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  • 首位打者3度のマウアーがツインズの球団殿堂入り 球団史上38人目

    2023.1.28 09:42 Saturday

     日本時間1月28日、ツインズはジョー・マウアーが38人目のメンバーとして今年8月に球団殿堂入りを果たすことを発表した。背番号「7」はすでにツインズの永久欠番となっており、球団史上最高の捕手であるマウアーが球団殿堂入りすることは確実視されていた。ツインズがこのタイミングでマウアーの球団殿堂入りを決めたのは、マウアーのアメリカ野球殿堂入りを後押しする狙いがあるとみられる。2018年限りで現役を引退したマウアーは、次回(2024年度)の殿堂入り投票から有資格者となる。

     現在39歳のマウアーはミネソタ州セントポール出身。2001年のドラフトで地元球団のツインズから全体1位指名を受けてプロ入りした。2004年にメジャーデビューを果たし、ツインズ一筋で15年間プレー。最初の10年間は捕手、残りの5年間は一塁手を務め、通算1858試合に出場して2123安打、打率.306、143本塁打、923打点、OPS.827をマークした。捕手史上最多となる3度の首位打者に輝き、自己最高の成績を残した2009年にはMVPを受賞。オールスター・ゲーム選出6度、シルバースラッガー賞5度、ゴールドグラブ賞3度など、輝かしいキャリアを過ごした。

     ツインズのデーブ・セントピーター球団社長は「私はジョー・マウアーのことを殿堂入り選手だと思っている。専門家の多くも彼が殿堂入りすると信じていると思う。問題は『彼が有資格初年度で殿堂入りするのか』ということだと思う」とコメント。「だから、彼が球団殿堂入りすることでプラットフォームができるんだ。私は今回の球団殿堂入りが今年12月に行われる殿堂入りの記者投票に勢いをもたらすことを期待している」とマウアーのアメリカ野球殿堂入りを後押しする狙いがあることをハッキリと明言した。

     マウアーの球団殿堂入りは、ツインズの球団殿堂入り選手、メディア関係者、チーム歴史家、フロントオフィスのメンバーによって構成される70人の選考委員会の投票によって決定。ロッド・カルー会長からの電話でマウアーに球団殿堂入りが伝えられた。捕手としては2004年のアール・バティに次ぐ2人目の快挙となっている。

  • プロスペクト・ランキングTOP100発表 最多はオリオールズの8人

    2023.1.27 12:13 Friday

     日本時間1月27日、メジャーリーグ公式サイトは2023年シーズン開幕前のプロスペクト・ランキング全体TOP100を発表した。1位に選ばれたのは昨季メジャーデビューを果たし、今季の新人王最有力候補と目されているガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)。オリオールズはヘンダーソンを含む8人がランクインし、球団別で最多人数となった。次点はドジャースとガーディアンズの7人。レンジャーズ(6人)とカージナルス(5人)も5人以上のTOP100プロスペクトを輩出している。

     メジャーリーグ公式サイトによるプロスペクト・ランキング全体TOP100は以下の通り。

    1 ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
    2 コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
    3 フランシスコ・アルバレス(メッツ)
    4 ジョーダン・ウォーカー(カージナルス)
    5 アンソニー・ボルピー(ヤンキース)
    6 アンドリュー・ペインター(フィリーズ)
    7 グレイソン・ロドリゲス(オリオールズ)
    8 ジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)
    9 マルセロ・メイヤー(レッドソックス)
    10 エリー・デラクルーズ(レッズ)

    11 ジョーダン・ローラー(ダイヤモンドバックス)
    12 ジャクソン・ホリデイ(オリオールズ)
    13 エウリー・ペレス(マーリンズ)
    14 ディエゴ・カルタヤ(ドジャース)
    15 ドリュー・ジョーンズ(ダイヤモンドバックス)
    16 ダニエル・エスピノ(ガーディアンズ)
    17 ジェームス・ウッド(ナショナルズ)
    18 カイル・ハリソン(ジャイアンツ)
    19 ジャクソン・メリル(パドレス)
    20 タジ・ブラッドリー(レイズ)

    21 ブレット・ベイティ(メッツ)
    22 マルコ・ルシアーノ(ジャイアンツ)
    23 トリストン・カサス(レッドソックス)
    24 ボビー・ミラー(ドジャース)
    25 エゼキエル・トーバー(ロッキーズ)
    26 タマー・ジョンソン(パイレーツ)
    27 ザック・ビーン(ロッキーズ)
    28 ピート・クロウ=アームストロング(カブス)
    29 ノエルビ・マルテ(レッズ)
    30 サル・フレリック(ブリュワーズ)

    31 ブルックス・リー(ツインズ)
    32 リッキー・ティードマン(ブルージェイズ)
    33 カーティス・ミード(レイズ)
    34 ジョシュ・ヤング(レンジャーズ)
    35 ロバート・ハッセル3世(ナショナルズ)
    36 ケビン・パラダ(メッツ)
    37 ミゲル・バルガス(ドジャース)
    38 コルソン・モンゴメリー(ホワイトソックス)
    39 タイラー・ソダーストロム(アスレチックス)
    40 コルトン・カウザー(オリオールズ)

    41 エバン・カーター(レンジャーズ)
    42 ギャビン・ウィリアムス(ガーディアンズ)
    43 ハンター・ブラウン(アストロズ)
    44 エドウィン・アローヨ(レッズ)
    45 ロイス・ルイス(ツインズ)
    46 イライジャー・グリーン(ナショナルズ)
    47 ジェイソン・ドミンゲス(ヤンキース)
    48 ミック・エイベル(フィリーズ)
    49 ハリー・フォード(マリナーズ)
    50 メイソン・ウィン(カージナルス)

    51 ジョージ・バレラ(ガーディアンズ)
    52 オスワルド・ペラザ(ヤンキース)
    53 ローガン・オホッピー(エンゼルス)
    54 マイケル・ブッシュ(ドジャース)
    55 エンディ・ロドリゲス(パイレーツ)
    56 ギャビン・ストーン(ドジャース)
    57 ヘンリー・デービス(パイレーツ)
    58 ケイド・カバリ(ナショナルズ)
    59 ブランドン・ファート(ダイヤモンドバックス)
    60 クイン・プリースター(パイレーツ)

    61 ジェイコブ・ベリー(マーリンズ)
    62 ギャビン・クロス(ロイヤルズ)
    63 ジャクソン・ジョーブ(タイガース)
    64 ボー・ネイラー(ガーディアンズ)
    65 タナー・バイビー(ガーディアンズ)
    66 オーウェン・ホワイト(レンジャーズ)
    67 マックス・マイヤー(マーリンズ)
    68 アダエル・アマダー(ロッキーズ)
    69 キャム・コリアー(レッズ)
    70 ライアン・ペピオ(ドジャース)

    71 ルイサンヘル・アクーニャ(レンジャーズ)
    72 カーソン・ウィリアムス(レイズ)
    73 カイル・マンザード(レイズ)
    74 ジョーダン・ウエストバーグ(オリオールズ)
    75 ブライアン・ロキオ(ガーディアンズ)
    76 ケン・ウォルディチャック(アスレチックス)
    77 ティンク・ヘンス(カージナルス)
    78 ジャック・ライター(レンジャーズ)
    79 ゴードン・グラセフォ(カージナルス)
    80 ヘストン・カースタッド(オリオールズ)

    81 アンディ・パヘス(ドジャース)
    82 チェイス・デローター(ガーディアンズ)
    83 ジェイス・ヤング(タイガース)
    84 ドリュー・ロモ(ロッキーズ)
    85 オスカー・コラス(ホワイトソックス)
    86 セダン・ラファエラ(レッドソックス)
    87 ケビン・アルカンタラ(カブス)
    88 エマニュエル・ロドリゲス(ツインズ)
    89 ザック・ネト(エンゼルス)
    90 ジョーイ・ウィーマー(ブリュワーズ)

    91 アレック・バーレソン(カージナルス)
    92 ブレネン・デービス(カブス)
    93 ミゲル・ブレイス(レッドソックス)
    94 ブロック・ポーター(レンジャーズ)
    95 ウィルマー・フローレス(タイガース)
    96 アレックス・ラミレス(メッツ)
    97 DL・ホール(オリオールズ)
    98 ブライス・ミラー(マリナーズ)
    99 ジョーイ・オーティズ(オリオールズ)
    100 ディラン・レスコ(パドレス)

  • アストロズGM決定 ブレーブスのブラウン・スカウト副部長が就任

    2023.1.27 11:34 Friday

     日本時間1月27日、アストロズはブレーブスでスカウト副部長を務めていたデイナ・ブラウンがゼネラルマネージャー(GM)に就任することを発表した。昨季5年ぶり2度目のワールドシリーズ制覇を成し遂げたアストロズだったが、ジェームス・クリックGMが新たに提示された1年契約のオファーに満足せず辞任。その後、ジム・クレイン社長はGM候補との面接を精力的に行い、最終的に球団史上2人目の黒人GMとなるブラウンを選んだ。なお、監督とGMがともに黒人となるのはメジャー史上2度目のことだという。

     ブラウンは2019年から4年間、ブレーブスでスカウト副部長を務めていた。マイケル・ハリス2世、スペンサー・ストライダー、ボーン・グリッソムらを発掘したドラフトを担当し、ブレーブスの戦力アップに貢献。もともとは1994年にパイレーツでスカウトとしてのキャリアを開始し、2002~09年はエクスポズ/ナショナルズでスカウト本部長、2010~18年はブルージェイズでGM特別補佐を務め、数多くのスター選手を発掘してきた実績がある。ブレーブスのアレックス・アンソポロスGMとはエクスポズ時代から縁があり、ブルージェイズ、ブレーブスでもアンソポロスとともに仕事をしてきた。その忠誠心がクレインの目に留まったようだ。

    「昔ながらのスカウトたちに鍛えられたんだ」と語るブラウンは、過去にメッツやマリナーズのGM候補として名前が挙がったことがある。「私は33年間、野球に携わってきた。野球は私のすべてなんだ。この街とアストロズのファンのために一生懸命働き、ジム・クレインが正しい選択をしたことを証明したい」と意気込みを語った。クレインも「様々なことをトータルで評価したとき、我々のチームに彼が完璧にフィットしていると思った」と期待を寄せている。

     アストロズは今オフの補強をほぼ完了しており、ブラウンの仕事をアストロズの選手を知ることからスタートする。2017年から6年連続でリーグ優勝決定シリーズに進出しているチームを受け継ぐことになったブラウン。現在進行形の黄金期をさらに充実したものにできるか、その手腕が注目される。

  • オリオールズがトレード補強 アスレチックスから左腕アービン獲得

    2023.1.27 11:06 Friday

     日本時間1月27日、オリオールズはアスレチックスとのトレードを成立させ、先発補強に成功した。オリオールズは「MLBパイプライン」の球団別プロスペクト・ランキングで16位にランクインしていた21歳の遊撃手ダレル・ヘルナイスをアスレチックスへ放出。その見返りとして、2年連続で規定投球回をクリアするなどアスレチックスのエース格として活躍していた左腕コール・アービンを獲得して先発ローテーションを強化し、24歳のマイナー右腕カイル・バービツキーも手に入れた。

     まもなく29歳の誕生日を迎えるアービンは2019年にフィリーズでメジャーデビューしたものの、2年間メジャー定着を果たせず、2021年1月に金銭トレードでアスレチックスへ移籍。すると、2021年は32試合に先発して178回1/3を投げ、10勝15敗、防御率4.24、125奪三振を記録するなど急成長を遂げた。昨季は惜しくも2年連続の2ケタ勝利こそ逃したものの、30試合に先発して181イニングを投げ、9勝13敗、防御率3.98、128奪三振をマーク。FAになるのは2026年シーズン終了後であり、オリオールズは4年保有できるイニングイーターを手に入れたことになる。

     今オフのオリオールズは先発補強を目指していたが、FA市場で獲得したのは1年1000万ドルで契約したカイル・ギブソンだけ。ようやく2人目の先発補強に成功し、この2人が先発1~2番手を担うことになるとみられている。残り3枠はカイル・ブラディッシュ、ディーン・クレーマー、タイラー・ウェルズら若手投手が候補だが、グレイソン・ロドリゲスやDL・ホールといった有望株にもチャンスはあるはずだ。

     バービツキーは昨季マイナーA級とA+級の2階級合計で23試合(うち22先発)に登板して126回1/3を投げ、7勝7敗、1ホールド、防御率4.63、140奪三振を記録。ヘルナイスは昨季マイナーA級、A+級、AA級の3階級合計で105試合に出場し、打率.273、12本塁打、62打点、32盗塁、OPS.779をマークしている。

     なお、アスレチックスはエース格のアービンを放出したことにより、先発ローテーションの経験値がさらに低下。韓国球界から獲得したドリュー・ルチンスキーと日本球界から獲得した藤浪晋太郎が開幕ローテーション入りする可能性はかなり高そうだ。

  • ポジション別プロスペクト・ランキングTOP10 メジャー公式が発表

    2023.1.26 11:11 Thursday

     日本時間1月26日、メジャーリーグ公式サイトは外野手のプロスペクト・ランキングTOP10を発表。これで右腕、左腕、捕手、一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手、外野手とポジション別プロスペクト・ランキングTOP10がすべて出揃った。日本時間1月27日には2023年シーズン開幕前のプロスペクト・ランキング全体TOP100が発表される予定となっており、日本時間午前9時から「MLBネットワーク」が1時間の特別番組が放送する。なお、各ポジションのプロスペクト・ランキングTOP10は以下の通り。

    ◆右腕
    1 アンドリュー・ペインター(フィリーズ)
    2 グレイソン・ロドリゲス(オリオールズ)
    3 エウリー・ペレス(マーリンズ)
    4 ダニエル・エスピノ(ガーディアンズ)
    5 タジ・ブラッドリー(レイズ)
    6 ボビー・ミラー(ドジャース)
    7 ギャビン・ウィリアムス(ガーディアンズ)
    8 ハンター・ブラウン(アストロズ)
    9 ミック・エイベル(フィリーズ)
    10 ギャビン・ストーン(ドジャース)

    ◆左腕
    1 カイル・ハリソン(ジャイアンツ)
    2 リッキー・ティードマン(ブルージェイズ)
    3 ケン・ウォルディチャック(アスレチックス)
    4 DL・ホール(オリオールズ)
    5 ダックス・フルトン(マーリンズ)
    6 ジョーダン・ウィックス(カブス)
    7 マシュー・リベラトーア(カージナルス)
    8 ジェイク・エダー(マーリンズ)
    9 ブランドン・バリエラ(ブルージェイズ)
    10 ブレイク・ウォルストン(ダイヤモンドバックス)

    ◆捕手
    1 フランシスコ・アルバレス(メッツ)
    2 ディエゴ・カルタヤ(ドジャース)
    3 ケビン・パラダ(メッツ)
    4 ハリー・フォード(マリナーズ)
    5 ローガン・オホッピー(エンゼルス)
    6 エンディ・ロドリゲス(パイレーツ)
    7 ヘンリー・デービス(パイレーツ)
    8 ボー・ネイラー(ガーディアンズ)
    9 ドリュー・ロモ(ロッキーズ)
    10 エドガー・クエロ(エンゼルス)

    ◆一塁手
    1 トリストン・カサス(レッドソックス)
    2 タイラー・ソダーストロム(アスレチックス)
    3 カイル・マンザード(レイズ)
    4 マット・マービス(カブス)
    5 ジョーダン・ディアス(アスレチックス)
    6 マイケル・トーリア(ロッキーズ)
    7 グラント・ラビーン(ロッキーズ)
    8 イバン・メレンデス(ダイヤモンドバックス)
    9 イグゼイビアー・アイザック(レイズ)
    10 ニコ・カバダス(レッドソックス)

    ◆二塁手
    1 タマー・ジョンソン(パイレーツ)
    2 マイケル・ブッシュ(ドジャース)
    3 ジェイス・ヤング(タイガース)
    4 ジャスティン・フォスキュー(レンジャーズ)
    5 ザック・ゲロフ(アスレチックス)
    6 コナー・ノービー(オリオールズ)
    7 エデュアルド・フリエン(ツインズ)
    8 ニック・ゴンザレス(パイレーツ)
    9 ニック・ヨーク(レッドソックス)
    10 ウェンシール・ペレス(タイガース)

    ◆三塁手
    1 ガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)
    2 ブレット・ベイティ(メッツ)
    3 カーティス・ミード(レイズ)
    4 ジョシュ・ヤング(レンジャーズ)
    5 ミゲル・バルガス(ドジャース)
    6 ジェイコブ・ベリー(マーリンズ)
    7 キャム・コリアー(レッズ)
    8 コルト・キース(タイガース)
    9 コビー・マヨ(オリオールズ)
    10 デイビソン・デロスサントス(ダイヤモンドバックス)

    ◆遊撃手
    1 アンソニー・ボルピー(ヤンキース)
    2 マルセロ・メイヤー(レッドソックス)
    3 エリー・デラクルーズ(レッズ)
    4 ジョーダン・ローラー(ダイヤモンドバックス)
    5 ジャクソン・ホリデイ(オリオールズ)
    6 ジャクソン・メリル(パドレス)
    7 マルコ・ルシアーノ(ジャイアンツ)
    8 エゼキエル・トーバー(ロッキーズ)
    9 ノエルビ・マルテ(レッズ)
    10 ブルックス・リー(ツインズ)

    ◆外野手
    1 コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
    2 ジョーダン・ウォーカー(カージナルス)
    3 ジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)
    4 ドリュー・ジョーンズ(ダイヤモンドバックス)
    5 ジェームス・ウッド(ナショナルズ)
    6 ザック・ビーン(ロッキーズ)
    7 ピート・クロウ=アームストロング(カブス)
    8 サル・フレリック(ブリュワーズ)
    9 ロバート・ハッセル3世(ナショナルズ)
    10 コルトン・カウザー(オリオールズ)

  • レイズが先発の一角スプリングスと契約延長 最大5年6575万ドル

    2023.1.26 10:40 Thursday

     日本時間1月26日、レイズは昨季急成長を遂げて先発ローテーション定着を果たした左腕ジェフリー・スプリングスと4年契約を結んだことを発表した。契約条件は4年3100万ドルと報じられており、出来高の条件をすべてクリアし、なおかつ2027年の球団オプション(年俸1500万ドル)が行使された場合、5年間の総額は6575万ドルになるという。年俸は今季が400万ドル、来季が525万ドル、2025年と2026年は各1050万ドル。2024年シーズン終了後にFA予定だったが、レイズは4年契約でローテの一角を確保した。

     現在30歳のスプリングスは、2015年ドラフト30巡目指名でレンジャーズに入団し、2018年7月にメジャーデビュー。レッドソックスを経て、2021年にレイズへ加入し、この年は自己最多の43試合に登板して5勝1敗2セーブ、10ホールド、防御率3.43を記録する活躍を見せた。昨季もブルペンの一員として開幕を迎えたが、5月から先発ローテーションに定着。33試合(うち25先発)に登板して135回1/3を投げ、9勝5敗、防御率2.46、144奪三振と急成長を遂げ、その活躍が認められて4年契約を与えられることになった。

     スプリングスは「正直なところ、まだ実感が湧かないんだ。いろんな感情が渦巻いている。(4年契約をもらえるなんて)信じられないよ」と契約延長に大喜び。「レイズは人間としても選手としても、僕の成長を助けてくれた。今の僕がいるのはレイズのおかげなんだ。特別な組織だし、このチームにいられることがとても嬉しいよ」と自身の成長を手助けしてくれたレイズへの感謝を口にした。

     今季の年俸について、球団が270万ドルを提示していたのに対し、355万ドルを希望して年俸調停も辞さない構えを見せていたスプリングスだが、それ以前から契約延長に向けた話し合いが行われていたという。エリック・ニアンダー編成本部長によると、ポストシーズン敗退後に交渉が開始されたようだ。そして、契約延長をオファーされたスプリングスに迷いはなかった。「僕はこの組織が大好きだし、勝つことも大好きだ。このチームにできる限り長くいたいと思っている。迷わなかったよ」とスプリングスは語った。

  • アライズ獲得のマーリンズは撤退 元首位打者グリエルはどこへ行く

    2023.1.25 12:43 Wednesday

     アストロズからフリーエージェント(FA)となった2021年の首位打者ユリ・グリエルにはマーリンズが強い関心を示していることが報じられていた。しかし、マーリンズはツインズとのトレードで昨季の首位打者ルイス・アライズを獲得。「マイアミ・ヘラルド」のクレイグ・ミッシュ記者によると、アライズ獲得後、マーリンズは「グリエル獲得への積極的な動きをストップした」という。「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者は、グリエルの契約先の有力候補としてアストロズとツインズを挙げている。

     現在38歳のグリエルは、2021年に自己ベストの打率.319をマークして首位打者のタイトルを獲得。しかし、昨季は自己最多の146試合に出場したものの、打率.242、8本塁打、53打点、8盗塁、OPS.647と前年から大きく成績を落とした。ただし、ポストシーズンでは12試合に出場して打率.347、2本塁打、4打点、2盗塁、OPS.850の活躍。2017年以来5年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献し、2個目のチャンピオン・リングを手に入れた。

     アストロズはグリエルに代わる一塁手として同じキューバ出身のホセ・アブレイユを獲得し、巧打のマイケル・ブラントリーと再契約。一塁とDHの枠が埋まったため、アストロズがグリエルと再契約する可能性は消滅したとみられていた。しかし、ヘイマン記者によると、アストロズはグリエルと再契約する可能性を排除しておらず、グリエルのある程度の出場機会を与えることも可能だと考えているという。

     一方のツインズは、アライズを放出したことによって正一塁手が不在となった。現時点では元有望株のアレックス・キリロフがレギュラーの最有力候補だが、三塁やDHでの出場が多くなることが予想されているホセ・ミランダが一塁に入る可能性もある。正一塁手不在というチーム状況を考えれば、アストロズよりもツインズのほうがフィットするように思われるが、最終的にグリエルはどのチームと契約することになるのだろうか。

  • アスレチックスが大砲アギラー獲得 1年300万ドルで合意との報道

    2023.1.25 12:16 Wednesday

     日本時間1月25日、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、アスレチックスはオリオールズからフリーエージェント(FA)となっていた大砲ヘスス・アギラーと1年300万ドルの契約を結ぶことで合意に至ったようだ。アギラーはブリュワーズ時代の2018年に35本塁打、108打点をマークしてオールスター・ゲームに選出され、ホームラン・ダービーにも出場したことがあるスラッガー。決して強力とは言えないアスレチックス打線において主砲としての活躍が期待される。

     現在32歳のアギラーは、インディアンス(現ガーディアンズ)で出場機会を得られず、くすぶっていたものの、2017年のブリュワーズ移籍を機に開花。2018年には打率.274、35本塁打、108打点、OPS.891というキャリアハイのシーズンを過ごした。レイズを経て、2020年からマーリンズでプレーし、2020年と2021年は2年連続でチームMVPに選出。しかし、昨季はなかなか調子が上がらず、8月末に解雇されてオリオールズへ移籍し、2球団合計で129試合に出場して打率.235、16本塁打、51打点、OPS.660に終わった。

     アスレチックスの本拠地オークランド・コロシアムはアギラーのような大砲にとって理想的なプレー環境とは言えないが、レギュラーとしての出場機会を確実に得られることがアギラーにとって魅力だったとみられる。アスレチックスは昨季マット・オルソンを放出し、12人の一塁手を起用したが、レギュラーシーズンの半数以上にスタメン出場した選手はおらず、レギュラーを固定できなかった(セス・ブラウンの72試合が最多)。ブラウンのほか、デルミス・ガルシア、ライアン・ノダらと出場機会を争うことになるが、現時点ではアギラーが正一塁手の最有力候補だ。

     また、アスレチックスは強打の一塁手兼捕手で球団ナンバーワン有望株のタイラー・ソダーストロムが今季中にメジャーへ昇格すると予想されている。1年契約のアギラーは、ソダーストロムがメジャーへ昇格するまでの「つなぎ役」として理想的な存在と言えそうだ。

  • レッドソックスがモンデシーを獲得 ロイヤルズとのトレードが成立

    2023.1.25 11:31 Wednesday

     日本時間1月25日、レッドソックスとロイヤルズのあいだでトレードが成立し、レッドソックスはアダルベルト・モンデシーと後日指名選手1名(または金銭)、ロイヤルズはジョシュ・テイラーを獲得した。ロイヤルズの正遊撃手として活躍していた時期もあるモンデシーだが、ここ2シーズンは故障続き。昨年4月には左膝前十字靭帯を断裂してシーズンを終えており、今季開幕に間に合わない可能性もある。もし健康にシーズンを過ごすことができれば、手薄な二遊間のレギュラー候補として貴重な戦力になるはずだ。

     現在27歳のモンデシーは2015年のワールドシリーズでメジャーデビュー。2016年と2017年はいずれも打率1割台とメジャーの壁に苦しんだが、2018年に75試合で打率.276、14本塁打、32盗塁、OPS.804と頭角を現し、2019年と2020年は正遊撃手として活躍した。しかし、2021年は故障で35試合の出場にとどまり、昨季もわずか15試合の出場で打率.140、0本塁打、5盗塁、OPS.344と低迷。有望株ボビー・ウィットJr.のメジャー昇格&レギュラー定着によって余剰戦力となり、ロイヤルズはトレードでの放出を模索していた。

     レッドソックスは正遊撃手ザンダー・ボガーツがFAでパドレスへ去り、正二塁手トレバー・ストーリーは右肘の手術を受けて長期離脱が決定。ユーティリティ・プレーヤーのクリスチャン・アローヨが二塁、キケ・ヘルナンデスが遊撃のレギュラーを務める見込みとなっており、内野守備の中心となるはずの二遊間に大きな不安を抱えている。もしモンデシーが健康にシーズンを過ごし、2018~20年のようなパフォーマンスを見せることができれば、レッドソックスにとって大きな戦力となることは間違いない。

     ロイヤルズへ移籍するテイラーは29歳の救援左腕で、2021年は61試合に登板して防御率3.40をマーク。ところが、昨季は背中の故障でシーズンを全休した。新天地ロイヤルズで故障からの復活を目指すことになる。

  • ホワイトソックスの右腕クレビンジャーにDV疑惑 MLB機構が調査

    2023.1.25 11:02 Wednesday

     メジャーリーグ公式サイトでホワイトソックスを担当するスコット・マーキン記者がメジャーリーグ機構の広報担当者に確認した情報によると、メジャーリーグ機構はホワイトソックスの先発右腕マイク・クレビンジャーのDV疑惑について調査を行っているようだ。クレビンジャーには生後10ヶ月の娘とその母親に対する家庭内暴力と児童虐待の疑いがあるという。ホワイトソックスは今オフ、クレビンジャーをFAで獲得したが、昨年12月にクレビンジャーと契約した時点では、このDV疑惑を把握していなかったとみられる。

     クレビンジャーのDV疑惑は、米メディア「ジ・アスレチック」によって報じられた。24歳のオリビア・ファインステッドという女性(クレビンジャーの子供の1人の母親)が「ジ・アスレチック」とメジャーリーグ機構の調査官に対して身体的・言語的・精神的な虐待について詳細を説明し、この女性は自身のインスタグラムのストーリーでもクレビンジャーのDV疑惑について言及している。その説明によると、クレビンジャーは昨年6月に女性の首を絞め、さらに2週間後にはホテルの部屋で女性を平手打ちしたという。

     ホワイトソックスは「メジャーリーグ機構とシカゴ・ホワイトソックスはあらゆる疑惑を非常に真剣に受け止め、ホワイトソックスはメジャーリーグ機構とメジャーリーグ選手会によって定められたDV規定を完全に支持しています」との声明を発表。「メジャーリーグ機構はこの疑惑が明らかになったあと、調査を開始しました。ホワイトソックスは契約時点でこの疑惑を把握していませんでした。メジャーリーグ機構の調査プロセスが完了するまでコメントを控えさせていただきます」とクレビンジャーのDV疑惑を把握していなかったことを明らかにした。

     現在32歳のクレビンジャーは、昨季パドレスで7勝7敗、防御率4.33、91奪三振を記録。今オフ、1年1200万ドル+オプション1年の契約でホワイトソックスに加入し、今季は先発ローテーションの一角として期待されていた。DV規定違反で処分が科されることになれば、戦力構想が狂いが生じ、ホワイトソックスにとっては痛手となるだろう。

  • 2024年度殿堂入り投票の注目ポイント ベルトレイは一発当選なるか

    2023.1.25 10:34 Wednesday

     日本時間1月25日、2023年度アメリカ野球殿堂入り投票の結果発表が行われ、ゴールドグラブ賞8度の名三塁手スコット・ローレンが見事殿堂入りを果たした。メジャーリーグ公式サイトでは、デービッド・アドラー記者が早くも2024年度の殿堂入り投票の注目ポイントを紹介。今回の殿堂入り投票で得票率72.2%を記録したトッド・ヘルトンの殿堂入りが有力視されるほか、有資格初年度組ではエイドリアン・ベルトレイの「一発当選」が確実視されている。ほかにはジョー・マウアー、チェイス・アトリーらも初登場する。

     ロッキーズ一筋で活躍した強打者ヘルトンは、今回の殿堂入りで得票率72.2%に終わり、当選ラインの75%に惜しくも届かなかった。しかし、前回の52.0%から大幅アップを果たしており、6度目のチャレンジとなる次回での殿堂入りが有力だ。ビリー・ワグナーとアンドリュー・ジョーンズの2人も着実に得票率を伸ばしており、ワグナーは68.1%、ジョーンズは58.1%で殿堂入りに一歩前進。ワグナーは次回が9度目のチャレンジ、ジョーンズは次回が7度目のチャレンジとなるが、ともに有資格期間の10年を完走する前に殿堂入りする可能性が高そうだ。

     2024年度から有資格者となる選手では、通算3166安打、477本塁打、三塁手史上3位となるWAR93.5を記録したベルトレイの「一発当選」が確実視されている。ドミニカ共和国出身で5人目の殿堂入り選手が誕生するのは間違いないだろう。マウアーとアトリーの2人も全盛期には殿堂入りクラスの成績を残したが、両者とも比較的ピークが短く、積算系の打撃スタッツに物足りなさが残る点がネック。ベルトレイとともに「一発当選」するのは難しいかもしれない。

     ほかにはデービッド・ライト、マット・ホリデイ、ホセ・バティースタ、ビクター・マルティネス、エイドリアン・ゴンザレス、ホセ・レイエスといった大物たちが初めて資格を得る。また、通算247勝を挙げた一方、薬物規定違反による出場停止処分を受けたことがあるバートロ・コローンはどのような評価を受けるだろうか。さらには、2度目のチャレンジとなるカルロス・ベルトラン、有資格10年目でラストチャンスとなるゲーリー・シェフィールドらの得票率がどこまで伸びるかにも注目だ。

  • 名三塁手ローレンが殿堂入り! 得票率76.3%で当選ラインをクリア

    2023.1.25 10:10 Wednesday

     日本時間1月25日、アメリカ野球殿堂入りの記者投票の結果発表が行われ、ゴールドグラブ賞8度の名三塁手スコット・ローレンが得票率76.3%で当選ライン(75%)をクリアし、殿堂入りを決めた。ローレンは時代委員会によって選出されたフレッド・マグリフとともに、日本時間7月24日にニューヨーク州クーパーズタウンで行われる殿堂入りセレモニーで表彰される。一方、ロッキーズで活躍した強打者トッド・ヘルトンは72.2%で惜しくも当選ラインに届かず。殿堂入りは次回以降に持ち越しとなった。

     ローレンは史上18人目の殿堂入り三塁手となったが、守備位置別で見ると野手では最少人数である(指名打者を除く)。三塁手の殿堂入りは2018年のチッパー・ジョーンズ以来5年ぶり。直近40年間でデビューした三塁手ではジョーンズとローレンの2人だけである。

     フィリーズ、カージナルス、ブルージェイズ、レッズの4球団で合計17年間プレーしたローレンは、通算2038試合に出場して2077安打、打率.281、316本塁打、1287打点、118盗塁、OPS.855を記録。積算系の打撃スタッツには物足りなさが残るものの、史上屈指の三塁守備を誇り、ゴールドグラブ賞を8度受賞。データサイト「ベースボール・リファレンス」が算出する総合指標WARでは70.1という好成績を残している。初年度の得票率は10.2%に過ぎなかったが、そこから17.2%→35.3%→52.9%→63.2%と毎年順調に得票率を伸ばし、6度目のチャレンジで殿堂入りを果たした。

     2023年度殿堂入り投票の結果は以下の通り。なお、有資格期間の10年を完走したジェフ・ケントと得票率5%未満の12人は次回以降の殿堂入り投票から除外される。

    スコット・ローレン 得票率76.3%
    トッド・ヘルトン 72.2%
    ビリー・ワグナー 68.1%
    アンドリュー・ジョーンズ 58.1%
    ゲーリー・シェフィールド 55.0%
    カルロス・ベルトラン 46.5%
    ×ジェフ・ケント 46.5%
    アレックス・ロドリゲス 35.7%
    マニー・ラミレス 33.2%
    オマー・ビスケル 19.5%
    アンディ・ペティット 17.0%
    ボビー・アブレイユ 15.4%
    ジミー・ロリンズ 12.9%
    マーク・バーリー 10.8%
    フランシスコ・ロドリゲス 10.8%
    トリー・ハンター 6.9%
    ×ブロンソン・アローヨ 0.3%
    ×R・A・ディッキー 0.3%
    ×ジョン・ラッキー 0.3%
    ×マイク・ナポリ 0.3%
    ×ヒューストン・ストリート 0.3%
    ×マット・ケイン 0%
    ×ジャコビー・エルズバリー 0%
    ×アンドレ・イーシアー 0%
    ×J・J・ハーディ 0%
    ×ジョニー・ペラルタ 0%
    ×ジェレッド・ウィーバー 0%
    ×ジェイソン・ワース 0%

  • 明日殿堂入り投票結果発表 ローレン、ヘルトン、ワグナーらに注目

    2023.1.24 11:45 Tuesday

     日本時間1月25日午前8時から「MLBネットワーク」にて2023年度アメリカ野球殿堂入り投票の結果発表が行われる。当選には得票率75%以上が必要だが、各記者が公表した投票内容を集計している米サイトによると、185人分の投票内容が明らかになった時点でトッド・ヘルトン(80.0%)とスコット・ローレン(79.5%)の2人が75%をクリア。ビリー・ワグナー(73.5%)も当選ラインに迫っている。時代委員会で選出されたフレッド・マグリフとともに殿堂入りセレモニーの舞台に立つ者は現れるだろうか。

     今回の殿堂入り投票には、前年に5%以上の得票率を記録した14人と今回から新たに有資格者となった14人の合計28人がノミネート。前年から引き続き投票対象となっている14人のうち、前年の得票率が最も高かったのがゴールドグラブ賞8度の名三塁手ローレン(63.2%)だ。ローレンは今回が6度目のチャレンジ。もし殿堂入りを果たせば、三塁手としては2018年のチッパー・ジョーンズ以来5年ぶり18人目となるが、実際の得票率は事前判明分よりも低くなる傾向があるため、現時点で79.5%のローレンが当選ラインの75%をクリアできるかは微妙なところだ。

     現時点での得票率はヘルトン(80.0%)、ローレン(79.5%)、ワグナー(73.5%)、アンドリュー・ジョーンズ(68.1%)、ゲーリー・シェフィールド(63.2%)と続き、6番目にカルロス・ベルトランが登場する。ベルトランは今回から新たに有資格者となった14人のなかで最も殿堂入りの可能性が高い候補者と目されており、実際に得票率は14人のなかでトップ。通算2725安打、435本塁打、1587打点、312盗塁と実績も十分だが、アストロズ時代の2017年に不正なサイン盗みに関与していたことが影響しているのか、現時点の得票率は55.7%にとどまっている。とはいえ、初年度に50%を超えていることを考えると、有資格期間10年のあいだに殿堂入りする可能性は高そうだ。

     候補者28人のなかで唯一、有資格最終年の10年目を迎えているのが通算351本塁打の強打の二塁手ジェフ・ケントだ。現時点での得票率はベルトランを下回る51.9%にとどまっており、殿堂入りできないまま有資格期間の10年を完走することになりそうだ。通算509本塁打のシェフィールドは今回が9度目のチャレンジ。ステロイド疑惑がつきまとう選手だが、現時点で得票率を63.2%まで伸ばしており、今回は難しくとも、ラストチャンスとなる次回で75%を超える可能性はあるかもしれない。

     もし記者投票で誰も選出されなければ、2021年以来2年ぶりとなる。過去78回の投票では、1945年、1950年、1958年、1960年、1965年、1971年、1996年、2013年、そして2021年と誰も選出されなかったケースが9度あった。日本時間7月24日にクーパーズタウンのクラーク・スポーツ・センターで行われる殿堂入りセレモニーでマグリフとともにスピーチを行う者は現れるのか。いよいよ明日、結果が発表される。

  • ツインズが外野手補強 ロイヤルズから2021年GG賞のテイラー獲得

    2023.1.24 10:42 Tuesday

     日本時間1月24日、メジャーリーグ公式サイトのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、ツインズはロイヤルズとのトレードでマイケル・A・テイラーを獲得することで合意に至ったようだ。テイラーは2021年にゴールドグラブ賞を受賞した俊足好守の外野手。左打ちの外野手が多いツインズにとって、貴重な右打ちの外野手となる。なお、トレードの対価として、右腕スティーブン・クルーズ、左腕エバン・シスクという2人のマイナーリーガーがロイヤルズへ移籍する予定であることが報じられている。

     現在31歳のテイラーはロイヤルズと2年900万ドルの契約を結んでおり、今季が契約最終年となる。メジャーデビューした2014年から2020年までナショナルズでプレーし、2019年にワールドシリーズ制覇を経験。ロイヤルズ移籍1年目の2021年はセンターで守備防御点+19の好守を見せ、自身初のゴールドグラブ賞を受賞した。昨季は124試合に出場して打率.254、9本塁打、43打点、4盗塁、OPS.670を記録。2年連続のゴールドグラブ賞は逃したが、前年に続いて守備防御点+19と好守は健在だった。

     ツインズは左翼ジョーイ・ギャロ、中堅バイロン・バクストン、右翼マックス・ケプラーで外野のレギュラーが固まっており、テイラーは現時点では「4人目の外野手」という位置づけ(ケプラーにはトレードの噂あり)。ただし、ギャロとケプラーは左打者であり、バクストンは故障リスクの高い選手のため、テイラーには対左腕時を中心にある程度の出場機会が与えられる見込みだ。また、ツインズの40人ロースターに登録されている外野手8人のうち、右打者はバクストンとギルベルト・セレスティーノの2人しかおらず、テイラーはチーム内で貴重な右打ちの外野手ということになる。

     ロイヤルズへ移籍する予定のクルーズは23歳の右腕で、昨季はマイナーAA級で46試合に登板して56イニングを投げ、1勝4敗4セーブ、2ホールド、防御率5.14、72奪三振を記録。「MLBパイプライン」による球団別プロスペクト・ランキングではツインズの28位にランクインしている。一方、シスクは25歳の左腕で、昨季はマイナーAA級とAAA級の2階級合計で50試合に登板して63イニングを投げ、5勝1敗1セーブ、10ホールド、防御率1.57、76奪三振の好成績を残した。

  • エンゼルスのモレノ・オーナーが球団売却を中止へ 球団が公式発表

    2023.1.24 10:23 Tuesday

     エンゼルスは数ヶ月間にわたって球団売却の可能性を模索していたが、日本時間1月24日、球団売却を模索するプロセスを終え、アルテ・モレノ・オーナーとその家族が引き続き球団を保有し続けることを発表した。現在76歳のモレノ・オーナーは球団売却の可能性も含め、昨年8月に後任探しをスタート。「ガラティオート・スポーツ・パートナーズ」に財務アドバイザーとしての支援を依頼し、買収に興味を持つ買い手との面談を行っていたが、面談を続けるなかで「まだやり残したことがある」と感じ、球団を保有し続けることを決めたようだ。

     エンゼルスが発表した公式声明のなかで、モレノ・オーナーは「このプロセスのあいだ、我々にはやり残したことがあり、チームの将来とファンの体験にポジティブな影響を与えられると感じていることが明らかになった」と球団売却を取りやめた理由を説明。「このオフシーズン、我々のペイロールは球団史上最高額となっており、ファンのもとにワールドシリーズ制覇をもたらすという目標を達成したいと考えている。エンゼルス球団の次のチャプターを楽しみにしている」と意欲を示した。

     2003年に「ウォルト・ディズニー・カンパニー」から1億8400万ドルで球団を買収したモレノ。「ガラティオート・スポーツ・パートナーズの素晴らしい努力のおかげで、球団に興味を示してくれた多くの有能な個人やグループと会うことができた」と球団売却のプロセスに協力してくれた人々への感謝を示した一方、「しかし、話し合いが進み、具現化し始めると、我々の心はエンゼルスにあり続け、ファンや選手、従業員とお別れをする準備ができていないことに気づいた」と球団への愛着を語った。

     メジャーリーグ公式サイトのロブ・マンフレッド・コミッショナーは「エンゼルスの買収に強い興味を示していた買い手がいたものの、アルテ・モレノの野球への愛が最も重要だ。モレノ一家が球団を引き続き保有することを決めたことを大変嬉しく思う」とモレノの決断を歓迎。球団売却の中止が今季終了後にFAとなる大谷翔平の去就にどんな影響を与えるか、今後の動向には大きな注目が集まりそうだ。

  • 首位打者アライズがマーリンズ移籍 右腕ロペスら3選手とトレード

    2023.1.21 09:22 Saturday

     日本時間1月21日、マーリンズはツインズから昨季のアメリカン・リーグ首位打者ルイス・アライズをトレードで獲得したことを発表した。交換要員としてマーリンズからツインズへ移籍するのは先発右腕パブロ・ロペスとマイナー2選手(ホセ・サラスとバイロン・チョーリオ)。マーリンズのキム・アングGMはアライズを二塁のレギュラーとして起用する方針を明らかにしており、正二塁手ジャズ・チザムJr.は中堅へコンバートされる。一方のツインズは目標としていた複数年保有可能な先発投手の獲得に成功した。

     現在25歳のアライズはメジャー4年目の昨季、ツインズで144試合に出場して打率.316、8本塁打、49打点、4盗塁、OPS.795を記録。元マリナーズのイチローが絶賛した巧みなバットコントロールを遺憾なく発揮し、首位打者のタイトルを獲得してアーロン・ジャッジ(ヤンキース)の三冠王を阻止した。自己最多の50四球を選んだ一方、三振は43個だけ。昨季500打席以上で50三振未満の打者はメジャー全体で唯一だった。なお、首位打者になった選手がその年のオフにトレードされるのは1978年オフにツインズからエンゼルスへ移籍したロッド・カルー以来だという。マーリンズはアライズを少なくともあと3年保有できる。

     ツインズが獲得したのはロペス、サラス、チョーリオの3選手。アライズとロペスの1対1のトレードには応じない姿勢を明確にしていたが、マーリンズがロペスに加えて若手2選手の放出に応じたため、トレードが成立した。現在26歳のロペスはメジャー5年目の昨季、マーリンズで32試合に先発して180イニングを投げ、10勝10敗、防御率3.75、174奪三振を記録。少なくともあと2年保有可能であり、今季終了後に前田健太、ソニー・グレイ、タイラー・マーリーがFAとなるツインズにとって、待望の複数年保有可能な先発投手の補強となった。

     サラスは19歳の遊撃手で、昨季はマイナーA級とA+級の2階級合計で109試合に出場し、打率.250、9本塁打、41打点、33盗塁、OPS.722を記録。「MLBパイプライン」の球団別プロスペクト・ランキングではマーリンズの5位にランクインしていた。チョーリオは17歳の外野手で、昨季はドミニカ共和国のサマーリーグで51試合に出場し、打率.344、1本塁打、23打点、19盗塁、OPS.839という成績を残している。

  • マリナーズがラステラの獲得を発表 負担するのは最低保証年俸のみ

    2023.1.20 09:55 Friday

     日本時間1月20日、マリナーズはエンゼルス時代の2019年にオールスター・ゲーム選出経験があるトミー・ラステラと1年契約を結んだことを発表した。ラステラはジャイアンツと3年1875万ドルの契約を結んでいたが、12月末にDFAとなり、今月上旬に解雇。よって、今季年俸1150万ドルの大部分はジャイアンツに負担義務があり、マリナーズが負担するのはメジャー最低保証年俸の72万ドルのみである。なお、ラステラの加入に伴い、左腕ジャスタス・シェフィールドがDFAとなっている。

     今月末に34歳の誕生日を迎えるラステラは、2019年の前半戦に打率.300、16本塁打、44打点、OPS.848の好成績を残し、オールスター・ゲーム初選出。故障で後半戦は2試合しか出場できなかったが、短縮シーズンの2020年もエンゼルスとアスレチックスの2球団合計で55試合に出場して打率.281、5本塁打、25打点、OPS.819と活躍し、ジャイアンツとの3年契約を得た。しかし、ジャイアンツ移籍後は2年連続で故障に悩まされ、2021年は76試合でOPS.713、昨季は60試合でOPS.632と低迷。戦力構想から外れ、契約を1年残して放出された。

     ラステラは本職の二塁のほか、三塁や一塁を守ることもできるが、昨季はDHとしての出場が大半で、守備に就いたのは三塁6試合、二塁3試合、一塁3試合だけだった。マリナーズは一塁タイ・フランス、二塁コルテン・ウォン、三塁エウヘニオ・スアレス、遊撃J・P・クロフォードで内野のレギュラーが固まっているため、ラステラはそのバックアップを務めることになるとみられる。左腕に強い右打者のAJ・ポロックとDHでプラトーン的に起用される可能性もありそうだ。

     今オフのマリナーズはトレードでウォン、テオスカー・ヘルナンデス、クーパー・ハメル、ジャスティン・トーパ、FAでラステラ、ポロック、トレバー・ゴットを獲得。派手さはないものの、着実に必要な戦力を揃えている。

  • ロイヤルズが左腕チャップマンと契約合意 1年375万ドル+出来高

    2023.1.20 09:34 Friday

     日本時間1月20日、メジャーリーグ公式サイトが関係者から得た情報によると、ロイヤルズはヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていた救援左腕アロルディス・チャップマンと1年375万ドルで契約合意に至ったようだ。最大400万ドルの出来高が設けられており、チャップマンは今季の成績次第で最大775万ドルを得ることができるが、昨季の年俸1600万ドルから大幅ダウンとなった。なお、ロイヤルズには昨季24セーブ、防御率2.18のスコット・バーローがおり、チャップマンにクローザーの座は保証されていない。

     現在34歳のチャップマンはかつて「メジャー最速投手」として鳴らした剛腕であり、レッズ時代に4度、ヤンキース時代に3度のオールスター・ゲーム選出を経験。メジャー13年間でシーズン30セーブ以上を8度マークするなど、クレイグ・キンブレルとケンリー・ジャンセンに次いで現役3位となる通算315セーブの実績を誇る。しかし、近年は衰えが目立つようになり、昨季は43試合に登板して4勝4敗9セーブ、1ホールド、防御率4.46と自己最悪のシーズンに。防御率は2019年の2.21から3.09→3.36→4.46と3年連続で悪化しており、昨季の奪三振率10.65は自己ワースト、与四球率6.94も自己ワースト2位の数字だった。

     故障も増えており、昨季は左アキレス腱の炎症で5月下旬から1ヶ月以上離脱。8月下旬にはタトゥーからの感染症で3週間ほど戦列を離れるという珍しいアクシデントもあった。さらに、ポストシーズン前のチーム全体練習を無断欠席して地区シリーズのロースターから外されるなど、チームの一員として相応しくない行動も見られた。フォーシームの平均球速も97.5マイルまで落ちており、メンタル面も含めて、新天地ロイヤルズでどこまで以前の輝きを取り戻せるか不安が残る。

     とはいえ、昨季も被打率は1割台(.188)。心身ともにコンディションが万全であれば、ロイヤルズにとって大きな戦力となることは間違いないだろう。

  • ツインズが昨季首位打者アライズ放出を検討か 先発投手補強目指す

    2023.1.19 12:28 Thursday

    「ジ・アスレチック」でツインズを担当するダン・ヘイズ記者によると、カルロス・コレアと6年2億ドルで再契約を結んだツインズは、複数年保有可能な先発投手を獲得するために、昨季の首位打者ルイス・アライズをトレードで放出することを検討しているようだ。ツインズは今季終了後にソニー・グレイ、前田健太、タイラー・マーリーの3人がFAとなるため、来季以降に向けた先発投手の補強が急務。そのためには首位打者のタイトルを手にした好打者の放出も辞さない構えだ。

     現在25歳のアライズはメジャー最初の3シーズンで966打席に立ち、打率.313、わずか88三振と巧みなバットコントロールで知られる選手だったが、メジャー4年目の昨季ついに本格ブレイク。初めて規定打席に到達し、打率.316、8本塁打、49打点、OPS.795の好成績を残してオールスター・ゲーム初選出を果たしただけでなく、首位打者のタイトルを獲得し、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)の三冠王を阻止した。今オフ初めて年俸調停権を取得しており、ツインズは2025年シーズンまであと3年アライズを保有できる。

     各メディアの報道によると、ツインズはマーリンズとのトレード交渉を行っているようだ。マーリンズはパブロ・ロペス(2024年シーズンまで保有可能)、ヘスス・ルザード(2026年)、トレバー・ロジャース(2026年)、エドワード・カブレラ(2028年)、ブラクストン・ギャレット(2028年)と複数年保有可能な先発投手を多く抱えており、複数の球団とトレードに向けた話し合いを進めていることが報じられている。複数年保有可能な先発投手がほしいツインズにとって、理想的なトレード相手と言えるだろう。

     ヘイズ記者によると、ツインズはロペスを欲しがっているものの、マーリンズに対して「アライズとロペスの1対1のトレードには応じない」ことを通達しているという。つまり、あと3年保有可能なアライズの価値に見合った対価を得られないのであれば、無理にアライズの放出には動かないということだ。

     なお、ツインズはアライズのほかにマックス・ケプラーもトレード要員とし、他球団との話し合いを行っているとみられる。シーズン開幕までに先発投手の補強を実現させることはできるだろうか。

  • ツインズが右腕パダックと3年契約 昨年5月にトミー・ジョン手術

    2023.1.19 12:03 Thursday

     日本時間1月19日、ツインズは先発右腕クリス・パダックとの契約を延長したことを発表した。契約期間は3年で、年俸は2023年が250万ドル、2024年が252万5000ドル、2025年が750万ドルであることが報じられている。また、2025年シーズンには投球イニング数に応じた出来高が設けられており、140イニングと150イニングに到達すると各50万ドル、160イニングと170イニングに到達すると各75万ドルを得られるという。なお、昨年5月にトミー・ジョン手術を受けており、今年8月ごろの戦列復帰を目指している。

     現在27歳のパダックは、かつてトップ・プロスペクトとして期待され、パドレスでメジャーデビューした2019年には26先発で140回2/3を投げ、9勝7敗、防御率3.33、153奪三振をマーク。しかし、短縮シーズンの2020年は防御率4.73、2021年は防御率5.07と年々成績が悪化し、開幕直前のトレードでツインズに移籍した昨季は右肘を痛め、わずか5先発で1勝2敗、防御率4.03に終わった。5月にトミー・ジョン手術(自身2度目)を受けたため、今季の大部分を欠場する見込み。現時点では8月ごろの戦列復帰を目指していることが報じられている。

     ツインズがパダックとの契約を延長したのは、今季終了後に前田健太、タイラー・マーリー、ソニー・グレイの3人がFAになるというチーム事情も関係している。パダックは順調にいけば2024年シーズン終了後FA予定だったが、今回の契約延長によって1年先延ばしに。他にはジョー・ライアン、ベイリー・オーバー、ジョシュ・ワインダーといったメジャー経験の少ない投手しかおらず、来季以降に備えて4シーズンのメジャー経験を持つパダックを確保しておきたい思惑があったのだろう。

     現時点ではグレイ、ライアン、マーリー、前田、オーバーの5人が開幕ローテーションを形成すると予想されているツインズだが、ワインダーら若手が控えているほか、複数年保有可能な先発投手の補強を目指していることが報じられており、シーズン開幕までのあいだにローテーションの顔ぶれが変わる可能性もありそうだ。

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