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  • ブリュワーズ・ブラウン 来年以降もDH制継続なら現役続行か

    2020.6.25 11:15 Thursday

     2020年シーズンはナショナル・リーグでも指名打者制が導入されることが決定し、ブリュワーズではベテランのライアン・ブラウンが主に指名打者を務めると見られている。ブリュワーズとの5年契約が終了するため、ブラウンは今年限りでユニフォームを脱ぐ可能性があることを示唆していたが、指名打者制の導入によって心境に変化が生まれつつあるようだ。

     ブリュワーズとの5年1億500万ドルの大型契約の最終年を迎え、ブラウンは今年1月、今年限りでの現役引退について「その可能性はある」と発言していた。アビサイル・ガルシアやジャスティン・スモークの加入により、これまでのような不動のレギュラーではなく、外野と一塁を兼任する形での起用が想定されていたことも、その決断を後押しする要因の1つとなっていたに違いない。

     ところが、新型コロナウイルスの感染拡大が球界にも大きな影響を与え、2020年シーズンはナ・リーグでも指名打者制が導入されることになった。ブラウンは「健康であれば、攻撃面では自分はまだ本当に良い選手だと思う」と自身の打撃力に自信を示しており、指名打者制の導入を歓迎。指名打者での起用によって守備の負担がなくなれば、ここ数年を上回るような打撃成績を残しても決して不思議ではない。

     ブラウンは「3~4ヶ月前に比べると、もう1年プレーしようという気持ちは強くなっている」と現役続行への意欲を覗かせている。来年の契約は年俸1500万ドルの相互オプション(またはバイアウト400万ドル)となっているが、そのオプションが行使されなくとも、ブラウンはプレーを続ける決断を下すかもしれない。

  • カージナルスの救援右腕・ブレビアがトミー・ジョン手術

    2020.6.25 10:40 Thursday

     カージナルスの救援右腕、ジョン・ブレビアが今月上旬にトミー・ジョン手術を受けていたことが明らかになった。ブレビアは今年3月に右肘の痛みを訴え、PRP注射による治療を受けていたが、投球練習を再開した際に右肘の状態が回復していないことが発覚。トミー・ジョン手術を受け、60試合制で行われる2020年シーズンを全休することが確実となった。

     現在30歳のブレビアはメジャー3年目の昨年、自己最多の66試合に登板して72.2回を投げ、3勝4敗、13ホールド、防御率3.59、87奪三振をマーク。今年はカルロス・マルティネスが先発に復帰するため、ジョーダン・ヒックスがトミー・ジョン手術のリハビリから戻ってくるまでのあいだ、ライアン・ヘルスリー、ジオバニー・ガジェゴス、アンドリュー・ミラーらとともにクローザー候補の1人に挙げられていた。

     ジョン・モゼリアック野球部門社長は日本時間6月25日、Zoomによるメディア対応を行い、ブレビアが2020年シーズン全体を故障者リストで過ごす予定であることを明言。今年出場できる選手は各球団最大60人に制限されるが、ブレビアがその60人のリストに含まれない見込みであることを明らかにした。

     ヒックスはすでに投球練習を再開しており、シーズン開幕後の早い段階で復帰できる可能性もある。もちろん、開幕に間に合う保証はなく、カージナルスは昨年急成長を遂げたガジェゴスや経験豊富なミラーあたりを暫定的なクローザーに据えて2020年シーズンの開幕を迎えることになりそうだ。

  • 2020年シーズンについてファンが知っておくべきこと

    2020.6.24 17:10 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスは日本時間6月24日、「2020年シーズンについてファンが知っておくべきこと」として、一問一答形式で2020年シーズンの開催概要を紹介する特集記事を公開した。ここではその内容を紹介する(以下の日付はすべて現地時間)。

    ★シーズンはいつ始まるの?

     7月1日までに選手が集合し、キャンプを行う。レギュラーシーズンの開幕は7月23~24日が予定されている。

    ★何試合行われるの?

     メジャーリーグ機構はメジャーリーグ選手会に対して60試合制を提案している。まだ正式に決まったわけではない。60試合の内訳は、同リーグ同地区のチームと10試合ずつ(合計10試合)、他リーグ同地区のチームと合計20試合という形が想定されている。

    ★ポストシーズンの形式は?

     2012年以降の形式と同じ。各リーグから地区優勝3チームとワイルドカード2チームがポストシーズンに進出し、一発勝負のワイルドカード・ゲーム、3勝先取の地区シリーズ、4勝先取のリーグ優勝決定シリーズとワールドシリーズが行われる。

    ★指名打者制はどうなるの?

     投手の負担を軽減するためにナ・リーグでも指名打者制が導入される。今のところ2021年以降については未定で、ナ・リーグでは来年、投手が打席に立つ可能性も残されている。

    ★キャンプはどこで行われるの?

     大半のチームはスプリング・トレーニングの施設ではなく本拠地球場でトレーニングを行う予定となっている。

    ★トレード・デッドラインはどうなるの?

     従来の7月31日から8月31日へ変更される。選手がポストシーズン出場資格を得るためには、9月15日までにロースターに登録されている必要がある。

    ★ロースター枠はどうなるの?

     シーズン最初の2週間は30人、次の2週間は28人、それ以降は26人となる。各球団は40人ロースターに20人の「予備選手」を加えた60人のリストを提出し、今年プレーできる選手はこの60人に限定される。

    ★試合に関するルール変更はあるの?

     過密スケジュールを考慮して長時間の延長戦を避けるために、延長戦ではマイナーリーグと同じルールを採用し、無死二塁の状態で各イニングをスタートする。前のイニングの最終打者が二塁走者となり、この走者が生還しても投手に自責点は記録されない(エラーで出塁した走者のように扱う)。また、このルールはレギュラーシーズンのみ適用され、ポストシーズンは対象外となる。

    ★そのほかに試合について知っておくべきことは?

    【1】野手の登板は延長戦になった場合と6点差以上がついた場合に限られる予定だったが、今年はこの制限がなくなる。

    【2】投手が最低3人の打者と対戦しなければならないというルール(いわゆる「ワンポイント禁止」。故障や病気による例外あり)は予定通りに導入される。

    【3】試合成立以前に悪天候で中止となった場合、サスペンデッド・ゲームとして別の日に続きから行われる。

    ★主なコロナ対策はどうなっているの?

    ・キャンプ、レギュラーシーズン、ポストシーズンの期間中、選手、コーチ、スタッフは1日おきに新型コロナウイルスの検査を受ける。

    ・選手は1日に2度、体温と症状のチェックを受ける。

    ・1ヶ月に1度、抗体検査が行われる。

    ・フィールド内外で最大限のソーシャル・ディスタンスが推奨され、試合に参加していない選手やその他のスタッフは6フィート(約1.8メートル)以上の距離を取ってスタンドに着席する。

    ・プレーしていない選手、コーチ、スタッフはダグアウトやブルペンで常にマスクを着用しなければならない。

    ・試合前のメンバー表の交換は行わない。

    ・ハイタッチ、グータッチ、ハグなどのセレブレーションは行わない。

    ・唾を吐いたり、タバコやヒマワリの種を噛んだりする行為は禁止。ガムのみ許可される。

    ・複数の選手が触ったボールはただちに交換される。

    ・乱闘は厳しく禁止される。

    ★選手がコロナに感染した場合はどうなるの?

     新型コロナウイルス感染者専用の故障者リストが設けられる(日数の制限なし)。新型コロナウイルスに陽性反応を示した選手や新型コロナウイルスへの感染が疑われる選手は、このリストに登録することができる。陽性反応を示した選手は検査結果が2度陰性となるまで復帰できない。

    ★通常の故障者リストはどうなるの?

     野手、投手にかかわらず10日間で統一される。60日間の故障者リストは45日間に短縮される。

    ★本拠地でコロナ感染が拡大した場合はどうなるの?

     メジャーリーグ機構は健康と安全を考慮して、レギュラーシーズンとポストシーズンの試合の開催地を変更し、中立地での開催とする権利を持っている。

  • シーズン開幕日からプレーできそうな25人のスター選手たち

    2020.6.24 14:00 Wednesday

     約1ヶ月後に開幕することが決定したメジャーリーグの2020年シーズン。当初の開幕予定日から4ヶ月近く遅れて開幕することになったため、故障などの影響により本来の開幕予定日には間に合わないと思われていた選手たちがシーズン開幕日からプレーすることも可能になる。メジャーリーグ公式サイトのマット・ケリーは、本来の開幕予定日にはプレーできない可能性が高かったものの、新たなシーズン開幕日にはプレーできそうなスター選手として25人を紹介している。

     ヤンキースからはジャンカルロ・スタントン、ジェームス・パクストン、アーロン・ヒックスの3人が登場。スタントンは右ふくらはぎ、パクストンは腰を痛めて開幕出遅れが確実となっていたが、すでに回復している。また、トミー・ジョン手術からのリハビリ中だったヒックスも、今月に入って打撃練習を行っており、開幕に間に合いそうだ。

     ジャスティン・バーランダー(アストロズ)はスプリング・トレーニング期間中に広背筋と股関節を痛め、スプリング・トレーニング中断決定後に股関節の手術を受けていた。4月末の時点で遠投を行っており、開幕投手に向けて視界は良好だ。

     記事のなかには大谷翔平(エンゼルス)の名前も登場。当初は、開幕から指名打者として出場しつつ、マイナーで投手としての調整を行う予定だったが、シーズン開幕から本格的な二刀流でプレーする姿を見ることができそうだ。

     なお、残りの20人の顔ぶれは以下のようになっている。

    ブレイク・スネル(レイズ)
    ヨルダン・アルバレス(アストロズ)
    アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ)
    ヨエニス・セスペデス(メッツ)
    トミー・ファム(パドレス)
    エウヘニオ・スアレス(レッズ)
    マイク・クレビンジャー(インディアンス)
    バイロン・バクストン(ツインズ)
    リッチ・ヒル(ツインズ)
    コール・ハメルズ(ブレーブス)
    マイケル・コンフォート(メッツ)
    アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス)
    ジョーダン・ヒックス(カージナルス)
    アダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)
    マイルズ・マイコラス(カージナルス)
    ウィリー・カルフーン(レンジャーズ)
    A・J・パク(アスレチックス)
    マイケル・フルマー(タイガース)
    スティーブン・ピスコッティ(アスレチックス)
    ミッチ・ハニガー(マリナーズ)

  • ナ・リーグの指名打者制導入で得をするチームは?

    2020.6.24 13:10 Wednesday

     日本時間6月24日、メジャーリーグの2020年シーズンの開催が正式に決定し、ひとまず今年限定でナショナル・リーグにも指名打者制が導入されることになった。メジャーリーグ公式サイトでは、5人のライター(デービッド・アドラー、トーマス・ハリガン、マット・ケリー、サラ・ラングス、アンドリュー・サイモン)がナ・リーグ15球団の指名打者事情を分析。指名打者制の導入により恩恵を受けそうなチームを1位から15位までランキング形式で紹介している。

     1位に選ばれたのはドジャース。選手層が非常に厚く、メインの指名打者候補にはエンリケ・ヘルナンデスの名前が挙げられているものの、レギュラー級の実力を持つ控え選手に出場機会を与えたり、主力選手に休養を与えたりと、指名打者の1枠をフルに活用できるはずだ。

     2位は内野手の層が厚いナショナルズ。昨年のポストシーズンで勝負強さを発揮したハウィー・ケンドリックは、まもなく37歳という年齢もあってフルシーズン守備に就くのは難しい状況だったが、指名打者であれば1年を通してスタメンに名を連ねることができるだろう。

     3位は外野手がダブついているレッズ。守備に難を抱えるジェシー・ウィンカーを指名打者に置くことにより、新加入の秋山翔吾や若手有望株のニック・センゼルの出場機会を十分に確保することができる。

     4位はピート・アロンゾの台頭によりポジションがないドミニク・スミスを指名打者として起用できるメッツ。昨年全休のヨエニス・セスペデスの体調が万全であれば、こちらも指名打者の有力候補となる。

     5位にはカージナルスがランクイン。ベテランのマット・カーペンターを指名打者に置くことにより、トミー・エドマンを三塁、タイラー・オニールを左翼に固定できるというメリットがある。トップ・プロスペクトのディラン・カールソンが昇格すれば、野手の層は厚みが増し、指名打者の活用方法はさらに幅が広がりそうだ。

     なお、6位以下は以下のようになっている(カッコ内はメインの指名打者候補選手)。

    6位 ブリュワーズ(ライアン・ブラウン)
    7位 カブス(カイル・シュワーバー)
    8位 ブレーブス(マーセル・オズーナ)
    9位 ロッキーズ(ダニエル・マーフィー)
    10位 フィリーズ(ジェイ・ブルース)
    11位 ダイヤモンドバックス(ジェイク・ラム)
    12位 パドレス(ウィル・マイヤーズ)
    13位 マーリンズ(ギャレット・クーパー)
    14位 ジャイアンツ(ハンター・ペンス)
    15位 パイレーツ(ジョシュ・ベル)

  • 球団史上最高のGM 各球団の番記者が選出

    2020.6.24 12:40 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトは日本時間6月24日、3月から続けてきた各球団の「オールタイム・チーム」を決定する企画の最終回として、球団史上最高のゼネラル・マネージャー(GM)を選出した。各球団の番記者が選出した「球団史上最高のGM」は以下の通り。なお、2位以下も選出されている場合は併記した。

    アメリカン・リーグ東部地区

    オリオールズ
    【1位】ハリー・ダルトン(1965-71)
    【2位】ハンク・ピータース(1975-87)
    【3位】フランク・キャッシェン(1971-75)
    【4位】パット・ギリック(1995-98)
    【5位】ダン・デュケット(2011-18)

    レッドソックス
    【1位】セオ・エプスタイン(2003-11)
    【2位】ディック・オコンネル(1965-77)
    【3位】デーブ・ドンブロウスキー(2015-19)
    【4位】ダン・デュケット(1994-2002)
    【5位】ベン・チェリントン(2012-15)

    ヤンキース
    【1位】エド・バロー(1920-45)
    【2位】ブライアン・キャッシュマン(1998-現在)
    【3位】ジーン・マイケル(1980-81,91-95)
    【4位】ジョージ・ワイス(1947-60)
    【5位】ゲーブ・ポール(1973-77)

    レイズ
    【1位】アンドリュー・フリードマン(2005-14)

    ブルージェイズ
    【1位】パット・ギリック(1978-94)

    アメリカン・リーグ中部地区

    ホワイトソックス
    【1位】ケン・ウィリアムス(2001-12)
    【2位】ローランド・ヒーモンド(1970-85)
    【3位】ロン・シューラー(1990-2000)
    【4位】ハンク・グリーンバーグ(1959-61)
    【5位】ラリー・ハイムズ(1986-90)

    インディアンス
    【1位】クリス・アントネッティ(2011-15)
    【2位】マイク・チャーノフ(2016-現在)
    【3位】マーク・シャパイロ(2002-10)
    【4位】ジョン・ハート(1991-2001)
    【5位】ハンク・ピータース(1988-91)

    タイガース
    【1位】ジム・キャンベル(1962-83)
    【2位】デーブ・ドンブロウスキー(2002-15)
    【3位】ビル・ラジョイ(1984-90)

    ロイヤルズ
    【1位】デイトン・ムーア(2006-現在)
    【2位】セドリック・タリス(1968-74)
    【3位】ジョン・シャーホルツ(1981-90)
    【4位】ジョー・バーク(1974-81)
    【5位】ハーク・ロビンソン(1990-2000)

    ツインズ
    【1位】アンディ・マクフェイル(1986-94)
    【2位】テリー・ライアン(1994-2007,11-16)
    【3位】サッド・レバイン(2016-現在)

    アメリカン・リーグ西部地区

    アストロズ
    【1位】ジェフ・ルーノウ(2011-20)

    エンゼルス
    【1位】ビル・ストーンマン(1999-2007)

    アスレチックス
    【1位】サンディ・アルダーソン(1983-97)
    【2位】ビリー・ビーン(1997-2015)
    【3位】コニー・マック(1901-50)
    【4位】チャーリー・フィンリー(1961-80)
    【5位】デービッド・フォースト(2015-現在)

    マリナーズ
    【1位】パット・ギリック(2000-03)

    レンジャーズ
    【1位】ジョン・ダニエルズ(2005-現在)
    【2位】ダグ・メルビン(1994-2001)
    【3位】トム・グリーブ(1984-94)
    【4位】エディ・ロビンソン(1976-82)
    【5位】ジョン・ハート(2001-05)

    ナショナル・リーグ東部地区

    ブレーブス
    【1位】ジョン・シャーホルツ(1990-2007)

    マーリンズ
    【1位】デーブ・ドンブロウスキー(1992-2001)
    【2位】ラリー・バインフェスト(2002-13)
    【3位】マイケル・ヒル(2013-現在)

    メッツ
    【1位】フランク・キャッシェン(1980-91,93)
    【2位】ビング・デバイン(1966-67)
    【3位】ジョニー・マーフィー(1967-70)
    【4位】ジョージ・ワイス(1961-66)
    【5位】オマー・ミナヤ(2005-10)

    フィリーズ
    【1位】ポール・オーウェンス(1972-84)

    ナショナルズ
    【1位】マイク・リゾー(2009-現在)
    【2位】ダン・デュケット(1991-94)
    【3位】ジョン・マクヘイル(1978-84)

    ナショナル・リーグ中部地区

    カブス
    【1位】セオ・エプスタイン(2011-現在)
    【2位】ウィリアム・ベックSr.(1919-33)
    【3位】ダラス・グリーン(1981-87)

    レッズ
    【1位】ボブ・ハウザム(1967-78,83-84)
    【2位】ウォーレン・ジャイルズ(1937-51)
    【3位】ギャリー・ハーマン(1902-27)
    【4位】ボブ・クイン(1989-92)
    【5位】ウォルト・ジョケッティ(2008-15)

    ブリュワーズ
    【1位】ハリー・ダルトン(1977-91)
    【2位】ダグ・メルビン(2002-15)
    【3位】デービッド・スターンズ(2015-現在)

    パイレーツ
    【1位】ジョー・L・ブラウン(1956-76,85)

    カージナルス
    【1位】ブランチ・リッキー(1919-42)
    【2位】ウォルト・ジョケッティ(1994-2007)
    【3位】ビング・デバイン(1957-64,67-78)
    【4位】ジョン・モゼリアック(2007-17)
    【5位】ダル・マックスビル(1985-94)
    ※4位のモゼリアックは現在、野球部門社長を務める。

    ナショナル・リーグ西部地区

    ダイヤモンドバックス
    【1位】ジョー・ガラジオラJr.(1995-2005)

    ロッキーズ
    【1位】ボブ・ゲブハード(1991-99)

    ドジャース
    【1位】ブランチ・リッキー(1943-50)
    【2位】バジー・バベシ(1951-68)
    【3位】アル・キャンパニス(1968-87)
    【4位】アンドリュー・フリードマン(2014-現在)
    【5位】フレッド・クレア(1987-98)

    パドレス
    【1位】ケビン・タワーズ(1995-2008)
    【2位】ジャック・マッキーン(1980-90)
    【3位】ピーター・バベシ(1973-77)

    ジャイアンツ
    【1位】ブライアン・セイビアン(1996-2014)
    【2位】チャブ・フィーニー(1947-69)
    【3位】アル・ローゼン(1985-92)

  • 2020年シーズン開幕へ メジャーリーグ機構が正式発表

    2020.6.24 11:10 Wednesday

     メジャーリーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーは日本時間6月24日、2020年のレギュラーシーズンが現在から約1ヶ月後の日本時間7月24~25日に開幕する予定であることを正式に発表した。

     機構側が提示した健康面と安全面の規定をメジャーリーグ選手会が受け入れたため、シーズン開幕に向けたすべての問題がようやく解決。選手たちは日本時間7月2日までにキャンプ地に集合し、新型コロナウイルスの検査を受ける予定となっている。

     機構側は選手や従業員の健康と安全を最優先事項に掲げており、公衆衛生や感染症の専門家と連携を取っているほか、施設を安全に保つために、テクノロジーの導入など最善を尽くす意向を示している。

     レギュラーシーズンは60試合制で開催され、大部分は同リーグ同地区内での対戦となる(現地報道によると40試合)。残りの試合はインターリーグの試合となり、他リーグの同地区球団と対戦する(現地報道によると20試合)。また、一部の例外を除き、ほとんどの球団が本拠地球場でシーズン開幕前のキャンプを行う予定となっている。

     マンフレッドは「メジャーリーグ機構は、2020年シーズンの開幕が迫っていることをお知らせできることにワクワクしています。メジャーリーグ選手会には60試合のスケジュールを提供しており、我々の偉大なファンの皆様にまたすぐにベースボールをお届けできることに興奮しています」とのコメントを発表した。

     2020年シーズンの開催要項については、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールが詳細を伝えており、トレード・デッドラインを8月末とする、試合前は相手チームの選手との交流を禁止する、試合中以外は選手同士が6フィート(約1.8メートル)以内に近付いてはならない、健康面で「ハイリスク」と認定された選手が今年プレーしないことを選択した場合もサラリーとサービスタイムが保証される(配偶者が妊娠している場合も含む)、選手が一斉にスタジアムに到着するのを避ける、ナ・リーグでも指名打者制を導入する、延長戦は無死二塁からスタートする、キャンプには最大60選手を招集できる、などの項目が盛り込まれているようだ。

     なお、ロースター枠はシーズン最初の15日間が30人、シーズン28日目までが28人、それ以降は26人となり、9月のロースター枠拡大は行われない。故障者リストの最少日数は野手が10日間、投手が15日間となっていたが、ポジションに関係なく10日間に統一されることになった。

  • Baseball is Back! 選手会「残りのすべての問題は解決した」

    2020.6.24 10:25 Wednesday

     ついにメジャーリーグが戻ってくる。メジャーリーグ選手会は日本時間6月24日、「残りのすべての問題は解決した。選手たちはトレーニング・キャンプへ向かう」とツイートし、2020年シーズンの開催についてメジャーリーグ機構側との合意に達したことを明らかにした。キャンプは7月3日(現地時間)にスタートし、シーズンは60試合制での開催が予定されている。

     機構側と選手会の両者が越えなければならない最後のハードルは、新型コロナウイルス対策が中心となる健康面と安全面についての問題だった。その点について、日本時間6月24日に合意が成立し、ついに2020年シーズンの開幕を迎えるための準備が整った。

     USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、選手たちは7月1日(現地時間)までにキャンプ地に集合し、新型コロナウイルスの検査を受ける。7月3日(現地時間)に正式にキャンプがスタートし、そこから約3週間後の7月23~24日(現地時間)にシーズン開幕を迎える予定となっている。シーズンは9月27日(現地時間)まで、60試合制で行われる。

     各球団は同リーグ同地区の球団と10試合ずつ(合計40試合)対戦し、残りの20試合は他リーグ同地区の球団との対戦となる。ナイチンゲールはヤンキースとメッツが6試合対戦する予定であることを伝えており、この20試合は5球団と4試合ずつというわけではなく、いわゆる「ライバル関係」を考慮した配分になると見られる(ホワイトソックス対カブス、エンゼルス対ドジャース、アスレチックス対ジャイアンツなど)。

     また、ナ・リーグで初めて指名打者制が導入される。延長戦は前のイニングの最終打者を二塁に置いた「無死二塁」の状態からスタートすることになった。

     このほか、トレード・デッドラインを8月末とすること、故障者リストの日数を10日間と45日間にすること、新型コロナウイルス用の特別な故障者リストを設けることなどが報じられている。詳細はのちほど正式に発表される見込みだが、まずはメジャーリーグの再開が決定したことを素直に喜びたい。

  • 新人時代がピークだった選手たち スペンサー、マースなど

    2020.6.23 12:15 Tuesday

     新人選手がメジャーの舞台にたどり着いたとき、チームやファンは新たなスター選手の誕生を期待し、選手自身もスターとなることを夢見ている。もちろん、期待のトップ・プロスペクトが殿堂入り選手となることもあるが、期待に応えられないままメジャーの舞台から姿を消す選手も少なくない。メジャーリーグ公式サイトのマイケル・クレアは、ルーキー時代に輝きながらも、結果的にそれがキャリアのピークだった選手たちを特集して紹介している。

     デビュー直後の大活躍でニューヨークのファンに大きな期待を抱かせたのが、2005~06年に阪神でもプレーしたシェーン・スペンサー(ヤンキース)だ。1998年8月にメジャーデビューしたスペンサーは、27試合に出場して打率.373、10本塁打、27打点、OPS1.321の大暴れ。10本塁打のうち3本はグランドスラムで、ニューヨークのファンを熱狂させた。

     しかし、翌1999年は71試合で打率.234、8本塁打、OPS.691と低迷し、ヤンキースではレギュラー定着ならず。2003年にインディアンスとレンジャーズで自己最多の119試合に出場して99安打、20二塁打、12本塁打、49打点を記録したが、7年間のメジャー生活でこれが自己ベストだった。

     ヤンキースでは、ケビン・マースもメジャーデビューした1990年に79試合で打率.252、21本塁打、41打点、OPS.902を記録する活躍を見せた。ところが、翌1991年はレギュラーの指名打者として起用されたものの、148試合で打率.220、23本塁打、OPS.723と低迷。その後、メジャーでの出場機会が徐々に減少し、1996年にはスペンサーと同様、阪神でもプレーした。

     クレアの記事では、ヤンキースのスペンサーなど、全30球団から1人ずつが選出されており(マースはスペンサーの項目で言及されている)、スペンサーとマースのほかにも、メッツのエリック・バレント(2006年に楽天でプレー)、ナショナルズのターメル・スレッジ(2008~12年に日本ハムと横浜でプレー)、ツインズのルー・フォード(2008年に阪神でプレー)といった「元助っ人外国人」の名前が登場する。

     なお、スレッジは現在カブスの打撃コーチ補佐。フォードは選手兼打撃コーチとして米独立リーグのロングアイランド・ダックスに在籍している。

  • 異例のシーズン60試合制 4割打者誕生の可能性も

    2020.6.23 10:55 Tuesday

     日本時間6月23日、メジャーリーグ選手会はメジャーリーグ機構から提示された2020年シーズンの開催案を否決し、両者の交渉は決裂。ロブ・マンフレッド・コミッショナーの裁量により、2020年シーズンは50~60試合制で開催されることが決定的となった。例年(162試合制)より100試合以上も少ない異例のシーズンとなるが、1941年に打率.406をマークしたテッド・ウィリアムス(レッドソックス)以来となる4割打者が誕生する可能性もありそうだ。

     メジャーリーグにおいて、1900年以降のモダン・ベースボール時代に打率4割が達成されたのは13回。ナップ・ラジョイ、シューレス・ジョー・ジャクソン、タイ・カッブ(3回)、ジョージ・シスラー(2回)、ロジャース・ホーンスビー(3回)、ハリー・ハイルマン、ビル・テリー、ウィリアムスの8人が達成している。

     ウィリアムス以降では、1994年にトニー・グウィン(パドレス)が.394をマークしたのが最高で、.390以上の高打率を記録したのはグウィンのほかに1980年のジョージ・ブレット(ロイヤルズ/.390)しかいない。21世紀ではシーズン記録となる262安打を放った2004年のイチロー(マリナーズ)の.372が最高打率であり、シーズン終盤まで打率4割の可能性を残した選手は現れていない。

     しかし、50~60試合制という異例のシーズンだからこそ、79年ぶりに4割打者が誕生する可能性は十分にある。たとえば、2008年のチッパー・ジョーンズ(ブレーブス)はチームが60試合を消化した時点で.409、自身が60試合に出場した時点で.419という高打率をマークしていた。

     野球アナリストのライアン・M・スパエダーによると、チームが60試合を消化した時点で、1997年のラリー・ウォーカー(ロッキーズ)は.422、1993年のジョン・オルルド(ブルージェイズ)と1983年のロッド・カルー(エンゼルス)は.401をマークしていたという。50~60試合制であれば、「開幕ダッシュ」の勢いのままゴールテープを切り、打率4割を達成する選手が現れても決して不思議ではないのだ。

     異例の短縮シーズンだからこそ、打率4割や防御率0点台など、いわゆる「率系」のスタッツで驚異的な数字をマークする選手が現れることになるかもしれない。

  • コミッショナーの裁量により50~60試合制でシーズン開催へ

    2020.6.23 10:25 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間6月23日、2020年シーズンの開催案がメジャーリーグ選手会によって否決されたことを発表した。機構側と選手会の3月26日(現地時間)時点での合意によると、最終的な決定権は機構側にあり、各球団のオーナーは全会一致でシーズン日程の決定権をロブ・マンフレッド・コミッショナーに与えることを決定。2020年シーズンは50~60試合制で開催されることが濃厚となった。

     機構側は声明文のなかで「メジャーリーグ選手会は我々に対し、マンフレッド・コミッショナーと(選手会専務理事の)トニー・クラークによって作られた基本的な枠組みを否決したことを通告してきた。言うまでもなく、我々は今回の事態に落胆している」と述べた。

     機構側の開催案には、2年間ナ・リーグでも指名打者制を導入すること、今年のポストシーズンの分配金として2500万ドルを保証すること、前払いしているサラリーのうち過払い分の3300万ドルの返還を求めないこと、選手に支払うサラリーの総額が日割りの104%となることなどが含まれ、さらに選手会への配慮として、当初2年間としていたポストシーズン出場枠の拡大を今年のみに変更していた。

     2020年シーズンの開催案が選手会に否決されたことを受け、機構側は今後の動きについてオーナーによる投票を実施。3月26日の合意に基づいてシーズン開幕への動きを進めていくことが全会一致で決定されたが、開催案に含まれていた前述の内容(ナ・リーグの指名打者制導入など)は採用されない可能性もある。

     シーズン開幕への動きを進めるために、機構側は選手会に対して2つの項目について問い合わせを行っているという。1つは7日以内(現地時間7月1日まで)にキャンプ地に集合可能かということ。もう1つはシーズン開催のために必要な健康と安全に関する規定を含むオペレーション・マニュアルに同意するかということ。この2つをクリアできれば、メジャーリーグの2020年シーズンは7月下旬に開幕を迎えることになりそうだ。

  • 「勝率.500かつ得失点差ゼロ」は過去に2チーム

    2020.6.22 14:05 Monday

     メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスによると、1900年以降のモダン・ベースボール時代において、54チームが勝率.500でシーズンを終えている。そのなかには得失点差が+50以上のチームや-20以下のチームがある一方、得点と失点が全くの同数だったチームも存在する。ラングスは「得失点差」と「勝率.500の期間」に着目し、「限りなく勝率.500に近かったチーム」を特集している。

     「勝率.500かつ得失点差ゼロ」を達成したのは、1922年ホワイトソックス(77勝77敗)と1983年パドレス(81勝81敗)の2チームだ。前者はシーズン残り4試合となった時点で貯金4(77勝73敗)だったが、残り4試合に全敗。最終戦は1対2でサヨナラ負けを喫し、「勝率.500かつ得失点差ゼロ」が達成された。後者は借金3から4連勝して81勝80敗で最終戦を迎えたが、最終戦は3対4で惜敗。ちなみに、この年は殿堂入り選手のトニー・グウィンにとってメジャー2年目のシーズンだった。

     勝率.500の期間が最も長かったのは、2010年アスレチックス(81勝81敗)と2011年ブルージェイズ(81勝81敗)で33日間。前者は得失点差+37、後者は得失点差-18でシーズンを終えており、得失点差から算出する「ピタゴラス勝率」では前者が.525(85勝77敗)、後者が.488(79勝83敗)となる。

     勝率.500のチームのうち、得失点差ゼロに近かったのは1972年ツインズ(+2)、1984年エンゼルス(-1)、1984年ツインズ(-2)、1989年エクスポズ(+2)の4チーム。1972年ツインズ(77勝77敗)以外の3チームは81勝81敗でシーズンを終えた。なお、1989年エクスポズは7試合に登板して0勝4敗、防御率6.67だったランディ・ジョンソンを5月下旬にマリナーズへトレードで放出している。

     勝率.500のチームのうち、勝率.500の期間が前述の2チームに次いで長かったのは1974年ホワイトソックス(80勝80敗)で29日間。1958年タイガース(77勝77敗)も勝率.500の期間が26日間あった。前者の得失点差は-37、後者の得失点差は+53であり、「ピタゴラス勝率」は前者が.475(76勝84敗)、後者が.539(83勝71敗)となる。

     ひと口に「勝率.500」と言っても様々なチームが存在するが、得失点差ゼロ(すなわちピタゴラス勝率も.500)を達成した1922年ホワイトソックスと1983年パドレスの2チームは「真の勝率.500」と呼ぶことができそうだ。

  • 10代の選手による最高のシーズン MLB公式サイトが特集

    2020.6.22 12:40 Monday

     メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチは日本時間6月22日、「10代の選手による最高のシーズン」を紹介する特集記事を公開した。レイッチの特集記事では1980年以降が対象となっており、該当者がいないチームも複数存在する。レイッチが選出した選手は以下の通り。

    アメリカン・リーグ東部地区

    オリオールズ
    ディラン・バンディ(2012年・19歳)
    2試合 0勝0敗0セーブ 防御率0.00 1.2回 0奪三振

    レッドソックス
    該当者なし

    ヤンキース
    ホゼ・リーホ(1984年・19歳)
    24試合 2勝8敗2セーブ 防御率4.76 62.1回 47奪三振

    レイズ
    B・J・アップトン(2004年・19歳)
    45試合 打率.258 4本塁打 12打点 4盗塁 OPS.733

    ブルージェイズ
    フレッド・マンリケ(1981年・19歳)
    14試合 打率.143 0本塁打 1打点 0盗塁 OPS.315

    アメリカン・リーグ中部地区

    ホワイトソックス
    リッキー・セイルハイマー(1980年・19歳)
    21試合 打率.212 1本塁打 3打点 1盗塁 OPS.633

    インディアンス
    ジュニア・ノボーア(1984年・19歳)
    23試合 打率.364 0本塁打 0打点 1盗塁 OPS.727

    タイガース
    ブルース・ロビンス(1980年・19歳)
    10試合 3勝3敗0セーブ 防御率3.91 46.0回 22奪三振

    ロイヤルズ
    ブレット・セイバーヘイゲン(1984年・20歳)
    38試合 10勝11敗1セーブ 防御率3.48 157.2回 73奪三振
    ※19歳359日でメジャーデビュー

    ツインズ
    リッチ・ガーセス(1990年・19歳)
    5試合 0勝0敗2セーブ 防御率1.59 5.2回 1奪三振

    アメリカン・リーグ西部地区

    アストロズ
    該当者なし

    エンゼルス
    マイク・トラウト(2011年・19歳)
    40試合 打率.220 5本塁打 16打点 4盗塁 OPS.672

    アスレチックス
    トッド・バンポッペル(1991年・19歳)
    1試合 0勝0敗0セーブ 防御率9.64 4.2回 6奪三振

    マリナーズ
    ケン・グリフィーJr.(1989年・19歳)
    127試合 打率.264 16本塁打 61打点 16盗塁 OPS.748

    レンジャーズ
    イバン・ロドリゲス(1991年・19歳)
    88試合 打率.264 3本塁打 27打点 0盗塁 OPS.630

    ナショナル・リーグ東部地区

    ブレーブス
    アンドリュー・ジョーンズ(1996年・19歳)
    31試合 打率.217 5本塁打 13打点 3盗塁 OPS.709
    ※ワールドシリーズで史上最年少本塁打を記録

    マーリンズ
    エドガー・レンテリア(1996年・19歳)
    106試合 打率.309 5本塁打 31打点 16盗塁 OPS.757

    メッツ
    ドワイト・グッデン(1984年・19歳)
    31試合 17勝9敗0セーブ 防御率2.60 218.0回 276奪三振

    フィリーズ
    マーク・デービス(1980年・19歳)
    2試合 0勝0敗0セーブ 防御率2.57 7.0回 5奪三振

    ナショナルズ
    フアン・ソト(2018年・19歳)
    116試合 打率.292 22本塁打 70打点 5盗塁 OPS.923

    ナショナル・リーグ中部地区

    カブス
    該当者なし

    レッズ
    該当者なし

    ブリュワーズ
    ゲーリー・シェフィールド(1988年・19歳)
    24試合 打率.238 4本塁打 12打点 3盗塁 OPS.695

    パイレーツ
    アラミス・ラミレス(1998年・20歳)
    72試合 打率.235 6本塁打 24打点 0盗塁 OPS.646
    ※19歳335日でメジャーデビュー

    カージナルス
    該当者なし

    ナショナル・リーグ西部地区

    ダイヤモンドバックス
    ジャスティン・アップトン(2007年・19歳)
    43試合 打率.221 2本塁打 11打点 2盗塁 OPS.647

    ロッキーズ
    該当者なし

    ドジャース
    エイドリアン・ベルトレイ(1998年・19歳)
    77試合 打率.215 7本塁打 22打点 3盗塁 OPS.648

    パドレス
    該当者なし

    ジャイアンツ
    該当者なし

  • 選手会は採決を延期 最大の敵はコロナウイルス

    2020.6.22 11:20 Monday

     ESPNのジェシー・ロジャースによると、メジャーリーグ選手会は日本時間6月22日に予定していた2020年シーズン開幕に関するメジャーリーグ機構からの提案を受け入れるか否かの採決を再度延期した。球界で新型コロナウイルスの感染が広がっているほか、ロブ・マンフレッド・コミッショナーからの新たな条件提示もあり、結論を出すにはもう少し時間が必要であるとの判断に至ったようだ。

     ESPNのジェフ・パッサンが報じたところによると、マンフレッドは選手会のトニー・クラーク専務理事に文書を送付し、2020年シーズンに十分な試合数が開催されない場合、2021年のポストシーズン拡大と両リーグでの指名打者制導入をキャンセルする意向を伝えたという。今年から2年間、ポストシーズン出場枠を10球団から16球団へ拡大することと、ナ・リーグでも指名打者制を導入することは、すでに両者間で合意が成立したと見られていた。

     当初、選手会は日本時間6月21日に採決を行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大によって各球団のトレーニング施設が一時的に閉鎖されたことを受け、新型コロナウイルスに関する情報を収集するために採決を延期。マンフレッドから文書が届いたことにより、日本時間6月22日に予定されていた採決も再度延期された。

     MLBネットワークのジョン・ヘイマンによると、各球団のトレーニング施設に滞在していた選手とスタッフから約40人もの感染者が発生したようだ。3月にスプリング・トレーニングを中断することが決定された時点での球界での感染者は「10人以上」だったと言われており、その4倍近い感染者が出ていることになる。

     ヘイマンは「メジャーリーグのシーズンにとって本当の脅威が新型コロナウイルスであることは間違いない」と伝えている。機構側と選手会による「銭闘」ばかりが注目されてきたが、新型コロナウイルスという最大の敵にしっかり対処できなければ、2020年シーズンを開幕することは難しいかもしれない。

  • 「遅咲き選手」をMLB公式サイトが特集 オルティス、シャーザーら

    2020.6.21 13:15 Sunday

     メジャーリーグ公式サイトのトーマス・ハリガンは、「遅咲き」のスター選手を特集する記事を公開した。20代前半から球界を代表するスターとして活躍する選手がいる一方、20代後半、あるいは30代に突入してから花開く「遅咲き」の選手も存在する。ハリガンは、そうした選手たちに着目し、18人の選手によるオールスター・チームを作り上げた。

     ハリガンによる「遅咲き」の定義は、26歳のシーズンまでの通算WARが10.0未満で、なおかつ27歳になるまでにWARが4.0以上のシーズンがないことである(WARの数値はBaseball-Referenceのものを使用)。WARが4.0を超えるのはオールスター級の選手であり、ハリガンの定義を言い換えれば「26歳までオールスター級の選手ではなかったスター選手」ということになるだろう。なお、人種隔離や徴兵といったグラウンド外の理由によってデビューが遅れた選手は対象外となっている。

     ハリガンが選出した18人の顔ぶれは以下の通り(上段はWARが4.0以上となった初めてのシーズンの成績、下段は通算成績を表す)。

    捕手:ホルヘ・ポサダ
    2000年(28歳) 打率.287 28本塁打 86打点 2盗塁 OPS.943
    通算 1664安打 打率.273 275本塁打 1065打点 20盗塁 OPS.848

    一塁手:エドウィン・エンカーナシオン
    2012年(29歳) 打率.280 42本塁打 110打点 13盗塁 OPS.941
    通算 1807安打 打率.263 414本塁打 1242打点 61盗塁 OPS.851

    二塁手:ジェフ・ケント
    1997年(29歳) 打率.250 29本塁打 121打点 11盗塁 OPS.789
    通算 2461安打 打率.290 377本塁打 1518打点 94盗塁 OPS.855

    三塁手:ジョシュ・ドナルドソン
    2013年(27歳) 打率.301 24本塁打 93打点 5盗塁 OPS.883
    通算 1048安打 打率.273 219本塁打 645打点 38盗塁 OPS.878

    遊撃手:モーリー・ウィルス
    1962年(29歳) 打率.299 6本塁打 48打点 104盗塁 OPS.720
    通算 2134安打 打率.281 20本塁打 458打点 586盗塁 OPS.661

    左翼手:ブライアン・ジャイルズ
    1998年(27歳) 打率.269 16本塁打 66打点 10盗塁 OPS.856
    通算 1897安打 打率.291 287本塁打 1078打点 109盗塁 OPS.902

    中堅手:アール・アベリル
    1929年(27歳) 打率.332 18本塁打 96打点 13盗塁 OPS.936
    通算 2019安打 打率.318 238本塁打 1164打点 70盗塁 OPS.928

    右翼手:ホゼ・バティースタ
    2010年(29歳) 打率.260 54本塁打 124打点 9盗塁 OPS.995
    通算 1496安打 打率.247 344本塁打 975打点 70盗塁 OPS.836

    指名打者:デービッド・オルティス
    2004年(28歳) 打率.301 41本塁打 139打点 0盗塁 OPS.983
    通算 2472安打 打率.286 541本塁打 1768打点 17盗塁 OPS.931

    ユーティリティ:ベン・ゾブリスト
    2009年(28歳) 打率.297 27本塁打 91打点 17盗塁 OPS.948
    通算 1566安打 打率.266 167本塁打 768打点 116盗塁 OPS.783

    代打:ネルソン・クルーズ
    2010年(29歳) 打率.318 22本塁打 78打点 17盗塁 OPS.950
    通算 1721安打 打率.277 401本塁打 1119打点 76盗塁 OPS.873

    先発投手:ランディ・ジョンソン
    1993年(29歳) 35試合 19勝8敗1セーブ 防御率3.24 308奪三振
    通算 618試合 303勝166敗2セーブ 防御率3.29 4135.1回 4875奪三振

    先発投手:フィル・ニークロ
    1967年(28歳) 46試合 11勝9敗9セーブ 防御率1.87 129奪三振
    通算 864試合 318勝274敗29セーブ 防御率3.35 5404.0回 3342奪三振

    先発投手:マックス・シャーザー
    2012年(27歳) 32試合 16勝7敗0セーブ 防御率3.74 231奪三振
    通算 365試合 170勝89敗0セーブ 防御率3.20 2290.0回 2692奪三振

    先発投手:ダジー・バンス
    1923年(32歳) 37試合 18勝15敗0セーブ 防御率3.50 197奪三振
    通算 442試合 197勝140敗12セーブ 防御率3.24 2966.2回 2045奪三振

    先発投手:クリス・カーペンター
    2005年(30歳) 33試合 21勝5敗0セーブ 防御率2.83 213奪三振
    通算 350試合 144勝94敗0セーブ 防御率3.76 2219.1回 1697奪三振

    セットアッパー:ホイト・ウィルヘルム
    1959年(36歳) 32試合 15勝11敗0セーブ 防御率2.19 139奪三振
    通算 1070試合 143勝122敗228セーブ 防御率2.52 2254.1回 1610奪三振

    クローザー:ジョー・ネイサン
    2004年(29歳) 73試合 1勝2敗44セーブ 防御率1.62 89奪三振
    通算 787試合 64勝34敗377セーブ 防御率2.87 923.1回 976奪三振

    ※ネイサンはWARが4.0以上のシーズンがないため、自己最高の3.9を記録した2004年を採用

  • ヤンキースとメッツがキャンプを本拠地球場で開催へ

    2020.6.21 11:05 Sunday

     ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は日本時間6月21日、ヤンキースとメッツの両球団がそれぞれの本拠地であるヤンキー・スタジアムとシティ・フィールドでスプリング・トレーニングを行う予定であることを明らかにした。ヤンキースとメッツはそれぞれ公式声明を発表し、選手やスタッフ、従業員、彼らの家族の健康と安全に最大限配慮したうえで、クオモ知事の発言通り、本拠地球場でスプリング・トレーニングを行う予定であることを明言している。

     ヤンキースは1996年からフロリダ州タンパ、メッツは1988年からフロリダ州セントルーシーでスプリング・トレーニングを行ってきたが、フロリダ州で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、今回の決断に至った。フィリーズやブルージェイズなど複数の球団から感染者が出ており、メジャーリーグ機構はフロリダ州とアリゾナ州にある全球団のトレーニング施設を一時的に閉鎖することを決定している。

     また、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲールによると、フロリダ州に本拠地を置くマーリンズとレイズのほかに、5球団がフロリダ州の球団施設でスプリング・トレーニングを行う予定だったという。これらの球団はヤンキースやメッツと同様、予定を変更することになりそうだ。アリゾナ州に本拠地を置くダイヤモンドバックス以外に、アリゾナ州でのスプリング・トレーニング開催を予定していた球団はないと見られる。

     ナイチンゲールはさらに、カナダの渡航制限により、トロントに本拠地を置くブルージェイズは本拠地でのスプリング・トレーニング開催が難しいとの見通しを示している。シーズン開幕後も本拠地のロジャース・センターでプレーできない可能性があるという。ナイチンゲールは、トロピカーナ・フィールドをレイズとシェアする可能性について言及しているが、フロリダ州にある自軍のトレーニング施設のほか、AAA級のマイナー球団が本拠地とするニューヨーク州バッファローでの公式戦開催が検討される可能性もありそうだ。

  • 選手会が60試合制への投票を延期 新型コロナの影響

    2020.6.21 10:35 Sunday

     複数の球団のトレーニング施設で新型コロナウイルス感染者が発生したことを受け、メジャーリーグ選手会は、日本時間6月21日に予定していたメジャーリーグ機構からの最新の提案(シーズン60試合制)を受け入れるか否かの投票を数日間延期することを決定した。この日、選手会は代表者会議を開催して投票の延期を決定。ESPNのジェシー・ロジャースによると、投票は1~2日ほど延期される見通しだという。

     選手5名、スタッフ3名が新型コロナウイルスに陽性反応を示したフィリーズなど、複数の球団から感染者が出たことが明らかになり、メジャーリーグ機構は全球団のトレーニング施設を一時的に閉鎖することを決定。現時点では7月19日(現地時間)のシーズン開幕が想定されているが、今回の事態によりスプリング・トレーニングの再開が遅れれば、シーズン開幕は7月下旬以降にずれ込む可能性もある。

     100%の日割り給与を保証したうえでシーズン60試合制を提案しているメジャーリーグ機構に対し、選手会は対案としてシーズン70試合制を要望したが、機構側はさらなる対案を提示しないことを明言。60試合より多くの試合を行う意思がないことを選手会に通告した。選手会には2つの選択肢があり、1つは機構側の提案を受け入れること。もう1つは機構側の提案を拒否し、3月下旬時点での合意に基づいてロブ・マンフレッド・コミッショナーの裁量によりシーズンのスケジュールを決定させることだが、こちらの場合は選手会が異議申し立てを行う可能性も残される。

     延長戦を無死2塁からスタートするタイブレーク制の導入や、延長戦限定で途中交代した選手の再出場を許可するなど、今年限定で選手の負担を軽減するために新たなルールを導入することが検討されていることも報じられている。多くの野球ファンが待つ2020年シーズンは、いつ、どこで、どのような形で開幕を迎えることになるのだろうか。

  • 現役二世選手のオールスター・チーム MLB公式サイトが特集

    2020.6.20 16:55 Saturday

     メジャーリーグ公式サイトのジェフ・ゴールドは日本時間6月20日、現役の二世選手によるオールスター・チームを作る特集記事を公開した。このチームに名を連ねるための条件はただ1つ、「父親にメジャー出場経験があること」だけであり、父親のメジャーでの実績は一切考慮されていない。ここではゴールドが選出したスタメン野手9名、控え野手6名、先発投手5名、救援投手5名、合計25名の顔ぶれを紹介する(成績は2019年レギュラーシーズンのもの)。

    スタメン野手(9名)

    【捕手】オースティン・ロマイン(タイガース)
    72試合 打率.281 8本塁打 35打点 1盗塁 OPS.748
    父:ケビン・ロマイン(メジャー7年間で通算331試合に出場した外野手)
    弟:アンドリュー・ロマイン(2017年に1試合全ポジション出場を達成)

    【一塁手】C・J・クロン(タイガース)
    125試合 打率.253 25本塁打 78打点 0盗塁 OPS.780
    父:クリス・クロン(メジャー2年間で通算12試合に出場した一塁手)
    弟:ケビン・クロン(昨年メジャーデビューして39試合で6本塁打)

    【二塁手】ロビンソン・カノー(メッツ)
    107試合 打率.256 13本塁打 39打点 0盗塁 OPS.736
    父:ホゼ・カノー(1989年にアストロズで6試合に登板した右腕)

    【三塁手】ボー・ビシェット(ブルージェイズ)
    46試合 打率.311 11本塁打 21打点 4盗塁 OPS.930
    父:ダンテ・ビシェット(1995年に40本塁打、128打点で二冠王)

    【遊撃手】フェルナンド・タティスJr.(パドレス)
    84試合 打率.317 22本塁打 53打点 16盗塁 OPS.969
    父:フェルナンド・タティス(1999年に史上唯一の1イニング満塁弾2本)

    【左翼手】マイケル・ブラントリー(アストロズ)
    148試合 打率.311 22本塁打 90打点 3盗塁 OPS.875
    父:ミッキー・ブラントリー(メジャー通算302試合、1993年は巨人へ)

    【中堅手】コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    156試合 打率.305 47本塁打 115打点 15盗塁 OPS1.035
    父:クレイ・ベリンジャー(1999年と2000年にヤンキースで世界一)

    【右翼手】ジョク・ピーダーソン(ドジャース)
    149試合 打率.249 36本塁打 74打点 1盗塁 OPS.876
    父:ストゥ・ピーダーソン(1985年にドジャースで8試合に出場した外野手)

    【指名打者】ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
    123試合 打率.272 15本塁打 69打点 0盗塁 OPS.772
    父:ブラディミール・ゲレーロ(2004年MVP、2018年アメリカ野球殿堂入り)

    控え野手(6名)

    アダルベルト・モンデシー(ロイヤルズ)
    102試合 打率.263 9本塁打 62打点 43盗塁 OPS.715
    父:ラウル・モンデシー(1994年新人王、通算271本塁打、229盗塁)

    キャバン・ビジオ(ブルージェイズ)
    100試合 打率.234 16本塁打 48打点 14盗塁 OPS.793
    父:クレイグ・ビジオ(通算3060安打、2015年アメリカ野球殿堂入り)

    ディー・ゴードン(マリナーズ)
    117試合 打率.275 3本塁打 34打点 22盗塁 OPS.663
    父:トム・ゴードン(1998年に最多セーブ、通算138勝、158セーブ)

    トラビス・ショウ(ブルージェイズ)
    86試合 打率.157 7本塁打 16打点 0盗塁 OPS.551
    父:ジェフ・ショウ(1997年に最多セーブ、通算203セーブ)

    デライノ・デシールズ(インディアンス)
    118試合 打率.249 4本塁打 32打点 24盗塁 OPS.672
    父:デライノ・デシールズ(メジャー13年で通算463盗塁の二塁手)

    チャド・ウォラック(マーリンズ)
    19試合 打率.250 1本塁打 3打点 0盗塁 OPS.708
    父:ティム・ウォラック(1987年に123打点、オールスター選出5度)

    先発投手(5名)

    【エース】ランス・マカラーズJr.(アストロズ)
    トミー・ジョン手術により出場なし(2018年は10勝6敗、防御率3.86)
    父:ランス・マカラーズ(メジャー7年間で306試合に登板した右腕)

    カル・クアントリル(パドレス)
    23試合 6勝8敗0セーブ 防御率5.16 103.0回 89奪三振
    父:ポール・クアントリル(2001年から4年連続80試合以上に登板した鉄腕)

    デレック・ロドリゲス(ジャイアンツ)
    28試合 6勝11敗0セーブ 防御率5.64 99.0回 71奪三振
    父:イバン・ロドリゲス(1999年MVP、2017年アメリカ野球殿堂入り)

    ルーク・ファレル(レンジャーズ)
    9試合 1勝0敗0セーブ 防御率2.70 13.1回 12奪三振
    父:ジョン・ファレル(メジャー通算36勝、監督として2013年に世界一)

    マーク・ライターJr.(ダイヤモンドバックス)
    トミー・ジョン手術により出場なし(2018年は20試合で防御率7.71)
    父:マーク・ライター(メジャー11年間で通算65勝を挙げた右腕)

    救援投手(5名)

    【クローザー】キャム・ベドロージアン(エンゼルス)
    59試合 3勝3敗1セーブ 防御率3.23 61.1回 64奪三振
    父:スティーブ・ベドロージアン(1987年サイ・ヤング賞、通算184セーブ)

    ハンター・ハービー(オリオールズ)
    7試合 1勝0敗0セーブ 防御率1.42 6.1回 11奪三振
    父:ブライアン・ハービー(1991年に最多セーブ、通算177セーブ)

    ジョナサン・ヘルナンデス(レンジャーズ)
    9試合 2勝1敗0セーブ 防御率4.32 16.2回 19奪三振
    父:フェルナンド・ヘルナンデス(1997年にタイガースで2試合に登板した右腕)

    ジェームス・ラッセル(メキシカン・リーグ)
    メジャー出場なし(メキシコで8勝4敗、防御率3.26)
    父:ジェフ・ラッセル(1989年に最多セーブ、通算186セーブ)

    ケーシー・コールマン(メキシカン・リーグ)
    メジャー出場なし(メキシコで14試合に登板して防御率2.03)
    父:ジョー・コールマン(メジャー15年間で通算142勝を挙げた右腕)
    祖父:ジョー・コールマン(メジャー10年間で通算52勝を挙げた右腕)

    戦力分析

     昨年度MVPのベリンジャー、経験豊富なカノーとブラントリー、長距離砲のクロンとピーダーソン、有望株のタティス、ビシェット、ゲレーロが並ぶ打線は非常に強力。その一方で計算できる投手は1人もいない。ゴールドによると、成績予想システムが算出したチーム合計のWARは37.3であり、シーズン85勝前後できる計算となる。投手陣に不安を抱えるものの、ワイルドカード争いには加わることができるかもしれない。

  • メジャーリーグ機構は60試合制を主張 選手会に対案を提示せず

    2020.6.20 14:10 Saturday

     ESPNのジェシー・ロジャースによると、メジャーリーグ機構は70試合制でのシーズン開催を要望しているメジャーリーグ選手会に対し、さらなる対案の提示を行わないことを決めた。メジャーリーグ機構はすでに100%の日割り給与を保証したうえでの60試合制を提案しており、このプランを変えるつもりはないようだ。

     機構側からの通達を受けたメジャーリーグ選手会のトニー・クラーク専務理事は日本時間6月20日、声明文を発表し、「メジャーリーグ機構は選手会に対し、我々の最新のオファーへの対案を提示せず、60試合より多くの試合をプレーするつもりはないことを通告してきた。選手会では近いうちに役員会議を招集し、今後の方針について決定する。重要なのは、選手たちができるだけ早くシーズンを開幕することに全力を注いでいるということだ」と述べた。なお、役員会議は日本時間6月21日に開催される予定である。

     選手会には現時点で2つの選択肢がある。1つは機構側のオファーを受け入れ、「60試合制」「100%の日割り給与」「ポストシーズン拡大」「異議申し立ての権利を放棄」といった条件の下でシーズンを開幕すること。もう1つは、機構側のオファーを拒否してロブ・マンフレッド・コミッショナーの裁量によってシーズンのスケジュールを決定させること。ただし、後者の場合、選手会がポストシーズン拡大に協力する可能性は低く、異議申し立てを行う可能性も残される。

     各球団で新型コロナウイルスの感染者の発生が明らかになっており、シーズンの試合数のみならず、健康管理についての規定も争点の1つとなるだろう。適切なコロナ対策が明示されなければ、プレーを拒否する選手が続出する事態にもなりかねないだけに、マンフレッドを筆頭とする機構側の手腕が問われるところだ。

     多くの関係者は、両者の主張の中間点となる65試合前後での妥結を予想していたが、その可能性は消滅した。選手会は60試合制を受け入れるのか、マンフレッドの裁量に任せるのか。今後の動向が注目される。

  • フィリーズなどでコロナ感染者発生 全キャンプ施設が一時閉鎖

    2020.6.20 13:30 Saturday

     ESPNによると、メジャーリーグ30球団のキャンプ施設が一時的に閉鎖されることが決定したようだ。選手5名とスタッフ3名の新型コロナウイルス感染が判明したフィリーズなど、複数の球団から感染者が出たことを受けての措置と見られる。フロリダ州とアリゾナ州にある各球団のキャンプ施設では今後、徹底した消毒作業を行い、選手たちは新型コロナウイルスの検査を受けて陰性でなければ施設に入場することができなくなるという。

     フィリーズは日本時間6月20日、選手5名とスタッフ3名の感染が判明したことを公式発表。フロリダ州クリアウォーターにあるキャンプ施設を閉鎖することを決定した。フィリーズのキャンプ施設から約5マイル(約8キロ)のところにキャンプ施設を置いているブルージェイズも、選手1名に新型コロナウイルスと見られる症状があるため、キャンプ施設を閉鎖した。

     アリゾナ州では、ジャイアンツがスコッツデールのキャンプ施設に滞在していた人物1名とその家族1名に新型コロナウイルスの症状が見られたため、キャンプ施設の閉鎖を決定。レンジャーズは、感染したと見られる人物はいないものの、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するためにサプライズのキャンプ施設を閉鎖した。

     アストロズのジェームス・クリックGMは、フロリダ州ウエストパームビーチのキャンプ施設で練習していた選手1名が数日前に新型コロナウイルスの陽性反応を示していたことを公表。シーズン開始に向けての動きが進むなか、40人ロースター内の選手も含め、各球団で感染者が続出する事態となっている。フィリーズはスタッフ8名が陰性だった一方、選手20名とスタッフ12名が検査の結果待ちであることを明らかにしており、今後さらに感染者が増える可能性もある。

     メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会のあいだで健康管理の規定について合意がなされるまで、各球団のキャンプ施設の閉鎖は継続される見通しだ。両者は6月中にシーズン開幕に向けたスプリング・トレーニングを開始したい意向だが、多くの球団はフロリダ州とアリゾナ州にあるキャンプ施設ではなく、本拠地球場でスプリング・トレーニングを行うことになるだろう。

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