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  • メッツが34歳のリリーフ右腕・ヒューズとメジャー契約

    2020.7.1 11:55 Wednesday

     メッツは日本時間7月1日、リリーフ右腕のジャレッド・ヒューズとメジャー契約を結び、40人ロースターと「プレーヤー・プール」に登録したことを発表した。関係者の話によると、ヒューズの年俸は70万ドルとなっており、60試合分の日割り給与として約26万ドルを得ることになる。

     現在34歳のヒューズは、昨年レッズとフィリーズで合計72試合に登板して5勝5敗、1セーブ、8ホールド、防御率4.04を記録。6年連続で63試合以上に登板している投手はメジャー唯一であり、6年間の登板試合数417は、ブライアン・ショウ(439)、トニー・ワトソン(428)に次ぐ3位の数字となっている。

     これまでパイレーツ、ブリュワーズ、レッズ、フィリーズで合計9年間プレーし、通算524試合すべてにリリーフ登板して29勝24敗、12セーブ、92ホールド、防御率2.88を記録。パイレーツでプレーした2014年に63試合で防御率1.96、2015年に76試合で防御率2.28、レッズでプレーした2018年に72試合で防御率1.94の好成績をマークしている。

     昨年11月にフリーエージェントとなり、今年2月にアストロズとマイナー契約を結んで招待選手としてスプリング・トレーニングに参加していたが、オープン戦は5試合に登板して防御率6.35と低調。開幕ロースターに残れる見込みがないため、3月中旬に契約を破棄して再びフリーエージェントとなっていた。

     メッツのブルペンにはクローザーのエドウィン・ディアスのほか、セス・ルーゴ、デリン・ベタンセス、ジューリス・ファミリア、ジャスティン・ウィルソン、ロバート・グセルマン、ブラッド・ブラックなど実績十分のリリーバーが多数おり、ヒューズはここに加わることになる。各投手が実力をしっかり発揮できれば、充実のブルペンはメッツの強みとなるだろう。

     なお、メッツはヒューズのほかにも積極的に戦力補強を進めており、メルキー・カブレラ、ゴードン・ベッカム、ハンター・ストリックランドらとマイナー契約を結んでいる。

  • ドラフト全体1位のトーケルソン 契約金840万ドルは歴代最高

    2020.7.1 11:30 Wednesday

     タイガースは日本時間7月1日、今年のドラフト全体1位で指名したスペンサー・トーケルソン(アリゾナ州立大)と契約合意に達したことを発表した。タイガースはトーケルソンを「プレーヤー・プール」に登録する方針を固めており、トーケルソンは来週から本拠地コメリカ・パークで行われる夏季キャンプに参加する予定となっている。

     「MLB Pipeline」のジム・キャリスによると、トーケルソンの契約金は841万6300ドル(約9億700万円)。これは昨年の全体1位指名選手であるアドリー・ラッチマン(オリオールズ)の810万ドルを上回る歴代最高額となった。

     また、今年の全体1位指名に割り当てられていたスロット・バリューは841万5300ドルだったが、トーケルソンはこれを1000ドルだけ上回った。キャリスによると、スロット・バリューのシステムが導入された2012年以降、全体1位指名選手がスロット・バリューを上回る金額で契約するのは初めてのことである。

     トーケルソンが今年メジャーデビューする可能性は限りなく低いと見られるが、「プレーヤー・プール」に登録されることにより、本拠地コメリカ・パークで行われる夏季キャンプに参加できるだけでなく、シーズン中はAAA級トレドの本拠地であるフィフス・サード・フィールドで練習を行うことができる。トーケルソンは大学時代の一塁ではなく、プロでは三塁を守る予定であり、プロ入り直後から練習に参加できるのは非常に大きい。

     なお、今年のドラフトで6人の選手を指名したタイガースだが、「プレーヤー・プール」に登録されるのはトーケルソンだけではない。2巡目指名を受けて入団したディロン・ディングラーも「プレーヤー・プール」に登録されており、6人の捕手のうちの1人として夏季キャンプに参加する予定だ。

  • トレード市場の動きが再開 パドレスがマテオを獲得

    2020.7.1 11:05 Wednesday

     メジャーリーグ各球団のトランザクションが解禁され、トレード市場にも動きが出てきた。パドレスは日本時間7月1日、アスレチックスとのあいだでトレードを成立させ、後日指名選手または金銭との交換でホルヘ・マテオ内野手を獲得。「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングでアスレチックスの7位にランクインしていたマテオは、新天地のパドレスでは13位に名を連ねた。

     現在25歳のマテオはヤンキース時代から有望株として期待され、2015年にはA級とA+級で合計117試合に出場して82盗塁をマークしたスピードスターである。2017年7月にソニー・グレイとのトレードでダスティン・ファウラー、ジェームス・キャプリーリアンとともにアスレチックスへ移籍。翌2018年にはマイナー最上位のAAA級に到達した。

     昨年はAAA級で119試合に出場して打率.289、19本塁打、78打点、24盗塁、OPS.834を記録。前年(131試合で3本塁打)から大幅に本塁打を増やし、AAA級のホームラン・ダービーにも出場した。ただし、29個しか四球を選べなかった一方で、自己最多の145三振を喫するなど、課題の選球眼は依然として改善されていない。

     マテオはマイナー・オプションが切れているため、二遊間のバックアップとして開幕ロースター入りする可能性が高いと見られる(マイナーではセンターを守った経験もある)。パドレスはマテオのスピードを高く評価しており、2020年シーズンの延長戦が無死2塁から始まる特別ルールで行われることを考えると、代走要員として貴重な戦力となるかもしれない。

     なお、パドレスはマテオのほかに、正式契約したばかりのコール・ウィルコックス(ドラフト3巡目指名)も「プレーヤー・プール」に登録する方針であることが報じられている。この2人を加えると、パドレスは最大60人を登録できる「プレーヤー・プール」のうち、54枠が埋まることになる。

  • マイナーリーグのシーズン中止が正式決定 1901年の創設以来初

    2020.7.1 10:45 Wednesday

     マイナーリーグ機構は日本時間7月1日、マイナーリーグの2020年シーズンを中止することを正式に発表した。マイナーリーグのシーズンが開催されないのは、1901年のリーグ創設以来初めてのこととなる。

     マイナーリーグ機構の公式声明によると、メジャーリーグ機構から「2020年シーズンは球団傘下のマイナーリーグ球団に対して選手の供給を行わない」との通達があり、その結果、マイナーリーグの2020年シーズンを中止することが決定されたという。

     マイナーリーグ機構のパット・オコナー代表は、公式声明のなかで「我々の国や組織にとって前例のない事態が発生しており、我々の歴史上で初めて、マイナーリーグの試合が行われない夏を迎えることになった。今日は多くの人々にとって悲しい日となってしまったが、今回の発表によって2020年シーズンに関する不確定要素を取り除き、各球団は手頃な価格で家族で楽しむことができるエキサイティングな2021年シーズンへの準備を開始することができる」と述べた。

     メジャーリーグの2020年シーズンは、日本時間7月24日と25日に各球団の開幕戦が行われる予定。日本時間7月2日までに選手が集合し、シーズン前の夏季キャンプをスタートさせる。

     メジャーリーグの30球団は2020年シーズンに向けて、最大60人を登録できる「プレーヤー・プール」をすでに提出している。このなかには各球団の若手有望株やマイナーリーガーが多数含まれており、これらの選手はメジャーリーグのロースターに登録されなかった場合も球団の施設でトレーニングを続けることができる。

     メジャーリーグのロースターは通常26枠だが、開幕からの2週間は30枠、次の2週間は28人に拡大される。出場可能な選手が「プレーヤー・プール」に登録された選手に限られることを合わせて考えると、今年は若手有望株やマイナーリーガーがメジャーリーグの舞台でプレーする機会も増えそうだ。

  • 開幕オーダー、ローテ、クローザー予想【西部地区編】

    2020.6.30 15:45 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトは日本時間6月30日、現時点で予想される30球団の開幕オーダー、ローテーション、クローザーの一覧を公開した。今回は両リーグの西部地区に所属する10球団を紹介する。

    アメリカン・リーグ西部地区

     

    ヒューストン・アストロズ

    ◆オーダー
    1.(中)ジョージ・スプリンガー
    2.(三)アレックス・ブレグマン
    3.(二)ホゼ・アルトゥーベ
    4.(遊)カルロス・コレア
    5.(指)ヨルダン・アルバレス
    6.(一)ユリ・グリエル
    7.(左)マイケル・ブラントリー
    8.(右)ジョシュ・レディック
    9.(捕)マーティン・マルドナード

    ◆ローテーション
    1. ジャスティン・バーランダー
    2. ザック・グレインキー
    3. ランス・マカラーズJr.
    4. ホゼ・ウルキディ
    5. ジョシュ・ジェームス

    ◆クローザー
    ロベルト・オスーナ

     

    ロサンゼルス・エンゼルス

    ◆オーダー
    1.(二)デービッド・フレッチャー
    2.(中)マイク・トラウト
    3.(三)アンソニー・レンドン
    4.(指)大谷翔平
    5.(左)ジャスティン・アップトン
    6.(一)アルバート・プーホルス
    7.(捕)ジェイソン・カストロ
    8.(遊)アンドレルトン・シモンズ
    9.(右)ブライアン・グッドウィン

    ◆ローテーション
    1. アンドリュー・ヒーニー
    2. 大谷翔平
    3. フリオ・テーラン
    4. ディラン・バンディ
    5. グリフィン・キャニング
    6. マット・アンドリース

    ◆クローザー
    ハンセル・ロブレス

     

    オークランド・アスレチックス

    ◆オーダー
    1.(遊)マーカス・セミエン
    2.(三)マット・チャップマン
    3.(一)マット・オルソン
    4.(指)クリス・デービス
    5.(中)ラモン・ラウレアーノ
    6.(左)マーク・キャナ
    7.(右)スティーブン・ピスコッティ
    8.(捕)ショーン・マーフィー
    9.(二)フランクリン・バレート

    ◆ローテーション
    1. マイク・ファイアーズ
    2. ショーン・マネイア
    3. フランキー・モンタス
    4. ヘスス・ルザード
    5. A・J・パク

    ◆クローザー
    リアム・ヘンドリックス

     

    シアトル・マリナーズ

    ◆オーダー
    1.(二)シェッド・ロングJr.
    2.(一)エバン・ホワイト
    3.(三)カイル・シーガー
    4.(右)カイル・ルイス
    5.(指)ダニエル・ボーグルバック
    6.(捕)トム・マーフィー
    7.(遊)J・P・クロフォード
    8.(左)ジェイク・フレイリー
    9.(中)マレックス・スミス

    ◆ローテーション
    1. マルコ・ゴンザレス
    2. 菊池雄星
    3. ケンドール・グレイブマン
    4. ジャスタス・シェフィールド
    5. タイワン・ウォーカー
    6. ジャスティン・ダン

    ◆クローザー
    マット・マギル

     

    テキサス・レンジャーズ

    ◆オーダー
    1.(指)秋信守(チュ・シンス)
    2.(遊)エルビス・アンドルース
    3.(中)ダニー・サンタナ
    4.(右)ジョーイ・ギャロ
    5.(三)トッド・フレイジャー
    6.(左)ウィリー・カルフーン
    7.(二)ルーグネッド・オドーア
    8.(一)ロナルド・グーズマン
    9.(捕)ロビンソン・チリーノス

    ◆ローテーション
    1. マイク・マイナー
    2. ランス・リン
    3. コリー・クルーバー
    4. カイル・ギブソン
    5. ジョーダン・ライルズ

    ◆クローザー
    ホゼ・レクラーク

     

    ナショナル・リーグ西部地区

     

    アリゾナ・ダイヤモンドバックス

    ◆オーダー
    1.(二)ケテル・マーテイ
    2.(中)スターリング・マーテイ
    3.(三)エドゥアルド・エスコバー
    4.(左)デービッド・ペラルタ
    5.(一)クリスチャン・ウォーカー
    6.(指)ジェイク・ラム
    7.(右)コール・カルフーン
    8.(遊)ニック・アーメッド
    9.(捕)カーソン・ケリー

    ◆ローテーション
    1. マディソン・バムガーナー
    2. ロビー・レイ
    3. ルーク・ウィーバー
    4. ザック・ギャレン
    5. メリル・ケリー

    ◆クローザー
    アーチー・ブラッドリー

     

    コロラド・ロッキーズ

    ◆オーダー
    1.(中)デービッド・ダール
    2.(遊)トレバー・ストーリー
    3.(右)チャーリー・ブラックモン
    4.(三)ノーラン・アレナード
    5.(指)ダニエル・マーフィー
    6.(一)ライアン・マクマーン
    7.(左)ライメル・タピア/サム・ヒリアード
    8.(二)クリス・オーウィングス/ギャレット・ハンプソン/ブレンダン・ロジャース
    9.(捕)トニー・ウォルターズ

    ◆ローテーション
    1. ヘルマン・マルケス
    2. ジョン・グレイ
    3. カイル・フリーランド
    4. アントニオ・センザテラ
    5. ジェフ・ホフマン/チチ・ゴンザレス/ウバルド・ヒメネス/ピーター・ランバート

    ◆クローザー
    ウェイド・デービス

     

    ロサンゼルス・ドジャース

    ◆オーダー
    1.(右)ムーキー・ベッツ
    2.(一)マックス・マンシー
    3.(三)ジャスティン・ターナー
    4.(中)コディ・ベリンジャー
    5.(遊)コリー・シーガー
    6.(左)ジョク・ピーダーソン
    7.(指)マット・ビーティ
    8.(捕)ウィル・スミス
    9.(二)ギャビン・ラックス

    ◆ローテーション
    1. クレイトン・カーショウ
    2. ウォーカー・ビューラー
    3. デービッド・プライス
    4. フリオ・ウリアス
    5. アレックス・ウッド

    ◆クローザー
    ケンリー・ジャンセン

     

    サンディエゴ・パドレス

    ◆オーダー
    1.(遊)フェルナンド・タティスJr.
    2.(左)トミー・ファム
    3.(三)マニー・マチャド
    4.(一)エリック・ホズマー
    5.(右)ウィル・マイヤーズ
    6.(中)トレント・グリシャム
    7.(二)ジュリクソン・プロファー
    8.(指)ジョシュ・ネイラー
    9.(捕)フランシスコ・メヒア

    ◆ローテーション
    1. クリス・パダック
    2. ディネルソン・ラメット
    3. ギャレット・リチャーズ
    4. ザック・デービース
    5. ジョーイ・ルケーシー

    ◆クローザー
    カービー・イエーツ

     

    サンフランシスコ・ジャイアンツ

    ◆オーダー
    1.(右)マイク・ヤストレムスキー
    2.(一)ブランドン・ベルト
    3.(三)エバン・ロンゴリア
    4.(左)アレックス・ディッカーソン
    5.(指)ハンター・ペンス
    6.(捕)バスター・ポージー
    7.(遊)ブランドン・クロフォード
    8.(中)マウリシオ・デュボン
    9.(二)ヨルマー・サンチェス

    ◆ローテーション
    1. ジョニー・クエイト
    2. ジェフ・サマージャ
    3. ケビン・ゴーズマン
    4. ドリュー・スマイリー
    5. ローガン・ウェブ

    ◆クローザー
    トニー・ワトソン

  • 開幕オーダー、ローテ、クローザー予想【中部地区編】

    2020.6.30 14:45 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトは日本時間6月30日、現時点で予想される30球団の開幕オーダー、ローテーション、クローザーの一覧を公開した。今回は両リーグの中部地区に所属する10球団を紹介する。

    アメリカン・リーグ中部地区

     

    シカゴ・ホワイトソックス

    ◆オーダー
    1.(遊)ティム・アンダーソン
    2.(三)ヨアン・モンカダ
    3.(一)ホゼ・アブレイユ
    4.(左)エロイ・ヒメネス
    5.(捕)ヤスマニ・グランダル
    6.(指)エドウィン・エンカーナシオン
    7.(右)ノマー・マザーラ
    8.(二)レウリー・ガルシア
    9.(中)ルイス・ロベルト

    ◆ローテーション
    1. ルーカス・ジオリト
    2. ダラス・カイケル
    3. レイナルド・ロペス
    4. ディラン・シース
    5. ジオ・ゴンザレス

    ◆クローザー
    アレックス・コロメイ

     

    クリーブランド・インディアンス

    ◆オーダー
    1.(遊)フランシスコ・リンドーア
    2.(中)オスカー・メルカド
    3.(一)カルロス・サンタナ
    4.(左)フランミル・レイエス
    5.(三)ホゼ・ラミレス
    6.(指)ドミンゴ・サンタナ
    7.(右)タイラー・ネークイン
    8.(二)セザー・ヘルナンデス
    9.(捕)ロベルト・ペレス

    ◆ローテーション
    1. シェーン・ビーバー
    2. マイク・クレビンジャー
    3. カルロス・カラスコ
    4. アダム・プルッコ
    5. ザック・プリーサック

    ◆クローザー
    ブラッド・ハンド

     

    デトロイト・タイガース

    ◆オーダー
    1.(遊)ニコ・グッドラム
    2.(右)ビクトル・レイエス
    3.(指)ミゲル・カブレラ
    4.(一)C・J・クロン
    5.(二)ジョナサン・スコープ
    6.(左)クリスティン・スチュワート
    7.(三)ジャイマー・キャンデラリオ
    8.(捕)オースティン・ロマイン
    9.(中)ジャコビー・ジョーンズ

    ◆ローテーション
    1. マシュー・ボイド
    2. ジョーダン・ジマーマン
    3. イバン・ノバ
    4. スペンサー・ターンブル
    5. ダニエル・ノリス

    ◆クローザー
    ジョー・ヒメネス

     

    カンザスシティ・ロイヤルズ

    ◆オーダー
    1.(中)ウィット・メリフィールド
    2.(遊)アダルベルト・モンデシー
    3.(右)ハンター・ドージャー
    4.(指)ホルヘ・ソレアー
    5.(捕)サルバドール・ペレス
    6.(左)アレックス・ゴードン
    7.(三)マイケル・フランコ
    8.(一)ライアン・オハーン
    9.(二)ニッキー・ロペス

    ◆ローテーション
    1. ブラッド・ケラー
    2. ダニー・ダフィー
    3. ジェイコブ・ジュニス
    4. マイク・モンゴメリー
    5. ブレイディ・シンガー

    ◆クローザー
    イアン・ケネディ

     

    ミネソタ・ツインズ

    ◆オーダー
    1.(右)マックス・ケプラー
    2.(遊)ホルヘ・ポランコ
    3.(指)ネルソン・クルーズ
    4.(三)ジョシュ・ドナルドソン
    5.(左)エディ・ロサリオ
    6.(一)ミゲル・サノー
    7.(捕)ミッチ・ガーバー
    8.(二)ルイス・アラエス
    9.(中)バイロン・バクストン

    ◆ローテーション
    1. ホゼ・ベリオス
    2. ジェイク・オドリッジ
    3. リッチ・ヒル
    4. 前田健太
    5. ホーマー・ベイリー

    ◆クローザー
    テイラー・ロジャース

     

    ナショナル・リーグ中部地区

     

    シカゴ・カブス

    ◆オーダー
    1.(三)クリス・ブライアント
    2.(一)アンソニー・リゾー
    3.(遊)ハビアー・バイエズ
    4.(指)カイル・シュワーバー
    5.(捕)ウィルソン・コントレラス
    6.(右)ジェイソン・ヘイワード
    7.(左)イアン・ハップ
    8.(中)アルバート・アルモラJr.
    9.(二)ジェイソン・キプニス

    ◆ローテーション
    1. ダルビッシュ有
    2. カイル・ヘンドリックス
    3. ジョン・レスター
    4. ホゼ・キンターナ
    5. タイラー・チャットウッド

    ◆クローザー
    クレイグ・キンブレル

     

    シンシナティ・レッズ

    ◆オーダー
    1.(左)秋山翔吾
    2.(一)ジョーイ・ボットー
    3.(三)エウヘニオ・スアレス
    4.(二)マイク・ムスターカス
    5.(指)ニック・カステヤーノス
    6.(右)ジェシー・ウィンカー
    7.(中)ニック・センゼル
    8.(捕)タッカー・バーンハート
    9.(遊)フレディ・ギャルビス

    ◆ローテーション
    1. ルイス・カスティーヨ
    2. ソニー・グレイ
    3. トレバー・バウアー
    4. ウェイド・マイリー
    5. アンソニー・ディスクラファーニ

    ◆クローザー
    ライセル・イグレシアス

     

    ミルウォーキー・ブリュワーズ

    ◆オーダー
    1.(中)ロレンゾ・ケイン
    2.(右)クリスチャン・イェリッチ
    3.(二)ケストン・ヒウラ
    4.(指)ライアン・ブラウン
    5.(一)ジャスティン・スモーク
    6.(左)アビサイル・ガルシア
    7.(捕)オマー・ナルバエス
    8.(三)エリック・ソガード/ジェッド・ジョーコ
    9.(遊)オーランド・アルシア/ルイス・ウリアス

    ◆ローテーション
    1. ブランドン・ウッドラフ
    2. エイドリアン・ハウザー
    3. ブレット・アンダーソン
    4. ジョシュ・リンドブロム
    5. エリック・ラウアー/フレディ・ペラルタ/コービン・バーンズ

    ◆クローザー
    ジョシュ・ヘイダー

     

    ピッツバーグ・パイレーツ

    ◆オーダー
    1.(遊)ケビン・ニューマン
    2.(左)ブライアン・レイノルズ
    3.(二)アダム・フレイジャー
    4.(一)ジョシュ・ベル
    5.(右)グレゴリー・ポランコ
    6.(指)ホゼ・オスーナ
    7.(三)コリン・モラン
    8.(捕)ジェイコブ・ストーリングス
    9.(中)ジャロッド・ダイソン

    ◆ローテーション
    1. ジョー・マスグローブ
    2. トレバー・ウィリアムス
    3. ミッチ・ケラー
    4. デレク・ホランド
    5. スティーブン・ブロールト

    ◆クローザー
    キーオニー・ケラ

     

    セントルイス・カージナルス

    ◆オーダー
    1.(二)コルテン・ウォン
    2.(指)マット・カーペンター
    3.(一)ポール・ゴールドシュミット
    4.(遊)ポール・デヨング
    5.(捕)ヤディアー・モリーナ
    6.(右)デクスター・ファウラー
    7.(三)トミー・エドマン
    8.(左)レーン・トーマス
    9.(中)ハリソン・ベイダー

    ◆ローテーション
    1. ジャック・フラハティ
    2. ダコタ・ハドソン
    3. アダム・ウェインライト
    4. マイルズ・マイコラス
    5. カルロス・マルティネス

    ◆クローザー
    アンドリュー・ミラー/ジオバニー・ガジェゴス

  • 開幕オーダー、ローテ、クローザー予想【東部地区編】

    2020.6.30 13:45 Tuesday

     メジャーリーグ公式サイトは日本時間6月30日、現時点で予想される30球団の開幕オーダー、ローテーション、クローザーの一覧を公開した。今回は両リーグの東部地区に所属する10球団を紹介する。

    アメリカン・リーグ東部地区

     

    ボルティモア・オリオールズ

    ◆オーダー
    1.(中)オースティン・ヘイズ
    2.(左)アンソニー・サンタンデール
    3.(一)クリス・デービス
    4.(指)レナト・ヌニェス
    5.(三)リオ・ルイーズ
    6.(捕)ペドロ・セベリーノ
    7.(二)ハンザー・アルベルト
    8.(右)DJ・スチュワート
    9.(遊)ホゼ・イグレシアス

    ◆ローテーション
    1. ジョン・ミーンズ
    2. アレックス・カッブ
    3. アッシャー・ウォジャハウスキー
    4. ウェイド・ルブラン
    5. コール・スチュワート
    6. ヘクター・ベラスケス

    ◆クローザー
    マイケル・ギブンズ

     

    ボストン・レッドソックス

    ◆オーダー
    1.(左)アンドリュー・ベニンテンディ
    2.(遊)ザンダー・ボガーツ
    3.(三)ラファエル・デバース
    4.(指)J・D・マルティネス
    5.(右)アレックス・ベルドゥーゴ
    6.(捕)クリスチャン・バスケス
    7.(一)ミッチ・モアランド
    8.(中)ジャッキー・ブラッドリーJr.
    9.(二)ホゼ・ペラザ

    ◆ローテーション
    1. エドゥアルド・ロドリゲス
    2. ネイサン・イバルディ
    3. マーティン・ペレス
    4. ライアン・ウェバー
    5. (オープナー)

    ◆クローザー
    ブランドン・ワークマン

     

    ニューヨーク・ヤンキース

    ◆オーダー
    1.(二)DJ・レメイヒュー
    2.(右)アーロン・ジャッジ
    3.(遊)グレイバー・トーレス
    4.(指)ジャンカルロ・スタントン
    5.(捕)ゲーリー・サンチェス
    6.(左)ブレット・ガードナー
    7.(一)ルーク・ボイト
    8.(中)アーロン・ヒックス
    9.(三)ジオ・ウルシェラ

    ◆ローテーション
    1. ゲリット・コール
    2. 田中将大
    3. ジェームス・パクストン
    4. J・A・ハップ
    5. ジョーダン・モンゴメリー

    ◆クローザー
    アロルディス・チャップマン

     

    タンパベイ・レイズ

    ◆オーダー
    1.(右)オースティン・メドウズ
    2.(三)ヤンディ・ディアス
    3.(一)崔志萬(チェ・ジマン)
    4.(左)ハンター・レンフロー
    5.(指)筒香嘉智
    6.(二)ブランドン・ロウ
    7.(捕)マイク・ズニーノ
    8.(中)ケビン・キアマイアー
    9.(遊)ウィリー・アダメス

    ◆ローテーション
    1. チャーリー・モートン
    2. ブレイク・スネル
    3. タイラー・グラスノー
    4. ライアン・ヤーブロー
    5. ヨニー・チリーノス

    ◆クローザー
    ニック・アンダーソン

     

    トロント・ブルージェイズ

    ◆オーダー
    1.(遊)ボー・ビシェット
    2.(二)キャバン・ビジオ
    3.(左)ルルデス・グリエルJr.
    4.(三)ブラディミール・ゲレーロJr.
    5.(右)テオスカー・ヘルナンデス
    6.(中)ランドール・グリチック
    7.(一)トラビス・ショウ
    8.(指)ラウディ・テレズ
    9.(捕)ダニー・ジャンセン

    ◆ローテーション
    1. 柳賢振(リュ・ヒョンジン)
    2. タナー・ロアーク
    3. チェイス・アンダーソン
    4. マット・シューメイカー
    5. トレント・ソーントン

    ◆クローザー
    ケン・ジャイルズ

     

    ナショナル・リーグ東部地区

     

    アトランタ・ブレーブス

    ◆オーダー
    1.(右)ロナルド・アクーニャJr.
    2.(二)オジー・アルビーズ
    3.(一)フレディ・フリーマン
    4.(指)マーセル・オズーナ
    5.(左)ニック・マーケイキス
    6.(三)ヨハン・カマルゴ/オースティン・ライリー
    7.(遊)ダンズビー・スワンソン
    8.(捕)トラビス・ダーノウ
    9.(中)エンダー・インシアーテ

    ◆ローテーション
    1. マイク・ソローカ
    2. コール・ハメルズ
    3. マイク・フォルティネビッチ
    4. マックス・フリード
    5. フェリックス・ヘルナンデス

    ◆クローザー
    マーク・マランソン

     

    マイアミ・マーリンズ

    ◆オーダー
    1.(中)ジョナサン・ビヤー
    2.(三)ブライアン・アンダーソン
    3.(左)コリー・ディッカーソン
    4.(一)ヘスス・アギラー
    5.(右)マット・ジョイス
    6.(二)イサン・ディアス
    7.(指)ギャレット・クーパー
    8.(捕)ホルヘ・アルファロ
    9.(遊)ミゲル・ロハス

    ◆ローテーション
    1. サンディ・アルカンタラ
    2. ホゼ・ウーレイナ
    3. ケイレブ・スミス
    4. パブロ・ロペス
    5. ジョーダン・ヤマモト

    ◆クローザー
    ブランドン・キンツラー

     

    ニューヨーク・メッツ

    ◆オーダー
    1.(三)ジェフ・マクニール
    2.(一)ピート・アロンゾ
    3.(右)マイケル・コンフォート
    4.(左)J・D・デービス
    5.(二)ロビンソン・カノー
    6.(指)ヨエニス・セスペデス
    7.(中)ブランドン・ニモ
    8.(捕)ウィルソン・ラモス
    9.(遊)アメッド・ロサリオ

    ◆ローテーション
    1. ジェイコブ・デグロム
    2. マーカス・ストローマン
    3. リック・ポーセロ
    4. スティーブン・マッツ
    5. マイケル・ワカ

    ◆クローザー
    エドウィン・ディアス

     

    フィラデルフィア・フィリーズ

    ◆オーダー
    1.(左)アンドリュー・マカッチェン
    2.(捕)J・T・リアルミュート
    3.(右)ブライス・ハーパー
    4.(一)リーズ・ホスキンス
    5.(遊)ディディ・グレゴリアス
    6.(三)ジーン・セグーラ
    7.(指)ジェイ・ブルース
    8.(二)スコット・キンガリー
    9.(中)ロマン・クイン

    ◆ローテーション
    1. アーロン・ノラ
    2. ザック・ウィーラー
    3. ジェイク・アリエタ
    4. ザック・エフリン
    5. ニック・ピベッタ

    ◆クローザー
    ヘクター・ネリス

     

    ワシントン・ナショナルズ

    ◆オーダー
    1.(遊)トレイ・ターナー
    2.(右)アダム・イートン
    3.(二)スターリン・カストロ
    4.(左)フアン・ソト
    5.(指)ハウィー・ケンドリック
    6.(一)エリック・テームズ
    7.(捕)カート・スズキ/ヤン・ゴームス
    8.(三)カーター・キーブーム
    9.(中)ビクトル・ロブレス

    ◆ローテーション
    1. マックス・シャーザー
    2. スティーブン・ストラスバーグ
    3. パトリック・コービン
    4. アニバル・サンチェス
    5. オースティン・ボース

    ◆クローザー
    ショーン・ドゥーリトル

  • MLB機構が2020年シーズンの開催概要を正式発表

    2020.6.30 12:40 Tuesday

     メジャーリーグ機構は日本時間6月30日、今シーズンの開催概要について正式に発表した。日本時間7月2日にキャンプ地へ集合し、すべての選手とスタッフは医療検査を受ける。日本時間7月4日から本格的なキャンプがスタートし、日本時間7月24~25日に各球団のシーズン開幕戦が行われる予定となっている。

     グラウンド内のルールとしては、ナショナル・リーグでも史上初めて指名打者制を導入すること、延長戦の各イニングは「無死2塁」の状態からスタートすることなどが定められた。また、事前に発表されていた新ルールのうち、投手が最低3人の打者と対戦しなければならない「ワンポイント禁止」のルールは維持。一方、野手の登板を延長戦または6点以上の大差の場合のみに限定するルールは、今年は適用外となった。また、不必要な接触を避けるため、乱闘は禁止され、持ち場を離れて審判に抗議する行為についても「ただちに退場」という措置が取られることになっている。

     健康面と安全面への対応として、ヒマワリの種などを吐き出す行為は球団の施設内で完全に禁止される(ガムを噛むのはOK)。また、投手が指を舐めるのを防ぐため、湿った布をポケットに入れることが許可される。ダグアウトやブルペンでは広いスペースを確保することが義務付けられ、試合中・練習中にかかわらず、最大限のソーシャル・ディスタンスの実施が推奨される。試合開始前のオーダー表交換は行われず、メジャーリーグ機構が提供するモバイル端末にオーダー情報を入力することになった。

     スケジュール面については、各球団は夏季キャンプ中に最大3試合まで対外試合の開催が許可される。紅白戦に関する制限はない。2020年のレギュラーシーズンは、同地区内での対戦のみとなり、たとえばアメリカン・リーグ東部地区に所属するヤンキースは、ア・リーグ東部地区の4球団と合計40試合、ナ・リーグ東部地区の5球団と合計20試合を戦う。

     ロースターのルールとしては、最大60人の「プレーヤー・プール」に登録された選手のみが出場可能となり、開幕時のロースターは30人。2週間後に28人、さらに2週間後に26人となり、9月のロースター枠拡大は行われない。また、遠征時には「タクシー・スクワッド」として最大3人の予備選手を帯同させることが可能。トレード・デッドラインは8月31日(現地時間)に変更され、9月15日(現地時間)までにロースターに登録された選手がポストシーズンに出場可能。故障者リストは10日間または45日間となり、新型コロナウイルス用の故障者リストも新設される。

  • ロッキーズ・デズモンドも今年プレーせず 父親の役割を優先

    2020.6.30 12:00 Tuesday

     ロッキーズのイアン・デズモンドは日本時間6月30日、自身のインスタグラムを更新し、今年プレーしない意向であることを明らかにした。デズモンドは画像9枚にわたるメッセージを投稿し、自身が今回の決断に至るまでのプロセスを詳細に記した。

     現在34歳のデズモンドは、今年がロッキーズとの5年7000万ドルの大型契約の4年目で、今年の年俸は1500万ドル。デズモンド自身が健康面で「ハイリスク」と認定されれば、60試合分の日割り給与として約555万ドルを受け取ることができるが、デズモンドの投稿から判断する限り、デズモンド自身の健康状態が今回の決断の理由となっているわけではなく、デズモンド自身が「ハイリスク」である可能性は低そうだ。

     デズモンドは、妻が妊娠し、なおかつ4人の子供たちが「世の中で起きていることにたくさんの疑問を持っている」状況のなかで、新型コロナウイルスに感染するリスクに晒されながらプレーするよりも、自宅にいるべきだと判断したという。デズモンドは「今、僕がいるべき場所は自宅だ。妻のチェルシーのために。コロナウイルスや公民権、人生について疑問を持っている子供たちのために。僕が彼らの父親であるために」と記している。

     デズモンドによると、今年プレーしないあいだ、完全に野球から離れるわけではなく、フロリダ州サラソタのリトルリーグで仕事をする予定だという。ロッキーズとの契約は2021年まで(球団オプションを含めると2022年まで)残っているが、来年以降プレーするか否かについては一切言及していない。

     デズモンドは昨年、140試合に出場して打率.255、20本塁打、OPS.788を記録。ロッキーズが日本時間6月29日に発表した「プレーヤー・プール」に登録され、今年はレフトで若手と併用されることが予想されていた。今後はライメル・タピア、サム・ヒリアード、ヨナサン・ダーザらがレフトのレギュラーの座を争うことになりそうだ。

  • ナショナルズ・ジマーマンなど3選手 今年はプレーせず

    2020.6.30 11:20 Tuesday

     今年のメジャーリーグでは、選手たちにプレーするかしないかを選択する権利が与えられているが、ライアン・ジマーマン(ナショナルズ)、ジョー・ロス(ナショナルズ)、マイク・リーク(ダイヤモンドバックス)の3選手が今年プレーしないことを選択したことが明らかになった。3選手とも「ハイリスク」のカテゴリーには該当しないため、2020年シーズンのサラリーとサービスタイムは受け取ることができない。

     現在35歳のジマーマンは、母親が健康面に不安を抱えており、3人の子供のなかには新生児も含まれている。そのため、以前から今年プレーすることへの懸念を口にしていたが、正式に今年プレーしないことを選択した。ただし、今回の選択は今年限りでの現役引退を意味するものではないようだ。

     ロスはオープン戦で好投したため、先発5番手を務めることが有力視されていたが、プレーしないことを選択。ロスと先発5番手の座を争ったエリック・フェッディかオースティン・ボースが先発ローテーションに加わることになりそうだ。なお、マイク・リゾーGMは「我々は彼らの今年プレーしないという選択を100%支持する」と述べ、選手たちの決断への支持を表明している。

     一方のリークは、家族と何度も話し合い、今年プレーしないことを選択した。来年の契約は年俸1800万ドルの相互オプション(またはバイアウト500万ドル)となっているが、このオプションが行使される可能性は低く、シーズン終了にはフリーエージェントとなるだろう。マイク・ヘイゼンGMは「メジャーの先発投手を失うことは、間違いなく我々にとって大きな痛手だ」と話しつつも、リークの決断に理解を示した。

     今年のメジャーリーグでは、健康面の問題などから「ハイリスク」のカテゴリーに分類された選手がプレーしないことを選択した場合、サラリーとサービスタイムが保証されることになっている。しかし、今回の3選手はこれに該当しないため、年俸200万ドルのジマーマン、年俸150万ドルのロス、年俸1500万ドルのリークはそれぞれ60試合分の日割り給与を放棄することになった。

  • 2020年ドラフト組の早期デビュー候補10人 MLB公式サイトが特集

    2020.6.29 17:15 Monday

     メジャーリーグ公式サイトのジム・キャリスは日本時間6月29日、今年のドラフトで指名された選手のうち、一番乗りでメジャーデビューを果たしそうな選手10人をピックアップして紹介する特集記事を公開した。今年はマイナーリーグの試合が開催されないため、マイナーを経験しないままメジャーデビューを果たす選手が現れる可能性もありそうだ。

     通常、同年ドラフト組のなかから一番乗りでメジャーデビューする選手は投手であることが多い。2010年のクリス・セール、2012年のパコ・ロドリゲス、2014年のブランドン・フィネガンなどは、ドラフトと同年にメジャーデビューを果たしているし、2009年のドラフトでレッズから1巡目指名を受けたマイク・リークは、マイナーでの登板を経験しないまま、翌年4月にメジャーのマウンドに立った。2018年のドラフト組からは内野手のニコ・ホーナーがメジャー一番乗りとなったが、これは珍しいケースである。

     こうした実績を踏まえ、キャリスがピックアップした10人中8人は投手である。マーリンズから全体3位指名を受けたマックス・マイヤー、ロイヤルズから全体4位指名を受けたエイサ・レイシー、マリナーズから全体6位指名を受けたエマーソン・ハンコック、エンゼルスから全体10位指名を受けたリード・デトマーズ、ホワイトソックスから全体11位指名を受けたギャレット・クローシュ、ダイヤモンドバックスから全体18位指名を受けたブライス・ジャービス、カブスから2巡目で指名されたバール・キャラウェイという大学生投手に加え、フィリーズから全体15位指名を受けたミック・エイベルが高校生から唯一ピックアップされている。

     野手でピックアップされたのは、タイガースから全体1位指名を受けたスペンサー・トーケルソンとブルージェイズから全体5位指名を受けたオースティン・マーティンの2人だけ。なお、リリーフ投手がメジャー一番乗りを果たすケースが多いことを踏まえ、キャリスは「93~98マイルの速球と(打者を)不快にさせるカーブボールで多くの三振を奪う。カブスのロースターにいるどのリリーフ左腕よりも優れた投手かもしれない」と高く評価するキャラウェイをメジャー一番乗りの筆頭候補に挙げている。

  • ナ・リーグのDH導入によって代打の出番は激減か

    2020.6.29 16:30 Monday

     2020年のメジャーリーグでは、ナショナル・リーグでも指名打者制が導入されることが決定している。これにより、球界には様々な変化が生じることが予想されるが、その1つとして挙げられているのが「代打の出場機会の激減」だ。投手が打席に立つ機会がなくなるため、各球団の監督が代打を起用する回数は間違いなく大幅に減少するだろう。

     もちろん、代打の出場機会が完全に消滅するわけではなく、左腕に右打者をぶつけたり、休養でスタメンを外れていた主力打者が試合終盤のチャンスで登場したりするケースは考えられる。しかし、代打が起用されるケースの大半は投手に打順が回ったときであり、代打の出場機会が激減するのは確実だ。

     過去3年間を振り返ると、指名打者制が採用された試合での代打起用回数は3676回。これに対し、指名打者制のない試合での代打起用回数は13027回となっており、指名打者制が採用された試合の約3.5倍である。この数字を見るだけでも、ナ・リーグの指名打者制導入によって代打の出場機会が大幅に減少することがわかるだろう。

     もう少し細かく数字を見ていくと、過去3年間で投手に代打が送られた回数は10687回。これは指名打者制のない試合での代打の約82%、指名打者制が採用された試合を含めても、メジャー全体の代打の約64%にあたる。単純な計算ではあるものの、投手が打席に立つ機会がなくなることにより、代打の出場機会の6割以上が不要になるというわけだ。

     過去3年間で最も代打起用回数が多かったのは、パドレスのグレッグ・ガルシア。2017年と2018年はカージナルス、2019年はパドレスでプレーし、合計164回も代打で起用された。イチローはマーリンズ時代の2017年に歴代最多となる109回も代打で起用されたが、来年以降もナ・リーグで指名打者制が採用されるのであれば、この記録は二度と更新されないかもしれない。

     両リーグでの指名打者制導入により、「代打の切り札」という言葉は死語となっていくのだろうか。

  • MLB機構と選手会 契約オプションなどの扱いで交渉継続中

    2020.6.29 13:55 Monday

     ジ・アスレチックのケン・ローゼンタールによると、メジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会の交渉は、まだ終了していないようだ。両者はこの週末をベスティング・オプション(成績次第で自動的に行使されるオプション)やロースター・ボーナスといった、契約上の問題に関する交渉に費やした。まだ合意には達していないようだが、関係者は現地時間6月28日の夜の時点で合意が近付いていることを示唆している。

     選手会役員の1人であるアンドリュー・ミラー(カージナルス)は、2019年と2020年の2年間で合計110試合に登板すれば2021年の契約(年俸1200万ドル)が保証されることになっている。昨年73試合に登板しているため、今年37試合に登板すれば2021年の契約が保証されるわけだが、60試合中37試合に登板するのは現実的な話ではない。こうした項目の扱いをめぐって機構側と選手会の交渉は続いているというわけだ。

     別の例を挙げると、たとえばジョン・レスター(カブス)は今年200イニング以上投げるか、2019年と2020年の合計が400イニングを超えれば2021年の契約(年俸2500万ドル)が保証されることになっている。レスターは昨年171.2イニングしか投げていないため、年俸2500万ドルを手にするためには今年200イニング以上投げることが必要だった。

     もし、162試合と60試合の比率でこの条件を計算しなおすのであれば、その条件は「約75イニング投げると約950万ドルが保証される」となる。しかし、オプション破棄の場合のバイアウトが1000万ドルに設定されているため、レスターのケースでは「ノルマをクリアしないほうがより多くの金銭を得られる」という矛盾が生じてしまうのだ。

     3月時点の合意では、2021年以降の契約の扱いに言及していなかったため、様々な方法が検討されている。また、新型コロナウイルスの感染拡大状況次第でレギュラーシーズンが60試合より少なくなる可能性が残されていることも、話をややこしくしている。

     今年に関しては、出来高などの金額と区切りとなる数字は試合数に応じて比例計算されることで合意に達しており、契約の大部分を出来高が占める前田健太(ツインズ)なども影響を受けることになるだろう。今年の成績が来年以降に影響を与えるケースについては、機構側と選手会のあいだでもう少し調整が必要となりそうだ。

  • 各球団の有望株が続々と「プレーヤー・プール」に登録

    2020.6.29 12:30 Monday

     日本時間6月29日、各球団の「プレーヤー・プール」に登録された選手の顔ぶれが発表され、「MLB Pipeline」の球団別プロスペクト・ランキングでトップ30に名を連ねている有望株たちも続々と登録された。2020年シーズンの戦力として計算されている者から、貴重な経験を積むために登録された者まで、事情は選手によって様々だが、今年は開幕からの2週間は30人、次の2週間は28人にロースター枠が拡大されるため、例年以上にメジャー昇格のチャンスが増えることは間違いない。

     「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで球団別のリストのみならず、球界全体のリストでも1位にランクインしているワンダー・フランコ(レイズ)は、19歳の若さで「プレーヤー・プール」に登録された。メジャーリーガーとのトレーニングや紅白戦などで貴重な経験を積み、今年中にメジャーデビューを果たす可能性もゼロではないだろう。昨年はA級とA+級で合計114試合に出場して打率.327、9本塁打、53打点、18盗塁、OPS.885の好成績をマークしている。

     球団別プロスペクト・ランキングのトップ30から15人が登録されたブルージェイズのように、多数の有望株を「プレーヤー・プール」に登録しているチームも存在する。「プレーヤー・プール」内の選手は、アクティブ・ロースターから外れても「タクシー・スクワッド」(遠征時の予備選手)としてチームに帯同したり、球団のトレーニング施設でメジャー経験者とともに練習したりできるため、将来に向けて貴重な経験を積むことになるだろう。

     レイズのフランコのほか、ブルージェイズのネイト・ピアソン、ロイヤルズのボビー・ウィットJr.、タイガースのケーシー・マイズ、エンゼルスのジョー・アデル、マリナーズのジャレッド・ケレニック、マーリンズのシクスト・サンチェス、フィリーズのアレック・ボーム、カージナルスのディラン・カールソン、パドレスのマッケンジー・ゴアなど、球団別プロスペクト・ランキングで1位の有望株が続々と「プレーヤー・プール」に登録されている。また、今年のドラフトで指名されたばかりの選手が登録されているケースもあり、夏季キャンプでは大きな話題を集めそうだ。

  • 各球団の命運を握る打者 MLB公式サイトが特集

    2020.6.29 11:40 Monday

     2020年シーズンは60試合制という異例の形で行われる。そのため、1試合の重みは例年以上に大きく、もちろん、選手1人の働きがチームに与える影響も非常に大きい。メジャーリーグ公式サイトのウィル・レイッチは日本時間6月29日、「チームの命運を握る打者」を各球団から1人ずつ選出。チームが好成績を残すためには、彼らの活躍が必要不可欠だ。

     ドジャースからは昨年のナショナル・リーグMVP、コディ・ベリンジャーが選出。昨年はチームが開幕49試合を消化した時点で打率.404、17本塁打、44打点、OPS1.271をマークする好スタートを切ったが、8月以降は打率.256、13本塁打、35打点、OPS.906と失速した。レギュラーシーズンが60試合しかないなかで、ベリンジャーの好不調はチームの得点力に大きない影響を与えるだろう。

     ヤンキースからは大砲、ジャンカルロ・スタントンが選出。移籍1年目の2018年は158試合に出場して38本塁打を放ったが、昨年は相次ぐ故障により18試合のみの出場に終わった。レイッチは「健康を6ヶ月間保つより2ヶ月間保つほうが簡単だろう」と指摘し、「健康時に彼が何をできるかは誰もが知っている」とスタントンの実力に太鼓判を押している。

     なお、レイッチが選出した30人の顔ぶれは以下の通り。

    クリス・デービス(オリオールズ)
    ラファエル・デバース(レッドソックス)
    ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)
    オースティン・メドウズ(レイズ)
    ランドール・グリチック(ブルージェイズ)

    ティム・アンダーソン(ホワイトソックス)
    フランミル・レイエス(インディアンス)
    C・J・クロン(タイガース)
    サルバドール・ペレス(ロイヤルズ)
    エディ・ロサリオ(ツインズ)

    カルロス・コレア(アストロズ)
    ジャスティン・アップトン(エンゼルス)
    クリス・デービス(アスレチックス)
    ダニエル・ボーグルバック(マリナーズ)
    ルーグネッド・オドーア(レンジャーズ)

    マーセル・オズーナ(ブレーブス)
    コリー・ディッカーソン(マーリンズ)
    ロビンソン・カノー(メッツ)
    アンドリュー・マカッチェン(フィリーズ)
    エリック・テームズ(ナショナルズ)

    カイル・シュワーバー(カブス)
    アリスティデス・アキーノ(レッズ)
    ライアン・ブラウン(ブリュワーズ)
    ジャロッド・ダイソン(パイレーツ)
    ポール・デヨング(カージナルス)

    スターリング・マーテイ(ダイヤモンドバックス)
    トレバー・ストーリー(ロッキーズ)
    コディ・ベリンジャー(ドジャース)
    トミー・ファム(パドレス)
    ハンター・ペンス(ジャイアンツ)

  • 各球団が続々と発表 60人の「プレーヤー・プール」って何?

    2020.6.29 11:00 Monday

     日本時間6月29日、メジャーリーグでは最大60人の選手を登録できる「プレーヤー・プール」の提出期限を迎え、各球団が続々と登録選手の顔ぶれを発表している。今年、夏季キャンプや公式戦に参加できるのは、この「プレーヤー・プール」に登録されている選手に限られている。ここでは、「プレーヤー・プール」についてのルールを簡単に確認しておこう。

     各球団が最初の「プレーヤー・プール」を提出する期限は、日本時間6月29日午前5時となっていた。この最大60人の登録枠には、従来の40人ロースターに登録されている選手のうち、2020年シーズン中に公式戦出場の可能性がある全ての選手のほか、マイナー契約でチームに所属している選手(プロスペクトも含む)が登録される。最もシンプルな例を挙げれば、40人ロースター内の40人+マイナー契約の20人を登録できるということになる。

     夏季キャンプは従来のキャンプ施設ではなく、基本的には各球団の本拠地球場で行われるため、60人全員を受け入れるほどのキャパシティがない。そのため、「プレーヤー・プール」に登録された選手は、本拠地での夏季キャンプに参加するグループと、別のトレーニング施設での練習に参加するグループに分けられる。すでに「プレーヤー・プール」をこの2つのグループに分けて発表しているチームもある。

     開幕時のロースターには30人を登録できるため、この30人以外の選手たちはトレーニング施設に残り、メジャー昇格の機会を待つことになる。

     「プレーヤー・プール」に登録されている選手は、自由に入れ替えができるわけではなく、トレード、ウエーバー、DFA、リリースなど、基本的には他球団へ流出するリスクを背負うことになる。選手が45日間の故障者リストやコロナ用の故障者リストに登録された場合は、人数のカウント対象外となるため、新たな選手を追加できる。ただし、離脱していた選手が復帰した場合、登録選手が60人を超えるのであれば、いずれかの選手を「プレーヤー・プール」から外す必要がある。また、一度「プレーヤー・プール」から外れた選手は、同じチームで再び「プレーヤー・プール」に登録することはできない。

     今年中にメジャーでプレーする可能性が低いプロスペクト(若手有望株)が「プレーヤー・プール」に登録される例も見られるが、これは次代を担う選手たちにメジャーリーガーとともに練習するという貴重な経験を積ませることが主な目的となっている。

     また、今年のトレードは「プレーヤー・プール」に登録されている選手のみが対象となる。これは移動する選手の数を制限し、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制する狙いがあるようだ。

     さらに、2020年シーズンには「タクシー・スクワッド」という制度も設けられている。これは、遠征時に予備登録選手として3人の選手を帯同させることができるというものだ(3人のうち最低1人は捕手)。急な故障者やコロナ感染者の発生に備えたものであり、予備選手をあらかじめチームとともに移動させておくことで、予備選手が民間の航空機で移動してコロナ感染のリスクに晒されるのを防ぐことが最大の目的だ。

     「プレーヤー・プール」を含むロースターのルールについては、ここに記したよりも細かな内容が定められているが、大まかな内容としては以上となる。なお、この記事はメジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンドによる「FAQ: Roster and transaction rules for 2020」という記事を参考にしており、より詳細な内容についてはそちらを参照していただきたい。

  • 過去20年 各チームの60試合での最高成績は?

    2020.6.28 14:55 Sunday

     メジャーリーグ公式サイトのマニー・ランダワは日本時間6月28日、各チームの60試合での最高成績を紹介する特集記事を公開した。対象は2000年以降の20年間となっており、60試合の時期は問わず、開幕60試合に限定されているわけではない。また、同じ勝敗が複数ある場合は、得失点差で優れているほうが選出され、それも同数の場合は、直近のものが選ばれている(参考として球団記録と昨年の最高記録も併記)。

    アメリカン・リーグ東部地区

    オリオールズ:41勝19敗(2014年)
    球団記録:45勝15敗(1969年)
    2019年:24勝36敗(6月28日~9月5日)

    レッドソックス:45勝15敗(2018年)
    球団記録:46勝14敗(1949年)
    2019年:36勝24敗(4月17日~6月22日)

    ヤンキース:44勝16敗(2009年)
    球団記録:48勝11敗1分(1938年)
    2019年:42勝18敗(5月10日~7月20日)

    レイズ:40勝20敗(2013年)
    球団記録:同上
    2019年:40勝20敗(7月20日~9月27日)

    ブルージェイズ:43勝17敗(2015年)
    球団記録:同上
    2019年:29勝31敗(6月12日~8月17日)

    アメリカン・リーグ中部地区

    ホワイトソックス:42勝18敗(2005年)
    球団記録:46勝14敗(1983年)
    2019年:32勝28敗(4月12日~6月18日)

    インディアンス:48勝12敗(2017年)
    球団記録:同上
    2019年:43勝17敗(6月4日~8月12日)

    タイガース:43勝17敗(2006年)
    球団記録:45勝15敗(1935年)
    2019年:23勝37敗(3月30日~6月8日)

    ロイヤルズ:39勝21敗(2015年)
    球団記録:45勝15敗(1977年)
    2019年:26勝34敗(7月5日~9月13日)

    ツインズ:44勝16敗(2006年)
    球団記録:44勝16敗(1933年)
    2019年:41勝19敗(4月9日~6月14日)

    アメリカン・リーグ西部地区

    アストロズ:43勝17敗(2019年)
    球団記録:同上
    2019年:43勝17敗(7月17日~9月22日)

    エンゼルス:44勝16敗(2009年)
    球団記録:同上
    2019年:34勝26敗(5月9日~7月16日)

    アスレチックス:48勝12敗(2001年)
    球団記録:同上
    2019年:41勝19敗(6月11日~8月22日)

    マリナーズ:48勝12敗(2001年)
    球団記録:同上
    2019年:28勝32敗(7月22日~9月29日)

    レンジャーズ:41勝19敗(2016年)
    球団記録:同上
    2019年:34勝26敗(4月26日~6月30日)

    ナショナル・リーグ東部地区

    ブレーブス:46勝14敗(2002年)
    球団記録:47勝13敗(1897年)
    2019年:40勝20敗(5月9日~7月17日)

    マーリンズ:40勝20敗(2003年)
    球団記録:同上
    2019年:29勝31敗(5月17日~7月26日)

    メッツ:40勝20敗(2015年)
    球団記録:44勝16敗(1986年)
    2019年:39勝21敗(7月25日~9月28日)

    フィリーズ:45勝15敗(2010年)
    球団記録:同上
    2019年:33勝27敗(3月28日~6月3日)

    ナショナルズ:41勝19敗(2019年)
    球団記録:43勝17敗(1994年)
    2019年:41勝19敗(6月16日~8月25日)

    ナショナル・リーグ中部地区

    カブス:42勝18敗(2016年)
    球団記録:52勝8敗(1906年)
    2019年:37勝23敗(4月6日~6月12日)

    レッズ:41勝19敗(2012年)
    球団記録:47勝13敗(1919年)
    2019年:31勝29敗(4月17日~6月23日)

    ブリュワーズ:42勝18敗(2011年)
    球団記録:同上
    2019年:38勝22敗(7月20日~9月26日)

    パイレーツ:41勝19敗(2015年)
    球団記録:47勝13敗(1909年)
    2019年:30勝30敗(5月4日~7月7日)

    カージナルス:47勝13敗(2004年)
    球団記録:48勝12敗(1944年)
    2019年:40勝20敗(7月21日~9月23日)

    ナショナル・リーグ西部地区

    ダイヤモンドバックス:40勝20敗(2002年)
    球団記録:45勝15敗(1999年)
    2019年:34勝26敗(6月26日~9月6日)

    ロッキーズ:42勝18敗(2009年)
    球団記録:同上
    2019年:37勝23敗(4月14日~6月21日)

    ドジャース:51勝9敗(2017年)
    球団記録:同上
    2019年:43勝17敗(4月14日~6月20日)

    パドレス:38勝22敗(2010年)
    球団記録:42勝18敗(1998年)
    2019年:31勝29敗(4月21日~6月29日)

    ジャイアンツ:42勝18敗(2000年)
    球団記録:51勝8敗1分(1912年)
    2019年:37勝23敗(6月11日~8月17日)

  • 開幕60試合での好記録 防御率0点台や4割打者も

    2020.6.28 13:30 Sunday

     メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは日本時間6月28日、現行の30球団制となった1998年以降、開幕60試合で素晴らしい活躍を見せた選手やチームを特集する記事を公開した。今年のレギュラーシーズンは異例の60試合制で行われるが、これらの好記録に匹敵する見事な活躍を見せる選手が現れるかもしれない。

     2018年、アメリカン・リーグ東部地区のライバル球団同士であるレッドソックスとヤンキースはともに開幕60試合で41勝19敗を記録。過去22年間、開幕60試合で41勝以上を記録した例は11度あるが、同じシーズンに同地区の2球団が41勝以上を記録した例はこれが唯一である。最終的にレッドソックスは108勝54敗、ヤンキースは100勝62敗でポストシーズンに進出し、地区シリーズでレッドソックスがヤンキースを撃破。その勢いのまま、ワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

     2011年、ブルージェイズのホゼ・バティースタが開幕60試合で打率.346、20本塁打、41打点、OPS1.226の大活躍。54本塁打と突如ブレイクした前年の活躍がフロックでないことを証明し、この年は最終的に打率.302、43本塁打、103打点、OPS1.056という自己最高のシーズンを過ごした。

     2010年、ロッキーズのウバルド・ヒメネスが開幕から絶好調。開幕60試合の時点で12試合に先発し、11勝1敗、防御率0.93という見事な成績をマークした。12試合のうち8試合が敵地での登板という幸運もあったが、本拠地クアーズ・フィールドでの4試合でも防御率1.29の好投。4月17日には敵地でのブレーブス戦でノーヒッターを達成した。

     2009年、当時36歳のラウル・イバニェス(フィリーズ)が開幕60試合で22本塁打を記録。マリナーズ時代の2006年に33本塁打を放った実績はあったが、それ以外のシーズンはすべて24本塁打以下であり、ベテラン外野手の猛打は球界を驚かせた。その後、失速したものの、この年は最終的に自己最多の34本塁打をマークした。

     2008年、ブレーブスのチッパー・ジョーンズが開幕60試合で打率.409を記録。2000年以降、開幕60試合で4割以上の打率をマークした例はこれが唯一である。ジョーンズはその後、開幕73試合目まで打率4割をキープ。最終的には自己最高の.364を記録し、首位打者のタイトルを手にした。

     2004年、レッズのダニー・グレイブスが開幕60試合で26セーブを記録。この年、レッズは開幕60試合で34勝26敗をマークしたが、グレイブスは34勝の76.5%にあたる26試合でセーブを記録したことになる。なお、開幕60試合で26セーブを記録した投手はもう1人おり、しかもグレイブスと同じシーズンに記録している。ヤンキースのマリアーノ・リベラである。

     2001年、イチローが加入したマリナーズは開幕から快進撃を続け、開幕60試合で47勝13敗を記録。この時点で2位エンゼルスに17ゲーム差を付けていた。イチローは開幕60試合で打率.356、佐々木主浩は24セーブをマーク。ブレット・ブーンが66打点、アーロン・シーリーが8勝0敗を記録するなど、チーム全体が絶好調だった。

     2000年、エンゼルスのダリン・アースタッドが開幕60試合で99安打を記録。4月末の時点で打率.449、開幕60試合終了時点でも.384という高打率をマークしていた。打率.355でシーズンを終え、1930年以降ではウェイド・ボッグスに次いで2人目となるシーズン240安打に到達した(その後イチローが2度記録)。

     1999年、ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)とペドロ・マルティネス(レッドソックス)がともに開幕60試合で143奪三振を記録。最終的にジョンソンは364奪三振、マルティネスは313奪三振をマークし、両者ともサイ・ヤング賞を受賞した。

     1999年にはさらに、アストロズのホゼ・リマが開幕60試合で11勝をマークした。シーズン初登板こそ8回2失点ながら敗戦投手となったが、そこから8連勝→2敗目→3連勝で開幕60試合目に11勝目をマーク。その後、さらに10勝を積み上げ、自己最多の21勝を記録してシーズンを終えた。

     1998年、マーク・マグワイア(カージナルス)とサミー・ソーサ(カブス)のホームラン合戦が注目されたが、レンジャーズのフアン・ゴンザレスは開幕60試合で76打点を記録。1930年にハック・ウィルソンがマークしたシーズン191打点のメジャー記録に挑んでいた。この時点でシーズン205打点ペースとなり、前半戦だけで101打点を記録したが、後半戦は失速して157打点でシーズン終了となった。

  • 1977年以降「故意に」DHを使わなかったケースは1度だけ

    2020.6.28 12:30 Sunday

     アメリカン・リーグが1973年に指名打者(DH)制を導入して以降、ア・リーグの球場で行われる試合で投手が打席に立つ機会はほとんどなくなった。今年、エンゼルスのジョー・マドン監督は大谷翔平が先発する試合でDHを使わないことを検討しているようだが、1977年以降の42年間で「故意に」DHを使わなかったケースは1度だけある。2016年6月30日のアスレチックス戦でジャイアンツはDHを使わず、先発のマディソン・バムガーナーを9番打者として起用した。

     DH制の導入後、DHを使わずに投手がスタメン出場したケースは、1976年にホワイトソックスがケン・ブレット(殿堂入り三塁手ジョージ・ブレットの兄)が先発する試合で2度、DHを使わなかったのが最後だった。ブレットはパイレーツ時代の1973年に打率.250、4本塁打、16打点、1974年に打率.310、2本塁打、15打点を記録するなど「強打の投手」として知られ、1976年は2度のスタメン出場のほか、代打で6度起用されている。

     ジャイアンツのブルース・ボウチー監督は、バムガーナーが2014~15年の2年間で打率.252、9本塁打、24打点を記録し、2016年も6月30日の時点ですでに2本塁打を放っていたことを踏まえ、敵地でのアスレチックス戦でDHを使わず、バムガーナーを打席に立たせることを選択。バムガーナーは3回表の第1打席で二塁打を放って起用に応え、7回途中4失点の力投で勝利投手となった。

     1988年には、ヤンキースが投手のリック・ローデンを登板日以外にDHとして起用した例がある。ローデンはドジャース時代に4本塁打、パイレーツ時代に5本塁打を放ち、1984年から3年連続でシルバースラッガー賞を受賞。その打撃力を生かすべく、1988年6月11日のオリオールズ戦で「7番・DH」としてスタメンに名を連ねた。

     なお、バムガーナーのケースで「故意に」と但し書きが付いているのには理由がある。1999年7月22日、インディアンスのマイク・ハーグローブ監督は「4番・DH」にマニー・ラミレス、「7番・ライト」にアレックス・ラミレス(現DeNA監督)を起用したが、マニーのほうのラミレスがライトの守備に就き、ブルージェイズの1番打者シャノン・スチュワートが放った飛球を捕球してしまった。審判団の協議の結果、インディアンスは試合開始前の時点でDHを解除し、マニーのほうのラミレスが「4番・ライト」、先発投手のチャールズ・ナギーが7番打者として出場することになったのだった。

     また、2009年5月17日には、レイズのマドン監督が「3番・DH」で起用するはずだったエバン・ロンゴリアを三塁手と書いて提出してしまい、5番打者のベン・ゾブリストと合わせて三塁手が2人という事態に。1回表の三塁の守備にはゾブリストが就き、対戦相手のインディアンスが1回表終了後に審判団へクレームを入れたため、正式な三塁手はゾブリストとなり、レイズはロンゴリアに代わって先発投手のアンディ・ソナンスタインが3番を打つことになってしまったのだった。

     このように、意図せずDHを解除して投手が試合の最初から打席に立ったケースはあるが、監督が「故意に」投手を打席に立たせたのは、1977年以降ではバムガーナーのケースが唯一である。2020年シーズン、投手・大谷が打席に立つ機会は巡ってくるだろうか。

  • タイガース・カブレラ 2つの大台到達は来年に持ち越しか

    2020.6.27 15:10 Saturday

     21世紀唯一の三冠王(2012年)であるミゲル・カブレラ(タイガース)は、昨年終了時点で通算2815安打、477本塁打を記録。通算3000安打まであと185、通算500本塁打まであと23に迫っており、健康に162試合を過ごすことができれば、今年中に2つの大台に到達することも決して不可能ではなかった。しかし、新型コロナウイルスの影響により、2020年シーズンは60試合制で行われることが決定。殿堂入りの切符とも言える3000安打&500本塁打の達成は来年に持ち越されることになりそうだ。

     2016年シーズン終了時点で、カブレラは2519安打&446本塁打を記録。ところが、その後の3年間は相次ぐ故障に悩まされ、わずか304試合にしか出場できず、296安打&31本塁打を積み上げるにとどまった。しかし、今年のオープン戦では29打数10安打(打率.345)、3本塁打と好調をアピール。完全復活を予感させていた。

     カブレラは、オープン戦の好調の要因となっていたフィットネス・トレーニングを中断期間中も継続していたという。「自宅にジムがあるから、毎日トレーニングに取り組んでいるんだ。ほとんど毎日身体を動かしているよ」とカブレラ。身体の状態は良く、シーズン開幕後も春先の好調を維持することができるかもしれない。

     タイガースとの8年2億4000万ドルという超大型契約は2023年まで残っており、カブレラは今年も含めて少なくともあと4年、タイガースの指名打者を務めることになる。故障による長期欠場がなければ、2021年シーズン中に3000安打&500本塁打を達成するのはほぼ確実だ。

     3000安打&500本塁打の達成者は過去に6人(ハンク・アーロン、ウィリー・メイズ、エディ・マレー、ラファエル・パルメイロ、アレックス・ロドリゲス、アルバート・プーホルス)だけ。この2つの大台をクリアすれば、引退から5年後にはアメリカ野球殿堂入りを果たすことになるだろう。

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