English Español 韓国語
  • 元ホワイトソックスの救援右腕・ウェブが交通事故死

    2017.10.16 11:01 Monday

     2013年から4シーズンにわたってホワイトソックスでプレイし、メジャー通算94試合に登板した実績を持つダニエル・ウェブが日本時間10月15日、交通事故により死亡した。28歳という若さだった。

     ウェブはテネシー州の北西部をATV(四輪バギー)で走行中、森林の中で障害物と衝突して横転。首の骨を折り、それが致命傷となった。ウェブは数週間前に結婚したばかりであり、この事故により負傷したウェブ以外の3人のうちの1人がウェブの妻だった。なお、ホワイトソックスはウェブの事故死に関して日本時間10月16日に声明を発表している。

     2016年6月にトミー・ジョン手術を受けたウェブは今季を全休。2016年11月にホワイトソックスを解雇された後、無所属のまま一年を過ごし、来季は再起をかけたシーズンとなるはずだった。2009年のドラフトでブルージェイズから18巡目(全体550位)指名を受けてプロ入りし、2012年1月にトレードでホワイトソックスへ移籍。2013年9月にメジャーデビューを果たし、2014年には自己最多の57試合に登板して6勝5敗、防御率3.99をマークした。

     2014年2月にはウェブの母サンドラが54歳で死去した。ウェブはスプリング・トレーニングで開幕ロースターの座をかけて競争している最中に母の死を知らされた。母の死から一年が経過したときに「毎日母のことを考えていたよ。辛い日もあった。受け入れるにはしばらく時間が掛かったよ」と語っていたウェブ。ローリングス製のウェブのグラブには最愛の母の名前が刺繍されていた。


     関連動画

  • 敵地で2連敗もヤンキースがまだ終わっていない3つの理由

    2017.10.16 10:33 Monday

     アストロズとのリーグ優勝決定シリーズで敵地2連敗スタートとなったヤンキース。しかし、ワールドシリーズ進出を諦めるにはまだ早い。ジョー・ジラルディ監督は「さあホームに戻ろう。そして、何が起こるか見てみようじゃないか」とチームを鼓舞している。

     アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われた第1戦、第2戦はともに両軍投手陣の好投によりロースコアの接戦が繰り広げられた。いずれも2対1でアストロズの勝利となったが、両軍に明らかな力の差があるわけではない。グレッグ・バードは「僕たちのチームにはパニックは全くないよ」とチームが平静を保っていることを強調している。第3戦から舞台をヤンキー・スタジアムに移して行われるリーグ優勝決定シリーズ。ヤンキースがここから巻き返し、球団史上41度目のワールドシリーズへ進出できるであろう理由を3つ、以下に挙げる。

     

    ①崖っぷちの状況から生き返ったヤンキース

     今年のポストシーズンにおいて、ヤンキースは「負ければ終わり」という試合を4度も制してきた。ツインズとのワイルドカード・ゲームに勝利し、インディアンスとの地区シリーズでは2連敗と追い込まれた後に3連勝。崖っぷちの状況でもパニックになることなく実力を発揮し、乗り越えてきたのが今年のヤンキースなのだ。「二度あることは三度ある」ではないが、ワイルドカード・ゲームと地区シリーズでの経験は大きな武器となるはずだ。

     

    ②目覚めよベイビー・ボンバーズ

     アーロン・ジャッジとゲーリー・サンチェスの若手コンビは今年のレギュラーシーズンにおいてヤンキース打線の中心的存在だった。2人で85本塁打を放ったが、これは25歳以下のコンビでは史上最多の数字(従来の記録は2007年にブリュワーズのライアン・ブラウンとプリンス・フィルダーが記録した84本塁打)。そして、ヤンキースは今年のポストシーズンをこの2人の貢献がほとんどない状態で勝ち上がってきているのだ。「打つべきだった球を空振りしたり、スイングするべきでない球に手を出したりしてしまった」と語るのはサンチェス。ワイルドカード・ゲーム以降輝きを失っているジャッジも「俺たちは諦めない。戦い続けるんだ」と力強いコメントを残している。

     

    ③好成績を残しているホーム

     今年のヤンキースはポストシーズンを含めるとホームで54勝30敗という好成績を残している。これ以上の成績をマークしているチームはア・リーグには存在しない。ヤンキースがリーグ優勝決定シリーズの舞台に立っているのは、ホームでの好成績があってこそなのだ。ここまでの2試合ではダラス・カイケル、ジャスティン・バーランダーというアストロズの左右のエースに苦戦したが、彼らに比べると第3戦と第4戦で先発予定のチャーリー・モートンとランス・マカラーズJr.は与しやすい投手。生え抜きのベテラン外野手であるブレット・ガードナーは「俺たちは一年を通してホームで良い戦いをしてきた。特に最近はね。ポストシーズンではまだホームで負けていないんだぜ」とホームでの戦いに自信を見せた。


     関連ニュース


     関連動画

  • ドジャースが小刻みに得点しNLCS初戦を獲る

    2017.10.16 09:41 Monday

     日本時間10月15日、ナ・リーグでもリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)が始まり、カブスとドジャースによる昨年と同じ組み合わせとなった。試合はドジャースが先制を許すも中盤から小刻みに点数を重ねて5対2と逆転勝利を収めた。

     この日の先発はホゼ・キンターナとクレイトン・カーショウ。キンターナはナショナルズとの地区シリーズ(NLDS)での登板から中1日おいての先発だった。一方のカーショウはこのNLCSでの通算成績が8試合に登板して1勝4敗と分が悪いシリーズとなっている。そして注目された両者の立ち上がり。先にマウンドに上がったカーショウは先頭打者のジョン・ジェイを空三振に抑えるも続くクリス・ブライアントとアンソニー・リゾに出塁を許す。いきなりピンチを招くも後続を抑えて無失点に切り抜ける。一方のキンターナも負けじと2者連続三振を含むドジャース打線を3人で片づけた。

     3回までは両軍とも無得点だったが、この試合、先制をしたのはカブスだった。4回表の攻撃では先頭打者のウィルソン・コントレラスが中安で出塁すると続くアルバート・アルモーラJr.がカーショウのスライダーを打つとその打球は左翼スタンドとへ消えていき、相手エースから2点をもぎ取った。被弾したカーショウは去るダイヤモンドバックスとの地区シリーズでも本塁打で失点していただけに不安が残る結果となった。カーショウは5回を投げて4被安打2失点の成績でマウンドを降りた。

     エースを援護したいドジャース打線は先制を許した直後の5回裏、1死からキンターナが制球を乱しての連続四球で一・二塁のチャンスをつくる。ここでヤシエル・プイーグに適時二塁打が飛び出して1対2と1点差に迫る。そしてここで打席に入るのは腰の故障で登録を外れたコリー・シーガーの代わりにスタメン出場しているチャーリー・カルバーソン。1死二・三塁から犠飛を打って2対2の同点としチームの期待に応えた。その後もクリス・テイラーやプイーグの一発などで3点を加えた打線は7回裏終了時点で5対2と逆転していた。

     カブスの先発、キンターナは登板間隔が短いのにもかかわらず5回2被安打2失点と試合をつくった。しかし、彼の後を継いだリリーフ陣が立て続けに打たれて2点のリードはすぐに終わってしまった。また、6回途中から登板したドジャースの3番手、前田健太にも回またぎながらわずか5球で3者凡退に抑えられ攻撃のきっかけをつかめずにいた。そして試合は9回表、この回の先頭打者はリゾからだったが相手守護神のケンリー・ジャンセンに手も足も出ず3者連続三振に打ち取られて試合終了となった。

     まず1勝を挙げたドジャース。第2戦の先発はリッチ・ヒル。一方のカブスはジョン・レスターと左腕同士の対決となる。果たして勝利するのはどちらのチームか、ワールドシリーズ進出をかけた熱戦が今後も続いていく。


     関連ニュース

  • バーランダー完投&コレアのサヨナラ打でアストロズ2連勝

    2017.10.15 10:36 Sunday

     ヤンキースとアストロズによるリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)は日本時間10月15日に第2戦を迎えた。この日の先発はルイス・セベリーノとジャスティン・バーランダー。このエース格同士の対決はヤンキースの早めの継投により長くは続くことはなかったが、バーランダーが124球完投、チームは9回裏にサヨナラ勝ちを収めてアストロズが今シリーズ2連勝とした。

     ヤンキースの先発、セベリーノは去るインディアンスとの地区シリーズ(ALDS)第4戦で7回3失点と好投をみせてチームの勝利に貢献している。一方のバーランダーはアストロズ移籍後負け知らずであり、今ポストシーズンでは既に2勝を挙げていた。この試合、先にマウンドに立ったバーランダーは初回のヤンキース打線を2者連続三振を含む3人できっちりと抑えた。対するセベリーノはホゼ・アルトゥーベとカルロス・コレアに出塁を許して2死一・二塁のピンチを招くも後続を内野ゴロに打ち取り難を乗り切った。

     3回までは両軍得点がなかったがこの状況を一変させたのはアストロズが誇る若き4番打者のバットだった。4回裏、1死から打席に立ったコレアはカウント1-2からの99マイルのフォーシームを打ち、これをを右翼スタンドへと運んで1点を先制した。被弾したセベリーノはその後は崩れることなく4回を投げ切ったものの、ヤンキースは早めの継投で5回からは2番手、トミー・ケインリーを登板させた。

     前日の試合では2対1とわずか1点差で敗れたヤンキースはこのまま黙っている訳にはいかない。先制された直後の5回表の攻撃では2死からアーロン・ヒックスが二塁打で出塁すると続くトッド・フレイジャーも同じく二塁打を放ってチームは瞬く間に1対1の同点に追いついた。その後は両軍ともに得点できず試合はこのまま9回裏のアストロズの攻撃を迎えた。

     9回裏のマウンドには守護神のアロルディス・チャップマン。先頭打者を三振に打ち取って1死をとるもアルトゥーベに左安を打たれて出塁を許す。ここで迎えるは先制弾を放っているコレアだった。チャップマンは100マイル近い直球で攻めるが制球が定まらずカウント3-2とする。そしてコレアは6球目を捉えると打球は右翼方面に飛んでいき、その間に一塁走者のアルトゥーベが一気にホームへ帰ってチームは2対1でサヨナラ勝利を収めた。

     4番のコレアは3打数2安打2打点の活躍。一方で先発のバーランダーも124球完投勝利を挙げて無敗神話を継続させた。投打がかみあったアストロズは2連勝と勢いに乗って次は敵地、ヤンキー・スタジアムへと乗り込む。まず1勝を挙げたいヤンキースの次戦の先発はCCサバシアが予定されている。対するアストロズはチャーリー・モートンが先発のマウンドに立つ。


     関連ニュース


     関連動画

  • 田中が6回2失点の好投もリベンジならず

    2017.10.14 13:20 Saturday

     日本時間10月14日からア・リーグでリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)が始まった。2009年以来のワールドシリーズ進出を目指すヤンキースとア・リーグ編入後初のALCS進出を果たしたアストロズとの対戦。ヤンキースの先発、田中将大は2015年の雪辱を果たすためにマウンドに上がったが惜しくもリベンジはならなかった。

     田中は2015年のワイルドカードでアストロズと対戦したことがあり、当時は5回を投げて4被安打2失点で敗戦投手となっている。その時の相手先発はダラス・カイケルでありまさに因縁の対決となった。ちなみにカイケルは6回3被安打無失点と勝利投手になった。そして迎えた今回のALCS初戦、両者は初回に四球で走者を背負うも落ち着いた投球で後続を抑えて無失点スタートを切った。

     初回を切り抜けた田中は3回までアストロズ打線を無安打に抑えていたが、4回裏につかまってしまう。1死からホゼ・アルトゥーベに内野安打を打たれるとその後は盗塁を許し、走者を二塁に進めてしまう。ここで去る地区シリーズ(ALDS)では2本塁打6打点と活躍した4番のカルロス・コレアを迎えた。けん制で二塁にいるアルトゥーベを警戒するもカウント2-1からコレアに4球目のシンカーを打たれ、これが適時打となり田中は先制点を許してしまう。続く、ユリエスキ・グリエルにも打たれてこの回だけで2点を失った。それでも失点はこの回のみで6回を投げて4被安打2失点と先発としての役割を果たしてマウンドを降りた。

     一方のカイケルはポストシーズン通算4試合で3勝0敗 防御率2.29と抜群の安定感を誇る投手であり、この日も地区シリーズ2連敗の崖っぷちから勝ち上がってきたヤンキース打線を抑えていく。5回表に2死一・二塁のピンチの場面からジャッジに左安を打たれたことで失点するかに思われたが、味方の守備に助けられて無失点で切り抜けた。その後も崩れることなく7回まで相手打線を4安打、奪った三振は2桁10個を数えた。

     8回からアストロズは逃げ切り体制に入り、2番手のクリス・デベンスキーを投入。しかし、1死をとるもののガードナーを四球で歩かせてしまいここで交代。ここでチームは守護神のケン・ジャイルズを登板させた。登板したジャイルズも四球で2死一・二塁とピンチを広げてしまう。ここで打席にはALDSで2本塁打と活躍したディディ・グレゴリウス。カウント0-2から5球目のスライダーで空三振に抑え無失点で切り抜けた。

     このままでは終われないヤンキースは9回表にグレッグ・バードが2死から意地のソロ本塁打を放って1点を返すも反撃はここまで。2対1でアストロズが勝利した。ヤンキース打線は6回2失点と好投した田中を援護することができず大事な初戦を落としてしまった。明日、第2戦はルイス・セベリーノとジャスティン・バーランダーの投げ合いが発表されている。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】シャーザーから4得点 カブスが乱戦制しNLCS進出!

    2017.10.13 14:40 Friday

     勝者が次のラウンドへ進む地区シリーズ第5戦。両軍とも7人の投手を送り込み、まさに総力戦と呼ぶに相応しい試合が繰り広げられた。4時間半を超える乱戦を制し、ドジャースが待つロサンゼルスへ乗り込むことになったのは昨季ワールドシリーズ王者のカブスだった。

     カブスの先発は第1戦で好投したカイル・ヘンドリックス。一方のナショナルズは第4戦に先発予定ながらスティーブン・ストラスバーグにその座を譲ったタナー・ロアークではなく、第2戦で先発したジオ・ゴンザレスが中4日で先発のマウンドに上がった。

     1回表、カブスは先頭のジョン・ジェイが二塁打で出塁すると、ゴンザレスの暴投の間に三進し、一死後にアンソニー・リゾーの二塁ゴロの間にジョンが生還して先制。しかしナショナルズは2回裏、先頭のダニエル・マーフィーのソロ本塁打で追いつくと、さらに連打で無死一、二塁のチャンスを作り、マイケル・テイラーがレフトスタンドへスリーランを叩き込んで3点を勝ち越した。

     ナショナルズが試合の流れを掴んだかに思われたが、3回表一死満塁からアディソン・ラッセルの遊撃ゴロの間に1点を返すと、ゴンザレスの暴投でさらに1点。1点差となり、試合の行方はわからなくなった。

     試合が大きく動いたのは5回表。ナショナルズは1点リードの状況でエースのマックス・シャーザーを投入した。しかし、簡単に二死を取った後に連打を浴びて一、二塁のピンチを背負い、ここでラッセルが逆転の2点タイムリー。ジェイソン・ヘイワードが敬遠で歩いて再び二死一、二塁となり、ハビアー・バイエズは空振り三振で攻撃終了かと思われたものの、マット・ウィータースが後逸。ウィータースから一塁への送球がライト前へ転々としている間にカブスは1点を追加した。さらに次打者トミー・ラステラが打撃妨害で出塁して二死満塁となり、ジョン・ジェイの押し出し死球でこの回4点目。カブスは相手のミスに乗じてシャーザーから4点を奪い、逆転に成功した。

     6回以降は点の取り合い。取れば取られるを繰り返し、8回が終了した時点で9対8とカブスが1点リード。9回裏の攻撃は1番トレイ・ターナーからの好打順だったが、7回裏から登板していたウェイド・デービスが三者凡退に抑えて7アウト・セーブを完成させ、大乱戦の最後を締めくくった。

     カブスは地区シリーズをスイープで突破し、準備万端で待ち構えるドジャースとリーグ優勝決定シリーズを戦うことになる。ワールドシリーズ進出をかけたリーグ優勝決定シリーズは日本時間10月15日にドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで開幕する。


     関連ニュース


     関連動画

  • アストロズ 本拠地スタート歓迎もヤンキースの勢いを警戒

    2017.10.13 12:27 Friday

     リーグ優勝決定シリーズの対戦相手がヤンキースとなり、ホームフィールド・アドバンテージを手にしたアストロズ。本拠地での第1戦と第2戦にダラス・カイケル&ジャスティン・バーランダーのダブル・エースを送り込んで必勝を期すが、同時に大逆転で地区シリーズを制したヤンキースの勢いを警戒している。

     オールスター遊撃手のカルロス・コレアは「ホームでシリーズをスタートできるのは素晴らしいことだよ」と本拠地でシリーズ開幕を迎えられることを喜んだ。コレアはレギュラーシーズン、ヤンキースを相手に28打数14安打(打率.500)、10打点と大活躍。今回のリーグ優勝決定シリーズでも活躍が期待されるが、「インディアンスは100勝以上してリーグ最高勝率だったけど、そんなことは関係ない。ヤンキースはその最高勝率チームを破って勝ち上がってきた手ごわい相手なんだ。2連敗から逆転してきたんだから、彼らには勢いがある。だからこそ、ホームで開幕できるのはありがたいよね」と気を引き締めていた。

     ヤンキース対インディアンスの結果次第ではクリーブランドへ飛ばなければならない可能性もあっただけに、A.J.ヒンチ監督はいかなる状況に対しても準備をしていたとしつつも、クリーブランドへ飛ぶ必要がなくなったことを素直に喜んだ。「ホームフィールド・アドバンテージを得られたのはとても嬉しいよ。(リーグ優勝決定シリーズは)困難な戦いになるだろう。ヤンキースはワイルドカード・ゲームと地区シリーズを勝ち抜き、非常に勢いがある。シーズン中は数試合しか対戦していないけど、しっかり対策を練って準備しているよ」

     ランス・マカラーズJr.は「ヤンキースは彼らがなぜ優れたチームと思われているのかを証明したよね」と、かつて父がプレイしたヤンキースの戦いぶりを称えた。そして、「ホームでスタートできることをみんな喜んでいると思うよ。ニューヨークのような大都市はほかにないから、ホームでスタートできるというのは大きいよ」と他の選手・監督と同様にホームフィールド・アドバンテージを歓迎していた。

     強力打線を武器にレッドソックスを圧倒したアストロズ。奇跡的なカムバックでインディアンスを撃破したヤンキース。この両者が激突するリーグ優勝決定シリーズが面白くならないわけがない。白熱した試合が連日繰り広げられることを期待したい。


     関連ニュース


     関連動画

  • ドジャース 初戦はカーショウ ダルビッシュは第2戦or第3戦

    2017.10.13 11:52 Friday

     1988年以来29年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を目指すドジャースは、日本時間10月15日からリーグ優勝決定シリーズを戦う。4勝先取のこのシリーズに向けて、ドジャースの先発ローテーションがほぼ固まった。

     デーブ・ロバーツ監督は第1戦に大黒柱のクレイトン・カーショウ、第4戦に今季16勝のアレックス・ウッドを先発させることを発表した。第2戦と第3戦についてはリッチ・ヒルとダルビッシュ有が先発することになるが、どちらがどの試合に投げるかは対戦相手(ナショナルズまたはカブス)が決まってから判断するという。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズではヒルが第2戦、ダルビッシュが第3戦に先発したが、両者の順番が入れ替わる可能性もある。ナショナルズの打者たちはダルビッシュとの対戦経験が非常に少なく、また、昨季のリーグ優勝決定シリーズでヒルがカブス打線を相手に6回無失点の好投を見せたという実績もあり、対ナショナルズの場合はダルビッシュが第2戦、対カブスの場合はヒルが第2戦に投げるのではないかと見られている。

     「もうほとんど(先発ローテーションは)決まったよ」とロバーツ監督。「あとは今夜の試合が終わってからだね。対戦相手がわかってから(第2戦と第3戦の)決断をするつもりだよ」と方針を明らかにした。

     リーグ優勝決定シリーズに向けてドジャースのロースターに大きな変更はないと見られており、唯一ロースターに加わる可能性があるとされているのがリリーフ左腕のルイス・アビランである。アビランは今季61試合に登板して防御率2.93と安定したピッチング。ポストシーズンでは通算11試合に登板して防御率0.00をマークしている。左肩の状態に不安があったため地区シリーズのロースターからは外れていたが、コンディションはすでに万全だ。アビランがロースターに加わればトニー・シングラーニ、トニー・ワトソンと合わせて3人のリリーフ左腕を抱えることになり、投手起用にも幅が生まれるだろう。また、リリーバーとして存在感を増している前田健太は日本時間10月13日にブルペンで25球を投げ、好調ぶりをアピールしていた。


     関連ニュース


     関連動画

  • ドジャース シーガーが背中を痛めて全体練習欠席

    2017.10.13 11:30 Friday

     日本時間10月15日からリーグ優勝決定シリーズに臨むドジャースの正遊撃手コリー・シーガーが、ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第3戦で背中を痛めた影響により、日本時間10月13日に本拠地ドジャー・スタジアムで行われた全体練習を欠席した。デーブ・ロバーツ監督によると、リーグ優勝決定シリーズ第1戦には出場できる見込みだという。

     シーガーは地区シリーズ第3戦でスライディングの際に背中を痛めた。ロバーツ監督によるとシーガーは軽傷であり、現在治療を受けているという。現在行われているカブス対ナショナルズの勝者とリーグ優勝決定シリーズで激突することになるが、シーガーがリーグ優勝決定シリーズ第1戦に出場できないような事態は今のところ想定されておらず、ロバーツ監督も楽観的な姿勢を見せていた。今日の全体練習では万が一の場合に備えてエンリケ・ヘルナンデス、クリス・テイラー、チャーリー・カルバーソンの3人が内野守備練習の際に遊撃のポジションに就いていたものの、よほどのことがない限りシーガーがスタメン出場することになるはずだ。

     「シーガーを休ませて、治療を受けさせる方がベターだと判断したんだ。彼の右肘を休ませることもできるからね」とロバーツ監督はシーガーを欠席させた意図を明らかにした。シーガーは右肘にも不安を抱えており、シーズン終盤には数試合を欠場。右肘の影響で調子を落としていた時期もあり、シーズン終了後に手術を受ける可能性も取り沙汰されている。全体練習を欠席させることにより、背中だけでなく右肘の状態にもプラスになるとコーチ陣は判断したようだ。

     また、この日の全体練習には正捕手のヤスマニ・グランダルも参加しなかった。グランダルは妊娠中の妻と行動を共にするためにアリゾナの自宅へ移動。ロバーツ監督によると、グランダルは日本時間10月14日に行われる全体練習までにはチームに合流する見込みとなっている。


     関連ニュース


     関連動画

  • セーブ王・ホランドが選手オプションを破棄してFAに

    2017.10.13 11:05 Friday

     トミー・ジョン手術の影響により2016年シーズンを全休し、今季ロッキーズでメジャー復帰を果たしたグレッグ・ホランド。夏場に息切れしたとはいえ、リーグ最多タイの41セーブをマークする活躍を見せたが、どうやら来季の選手オプションを破棄して再びフリーエージェント市場に打って出るようだ。

     ホランドは今年1月下旬にロッキーズと年俸600万ドルの1年契約を結んだ(出来高により900万ドルが追加され、最終的には1500万ドル)。この契約には2018年の相互オプション(年俸1000万ドル)が含まれていたが、50試合以上に登板または30試合以上を完了すれば年俸1500万ドルの選手オプションに変わるという条項が含まれており、61登板&58完了を記録したホランドはこの条件をクリア。ホランドは年俸1500万ドルでロッキーズに残留するか、オプションを破棄してフリーエージェントになるかを選択できる立場となっていた。

     8月に防御率13.50という大乱調があったため、シーズン通算の防御率は3.61となってしまったものの、8月を除けば防御率は1点台。4月と5月には月間最優秀リリーバーに選出され、最多セーブのタイトルを初受賞したとあって、オプションを行使して残留するよりもフリーエージェント市場に出たほうが好条件の契約を得られると判断したのだろう。

     「俺たちはポストシーズン進出に相応しいロースターを抱えていたと思う。でも、良い選手を揃えたからといってポストシーズンに行けるわけではないんだ。このチームのケミストリーは素晴らしかったよ」とワイルドカード獲得を決めた試合後に語っていたホランドだが、1年限りでロッキーズを去ることがほぼ確実となった(もちろんロッキーズと再契約を結ぶ可能性もある)。

     昨オフはアロルディス・チャップマン(ヤンキース)、ケンリー・ジャンセン(ドジャース)、マーク・マランソン(ジャイアンツ)ら大物クローザーが大型契約を手にしたが、ホランドの契約はマランソンの4年6200万ドルが基準になると言われている。トミー・ジョン手術からの復活を遂げた右腕は来季どのチームで試合を締めくくるのだろうか。


     関連ニュース


     関連動画

  • ヤンキースがALCSのローテを発表 田中が第1戦で先発へ

    2017.10.13 10:32 Friday

     2連敗後の3連勝でインディアンスを破り、2012年以来5年ぶりのア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)への進出を決めたヤンキース。第3戦でシリーズの流れを一変させる快投を見せた田中将大がアストロズとのALCS第1戦に先発することが日本時間10月13日に球団から発表された。

     ヤンキースは第1戦に田中、第2戦にルイス・セベリーノ、第3戦にCCサバシア、そして第4戦にソニー・グレイを起用することを発表。敵地ミニッツメイド・パークで開催される最初の2試合で、田中はダラス・カイケル、セベリーノはジャスティン・バーランダーと投げ合うことになる。

     「当然ながら、シリーズの最初の試合はとても重要だ。しっかり仕事をして初戦を取りたい。今の自分はシーズン序盤とは違うピッチャーだと感じている」と通訳を通して語った田中。レギュラーシーズン最終登板で7回15奪三振無失点、地区シリーズ第3戦で7回7奪三振無失点と2試合続けて好投しており、状態が良いのは間違いない。2年前のワイルドカード・ゲームで投げ負けたカイケルを相手に、どのようなピッチングを見せてくれるのか楽しみだ。

     「この前の田中のピッチングは素晴らしかった。彼は大舞台を経験しているし、過去2登板が本当に素晴らしいからね」とジョー・ジラルディ監督は田中に第1戦を任せた理由を説明した。前回登板からは中4日。通常通りの登板間隔で第1戦に臨めることも田中にとってはポジティブな材料だろう。

     田中の不安材料は今季、アウェイでの成績が極めて悪いことだ。本拠地ヤンキー・スタジアムでは15先発で9勝5敗、防御率3.22と安定した成績を残しているのに対し、アウェイでの15先発では4勝7敗、防御率6.48と打ち込まれている(成績はレギュラーシーズンのみ)。思えば、過去2登板の好投はいずれも本拠地でのものだった。また、今季唯一のアストロズ戦での登板となった5月14日の試合では、ホームゲームでありながら2回途中までに4本塁打を浴び、8失点でノックアウトされている。「シーズン序盤とは違うピッチャーになった」と語る田中がこれらの不安材料を払拭し、みたび好投を見せてくれることを期待したい。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】ヤンキースが2連敗からの3連勝でインディアンス撃破!

    2017.10.12 14:20 Thursday

     ディディ・グレゴリウスがコリー・クルーバーから2本塁打を放てば、CCサバシアは5回途中で降板するまでに9三振を奪う力投。第1戦からの2連敗で崖っぷちに追い込まれたヤンキースが奇跡的なカムバックで3連勝を成し遂げ、リーグ最高勝率のインディアンスを撃破してアストロズとのリーグ優勝決定シリーズへ駒を進めた。

     ヤンキースは1回表、グレゴリウスがクルーバーのフォーシームをライトスタンドへ叩き込んで1点を先制。3回表にはグレゴリウスがカーブを捉えて2打席連発となるツーランを放ち、リードを3点に広げた。5回一死まで9奪三振、無失点と見事なピッチングを見せていたサバシアは5回裏に4連打を浴びて2点を失い、2番手のデービッド・ロバートソンへバトンタッチ。一死一、二塁のピンチでロバートソンがフランシスコ・リンドーアを遊撃への併殺打に打ち取り、主導権を渡さなかった。

     その後は両軍のリリーフ陣が奮闘し、スコアが3対2で動かないまま試合は最終回に突入。9回表、ヤンキースは前の回から登板していたコディ・アレンを攻め立てて二死一、二塁のチャンスを作ると、ブレット・ガードナーがフルカウントから5球粘ったあとの12球目をライト前へ弾き返し、ジェイ・ブルースの悪送球も重なって大きな2点を手に入れた。最後はアロルディス・チャップマンがオースティン・ジャクソンを見逃し三振に抑え、6アウト・セーブを完成させて試合終了。インディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドのグラウンドに、ヤンキース・ナインによる歓喜の輪が広がった。

     「全員が貢献してくれた。この逆転劇に貢献しなかった選手は一人もいないと思う。素晴らしいことだよ。見事な戦いを見せてくれた選手たちを誇りに思う」とヤンキースのジョー・ジラルディ監督は選手たちを称えた。インディアンス絶対有利と見られた地区シリーズで、最初の2試合を落としたところからの大逆転劇。第3戦で田中将大が見せた圧巻のピッチングがシリーズの流れを一変させたことは間違いない。第4戦ではルイス・セベリーノが力投して望みをつなぎ、第5戦も制してチーム全員で大逆転劇を成し遂げた。次はアストロズとのリーグ優勝決定シリーズ。今度はどんなドラマが待っているのだろうか。


     関連ニュース


     関連動画

  • プライスの左肘は手術の必要なし

    2017.10.12 12:23 Thursday

     今季は左肘の故障に苦しみ、2度の故障者リスト入りを経験するなど不本意なシーズンを過ごしたデービッド・プライス(レッドソックス)だが、デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長はプライスの左肘の状態が良好であり、手術の必要はないとの見通しを明らかにした。

     左肘痛により開幕を故障者リストで迎えたプライスは、日本時間5月30日に戦列復帰。そこから11試合に先発して5勝3敗、防御率3.82をマークしたが、日本時間7月29日に左肘炎症により再び故障者リスト入り。手術を回避し、日本時間9月15日に戦列復帰を果たしたが、復帰後はポストシーズンを含めてリリーフで起用された。レギュラーシーズンでは5試合にリリーフ登板して8.2イニングを投げ、1勝0敗、防御率0.00、13奪三振、ポストシーズンでも2試合にリリーフ登板して6.2イニングを投げ、防御率0.00、6奪三振と好投。左肘の状態に問題がないことを十二分にアピールした。

     シーズンの大半を故障者リストで過ごし、手術の可能性も取り沙汰されたプライスだったが、「手術は必要ないと思うよ。医者もそう言っていた」とドンブロウスキー。「シーズン終盤、彼がボールを投げる様子を見ていただろう?彼が来季の先発ローテーションに居てくれることをとても嬉しく思っているよ」とプライスが再び先発ローテーションの軸として活躍してくれることに期待を寄せていた。

     今季はクリス・セールとドリュー・ポメランツの左腕コンビが17勝をマーク。そこに完全復活したプライスが加われば、球界ナンバーワンと言っても過言ではない強力左腕トリオが完成する。期待外れのシーズンを過ごしたリック・ポーセロを含めて先発4番手までは確定。打線強化を目指すレッドソックスにとって、投手陣の戦力がある程度計算できる状態にあるのは朗報だろう。レッドソックス加入後の2年間は消化不良のシーズンを送っているプライスだが、来季こそはチームをワールドシリーズ制覇へ導く大活躍を期待したい。


     関連ニュース


     関連動画

  • 有望株・レイエス トミー・ジョン手術からのリハビリ中

    2017.10.12 11:51 Thursday

     2016年シーズンに鮮烈デビューを果たし、今季の新人王有力候補に挙げられていたアレックス・レイエス(カージナルス)。スプリング・トレーニング開始直後に右肘の故障が判明してトミー・ジョン手術を受けることになり、シーズンを全休したが、23歳の右腕は来季の活躍に向けてリハビリに取り組んでいる。

     「チームメイトがグラウンドで練習したり、試合をしたりしている姿を見ることは、ジムやトレーニング・ルームにいる俺を奮い立たせてくれた。自分がどこにいたいのかを思い出すことができたんだ。忘れかけていた気持ちを思い出すことができたんだ。今回の経験を通して、野球への情熱を少しプラスすることができたと思うよ」とレイエスはリハビリに費やした一年を振り返った。

     レイエスはおよそ2週間前にマウンド復帰を果たし、手術後初のブルペン・セッションを行った。今後は球団の施設でトレーナーらの管理のもと、リハビリ・プログラムをこなしていくことになる。順調にリハビリ・プログラムを消化し、回復がスムーズに進めば、来季の開幕ロースターに名を連ねることも十分に可能だろう。「今のところは再発の兆候もないし、順調に進んでいるよ」とレイエスは手応えを口にする。

     シーズン中のトレーニングを通して、レイエスは体重を10~13ポンド絞ることに成功したという。「この一年を生かすことができたと思う。身体のコンディションは今までで一番良いよ」。2016年8月にメジャーデビューを果たし、時速100マイルに達する速球を武器に5先発を含む12試合に登板して4勝1敗1セーブ、防御率1.57という見事な成績を残したレイエス。リハビリ、トレーニングを経てさらなる進化を遂げたとすれば、来季のレイエスはいったいどんなボールを投げ、どんな成績を残すのだろうか。

     故障明けということもあり、投球イニングに制限が設けられることは間違いない。現時点では来季の役割は未定だが、おそらく先発とリリーフを兼任しながら、投球イニング制限の範囲内でチームに貢献することになるだろう。球界屈指の有望株が公式戦のマウンドに戻ってくる日を楽しみに待ちたい。

  • アストロズ ALCS第1戦はカイケル、第2戦にバーランダー

    2017.10.12 11:24 Thursday

     レッドソックスを3勝1敗で破り、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めたアストロズは対戦相手の決定を待たずして、第1戦&第2戦の先発予定投手を発表した。A.J.ヒンチ監督は第1戦にエース左腕のダラス・カイケル、第2戦にエース右腕のジャスティン・バーランダーを先発させる予定であることを明らかにした。

     現在行われているヤンキース対インディアンスの地区シリーズ第5戦を制したチームとアストロズは対戦する。レギュラーシーズンの勝率に従ってホームフィールド・アドバンテージが与えられるため、インディアンスが勝った場合はリーグ優勝決定シリーズはクリーブランド、ヤンキースが勝った場合はヒューストンで開幕することになる。

     「カイケルとバーランダーを第1戦と第2戦にこの順番で先発させる。対戦相手に関係なく、この順番でいく。そのあとは状況に応じて決めていくことになるかな」と、ヒンチ監督の発言からは左右の両エースに対する絶大な信頼がうかがえた。両エースが第1戦と第2戦に先発することにより、アストロズはこの両輪をシリーズ中に2試合ないし3試合先発させることも可能。場合によっては地区シリーズ第5戦でバーランダーがリリーフ登板したように、負けられない一戦ではこの両輪をリリーフで投入することも考えられる。

     ヒンチ監督の発言通り、第3戦以降の先発投手は全くの未定である。地区シリーズでは第3戦でブラッド・ピーコック、第4戦でチャーリー・モートンが先発したが、ランス・マカラーズJr.なども控えており、ヒンチ監督が誰を起用するか注目される。マカラーズJr.は「チームが勝つために何でもやるよ」とロングリリーフを担った地区シリーズと同様、先発にこだわらない姿勢を見せている。

     また、地区シリーズと異なり、リーグ優勝決定シリーズでは移動日なしで3連戦が行われる(第3戦~第5戦)可能性があるため、ヒンチ監督はロースターに登録する投手の数を地区シリーズの11人から1人増やす方針だ。フランシス・マルテス、コリン・マクヒュー、タイラー・クリッパードの3人が候補として挙げられており、彼らの中から1人がロースター入りを果たすことになるだろう。


     関連ニュース


     関連動画

  • レッドソックスがファレル監督を解任

    2017.10.12 10:57 Thursday

     アストロズの前に1勝3敗で地区シリーズ敗退となったレッドソックスは、2013年から5シーズンにわたってチームの指揮を執ったジョン・ファレル監督の解任を発表した。デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長にとって、この決断は決して容易なものではなかったようだ。

     ファレル監督はレッドソックスの監督に就任した2013年にいきなりワールドシリーズを制覇。続く2年は地区最下位に沈んだものの、2016年から2年連続で激戦区のア・リーグ東部地区を制した。しかし、2年連続で地区シリーズ敗退。チームを前進させていくためにドンブロウスキーは監督交代を決断した。

     「チームをより良くし、前進させるために、今が変化を起こすのに適切なタイミングだと判断したんだ。様々な要素を考慮した。シーズンを通して様々な物事を目にしてきた。そして、それらに基づいて決断を下した。変化というものは時に、より良い結果を生むものなんだ。変化とともに前進していくために、決断したのさ」とドンブロウスキー。一方で「ポストシーズンで負けたことが原因で今回の決断に至ったわけではない。アストロズは良いチームだから、それは理由にはならないよ。チームをより良くしていくためにどうすべきかを考えた結果だ」と地区シリーズ敗退が解任の引き金となったことは否定している。

     レッドソックスは後任探しに着手することになる。ドンブロウスキーは監督経験がある人物が望ましいとしつつも、それが必須条件ではないとの意向を示している。ロン・ガーデンハイアー(ダイヤモンドバックス・ベンチコーチ)、ブラッド・オースマス(前タイガース監督)、アレックス・コーラ(アストロズ・ベンチコーチ)、デマーロ・ヘイル(ブルージェイズ・ベンチコーチ)、サンディ・アロマーJr.(インディアンス・一塁ベースコーチ)らの名前が新監督候補として取り沙汰されているが、ドンブロウスキー自身は具体的な名前を挙げることを避けている。

     「まずはジョン・ファレルが投手コーチ、監督としてレッドソックスに貢献してくれたことに感謝したい。彼は球団のために数多くの素晴らしいことを成し遂げてくれた」とファレルへの感謝を述べたドンブロウスキー。敏腕GMとして知られるこの男は新監督に誰を指名するのだろうか。


     関連ニュース


     関連動画

  • 【戦評】ストラスバーグが再び好投 ナショナルズ逆王手

    2017.10.12 10:27 Thursday

     体調不良と報じられていたスティーブン・ストラスバーグが先発予定だったタナー・ロアークに代わって第4戦の先発のマウンドに上がると発表されたのは日本時間10月12日の午前0時半ごろ。サプライズとも言えるドタバタ劇だったが、ストラスバーグは体調不良の影響を感じさせない圧巻のピッチングを披露。7回12奪三振無失点の好投でチームを勝利へ導き、ナショナルズは対戦成績を2勝2敗のタイとした。

     この試合でストラスバーグが背負ったピンチらしいピンチは2回裏の二死一、三塁だけ。この場面はハビアー・バイエズを投手ゴロに打ち取って無失点で切り抜け、3回裏、4回裏、7回裏にはそれぞれ3奪三振。「彼は今夜、全てが良かったね。彼は素晴らしいチェンジアップを持っている。彼の速球は常に良いし、スライダーも良い。そして、強い意志を持ってマウンドに上がっていたように見えた」とダスティ・ベイカー監督はチームの窮地を救った右腕を手放しで称賛した。

     打線はカブス先発のジェイク・アリエタから4回までに5四球を選ぶなど毎回走者を出したが、奪った得点はアディソン・ラッセルのエラーによる1点だけ。2番手のジョン・レスターにも封じ込まれ、好投を続けるストラスバーグを援護できずにいた。しかし、8回表二死走者なしからダニエル・マーフィーがセンター前ヒットを放って出塁すると、代わったカール・エドワーズJr.からアンソニー・レンドンとマット・ウィータースが連続四球を選んで二死満塁。カブスは無失点で切り抜けるべく守護神のウェイド・デービスを投入したものの、マイケル・テイラーが時速94.5マイル(約152.1km/h)のフォーシームを捉え、ライトスタンドの最前列へ試合を決定づけるグランドスラムを叩き込んだ。

     「素晴らしい試合だった。テイラーの一打が本当に大きかったよ」と試合を振り返ったベイカー監督。チームを勢いづける勝ち方であったことは間違いない。舞台を再びワシントンD.C.に移して行われる第5戦。試合後に笑っているのはいったいどちらのチームだろうか。


     関連ニュース


     関連ニュース

  • 規定打席未満の最強打者 J.D.マルティネスの行き先は?

    2017.10.11 12:56 Wednesday

     ダイヤモンドバックス移籍後の62試合で打率.302、29本塁打、65打点、OPS1.107という驚異的な打棒を発揮し、チームのワイルドカード獲得に大きく貢献したJ.D.マルティネス。今季終了後にフリーエージェントとなるマルティネスには数多くの球団が関心を示しているが、いったいこの右のスラッガーは来季どのユニフォームを着ているのだろうか。

     今季のマルティネスは足の故障で出遅れ、開幕からの約1ヶ月を欠場したため、シーズン通算489打席に終わり、規定打席には届かなかった。そのなかで打率.303、45本塁打、104打点、OPS1.066をマーク。長打率.690は不足している打席を全て凡退としてカウントしても両リーグトップとなるため、今季の両リーグ1位に認定されている。また、わずか出場119試合で45本塁打を放ったのは史上初の快挙であり、500打席未満の打者としても45本塁打は史上最多の数字だった。今季のマルティネスは「規定打席未満の最強打者」と呼ぶに相応しい活躍を見せたのである。

     過去4シーズンで400試合以上に先発出場した外野手のうち、マルティネスのOPS+はマイク・トラウト(エンゼルス)、ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)に次ぐ3位。ブライス・ハーパー(ナショナルズ)を上回る数字を残している。守備力の低さはネックだが、打撃力のほかにまだ30歳という若さも魅力であり、昨オフにヨエニス・セスペデス(メッツ)が手にした4年1億1000万ドルという契約が基準になるのではないかとも言われている。

     今季両リーグ最少の128本塁打に終わり、長打力アップを目指しているジャイアンツ。ジョシュ・ドナルドソン(ブルージェイズ)やスタントンのトレードでの獲得を目指す一方で、マルティネス獲得もオプションの一つとなり得るカージナルス。ジャスティン・アップトンがオプトアウト権を行使して流出する可能性のあるエンゼルス。デービッド・オルティス引退後、打線の迫力不足が顕著だったレッドソックス。そして、現在所属しているダイヤモンドバックス。MLB.comのジョン・ポール・モロシは獲得候補としてこの5球団を挙げている。

     「規定打席未満の最強打者」を手に入れるのはどの球団なのか。注目のフリーエージェント市場はワールドシリーズ終了を待ってオープンする。


     関連ニュース


     関連動画

  • 日々存在感を増す控え捕手・バーンズ

    2017.10.11 12:27 Wednesday

     ドジャースの2番手捕手、オースティン・バーンズが日々存在感を増している。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズでは打率.500(8打数4安打)、1本塁打、3打点の大活躍。今やチームに不可欠な戦力となりつつある。

     地区シリーズ第3戦。デーブ・ロバーツ監督はダルビッシュ有の女房役に正捕手のヤスマニ・グランダルではなく、バーンズを選択した。「6番・捕手」で先発出場したバーンズは、1点差に迫られた直後の6回表にザック・グレインキーからソロ本塁打。ダイヤモンドバックスに大きなダメージを与える一打を放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

     今季104勝をマークしたドジャースはコリー・シーガー、ジャスティン・ターナー、コディ・ベリンジャーなど数多くのオースルター選手を揃えているが、スイープでの地区シリーズ突破への貢献度だけを見れば、バーンズはスター選手たちに引けを取らない。「監督が信頼してくれるのはいつだって嬉しいよ。スタメンに名を連ねて、チームに貢献することができて良かった」とバーンズは謙虚に喜びを口にした。

     まだまだ長い戦いが続くポストシーズンにおいて、バーンズはさらなる出場機会を手にすることになるだろう。バーンズはグランダルに次ぐ2番手捕手として、レギュラーシーズンでは打率.289(218打数63安打)、8本塁打、OPS.895という好成績を残している。一方のグランダルは22本塁打を放ったとはいえ、打率.247(438打数108安打)やOPS.767ではバーンズに劣り、9月には打率.154という大不振に陥った。地区シリーズでも4打数ノーヒット。来季以降はともかく、少なくとも今回のポストシーズンに関しては序列が入れ替わってもおかしくない状況なのだ。

     ロバーツ監督は「オースティンは今年、メジャーリーガーとして本当に成長したよ。捕手としても、打者としても、自信を持ち始めたように感じる。あらゆる球に食らいつき、フィールドの全方向にヒットを打つこともできるしね」とバーンズの成長に目を細める。また、バーンズは捕手としては珍しく、二塁や三塁も守れるユーティリティ・プレイヤーでもある。捕手としてはもちろんのこと、代打や控え内野手としてもバーンズの出場機会はますます多くなっていくに違いない。


     関連ニュース


     関連動画

  • 大砲・エンカーナシオン ALDS第5戦はスタメン復帰か

    2017.10.11 12:01 Wednesday

     ヤンキースとの地区シリーズ第2戦で右足首を負傷し、続く2試合を欠場したエドウィン・エンカーナシオン(インディアンス)だが、テリー・フランコーナ監督によると「負ければ終わり」の第5戦で指名打者としてスタメンに復帰するようだ。

     エンカーナシオンは日本時間10月11日に本拠地プログレッシブ・フィールドのレフトフィールドで球団のメディカルスタッフが見守る中、いくつかのランニングドリルをこなした。当初想定されていたよりも回復は早く、フランコーナ監督は「彼はすでにマシンでの打撃練習を再開している。今日はランニングもこなしていたし、たぶん第5戦は大丈夫じゃないかな」と地区シリーズ第5戦でスタメン復帰させることを示唆した。

     今季38本塁打、107打点を叩き出した主砲を欠いた2試合(第3戦、第4戦)でインディアンスはわずか3得点しか奪えなかった。フランシスコ・リンドーア、ジェイソン・キプニス、ホゼ・ラミレスの上位打線に当たりが出ていないことが得点力不足の主な原因であることは間違いないが、エンカーナシオンの代役として指名打者に入っていたマイケル・ブラントリーもここまで打率.091(11打数1安打)と絶不調。そもそもブラントリーも右足首の故障で8月と9月の大半を欠場するなどコンディションは万全でなく、エンカーナシオンの負傷によってスタメンで起用せざるを得ないという状況に陥っていた。第5戦では相手先発が左腕のCCサバシアであるため、エンカーナシオンが指名打者としてスタメンに戻ってくるのであれば、ブラントリーは再び代打の切り札として出場機会を待つことになるだろう。

     ヤンキースのジョー・ジラルディ監督は「彼(=エンカーナシオン)の存在が状況を変えるだろう」とスラッガーのスタメン復帰を警戒する。「彼は危険な打者だ。我々は彼がいかに危険であるかをよく知っている。この3~4年、彼はリーグで最も優秀な打点マシンの一人だった。彼は打点の稼ぎ方を知っているんだ。彼の復帰によって状況は変わるだろう」

     本拠地での2試合に連勝してあっさり王手をかけたにもかかわらず、ヤンキースに逆王手をかけられ、追い詰められたインディアンス。主砲のバットがこの苦しい状況を打開してくれることを望むばかりだろう。


     関連ニュース


     関連動画

« Previous PageNext Page »