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  • ドジャースが適時打1本・6得点と珍しい試合運びで連敗ストップ

    2018.5.10 18:30 Thursday

    【ダイヤモンドバックス3-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

     現在3連敗中のドジャースはエースのクレイトン・カーショウやコリー・シーガーなど故障者が続出している中で苦戦を強いられている。ダイヤモンドバックスとの2連戦を迎えたチームは前日の初戦を5対8で落とした。連敗を止めるため第2戦に臨んだドジャースは今試合では終盤までシーズン中でも珍しい形で得点を積み上げる形となった。

     この日のドジャースの先発は未だ勝ち星がないアレックス・ウッド。前回登板では敵地、チェイス・フェールドで登板しているが5回1失点の好投も勝利には結びつかなかった。今季初勝利をかけてあがった初回は1死からニック・アーメッドに一発を打たれいきなり先制を許す。その後も四球で走者を出すが後続を抑え、最少失点で最初の投球を終えた。一方のダイヤモンドバックス先発、パトリック・コービンは4勝負けなしと絶好調だ。コービンの初回の投球は先頭打者のクリス・テイラーに四球を与えるも2死から捕手、アレックス・アビラの強肩でテイラーの盗塁を阻止し、こちらも無失点スタートとなった。

     反撃したい4回のドジャースの攻撃ではテイラーがヒットで出塁すると1死からコービンの制球が崩れ始め2者連続四球により満塁のチャンスをつくる。2死としてオースティン・バーンズの打席時にコービンの暴投で同点に追いついた。その後の6回にはヤスマニ・グランダルの出塁をきっかけにまたも満塁の場面を迎えるとカイル・ファーマーの犠牲フライで勝ち越しに成功。チャンスが続くドジャースは満塁からテイラーの押し出し死球やダイヤモンドバックスの4番手、シルビーノ・ブラッチョの暴投でさらに2点を追加しスコアは3対1。この回はタイムリーなしで逆転。先発のウッドは5回1失点と好投し、2番手のペドロ・バイエズの登板後に起こった不思議な出来事だった。

     一方のダイヤモンドバックス先発のコービンも5回1失点。しかし、リリーフ陣の不調で逆転を許してしまう。それでも7回にポール・ゴールドシュミットのタイムリーなどで2点を返し2対4と接戦に持ち込んだ。追撃ムードが高まるチームに引導を渡したのはドジャースのベテラン、チェイス・アトリーの貴重なタイムリーツーベースだった。8回に1死一塁からこの日、DLから復帰したヤシエル・プイーグのヒットで走者一・二塁のチャンスをつくるとアトリーがホルヘ・デラロサのスプリットをセンター方向へと運び、ドジャースが6対3と試合の行方を決定づけた。

     最終回は守護神、ケンリー・ジャンセンが締めて試合終了。これでドジャースは連敗を「3」で止めた。もし、アトリーの一打がなければタイムリーなしで勝利する可能性もあった珍しい試合展開だった。一方のダイヤモンドバックスはリリーフ陣が崩れ、序盤のリードを守ることができずこちらの連勝は「3」で止まった。

  • 好調・マーケイキスが試合を決める3ラン ブレーブス快勝

    2018.5.10 18:00 Thursday

    【ブレーブス5-2レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     ナ・リーグ東部地区の首位を走るブレーブスが、日本時間5月10日のレイズ戦に5対2で快勝。8回裏にウィルソン・ラモスに2点タイムリーを浴びるまで、ロードゲームでの球団新記録となる34イニング連続無失点を継続し、試合序盤に奪ったリードを守り抜いた。先発のフリオ・テーランは4回裏無死二、三塁のピンチを連続三振と内野ゴロで無失点に抑え、6回無失点の好投で今季3勝目をマーク。打線では「4番・ライト」のニック・マーケイキスが3回表にリードを5点に広げる7号スリーランを放つなど、2安打3打点の活躍でチームの勝利に大きく貢献した。

     オジー・アルビーズ、ロナルド・アクーニャJr.といった若手選手の活躍が目立っている今季のブレーブスだが、34歳のベテラン外野手・マーケイキスの活躍も見逃せない。ブレーブスに加入してからの3シーズンはいずれも156試合以上に出場した一方で、OPS.740前後という物足りない成績に終わっていたものの、今季はここまで35試合に出場して打率.338、7本塁打、28打点、OPS.973の好成績をマーク。ブライアン・スニッカー監督は「スプリング・トレーニングで彼を見たときに驚いたよ。しっかり身体を作ることができていたんだ。今季の好成績も不思議ではないし、勢いが衰える兆候も見えないよね」とベテラン外野手の活躍について頼もしげに話していた。

     投手陣ではエース格のテーランが6回無失点の好投で3勝目。今季は43イニングで42三振を奪い、奪三振率8.79はキャリア平均を大幅に上回る数字となっている。今季の活躍についてテーランは「以前よりもしっかり速球を投げることができているように感じている」とコメント。「速球を投げたいところに投げることができているんだ」とテーランが語ったように、ピッチングの軸となる速球をしっかり投げられていることが、ピッチング全体に好影響を及ぼしているようだ。

  • 不調に苦しむマーゴの活躍でパドレスが接戦を制す

    2018.5.10 17:00 Thursday

    【ナショナルズ1-2パドレス】@ペトコ・パーク

     いわゆる「2年目のジンクス」に苦しむマニュエル・マーゴ(パドレス)が自身の持ち味を存分に発揮し、チームを勝利に導いた。試合開始前の時点で打率.179という不調に苦しんでいたマーゴは、日本時間5月10日のナショナルズ戦に「8番・センター」で先発出場。2回裏の第1打席で内野安打を放って気を良くしたのか、1点を先制された直後の4回裏には一死二塁のチャンスでレフトオーバーの同点タイムリー二塁打を放ち、イニングの先頭打者として迎えた7回裏の第3打席ではセンター前ヒットで出塁したあとに二盗と送球ミスで三塁まで進み、マット・シーザーのタイムリー二塁打で決勝のホームを踏んだ。8回裏の第4打席では一塁ゴロに倒れたものの、今季初の1試合3安打をマークしてチームの勝利に大きく貢献。パドレスは接戦を制してナショナルズ3連戦の被スイープを回避した。

     試合後、マーゴは「日々の努力が成果となって現れたのは嬉しいよ。僕にできるのは良い結果が得られるように努力を続けることだけだからね」と充実感を滲ませながら試合を振り返った。マーゴはナショナルズ3連戦に突入するまで、今月16打数1安打という大不振に陥っていた。しかし、ナショナルズとの3連戦では2本の長打を含む10打数5安打の活躍。アンディ・グリーン監督は「彼はたくさんの努力をしている。その努力が成果として現れるようになりつつあるし、不調の峠を越えつつあるんじゃないかな」と若き正中堅手の活躍を喜んだ。

     もちろん、投手陣の頑張りも見逃せない。先発した新人左腕のジョーイ・ルケーシーは、アンソニー・レンドンに先制弾を許したものの、5回1失点の好投で今季の防御率を2.98とした。6回以降はクレイグ・スタメンが2イニング、カービー・イエーツとブラッド・ハンドが各1イニングを無失点に抑え、ナショナルズに主導権を渡さず。ナショナルズ打線から12三振を奪い、接戦をモノにした。

  • 8回裏にトランボが勝ち越し打 オリオールズ7連敗ストップ

    2018.5.10 14:30 Thursday

    【ロイヤルズ3-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

     今月に入ってまだ白星がなく、泥沼の7連敗中だったオリオールズが、2人の本塁打王経験者の活躍によりロイヤルズとの接戦を制し、連敗をストップさせた。オリオールズは2点ビハインドの4回裏にクリス・デービス(2013年と2015年にア・リーグ本塁打王)が4号スリーランを放って逆転に成功し、3対3の同点で迎えた8回裏にはマーク・トランボ(2016年ア・リーグ本塁打王)が勝ち越し2点タイムリー。最終回は3番手のブラッド・ブラックが四球とエラーで無死一、二塁のピンチを背負ったものの、後続をしっかり抑え、日本時間4月30日のタイガース戦以来となる勝ちゲームを締めくくった。

     試合開始前の時点で今季わずか8勝だったオリオールズは、日本時間5月2日にトランボが故障者リストから戦列復帰し、同9日にはジョナサン・スコープも復帰。徐々に役者が揃い始めるなかで勝ち取った大きな1勝となった。バック・ショウォルター監督は「彼ら2人が戻ってきてくれたのはありがたいよ。彼らが試合に出場することで、チームに自信がもたらされるからね」と両選手の戦列復帰を歓迎。スコープは8回裏二死一塁の場面でこの試合2安打目となる二塁打を放ってチャンスを広げ、トランボの勝ち越し打を呼び込んだ。

     投手陣では、先発のアンドリュー・キャッシュナーがルーカス・デューダに先制弾&同点タイムリーを浴びながらも6回3失点と試合を作り、2番手のリチャード・ブライアーは2回無失点の好投でロイヤルズに勝ち越しを許さなかった。ブラックはピンチを作りながらも2点のリードを守り抜き、今季4セーブ目をマーク。8回裏に打線が勝ち越したため、ブライアーには今季3勝目が記録されている。

     今季ここまで9勝27敗でメジャー最低勝率(.250)に沈むオリオールズには、マニー・マチャドら主力選手放出の噂も聞こえ始めている。故障者の戦列復帰で戦力が揃いつつあるなか、ファンに少しでも多くの明るいニュースを届けたいところだろう。

  • 前日6安打のスプリンガーが逆転打 アストロズ首位浮上

    2018.5.9 18:00 Wednesday

    【アストロズ4-2アスレチックス】@オークランド・コロシアム

     前日に1試合6安打の球団タイ記録を樹立したジョージ・スプリンガーが、日本時間5月9日のアスレチックス戦でチームに勝利をもたらす逆転打を放った。1対2と1点ビハインドで迎えた5回表、アストロズは二死走者なしからブライアン・マッキャンが死球、ジェイク・マリズニックが二塁打で出塁して二、三塁のチャンスを迎え、ここでスプリンガーがセンターへの逆転2点タイムリー二塁打。好調のリードオフマンが一振りで試合をひっくり返し、アストロズはこの日敗れたエンゼルスを抜いてア・リーグ西部地区の首位に浮上した。

     スプリンガーは「マッキャンが死球で出塁して、ジェイク(・マリズニック)が素晴らしいバッティングでチャンスを広げてくれた。(逆転打は)チームのみんなのおかげだよ」とチーム全員で勝ち取った勝利であることを強調した。スコアブックを見てみると、アストロズで無安打に終わったのは途中出場のジョシュ・レディックだけ。先発出場した9人全員がヒットを放ち、三振はチーム全体で5つだけだった。各選手が質の高い打撃を続けた結果、相手投手にプレッシャーを与え、スプリンガーの逆転打に繋がったということだろう。

     アスレチックスの先発はノーヒッターを達成するなど今季好調のショーン・マネイア。A.J.ヒンチ監督も「彼はタフな投手だ。ストライクゾーンの高低を上手く使えるし、様々な球種を使い分けることができる」と強敵であることを認めていたが、ボール球に手を出さず、好球必打を徹底することで好投手の攻略に成功した。

     先発のランス・マカラーズJr.は決め球であるカーブの制球に苦しみながらも5回2失点の力投。マーウィン・ゴンザレスのタイムリーでリードを2点に広げた6回からは継投に入り、ブラッド・ピーコックが2イニング、クリス・デベンスキーとケン・ジャイルズが各1イニングを無失点に抑えてリードを守り抜いた。ジャイルズは日本時間5月2日のヤンキース戦で9回表に4失点を喫して以来の登板となったが、アスレチックスの攻撃を打者3人で抑えて今季4セーブ目をマーク。守護神復活を印象付けた。

  • パイレーツが16安打10得点の猛攻でWソックスとの打撃戦を制す

    2018.5.9 17:00 Wednesday

    【パイレーツ10-6ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     初回に4点のビハインドを背負ったパイレーツだったが、各打者が毎打席を雑にすることなく質の高い打撃をすることを心掛けた結果、打線がしっかり機能し、最終的には4点のリードを奪ってホワイトソックスとの打撃戦を制した。初回の攻撃がわずか15球で終わり、直後に4点を先制されるという悪い流れのなか、クリント・ハードル監督は辛抱強く好球を待ち続けることを指示。パイレーツの選手たちはそれを見事に実行に移し、16安打10得点の猛攻で逆転勝利を収めた。

     試合序盤で大きなリードを奪われたとき、ビハインドを背負っている側のチームは打撃が雑になり、次々にアウトを積み重ねていくことがよくある。ハードルはそれを危惧し、「ビハインドを背負っているときこそ試合をスローダウンさせるべきなんだ」と考えて選手たちに指示を出した。「慌てる必要はないんだ。打席で自分ができることをしっかりやろう」というハードルの言葉通り、パイレーツの選手たちは質の高い打撃をすることを心掛け、2回表に一挙4得点で同点に。直後の2回裏に勝ち越しを許したものの、5回表にコリン・モランの2点タイムリー二塁打などで3点を奪って逆転に成功し、6回表にもジョシュ・ベルのタイムリー三塁打などで2点を追加して試合の主導権を握った。

     先発のイバン・ノバは味方のまずい守備に足を引っ張られる場面もあり、2回5失点と不本意なピッチングに終わったが、後を継いだ5人のリリーバーが合計7イニングを1失点に抑える好投を見せ、ホワイトソックスの勢いをシャットアウトしたのは見事だった。特に2番手のタイラー・グラスナウは2回1/3を投げて被安打1、奪三振3、無失点の好投。5回表にチームが逆転に成功したため、グラスナウには今季初勝利が記録された。

     なお、パイレーツはこの勝利によりハイレベルなナ・リーグ中部地区のなかで3位をキープし、この日敗れた地区首位のカージナルスとの差を1ゲームに縮めている。

  • ジャッジの適時打でヤンキースが伝統の一戦勝利 地区首位タイに浮上

    2018.5.9 13:30 Wednesday

    【レッドソックス2-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

     2019年6月にロンドンで公式戦を行うヤンキースとレッドソックスは日本時間5月9日、今季初対戦を迎えた。ア・リーグ東地区をけん引している両軍だけに1試合の勝敗が今後に影響していくだろう。注目の第1戦はヤンキースが現在、16試合で15勝の快進撃そのままに接戦をモノにした。

     この日のヤンキースの先発はルイス・セベリーノ。前回登板のアストロズ戦では自身初の完封勝利を挙げここまで5勝1敗と先発陣をけん引している。注目の初回は現在13本塁打と恐怖の1番打者として活躍するムーキー・ベッツとの対戦し97マイルの直球で外野フライに仕留める。その後、2死から味方の失策で走者を背負うもJ.D.マルティネスを空振り三振に抑え無失点とした。一方のレッドソックス先発のドリュー・ポメランツは前回のロイヤルズ戦で今季初勝利を挙げている。こちらは直球とナックルカーブの組み合わせでヤンキース打線を3者凡退に抑え、上々の立ち上がりとなった。

     試合は2回のヤンキースの攻撃、先頭打者として登場したジャンカルロ・スタントンがポメランツの直球をレフトスタンドへと運び先制すると、続く4回の打席で今後はライト方向への一発を放ち2対0と試合の主導権を握る。対するレッドソックスも4回までセベリーノの前に無得点だったが、5回に2死一・二塁からアンドリュー・ベニンテンディがフルカウントから7球目のチェンジアップを捉えセンターへのタイムリーとし1点を返した。セベリーノは11奪三振を記録する好投で6回6安打2失点、ポメランツも6回4安打2失点と好投。セベリーノの2失点目は自らが許した走者を置き、2番手のデービッド・ロバートソンがベッツにタイムリーを打たれたことで記録された。

     2対2で迎えた7回のヤンキースの攻撃。1死から代打、ニール・ウォーカーがツーベースで出塁すると後続の打者が連続四球で満塁のチャンスを迎える。ここで打席に迎えたのはアーロン・ジャッジ、レッドソックスはジョー・ケリーがマウンドにあがった。ターニングポイントとなったこの場面でジャッジはレフトへのタイムリーを放ち3対2と勝ち越しに成功した。このリードを保ったまま最終回は守護神、アロルディス・チャップマンが締めて試合終了。これでヤンキースはレッドソックスと並び首位タイとなった。

  • 好投のカスティーヨをスアレスが援護 レッズが快勝

    2018.5.9 13:00 Wednesday

    【メッツ2-7レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズは先発のルイス・カスティーヨが5回途中までパーフェクト投球を続けるなど、今季の防御率が7点台とは思えない安定したピッチングを披露し、6回途中まで81球を投げて被安打3、奪三振7失点2の好投。打線では「4番・三塁」で先発出場したエウヘニオ・スアレスが3本のタイムリーで4打点を叩き出す活躍を見せ、カスティーヨを援護した。一方、敗れたメッツは昨日の試合で5月初勝利をマークしたものの、今月の8試合で7敗目となった。

     昨季メジャーデビューを果たして15先発で防御率3.12をマークし、投壊が止まらないチームにおいて「希望の星」となっていたカスティーヨ。しかし、今季は開幕から打ち込まれる試合が続き、4月末の時点で防御率は7.85まで悪化していた。ところが、前回登板で6回2失点の好投を見せると、今日の試合でも5回表二死からアメッド・ロサリオにヒットを浴びるまでパーフェクト投球を継続。6回表にウィルマー・フローレスの3号ソロなどで2点を失ったものの、昨季を思い起こさせる安定したピッチングで6回途中2失点と好投し、今季2勝目をマークした。

     好投したカスティーヨを援護したのは4番打者のスアレスだ。1回裏無死満塁のチャンスでレフトへの先制2点タイムリーを放ち、3回裏には一死一塁からライトへのタイムリー二塁打。2点差に詰め寄られたあと、7回裏には一死三塁からレフト前に落ちるタイムリーを放ち、3安打4打点の大活躍を見せた。また、スアレスがこの日3本目のタイムリーを放った直後、スクーター・ジェネットに飛び出した4号ツーランも、試合の流れを決定づけるうえで大きな一発となった。

     メッツはカスティーヨの前に5回までほぼ完璧に封じられ、反撃も2点止まり。ジェイソン・バルガスが4回4失点とまたしても試合を作れず、リリーフ陣も踏ん張り切れなかった。11勝1敗という最高のスタートを切ったメッツだが、今月は8試合で1勝しかできず、貯金は今季最少タイの2まで減少している。

  • オドリッジが5回1失点の好投 ツインズ連日の快勝で5連勝

    2018.5.9 12:00 Wednesday

    【ツインズ7-1カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     前日の試合に6対0で完勝したツインズは、日本時間5月9日の試合でも投打がガッチリと噛み合い、7対1で快勝。敵地でのカージナルス2連戦に連勝し、前カードから続く連勝を今季最長の5に伸ばした。先発のジェイク・オドリッジは初回にホゼ・マルティネスに4号先制ソロを浴びたものの、その後は立ち直り、5回2安打1失点と安定したピッチング。打線は2回表にエイレ・アドリアンザの犠牲フライで同点に追い付き、4回表にはミッチ・ガーバーのタイムリーで勝ち越しに成功。その後も順調に得点を重ね、カージナルスを突き放した。

     セントルイスから30マイルほどの町・ハイランドで育ったオドリッジにとって、ブッシュ・スタジアムは「地元」のような場所である。高校時代の友人が試合を観に来ているのかと尋ねられたオドリッジは「彼らはもう働いているのだから、休みをとるのは難しいだろう。たくさんの友人が観に来ていたら疑っちゃうよ」と冗談ぽく話したが、家族や友人のためにチケットを16枚用意したという。そして、家族と友人の前で5回93球を投げ、被安打2、失点1という安定したピッチングを披露した。

     打線は4回表にガーバーのタイムリーで勝ち越しに成功し、5回表にはロビー・グロスマンがリードを3点に広げる2点タイムリー二塁打。6回表にローガン・モリソンのタイムリーで4点差とすると、7回表にはエドゥアルド・エスコバーが左翼2階席に飛び込む7号ツーランを放ち、リードを6点に広げて試合を決めた。

     投打が噛み合った快勝でツインズは今季最長の5連勝。2打点をマークしたグロスマンは「僕たちは全ての面で良い野球ができている」とチームの戦いぶりに手応えを感じている。「投手がしっかり投げ、打線がしっかり打ち、守備陣がしっかり守ることができている。これらは全て勝利に必要なものだからね」とグロスマン。まだ借金を2つ抱えているものの、地区首位のインディアンスとは0.5ゲーム差しかなく、現在の戦いを続けることができれば、地区首位浮上の日もそう遠くはないだろう。

  • 来年6月にロンドンで公式戦開催 ヤンキースvsレッドソックス

    2018.5.9 11:30 Wednesday

     日本時間5月9日、MLB機構は来年6月に史上初となる欧州での公式戦を開催することを発表した。開催地はイギリスのロンドン。会場は2012年のロンドン五輪でメイン競技場として使用されたロンドン・スタジアムに決定し、ヤンキース対レッドソックスの「伝統の一戦」が2試合行われる予定となっている。

     メジャーリーグがいよいよ欧州へ進出する。来年6月29日と30日(ともに現地時間)に「MLBロンドンシリーズ」と題してヤンキースとレッドソックスによる2連戦がロンドン・スタジアムで行われることが正式に決定。欧州での公式戦開催は史上初であり、ヤンキース対レッドソックスの「伝統の一戦」がニューヨークとボストン以外の都市で行われるのも史上初のことだという。また、この2連戦ではレッドソックスがホームチームとなり、2020年にもロンドンで公式戦が開催される予定であることも併せて発表されている(対戦カードは未定)。

     「MLBロンドンシリーズ」開催決定の記者会見には、MLB機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーやロンドン市長のサディク・カーンらが出席。カーンは「メジャーリーグをロンドンへ迎え入れる機会を得ることができて非常に嬉しい。私は市長に就任したときから、メジャーリーグをロンドンへ招致するために活動してきた。2つの素晴らしいチームが我々の街に来てくれるということでとても喜んでいる」とコメント。市長就任当初からの悲願達成を喜んだ。

     NBAとNFLが定期的にロンドンで公式戦を開催していることもあり、マンフレッドは以前からMLBの欧州進出を目論んでいた。「我々は欧州進出の正しい機会を探し続けていたんだ」とマンフレッド。「ロンドンはパーフェクトな場所だと思うし、ヤンキース対レッドソックスという素晴らしいライバル対決をお見せできることにとても興奮している」と欧州進出の成功に自信を見せた。

     メジャーリーグ史上初となる欧州での公式戦開催は、どのような盛り上がりを見せるのか。世界中から大きな注目を集めることは間違いなさそうだ。

  • 降格拒否してDFAのメッツ・ハービーがレッズへトレード

    2018.5.9 11:00 Wednesday

     日本時間5月9日、メッツのマット・ハービーとレッズのデビン・メゾラコの交換トレードが成立したことが両チームから発表された。不調に苦しむハービーはAAA級への降格を打診されたものの、それを拒否。メッツはハービーをDFAとし、トレードの可能性を探っていた。

     今回のトレードは、投手陣の整備が進まない状況のなか、ハービーの復活に賭けたレッズと、トラビス・ダーノウとケビン・プラウェッキーが故障離脱し、深刻な捕手不足に陥っていたメッツの思惑が一致したトレードになったと言えるだろう。レッズは先発ローテーションの柱となるべきホーマー・ベイリーが0勝5敗、防御率5.61と全く機能せず、昨季ブレイクしたルイス・カスティーヨや2ケタ勝利の経験があるブランドン・フィネガンも防御率7点台の大不振。ベイリーとともに先発ローテーションの中心を担う存在であるアンソニー・ディスクラファーニは故障続きで登板すらままならず、タイラー・マーリーとサル・ロマノの両若手右腕が防御率4点台で先発ローテーションを支える状況となっている。タッカー・バーンハートに正捕手の座を奪われ、余剰戦力となっていたメゾラコを放出してハービー復活の可能性に賭けたのは理解できる動きである。

     一方のメッツは、正捕手のダーノウがトミー・ジョン手術により今季絶望、2番手捕手のプラウェッキーは左手骨折からの回復が遅れているという状況。現在はホゼ・ロバトンやトマス・ニドーを起用してやりくりしているものの、両者とも打率は1割台中盤に落ち込んでおり、正捕手としては力不足の感が否めない。近年は故障続きで2015~2017年の3シーズンで合計95試合にしか出場していないとはいえ、2014年に25本塁打、OPS.893をマークした実績を誇るメゾラコの加入は、メッツにとって戦力アップとなるに違いない。

     なお、ハービーの今季年俸が560万ドルであるのに対して、メゾラコの今季年俸は1312万5000ドル。この差額についてはレッズ側が全額を負担することになっているようだ。

  • ブルージェイズの守護神・オスーナが暴行容疑で逮捕

    2018.5.9 10:30 Wednesday

     日本時間5月9日、ブルージェイズのクローザーとして活躍しているロベルト・オスーナが女性への暴行容疑により逮捕され、コミッショナー事務局によって謹慎処分を科されたことが明らかになった。

     MLB機構によると、オスーナはすでに釈放されており、現地時間6月18日にトロントの裁判所に出廷する予定となっているという。詳しい状況については調査が進められており、MLB機構とMLB選手会によるドメスティック・バイオレンス・ポリシーに従って、オスーナに謹慎処分を科すことが決定された。

     被害者が女性であるということは明らかにされているものの、被害者のプライバシーを保護し、特定を避けるため、事件に関する詳細や被害を受けた女性についての詳しい情報は明らかにされていない。通常、謹慎処分は7日間のみだが、調査の進行状況によってはそれ以上の処分が科される可能性もあり、今後の動向に注目が集まっている。

     今季のオスーナはここまで15試合に登板して9セーブ、防御率2.93をマーク。日本時間4月11日のオリオールズ戦で今季5セーブ目をマークし、史上最年少で通算100セーブに到達した。2015年4月に20歳でメジャーデビューを果たし、2016年から2年連続で36セーブ以上をマークしているメジャー有数のクローザーであるだけに、離脱が長期化するようであれば、レッドソックスとヤンキースの二強を追うブルージェイズの戦いにも大きな影響を与えそうだ。

     なお、ブルージェイズはオスーナの離脱に伴い、AAA級バッファローからリリーフ右腕のジェイク・ペトリチカを昇格させた。ジョン・ギボンズ監督はオスーナについて「何もないといいんだけどね」と心配そうに語ったが、ブルージェイズはオスーナ離脱後の初戦となった日本時間5月9日のマリナーズ戦で、ジェームス・パクストンにノーヒッターを達成される屈辱を味わうこととなった。

  • ツインズ・ロメロが毎回奪三振で自身2連勝 チームも4連勝

    2018.5.8 16:30 Tuesday

    【ツインズ6-0カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     現在3連勝でア・リーグ中地区2位のインディアンスを追うツインズはカージナルス2連戦初戦を迎えた。3連勝中のチーム打率.257 6本塁打 19得点と打線が機能している。そして迎えた今試合でも打線の勢いそのままに猛打、一方の先発投手もメジャー登板2試合目ながら快投をみせて投打が噛み合い、さらに連勝を伸ばした。

     この日のツインズの先発は前回登板でメジャー初勝利を飾ったフェルナンド・ロメロ。主にツーシームとチェンジアップのコンビネーションで打者を打ち取っていく投手だ。初回の投球は先頭打者のマット・カーペンターに対していきなり四球を与えてしまうものの、後続を2つの三振を含む3人で片づけた。一方のカージナルスの先発は日本時間4月27日以来の登板でこの日、メジャー再昇格となったジョン・ガント。初回の投球は先頭のジョー・マウアーを出塁を許すと自らの暴投で走者二塁のピンチを迎える。そして1死からマックス・ケプラーにツーベースを浴びて失点すると2死からエディ・ロサリオにもタイムリーを打たれ2失点スタートと不安定な立ち上がりとなった。

     初回を無失点で切り抜けたロメロは2回以降、得意の緩急でカージナルス打線に的を絞らせず6回まで毎回奪三振を記録。2回にはポール・デヨングにツーベースを浴びて1死二塁のピンチを迎えるも崩れることなく続く打者を抑えていく。6回2死にはヒットを浴びたデヨングを見逃し三振に仕留め6回3安打無失点、9奪三振の好投で勝利投手の権利を得たまま降板となった。一方のガントは4回に1死一・三塁からボビー・ウィルソンに犠牲フライ、6回にロビー・グロスマンにツーベースを打たれ、6回途中6安打4失点と試合をつくれずマウンドを降り、両先発の明暗が分かれた。

     6回終了時まで4対0とリードを広げたツインズは8回にもグロスマンのタイムリーなどで2点を追加し11安6得点の完封勝利でチームは4連勝を飾った。先発したロメロは自身2連勝、彼の後を継いだリリーフ陣も相手打線にヒットを許さず完璧リレーとなった。一方のカージナルスは得点圏に走者を進めるもチャンスをモノにできず連勝が「5」でストップした。

  • 4点差追い付いたレンジャーズが逆転勝利 デシールズの快足光る

    2018.5.8 16:00 Tuesday

    【タイガース6-7レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

     ノマー・マザーラの8号ソロで先制しながらもタイガースに逆転を許し、6回表終了時点で4点のビハインドを背負っていたレンジャーズ。しかし、6回裏に打線が奮起し、イサイアー・カイナーファレファの2点タイムリー二塁打など3本のタイムリーを集中して一気に同点に追い付いた。ところが、7回表にマザーラがライン際の打球を落球してタイガースに勝ち越しを許し、再び1点ビハインドの状況に。その裏、レンジャーズは二死からデライノ・デシールズが相手のエラーで出塁し、秋信守(チュ・シンス)の打球を二塁手のディクソン・マチャドが追いかけている間にデシールズが一塁から生還して同点。さらにジュリクソン・プロファーがライトへの勝ち越しタイムリー三塁打を放って試合をひっくり返し、このリードを守り抜いて7対6で逆転勝利を収めた。

     タイガース先発のマイケル・フルマーの前に5回まで1点に封じられ、劣勢を強いられていたレンジャーズだが、6回裏にフルマーを攻略。レンジャーズのジェフ・バニスター監督は「フルマーが非常に良いボールを投げていた。早い段階で劣勢になったけれど、積極的な野球を展開することで盛り返すことができたね」と逆転勝利を振り返った。「1勝は1勝にすぎない」とバニスターは語ったが、積極的かつ粘り強く戦って手にした1勝は、地区最下位に低迷するレンジャーズにとって1勝以上の意味を持つものとなるはずだ。

     逆転勝利のなかで光ったのはデシールズのスピードだ。秋信守の打球はマチャドのグラブの下を抜け、ライト方向へ転々としていったが、その間に快足を飛ばして一塁から長躯ホームイン。「僕が塁に出れば、どんなことだって起こる可能性があるんだ」という言葉からは自身のスピードに対する自信とプライドが垣間見えた。

     7回裏に逆転に成功したレンジャーズは8回にジェイク・ディークマン、9回にキーオニー・ケラを投入する必勝リレーで逃げ切り。タイガース3連戦の初戦を見事に白星で飾った。

  • ダルビッシュが故障者リスト入り 苦しむ日本人投手たち

    2018.5.8 10:30 Tuesday

     日本時間5月8日、ダルビッシュ有(カブス)がインフルエンザのような症状を訴えて10日間の故障者リストに登録された。今回の措置は日本時間5月6日に遡って適用されるため、最短では来週のブレーブス4連戦で復帰可能だが、先発予定だった明日の登板は不可能となった。

     昨季終了後にドジャースからフリーエージェントとなったダルビッシュは、今年2月に6年1億2600万ドルの大型契約でカブスに加入。左腕エースのジョン・レスターとともに先発ローテーションの中心的存在として期待されていたが、開幕から6試合に先発して0勝3敗、防御率6.00と苦しいピッチングが続いている。奪三振率は例年並みの数字を維持しているものの、与四球率や被本塁打率が悪化し、被打率.258も自己ワーストの数字。制球に苦しみ、ストライクを取りに行ったところを痛打されている様子が数字からも読み取れる。故障者リスト入りの期間をリフレッシュ期間として上手く活用し、戦列復帰後の活躍に繋げたいところだ。

     また、同じく日本時間5月8日、パドレスは牧田和久をAAA級エルパソへ降格させたことを発表した。埼玉西武からポスティング制度を利用してメジャーリーグに挑戦し、今年1月にパドレスと総額380万ドルの2年契約を結んだ牧田だが、開幕から14試合に登板して防御率6.75と期待に応えることができなかった。打ち込まれる日とそうでない日の差が極端なため、安定したパフォーマンスを目指してAAA級で調整を行うことになりそうだ。

     牧田と同じリリーフ組では、田澤純一(マーリンズ)も不振に苦しんでいる。契約最終年となる今季は、チームのロースターが大幅に若返ったこともあり、5年連続50試合以上登板の経験を生かしてブルペンを支えることが期待されていたものの、ここまで16試合に登板して防御率7.80と大乱調。4月中旬までは防御率1点台を維持していたものの、その後は失点する試合が増え、首脳陣からの信頼を失いつつある。

     シーズン序盤は苦しんでいる姿が目立つ日本人投手だが、レギュラーシーズンはまだ5ヶ月近く残っている。今後の復調と活躍に期待したい。

  • 初回4得点の猛攻 マーリンズが4カード連続勝ち越し

    2018.5.7 17:30 Monday

    【マーリンズ8-5レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

     レッズ先発のブランドン・フィネガンの立ち上がりを攻め、初回に打者一巡の攻撃で4点を先行したマーリンズが8対5で逃げ切り。ドジャース3連戦、ロッキーズ3連戦、フィリーズ3連戦に続いてレッズ3連戦も2勝1敗で終え、先月下旬から4カード連続の勝ち越しとなった。

     マーリンズは初回に相手の守備のミスもあって無死二、三塁のチャンスを作り、スターリン・カストロのタイムリーで2点を先制。一死二、三塁となったあと、キャメロン・メイビンのタイムリーとルイス・ブリンソンの内野ゴロでさらに2点を追加し、一挙4得点のビッグイニングとなった。2回表にカストロの犠牲フライでリードを5点に広げ、3回裏にジョーイ・ボットーの5号ツーランで3点差に迫られたものの、7回表にはメイビンがタイムリー二塁打を放って6対2。直後の7回裏にボットーのタイムリー二塁打で再び3点差となり、9回には2点を取り合ったが、最後はクローザーのブラッド・ジーグラーがピンチを凌ぎ、マーリンズが勝利を収めた。

     悪天候による中断があったこともあり、マーリンズのドン・マティングリー監督は「我々が先行して、相手が追い上げてきた。雨天中断後に試合が再開され、そこから試合がどのように展開していくかわからなかった」と逃げ切って勝利を収めたことにホッとした様子。最終回に田澤純一が3点差に追い上げられ、一死一塁の場面でマウンドに上がって試合を締めくくったジーグラーは「僕たちは積極的にプレイすることができている。これは大切なことだと思うよ」と4カード連続勝ち越しの要因を分析した。

     打線ではリードオフマンのJ.T.リアルミュートが2安打2四球で4度も出塁し、3番・カストロは2安打3打点の活躍。6番・メイビンも前打者が敬遠されたあとにタイムリーを放つなど、2安打2打点をマークしてチームの勝利に貢献した。なお、5番手として9回裏に登板した田澤は一死しか取ることができず、自分の役割を果たすことはできなかった。

  • 7回一死まで無安打のツインズが7回以降5得点で逆転勝利

    2018.5.7 12:30 Monday

    【ツインズ5-3ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

     ホワイトソックス先発のジェームス・シールズの前に6回一死までパーフェクト、7回一死までノーヒットに封じられていたツインズだが、見事に逆転勝利を収め、ホワイトソックス4連戦を3勝1敗で勝ち越した。2点ビハインドの7回表、ツインズは一死一塁からエドゥアルド・エスコバーがチーム初安打を放ってチャンスを広げ、続くエディ・ロサリオのタイムリーで1点差。二死後にローガン・モリソンがライト線への2点タイムリー二塁打を放ち、一気に逆転に成功した。その裏に同点とされたものの、8回表一死一、三塁から内野ゴロの間に勝ち越しに成功。9回表には先頭のロサリオが7号ソロを放ち、リードを2点に広げて試合を決めた。

     この試合の決勝点は、ホワイトソックスの三塁手、ヨルマー・サンチェスのミスから生まれた。8回表一死一、三塁の場面で、マックス・ケプラーの打球は三塁・サンチェスへの平凡なゴロ。併殺をとるのが難しい打球であり、本来であればサンチェスは三塁走者のジョー・マウアーを牽制したあとに一塁でアウトを取るべきだが、サンチェスはマウアーのほうを振り返ることなく一塁へ送球してしまった。この間にマウアーが生還し、結果的にこの1点が決勝点に。ホワイトソックスにとっては同点に追い付いた直後のイニングだっただけに、痛恨のミスとなってしまった。

     ツインズのポール・モリター監督は「我々はシーズン最初の5~6週間にわたって、多くの試合で勝利への道筋を見つけることができなかった。でも今日は勝つことができた。良い形で4連戦を終えることができたね」と3連勝で4連戦を勝ち越したことに満足げ。7回表に逆転打を放ったモリソンについては「打撃が良くなる兆候はあったんだ。少しずつ成績を向上させているし、良い打席も増えているよ」と語り、昨季38本塁打を放ちながら今季ここまで打率.182と苦しんでいる新加入のスラッガーの復調に手応えを感じている様子だった。

  • 相手投手の暴投により決勝点 ブルージェイズが接戦を制す

    2018.5.7 10:30 Monday

    【ブルージェイズ2-1レイズ】@トロピカーナ・フィールド

     8回裏にカルロス・ゴメス(レイズ)に5号同点ソロが飛び出した一戦は、痛恨のバッテリーエラーが勝敗を分ける結果となった。1対1の同点で迎えた9回表、ブルージェイズは先頭のケビン・ピラーがレイズのクローザー、アレックス・コロメイから二塁打を放って出塁。次打者の内野ゴロの間に三塁へ進み、アンソニー・アルフォードの打席でコロメイの暴投の間に勝ち越しのホームを踏んだ。9回裏はクローザーのロベルト・オスーナがレイズの攻撃を無得点に抑え、1点のリードを死守。ブルージェイズは7日間8試合にわたる遠征を4勝4敗で終えた。

     試合は今季不調の右腕同士の投げ合いで始まった。直近4先発で計19イニングを投げ、18失点と打ち込まれていたマルコ・エストラーダ(ブルージェイズ)が6回無失点と好投すれば、レイズ先発のクリス・アーチャーも今季最長の7イニングを投げて1失点と安定したピッチング。エストラーダは今季初めて無失点で登板を終え、アーチャーは5回表にアレドミス・ディアスのタイムリー内野安打で1点を失っただけだった。

     8回裏にゴメスの一発で同点に追い付かれたブルージェイズだったが、9回表に相手のミスに乗じて勝ち越しに成功。今季のブルージェイズは終盤まで粘り強く戦う試合が目立ち、7回以降の69得点はメジャー最多の数字である。また、8回以降に同点となった試合では、今日の試合を含めて5勝0敗と開幕から無敗をキープしている。

     ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督は「どんな形であれ、勝てて良かったよ」と遠征最終戦を勝利で飾ったことを喜んだ。「私はこのチームのことをとても気に入っているし、我々はしっかり戦うことができていると思う」とギボンズ。決勝のホームを踏んだピラーも「ホームに戻る前に勝つことができたのは良かった。気持ちよくホームへ戻ることができるからね」とギボンズ同様に勝利への喜びを口にしていた。

  • ウォンの劇的なサヨナラ弾で延長戦を制したカージナルスが4連勝

    2018.5.6 13:00 Sunday

    【カブス6-8xカージナルス】@ブッシュ・スタジアム

     ナ・リーグ中地区のライバル同士であるカージナルスとカブスによる3連戦が現在、ブッシュ・スタジアムで行われている。現在3連勝中と勢いに乗るカージナルスと逆に3連敗中のカブスの対戦は第2ラウンドに突入し本拠地で脅威の粘りで延長戦に持ち込んだカージナルスがコルテン・ウォンの劇的なサヨナラ2ランで激闘に幕を下ろした。

     この日のカージナルスの先発はここまで2勝を挙げているルーク・ウィーバー。前回登板のパイレーツ戦では6回途中4失点で敗戦投手となっている。初回の投球は先頭打者のベン・ゾブリストに出塁を許すも後続を抑えて無失点。一方のカブスは移籍1年目のタイラー・チャットウッドが先発。前回登板のブリュワーズ戦で7回無失点の好投で自身2連勝となった。この勢いで今試合でも投げたかったが初回は2者連続四球といきなりピンチを背負ってしまう。それでも2つの三振を奪うなど続く打者を3人で片づけ両投手とも上々の立ち上がりとなった。

     一方、長いイニングを投げたいウィーバーにとって2回の投球は「魔の回」となってしまう。先頭打者のカイル・シュワーバーを皮切りにアディソン・ラッセル、ジェイソン・ヘイワードにヒットが飛び出し無死満塁の大ピンチを迎えると内野ゴロやスクイズなどでこの回一挙4失点を喫し不利な展開となった。しかしこの悪い流れを変えたのは味方打線だった。4回のカージナルスの攻撃では四死球で満塁の場面とするとグレッグ・ガルシアの犠牲フライやマット・カーペンターのツーベースなどで瞬く間に4対4の同点に追いついた。負けられないカブスもハビアー・バイエズやアンソニー・リゾに一発が飛び出し6対4とカブス優勢で試合は最終回を迎える。

     カブスは守護神、ブランドン・モローを登板させ逃げ切り体制に入るが1死一・二塁のチャンスをつくるとマーセル・オズーナがカウント0-1から2球目のスライダーを捉えてレフトへのツーベースとし土壇場で6対6と追いつき延長に突入した。長期戦になるかと思われたが決着はすぐに訪れた。延長10回のカージナルスの攻撃で先頭打者のポール・デヨングを一塁に置き迎えたウォンがカブス6番手、ルーク・ファレルのフォーシームをライトスタンドへ運びチームを4連勝に導くサヨナラ弾を記録した。今試合で両軍合わせ13人の投手が登板、敗れたカブスは12安打を放つも最後までリードを守ることができなかった。

  • ドジャースがメキシコの地で継投ノーヒッター達成

    2018.5.5 17:00 Saturday

    【ドジャース4-0パドレス】@エスタディオ・デ・ベイスボル・モンテルレイ

     ドジャースとパドレスは日本時間5月5日から3日間に渡ってメキシコでの3連戦を行う。これはメジャーの戦略の1つとして挙げられる世界各地での試合開催の一環で来年には日本でも予定されている。今回のメキシコシリーズ第1戦からドジャース投手陣が奮闘し継投ではあるものの、ノーヒッターを達成する快挙を成し遂げた。

     この日のドジャースの先発は100マイルの直球を武器とするウォーカー・ビューラー。前回登板のジャイアンツ戦では5回2失点で今季初勝利を挙げている。初回からドジャース打線がマット・ケンプのタイムリーで1点を先制した状態での最初の投球は2つの三振を含む3者凡退のスタートを切った。一方のパドレス先発、ジョーイ・ルーケシーも前回登板のメッツ戦で勝利投手となっているが初回から失点し、立ち上がりから両軍投手の明暗が分かれた。

     続く2回のドジャースの攻撃では2死走者なしからクリス・テイラー、キケ・ヘルナンデスの連続弾で2点を追加しビューラーを強力援護した。援護点をもらったビューラーは3回に1死から2者連続四球で走者一・二塁のピンチを招くも続くエリック・ホズマーを三塁併殺に抑えて無失点で切り抜けた。試練を乗り越えたビューラーはこの後も調子を上げ、6回3与四球8奪三振の好投で降板となった。一方のルーケシーは5回5安打3失点の成績だった。

     パドレスの7回のマウンドには牧田和久が登場。牧田はチームの消沈した雰囲気を変えようとテイラーとヘルナンデスを2者連続三振、続くケンプも抑えて3者凡退、回またぎで8回も3人で片づけメキシコの地で2回3奪三振無失点の好投を披露した。彼の投球に応えたかった打線だが、7回はトニー・シングラーニ、8回はイミー・ガルシア、そして最終回はアダム・リベラトーレに完璧に抑えられ、1本もヒットを打つことができずに敗戦となった。

     これでドジャースにとって球団史上23回目のノーヒッターであり、今回のような継投での偉業は初となる。また、チームにおいて直近のノーヒッターは2014年の日本時間6月19日にクレイトン・カーショウがロッキーズ相手に成し遂げている。

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