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  • 大谷翔平が出場するHRダービー 現在の仕組みと歴代優勝者

    2021.6.19 05:30 Saturday

     大谷翔平(エンゼルス)が日本人メジャーリーガーとして初めて、ホームラン・ダービーに出場することになった。イチローや松井秀喜も立つことがなかった夢の舞台である。では、このホームラン・ダービーはどのような仕組みで優勝者を決めるのだろうか。また、過去のホームラン・ダービーではどんなスラッガーたちが優勝してきたのだろうか。ここでは「ホームラン・ダービーの現在の仕組み」と「ホームラン・ダービーの過去の優勝者」の2点を簡単に紹介しよう。

     メジャーリーグのホームラン・ダービーは1985年にスタート。これまでに複数回のフォーマット変更が行われているが、2014年までは本塁打以外のスイングをすべてアウトと定義し、「規定アウト数に達した時点で競技終了」というルールで行われていた。2015年からは制限時間制が採用され、出場するスラッガーたちは制限時間内にどれだけ多くの本塁打を打てるかで競い合っている。

     前回ホームラン・ダービーが行われた2019年のルールは以下のようになっていた。

    ●8人の選手がトーナメント形式で対戦
    ●制限時間4分で何本の本塁打を打てるか競い合う
    ●440フィート(=約134.1メートル)以上の本塁打を2本以上打った場合、制限時間に30秒が追加される
    ●45秒間のタイムアウトを1度だけ使用できる(決勝戦のみ2度)
    ●本数が並んだ場合は制限時間1分のスイングオフで競い合う(それでも決まらない場合、3スイング制のタイブレークを勝者が決定するまで行う)

     制限時間制が導入されて以降、出場選手がホームラン・ダービーで放つ本塁打数は飛躍的に増加し、現在の「1ラウンド記録」と「1大会記録」はいずれもブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)が保持している(2019年の第2ラウンドで40本、2019年に合計91本)。2014年以前のアウトカウント制での記録は、2008年の第1ラウンドでジョシュ・ハミルトン(当時レンジャーズ)が記録した28本、2005年の大会でボビー・アブレイユ(当時フィリーズ)が記録した合計41本だった。

     また、過去の優勝者は以下の通り(所属は当時)。今年と同じクアーズ・フィールドで行われた1998年のホームラン・ダービーではケン・グリフィーJr.(当時マリナーズ)が自身2度目の優勝を果たした(翌年も優勝し、通算3度は歴代最多)。なお、エンゼルスは歴代2位タイとなる3人の優勝者を輩出しており、大谷が優勝すれば、1位のヤンキース(4人)に並ぶ。

    ◆ホームラン・ダービー優勝者
    1985年 デーブ・パーカー(レッズ)
    1986年※ ウォーリー・ジョイナー(エンゼルス)、ダリル・ストロベリー(メッツ)
    1987年 アンドレ・ドーソン(カブス)
    1988年 雨天中止
    1989年※ エリック・デービス(レッズ)、ルーベン・シエラ(レンジャーズ)
    1990年 ライン・サンドバーグ(カブス)
    1991年 カル・リプケンJr.(オリオールズ)
    1992年 マーク・マグワイア(アスレチックス)
    1993年 フアン・ゴンザレス(レンジャーズ)
    1994年 ケン・グリフィーJr.(マリナーズ)
    1995年 フランク・トーマス(ホワイトソックス)
    1996年 バリー・ボンズ(ジャイアンツ)
    1997年 ティノ・マルティネス(ヤンキース)
    1998年 ケン・グリフィーJr.(マリナーズ)
    1999年 ケン・グリフィーJr.(マリナーズ)
    2000年 サミー・ソーサ(カブス)
    2001年 ルイス・ゴンザレス(ダイヤモンドバックス)
    2002年 ジェイソン・ジアンビ(ヤンキース)
    2003年 ギャレット・アンダーソン(エンゼルス)
    2004年 ミゲル・テハーダ(オリオールズ)
    2005年 ボビー・アブレイユ(フィリーズ)
    2006年 ライアン・ハワード(フィリーズ)
    2007年 ブラディミール・ゲレーロ(エンゼルス)
    2008年 ジャスティン・モーノー(ツインズ)
    2009年 プリンス・フィルダー(ブリュワーズ)
    2010年 デービッド・オルティス(レッドソックス)
    2011年 ロビンソン・カノー(ヤンキース)
    2012年 プリンス・フィルダー(タイガース)
    2013年 ヨエニス・セスペデス(アスレチックス)
    2014年 ヨエニス・セスペデス(アスレチックス)
    2015年 トッド・フレイジャー(レッズ)
    2016年 ジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)
    2017年 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
    2018年 ブライス・ハーパー(ナショナルズ)
    2019年 ピート・アロンゾ(メッツ)
    2020年 新型コロナウイルスの影響で中止
    ※1986年と1989年は2選手が同時優勝

  • 大谷翔平が日本人初のHRダービー出場 公式サイトも速報で伝える

    2021.6.19 05:00 Saturday

     投打にわたる「二刀流」の活躍で今季のメジャーリーグを大いに盛り上げている大谷翔平(エンゼルス)は、打席で類稀なるパワーを発揮しているが、そのパワーを武器にホームラン・ダービーで球界を代表するスラッガーたちと競い合うことになった。日本時間6月19日、大谷は自身のSNSでホームラン・ダービー(日本時間7月13日にクアーズ・フィールドで開催)に出場する予定であることを発表。日本出身の選手がホームラン・ダービーに出場するのは今回が初めてである。

     大谷のホームラン・ダービー出場をメジャーリーグ公式サイトは「速報」としてトップページで大々的に扱っている。大谷のホームラン・ダービー出場を伝えるニュースのなかでは、大谷が現在メジャー3位となる19本塁打を放っていること、大谷が2016年に日本プロ野球のホームラン・ダービーで優勝した経験があることなどが紹介されている。

     エンゼルスのジョー・マドン監督は今週初め、「私は他の人々ほど反対しているわけではない。私はただ、(終わりがなく無限に打つような)現在のホームラン・ダービーの制度があまり好きではないだけだ。もっといい方法があると思う。(今の制度では)疲労困憊になってしまう。でも、彼がどのように思っているか聞いてみたい。彼は正直に言うだろうからね。出場するかしないかを強制するようなことではないと思う」と語り、制限時間内に何度でもスイングできる現在のホームラン・ダービーの制度への懸念を示しつつも、出場を大谷の意思に任せることを明らかにしていた。

     今季の大谷はここまでチームの69試合中67試合に出場。打者としては打率.270、19本塁打、47打点、10盗塁、OPS.969、投手としては10先発で3勝1敗、防御率2.70、奪三振率12.32をマークし、日本時間6月15日に行われたファン投票の中間発表ではアメリカン・リーグ指名打者部門の1位にランクインした。このままいけば、ホームラン・ダービーに加えてオールスター・ゲームの本戦にも出場することになるが、マドンは次のように語り、スケジュール次第ではあるものの、大谷の「二刀流」にゴーサインを出している。

    「(オールスター・ゲームでの「二刀流」は)素晴らしいことだと思う。あとは彼のスケジュール次第だね。(オールスター・ゲームでの登板は)1イニングだけだからね。スケジュール的に可能であるならば、私は反対することはしない。今季ここまで、彼のスケジュールはとても順調だし、投球イニング数も球数もかなり順調にきている。今後、オールスター・ゲームまでのあいだに劇的な変化があるとも思わない。あとは彼自身がどのように感じ、どう考えるかだと思う」

     今年のホームラン・ダービーへの出場を表明したのはメジャーリーグ全体で大谷が初めて。大谷以外には、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)やフェルナンド・タティスJr.(パドレス)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)といった若きスター選手たちの出場も予想されている。

     今季の大谷は本塁打の平均飛距離(419フィート=約127.7メートル)でメジャー5位にランクイン。また、最長本塁打は自己最長の470フィート(=約143.3メートル)を記録し、こちらも今季メジャー5番目の数字である。メジャー屈指のパワーを誇る大谷が「打者天国」として有名なクアーズ・フィールドで何十本ものアーチを架ける姿が今から非常に楽しみだ。

  • 「3人のジュニア」がオールスターの歴史に名を刻む可能性

    2021.6.18 17:00 Friday

     オールスター・ゲームのファン投票の中間発表において、70万票以上を獲得した選手は4人いたが、マイク・トラウト(エンゼルス)を除く3人はいずれも23歳以下の若きスター選手だった。その若きスター選手とは、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)の3人である。メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングスは「3人のジュニア」がオールスター・ゲームの歴史に名を刻む可能性があるとして、特集記事を公開している。

    史上最年少の最多得票選手が誕生?

     ファン投票が再開された1970年以降、両リーグ最多得票を獲得した選手で最年少だったのは24歳(1972年のジョニー・ベンチ、1986年のダリル・ストロベリー、1994年のケン・グリフィーJr.、2017年のブライス・ハーパーの4人)。よって、現在22歳のゲレーロJr.とタティスJr.、現在23歳のアクーニャJr.という3人のうち誰かが両リーグ最多得票を獲得すれば、最年少記録が更新されることになる。

    得票数トップ4のうち3人が24歳未満

     若きスター選手が3人揃っていることも注目に値する。1996年以降、得票数トップ4のうち2人以上が23歳以下だったのは、23歳のトラウトと22歳のハーパーがトップ4に名を連ねた2015年の1度だけ。もしゲレーロJr.、アクーニャJr.、トラウト、タティスJr.という現在のトップ4が維持されれば、トップ4のうち3人が23歳以下となり、これは少なくとも1996年以降で初めてのことである。

    先発メンバーに若きスター選手がズラリ

     24歳の選手も加えると、「3人のジュニア」だけでなく、ラファエル・デバース(レッドソックス)とオジー・オルビーズ(ブレーブス)も暫定のオールスター・ゲーム先発メンバーに名を連ねている。オールスター・ゲームの歴史上、先発メンバーに25歳未満の野手が5人以上いたのは1955年と2016年の2度だけ。1955年は24歳のアーニー・バンクスとハービー・キーン、23歳のミッキー・マントルとエディ・マシューズ、20歳のアル・ケーラインという顔ぶれ。一方、2016年は24歳のマニー・マチャド、クリス・ブライアント、トラウト、23歳のハーパー、ムーキー・ベッツ、ザンダー・ボガーツ、22歳のアディソン・ラッセルと25歳未満の野手が7人も先発メンバー入りを果たした。

  • 「敵地ノーヒッターの呪い」にメジャーリーグ公式サイトが注目

    2021.6.18 16:00 Friday

     ノーヒッターが投手にとって快挙であることは間違いないが、メジャーリーグ公式サイトのアンドリュー・サイモンは「今季はノーヒッターがいくつかのチームにとって呪いのような役割を果たしている」と指摘する。オリオールズはジョン・ミーンズがノーヒッターを達成したあと、ロードゲーム19連敗。ダイヤモンドバックスもマディソン・バムガーナーがノーヒッター(7イニング制のため参考記録)を達成後、史上ワーストとなるロードゲーム23連敗を喫しているのだ。

     ミーンズがノーヒッターを達成したのは日本時間5月6日に敵地T-モバイル・パークで行われたマリナーズ戦。一方、バムガーナーがノーヒッターを達成したのは日本時間4月26日に敵地トゥルイスト・パークで行われたブレーブスとのダブルヘッダー第2試合だった。

     オリオールズのロード19連敗ですら、1900年以降で6度(1985年のパイレーツが最後だった)しか達成されていないが、ダイヤモンドバックスはその上をいくロード23連敗。これは1943年アスレチックスと1963年メッツのロード22連敗を抜いて史上ワースト記録となった。

     しかも、この2チームのロードゲーム大型連敗は、自軍の投手が敵地でノーヒッターを達成した直後にスタート。ただし、ジョー・マスグローブ(パドレス)、ウェイド・マイリー(レッズ)、スペンサー・ターンブル(タイガース)、コリー・クルーバー(ヤンキース)の4人も今季敵地でノーヒッターを達成しており、この4チームは次のロードゲーム、またはその次のロードゲームで勝利している。要するにノーヒッター直後にロードゲームで連敗しておらず、オリオールズとダイヤモンドバックスの2例だけで「敵地ノーヒッターの呪い」と騒ぐのは大袈裟すぎるかもしれない。

     また、今季はレンジャーズが5月から6月にかけて2011年以降で3番目の長さとなるロードゲーム16連敗を記録。しかし、この16連敗はレンジャーズの投手のノーヒッター達成から始まったわけではなく、やはりノーヒッターとロードゲーム大型連敗を関連付けることには無理がありそうだ。

     とはいえ、オリオールズとダイヤモンドバックスの2チームが敵地でのノーヒッター達成の直後にロードゲーム大型連敗を喫しているのは事実。快挙の次戦から始まった泥沼の連敗は、いったいどこまで続くことになるのだろうか。

     余談だが、ダイヤモンドバックスが最後にロードゲームで勝利して以降、ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)は18本塁打を放ち、タイラー・マーリー(レッズ)はロードゲームだけで5勝(0敗)を稼いでいる。

  • メッツ・デグロムがIL入りを回避へ 軽めのキャッチボールも

    2021.6.18 12:00 Friday

     メッツの絶対的エース、ジェイコブ・デグロムは日本時間6月17日のカブス戦で完璧なピッチングを見せていたにもかかわらず、右肩の痛みによりわずか3イニングを投げただけでマウンドを降りた。状態が心配されたものの、その試合から一夜明けて、本拠地シティ・フィールドのブルペンから出てきて、外野で軽めのキャッチボールを実施。ルイス・ロハス監督はMRI検査の結果について「投手としては普通の肩だった」と語っており、エースの故障者リスト入りを回避できる見込みとなった。

     メッツはデグロムの状態について詳細を明らかにしていないが、予後は良好だという。ロハスはデグロムのコンディション不良の原因がわかっていないことを理由として慎重な姿勢を見せているものの、現時点では先発ローテーションの順番通りに日本時間6月22日のブレーブス戦に向けて準備を進めさせる方針。デグロムが一時的に離脱する可能性を問われたロハスは「それは今のアプローチではない」と現時点ですぐに故障者リスト入りさせる可能性を否定した。

     また、ロハスは「メッツは最高の投手に対して過保護すぎるのではないか」との指摘を一蹴。メッツには故障を抱えた選手にプレーを継続させて故障させてしまった長い歴史があり、今季も正二塁手のジェフ・マクニールがハムストリングの違和感を抱えたままプレーを続け、最終的には1ヶ月以上の離脱を強いられている。そのような事態を再発させないために、メッツはデグロムを早期降板させるなど、万全を期しているというわけだ。

     問題はデグロムのコンディション不良の原因がわかっていないことだ。今季のデグロムは登板するたびに身体の異なる箇所を痛めているが、チームドクターの見解によると、これらには関連性がなく、独立した故障である可能性が高いという。防御率0.54を誇る絶対的エースが故障者リスト入りを回避できそうなのはメッツにとって朗報だが、相次ぐ故障の原因がわからない限り、今後もデグロムのコンディションに関する問題がつきまとうことになるだろう。

  • 元西武・ルブラン、元オリックス・ディクソンがカージナルスと契約

    2021.6.18 10:00 Friday

     日本時間6月18日、カージナルスはウェイド・ルブラン(元西武)とメジャー契約、ブランドン・ディクソン(元オリックス)とマイナー契約を結んだことを発表した。ルブランはメジャーのロースターに即登録されており、主にロングリリーフで起用される見込み。一方、アメリカ代表の一員として東京五輪出場権獲得に貢献したディクソンは、2012年以来の古巣復帰となり、AAA級メンフィスに配属された。メジャー復帰を果たせば9年ぶりとなる。

     現在36歳のルブランは2015年に西武でプレー。先発ローテーションの一角として期待されたが、8試合に先発して2勝5敗、防御率4.23に終わり、シーズン終了を待たずにウエーバー公示されて退団した。メジャー復帰後はパイレーツやマリナーズで活躍し、昨季からはオリオールズでプレー。今季はマイナー契約から開幕ロースター入りを果たしたものの、6試合(うち1先発)で0勝1敗、防御率9.45と不振を極め、4月下旬に戦力外となった。

     5月に入ってブリュワーズとマイナー契約を結んだが、1ヶ月も経たないうちにリリース。6月に入って今度はレンジャーズとマイナー契約を結び、今季はAAA級での7先発(2チーム合計)で3勝1敗、防御率3.12をマークしている。カージナルスのマイク・シルト監督は「彼は経験豊富な男であり、ストライクを投げることができる」とベテラン左腕の経験に期待を寄せた。

     ルブランと同じく現在36歳のディクソンは2013年から昨季までオリックスでプレー。今季もオリックスでプレーする予定だったが、家族揃っての来日のメドが立たず、退団を申し入れて5月下旬に自由契約となった。2019年のプレミア12ではアメリカ代表の一員としてプレーしたが、先日行われた東京五輪アメリカ大陸予選でもアメリカ代表に名を連ね、全勝での五輪出場権獲得に貢献。このとき、カージナルスの有望株左腕マシュー・リバトーアとともにプレーした。

     ディクソンはもともとカージナルスにドラフト外で入団してプロ入りしており、2011年7月にメジャーデビュー。この年は4試合に投げて防御率3.24、翌2012年も4試合に登板して防御率7.11を記録した。オリックスでは2018年まで先発投手、2019年からはリリーフ投手として活躍。8年間で215試合に登板して49勝58敗34セーブ、防御率3.32をマークした。

  • 三冠王・ゲレーロJr.と二刀流・大谷 MVP争いは「不可能な選択」

    2021.6.17 15:00 Thursday

     アメリカン・リーグのMVP争いは現時点でブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)と大谷翔平(エンゼルス)の2人がフロントランナーとなっている。ゲレーロJr.は類稀なるポテンシャルをついに開花させ、本塁打と打点の2部門でメジャートップ、打率でもリーグ2位にランクイン。一方の大谷は投打にわたる「二刀流」の大活躍で世界中の注目を集める存在となっている。メジャーリーグ公式サイトでは5人の記者が集まり、ア・リーグのMVP争いについて意見を交わした。

     アリソン・フーター記者は、今季のア・リーグMVP争いについて「史上最も面白い争いになるかもしれない。ある選手が文句なしのMVPに相応しい活躍を見せているにもかかわらず、MVPを受賞できない可能性があるからだ。それはもう1人の選手がそれを僅差で追いかけているだけでなく、投手としてもオールスター級の活躍を見せているからである」と語る。もちろん、前者はゲレーロJr.、後者は大谷のことを指している。

     マーク・フェインサンド記者は、これまでポストシーズン争いに加わらなかったチームの選手をMVP投票で支持したことはなかったという。しかし、「今季の大谷の活躍は並外れており、彼が明確なフロントランナーでない理由がわからない。(エンゼルスがポストシーズン争いから脱落した場合、)MVP投票について私がこれまで考えてきたことに反してしまうため、私はこの議論がとても嫌いだ」と語っているように、今季の大谷は記者のポリシーを覆すほどの活躍を見せている。

     また、サラ・ラングス記者は「これを今決めるのは、本当に不可能なことだと感じている。ここ数日、ずっと考えていたが、決められなかった」と語る。「(ポストシーズン争いが決着する)9月までには(MVP争いの行方も)ハッキリすると思うが、今季の大谷は我々が見たこともないようなことを成し遂げている」とフェインサンドと同様、エンゼルスのチーム成績が問題にならないほどのインパクトを大谷の活躍から受けているようだ。

     エンゼルス担当のレット・ボリンガー記者は「エンゼルスの順位はあまり気にしていない。過去にはエンゼルスがポストシーズン争いから早々に脱落したにもかかわらず、マイク・トラウトがMVPを受賞した例もある。ゲレーロJr.は素晴らしい打撃成績を残しているが、大谷は投打両面で驚くべき活躍を見せている」と主張する。

     一方、ブルージェイズ担当のキーガン・マシソン記者は「ゲレーロJr.との打者としての差を、大谷は投手しての働きで十分に補うことができる」と大谷を支持する一方で、「今後の成績が重要になる。大谷の活躍がレアケースであることを考えると、(大谷は今の活躍を維持できない可能性があり、)ゲレーロJr.が有利かもしれない。ただし、大谷が今の活躍を維持すれば、大谷を支持しないのは難しいだろう」とも語っている。

     そして、議論は「このまま大谷が活躍を続ければ、大谷に軍配が上がるだろう」という流れに。ただし、ボリンガー記者は「最大の問題は大谷の健康状態、そしてシーズンを通して今の活躍を維持できるかということだ」と大谷がMVPを受賞するためにクリアしなければならないハードルを指摘している。

     さらに、フェインサンド記者は「もしブルージェイズが地区優勝した場合、一部の投票者はチーム成績を重視してゲレーロJr.に投票するかもしれない」と投票者の傾向について指摘。マシソン記者も「ゲレーロJr.がチームをポストシーズン進出に導く活躍を見せれば、それを無視するのは難しい」と語っている。

     最終的には「今日シーズンが終了するなら、MVP投票(の1位)に大谷を選ぶ」という意見で5人が一致。ゲレーロJr.の打撃成績は素晴らしいものの、大谷は投手としての働きを加えることでゲレーロJr.を上回る評価を得た。5人の記者が指摘した通り、大谷が現在の歴史的な活躍をシーズンを通して続けることができれば、2001年のイチローに次いで日本人選手史上2人目となるシーズンMVPが誕生することになりそうだ。

  • メッツ・デグロムの状態に問題なし 予定通りに次回登板へ

    2021.6.16 17:00 Wednesday

     メッツの絶対的エース、ジェイコブ・デグロムは前回登板(日本時間6月12日)のパドレス戦で右腕の違和感を訴え、6回80球でマウンドを降りた。しかし、その後はあらゆる検査をクリアし、登板間の通常のメニューを消化。右腕のコンディションに問題はなく、中4日で明日(日本時間6月17日)のカブス戦に先発する予定となっている。ルイス・ロハス監督は「彼は(登板間の)準備に必要なことをすべてこなしている」と語り、絶対的エースの状態に問題がないことを強調した。

     今季のデグロムは右広背筋の張り、右半身の張り、腰痛など小さな故障が相次いでおり、メッツはデグロムの投球イニング数や球数を細かく管理しながら慎重に起用している。右腕の違和感を訴えたあとの登板ということもあり、ロハスが「彼がシーズンを通して活躍できることが最優先」と語っているように、明日のカブス戦も長いイニングは投げず、予定された球数に達したところで降板することが予想される。

     デグロムは今季ここまで10試合に先発して64イニングを投げ、6勝2敗、防御率0.56、奪三振103、与四球8、被打率.121、WHIP0.53という驚異的な成績をマーク。打者としても打率.400(25打数10安打)、OPS.840をマークしており、自身の打点数(5)が自責点(4)を上回っている。開幕10先発での防御率0.56は自責点が公式記録となった1913年以降、歴代ベストの数字である。

     右半身の張りにより故障者リスト入りしたデグロムは、日本時間5月26日のロッキーズ戦で戦列復帰。ライアン・マクマーンにソロ本塁打を浴び、5回3安打1失点で防御率は0.80となった。それ以降は3先発連続で6イニング以上を無失点に抑え、3連勝をマーク。防御率は0.80から0.71、0.62、0.56と登板を重ねるごとに向上している。今季11度目の先発となる明日の登板ではどんなピッチングを見せてくれるだろうか。

  • タイガースの有望株・マニングが昇格 デビュー戦は大谷と投げ合い

    2021.6.16 12:00 Wednesday

     タイガースはすでにケーシー・マイズとタリク・スクーバルの2人が先発ローテーションの一角を担っているが、そこに新たな若手有望株が加わることになった。「MLBパイプライン」の球団別プロスペクト・ランキングで3位にランクインしているマット・マニングが日本時間6月18日のエンゼルス戦に先発することが決定。2016年ドラフト1巡目(全体9位)指名でプロ入りした23歳のプロスペクト右腕のメジャー初登板初先発のマウンドは、大谷翔平との投げ合いとなった。

     マニングは今季の開幕をAAA級トレドで迎え、7試合に先発して32回1/3を投げ、1勝3敗、防御率8.07、36奪三振、被打率.303、WHIP1.55という成績。早期ノックアウトの試合が多いため、防御率は8点台となっているが、6イニング以上を投げて3失点以下に抑えた登板が3度あり、直近の登板でも6回4安打8奪三振2失点の好投を見せ、今季初勝利をマークしている。

     タイガースはカンザスシティ遠征の際にマニングをタクシー・スクワッド(遠征時の予備登録選手)に登録。マニングはすでにチームに合流し、ロイヤルズの本拠地カウフマン・スタジアムでブルペン投球を行っている。正式なメジャー昇格は日本時間6月18日に発表される見込みだ。

     マニングは身長198センチ、体重88キロの体格から最速100マイルに達する速球を投げる本格派右腕。速球はコンスタントに90マイル台中盤~後半を計測し、スピン量の多いカーブも大きな武器となっている。過去2年間は3つ目の球種としてチェンジアップの向上にも取り組んでおり、現時点では「平均以上」の評価を得るに至った。この3つのボールを操るコマンド(=狙ったところに投げる能力)は発展途上にあり、これがメジャーで通用するか否かのポイントになるとみられる。

     チーム再建を進めるなかで、多数の有望株投手を抱えているタイガース。日本時間6月16日からの3試合でマイズ、スクーバル、マニングの3人が先発予定となっており、強力ローテーション完成への第一歩となりそうだ。

  • シャーザー、グラスノウ、ビーバー エースに故障者が続出

    2021.6.16 11:00 Wednesday

     2021年のレギュラーシーズンは中盤の戦いに突入しているが、ここにきて各球団のエースに故障者が続出している。ジョン・ミーンズ(オリオールズ)、ジャック・フラハティ(カージナルス)らに加え、日本時間6月15日に昨季のサイ・ヤング賞受賞者であるシェーン・ビーバー(インディアンス)、同16日にはタイラー・グラスノウ(レイズ)とマックス・シャーザー(ナショナルズ)の故障者リスト入りが発表された。右肘を痛めたグラスノウは滑り止めの使用が禁止されたことが故障の原因であると主張している。

     ビーバーは右肩甲下筋を痛めて10日間の故障者リスト入り。2週間のシャットダウン期間を設け、2週間後に再検査する予定となっている。テリー・フランコーナ監督によると、ビーバーは故障者リスト入りしたがらなかったものの、「彼が長く健康なキャリアを送るため」に故障者リスト入りを決定。前回登板のマリナーズ戦(日本時間6月14日)は球速が低下し、得意のカーブも思うように投げられず、6回途中10安打5失点で今季4敗目(7勝)を喫した。

     グラスノウは右肘内側側副靭帯の部分断裂し、さらに屈筋も痛めていることが判明。ただちに10日間の故障者リストに登録された。前回登板のホワイトソックス戦(日本時間6月15日)は4回3安打2失点で降板。グラスノウによると、強い痛みを感じたわけではなかったようだが、「投げ続けないほうがいいと思った」ため、降板したという。グラスノウは投手の異物使用に関するルール変更について「オフシーズンにやってほしい。シーズン中にルールを変更されたことが故障の原因だ」と語っている。

     シャーザーは前回登板のジャイアンツ戦(日本時間6月12日)をわずか12球で降板。MRI検査の結果、筋肉へのダメージはなく、次回登板に向けた準備を進めていたが、ブルペンでの投球を行った際に痛みが再発。股関節の炎症により10日間の故障者リストに登録された。シャーザーは「今の状態で投げ続けるとさらに悪化する可能性がある。このまま投げ続けることはできない」と故障者リスト入りの判断に理解を示した。

  • MLB機構が投手の異物使用に関する新たな指針を正式発表

    2021.6.16 10:00 Wednesday

     日本時間6月16日、メジャーリーグ機構は「相手チームの監督からの要請の有無にかかわらず、すべての投手を定期的にチェックすることも含む、ルールを一貫して適用するための統一基準」として、全30球団と審判員に対して新たな指針を提供したことを発表した。これに伴い、日本時間6月22日からボールに異物を塗布することを禁じるルールの施行が強化される。新たな指針では、規則に違反して異物を所持または塗布した投手は、ただちに退場となり、10試合の出場停止処分を受けることになる。

     先発投手には1試合に1回以上の検査が義務付けられ、リリーフ投手は登板した最初のイニングの終了時、または降板時の早い方で検査を受けなければならない。基本的に検査はイニング間もしくは投手交代時に行われるため、審判員は試合を遅らせることなく、徹底的なチェックを行うことができる。また、出場停止処分を受けた場合、その期間中は給与が支払われることになっている。ただし、規則違反が繰り返された場合、その投手が段階的な懲戒処分の対象となるのはもちろん、ルール遵守の徹底を怠った罰としてチームやチーム関係者も懲戒処分の対象になる。

     ロブ・マンフレッド・コミッショナーは公式声明のなかで「警告を繰り返しても効果がなかったため、情報収集の結果、公正性を保つためには異物使用の新たな取り締まりが必要だと判断した」と新たな指針の導入に至った経緯を説明。「異物使用の歴史があることは理解しているが、現在の異物使用は過去に比べて明らかに異なっており、以前よりもはるかにタチの悪い物質が頻繁に使用されている。ボールのグリップをよくするものではなく、何か別の目的があるものに変化している」と取り締まり強化の必要性を訴えた。

     これまでも異物の塗布は禁止されていたが、ボールの滑りを抑えて制球力を向上させる手段として何十年も前から広く普及し、監督、選手、チームのあいだで暗黙の了解となっていた。ところが、投手がボールのスピン量を向上させる方法を学んだことにより、異物使用による「投高打低」への影響が顕著となり、今回のメジャーリーグ機構の介入に至った。メジャーリーグ審判員協会のビル・ミラー会長は「競技の健全性は我々にとって最も重要なことであり、我々はすべての選手とチームを平等に扱うシステムを開発するためにメジャーリーグ機構と取り組んできた」と語り、今回の決定を支持している。

     なお、今季は死球数が増加傾向となっており、異物使用の取り締まりが強化されることにより、この傾向が加速する可能性がある(マウンド上のロジンバッグはルールに基づいて使用可能)。その結果、打者に多くの故障者を生み、打者の助けとはならないかもしれない。また、異物使用の禁止で投手への負担が増大し、故障する投手が増加する可能性もある。ルールの遵守はもちろん重要だが、メジャーリーグ機構は取り締まりの強化以外にも、ボールの質の向上など、取り組むべき課題がありそうだ。

  • オールスターでの二刀流 地元紙記者が指摘する3つのハードル

    2021.6.15 05:20 Tuesday

     日本時間6月15日、オールスター・ゲームのファン投票の中間発表が行われ、大谷翔平(エンゼルス)はア・リーグの指名打者部門で2位に23万票以上の大差をつけて1位となった。このままいけば上位3名が進出できる第2ラウンドへの進出は確実であり、おそらく第2ラウンドでも1位となってオールスター・ゲームの先発メンバーに選ばれるだろう。ここで注目されるのが、夢の舞台での「二刀流」が実現するかどうかだが、地元紙の記者は3つのハードルがあることを指摘している。

     大谷がオールスター・ゲームで「二刀流」を実現させるうえで「対処しなければならない問題がいくつかある」と指摘したのは地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者。まず1つ目のハードルは、エンゼルスと大谷本人がオールスター・ゲームでの「二刀流」にゴーサインを出す必要があることだ。フレッチャー記者によると、ここまでの大谷の労働量を考えると、エンゼルスから許可が出るかどうかは確実ではないという。

     2つ目は指名打者としてオールスター・ゲームに選出された大谷が登板してしまうと、他の投手の登板機会を奪ってしまうことだ。大谷は今季ここまで投手として9試合に先発して2勝1敗、防御率2.85、被打率.172、奪三振率12.93を記録。たとえば、選手間投票で先発投手部門の上位5名に入り、投手としてもオールスター・ゲームに選出されるようであれば、登板に支障はないが、投手としてオールスター・ゲームに選出された選手を差し置いて登板するのであれば、他の投手との調整も必要になってくるだろう。

     3つ目は指名打者としてスタメン出場した大谷が登板する場合、指名打者制を解除する必要があることだ。フレッチャー記者はこの点について、「大谷を出場させることがメジャーリーグ機構の利益になることを考えれば、大谷のために多少のルール変更を認める可能性がある」と述べている。エンゼルスと大谷がオールスター・ゲームでの「二刀流」にゴーサインを出し、他の投手との調整も問題なければ、メジャーリーグ機構が「二刀流」のための特別ルールを作ることになるかもしれない。

     なお、フレッチャーは「大谷がホームラン・ダービーに招待され、それを受け入れるかどうかは、ファン投票とは全く別の問題である」とも記している。メジャーリーグ機構から大谷に出場が打診されることは間違いないと思われるが、エンゼルスは大谷本人の意思や疲労度、後半戦への影響などを考慮しながら出場の可否を判断することになりそうだ。

  • 第11週の週間MVPはエンゼルス・スタッシとマーリンズ・マーテイ

    2021.6.15 05:00 Tuesday

     日本時間6月15日、2021年シーズン第11週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグはマックス・スタッシ(エンゼルス)、ナ・リーグはスターリング・マーテイ(マーリンズ)が選出された。スタッシはキャリア初受賞で、エンゼルスからの選出は2019年6月のマイク・トラウト以来2年ぶり。マーテイもキャリア初受賞であり、マーリンズからの選出は2017年シーズン最終週にジャンカルロ・スタントンとマーセル・オズーナが同時受賞して以来となった。

     スタッシは脳震盪の影響で5月の大部分を欠場したが、6月に入ると打棒爆発。直近1週間はスタメン5試合を含む6試合に出場して打率.455(22打数10安打)、3二塁打、3本塁打、8打点、OPS1.478をマークし、シーズン通算成績も21試合で打率.339、5本塁打、11打点、OPS1.042まで上昇している。3番、4番、5番といった打線の中軸を任される機会も増えてきており、チームに不可欠な戦力となりつつある。

     一方のマーテイも肋骨を骨折して4月から5月にかけて1ヶ月以上を欠場。戦線離脱の時点でも3割を超えるハイアベレージを残していたが、戦列復帰後はさらに調子を上げており、この1週間は7試合に出場して打率.500(28打数14安打)、2本塁打、5打点、4盗塁、OPS1.298の大活躍を見せた。シーズン通算でも30試合で打率.351、5本塁打、15打点、8盗塁、OPS1.010の好成績をマーク。今季終了後にFAとなるため、このままチームの調子が上がらないようであれば、トレード・デッドラインにおける注目株の1人となりそうだ。

  • ファン投票中間発表 大谷はDH1位、最多得票はゲレーロJr.

    2021.6.15 03:00 Tuesday

     日本時間6月15日、オールスター・ゲームのファン投票の中間発表が行われ、大谷翔平(エンゼルス)が52万6608票を獲得してアメリカン・リーグの指名打者部門で1位となった。現在はファン投票の第1ラウンド(日本時間6月25日まで)が行われており、各ポジションの上位3名(外野は9名)がファイナリストとして第2ラウンドに進出。第2ラウンドで1位(外野は上位3名)の選手がオールスター・ゲームの先発メンバーとなる。先発メンバーは日本時間7月2日に発表される。

     大谷は大方の予想通り、指名打者部門の1位にランクイン。52万6608票を獲得し、2位のJ・D・マルティネス(レッドソックス)とは23万票以上の差がついている。3位はヨーダン・アルバレス(アストロズ)、4位はヤーミン・メルセデス(ホワイトソックス)、5位はルルデス・グリエルJr.(ブルージェイズ)だが、いずれも15万票未満。少なくとも第2ラウンドに進出できる上位3名から大谷が漏れることはなさそうだ。

     全体トップの票を集めたのは、本塁打王やMVP争いで大谷のライバルとなっているブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)で、ア・リーグの一塁手部門1位となる85万7956票を獲得。70万票を超えたのは、ア・リーグではゲレーロJr.と外野手部門1位のマイク・トラウト(エンゼルス)、ナショナル・リーグでは遊撃手部門1位のフェルナンド・タティスJr.(パドレス)と外野手部門1位のロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)だけだった。

     第2ラウンドに進出できる各ポジション上位3名(外野は9名)の現時点での顔ぶれは以下の通り。

    ア・リーグ

    ◆捕手
    1 サルバドール・ペレス(ロイヤルズ) 69万4710票
    2 ヤスマニ・グランダル(ホワイトソックス) 14万1801票
    3 マーティン・マルドナード(アストロズ) 11万2585票

    ◆一塁手
    1 ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ) 85万7956票
    2 ホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス) 14万6549票
    3 ユリ・グリエル(アストロズ) 13万188票

    ◆二塁手
    1 マーカス・セミエン(ブルージェイズ) 56万1326票
    2 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ) 32万9783票
    3 DJ・レメイヒュー(ヤンキース) 15万2021票

    ◆三塁手
    1 ラファエル・デバース(レッドソックス) 45万1042票
    2 ヨアン・モンカダ(ホワイトソックス) 21万5295票
    3 アレックス・ブレグマン(アストロズ) 19万4765票

    ◆遊撃手
    1 ザンダー・ボガーツ(レッドソックス) 50万2629票
    2 ボー・ビシェット(ブルージェイズ) 25万2479票
    3 ティム・アンダーソン(ホワイトソックス) 17万7320票

    ◆外野手
    1 マイク・トラウト(エンゼルス) 70万6503票
    2 アーロン・ジャッジ(ヤンキース) 53万8448票
    3 バイロン・バクストン(ツインズ) 38万3178票
    4 アドリス・ガルシア(レンジャーズ) 35万3230票
    5 テオスカー・ヘルナンデス(ブルージェイズ) 22万4441票
    6 ランドール・グリチック(ブルージェイズ) 20万1307票
    7 アレックス・ベルドゥーゴ(レッドソックス) 19万290票
    8 ランディ・アロザレーナ(レイズ) 17万1462票
    9 マイケル・ブラントリー(アストロズ) 16万6298票

    ◆指名打者
    1 大谷翔平(エンゼルス) 52万6608票
    2 J・D・マルティネス(レッドソックス) 29万3757票
    3 ヨーダン・アルバレス(アストロズ) 14万3091票

    ナ・リーグ

    ◆捕手
    1 バスター・ポージー(ジャイアンツ) 51万1221票
    2 ヤディアー・モリーナ(カージナルス) 27万3515票
    3 ウィルソン・コントレラス(カブス) 19万4550票

    ◆一塁手
    1 マックス・マンシー(ドジャース) 40万5609票
    2 フレディ・フリーマン(ブレーブス) 28万8580票
    3 アンソニー・リゾー(カブス) 20万7187票

    ◆二塁手
    1 オジー・オルビーズ(ブレーブス) 29万5478票
    2 アダム・フレイジャー(パイレーツ) 20万1886票
    3 ギャビン・ラックス(ドジャース) 16万7421票

    ◆三塁手
    1 クリス・ブライアント(カブス) 50万2970票
    2 ノーラン・アレナード(カージナルス) 23万9189票
    3 ジャスティン・ターナー(ドジャース) 19万8807票

    ◆遊撃手
    1 フェルナンド・タティスJr.(パドレス) 70万1251票
    2 ハビアー・バイエズ(カブス) 23万3644票
    3 コリー・シーガー(ドジャース) 15万3863票

    ◆外野手
    1 ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス) 83万4287票
    2 ニック・カステヤーノス(レッズ) 56万8758票
    3 ジェシー・ウィンカー(レッズ) 46万2692票
    4 ムーキー・ベッツ(ドジャース) 40万202票
    5 フアン・ソト(ナショナルズ) 19万5950票
    6 クリス・テイラー(ドジャース) 18万5612票
    7 ブライス・ハーパー(フィリーズ) 15万7816票
    8 トレント・グリシャム(パドレス) 14万2390票
    9 ケテル・マーテイ(ダイヤモンドバックス) 12万8515票

  • タイガース・トーケルソンがAA級昇格 2020年ドラフト全体1位指名

    2021.6.14 13:00 Monday

     メジャーリーグ公式サイトでタイガースを担当しているジェイソン・ベック記者によると、タイガースは昨年のドラフト全体1位で指名したスペンサー・トーケルソンと同38位で指名したディロン・ディングラーの2人を上位A級ウエストミシガンからAA級エリーに昇格させることを決定したようだ。これにより「MLBパイプライン」が公開している球団別プロスペクト・ランキングでタイガースのトップ4に入っている野手3人全員がAA級でプレーすることになった(1位トーケルソン、2位ライリー・グリーン、4位ディングラー)。

     タイガースのAA級に多くの有望株が集まるのは2019年以来2年ぶり。ただし、今回はAA級に有望な野手が集まったのに対し、このときはケーシー・マイズ、タリク・スクーバル、マット・マニング、アレックス・ファエド、ジョーイ・ウエンツの有望株投手5人が先発ローテーションを形成したものだった。

     アル・アビラGMは「彼らは苦労した時期もあったが、そこから盛り返して昨年のドラフトで我々が1番目と2番目に指名した選手に相応しい活躍を見せてくれている」とコメント。昨年はマイナーのシーズンが開催されなかったため、2人にとって今季はプロ1年目のシーズン。招待選手としてオープン戦を経験したあと、上位A級ウエストミシガンに配属された。

     トーケルソンはシーズン開幕からの2週間半で50打数9安打、長打は二塁打2本だけと苦戦したが、それ以降は本領を発揮し、ここまで31試合に出場して打率.312、5本塁打、28打点、出塁率.440、OPS1.009の好成績をマーク。打率はリーグ4位、出塁率は同2位、OPSは同1位にランクインしている。

     一方のディングラーは途中から成績を急上昇させたトーケルソンよりもコンスタントに結果を残し、32試合に出場して打率.287、8本塁打、24打点、出塁率.376、OPS.925をマーク。OPSはリーグ4位の数字である。

     マイズとスクーバルがすでに先発ローテーションの一員となり、マニングも今季中のメジャーデビューが確実視されるなど、やや投手が先行する形でチーム再建が進んでいるタイガース。トーケルソンとディングラーが今後も順調にステップアップしていけば、近い将来の展望はさらに明るくなる。

  • 外野手過多のレッズ 強打のアキーノが故障者リストから復帰

    2021.6.14 03:00 Monday

     日本時間6月14日、レッズは左手有鉤骨の骨折で故障者リスト入りしていたアリスティデス・アキーノの戦列復帰を発表した。今季のレッズは正右翼手ニック・カステヤーノスと正左翼手ジェシー・ウィンカーが首位打者争いを繰り広げ、マイナー契約で加入したタイラー・ネークインもチーム最多打点を叩き出す活躍で正中堅手の座を確保。3年契約の2年目を迎えた秋山翔吾がなかなか出場機会を確保できないほど外野手の層は厚い。戦列復帰したアキーノをどのように起用していくのだろうか。

     現在27歳のアキーノは2018年にメジャーデビューを果たして1打席だけ出場したが、本格的なメジャーデビューとなったのは2019年。この年は8月にメジャー昇格を果たすと29試合で打率.320、14本塁打、33打点、OPS1.158の猛打を見せ、月間最優秀選手と月間最優秀新人をダブル受賞した。シーズン通算でも56試合で19本塁打を放ったが、昨季はカステヤーノスと秋山の加入もあって出場機会が激減。今季もベンチ要員という立場になっている。

     デービッド・ベル監督はアキーノの起用法について「これまでと同様の形になるが、彼は準備を怠ってはいけない。スタメン出場する機会もあるだろう」とコメント。「今後数日のスタメンはまだ決めていないが、左腕が何人か出てくる。そこでスタメン出場することになるかもしれない。ベンチスタートが多くなると思うが、スタメン出場しない日は重要な場面で(代打として)打席に立つことになるだろう」と具体的な起用法にも言及した。

     ベルは「彼は走れるし、守備も上手い。まだまだシーズンは長いから彼にも出場機会があるだろう」と語り、アキーノの打撃以外のツールにも一定の評価を与えている。なお、レッズはアキーノの戦列復帰に伴ってマーク・ペイトンをAAA級ルイビルに降格させ、左膝の手術で離脱しているニック・センゼルを10日間の故障者リストから60日間の故障者リストに移している。今後は秋山、アキーノ、スコット・ハイネマンの3人が控え外野手として出場機会を争うことになりそうだ。

  • レッズ・グリーンがAAA級昇格 2017年全体2位指名の有望株

    2021.6.14 02:00 Monday

     メジャーリーグ公式サイトでレッズを担当するマーク・シェルドン記者によると、レッズの球団内2位の有望株であるハンター・グリーンがAA級チャタヌーガからAAA級ルイビルへ昇格することが決定したようだ。日本時間6月15日もしくは16日にAAA級への昇格が正式発表される見込みとなっており、ロイヤルズ傘下AAA級オマハとの6連戦のどこかで先発予定。2017年ドラフト全体2位で指名された有望株がまた一歩、メジャーの舞台に近付いた。

     現在21歳のグリーンは「MLBパイプライン」によるプロスペクト・ランキングで球団2位・全体57位にランクインしている有望株。今季はAA級ルイビルで開幕を迎え、7試合に先発して41イニングを投げ、5勝0敗、防御率1.98、奪三振60、与四球14、被本塁打2、WHIP1.00と素晴らしい成績を残している。現時点での最終登板である日本時間6月12日のマーリンズ傘下AA級ペンサコーラとの試合では最速102マイルを計測し、6回2安打無失点の好投で勝利投手となった。

     自身のツイッターに「素晴らしい経験をさせてくれたこと、僕の面倒を見てくれたことについて、チャタヌーガの全ての人々に感謝したい」と記したグリーンは前回登板の試合後、「僕が今、集中して取り組んでいるのは2番目の球種を向上させることだ。チェンジアップを信頼してもっと頻繁に投げられるようにしたい。スライダーも完璧に仕上げてどんなカウント、どんな状況でも投げられるようにしたい」と自身の課題について語っている。

     ドラフト時は二刀流選手としても注目されたグリーンだが、プロ入り後は投手に専念。プロ2年目の2018年に右肘の内側側副靭帯を痛め、2019年4月にはトミー・ジョン手術を受けた。今春はメジャーのオープン戦で初登板し、最初の3球がスピードガンで101、102、103マイルを計測。速球のスピードは申し分ないだけに、課題の変化球を向上させることができれば、今季中のメジャー昇格も見えてくるだろう。

  • 球宴ファン投票の第1回中間発表は日本時間15日 大谷翔平に注目

    2021.6.13 12:00 Sunday

     メジャーリーグ公式サイトによると、日本時間6月15日にオールスター・ゲームのファン投票の第1回中間発表が行われるようだ。日本人選手では大谷翔平(エンゼルス)がアメリカン・リーグの指名打者部門でノミネート。投打にわたる「二刀流」の大活躍で日本のみならずアメリカ国内でも大きな注目を集める存在となっており、オールスター・ゲームのファン投票でも多くの票を獲得することが予想される。指名打者部門1位のみならず、全体1位の可能性もありそうだ。

     大谷は今季ここまで打者として59試合に出場して打率.270、17本塁打、45打点、9盗塁、OPS.966を記録。本塁打とOPSでリーグ2位、打点と盗塁でリーグ7位タイにランクインしているほか、15二塁打はリーグ10位タイ、長打率.611はリーグ2位、長打35本はリーグ1位タイと多くの部門でリーグ上位に名を連ねている。打者としての成績だけを見ても、十分にオールスター・ゲーム選出に値する数字をマークしている。

     指名打者部門で大谷のライバルになる可能性があるのはJ・D・マルティネス(レッドソックス)だろう。今季ここまで59試合に出場して打率.311、13本塁打、41打点、OPS.929を記録。打率は大谷を大きく上回っている。しかし、他の部門では軒並み大谷がマルティネスを上回る数字を残しており、「二刀流」のインパクトを考えても、ファン投票で大谷がマルティネスの後塵を拝することは考えにくい。

     マルティネス以外にも、ミゲル・カブレラ(タイガース)、ネルソン・クルーズ(ツインズ)、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)といったビッグネームがノミネートされているが、いずれも大谷からファン投票1位を奪うほどの成績ではない。ヨーダン・アルバレス(アストロズ)、オースティン・メドウズ(レイズ)、ヤーミン・メルセデス(ホワイトソックス)らもトップ5に名を連ねる可能性はあっても、大谷やマルティネスより上位に行くのは難しいだろう。

     オールスター・ゲームのファン投票は日本時間6月25日まで第1ラウンドが行われ、各ポジションの上位3名(外野は9名)が第2ラウンドに進出。第2ラウンドで1位(外野は上位3人)となった選手がオールスター・ゲームのスタメンに名を連ねることになる。

  • 44歳のバイメルがパドレスとマイナー契約 6年ぶり復帰目指す

    2021.6.12 13:00 Saturday

     日本時間6月12日、44歳のリリーフ左腕、ジョー・バイメルがパドレスとマイナー契約を結んだことが明らかになった。バイメルがメジャーでプレーしたのは2015年が最後(マリナーズで53試合に登板)であり、マイナーでも2016年にロイヤルズ傘下AAA級オマハで12試合に登板したのが最後となっている。「ジ・アスレチック」のデニス・リンによると、バイメルはチーム傘下AA級サンアントニオに配属され、6年ぶりのメジャー復帰を目指すようだ。

     バイメルは2001年にパイレーツでメジャーデビュー。この年は先発とリリーフを兼任して自己最多の7勝を挙げたが、メジャー3年目の2003年以降はリリーフに完全転向し、先発登板は1度もない。パイレーツ、ツインズ、デビルレイズ、ドジャース、ナショナルズ、ロッキーズ、再びパイレーツと多くのチームを渡り歩きながら11年間プレーしたが、2012年からの2シーズンはメジャーでの登板なし。2014年にマリナーズでメジャー復帰を果たして56試合で防御率2.20の好成績をマークし、翌年も53試合に登板したが、メジャーでのプレーはこの2015年が最後となっている。

     2016年はロイヤルズ傘下AAA級オマハ、2017年は独立リーグでプレーし、リンによると、バイメルがプロ野球の世界でプレーしたのはこの2017年が最後。ただし、リンはバイメルが現在も90マイル中盤の速球を投げられることを伝えている。また、2001年に殿堂入りの名打者トニー・グウィンに現役最後の本塁打を献上したのがバイメルであることも付け加えている。

     今季のメジャーリーグでは、スコット・カズミアー(ジャイアンツ)がドジャースでプレーした2016年以来5年ぶりとなるメジャー復帰を果たしたが、カズミアーより7歳年上のバイメルは、それを上回る6年ぶりのメジャー復帰を目指す。メジャー通算成績は676試合で防御率4.06と平凡だが、90マイル台中盤の速球を投げる44歳のサウスポーは再びメジャーのマウンドに立つことができるだろうか。

  • タティスJr.はすでにパドレス史上最高のショートストップなのか

    2021.6.11 11:30 Friday

     球界を代表するスター選手の1人となりつつあるフェルナンド・タティスJr.(パドレス)はまだ22歳であり、メジャーで通算189試合しかプレーしていない。しかし、メジャーリーグ公式サイトでパドレスを担当するAJ・カッサベル記者は「タティスJr.はすでにパドレス史上最高のショートストップかもしれない」と言う。カッサベルはいくつかの数字を使いながらタティスJr.が球団史上最高の遊撃手であるかどうかを分析している。

     カッサベルは今後タティスJr.が成し遂げるかもしれないことを考慮して「タティスJr.は球団史上最高の遊撃手だ」と主張しているわけではない。タティスJr.がわずか189試合という出場機会のなかで残してきた数字を見て、「タティスJr.が今後全くプレーしなかったとしても、球団史上最高の遊撃手として語り継がれる可能性がある」と主張しているのだ。まずは2つのデータサイト「ベースボール・リファレンス」と「ファングラフス」が算出している総合指標WARのランキングを見てみよう。

    ◆パドレスの遊撃手WARランキング(ベースボール・リファレンス)
    1 オジー・スミス(1978~81年) 10.9
    2 ギャリー・テンプルトン(1982~91年) 10.0
    3 フェルナンド・タティスJr.(2019~21年) 9.7
    4 カリル・グリーン(2003~08年) 9.3

    ◆パドレスの遊撃手WARランキング(ファングラフス)
    1 グリーン 9.0
    2 タティスJr. 8.8
    3 テンプルトン 8.4
    4 スミス 8.1

     これらの数字を見てわかるように、パドレスには球団創設から現在に至るまで、スター遊撃手が不在だった。スミスは殿堂入りの名遊撃手だが、パドレス時代も守備は上手かったものの、あまり打てなかったため、1981年12月にトレードでカージナルスへ放出。スミスは移籍後に打撃面や走塁面でさらなる進化を遂げ、殿堂入りプレーヤーへと成長した。

     パドレスがスミスとのトレードで獲得したのがテンプルトン。彼は1984年のリーグ優勝に貢献するなど、パドレスで10年間プレーし、球団殿堂入りも果たしている選手だが、あくまでも平均的なレギュラー選手に過ぎなかった。また、グリーンは2004年に新人王投票2位となり、4年連続で15本塁打以上を放ったが、期待されたレベルの選手にはなれなかった。

     さらに、グリーンが消えたあと、タティスJr.が現れるまでの期間はパドレスの遊撃手にとって「暗黒時代」であり、2009~2018年の10年間でWAR(ファングラフス版)をわずか1.4しか稼げなかった。この期間の遊撃手としての出場試合数トップ10は以下のようになっている。

    1 エバース・カブレラ 452試合
    2 アレクシー・アマリスタ 189試合
    3 ジェイソン・バートレット 164試合
    4 フレディ・ギャルビス 160試合
    5 アレクセイ・ラミレス 109試合
    6 エリック・アイバー 95試合
    7 クリント・バーメス 70試合
    8 ジェリー・ヘアストン 61試合
    9 ミゲル・テハダ 58試合
    10 ルイス・サルディニャス 37試合

     この「暗黒時代」に終止符を打ったのが、A・J・プレラーGMがホワイトソックスからトレードで獲得したタティスJr.だった。メジャー3年目の今季はここまで46試合に出場して打率.277、17本塁打、39打点、13盗塁、OPS.996を記録。このまま数字を積み重ねていけば、今季中に2つのWARで球団史上遊撃手トップに躍り出ることは間違いない。今季すでに15失策(守備率.909)というディフェンス面は懸念材料だが、カッサベルは「彼の守備範囲の広さを考えれば、失策の多さはそれほど非難されるべきものではない」と主張する。

     また、パドレスがタティスJr.を中心として球団史上最高の黄金期を迎えようとしている事実も無視することはできない。カッサベルは昨年4月の時点で、「球団史上最高の遊撃手トップ5」を1位グリーン、2位スミス、3位テンプルトン、4位トニー・フェルナンデス(1991~92年)、5位タティスJr.としていたが、すでにタティスJr.が上位4人を抜いて1位に躍り出たと考えているようだ。

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