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  • マーリンズの開幕投手は25歳・アルカンタラ 2年連続2度目

    2021.3.19 11:00 Friday

     レギュラーシーズン開幕まで残り2週間となった日本時間3月19日、マーリンズは今季の開幕投手がサンディ・アルカンタラに決定したことを発表した。アルカンタラは昨季に続いて自身2度目の開幕投手となり、2年以上連続で大役を務めるのは球団史上9人目(2018~19年のリチャード・ウレーニャ以来)。日本時間4月2日の開幕戦は昨季のアメリカン・リーグ王者であるレイズとの対戦が予定されており、タイラー・グラスナウと投げ合うことになる。

     現在25歳のアルカンタラは昨季キャリア初の開幕投手を務め、フィリーズを相手に7回途中3安打2失点(自責点1)の好投でシーズン初白星をマーク。ところが、その後は新型コロナウイルス感染で約1ヶ月にわたって故障者リスト入りし、8月末の復帰登板ではレイズに5回途中6安打8失点(自責点5)と打ち込まれた。9月は全5先発でクオリティ・スタートを記録するなど、防御率2.30と好投。シーズン通算では7先発で3勝2敗、防御率3.00とエースに相応しい活躍を見せた。

     日本時間3月18日には今年のオープン戦で4度目の登板に臨み、メッツを相手に5回3安打、9奪三振、無失点の快投を披露。4先発で12.2イニングを投げ、被安打7、奪三振19、失点2(自責点0)と順調な仕上がりをアピールしており、2年連続2度目の開幕投手に指名された。「今季再び開幕投手と務めさせてもらえるのは素晴らしい機会だ」とアルカンタラ。「状態はとても良いし、体調も万全だと思っている」と自身のコンディションへの手応えを口にした。

     今季のマーリンズは25歳のアルカンタラのほか、同じく25歳のパブロ・ロペスとエリーサー・ヘルナンデス、23歳のトレバー・ロジャース、22歳のシクスト・サンチェスという非常に若い先発ローテーションでシーズン開幕を迎えることが予想されている。そして、その柱として期待されるのがアルカンタラである。「投手陣のリーダーになりたい」と意気込む25歳の右腕が開幕戦でどんなピッチングを見せるか注目だ。

  • ブリュワーズの開幕投手がウッドラフに決定 前田との投げ合いへ

    2021.3.19 10:00 Friday

     前田健太が開幕投手を務めるツインズと開幕戦で対戦するブリュワーズの開幕投手がブランドン・ウッドラフに決定した。ブリュワーズのエースへと成長したウッドラフが開幕投手を務めるのは2年連続2度目。ブリュワーズでの2年連続開幕投手はヨバニ・ガヤード(2010~14年=5年連続は球団記録)以来となる。初の大役を務めた昨季はカブスを相手に5回4安打2失点と力投したものの、3安打完封のカイル・ヘンドリックスに投げ負けた。

     現在28歳のウッドラフは昨季キャリアで初めてシーズンを通して先発ローテーションを守り、13試合に先発して73.2イニングを投げ、3勝5敗ながら防御率3.05、91奪三振の好成績をマーク。9月11日(現地時間)のカブス戦で7回1安打、12奪三振、無失点、同26日のカージナルス戦で8回2安打、10奪三振、無失点の快投を見せるなど、「負けられない一戦」での勝負強さが光った。

     13先発は昨季メジャー最多タイであり、被打率.204はリーグ4位、WHIP(0.99)とK/BB(5.06)は同5位、奪三振率11.12は同7位、防御率3.05は同9位にランクイン。打線の援護に恵まれず、白星は増えなかったが、質量ともにエースに相応しい働きを見せた。ウッドラフは「昨季、初めて開幕投手に指名されたのは大事件だった。それは今季も変わらない。シーズンの最初の試合に先発できるのは、いつだって大変な名誉だよ。軽く考えたりすることはない」と開幕投手としての責任感を口にする。

     ブリュワーズでは5年連続で大役を務めたガヤード以降、カイル・ローシー、ウィリー・ペラルタ、ジュニア・ゲラ、チェイス・アンダーソン、ヨーリス・チャシーンと毎年開幕投手が変わっており、ウッドラフは久々に誕生したエースということになる。ちなみに、開幕投手の回数ではベン・シーツの6度が球団史上最多となっている。

     クレイグ・カウンセル監督は開幕2戦目に昨季ブレイクしたコービン・バーンズが先発することも併せて発表。今季もウッドラフとバーンズの両右腕が先発ローテーションの軸となり、4年連続のポストシーズン進出を目指すチームの戦いを牽引していく。

  • カ軍の有望株三塁手 名二塁手・ペドロイアからの指導が実現

    2021.3.18 18:00 Thursday

     カージナルスのプロスペクト三塁手、ノーラン・ゴーマンは自軍へのノーラン・アレナードの加入が決まった際、インスタグラムのストーリーに「ダスティン・ペドロイアがどこにいるかを知っている人はいますか? 彼に二塁の守り方を教えてもらうことはできますか?」と投稿したが、これはジョークではなかったようだ。ゴーマンによると、テキストメッセージを通してペドロイアとつながることができ、二塁守備について指導を受けたという。

     二塁手として4度のゴールドグラブ賞を受賞し、2度の世界一に貢献したペドロイア以上に「二塁守備のお手本」に相応しい存在はほとんどいないだろう。ゴーマンはペドロイアから受けたアドバイスについて「メールのやり取りをするだけでは多くのことを理解するのは難しい。でも、たくさん二塁の守備に就くことで、プレーを慌てることなく、ダブルプレーの際に最初のアウトを確実に取り、走者から自分を守ることができるようになる。単純なことだけど、そうした小さなことが彼を偉大な選手にしたんだ」と語る。

     日本時間3月17日に行われた練習試合では、実際に二塁守備を経験。エース右腕のジャック・フラハティのバックを守り、三塁アレナードから始まるダブルプレーを処理するなど、初めての二塁守備を無難にこなした。「中継プレー、一塁や三塁に走者がいるときの守備位置など、様々なことを学んでいるところだ」と語るゴーマン。内野守備のスペシャリストであるホゼ・オケンド・コーチとの二人三脚で日々、守備練習に取り組んでいる。メジャー昇格の可能性を広げるべく「あらゆるグラブを用意した」と外野守備にも意欲を見せる。

     カージナルスとアレナードの契約は2027年まで続くため、ゴーマンがメジャー昇格後に三塁を守る可能性は低い(注:アレナードは今季終了後と来季終了後にオプトアウト可能)。ゴーマンはメジャー昇格後を見据えて「できるだけチームに貢献したい。もし二塁を守ることでチームに貢献できるなら、僕は喜んで二塁を守るよ」とポジション変更に前向きな姿勢を示している。そんなゴーマンの姿勢をマイク・シルト監督は「全くエゴがない」と高く評価。今後はオープン戦でも二塁を守る機会があるかもしれない。

     「彼(=ペドロイア」と連絡を取ることができて嬉しい」と感激した様子を見せたゴーマンだが、これはあくまでも出発点に過ぎない。このまま二塁守備をモノにしていくのか。あるいは強肩を生かすために外野へコンバートされるのか。メジャーの舞台で自慢の豪打を発揮するとき、ゴーマンはどのポジションを守っているだろうか。

  • 豪華投手陣のドジャース 開幕ローテーションはどうなる?

    2021.3.18 16:00 Thursday

     サイ・ヤング賞のトレバー・バウアーが加入し、昨季メジャー断トツの防御率3.02をマークした投手陣がさらに強化された今季のドジャース。スプリング・トレーニングでは開幕ロースター入りや開幕ローテーション入りをめぐって熾烈な競争が繰り広げられている。先発ローテーションの5枠に対して候補は7人。メジャーリーグ公式サイトでドジャースの番記者を務めるフアン・トリビオは開幕ローテーションの争いの状況を伝えている。

     今季のドジャースには7人の先発候補がいる。開幕投手を務めることが決まっているクレイトン・カーショウを筆頭に、ウォーカー・ビューラー、バウアー、デービッド・プライス、フリオ・ウリアス、ダスティン・メイ、トニー・ゴンソリンという顔ぶれだ。カーショウ、ビューラー、バウアーの3人は先発ローテーション入りが当確だが、残りの2枠を4人が争う状況となっている。

     このうち、新型コロナウイルスへの感染を懸念して昨季の出場を辞退したプライスは、元サイ・ヤング賞投手という実績から考えて、先発4番手の最有力候補とみられていた。しかし、プライスは「もしチームがワールドシリーズを連覇するために必要であればブルペンに回ることを受け入れる」とリリーフ起用に前向きな姿勢を示している。これは必ずしもプライスがブルペンの一員として開幕を迎えることを意味するわけではないが、首脳陣にとっては選択肢が増えることになる。

     ウリアス、メイ、ゴンソリンの若手トリオのうち、現時点でプライスとともに開幕ローテーション入りが有力視されているのはウリアスだ。ただし、昨年のポストシーズンではリリーフで好投し、ワールドシリーズ制覇に大きく貢献。プライスとウリアスの2人をブルペンに回し、昨季の新人王投票で4位と5位にランクインしたゴンソリンとメイを先発で起用する可能性も十分にある。

     7人のうち、開幕ローテーションから漏れた2人はブルペンの一員として開幕を迎えることになるが、今季は60試合制から162試合制に戻るシーズンとなるため、年間を通して5人だけでローテーションを回すのは現実的な話ではない。7人全員が先発のマウンドに立ち、ワールドシリーズ連覇を目指すドジャースの戦いを牽引していくことになるだろう。

  • 今オフ積極補強のメッツ 番記者が開幕戦のラインナップを予想

    2021.3.18 14:00 Thursday

     今オフのメッツはインディアンスとのトレードでフランシスコ・リンドーアを獲得し、フリーエージェント市場ではジェームス・マッキャン、ジョナサン・ビヤー、アルバート・アルモラJr.、ケビン・ピラーらを補強。野手の層が一気に厚くなった。ベンチにもレギュラークラスの野手が控える豪華な陣容となったが、メジャーリーグ公式サイトではメッツの番記者を務めるアンソニー・ディコーモが開幕戦のラインナップを予想している。

     ディコーモが予想したラインナップは以下の通り。

    (中)ブランドン・ニモ
    (遊)フランシスコ・リンドーア
    (右)マイケル・コンフォート
    (一)ピート・アロンゾ
    (左)ドミニク・スミス
    (二)ジェフ・マクニール
    (三)J・D・デービス
    (捕)ジェームス・マッキャン
    (投)ジェイコブ・デグロム

     1番については、ルイス・ロハス監督がニモのほか、マクニールも候補に挙げている。両者とも左打ちのため、相手先発投手が左腕のときには両打ちのリンドーアや右打ちのピラーがリードオフマンを務める可能性もありそうだ。2番はリンドーアが最有力。過去には長距離砲のアロンゾを2番で起用したケースもあり、左腕に対してリンドーア、アロンゾという1・2番コンビが起用されるケースも出てくるだろう。

     中軸は3番・コンフォート、4番・アロンゾ、5番・スミスという予想。ニモとリンドーアが1・2番を打つと仮定すれば、3番はコンフォート、スミス、マクニールの3人が候補になるが、そのなかでディコーモは最も完成度の高い打者であるコンフォートをチョイスした。3番が左打ちのコンフォートのため、4番は右打ちのアロンゾ。5番には左打ちのスミスが入るとの予想だが、左腕に対して右打ちのデービスが起用されるケースもありそうだ。

     どの打順もこなせるマクニールは消去法で6番に入る形となった。左打ちのマクニールに続いて、7番は右打ちのデービス、8番は右打ちのマッキャン。もちろん、このラインナップが162試合を通して固定されるわけではなく、打順が入れ替わったり、控え選手が起用されたりするケースは出てくる。いずれにしても相手投手にとって上位から下位まで気の抜けない強力打線となるはずだ。

  • アストロズ左腕・バルデス 骨折した左手薬指の手術を回避へ

    2021.3.18 12:00 Thursday

     日本時間3月18日、アストロズは左手薬指を骨折している先発左腕フランベル・バルデスが手術を回避できる見込みであることを発表した。バルデスは日本時間3月3日のオープン戦初登板でフランシスコ・リンドーア(メッツ)の打球を受け、左手薬指を骨折。手術を受けた場合は今季を全休する可能性があることが報じられていた。ロサンゼルスで医師の診察を受けた結果、患部にハッキリと治癒の跡が見られたため、手術は必要ないと判断されたようだ。

     手術による今季全休を回避できたことはアストロズにとって朗報と言えるが、戦列復帰時期の見込みは立っておらず、当然ながら開幕にも間に合わない。患部が完全に治癒したあと、ピッチングを再開し、肘や肩のスタミナ作りをしていくことになるため、戦列までには相当な時間がかかる。今季全休の可能性は低くなったが、依然としてシーズンの大部分を欠場する可能性が高いと言えるだろう。

     現在27歳のバルデスは今季がメジャー4年目の左腕。昨季は11試合(うち10先発)に登板して70.2イニングを投げ、5勝3敗、防御率3.57、76奪三振の好成績をマークした。ポストシーズンでも4試合(うち3先発)に登板して3勝1敗、防御率1.88と好投するなど、先発ローテーションの中心的存在へと急成長。今季はエースとしての働きが期待されていたが、長期離脱を強いられることになってしまった。

     なお、アストロズはすでにジェイク・オドリッジを獲得してバルデスの穴を埋めている。ただし、3月に入ってからの契約となり、まだオープン戦で登板していないため、開幕には間に合わない見込み。また、クリスチャン・ハビアーもチーム合流前の隔離期間の影響で調整が遅れている。開幕投手のザック・グレインキー、ランス・マカラーズJr.、ホゼ・ウルキディの3人は開幕ローテーション入りが確実だが、オドリッジとハビアーが間に合わない場合は、ルイス・ガルシアやブランドン・ビーラックといった若手投手が代役候補になるとみられている。

  • Rソックスの開幕投手はロドリゲス キャンプ開始前に決定

    2021.3.18 11:00 Thursday

     日本時間3月18日、レッドソックスのアレックス・コーラ監督は本拠地フェンウェイ・パークで行われるオリオールズとの開幕戦(日本時間4月2日)にエドゥアルド・ロドリゲスが先発することを発表した。コーラはスプリング・トレーニング開始前に開幕投手を決め、すでにロドリゲスへ伝えていたようだ。ロドリゲスは2019年に自己最多の19勝を挙げ、昨季は開幕投手を務めることが決まっていたが、新型コロナウイルスに起因する心筋炎で全休。改めてキャリア初の大役を手にした。

     ロドリゲスはこの日、ツインズとのオープン戦に先発して5回2安打1失点の好投を披露。コーラは「彼のベストの登板の1つだった。彼が健康なら活躍できるということは知っている。強力打線を相手に51球で5イニングを投げ抜いた」とロドリゲスのピッチングを絶賛し、「開幕投手を発表するのはタイミングの問題だった」とロドリゲスが開幕投手を務めることを正式に発表した。

     ロドリゲスは「コーラ監督の口から発表してほしい」と考え、自身が開幕投手に決まっていることを知っているにもかかわらず、周囲に対して「知らないフリ」を貫いた。この日の登板後、開幕投手について尋ねられたロドリゲスは「もし開幕投手を務める機会があるなら嬉しい。誰もがキャリアで1度はやってみたいことだからね。もし今季務めさせてもらえるなら本当にありがたいよ」と話していた。

     昨季は心筋炎により全休したが、今年のオープン戦はここまで3試合に先発して11.2イニングを投げ、2勝0敗、防御率2.31、14奪三振と順調な調整ぶりをアピールしている。心配された体調面も今のところは全く問題なさそうだ。昨季はクリス・セールとロドリゲスの両左腕を欠き、投手陣がリーグ14位の防御率5.58と崩壊したレッドソックス。2019年に19勝6敗、防御率3.81、213奪三振の好成績を残した左腕の復活は何よりの戦力補強となるに違いない。

  • 昨季リーグ優勝のレイズ 開幕投手は新エースのグラスナウ

    2021.3.18 10:00 Thursday

     日本時間3月18日、レイズのケビン・キャッシュ監督は今季の開幕投手をタイラー・グラスナウが務めることを発表した。グラスナウはこの日、古巣パイレーツとのオープン戦に先発したが、その試合前に監督室に呼ばれ、キャッシュから「キミが開幕投手だ」と直接伝えられたという。レイズは今オフ、チャーリー・モートンがフリーエージェントとなってブレーブスへ移籍し、ブレイク・スネルをトレードでパドレスへ放出。グラスナウには新エースとしての期待がかかる。

     現在27歳のグラスナウは今回がキャリア初の大役となる。昨季は11試合に先発して57.1イニングを投げ、5勝1敗、防御率4.08、91奪三振を記録。ポストシーズンでも6試合に先発した。メジャー6年間で15試合以上に先発したシーズンは1度もない(パイレーツ時代の2017年の13先発が自己最多)が、モートンとスネルが抜けた今季は先発ローテーションの柱としての働きが求められる。

     キャッシュは「タイラーがここ数年で投げているボールを見ると、彼はこの機会(=開幕投手)に相応しいと思う。我々が自信を持ってマウンドへ送り出せる投手だ」とコメント。2018年途中にパイレーツからレイズへ移籍したあと、2年半で34試合に先発して173.2イニングを投げ、12勝7敗、防御率3.32、231奪三振をマークしている右腕への信頼を口にした。

     先発ローテーションの残りの顔ぶれについて、キャッシュは言及を避けたが、メジャーリーグ公式サイトでレイズの番記者を務めるアダム・ベリーは「(2番手以降は)ライアン・ヤーブロー、マイケル・ワカ、リッチ・ヒル、クリス・アーチャーがこの順番で先発ローテーションに名を連ねるだろう」と予想している。球団史上2度目のリーグ優勝を成し遂げた昨季から先発陣の顔ぶれは大きく変わることになるが、ローテーションの柱としてグラスナウが本格ブレイクできるか注目したい。

  • 主要アウォードの受賞候補30人 各球団から1人ずつ選出

    2021.3.17 19:00 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトは日本時間3月17日、主要アウォード(MVP、サイ・ヤング賞、新人王)の受賞候補を各球団から1人ずつ選出する特集記事を公開した。たとえばパドレスならフェルナンド・タティスJr.やマニー・マチャドがMVP候補、ダルビッシュ有やディネルソン・ラメットがサイ・ヤング賞候補、金河成(キム・ハソン)が新人王候補と言えるが、このなかで最も可能性が高いと思われるものが選ばれている。残念ながら日本人選手は選出されなかった。

     メジャーリーグ公式サイトのアンソニー・カストロビンスが選出した主要アウォードの受賞候補30人は以下の通り。

    【アメリカン・リーグ】

    オリオールズ
    ライアン・マウントキャッスル:新人王

    レッドソックス
    ザンダー・ボガーツ:MVP

    ヤンキース
    ゲリット・コール:サイ・ヤング賞

    レイズ
    ランディ・アロザレーナ:新人王

    ブルージェイズ
    ブラディミール・ゲレーロJr.:MVP

    ホワイトソックス
    ルーカス・ジオリト:サイ・ヤング賞

    インディアンス
    シェーン・ビーバー:サイ・ヤング賞

    タイガース
    ケーシー・マイズ:新人王

    ロイヤルズ
    ボビー・ウィットJr.:新人王

    ツインズ
    アレックス・キリロフ:新人王

    アストロズ
    カルロス・コレア:MVP

    エンゼルス
    マイク・トラウト:MVP

    アスレチックス
    マット・チャップマン:MVP

    マリナーズ
    ジャレッド・ケレニック:新人王

    レンジャーズ
    レオディ・タベラス:新人王

    【ナショナル・リーグ】

    ブレーブス
    ロナルド・アクーニャJr.:MVP

    マーリンズ
    シクスト・サンチェス:新人王

    メッツ
    ジェイコブ・デグロム:サイ・ヤング賞

    フィリーズ
    アーロン・ノラ:サイ・ヤング賞

    ナショナルズ
    フアン・ソト:MVP

    カブス
    アドベルト・アルゾレイ:新人王

    レッズ
    ルイス・カスティーヨ:サイ・ヤング賞

    ブリュワーズ
    クリスチャン・イェリッチ:MVP

    パイレーツ
    ケブライアン・ヘイズ:新人王

    カージナルス
    ジャック・フラハティ:サイ・ヤング賞

    ダイヤモンドバックス
    ザック・ギャレン:サイ・ヤング賞

    ロッキーズ
    ライアン・ロリソン:新人王

    ドジャース
    ムーキー・ベッツ:MVP

    パドレス
    フェルナンド・タティスJr.:MVP

    ジャイアンツ
    エリオット・ラモス:新人王

  • レンジャーズの開幕投手はギブソン 開幕投手決定は11球団目

    2021.3.17 18:00 Wednesday

     日本時間3月17日、レンジャーズのクリス・ウッドワード監督はカイル・ギブソンが今季の開幕投手を務めることを発表した。ギブソンはメジャー9年目で初の大役となる。「開幕戦で先発したことがない選手を開幕投手に指名するのは素晴らしいことだ。私は3年連続でそのような特別な経験をさせてもらっている。光栄だよ」とウッドワード。レンジャーズでは2019年にマイク・マイナー(現ロイヤルズ)、2020年にランス・リン(現ホワイトソックス)が開幕投手を務めている。

     現在33歳のギブソンは3年2800万ドルで加入したレンジャーズ1年目の昨季、12試合に先発して2勝6敗、防御率5.35と大きく期待を裏切った。しかし、再建中のレンジャーズにおいて2ケタ勝利5度の実績はダントツであり、指揮官は迷わずギブソンを開幕投手に指名。ギブソンはスプリング・トレーニングでカッターの習得に取り組むなど、昨季の汚名を返上すべく燃えている。

     先発2番手以降の顔ぶれはまだ明らかになっていないが、ギブソン、有原航平、ジョーダン・ライルズ、マイク・フォルティネビッチ、デーン・ダニングの5人が開幕ローテーションを形成することが有力視されている。有原はオープン戦初登板こそ2回5安打3失点と不本意なピッチングに終わったものの、2戦目は3回2安打1失点(自責点0)、3戦目は4回2安打無失点と徐々にコンディションを上げており、先発2番手として開幕を迎える可能性もありそうだ。

     なお、今季の開幕投手を発表したのはレンジャーズが11球団目。ヤンキース(ゲリット・コール)、ホワイトソックス(ルーカス・ジオリト)、インディアンス(シェーン・ビーバー)、ツインズ(前田健太)、アストロズ(ザック・グレインキー)、エンゼルス(ディラン・バンディ)、マリナーズ(マルコ・ゴンザレス)、メッツ(ジェイコブ・デグロム)、カージナルス(ジャック・フラハティ)、ドジャース(クレイトン・カーショウ)の10球団ですでに今季の開幕投手が決定している。

  • Rソックスは5人制ローテ採用 投手14人&野手12人で開幕へ

    2021.3.17 17:00 Wednesday

     レッドソックスのアレックス・コーラ監督は6人制ローテーションの採用を示唆していたが、日本時間3月17日に5人制ローテーションで開幕することを明言した。先発ローテーションを担う5人の顔ぶれは明らかにされていないが、エドゥアルド・ロドリゲス、ネイサン・イバルディ、ギャレット・リチャーズ、マーティン・ペレス、ニック・ピベッタの5人とみられる。また、9人のリリーバーをロースターに入れ、開幕ロースターは投手14人&野手12人の構成になるようだ。

     指名打者制のあるアメリカン・リーグで9人のリリーバーをロースターに入れる場合、控え野手は3人になる。そのうち1人は捕手であり、実質的な控え野手は2人だけ。しかし、今季のレッドソックスはエンリケ・ヘルナンデスとマーウィン・ゴンザレスという2人のスーパー・ユーティリティを獲得しているため、控え野手は2人で十分という判断に至った。

     先発ローテーションから漏れるのは若手有望株のタナー・ハウクと新加入のマット・アンドリースの2人。ハウクはAAA級のローテーションに入ってメジャー昇格のチャンスを待ち、アンドリースはブルペンの一角としてロングリリーフを担うことになるとみられる。また、具体的な時期は未定だが、シーズン中にはトミー・ジョン手術を受けたクリス・セールの復帰も予定されている。

     ブルペンはクローザーを争っているマット・バーンズとアダム・オッタビーノの2人が中心となり、セットアッパー候補の澤村拓一とダーウィンソン・ヘルナンデスもロースター入りは確実。デビューイヤーの2019年に52試合に登板したジョシュ・テイラー、ルール5ドラフトで加入したギャレット・ウィットロックもロースター入りが有力視されており、ロングリリーフのアンドリースも含めると、ブルペンは残り2枠となる。

     ライアン・ブレイシア(元・広島東洋カープ)は故障などで調整が遅れており、開幕に間に合わない可能性が高い。よって、残りの2枠はオースティン・ブライス、コルテン・ブリュワー、フィリップス・バルデスらによる競争となりそうだ。

  • メッツ・リンドーア 契約交渉期限はシーズン開幕の4月1日

    2021.3.17 16:00 Wednesday

     日本時間3月17日に行われたアストロズとのオープン戦で移籍後初アーチを放ったフランシスコ・リンドーア(メッツ)は、長期契約に向けた交渉が開始されていることを明らかにした。リンドーアは「シーズン中には交渉しない」と話しており、メッツとの契約延長交渉の期限をレギュラーシーズンが開幕する4月1日(現地時間)に設定。それまでに契約延長が成立しない場合はフリーエージェント市場に出る意向を固めているようだ。

     リンドーアは「何かがシーズン中に持ち越されるようであれば、僕はフリーエージェント市場に出る。(シーズン中に交渉するのは)僕にとってもチームにとってもフェアではない。僕は試合に勝つために全力を尽くすつもりだから(シーズン中に交渉はしたくない)」とコメント。「だから、スプリング・トレーニングの期間中に契約延長が成立しなければ、僕はフリーエージェント市場に出て、メッツとは11月に改めて交渉することになる」と明言した。

     今年1月にメッツへ移籍した当初から「契約延長交渉をシーズン中に持ち越すつもりはない」との意向を示してきたリンドーアだが、自身の意思を改めて明確にした形となる。また、リンドーアはメッツとの契約延長交渉について詳細な言及を避けており、「まだ本格的なステージには達していない」と語るにとどめている。長期契約の実現にはまだしばらく時間がかかりそうだ。

     今季終了後にはリンドーア以外にも多くのスター遊撃手がフリーエージェントとなる予定であり、カルロス・コレア(アストロズ)、コリー・シーガー(ドジャース)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ハビアー・バイエズ(カブス)などがその代表格だ。よって、リンドーアとの契約延長に失敗しても、メッツにはフリーエージェント市場で多くの選択肢がある。とはいえ、球団関係者はリンドーアとの契約延長を望んでいることを明言しており、契約延長の実現に向けて注力していくことになる。

  • オリオールズがフランコ獲得を発表 年俸80万ドルの格安契約

    2021.3.17 15:00 Wednesday

     日本時間3月17日、オリオールズはロイヤルズからノンテンダーFAとなっていたマイケル・フランコと1年契約を結んだことを正式発表した。「MLBネットワーク」のジョン・ヘイマンによると、契約条件は年俸80万ドル+出来高20万ドル。これに加え、トレードされた際にボーナスが支払われるという。また、シーズン開幕がおよそ2週間後に迫っているため、「調整のためにシーズン開幕時にマイナーへ降格させることができる」という条項も盛り込まれているようだ。

     マイク・エリアスGMは「(フランコの加入により)打線の負担を多くの打者に分散させることができる」とフランコ獲得の狙いを説明。「彼は我々のチームを大いに助けてくれる選手だし、このチームのロースターにとてもフィットすると思う。打線をグレードアップさせてくれるだけでなく、長いシーズンの戦いのなかで戦力に厚みをもたらしてくれるだろう」とフランコへの期待を口にした。

     現在28歳のフランコはフィリーズ時代にトップ・プロスペクトとして大きな期待を背負っていたものの、30本塁打や100打点をクリアしたシーズンは1度もない(2016年の25本塁打と88打点が自己最多)。2019年オフにフィリーズからノンテンダーFAとなり、昨季はロイヤルズで全60試合に出場して打率.278、8本塁打、38打点、OPS.778を記録したが、2年連続でノンテンダーFAとなり、現在に至るまで契約が決まっていなかった。

     オリオールズはリオ・ルイーズが正三塁手を務める予定だったが、フランコの加入によりそのプランは変更される。エリアスはルイーズを完全なベンチ要員とすることには否定的であり、右打ちのフランコと左打ちのルイーズによるプラトーンが有力だ。また、フランコが指名打者や一塁に入るケースも出てくるとみられる。なお、フランコがメジャー7年間で一塁を守ったのは13試合(67.2イニング)だけである。

  • 監督・相棒・同僚たちが語るカージナルス・モリーナの偉大さ

    2021.3.17 14:00 Wednesday

     カージナルス一筋18年目のシーズンを迎えるヤディアー・モリーナは、今年のスプリング・トレーニングでも絶大な存在感を発揮している。ゴールドグラブ賞を9度受賞するなど、球史に残る名捕手として不動の地位を築いているモリーナだが、決して現状に甘えることはない。マイク・シルト監督はモリーナについて「ロースター入りを目指す選手のようにあらゆることに取り組んでいる」と語り、長年の相棒アダム・ウェインライトも「彼のそうしたアプローチは真のプロだよ」と絶賛する。

     モリーナは今年7月に39歳の誕生日を迎える。これまでは不動の正捕手として多くの試合に出場してきたが、キャリアの終盤を迎え、今季は後輩捕手たちと出場機会を分け合い、役割分担をすることにも意欲を見せている。球団4位のプロスペクトであるイバン・ヘレーラと積極的にコミュニケーションを取るなど、自身の後釜となる捕手の育成においても大きな役割を果たしている。

     「ウチの若い選手たちは学ぶことや働くことが好きなんだ。そのことを僕は嬉しく思う。彼らは僕に挑戦してくるし、僕も彼らに挑戦している」とモリーナ。いつバトンタッチのタイミングが来てもいいように、自身の技術や経験を後輩に伝えることを惜しまない。マイナー契約で加入したタイラー・ハイネマンはカージナルスを選んだ理由について「子供のころに好きだったチームでプレーしたかった」だけでなく「モリーナから学びたかった」と話している。

     救援右腕のジョン・ガントは「彼には他の人には見えていないものが見えている」とモリーナの洞察力を絶賛する。また、シルトは「今年のスローイングはここ数年で一番良いように見える」とモリーナの状態の良さを感じており、救援左腕のアンドリュー・ミラーも「(投手が)チェンジアップを投げても走者を刺せるんじゃないかな。彼の盗塁抑止力は本当に素晴らしい」と指揮官に同調する。

     「彼がサインを出してくれるだけで、どんなボールであってもそれが正しいと確信できるんだ」とガント。投手に自信を与え、投手の実力を最大限に引き出すことができるのがモリーナが名捕手たる所以であり、その能力こそがカージナルスの強さの源であると言っても過言ではない。全盛期のように130~140試合でマスクを被ることはもうないかもしれないが、モリーナが健在でいる限り、カージナルスの強さが失われることはないだろう。

  • ロイヤルズの有望株・ウィットJr. 開幕ロースター入りの可能性も

    2021.3.17 13:00 Wednesday

     デイトン・ムーアGMによると、ロイヤルズは「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキングで全体7位の有望株、ボビー・ウィットJr.を開幕ロースターに入れることを検討しているようだ。現在20歳のウィットJr.はここまでオープン戦11試合に出場して打率.333(27打数9安打)、3本塁打、7打点、OPS1.046の好成績をマーク。同僚からのリスペクトも集め始めており、2019年ドラフト全体2位指名からのスピード出世を果たす可能性が出てきた。

     ムーアはウィットJr.について「彼は素晴らしい活躍を見せている。チームメイト全員からリスペクトされる存在になりつつある。私は彼をロースターに入れることを前向きに考えている」とコメント。まだ開幕までに2週間以上の期間が残されており、ウィットJr.の開幕ロースター入りが決定したわけではないが、ロイヤルズはメジャーの投手と対戦する機会を増やすために1番または2番で起用したり、正遊撃手のアダルベルト・モンデシーと二遊間コンビを組ませたりするなど、ウィットJr.にあらゆる経験を積ませている。

     「決断すべきときが来たら決断する。別に高度な決断をしようとしているわけではなく、選手が教えてくれるのを待つだけさ」とムーア。「今はまだロースターを決める必要はない。でも、彼がまだキャンプに参加していて、マイク(・マシーニー監督)が彼をプレーさせたがっているのは事実だ。このまま結果を残し続けるようなら、キャンプ終了時に決断をするよ」とウィットJr.を開幕ロースターに抜擢する可能性を否定しなかった。

     ウィットJr.は2019年にルーキー級で37試合に出場して打率.262、1本塁打、27打点、9盗塁、OPS.670を記録。昨季はマイナーリーグが開催されず、ルーキー級より上位の階級でプレーした経験はない。しかし、ロイヤルズはメジャー通算142勝の右腕ボビー・ウィットの息子の才能を高く評価しており、今季どの階級でプレーさせるのが適切なのかを真剣に考え始めている。

     なお、本職の遊撃にはモンデシーがいるため、今季メジャーでプレーする場合は二塁を守るケースが多くなるとみられる。ムーアは「彼はどこを守ってもエリートなディフェンダーになれる。センターでも活躍できるだろう」と語っている。

  • ブルージェイズ モントーヨ監督の2022年の契約オプションを行使

    2021.3.17 12:00 Wednesday

     日本時間3月17日、ブルージェイズのロス・アトキンスGMはチャーリー・モントーヨ監督の2022年の契約オプションを行使したことを発表した。これによりモントーヨは今季を含めて少なくともあと2シーズン、ブルージェイズの指揮を執ることになった。モントーヨは2018年限りで退任したジョン・ギボンズに代わって監督に就任。2019年は95敗を喫して地区4位に終わったが、昨季は32勝28敗でチームを4年ぶりのポストシーズン進出へ導いた。

     モントーヨは「この球団は私にメジャーの監督を務める最初のチャンスを与えてくれた。マーク・シャパイロ(球団社長)とロス・アトキンス(GM)にはいつも感謝しているんだ」とコメント。「昨年の困難な状況のなかでコーチや選手たちがしてくれた働きを誇りに思っている。でも、まだやるべきことがたくさん残っている。球団がオプションを行使してくれたのは嬉しいし、優勝するという目標の達成に貢献できるようベストを尽くしたい」と意気込みを語った。

     モントーヨのブルージェイズの監督としての最初の仕事は、ボー・ビシェット、ブラディミール・ゲレーロJr.、キャバン・ビジオ、ルルデス・グリエルJr.といった若手選手が中心のチームをポストシーズン進出を狙えるチームへと成長させることだった。就任1年目は95敗を喫したが、昨季はこうした若手選手の成長もあり、4年ぶりのポストシーズン進出を達成。打線はリーグ3位となる302得点を叩き出した。今オフはジョージ・スプリンガーやマーカス・セミエンがチームに加わっており、いよいよ本格的に1992~93年以来の世界一を狙うタイミングが到来している。

     アトキンスは「このチームの成長ぶりにはとても手応えを感じている。モントーヨはその大きな役割を担っている。一緒に明るい未来を作っていけると思う」とモントーヨの手腕への信頼を口にする。モントーヨにはまず、今季からの2年間でフロントの期待に応える結果を出すことが求められる。

  • ブ軍・ショウがメジャー契約をゲット 開幕ロースター入りへ

    2021.3.17 11:00 Wednesday

     日本時間3月17日、ブリュワーズはトラビス・ショウをロースターの40人枠に追加したことを発表した。ショウは今オフ、マイナー契約で古巣ブリュワーズに復帰。契約にはオプトアウト(契約破棄)の条項が含まれており、現地時間3月15日がその期限だった。オプトアウトの権利を行使したショウに対してブリュワーズはメジャー契約を提示し、残留が決定。クレイグ・カウンセル監督がショウを監督室に呼び出し、40人枠入りを直接伝えた。

     現在30歳のショウはここまでオープン戦11試合に出場して打率.174、1本塁打、4打点、OPS.693と今一つの成績に終わっているものの、三振(5)を上回る四球(6)を選び、出塁率は.345とまずまずの数字。三塁のレギュラー候補はオーランド・アルシア、ルイス・ウリアス、ダニエル・ロバートソンと右打者ばかりのため、左打ちのショウは彼らとの併用である程度の出場機会を得ることが予想されている。年俸は150万ドルで、最大150万ドルの出来高も設けられているようだ。

     ショウは2016年12月にトレードでレッドソックスからブリュワーズに加入。移籍1年目の2017年に打率.273、31本塁打、101打点、OPS.862とブレイクすると、翌2018年にも打率.241、32本塁打、86打点、OPS.825をマークした。ところが、2019年は右手首の故障に苦しみ、打率.157、7本塁打、16打点、OPS.551と大不振。昨季はブルージェイズで50試合に出場して打率.239、6本塁打、17打点、OPS.717に終わり、2年連続でノンテンダーFAとなってマイナー契約でブリュワーズに戻ってきた。

     ショウは一塁守備の経験もあるため、二塁から一塁へコンバートされたケストン・ヒウラの休養日に一塁を守る可能性もあるとみられている。2年連続で30本塁打以上を放った2017~18年の打棒を取り戻すことができればブリュワーズにとって大きな戦力となるが、ショウはその期待に応えることができるだろうか。

  • 2011年MVPの37歳・ブラウン 現役引退が濃厚も明言せず

    2021.3.16 13:00 Tuesday

     ライアン・ブラウンはまだ現役引退を正式に表明する準備はできていないようだ。2007年に新人王、2011年にMVPを受賞するなど、ブリュワーズ一筋で14年間活躍したブラウンだが、昨年10月に契約オプションの行使を拒否され、フリーエージェントとなっている。ブラウンによると、オフシーズンはクリスチャン・イェリッチとトレーニングを行い、現役続行可能なコンディションを維持しているものの、昨季終了後から1度もボールやバットに触れていないという。

     ブラウンは「現役生活を終える方向に強く傾いているけど、その決断は後ろにずらすことができると思っている。僕はまだ十分に若いし、トレーニングもしているし、コンディションも良い。何か変化があったときに備えて、可能性のドアはできる限り開けておいたほうがいいと思うんだ」とコメント。さらに「何も隠していない。決断するときになったらお知らせするよ。十分な準備ができていない段階で決断を急ぎたくないと思っている」と語った。

     ブラウンによると、オフシーズンのあいだに複数の球団から獲得のオファーがあったようだ。しかし、どのオファーもブラウンに再びバットを握らせるには至らなかった。ブラウンは「他のチームでプレーすることは考えられない」と語っており、現役を続行するのであれば、プレーする球団はブリュワーズ一択。もし今後もブリュワーズからのオファーがない場合、以前話していたように、家族との時間を優先して現役引退を決断することになるだろう。

     「無観客のシーズンが現役ラストイヤーになるなんて想像していた選手はいないと思う。でもシーズンが開催されない可能性もあったわけだし、プレーできたことに感謝しているんだ」とブラウン。ブリュワーズの球団史に残る活躍を見せたフランチャイズ・プレーヤーがファンに見送られることなくフィールドを去るのは残念だが、現時点ではブラウンが現役を続行する可能性は低く、そう遠くない未来に現役引退の正式なアナウンスが行われることになりそうだ。

  • レッズが主砲・スアレスの遊撃起用をテスト 二塁は若手を抜擢か

    2021.3.16 12:00 Tuesday

     レッズは日本時間3月17日に行われるロッキーズとのオープン戦で正三塁手の主砲エウヘニオ・スアレスに遊撃を守らせることを計画しているようだ。「どんな感じになるかを見てみたい。まだ何も決めていないけど、選択肢はたくさんある」とデービッド・ベル監督。もし指揮官がスアレスの遊撃守備にゴーサインを出せば、空いた三塁には二塁からマイク・ムスターカスが回り、二塁は若手有望株のジョナサン・インディアを含めた競争になるとみられている。

     今でこそ強打の三塁手として知られるスアレスだが、メジャーデビュー当初は遊撃手だった。タイガースでメジャーデビューした2014年は81試合、レッズ移籍1年目の2015年は96試合で遊撃の守備に就いている。しかし、それ以降は三塁に本格コンバートされ、遊撃は2016年に2試合(10イニング)、2017年に1試合(3.1イニング)、2018年に3試合(11イニング)守っているだけ。どこまで遊撃守備をこなせるかは完全に未知数だ。

     フレディ・ギャルビス(現オリオールズ)がフリーエージェントとなってチームを去り、遊撃手の補強を今オフの最優先課題に掲げていたレッズだが、年俸総額削減の方針もあり、有力な遊撃手を獲得することはできなかった。そのため、ユーティリティのカイル・ファーマーやアレックス・ブランディーノ、マイナー契約のディー・ストレンジ・ゴードン、ルール5ドラフトでフィリーズに指名されたあとトレードで加入したカイル・ホルダーらが正遊撃手の座を争う状況となっている。

     もしスアレスがフルタイムで遊撃を守ることになれば、ムスターカスが二塁から三塁に回るため、二塁のポジションが空く。ファーマー、ブランディーノ、ストレンジ・ゴードン、ホルダーに加え、若手有望株のインディアが正二塁手の座を争うことになる。インディアはここまでオープン戦12試合に出場して打率.333(21打数7安打)、1本塁打、3打点、OPS1.053の好成績をマーク。スアレスの遊撃再転向プランはインディアの出場機会を確保するという狙いもあるとみられている。

     なお、今回のポジション変更プランは正一塁手のジョーイ・ボットーが新型コロナウイルス陽性で離脱していることとは無関係のようだ。ベルは「ジョーイは早い段階で戻ってきてくれると思っている。このようなポジション変更を短期間のために行うことはないよ」と語っている。

  • ノーヒッター達成のWソックス・ジオリトが2年連続開幕投手

    2021.3.16 11:00 Tuesday

     日本時間3月16日、ホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督は今季の開幕投手をルーカス・ジオリトに決めたことを発表した。ジオリトは昨季に続いて2年連続2度目の開幕投手。ホワイトソックスの右腕では1997~98年のハイメ・ナバーロ以来となる。昨季ノーヒッターを達成した右腕は「開幕投手は大きな名誉だ。ワールドシリーズ制覇の可能性があるチームの開幕投手を務めるのは、より重要だし、より楽しい」と2年連続の大役を喜んだ。

     現在26歳のジオリトはメジャー3年目の2018年に先発ローテーション定着を果たし、自身初の2ケタ勝利となる10勝(13敗)をマークしたが、自責点118と与四球90はいずれもリーグワーストで、防御率は6点台(6.13)だった。その後、マウンド上での集中力を高めたり、登板間の調整を見直したり、投球フォームや球種のレパートリーに改良を加えたりして、エースへと成長。翌2019年には14勝9敗、防御率3.41、228奪三振の好成績を残し、オールスター・ゲームに初選出されたほか、サイ・ヤング賞の投票では6位にランクインした。

     初の開幕投手を務めた昨季は、ツインズ打線に打ち込まれて4回途中7失点で黒星スタートとなったものの、続く11先発では防御率2.75と好投。8月25日(現地時間)のパイレーツ戦では13個の三振を奪い、ノーヒッターを達成した。シーズン通算では12先発で72.1イニングを投げ、4勝3敗、防御率3.48、97奪三振をマークし、サイ・ヤング賞の投票では7位となった。

     ジオリトは「このリーグでトップの先発投手の1人であることは証明できたと思う。でも、まだまだ改善すべきことはたくさんあるし、成長し続けることが目標だ」と現状に満足せず、さらなる成長に意欲を見せる。なお、開幕第2戦には元サイ・ヤング賞左腕のダラス・カイケル、第3戦には新加入のランス・リンが先発する予定となっている。

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