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  • ロッキーズの開幕投手は右腕・マルケスに決定 2年連続2度目

    2021.3.29 12:00 Monday

     日本時間3月29日、ロッキーズのバド・ブラック監督はヘルマン・マルケスが今季の開幕投手を務めることを発表した。マルケスが開幕投手を務めるのは昨季に続いて2年連続2度目。昨季は敵地グローブライフ・フィールドでのレンジャーズとの開幕戦で6回途中2安打1失点と好投したものの、打線の援護がなく敗戦投手(チームは0対1で完封負け)となっており、日本時間4月2日のドジャース戦で開幕投手としての初勝利を目指す。

     2年連続2度目の開幕投手に指名されたマルケスだが、開幕投手決定の知らせは決してサプライズではなかったようだ。マルケスは2年連続の大役を務めることを想定し、すでに開幕戦当日の天気予報をチェック済み。予報によると、当時の気温は華氏65度(摂氏18.3度)で、試合が進むにつれて華氏71度(摂氏21.7度)まで上がる可能性があるという。

     これはベネズエラ出身のマルケスにとって朗報と言える。2018年の本拠地開幕戦では華氏27度(摂氏マイナス2.8度)という極寒のなかでの登板を強いられ、6つの四球を与えて5回途中7安打7失点で敗戦投手となった苦い経験がある。今季は本拠地クアーズ・フィールドで開幕戦を迎えるが、予報を見る限りでは、比較的温暖な気候のなかでマウンドに上がることができそうだ。

     現在26歳のマルケスは、メジャー2年目の2017年から2019年まで3年連続で2ケタ勝利をマーク。昨季は13試合に先発してリーグ最多の81.2イニングを投げ、4勝6敗、防御率3.75(自己ベスト)、73奪三振を記録した。「打者天国」と呼ばれるクアーズ・フィールドを本拠地としているため、ロッキーズの投手は見た目の成績が悪く、過小評価される傾向にあるが、マルケスは昨季ビジターの7先発で3勝2敗、防御率2.06の好成績をマーク。キャリア通算でもホームでの防御率5.10に対してビジターでは防御率3.51を記録している。

     なお、ブラックは開幕投手のマルケスも含め、ドジャースとの開幕4連戦の先発投手を発表。カイル・フリーランドが肩の故障で離脱しているため、マルケス、アントニオ・センザテラ、ジョン・グレイ、オースティン・ゴンバーの4人で昨季王者との4連戦に臨む。

  • Dバックスの開幕投手はバムガーナー 3年連続7度目の大役

    2021.3.29 11:00 Monday

     日本時間3月29日、ダイヤモンドバックスのトーリ・ロブロ監督は敵地ペトコ・パークで行われるパドレスとの開幕戦(日本時間4月2日)にマディソン・バムガーナーが先発することを発表した。バムガーナーが開幕投手を務めるのはジャイアンツ時代の2014~17年と2019年、ダイヤモンドバックスへ加入した昨季に続いて3年連続7度目。開幕戦ではパドレスの開幕投手を務めることが決定しているダルビッシュ有と投げ合うことになる。

     ジャイアンツの絶対的エースとして活躍してきたバムガーナーは現在31歳。5年8500万ドルの大型契約でダイヤモンドバックスに加入した昨季もペトコ・パークでのパドレスとの開幕戦に先発したが、6回途中4安打3失点で敗戦投手となった。その後、8月中旬に背中を痛めて約1ヶ月離脱。戦列復帰後も調子は上向かず、移籍1年目は9試合に先発して1勝4敗、防御率6.48という不本意な成績に終わったが、最終2先発はいずれも5回2安打無失点と好投した。

     ロブロはさらに、バムガーナー、メリル・ケリー、ケイレブ・スミス、テイラー・ワイドナー、ルーク・ウィーバーの5人が開幕ローテーションを担うことも発表。故障離脱しているザック・ギャレンの穴を誰が埋めるか注目されていたが、メジャー2年目の新人右腕・ワイドナーがテイラー・クラークとの争いを制した。なお、先発ローテーション争いに敗れたクラークはブルペンの一員として開幕ロースター入りすることが決定している。

     また、オープン戦で打率.353、4本塁打、14打点、OPS1.008の好成績を残している26歳のジョシュ・ロハスは二塁のレギュラーとして開幕を迎えることが確実視されている。これにより、2019年MVP投票4位のケテル・マーテイは中堅に固定されることになり、守備の負担が軽減されそうだ。コール・カルフーンが右膝の故障で出遅れる右翼はティム・ロカストロとパビン・スミスの併用になるとみられる。

  • ツインズがドブナックと契約延長 5年925万ドル+オプション3年

    2021.3.29 10:00 Monday

     日本時間3月29日、ツインズがランディ・ドブナックと5年925万ドル+オプション3年で契約を延長することで合意したことが明らかになった。投球イニング数の条件をクリアし、なおかつ3年分のオプションが全て行使された場合、8年間の総額は最大2975万ドルになるという。ドラフトから漏れて独立リーグからスタートし、ウーバーのドライバーも経験した苦労人が少なくとも5年、最大で8年という長期契約を手に入れた。

     現在26歳のドブナックは2019年8月にメジャーデビューを果たし、この年は9試合(うち5先発)に登板して2勝1敗、防御率1.59の好成績をマーク。昨季は先発ローテーションの一員として開幕を迎え、最初の6先発で5勝1敗、防御率1.78という好スタートを切ったが、シーズン後半は息切れし、最終的には規定投球回にも届かず、10試合に先発して6勝4敗、防御率4.05という平凡な成績にとどまった。

     今季はJ・A・ハップとマット・シューメイカーの加入により、先発ローテーションから弾き出されることになってしまったが、オープン戦で4試合(うち3先発)に登板して防御率0.66、奪三振18、与四球0と好投し、ブルペンの一員として開幕ロースター入りが決定。ロングリリーフがメインとなる見込みだが、チーム状況に応じて先発も務めるスイングマン的な役割を担うことになりそうだ。

     ドブナックは昨季終了時点でサービスタイムが1年36日のため、FAになるのは最短でも2025年シーズン終了後。よって、今回の5年契約はFAになるまでの5年間の年俸を早々に確定させるものとなる。ツインズはホゼ・ベリオスを2022年まで、前田健太を2023年まで保有できるものの、マイケル・ピネイダ、ハップ、シューメイカーの3人は今季終了後にFAとなる。したがって、来季はベリオス、前田、ドブナックの3人が先発ローテーションの中心となるとみられる。

  • MLB公式サイトが開幕投手30人をランク付け 1位はビーバー

    2021.3.28 15:00 Sunday

     日本時間3月28日、メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチは今季の開幕投手30人を1位から30位までランク付けする特集記事を公開した。現時点で発表されている開幕投手は27人。パイレーツ、ダイヤモンドバックス、ロッキーズの3球団は未発表のため、レイッチが予想した開幕投手に基づいてランク付けされている。今季は2人の日本人投手が大役を担うが、ダルビッシュ有(パドレス)は4位、前田健太(ツインズ)は9位にランクインした。

     1位は昨季ア・リーグ投手三冠に輝いたシェーン・ビーバー(インディアンス)。レイッチは「2位以下の好投手に実績では劣るものの、昨季のビーバーはアンヒッタブルに近かった」とサイ・ヤング賞を初受賞した昨季の大活躍を高く評価し、名だたる好投手たちを差し置いてビーバーを1位に選出した。

     2位はジェイコブ・デグロム(メッツ)、3位はゲリット・コール(ヤンキース)、5位はクレイトン・カーショウ(ドジャース)と球界を代表するエースがランクイン。そのなかで、パドレスの開幕投手を務めるダルビッシュは4位の高評価。レイッチは「ブレイク・スネルのトレードのほうが注目を集めたが、パドレスの最高の先発投手はダルビッシュだ。彼は昨季カブスが地区優勝した最大の理由であり、今季はサイ・ヤング賞を手にする可能性がある」と述べている。

     6位の柳賢振(ブルージェイズ)、7位のルーカス・ジオリト(ホワイトソックス)、8位のマックス・シャーザー(ナショナルズ)に続いて、前田は9位にランクイン。レイッチは前田が昨季サイ・ヤング賞の投票で2位となったことを紹介し、「ア・リーグ中部地区の優勝争いはさらに混戦となることが予想されるため、前田は昨季の活躍を再現することが必要だ」と2年連続の大活躍に期待を寄せる。トップ10の最後、10位にはマックス・フリード(ブレーブス)が名を連ねた。

     なお、11位以下のランキングは以下のようになっている。

    11位 アーロン・ノラ(フィリーズ)
    12位 ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)
    13位 ザック・グレインキー(アストロズ)
    14位 クリス・バシット(アスレチックス)
    15位 ルイス・カスティーヨ(レッズ)
    16位 カイル・ヘンドリックス(カブス)
    17位 ジャック・フラハティ(カージナルス)
    18位 サンディ・アルカンタラ(マーリンズ)
    19位 タイラー・グラスナウ(レイズ)
    20位 マルコ・ゴンザレス(マリナーズ)

    21位 ブラッド・ケラー(ロイヤルズ)
    22位 ケビン・ゴーズマン(ジャイアンツ)
    23位 ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)
    24位 ディラン・バンディ(エンゼルス)
    25位 マディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)
    26位 ネイサン・イバルディ(レッドソックス)
    27位 ミッチ・ケラー(パイレーツ)
    28位 ジョン・ミーンズ(オリオールズ)
    29位 カイル・ギブソン(レンジャーズ)
    30位 マシュー・ボイド(タイガース)

  • 最強ブルペントップ10 1位はヘンドリックス獲得のWソックス

    2021.3.28 14:00 Sunday

     日本時間3月28日、メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは全30球団のブルペンからトップ10を選出する特集記事を公開。1位には新守護神としてリアム・ヘンドリックスを獲得したホワイトソックスが選出された。ホワイトソックスはエバン・マーシャル、アーロン・バマーなどセットアッパーも充実しており、昨季はコディ・ホイヤー、マット・フォスター、ギャレット・クローシェといった若手も台頭。有望株マイケル・コペックもリリーフ起用の可能性がある。

     2位はブリュワーズ。セットアッパーに新人王デビン・ウィリアムス、クローザーにセーブ王のジョシュ・ヘイダーを擁し、8~9回の勝ちパターンだけなら球界最高だろう。それ以外にもブレント・スーターを筆頭に、エリック・ヤードリー、ドリュー・ラスムッセン、ジャスティン・トーパなど無名ながらも実力派のリリーバーが揃っている。

     3位はヤンキース。ザック・ブリットンの離脱は痛手であり、新加入のジャスティン・ウィルソンも左肩の張りを訴えているが、守護神アロルディス・チャップマンを中心に強力な布陣となっている。ブリットン復帰までのあいだはチャド・グリーンやダレン・オデイがチャップマンにつなぐ役割を担うことになりそうだ。

     4位はメッツ、5位はパドレスと今季の注目チームがランクイン。昨季王者のドジャースは6位となっている。今季が契約最終年となるケンリー・ジャンセンはオープン戦7試合で防御率1.35、奪三振率16.20と好調。もしジャンセンが安定感を欠いたとしても、ブレイク・トライネン、コリー・クネーベル、ビクトル・ゴンザレスなどバックアップ体制を整えている。若き剛腕ブルスダル・グラテロルのさらなる成長も楽しみだ。

     7位はニック・アンダーソンが長期離脱となったレイズ。8位は剛腕ジョーダン・ヒックスが1年半ぶりに復帰するカージナルス。9位と10位にはアスレチックスツインズとア・リーグの強豪チームがランクインしている。

  • オリオールズがプルッコ獲得 正二塁手候補・サンチェスがDFAに

    2021.3.28 13:00 Sunday

     日本時間3月28日、オリオールズはインディアンスから金銭トレードでアダム・プルッコを獲得した。これに伴い、ロースターの枠を空けるためにヨルマー・サンチェスがDFAとなったが、2019年にゴールドグラブ賞を受賞したサンチェスは正二塁手の最有力候補とみられていただけに、この動きはちょっとしたサプライズと言える。マイク・エリアスGMはラモン・ウリアスとパット・バライカの2人を正二塁手候補として考えているようだ。

     現在29歳のプルッコは昨季インディアンスで10試合(うち4先発)に登板して2勝2敗1セーブ、防御率4.88を記録。先発とリリーフの両方をこなせる右腕であり、2019年には21試合(うち20先発)に登板して自己最多の109.1イニングを投げ、7勝5敗、防御率4.86をマークしている。

     オリオールズは先発ローテーション定着を期待されていたキーガン・エイキンがオープン戦で防御率10.00と不調のため、マイナー降格が決定しており、先発5枠のうち、ジョン・ミーンズとマット・ハービーの2枠しか埋まっていない状況。プルッコはディーン・クレイマー、ウェイド・ルブラン、ホルヘ・ロペス、ブルース・ジマーマンらとともに先発ローテーションの残り3枠、もしくはロングリリーフの役割を争うことになる。

     DFAとなったサンチェスは現在28歳。昨季はホワイトソックスで11試合に出場して打率.313をマークし、今季はハンザー・アルベルト(現ロイヤルズ)に代わって正二塁手を務めることが有力視されていた。オープン戦15試合で打率.190、OPS.451に終わっていたが、ブランドン・ハイド監督は「彼のプレーにはとても満足している。彼はプロの二塁手だ」と語っていただけに、DFAは意外な動きと言える。

     エリアスによると、正二塁手候補の筆頭はウリアスとバライカの2人。しかし、現在26歳のウリアスは打率.190、現在28歳のバライカは打率.186とともにオープン戦で結果が出ていない。他球団の開幕ロースターから漏れた選手の獲得を狙う可能性もありそうだ。

  • ブルージェイズ・スプリンガー 故障者リストでシーズン開幕か

    2021.3.28 12:00 Sunday

     日本時間3月28日、ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督はオープン戦で好調のジョナサン・デービスの開幕ロースター入りが決定したことを明らかにした。ブルージェイズにはレギュラー級の外野手がすでに4人いるため、デービスの開幕ロースター入りによりジョージ・スプリンガーの故障者リスト入りの可能性が浮上。6年1億5000万ドルの大型契約で加入したスプリンガーは左の脇腹を痛め、同22日のヤンキース戦を最後に欠場が続いている。

     ブルージェイズはまだスプリンガーの故障者リスト入りについて最終的な判断を下していないため、モントーヨは「デービスがオープン戦の好成績により開幕ロースター入りを勝ち取った」ことを強調。現在28歳のデービスはオープン戦17試合に出場して打率.294、1本塁打、4打点、3盗塁、OPS.841をマークしている。指揮官の主張もあながち間違いではないのかもしれない。

     しかし、今季のブルージェイズはルルデス・グリエルJr.、スプリンガー、テオスカー・ヘルナンデス、ランドール・グリチックとレギュラー級の外野手が4人もおり、昨季55試合に出場して打率.273、12本塁打、35打点、OPS.793をマークしたグリチックにレギュラーの座が保証されないほどの贅沢な布陣となっている。この4人のコンディションに問題がなければ、デービスを開幕ロースターに入れる必要はないのだ。

     そこで浮上するのが、左の脇腹を痛めているスプリンガーが日本時間4月2日のヤンキースとの開幕戦に間に合わないという可能性だ。モントーヨはスプリンガーが軽傷であることを強調し、ティー打撃を行っていることも明らかにしている。DHを含めて外野手4人が同時に出場する可能性もあるため、5人目の外野手としてデービスをロースター入りさせるのも決して不思議なことではない。

     新加入の守護神カービー・イエーツがトミー・ジョン手術で今季絶望となり、先発2~3番手に予定されていたロビー・レイとネイト・ピアソンが開幕に間に合わないなど、早くも誤算が続出しているブルージェイズ。今オフの補強の目玉だったスプリンガーの故障者リスト入りを回避することはできるだろうか。

  • ドジャース・バウアーがいじめ被害者の少年をオープン戦に招待

    2021.3.28 11:00 Sunday

     ミーガン・アロンソンさんは日本時間3月12日に「複数の学校でいじめを経験した息子の11歳の誕生日を祝ってほしい」とツイートし、自身のフォロワーに呼びかけた。数人からレスポンスがあればいいと期待していたアロンソンさんは数時間後、そのツイートが「バズっている」ことを発見。なんとツイッターのトレンドの1位になっていたのだ。このツイートがきっかけで、息子のカノンくんは一生忘れられない素敵な経験をすることになる。

     アロンソンさんによると、カノンくんは2019年6月にアリゾナ州からテネシー州へ引っ越した際、新しい学校で転校生として「かなりひどい」いじめを受けたという。新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、アロンソンさんの家族はアリゾナ州へ戻ることを決めたものの、カノンくんが以前通っていた学校は閉校となってしまい、別の学校に通うことに。そして、その学校でもいじめは続いた。「彼はちょっと変わった子供なんです。それが理由でいじめられていました」とアロンソンさんは言う。

     この話は、子供のころにいじめられた経験があることを公言しているトレバー・バウアー(ドジャース)の心に響いた。バウアーはアロンソンさんのツイートを見て、11歳のカノンくんのために何か特別なことをしてあげたいと考え、カノンくんをオープン戦に招待することに。アロンソンさんによると、ドジャースから電話があり、アロンソンさんのツイートがバウアーの心の琴線に触れたこと、バウアーがカノンくんをオープン戦に招待したいと言っていることを告げられたという。

     日本時間3月28日、バウアーは古巣インディアンスとのオープン戦に登板する前に、カノンくんと3人の兄弟、両親に会い、自分と同じ背番号27のユニフォームをカノンくんにプレゼント。そこには「他人と違うのは素晴らしいことです。これからも自分らしくいてね。トレバー・バウアーより」とのメッセージが添えられていた。バウアーは「僕は子供のとき、学校で容赦なくいじめられていた。学校に行くのが大嫌いだった。彼のために何か特別なことをしてあげたかった。事態が改善されるという希望を与え、自分らしくいたいと思ってほしかった」と語っている。

     冒頭のアロンソンさんのツイートのあと、カノンくんのもとには多くの温かいメッセージが届いたという。しかし、そのなかでもバウアーが与えてくれた経験は特別なものだったようだ。アロンソンさんは「信じられないことでした。本当に素晴らしい経験でした。カノンはとても興奮していましたし、トレバーと話しているあいだ、震えていました。カノンはとても緊張していましたが、本当に素敵な経験をさせていただきました」と話している。いじめ経験者のバウアーだからこそできる、カノンくんへの最高のプレゼントとなったようだ。

  • ヤンキース 本塁打王・ボイト離脱でブルースがロースター入り

    2021.3.28 10:00 Sunday

     日本時間3月28日、ヤンキースのアーロン・ブーン監督はルーク・ボイトが左膝半月板損傷により手術を受けるため、少なくとも5月まで離脱する見込みであることを明らかにした。ヤンキースは昨季メジャー最多の22本塁打を放った大砲を欠いて2021年シーズンの開幕を迎えることになる。また、ボイトの穴埋めとしてマイナー契約のジェイ・ブルースの開幕ロースター入りが決定。ボイト不在のあいだ、正一塁手として起用されるようだ。

     現在30歳のボイトは昨季56試合に出場して打率.277、22本塁打、52打点、OPS.948を記録。今年のオープン戦は左膝の故障を抱えながら13試合に出場したが、打率.219、0本塁打、5打点、OPS.631に終わっていた。アーロン・ジャッジが「ルークはこのチームの大きな戦力だし、オフェンスの大きな役割を担っている」と語るように、昨季の本塁打王の離脱はヤンキースにとって痛手となる。しかし、故障を抱えたプレーを続行するよりも、万全の状態で5月以降のシーズンをプレーするほうが得策との判断に至り、手術を受けることが決定した。

     メジャー通算318本塁打の実績を誇るブルースは現在33歳。昨季終了後にフィリーズからFAとなり、マイナー契約でヤンキースに加入した。オープン戦は13試合に出場して打率.194、2本塁打、3打点、OPS.662と低調だったが、ボイトの代役として開幕ロースター入りが決定。ブルースの契約にはオプトアウト(契約破棄)の条項が盛り込まれており、ヤンキースはブルースを開幕ロースターに入れるかFAにするかの決断を迫られていた。

     ブルースは「ヤンキースと契約したとき、このチームの手助けをしたいと思っていたから、そのチャンスが与えられたことにとても感謝している。ワールドシリーズ制覇という目標を目指して戦うのが楽しみだよ」とコメント。昨季はフィリーズで打率.198、6本塁打、14打点、OPS.721に終わったが、過去にシーズン20本塁打以上を10度記録している打撃力で本塁打王の穴を埋めることはできるだろうか。

  • 2021年シーズンの新人王有力候補10人 MLB公式サイトが選出

    2021.3.27 15:00 Saturday

     昨季はカイル・ルイス(マリナーズ)とデビン・ウィリアムス(ブリュワーズ)の2人が新人王を受賞したが、シーズン開幕前にこの2人の受賞を予想できた者はいただろうか。毎年、予想外の大活躍を見せる新人が現れるため、新人王は受賞者の予想が最も難しいアウォードの1つと言える。メジャーリーグ公式サイトでは2021年シーズンの新人王有力候補として10人をピックアップ。このなかから今季の受賞者は誕生するだろうか。

    ◆アメリカン・リーグ

    ランディ・アロザレーナ外野手(レイズ)
    2019年8月にカージナルスでメジャーデビューし、2020年1月のトレードでレイズに加入。昨季は8月末に昇格すると、23試合で7本塁打を放つ活躍を見せ、ポストシーズンでは20試合で29安打、打率.377、10本塁打、OPS1.273という大暴れを見せた。新人王候補と呼ぶのは違和感があるが、資格を持っている以上、名前を挙げないわけにはいかないだろう。

    ジャレッド・ケレニック外野手(マリナーズ)
    2019年にマイナーで打率.291、23本塁打、20盗塁、OPS.904の好成績をマークした好打の有望株。今年のオープン戦でも9試合で打率.333、2本塁打、OPS1.256と結果を残したが、チーム方針により開幕ロースターから外れることが決定している。シーズン序盤の早期昇格が予想されており、昨季のルイスに続くマリナーズからの2年連続新人王も夢ではない。

    アンドリュー・ボーン一塁手(ホワイトソックス)
    打撃の完成度の高さが魅力のスラッガー候補生。2019年ドラフト全体3位指名でプロ入りし、2019年はマイナーで30四球/38三振、出塁率.384、OPS.832を記録。今年のオープン戦でも7四球/13三振、出塁率.369、OPS.816と持ち味を発揮している。エロイ・ヒメネスの故障を受けて左翼の守備にも挑戦中。開幕ロースターに抜擢される可能性もある。

    ワンダー・フランコ遊撃手(レイズ)
    2年連続で球界ナンバーワン有望株に選ばれている逸材。まだ20歳だが、マイナー通算175試合で打率.336、20本塁打、110打点、22盗塁、83四球、54三振、出塁率.405、OPS.928と打撃の完成度の高さは驚異的な水準に達している。昇格のタイミング次第では新人王の可能性も十分。遊撃にはウィリー・アダメスがいるため、昇格後は三塁を守ることになりそう。

    ニック・マドリガル二塁手(ホワイトソックス)
    類稀なるコンタクト能力を誇る巧打の有望株。昨年7月にメジャーデビューし、29試合に出場して.340のハイアベレージを記録した。35安打のうち長打は二塁打3本だけ、109打席で4四球/7三振と、良くも悪くも持ち味を存分に発揮。2019年にはマイナーの532打席で44四球/16三振という驚異的な数字を残している。いきなり首位打者争いに加わる可能性も。

    ◆ナショナル・リーグ

    ケブライアン・ヘイズ三塁手(パイレーツ)
    マイナー時代から守備力に対する評価は高かったが、昨年9月にメジャーデビューすると、24試合で打率.376、5本塁打、11打点、OPS1.124の大活躍。月間最優秀新人に選出された。今年のオープン戦でも14試合に出場して打率.442、1本塁打、8打点、OPS1.222と絶好調。この打撃力がホンモノだとすれば、新人王レースを独走することになるかもしれない。

    イアン・アンダーソン投手(ブレーブス)
    昨年8月にメジャーデビューし、6先発で3勝2敗、防御率1.95の好成績をマーク。ポストシーズンでも4先発で2勝0敗、防御率0.96という快投を見せ、チームのリーグ優勝決定シリーズ進出に大きく貢献した。すでに主力の1人となった感があるものの、まだ新人王の資格を残しており、1年間ローテを守ることができれば、受賞のチャンスは十分にある。

    ディラン・カールソン外野手(カージナルス)
    外野手の打力不足に悩むカージナルスが救世主として期待する有望株。昨季は8月中旬にメジャーデビューし、最初の23試合で打率.162と苦しんだものの、9月中旬の再昇格後は12試合で打率.278、OPS.936をマークし、シーズン最終戦とポストシーズンでは4番を務めた。ハリソン・ベイダーの故障により、今季はセンターのレギュラーとして開幕を迎える。

    シクスト・サンチェス投手(マーリンズ)
    平均98.5マイルのフォーシームと平均96.6マイルのシンカーを投げる剛腕。メジャーデビューした昨季は7先発で3勝2敗、防御率3.46をマークし、ポストシーズンでも2試合に先発登板した。昨季の背番号「73」から今季は憧れのペドロ・マルティネスと同じ「45」に変更したが、同郷の殿堂入り投手のような大エースに成長する可能性を秘めた有望株である。

    キム・ハソン内野手(パドレス)
    韓国球界を代表する遊撃手として活躍し、ポスティング制度を利用してパドレスと4年2800万ドルで契約。野手層の厚くなったパドレスでレギュラーの座は保証されていないが、複数のポジションを兼任しながら一定の出場機会が与えられる見込みとなっている。オープン戦では16試合で打率.135、OPS.391と苦戦しており、メジャーへの早期適応がカギとなる。

  • カブス・ホーナーがマイナー降格へ FAの先延ばしが目的か

    2021.3.27 14:00 Saturday

    「ESPN」のジェフ・パッサンによると、カブスは正二塁手候補のニコ・ホーナーをマイナーに降格させる方針を固めたようだ。今季がメジャー3年目のシーズンとなるホーナーは、ここまでオープン戦14試合に出場して打率.361、1本塁打、6打点、3盗塁、OPS1.039の好成績をマーク。ホーナーがマイナーで36日間を過ごすと、カブスはホーナーのFAを1年先延ばしにできるため、それを目的とした措置であるとみられている。

     現在23歳のホーナーは2018年のドラフト1巡目(全体24位)指名でカブスに入団し、2019年9月にメジャーデビュー。2018年のドラフト組では一番乗りでメジャーの舞台に登場した。昨季は48試合に出場して打率.222、0本塁打、13打点、3盗塁、OPS.571に終わったものの、ゴールドグラブ賞の二塁手部門でファイナリスト3名に選出。今年はオープン戦で好成績を残し、正二塁手の最有力候補と目されていた。

     他の正二塁手候補では、デービッド・ボーティも打率.316、3本塁打、OPS1.065の好成績を残している。ユーティリティ・プレーヤーのイルデマーロ・バルガスも打率.324と結果を残し、マイナー契約の招待選手であるエリック・ソガードも打率.370と好調。カブスとしては、無理にホーナーをレギュラーとして起用する必要がないため、FAを1年先延ばしするためにマイナー降格を決定したとみられる。

     とはいえ、好成績を残してレギュラー有力と目されていた選手をマイナーへ降格させることで選手側からの反発を招くのは間違いない。カブスはクリス・ブライアントのメジャー昇格時にも意図的に昇格を遅らせて選手との関係が悪化した前例があり、「またサービスタイム(=メジャー登録日数)の調整か」との声も多数上がっている。サービスタイムの調整はどの球団も少なからずやっていることだが、今オフの労使交渉の際には、サービスタイムの取り扱いが争点の1つとなりそうだ。

  • ブルージェイズの開幕投手は柳賢振 未発表は残り3球団だけに

    2021.3.27 13:00 Saturday

     日本時間3月27日、ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督は柳賢振(リュ・ヒョンジン)が今季の開幕投手を務めることを発表した。柳はドジャース時代の2019年とブルージェイズ移籍1年目の昨季も開幕投手を務めており、3年連続3度目の大役となる。ブルージェイズは日本時間4月2日の開幕戦でヤンキースと対戦。右の強打者が並ぶヤンキース打線を相手に敵地ヤンキー・スタジアムで柳がどんなピッチングを見せるか注目される。

     現在34歳の柳はブルージェイズ移籍1年目の昨季、12試合に先発して67イニングを投げ、5勝2敗、防御率2.69、72奪三振の好成績をマーク。4年8000万ドルの大型契約に見合う活躍を見せ、「オールMLB」のセカンド・チームに2年連続で選出されただけでなく、サイ・ヤング賞の投票ではシェーン・ビーバー(インディアンス)、前田健太(ツインズ)に次ぐ3位にランクインした。2019年も同賞の投票で2位となっており、2年連続でトップ3に名を連ねている。

     柳はドジャース時代の2019年に初めて開幕投手を務め、ダイヤモンドバックスを相手に6回4安打1失点の快投。この年は最初の12先発で9勝1敗、防御率1.35という好スタートを切り、最終的には14勝5敗、防御率2.32の好成績で最優秀防御率のタイトルを獲得した。ブルージェイズ移籍1年目の昨季は、レイズとの開幕戦に先発したものの、5回途中4安打3失点で降板。筒香嘉智にメジャー初アーチとなる1号2ランを浴びた。

     なお、開幕投手が決定したのはブルージェイズが27球団目。まだ発表されていないのはパイレーツ、ダイヤモンドバックス、ロッキーズの3球団のみとなっている。すでに発表されている27球団の開幕投手は以下の通り。

    オリオールズ:ジョン・ミーンズ(初)
    レッドソックス:ネイサン・イバルディ(2度目)
    ヤンキース:ゲリット・コール(3度目)
    レイズ:タイラー・グラスナウ(初)
    ブルージェイズ:柳賢振(3度目)

    ホワイトソックス:ルーカス・ジオリト(2度目)
    インディアンス:シェーン・ビーバー(2度目)
    タイガース:マシュー・ボイド(2度目)
    ロイヤルズ:ブラッド・ケラー(2度目)
    ツインズ:前田健太(初)

    アストロズ:ザック・グレインキー(5度目)
    エンゼルス:ディラン・バンディ(2度目)
    アスレチックス:クリス・バシット(初)
    マリナーズ:マルコ・ゴンザレス(3度目)
    レンジャーズ:カイル・ギブソン(初)

    ブレーブス:マックス・フリード(初)
    マーリンズ:サンディ・アルカンタラ(2度目)
    メッツ:ジェイコブ・デグロム(3度目)
    フィリーズ:アーロン・ノラ(4度目)
    ナショナルズ:マックス・シャーザー(6度目)

    カブス:カイル・ヘンドリックス(2度目)
    レッズ:ルイス・カスティーヨ(2度目)
    ブリュワーズ:ブランドン・ウッドラフ(2度目)
    カージナルス:ジャック・フラハティ(2度目)

    ドジャース:クレイトン・カーショウ(9度目)
    パドレス:ダルビッシュ有(2度目)
    ジャイアンツ:ケビン・ゴーズマン(2度目)

  • MLB公式サイトが2021年の30球団を7つのレベルにランク分け

    2021.3.27 12:00 Saturday

     日本時間3月27日、メジャーリーグ公式サイトのアナリストであるマイク・ペトリエロは、各球団の2021年シーズンの戦力をもとに、全30球団を7つのレベルにランク分けする特集記事を公開した。7つのレベルのうち、最上位の「ティア1」に分類されたのはドジャース、パドレス、ヤンキースの3球団。果たして、2021年シーズンのワールド・チャンピオンはこの3球団のなかから誕生することになるのだろうか。

    「ティア1」に分類された3球団は、データサイト「ファングラフス」が「ポストシーズン進出の確率90%以上」と予想している。ドジャースは全30球団中トップの98.3%、パドレスは同2位の93.8%という数字が出ており、ナ・リーグ西部地区の優勝争いは間違いなく今季のメジャーリーグにおける最大の注目ポイントの1つとなる(ちなみに、地区優勝の確率はドジャースが66.7%、パドレスが33.2%)。ヤンキースはポストシーズン進出の確率が91.5%、地区優勝の確率が71.2%と高い評価を受けているが、故障者が続出すれば思わぬ苦戦を強いられる可能性もあるだろう。

    「ティア2」はブルージェイズ、ブレーブス、メッツ、ツインズ、ホワイトソックスの5球団。ペトリエロはこの5球団を「ワールドシリーズ制覇の可能性があるチーム」と評価している。「ティア3」はアスレチックス、アストロズ、カージナルス、ブリュワーズ、レイズの5球団。「ポストシーズン進出を十分に狙えるチーム」という位置付けだ。

    「ティア4」はエンゼルス、カブス、インディアンス、ナショナルズの4球団。ティア1~3のチームと比べて戦力的には劣るものの、ポストシーズン進出の可能性を秘める興味深いチームと言える。「ティア5」はダイヤモンドバックス、フィリーズ、レッズ、レッドソックスの4球団。「最下位になることはないが、優勝することもない」という評価になっている。

    「ティア6」はジャイアンツ、マリナーズ、マーリンズ、ロイヤルズ、タイガースの5球団。「正しい方向に向かっているチーム」として「ティア7」のチームとは明確に区別されている。そして、最下層の「ティア7」はオリオールズ、パイレーツ、ロッキーズ、レンジャーズの4球団。今季勝てる見込みがなく、なおかつ未来の展望も明るくないため、早急に立て直しが必要なチームである。

  • ツインズのベンチコーチが腎臓がんで死去 レッズ監督の弟

    2021.3.27 11:00 Saturday

     日本時間3月27日、ツインズはベンチコーチのマイク・ベルが腎臓がんにより死去したことを発表した。46歳の若さだった。ツインズは先月、ベルがオフシーズン中に腎臓がんと診断され、今年1月に手術を受けていたことを公表。ベルはスプリング・トレーニングでチームに帯同せず、最後の数ヶ月をアリゾナ州の自宅で家族とともに過ごした。ベルの死を受け、ツインズをはじめ、多くのチームから追悼のコメントが発表されている。

     ベルはメジャー史上4例しかない「3世代メジャーリーガー」の野球一家に生まれた。祖父ガスはオールスター・ゲーム選出4度の実績を誇る外野手で、通算1823安打、206本塁打を記録(1995年に66歳で死去)。父バディはゴールドグラブ賞6度の名三塁手として活躍し、タイガース、ロッキーズ、ロイヤルズの3球団で監督を務めた。現在は副社長兼GM付き上級アドバイザーとしてレッズに在籍している。

     また、兄デービッドはマリナーズ、フィリーズなどで活躍した三塁手で、2001年にイチローの「レーザービーム」を捕球した選手としても有名。2019年からレッズで監督を務めている。

     そのデービッドの2歳下の弟であるマイクは、1993年のドラフトでレンジャーズから全体30位指名を受けてプロ入りし、エンゼルス、ダイヤモンドバックス、メッツを経て、2000年にレッズでメジャーデビュー。19試合に出場して打率.222、2本塁打、4打点、OPS.767を記録したが、メジャーでプレーしたのはこのシーズンだけだった。

     その後、チームを転々としながら2005年までマイナーでプレーし、2007年にダイヤモンドバックス傘下のマイナー球団の監督に就任。2011~16年は選手育成部門のディレクター、2017~19年は同部門の副社長を務め、2019年12月にツインズのベンチコーチに就任した。ロッコ・バルデリ監督とタッグを組み、昨季はチームを2年連続の地区優勝へ導いたが、腎臓がんに侵され、46歳という若さでこの世を去った。

  • Rソックス・ロドリゲスが開幕投手回避 イバルディが代役に

    2021.3.27 10:00 Saturday

     日本時間3月27日、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は開幕投手を務めることが決定していたエドゥアルド・ロドリゲスの状態が好ましくないため、代わりにネイサン・イバルディが開幕投手を務めることを発表した。イバルディが開幕投手を務めるのは昨季に続いて2年連続2度目。昨季もロドリゲスが開幕投手を務める予定だったが、新型コロナウイルス感染に起因する心筋炎でシーズンを全休することになったため、イバルディが代役を務めていた。

     ロドリゲスはオープン戦の最初の3登板で2勝0敗、防御率2.31と順調な調整ぶりをアピールしていたが、日本時間3月23日のレイズ戦では被安打3、奪三振1、与四球2、失点2(自責点1)と安定感を欠き、2イニングを投げただけで降板。コーラは「腕や肩などにそれまでの登板ほどの力強さが感じられなかった。彼は(開幕に向けて)一生懸命に頑張っていたが、彼のために(開幕投手を回避させることを)決断した」と話している。

     コーラによると、現在のロドリゲスの症状は昨年の心筋炎とは無関係だという。日本時間3月25日のブルペン投球は回避したものの、翌日にはキャッチボールを行っており、故障者リストに登録するかどうかは今後の様子を見ながら決定される見込み。「彼にとっては2年連続で辛いことになってしまった」とコーラ。ロドリゲスには「キミの実力があれば、キャリアのなかで再び開幕投手のチャンスがあるだろう」と伝えたという。

     ロドリゲスに代わって開幕投手を務めるイバルディは31歳の右腕。昨季は9試合に先発して48.1イニングを投げ、4勝2敗、防御率3.72、52奪三振をマークした。オープン戦では最初の3登板で防御率10.61と打ち込まれたものの、日本時間3月25日のオリオールズ戦では6回途中まで4安打無失点の好投を見せ、開幕に合わせて仕上げてきた。コーラによると、日本時間27日と29日にブルペンで投げ、同4月2日の開幕戦に臨むスケジュールとなっているようだ。

  • オリオールズのM・ハービー 開幕ローテーション入りが決定

    2021.3.26 19:00 Friday

     かつて「ダークナイト」のニックネームで打者から恐れられた男が復活への第一歩を踏み出した。日本時間3月26日、オリオールズはマイナー契約の招待選手としてスプリング・トレーニングに参加していたマット・ハービーをロースターの40人枠に登録したことを発表。開幕ロースター入りと開幕ローテーション入りが決定した。今季の年俸は100万ドル。ブランドン・ハイド監督がハービーを監督室に呼び、開幕ロースター入りを直接伝えたという。

     現在31歳のハービーはメッツ時代に華々しい活躍を見せ、2013年のオールスター・ゲームではナ・リーグの先発投手を務めた。ところが、相次ぐ故障や私生活の乱れの影響もあり、2016年以降は急激に成績が悪化。2018年に途中移籍したレッズで7勝7敗、防御率4.50と復活の兆しを見せたものの、2019年はエンゼルスで防御率7点台、昨季はロイヤルズで防御率11点台に終わった。

     オフシーズンのあいだは復活を目指してアナリティクスを駆使したピッチングの再構築に取り組み、オープン戦では速球が最速95マイル、安定して90~94マイルを計測するなど復活をアピール。3試合に先発して10イニングを投げ、3本のアーチを浴びたため防御率は5点台になってしまったが、与四球を1つだけに抑えるなど、安定感のあるピッチングを披露してマイナー契約から開幕ロースター入りを勝ち取った。ロースター争いのライバルとなるフェリックス・ヘルナンデスが右肘の違和感を訴えたことも、ハービーにとっては追い風となった。

    「オールスター・ゲームで先発して、ワールドシリーズも経験したとき、ロースター入りすることがどんなに興奮するか考えたこともなかった。(現地時間3月27日が誕生日なので)一足早い誕生日プレゼントになったよ。おそらく今までで最高のプレゼントだ」とハービー。「昔の自分になろうとはしない。より良い選手になることだけを考える」と過去の自分にとらわれず、現実と向き合いながら復活を目指す。

  • 6年1億2000万ドルを拒否したコレア「FAになる準備をしている」

    2021.3.26 18:00 Friday

     今季終了後にFAとなるカルロス・コレアはアストロズへの愛着を口にしているものの、契約延長交渉の期限をレギュラーシーズンが開幕する4月1日(現地時間)に設定している。すでにアストロズから6年1億2000万ドルのオファーが提示され、それをコレアが拒否したことが報じられているが、その後、両者のあいだで交渉は行われていないという。コレアは「シーズン終了後にFAになるつもりで準備しているよ」と話している。

     現在26歳のコレアは2012年のドラフト1巡目指名でアストロズに入団し、2015年6月にメジャーデビュー。今季がメジャー7年目のシーズンとなる。デビューした2015年は99試合で打率.279、22本塁打、68打点、14盗塁、OPS.857をマークし、新人王を受賞したものの、それ以降は故障に悩まされるシーズンが続き、規定打席到達は2016年の1度だけ。2017年にOPS.941、2019年にもOPS.926を記録したように、健康時の実力はホンモノだが、フルシーズンの活躍を計算できない選手となってしまっている。

     昨季は4年ぶりの故障なくシーズンを過ごし、60試合中58試合に出場したが、打率.264、5本塁打、25打点、0盗塁、OPS.709と低調なパフォーマンス。ポストシーズンで6本塁打を放つ活躍を見せ、面目を保ったが、プロ入り時の期待値から考えると物足りないキャリアと言わざるを得ないだろう。今季の年俸は1170万ドル。コレアの実績を考えれば、6年1億2000万ドルというアストロズからのオファーは十分すぎるくらいだが、「(オファーは)本当に低い」と語るコレアはフェルナンド・タティスJr.(パドレス)が手にした14年3億4000万ドルという巨額の契約も意識しているとみられる。

     コレアは交渉のデッドラインを動かすつもりがないことを明言しており、契約延長交渉は不成立が濃厚。今季はコレアがアストロズの一員としてプレーする最後のシーズンとなるかもしれない。

  • レイズに大打撃 アンダーソンが右肘靭帯部分断裂で長期離脱へ

    2021.3.26 17:00 Friday

     昨季はニック・アンダーソン、ディエゴ・カスティーヨ、ピート・フェアバンクスの3人を中心にブルペンが大車輪の活躍を見せ、球団史上2度目のリーグ優勝を成し遂げたレイズ。ところが、今季は主力リリーバーの1人を欠いてシーズン開幕を迎えることになってしまった。日本時間3月26日、アンダーソンが右肘の靱帯を部分断裂していることが判明。手術は回避できる見込みだが、少なくとも前半戦の登板は絶望で、8月まで復帰できない可能性もあるという。

     現在30歳のアンダーソンはメジャー2年目の昨季、19試合に登板して16.1イニングを投げ、2勝1敗6セーブ(成功率100%)、6ホールド、防御率0.55、26奪三振という驚異的な成績をマーク。ポストシーズンでは登板過多の影響で防御率5点台と崩れたが、シーズン終了後に「オールMLB」のファースト・チームに選出されるなど、球界を代表するリリーバーと認識されるようになった。

     今年のオープン戦は最初の3登板でソロ本塁打1本による1失点のみとまずまずのスタート。しかし、右肘の痛みを訴えて、日本時間3月18日のパイレーツ戦で投げたあと、6日連続で登板しなかった。同25日のツインズ戦で7日ぶりに登板したものの、球速は89~92マイルほどしか出ず、4安打を浴びて2失点。予定されていた1イニングを投げ切ることなくマウンドを降りた。

     試合後、アンダーソンは「全力で投げるよりもメカニクスに重点を置いていた」と語り、故障の可能性を否定。ケビン・キャッシュ監督にも同じように伝えていたようだ。しかし、検査の結果、右肘の靱帯を部分断裂していることが明らかになり、8週間のシャットダウン期間が設けられることになった。8週間後に再検査を行い、投球練習を再開できるかの判断を行う見込みとなっている。

     チームで最高のリリーバーを失うことになってしまったレイズ。昨季の快進撃を支えたブルペンのメンバーの大半はチームに残っているが、アンダーソンの穴を埋めることはできるだろうか。

  • 通算131勝のジオ・ゴンザレスが現役引退を表明 2ケタ勝利9度

    2021.3.26 16:00 Friday

     日本時間3月26日、メジャー13年間で通算131勝をマークした35歳の左腕、ジオ・ゴンザレスが現役引退を表明した。ゴンザレスは昨季終了後にFAとなり、日本時間3月5日にマーリンズとマイナー契約を結んで招待選手としてスプリング・トレーニングに参加していたが、オープン戦初登板で一死しか取れず7失点と大炎上。それを受けて現役引退を決断したとみられる。ゴンザレスはインスタグラムを更新し、在籍した各球団への感謝を綴った。

     ゴンザレスは2004年のドラフトでホワイトソックスから全体38位指名を受けてプロ入り。2005年12月にジム・トーメイが絡むトレードの後日指名選手としてフィリーズへ移籍し、2006年12月にフレディ・ガルシアとのトレードでホワイトソックスに復帰した。2008年1月にはニック・スウィッシャーとのトレードでアスレチックスへ移籍し、2008年にメジャーデビュー。ここから13年間に及ぶメジャー生活がスタートした。

     アスレチックスでは2010年からの2年間で31勝を挙げる活躍を見せ、2011年に自身初のオールスター・ゲーム選出。同年12月に4選手とのトレードでナショナルズへ移籍すると、移籍1年目から自己最多の21勝を記録する大活躍を見せ、2年連続オールスター・ゲーム選出のほか、最多勝のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞の投票で3位にランクインするキャリアハイのシーズンとなった。2018年途中にブリュワーズへ放出されたが、2010年からこの年まで9年連続で2ケタ勝利。2017年にはサイ・ヤング賞の投票で6位にランクインした。

     2019年はヤンキースとマイナー契約を結んだものの、メジャーへ昇格できず、4月下旬にブリュワーズへ復帰。19試合(うち17先発)に登板したが、3勝どまりだった。昨季はプロ入り時のチームであるホワイトソックスと契約し、ホワイトソックスの一員として初めてメジャーでプレーしたものの、12試合(うち4先発)で1勝2敗、防御率4.83と今一つの成績。年齢による衰えを隠せなくなりつつあった。

     ゴンザレスは全盛期を過ごしたナショナルズに対して「素晴らしい7年間を僕と家族に与えてくれた」と感謝。メジャーでプレーした4球団だけでなく、ヤンキースやマーリンズへの感謝も述べているところにゴンザレスの人柄が感じられる。今後は家族との時間を大切にしながら過ごしていくという。

  • MLB公式サイトが「MVPのダークホース」にエンゼルス・大谷を選出

    2021.3.26 15:00 Friday

     日本時間3月26日、メジャーリーグ公式サイトでは「MVPのダークホース」を特集する記事を公開。マニー・ランダワ、サラ・ラングス、マット・ケリー、ジェイソン・カターニア、ポール・カセラの5人が両リーグから1人ずつ、合計10人の選手を選出し、大谷翔平(エンゼルス)もア・リーグMVPのダークホースとして選ばれた。二刀流の大谷が投打で好成績を残した場合、アウォード投票でどのように評価されるか注目が集まりそうだ。

     大谷をア・リーグMVPのダークホースに選出したのはカセラ。「ア・リーグMVPの最有力候補は間違いなく、大谷のチームメイトであるマイク・トラウトだ」としつつも、「今春の大谷の活躍に興奮しないことは難しい」と述べ、打率.571、5本塁打、OPS1.701、わずか3三振という大谷の活躍を紹介。「レギュラーシーズンでこの驚異的な数字を維持できないのは明らかだが、我々は大谷が打てるということをすでに知っている。昨季は打率.190、出塁率.291、長打率.366と低迷したが、キャリア通算ではOPS.843を記録し、162試合の平均では30本塁打、18盗塁をマークしている」と打者・大谷の実績に言及した。

     カセラはさらに「これらの数字だけでも十分に立派だが、今季エンゼルスは大谷をマウンドに復帰させようとしている。これにより、大谷のMVPの可能性はもう一段階アップするだろう」と二刀流・大谷の活躍に期待を寄せている。「乱調のイニングがあったため、3度の先発で防御率は7.88に膨れ上がっているが、8イニングで14個の三振を奪っている。さらに重要なのは、101.9マイルを計測し、トミー・ジョン手術で全休した2019年や右前腕の故障でわずか1.2イニングしか投げられなかった2020年から復活し、ようやく健康を取り戻したように見えることだ」と大谷のコンディションに太鼓判を押す。

     そして「先日のパドレス戦では1番・投手で出場し、2打数2安打1四球、4回5奪三振という活躍を見せた。登板スケジュールに合わせて打者としての出場機会が制限される可能性もあるが、もし完全に健康なら、我々がこれまでに見たこともないようなMVP級の成績を残す可能性がある」と締めくくった。

     なお、ア・リーグから選出された他の4人はマット・チャップマン(アスレチックス)、ルイス・ロバート(ホワイトソックス)、ジョージ・スプリンガー(ブルージェイズ)、ボー・ビシェット(ブルージェイズ)という顔ぶれ。ナ・リーグからはハビアー・バイエズ(カブス)、ジェイコブ・デグロム(メッツ)、マイケル・コンフォート(メッツ)、ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)、J・T・リアルミュート(フィリーズ)の5人が選出された。

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