジャース2-10ブレーブス】@グローブライフ・フィールド

     ドジャースとブレーブスによるナショナル・リーグのリーグ優勝決定シリーズは、ドジャースが1勝、ブレーブスが2勝で第4戦を迎えた。前日の第3戦で大敗を喫したブレーブスは、ポストシーズン初登板の新人ブライス・ウィルソンが先発ということもあって苦戦が予想されていたが、ウィルソンは6回1安打1失点の快投。打線もドジャース先発のクレイトン・カーショウを攻略し、10対2で快勝して1999年以来21年ぶりとなるリーグ優勝に王手をかけた。

     ブレーブスは第2戦のイアン・アンダーソン、第3戦のカイル・ライトに続いて3試合連続で新人投手が先発。これはポストシーズン史上初めてのことだった。ウィルソンは3回表先頭のエドウィン・リオスに2号ソロを浴びてドジャースに先制を許したが、5回表に三者連続三振。6回74球を投げてマウンドを降りるまで、打たれたヒットはわずか1本だけだった。

     ブレーブス打線は毎回のように走者を出しながらも拙攻が続いていたが、4回裏一死からマーセル・オズーナが左中間への1号ソロを放って同点。6回裏には無死二塁からフレディ・フリーマンとオズーナに二者連続のタイムリー二塁打が飛び出し、2点を勝ち越してカーショウをノックアウトした。

     カーショウ降板後もブレーブス打線の勢いは止まらず、2番手のブルスダル・グラテロルから一死一・三塁とチャンスを広げ、ダンズビー・スワンソンの2点タイムリー二塁打とオースティン・ライリーのタイムリーで3点を追加。さらに3番手のビクトル・ゴンザレスからクリスチャン・パチェもタイムリーを放ち、一挙6得点のビッグイニングとなった。

     ドジャースは7回表にブレーブス2番手のウィル・スミスから一死満塁のチャンスを作ったが、リオスの犠飛による1点どまり。逆にブレーブスは8回表先頭のオズーナがドジャース4番手のディラン・フローロから2号ソロを放ち、再び6点をリードした。

     ブレーブスは8回表を4番手のタイラー・マツェックが無失点に抑えると、8回裏にフリーマンとオズーナのタイムリーで2点を追加。9回表を5番手のシェーン・グリーンが無失点に抑えて10対2で快勝し、対戦成績を3勝1敗として21年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。勝利投手は好投したウィルソン(1勝0敗)。カーショウは6回途中7安打4失点で敗戦投手(0勝1敗)となった。

  • コレアがひと振りで決めた!アストロズ劇的サヨナラで2連勝!

    2020.10.16 09:52 Friday

    【レイズ3-4xアストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズの3連勝のあと、アストロズが意地の1勝をマークして迎えたアメリカン・リーグのリーグ優勝決定シリーズ第5戦は、3対3の同点で迎えた9回裏にカルロス・コレアの2号ソロが飛び出し、アストロズが劇的なサヨナラ勝ち。対戦成績を2勝3敗とし、シリーズの決着は第6戦以降に持ち込まれた。

     レイズがジョン・カーティス、アストロズがルイス・ガルシアという新人右腕同士の投げ合いでスタートした一戦は、1回裏にジョージ・スプリンガーがカーティスの初球を捉えて2号先頭打者アーチを放ち、アストロズが先制。レイズは2回表二死満塁のチャンスで無得点に終わったが、不振を極めていたブランドン・ラウが3回表にアストロズ2番手のブレイク・テイラーから1号ソロを放ち、同点に追い付いた。

     直後の3回裏、アストロズはレイズ2番手のジョシュ・フレミングから一死二・三塁のチャンスを迎え、マイケル・ブラントリーがライトへのタイムリーを放って2点を勝ち越し。3回表二死から登板したアストロズ3番手のエノーリ・パレイデスは4回表一死一・二塁のピンチを連続三振で切り抜けたが、5回表一死からランディ・アロサレーナに3号ソロを被弾し、1点差に詰め寄られた。

     その後、アストロズは必至の継投で1点のリードを守っていたが、レイズは8回表先頭の崔志萬(チェ・ジマン)がアストロズ6番手のジョシュ・ジェームスから1号同点ソロ。5番打者のひと振りで試合を振り出しに戻した。

     そして迎えた9回裏、レイズは8回裏から登板していた4番手のニック・アンダーソンが続投。アストロズは先頭のアレックス・ブレグマンがセカンドフライに倒れたあと、コレアが外角高めの速球を捉え、センターへ試合を決める一発を叩き込んだ。勝利投手はアストロズ7番手のライアン・プレスリー(1勝0敗)、敗戦投手はアンダーソン(0勝1敗)。なお、レイズの筒香嘉智に出場機会はなかった。

  • 「Sporting News」の各賞発表 MVPはWソックス・アブレイユ

    2020.10.16 06:30 Friday

     日本時間10月16日、「Sporting News」による各賞の受賞者が発表された。「Sporting News」は1936年から選手・監督・球団首脳への調査をもとに各賞の受賞者を決定しており、今季も9月中に調査を実施。年間最優秀選手は両リーグから1人、新人王、カムバック賞、最優秀監督はいずれも各リーグから1人が選出され、両リーグ最多の60打点を叩き出したホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)が年間最優秀選手に輝いた。

     アブレイユは76安打、60打点、長打率.617、148塁打の各部門でリーグ1位の数字をマークしたほか、リーグ2位の19本塁打を放ち、調査対象となった180人の選手から47票を集めた。アブレイユを含む15人の選手が得票し、25票のシェーン・ビーバー(インディアンス)が2位、20票のフレディ・フリーマン(ブレーブス)が3位にランクイン。ホワイトソックスの選手が年間最優秀選手に選ばれるのは1959年のアーリー・ウィン、1993年のフランク・トーマスに次いで3人目となる。

     アメリカン・リーグは、新人王にカイル・ルイス(マリナーズ)、カムバック賞にカルロス・カラスコ(インディアンス)、最優秀監督にケビン・キャッシュ(レイズ)が選出。一方のナショナル・リーグは、新人王にジェイク・クロネンワース(パドレス)、カムバック賞にダニエル・バード(ロッキーズ)、最優秀監督にドン・マティングリー(マーリンズ)が選ばれた。

     また、各球団のフロントオフィスのリーダーへの調査をもとに決定される年間最優秀エグゼクティブにはホワイトソックスのリック・ハーンGMが選出。アブレイユとの再契約、ダラス・カイケルとヤスマニ・グランダルの獲得、ルイス・ロバートとニック・マドリガルの昇格などでチームを強化し、2008年以来12年ぶりのポストシーズン進出を達成したことが高く評価された。

  • 選手間投票各賞のファイナリスト発表 ダルビッシュの名前も

    2020.10.15 15:30 Thursday

     メジャーリーグ選手会は日本時間10月15日、選手間投票によって受賞者が決定される各賞のファイナリストを発表した。「The Players Choice Awards」と総称される各賞は同業者の投票で選ばれるため、選手たちから高い評価を受けている。ナショナル・リーグの最優秀投手部門のファイナリストにはトレバー・バウアー(レッズ)、ジェイコブ・デグロム(メッツ)とともにダルビッシュ有(カブス)が名を連ねた。

     「The Players Choice Awards」は両リーグから1人だけが選出される「年間最優秀選手」と「マービン・ミラー賞」、各リーグから1人ずつが選出される「最優秀選手」「最優秀投手」「最優秀新人」「カムバック賞」の合計6部門からなっている。

     「マービン・ミラー賞」はメジャーリーグ選手会の初代専務理事として選手の地位向上に尽力したマービン・ミラーの功績を称えて設立された賞であり、「フィールド上と地域社会でのリーダーシップに基づいて最も尊敬される選手」が選出される。昨季限りで引退したカーティス・グランダーソンが4度(2009年・2016年・2018年・2019年)受賞しており、近年の受賞者にはマリアーノ・リベラ(2013年)、クレイトン・カーショウ(2014年)、アダム・ジョーンズ(2015年)、アンソニー・リゾー(2017年)がいる。

     各賞のファイナリスト(3名ずつ)は以下の通り。なお、投票は9月中旬に終了しており、受賞者は日本時間10月23日に発表される予定だ。

    年間最優秀選手

    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    フレディ・フリーマン(ブレーブス)

    マービン・ミラー賞

    ネルソン・クルーズ(ツインズ)
    ジェイソン・ヘイワード(カブス)
    アダム・ウェインライト(カージナルス)

    最優秀選手

    ◆アメリカン・リーグ
    ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)
    DJ・レメイヒュー(ヤンキース)
    マイク・トラウト(エンゼルス)

    ◆ナショナル・リーグ
    ムーキー・ベッツ(ドジャース)
    フレディ・フリーマン(ブレーブス)
    フアン・ソト(ナショナルズ)

    最優秀投手

    ◆アメリカン・リーグ
    シェーン・ビーバー(インディアンス)
    ゲリット・コール(ヤンキース)
    ランス・リン(レンジャーズ)

    ◆ナショナル・リーグ
    トレバー・バウアー(レッズ)
    ダルビッシュ有(カブス)
    ジェイコブ・デグロム(メッツ)

    最優秀新人

    ◆アメリカン・リーグ
    ジェームス・カリンチャック(インディアンス)
    カイル・ルイス(マリナーズ)
    ルイス・ロバート(ホワイトソックス)

    ◆ナショナル・リーグ
    アレック・ボーム(フィリーズ)
    ジェイク・クロネンワース(パドレス)
    デビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)

    カムバック賞

    ◆アメリカン・リーグ
    カルロス・カラスコ(インディアンス)
    サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    ホゼ・ラミレス(インディアンス)

    ◆ナショナル・リーグ
    ダニエル・バード(ロッキーズ)
    アダム・デュバル(ブレーブス)
    ウィル・マイヤーズ(パドレス)

  • 新星・アロサレーナ ジーターの新人PS記録まであと3安打

    2020.10.15 14:30 Thursday

     彗星の如く現れたニュースター、ランディ・アロサレーナ(レイズ)の勢いが衰える気配を見せない。日本時間10月15日のリーグ優勝決定シリーズ第4戦、レイズはアストロズに2対4で敗れたものの、アロサレーナは2点ビハインドの4回表に試合を振り出しに戻す2ラン本塁打。アストロズ先発のザック・グレインキーが投じたカーブを捉えた見事な一発だった。ポストシーズン全11試合に出場して43打数19安打、打率.442、5本塁打、7打点、OPS1.396と絶好調だ。

     アロサレーナはグレインキーから放った一発を「シリーズを通してアストロズは僕にたくさんの変化球を投げてきている。カウントが3-1になって、それまでにたくさんの変化球を見ていたから上手く対応できたよ」と振り返った。この一発が今年のポストシーズンで5本目の本塁打となり、過去に新人でこれを上回る記録を残したのは6本塁打を放ったエバン・ロンゴリア(2008年レイズ・現ジャイアンツ)だけ。2008年にリーグ優勝したレイズを新人ロンゴリアが牽引したように、アロサレーナも打線を引っ張っている。

     また、この一発が今年のポストシーズンで19本目のヒットとなり、これは新人では歴代4位の記録。アロサレーナを上回っているのは1996年ヤンキースのデレク・ジーター(22安打)、2017年アストロズのユリ・グリエル(21安打)、1995年ブレーブスのチッパー・ジョーンズ(20安打)だけであり、アロサレーナはあと3安打でジーターに並び、あと4安打で新記録を樹立することになる。

     長打9本は2008年のロンゴリアとB・J・アップトンに並ぶ球団タイ記録であり、5本塁打はすでに2015年ロイヤルズのケンドリス・モラレス、1988年アスレチックスのホゼ・カンセコ、1975年レッズのトニー・ペレスを上回ってキューバ出身選手による最多記録となっている。まさに記録づくめの大活躍だ。

     「記録のことは気にしないようにしている。でもインターネットが普及して、みんながそれを使っているから、多くの人が記録に気付いてしまうんだ」とアロサレーナ。「正直に言って、そうした外部の盛り上がりは気にしていないし、自分がコントロールできることだけに集中しているよ」と語る男の快進撃はまだまだ続きそうだ。

  • スプリンガーが決勝アーチ 筒香初安打のレイズ4連勝ならず

    2020.10.15 12:47 Thursday

    【レイズ3-4アストロズ】@ペトコ・パーク

     レイズが3連勝でワールドシリーズ進出に王手をかけて迎えたリーグ優勝決定シリーズ第4戦は、昨季のリーグ王者・アストロズが意地を見せ、4対3で勝利。5回裏に飛び出したジョージ・スプリンガーの一発が決勝点となり、レイズの4連勝を阻止した。レイズの筒香嘉智は「8番・指名打者」でスタメン出場して4打数1安打。ポストシーズン初安打を記録したが、9回表二死三塁でライトライナーに倒れ、最後の打者となった。

     レイズは前日の試合で死球を受けて途中交代したケビン・キアマイアーが大事を取ってスタメンを外れたため、右翼のマニュエル・マーゴが中堅、指名打者のオースティン・メドウズが右翼へスライド。これにより指名打者の枠が空いたため、技巧派右腕のザック・グレインキー対策として筒香に地区シリーズ第3戦以来の出番が巡ってきた。

     後がないアストロズは1回裏、ホゼ・アルトゥーベがレイズ先発のタイラー・グラスナウから3号ソロを放って1点を先制。アルトゥーベは3回裏二死一・二塁のチャンスでもライトへのタイムリー二塁打を放ち、アストロズが2点をリードした。

     ところが直後の4回表、グレインキーが一死一塁からランディ・アロサレーナに2号同点2ランを被弾。4回裏はグラスナウに三者凡退に抑えられ、嫌なムードになりかけたが、5回裏一死からマーティン・マルドナードがレフト前ヒットで出塁し、スプリンガーがレフトへの1号2ランを放って勝ち越しに成功した。

     グレインキーは6回表に二死満塁のピンチを迎えたが、低めのチェンジアップでマイク・ブロソーを空振り三振に仕留めてピンチを脱出。7回以降は2番手のクリスチャン・ハビアーと3番手のライアン・プレスリーがレイズの反撃を1点にとどめ、4対3で逃げ切った。

     勝利投手はグレインキー(1勝0敗)、敗戦投手はグラスナウ(0勝1敗)で、プレスリーが1セーブ目を記録。なお、筒香はショートゴロ併殺打、セカンドゴロ、ピッチャー強襲内野安打、ライトライナーで4打数1安打だった。

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