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  • 大谷の登板が明日にスライド 鉄道会社「乗せることができて光栄」

    2021.5.28 10:00 Friday

     日本時間5月28日のアスレチックス戦で今季7度目の先発登板が予定されていた大谷翔平(エンゼルス)だが、オークランド・コロシアムへの移動中に思わぬアクシデントが発生し、登板日が同29日にスライドされた。エンゼルスの選手とコーチを乗せたバスはオークランド・コロシアムに向かっていたものの、ベイブリッジの事故によりBART(高速鉄道)での移動を強いられることに。試合前の準備として普段通りのルーティンをこなす時間が不足したため、エンゼルスは大谷の登板を翌日にスライドすることを決めた。

     メジャーリーグ公式サイトでエンゼルスのビートライターを務めるレット・ボリンガー記者によると、エンゼルスの選手とコーチを乗せたバスはベイブリッジで発生した事故による渋滞に巻き込まれ、「プランB」であるBART(高速鉄道)での移動に切り替えた。ところが、この乗り換えにも手間取ってしまい、大谷は登板前のルーティンを消化する時間が足りなくなってしまった。よって、リリーフ登板の経験があり、素早く準備ができるパトリック・サンドバルが大谷に代わって先発することになり、大谷の登板は翌日にスライドされた。

     当初発表されていたスタメンでは、大谷は投打同時出場せず、ピッチングに専念。DHにはフィル・ゴスリンが入って8番、大谷の定位置である2番には一塁のジャレッド・ウォルシュが入っていた。大谷の登板がスライドされたことによりエンゼルスはスタメンを変更し、大谷は「2番・DH」でスタメンに名を連ねている。

     また、BART(高速鉄道)の公式ツイッターは「大谷翔平のような野球のスーパースターを乗せることができてとても光栄です」とツイート。ボリンガー記者のツイートのなかにBARTにも遅延が発生していたと誤解されるような記述があったため、「我々には何の問題も発生していません。ベイブリッジで事故が発生していますが、コロシアムへ向かう列車に遅延が発生していないことを確認しております」と情報を補足した。

  • キャラウェイが不適格リスト入り エンゼルスは即解雇を決定

    2021.5.27 14:00 Thursday

     日本時間5月27日、エンゼルスはミッキー・キャラウェイ投手コーチの解雇を発表した。セクハラ疑惑が浮上して暫定的に職務停止となっていたキャラウェイだが、メジャーリーグ機構による調査の結果、メジャーリーグ機構が定めるポリシーに違反する行為があったことが判明。2シーズンにわたってメジャーリーグ機構の不適格リストに登録されることが決定した。このリストに登録されている期間中はマイナーも含め、メジャーリーグ機構に関連するチームでの雇用が禁止される。最短で2022年シーズン終了後に復職申請が可能となる。

     今年2月、「ジ・アスレチック」はキャラウェイのセクハラ疑惑を報じた。スポーツメディア業界で働く5人の女性がキャラウェイのセクハラ的な言動を告発したのだ。キャラウェイがセクハラ的な言動を行っていたとされるのは、インディアンスの投手コーチ、メッツの監督、エンゼルスの投手コーチを務めていた5年間。シャツを着ていない写真を女性に対して一方的に送ったり、女性に対してヌード写真を要求したりしていたという。

     キャラウェイがこの報道を否定したため、エンゼルスはメジャーリーグ機構の調査が終了するまで暫定的にキャラウェイを職務停止としていた。キャラウェイが不在の期間中は、ブルペンコーチのマット・ワイズが代理の投手コーチを務め、ドム・チティーが代理のブルペンコーチに就任していたが、キャラウェイの解雇に伴い、ワイズとチティーからは「代理」の肩書が外された。

     キャラウェイはインディアンスの投手コーチ時代に強力投手陣を育て上げた手腕を評価され、2018年からメッツの監督に就任。しかし、2年間で163勝161敗に終わり、ポストシーズン進出を果たせず、2019年シーズン終了後に解任された。2020年からジョー・マドン監督のもとで投手コーチを務め、エンゼルス投手陣の立て直しを託されていたが、そのミッションを完遂することのないままチームを去ることになってしまった。

  • ドジャース ベリンジャーとマキンストリーが今週末に戦列復帰へ

    2021.5.27 12:30 Thursday

     ドジャースは故障者リスト入りしているコディ・ベリンジャーとザック・マキンストリーの2人を日本時間5月28日から始まるジャイアンツ4連戦の期間中に戦列復帰させる方針を固めたようだ。ベリンジャーは左腓骨の亀裂骨折により開幕直後に故障者リスト入り。マキンストリーは右脇腹を痛めて4月下旬に戦列を離れた。両者ともマイナーAAA級でのリハビリ出場を順調にこなしており、デーブ・ロバーツ監督によると、早ければ日本時間5月30日、ジャイアンツ4連戦の3戦目からチームに合流する可能性があるという。

     2017年新人王、2019年MVPのベリンジャーはAAA級で4試合に出場して打率.188(16打数3安打)ながら2本塁打を記録。4試合のうち、中堅手として3試合、一塁手として1試合に出場したが、フルイニング出場した試合は1度もない。明日からの2日間はアリゾナの球団施設で実戦形式の打撃練習を行う予定となっており、日本時間5月29日には同じく戦線離脱中のブルスダル・グラテロルとの対戦も予定されている。

     ロバーツは「(戦列復帰のタイミングは)コディの状態次第だ」と話しており、アリゾナでの2日間の様子を見て、最終的な判断を下すことになる。なお、ベリンジャー復帰後は、中堅手としてだけでなく、チーム状況に応じて一塁手として起用する方針も明らかにしている。

     一方のマキンストリーはAAA級で4試合に出場して打率.333(12打数4安打)、出塁率.467、OPS.967を記録。戦列復帰の準備は整っているように見える。ただし、ロバーツは「マキンストリーにより多くの打席を与えることが最優先」と話しており、急いでメジャーに復帰させてベンチ要員になるよりは、AAA級で実戦経験を積ませたいと考えているようだ。マキンストリーはメジャー2年目の今季、17試合に出場して内外野4ポジションを守りながら打率.296、3本塁打、14打点、OPS.883をマークしている。

     気になるのはベリンジャーとマキンストリーの戦列復帰に伴うロースターの入れ替えだ。マット・ベイティ、シェルドン・ノイジー、DJ・ピータースらが降格候補だが、移籍後6試合で打率.176(17打数3安打)にとどまっている筒香嘉智が対象となる可能性もある。筒香にとって、ジャイアンツ4連戦の最初の2試合でどのような働きができるかが大きなポイントとなるかもしれない。

  • ジオリト対フラハティ 高校のチームメイトの投げ合いが実現

    2021.5.25 14:30 Tuesday

     ホワイトソックスのエース、ルーカス・ジオリトとカージナルスのエース、ジャック・フラハティはともにハーバード・ウエストレイク高校の出身で、高校時代はチームメイトだった(フラハティのほうが2学年下)。その2人の投げ合いが日本時間5月26日、ついに実現する。両チームの3連戦は同25日からスタート。その初戦の試合開始4時間ほど前、ジオリトとフラハティはホワイトソックスのイーサン・カッツ投手コーチ(高校時代のコーチ)とともに再会を喜んだ。

     ハーバード・ウエストレイク高校では、ジオリトとフラハティだけでなく、ブレーブスのエース、マックス・フリードもチームメイトだった。今季はこの3人が揃って開幕投手を務めたことで話題に。フラハティは「いつか3人でメジャーリーガーになろうと話したことはあるけれど、直接対決に関して話したことがあるかどうかは覚えていないんだ。(同学年の)マックス対ルーカスのほうが話題になると思うし、いつか実現すればいいと思う。でも(ジオリトとの投げ合いは)楽しみだね」と語る。

     フラハティは前回登板の時点でジオリトと直接対決の可能性があることに気付いていたという。日本時間5月20日に両者が登板し、その翌日は両チームともオフだったため、次回の登板日が一致。「前回の登板が終わったあと、フラハティから『次の登板は火曜日?』とメールが来たんだ。『その予定だよ』と返信した。そのあとで彼のスケジュールを見て『あ、なるほど!わかったぞ!』と気付いたんだ」とジオリトは5日前を振り返る。

     両者の高校時代にヘッドコーチを務めていたマット・ラクールも明日の試合を観るためにシカゴを訪れる予定。また、高校時代の投手コーチであるカッツはホワイトソックスのダグアウトから両者の投げ合いを眺めることになる。なお、ジオリトは「3人のうち、誰がカッツのお気に入りだったか」という問いには答えなかったものの、「お気に入りはいないんじゃないかな。いたとしても言わないと思うし、僕も知らないよ。コーチとしてホワイトソックスに来てくれたことが何かを物語っているのかもしれないけれどね」と冗談っぽく話した。

     今季3勝4敗、防御率4.35、奪三振率11.05のジオリトと、同8勝0敗、防御率2.53、奪三振率9.28のフラハティ。友人同士であり、互いに尊敬しあう仲でもある両者が投げ合う一戦は、いったいどんな展開になるだろうか。ホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督は「特別な日になるだろう。楽しみだよ」と語っている。

  • 低迷中のツインズ トレード期限までに主力放出でチーム解体か

    2021.5.25 11:00 Tuesday

     地区3連覇を目指すツインズが苦しんでいる。2年連続で6割以上の勝率をマークして地区優勝していたツインズだが、今季は開幕から波に乗れず、日本時間5月24日の試合が終了した時点でメジャー最低勝率(.370=オリオールズと同率)に沈んでいる。もちろん、ここから巻き返すチャンスも残されているが、地区首位のホワイトソックスとは9.5ゲーム差。ワイルドカード2位のヤンキースにも10.5ゲーム差をつけられている。今後はトレードで主力選手の放出に動く可能性が高そうだ。

     ツインズのサッド・レバインGMは「我々は現在のために、あるいは将来のために、チームにとって有益な決断をしようとしている。どちらのためにもならないような中途半端な動きはしないようにしたい」とコメント。レバインの頭のなかにはアスレチックスのビリー・ビーン副社長の「シーズン6ヶ月のうち、最初の2ヶ月はチームの戦力を把握し、次の2ヶ月は必要な変更を行い、最後の2ヶ月はじっくり様子を見るべき」という考えが浮かんでいるようだ。最初の2ヶ月がまもなく終了し、レバインは必要な変更を行う段階に突入する。

     有力なトレード候補となるのはネルソン・クルーズ、アンドレルトン・シモンズ、マイケル・ピネイダ、J・A・ハップ、アレックス・コロメイ、ハンセル・ロブレス、マット・シューメイカーといった今季終了後にFAとなる選手たち。このなかではクルーズが最も魅力的な戦力だが、DH専門のベテラン選手のため、放出先はア・リーグの球団に限られる。シモンズには遊撃守備に不安を抱えるチームから関心が寄せられるだろう。

     とはいえ、上記の選手たちを放出するだけでは大きな対価は望めない。レバインが中長期的な視野でチームの立て直しを目指すのであれば、ミゲル・サノー、ホゼ・ベリオス、テイラー・ロジャース、バイロン・バクストン、ホルヘ・ポランコといった来季以降も保有可能な選手の放出も検討されるかもしれない。あるナ・リーグの球団幹部は「彼らがクリエイティブになり、まだ保有期間が残っている選手の放出を行う可能性もあると思う。どんな動きをするか興味深いね」と話している。

  • ジャイアンツ・山口俊 AAA級ウエストの週間最優秀投手に選出

    2021.5.25 09:30 Tuesday

     日本時間5月25日、マイナーリーグ各階級の週間MVPが発表され、ジャイアンツ傘下AAA級サクラメントでプレーしている山口俊がAAA級ウエストの週間最優秀投手に選出された。山口は日本時間5月23日のリノ戦(ダイヤモンドバックス傘下AAA級)に先発して7回途中まで85球を投げ、被安打1、奪三振9、与四球2、失点2(自責点0)の好投。シーズン最初の2登板では合計9失点(防御率10.13)を喫していたが、前回登板の好投により防御率は5.65まで改善された。

     山口が先発したリノ戦、サクラメントは7回表に3点差を追い付かれたものの、9回裏にブライス・ジョンソンが試みた三盗が捕手ブライアン・ホラデイの悪送球を誘ってサヨナラ勝ち。山口は7回表に味方のエラー絡みで一死1・2塁のピンチを招いたところで降板し、2番手のカミリオ・ドーバルが同点に追い付かれたため、今季初勝利をマークすることはできなかったが、先発投手としての役割をしっかり果たした。

     ただし、山口のメジャー昇格への道は非常に険しい。今季のジャイアンツは開幕から先発陣が非常に安定しており、先発防御率2.88はパドレス(2.64)、ドジャース(2.74)に次ぐメジャー3位。この先発投手陣の活躍がパドレス、ドジャースの2球団と地区首位を争う原動力となっている。

     現在はアーロン・サンチェスとローガン・ウェブの2人が故障者リスト入りしているが、ケビン・ゴーズマン、ジョニー・クエイト、アンソニー・ディスクラファーニ、アレックス・ウッドの4本柱は健在。故障者の穴埋めとして昇格した37歳のスコット・カズミアーも4回2安打1失点の好投を見せた。山口は今後もAAA級で結果を残し続けながらメジャー昇格の声がかかるのを待つことになるだろう。

    ◆ジャイアンツの先発投手陣(成績は先発時のみ)
    ゴーズマン 9先発 4勝0敗 防御率1.66
    クエイト 6先発 3勝1敗 防御率3.34
    ディスクラファーニ 10先発 4勝2敗 防御率3.54
    ウッド 7先発 5勝1敗 防御率1.93
    サンチェス 6先発 1勝1敗 防御率3.18
    ウェブ 8先発 3勝3敗 防御率4.19
    カズミアー 1先発 0勝1敗 防御率2.25

  • 第8週の週間MVPにクルーバー、ターンブル、ライリーが選出

    2021.5.25 09:00 Tuesday

     日本時間5月25日、2021年シーズン第8週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグはノーヒッターを達成したコリー・クルーバー(ヤンキース)とスペンサー・ターンブル(タイガース)の同時受賞、ナ・リーグは6本塁打を放つなど打撃好調のオースティン・ライリー(ブレーブス)が選出された。今季はノーヒッターが続出しており、ダブルヘッダーの7イニング制で参考記録となったマディソン・バムガーナー(ダイヤモンドバックス)を含めると、すでに7人の投手がノーヒッターを達成している。

     ターンブルは日本時間5月19日のマリナーズ戦(T-モバイル・パーク)で球団史上8度目のノーヒッターを達成。2011年5月7日(現地時間)のジャスティン・バーランダー(現アストロズ)以来の快挙となった。ターンブルは2019年にメジャーワーストの17敗を喫しており、メジャー最多敗戦から2年以内にノーヒッターを達成した投手はメジャー史上5人目である。

     ターンブルの翌日、今度はクルーバーがレンジャーズ戦(グローブライフ・フィールド)でノーヒッターを達成。過去に2度のサイ・ヤング賞を受賞しているクルーバーだが、ノーヒッターを達成するのは初めてであり、ヤンキースの投手がノーヒッターを達成するのは1999年7月18日(現地時間)にデービッド・コーンが完全試合を達成して以来22年ぶりとなった。

     ライリーはこの1週間でメジャー最多タイの6本塁打と9得点、メジャー2位の11打点を記録。打率.462と打撃好調で、長打率1.308とOPS1.772はメジャートップの数字だった。新型コロナウイルス陽性から復帰したフェルナンド・タティスJr.(パドレス)も4試合で打率.786、4本塁打、12打点、OPS2.752と絶好調だったが、どうやら出場試合数の少なさが影響したようだ。

     クルーバーは今季2度目(通算6度目)の選出。ヤンキースからは第7週のアーロン・ジャッジに続いて2週連続の選出となった。一方、ターンブルとライリーはともにキャリア初選出。タイガースからの選出は昨年9月のジャイマー・キャンデラリオ以来、ブレーブスからの選出は今年4月のロナルド・アクーニャJr.以来となっている。

  • 五輪予選アメリカ代表発表 元オリックス・ディクソンら28人

    2021.5.24 12:00 Monday

     日本時間5月24日、東京五輪予選を戦うアメリカ代表のキャンプに参加する28人のロースターが発表された。アメリカ大陸予選は日本時間6月1~6日にフロリダで開催される予定となっており、アメリカ代表のロースターはキャンプ中に28人から26人にカットされる。「MLB Pipeline」のプロスペクト・ランキング全体トップ100にランクインしている有望株とメジャーでの実績があるベテランが融合した、楽しみな陣容となった。

     プロスペクト・ランキング全体トップ100にランクインしている有望株はマシュー・リベラトーア(全体30位・カージナルス)、トリストン・カサス(全体34位・レッドソックス)、シメオン・ウッズ・リチャードソン(全体74位・ブルージェイズ)、ジャレン・デュラン(全体93位・レッドソックス)の4人。今季はリベラトーアとデュランがAAA級、カサスとウッズ・リチャードソンがAA級でプレーしている。

     この4人以外には、球団別プロスペクト・ランキングでアスレチックス3位のニック・アレン、レイズ12位のジョー・ライアン、ブリュワーズ25位のクレイトン・アンドリュースもロースター入り。今季はライアンとアンドリュースがAAA級、アレンがAA級でプレーしているが、ライアンは2019年にA級、A+級、AA級の3階級合計で123.2イニングを投げ、防御率1.96、183奪三振という素晴らしい成績を残した注目株だ。

     また、トッド・フレイジャー、エドウィン・ジャクソン、マット・ケンプ、デービッド・ロバートソン、マット・ウィータースといったメジャーでの実績があるベテランたちもロースター入り(5人とも現在FA)。ローガン・フォーサイスはブリュワーズ傘下AAA級からのロースター入りとなった。

     このほか、2014年ソチ五輪ショートトラックスピードスケートの銀メダリストであるエディ・アルバレス(マーリンズ傘下AAA級)や家族揃っての来日が困難になり、オリックス退団が決定したブランドン・ディクソンもロースター入り。2020年に広島と楽天でプレーしたDJ・ジョンソン(インディアンス傘下AAA級)の名前もある。

     なお、五輪予選の最終ロースター26人は日本時間5月31日に発表される予定となっている。現時点のロースター28人は以下の通り。

    【投手:15人】
    クレイトン・アンドリュース
    ホーマー・ベイリー
    ジョナサン・ボーラン
    ブランドン・ディクソン
    アンソニー・ゴース
    エドウィン・ジャクソン
    DJ・ジョンソン
    トレバー・レーン
    マシュー・リベラトーア
    ドリュー・パリッシュ
    デービッド・ロバートソン
    ジョー・ライアン
    マーク・ゼプチンスキー
    ジェームス・シャーフィー
    シメオン・ウッズ・リチャードソン
    【捕手:3人】
    ティム・フェデロビッチ
    マーク・コールズベリー
    マット・ウィータース
    【内野手:6人】
    ニック・アレン
    エディ・アルバレス
    トリストン・カサス
    ローガン・フォーサイス
    トッド・フレイジャー
    ルーク・ウィリアムス
    【外野手:4人】
    ジャレン・デュラン
    エリック・フィリア
    ジョン・ジェイ
    マット・ケンプ

  • ツインズ・前田健太 右内転筋痛で10日間の故障者リスト入り

    2021.5.24 03:00 Monday

     日本時間5月24日、ツインズは前田健太を右内転筋痛により10日間の故障者リストに登録したことを発表した。前田は前日の登板で股関節の張りを訴えたため、5回73球で降板。速球の平均球速が今季最低の89.6マイルまで下落するなど、ピッチングに影響を与えていることが明らかだったため、ツインズはコンディションに不安を抱えたままプレーを継続させるのではなく、故障者リストに登録することを決断した。前田の離脱に伴い、内野手のニック・ゴードンがメジャー再昇格を果たしている。

     ロッコ・バルデリ監督は前田の状態について「投げ続けることができる程度の故障だと思っているけれど、彼が健康な状態でないことは間違いない。故障者リストに登録するのが正しいムーブだと思う。よりよい状態を取り戻すいい機会だし、ボールの質も落ちていたからね。おそらく故障が影響しているのだろう」とコメント。前田が故障者リストに登録されるのはツインズ移籍後では初めてのことである。

     バルデリはさらに「球速が低下していたし、スプリッターにも調整が必要だと彼は話していた。昨日の登板ではうまく調整ができていたように見えたけれど、普段とは異なることをしていた。(ピッチングを変えて)故障をカバーするようなことはしてほしくない。健康な状態でマウンドに上がり、本来のピッチングをしてほしいと思っている」と語り、股関節に不安を抱えたままプレーさせたくないとの意向を明確にした。

     前田本人によると、股関節の張りを感じ始めたのは前々回の登板(日本時間5月17日のアスレチックス戦)が最初だが、今季の不安定なパフォーマンスを見る限りでは、それ以前から股関節に異変が生じていたとしてもおかしくない。前田は今季ここまで9試合に登板して42.2イニングを投げ、2勝2敗、防御率5.27、奪三振39、与四球11という成績にとどまっている。なお、前田の離脱で空いた先発ローテーションの枠にはランディ・ドブナックが入るとみられている。

  • マリナーズ・菊池は25日先発 ダルビッシュとの投げ合い実現せず

    2021.5.23 11:00 Sunday

     日本時間5月23日、マリナーズのスコット・サービス監督は菊池雄星の次回登板を同24日のパドレス戦から同25日のアスレチックス戦に変更したことを発表した。サービスによると、菊池はここ数日間あまり体調がよくなかったため、登板を1日先送りして追加の休養を与えることを決めたという。パドレス戦ではダルビッシュ有との投げ合いが予定されていたが、残念ながら直接対決は実現しないことになった。なお、このパドレス戦には菊池の代わりにジャスティン・ダンが先発する。

     サービスは「キクチは前回登板が終わったあとの数日間、あまり体調がよくなかった。だから、登板間に消化するルーティーンから少し外れてしまった。彼は登板の準備のために非常に細かく定められたプログラムをこなしているからね」と語り、菊池の次回登板を1日先送りした理由を説明。次回は前回登板(日本時間5月18日のタイガース戦)から中6日での登板ということになる。

     今季の菊池はここまで8試合に先発して50イニングを投げ、1勝3敗、防御率4.32ながら6度のクオリティ・スタートを記録。1試合平均で6イニング以上投げており、先発ローテーションの一角としての役割をしっかり果たしている。ところが、打線との噛み合わせが悪く、6度のクオリティ・スタートのうち白星を手にしたのは1度だけ。その試合は7回1安打無失点という今季最高のピッチングを見せた日本時間4月30日のアストロズ戦だが、無失点に抑えなければ白星がつかないという状況だ。

     菊池の代わりに登板が前倒しになるダンは中4日での先発となる。今季は7試合に先発して1勝2敗、防御率3.63とまずまずのピッチング。前回登板(日本時間5月19日のタイガース戦)では5回2/3を投げて今季最多の9奪三振を記録し、5安打2失点と上々のピッチングを見せたが、味方打線がスペンサー・ターンブルにノーヒッターを喫し、敗戦投手となった。

  • レンジャーズ・有原が右肩手術 最低12週間の戦線離脱へ

    2021.5.23 10:00 Sunday

     日本時間5月23日、レンジャーズのクリス・ヤングGMは有原航平の右肩に動脈瘤ができ、手術を受ける予定であることを発表した。手術は同28日にダラスの病院で行われる予定となっており、回復に要する期間は最低でも12週間。よって、有原が今季中に再びメジャーのマウンドに上がれるかどうかは微妙なところだ。有原は現在、右手中指の打撲により故障者リスト入り。同18日にブルペンでの投球練習を行った際にも右手中指の違和感を訴えていたが、動脈瘤が原因になっていたとみられる。

     今季からレンジャーズに加入した有原は、メジャー最初の4先発で2勝1敗、防御率2.21の好成績をマーク。ところが、続く3先発では0勝2敗、防御率17.28と打ち込まれ、シーズン通算の防御率は6.59まで悪化した。ヤングは「右肩の動脈瘤が不振の原因になっていた」と語っている。また、「コウヘイにとっても、レンジャーズにとっても、残念な結果だ。でも、彼の健康が最優先だし、彼が受ける治療にも自信を持っている。治療しなければ大変なことになるだろうが、早い段階で(動脈瘤に)気付けたのは幸運だった」とも話した。

     有原が長期離脱することによって先発ローテーションには穴が空くことになるが、ヤングによると、どのようにその穴を埋めるかはまだ決まっていないという。「(クリス・ウッドワード監督、ジョン・ダニエルズ編成本部長と)相談するまではコメントを控えたい。今後数週間以内にいろいろ決めていくことになる。(日本時間5月25日に)オフもあるから、先発ローテーションを再編することもできる」とヤングは語る。

     カイル・ギブソン、マイク・フォルティネビッチ、デーン・ダニング、ジョーダン・ライルズに続く先発5番手は、今季すでに2試合に先発している韓国人左腕のヤン・ヒョンジョンが最有力候補だろう。ヤンは今季5試合(うち2先発)に登板して0勝1敗、防御率3.38をマークしている。

  • レイズが正遊撃手・アダメスをトレード プロスペクト昇格へ

    2021.5.22 10:00 Saturday

     日本時間5月22日、レイズはウィリー・アダメスとトレバー・リチャーズの2選手をブリュワーズへ放出し、J・P・ファイアーアーゼンとドリュー・ラスムッセンの2選手を獲得するトレードが成立したことを発表した。レイズはAAA級ダーラムで3人のプロスペクト遊撃手(ワンダー・フランコ、テイラー・ウォールズ、ビダル・ブルハーン)がプレーしているが、アダメスの放出に伴い、まずはウォールズがメジャーに呼ばれるようだ。

     有望株が控えていることもあり、レイズが遅かれ早かれアダメスを放出することは予想されていたが、エリック・ニアンダーGMが「ウィリーよりも優れた人間を生み出すことはできない。だから今回のトレードの決断は非常に難しかった」と語ったように、決して簡単な決断ではなかったようだ。

     アダメスは2014年7月の三角トレードでタイガースから加入。2018年にメジャーデビューし、2019年に20本塁打を放った打撃力、3年連続でプラスの守備防御点をマークしている守備力だけでなく、ムードメーカーとしてもチームに貢献してきた。アダメス自身は今回のトレードについて「いろんな感情がある。悲しいけれど、楽しみでもある」と語っている。

     メジャー昇格が決定的となっているウォールズは今季AAA級で14試合に出場して打率.327、2本塁打、10打点、2盗塁、OPS.958の好成績をマーク。しかし、アダメスの放出によって球界最高の有望株であるフランコのメジャー昇格が近付いたのは間違いない。フランコは今季AAA級で15試合に出場して打率.281、3本塁打、10打点、1盗塁、OPS.844をマークしている。

     アダメスは今季41試合に出場して打率.197、5本塁打、15打点、1盗塁、OPS.625を記録。アダメスとともにブリュワーズへ移籍するロジャースは今季6試合に登板している(防御率4.50)。一方、レイズが獲得する2選手はともにブリュワーズのブルペンの一角を担っていたリリーフ右腕である(ファイアーアーゼンは21試合で防御率3.26、ラスムッセンは15試合で防御率4.24)。

  • 現時点でサイ・ヤング賞を選ぶなら? ダルビッシュはナ4位

    2021.5.20 15:00 Thursday

     メジャーリーグ公式サイトでは80人のライターやアナリストが参加して現時点でのサイ・ヤング賞投票を実施。投票は各リーグから1~3位を選ぶ形式で行われ、1位5ポイント、2位3ポイント、3位1ポイントで集計された。昨季カブスでサイ・ヤング賞投票2位となったダルビッシュ有(パドレス)は1位票を2票獲得してナ・リーグの4位にランクイン。防御率1.81、WHIP0.88、奪三振率11.36など各部門で昨季を上回る好成績を残している。

     ア・リーグの1位に選ばれたのはゲリット・コール(ヤンキース)。メジャー新記録となる61奪三振連続無四球を記録するなど、ここまで9試合に先発して57.2イニングを投げ、5勝2敗、防御率2.03、奪三振85、与四球5という素晴らしい成績を残している。80人の投票者から1位票を62票獲得した。

     残りの1位票(18票)のうち、16票を獲得したジョン・ミーンズ(オリオールズ)が2位にランクイン。ノーヒッターを達成するなど、9先発で4勝0敗、防御率1.70、奪三振59をマークしている。昨季受賞のシェーン・ビーバー(インディアンス)は1位票を2票獲得して4位。1位票は獲得できなかったが、タイラー・グラスノウ(レイズ)が3位にランクインし、5位にはダニー・ダフィー(ロイヤルズ)が名を連ねた。

     一方、ナ・リーグはジェイコブ・デグロム(メッツ)が1位票を73票獲得するという圧倒的な支持を得て1位。現在故障者リスト入りしているが、ここまで6試合に登板して40イニングを投げ、3勝2敗ながら防御率0.68、奪三振65、与四球7と異次元のパフォーマンスを見せている。

     1位票の残り7票のうち、ブランドン・ウッドラフ(ブリュワーズ)が4票、ダルビッシュが2票、マックス・シャーザー(ナショナルズ)が1票を獲得。合計ポイントでもウッドラフはデグロムに次ぐ2位、ダルビッシュはトップ5圏内の4位に名を連ねたが、シャーザーはトップ5圏外だった。トップ5の3位は開幕から58奪三振連続無四球を継続したコービン・バーンズ(ブリュワーズ)。また、5位には昨季受賞のトレバー・バウアー(ドジャース)がランクインした。

  • カウント3-0から振るのはタブー? 名将の発言が物議を醸す

    2021.5.19 15:30 Wednesday

     日本時間5月18日、ホワイトソックスがツインズを相手に16対4で大勝した試合でイェルミン・メルセデス(ホワイトソックス)がウィリアンス・アストゥディーヨから9回表に6号ソロを放った。打者は今季売り出し中のメルセデス、投手は敗戦処理として登板していた人気者のアストゥディーヨ、しかも47.1マイル(約75.8キロ)のスローボールを打ったということで大きな話題となったが、ホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督はこの一打を快く思わなかった。その殿堂入りの名将の発言が物議を醸している。

     メルセデスが本塁打を打ったのはホワイトソックスが11点をリードし、ツインズが野手を登板させて白旗をあげている場面。しかもメルセデスはカウント3-0からストライクゾーンにきたスローボールを打ち、センターへ6号ソロを放った。ラルーサはメルセデスのこの一打を相手へのリスペクトを欠く行為としてタブー視したのだ。

     現在76歳のラルーサは監督として歴代3位の勝利数をマークし、2014年にアメリカ野球殿堂入りも果たしている名将。2011年カージナルスでワールドシリーズを制したのを最後に現場を離れていたが、今季ホワイトソックスの監督として現場に戻ってきた。相手をリスペクトし、不文律を守りながら輝かしいキャリアを積み上げてきたラルーサにとって、メルセデスの一打は許しがたいものだったのだろう。

     ラルーサはメルセデスの一打を「大きな過ち」と表現。「カウント3-0からスイングしていい状況ではなかったので私は動揺した。ツインズのベンチも動揺していた。待てのサインを出していたが、彼は無視したんだ。スポーツマンシップやリスペクトを欠く行為であり、彼は過ちを犯した。チームのために我慢しなければならないこともある。こんなことはもう二度と起こらないだろう」と語り、怒りをあらわにした。

     この件について、日本時間5月19日の試合で進展があった。7回表に登板したツインズのタイラー・ダフィーがメルセデスに対して背中の後ろを通るボールを投じたのだ。審判団はこの1球について、協議の末、前日の一打に対する報復行為とみなしてダフィーに退場を宣告。これに抗議したツインズのロッコ・バルデリ監督も退場となった。バルデリは前日のメルセデスの一打について「驚いた」「ハッピーではなかった」とコメント。また、ラルーサの発言に対して「感謝している」と語っており、メルセデスの一打をツインズ側が快く思っていなかったことは間違いない。

     一方のラルーサは「(退場は)審判の意見だ。私には(報復を狙ったものかどうかは)明らかではなかった」とコメント。「頭を狙っていたとしたら(報復を)疑うけれど、ツインズ側の対応に問題はなかったと思う」と語り、メルセデスの背中を通過したダフィーの1球に「問題なし」との見解を示した。この発言についても「監督が自軍の選手を守らないのか」と批判の声が集まっている。

     メジャーリーグでは時代遅れな不文律を排除していこうという流れができつつある。派手なバットフリップを見せる選手が増えてきたのもその流れにのっとったものだ。とはいえ、ラルーサのように古くからの伝統を大切にしたいと考える者もいる。ツインズ側がメルセデスの一打を快く思っていなかったことからもわかるように、「時代遅れ」と批判されている考えを持っているのは決してラルーサだけではない。相手へのリスペクトを大切にしながら1世紀以上の歴史を紡いできたメジャーリーグだが、相手へのリスペクトとは何かを改めて考える時期にきているのかもしれない。

  • エンゼルスに大打撃 トラウトが6~8週間の戦線離脱へ

    2021.5.19 12:00 Wednesday

     日本時間5月19日、エンゼルスは右ふくらはぎを痛めたマイク・トラウトを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。6~8週間の戦線離脱が見込まれている。今季のトラウトは開幕から絶好調。36試合に出場して打率.333、メジャー1位の出塁率.466、リーグ1位の長打率.624をマークしていただけに、エンゼルスにとって大きな痛手となることは言うまでもない。本塁打ランキングのトップに立つ大谷翔平へのマークが厳しくなることも予想される。

     トラウトは2019年7月にも右ふくらはぎを痛めて3試合を欠場したことがある。しかし、今回はそれとは比較にならないほどの重傷だった。日本時間5月18日のインディアンス戦、1回裏の第1打席で四球を選んで出塁したトラウトは、暴投で二塁へ進み、二死からジャレッド・ウォルシュのサードフライで三塁へ走った際に右ふくらはぎを負傷。「ライナーの打球が直撃したような感じだった。アキレス腱でないということはわかっていたけれどね」とトラウトは語ったが、それほど右ふくらはぎへのダメージは大きかったようだ。

     メジャーリーグの公式記録を扱うエリアス・スポーツ・ビューロー社によると、トラウトのメジャーデビュー以降、エンゼルスはトラウトが出場した試合で貯金34(661勝627敗、勝率.513)を記録。一方、トラウトが欠場した試合では借金25(78勝103敗、勝率.431)と大きく負け越している。勝率の差は実に8分2厘。開幕40試合で18勝22敗、勝率.450で地区4位に沈むエンゼルスにとって、6~8週間にわたってトラウトを欠くのは2014年以来7年ぶりのポストシーズン進出を目指すうえで致命的と言える。

     2番・大谷の後ろを打っていたトラウトが離脱することにより、大谷へのマークが厳しくなり、今後は大谷が勝負を避けられるようなケースも出てくるかもしれない。「僕はあらゆることのためにここにいる。小さなアドバイスでもいいから、チームの手助けになることをなんでもやりたい」と語ったトラウト。エンゼルスはトラウト不在の期間をチーム一丸となって乗り切り、ポストシーズン進出への望みをつなぐことができるだろうか。

  • ドジャースがプーホルスと正式契約 背番号は「55」に決定

    2021.5.18 11:00 Tuesday

     日本時間5月18日、ドジャースは契約合意が報じられていたアルバート・プーホルスとの契約を正式発表した。プーホルスは入団記者会見で「ドジャースは私がチームに加わるのを歓迎してくれた。だから、このチームに加わるという決断をしたんだ。このチームが今年、もう1つのチャンピオンリングを手に入れる手助けをできるのが本当に楽しみだよ」とコメント。新天地デビュー戦には「4番・一塁」でスタメンに名を連ねている。

     将来のアメリカ野球殿堂入りが確実視されるプーホルスは現在41歳。今季がエンゼルスとの10年契約のラストイヤーだったが、契約満了を待たずにエンゼルスを退団することになった。しかし、現時点で現役引退については全く考えていないという。「まだ僕のタンクにはガソリンが残っていると感じている」とプーホルス。今季の開幕前には「現役引退についてはシーズンが終わってから考える」と話していたが、その方針は現在も変わっていないようだ。

     また、レギュラーとしての出場機会にこだわるつもりもないという。「私は何でもやるためにドジャースに来たんだ。チームにもそう伝えてある。代打でも、一塁でも、チームが望むことを何でもやるよ」とプーホルスは語る。「レギュラーとしての出場機会にこだわっている」という一部報道も否定。「私は相手チームの選手として長いあいだプレーしてきた。ドジャースのチーム方針はわかっている。私はそのチームの一員になりたいと思ったんだ」と語り、出場機会を理由としてドジャースを選んだわけではないことを強調した。

     プーホルスはさらに、自身を放出したエンゼルスに「恨みを持っていない」ことを明らかにし、「キャリアのこの段階で何かを証明しなければならないとは思っていない」とも話している。「エンゼルスや他の誰かに何かを示す必要はない。私はただ自分らしくプレーするだけだ。私は野球を愛している。野球を楽しんでいるんだ」とプーホルス。メジャー歴代5位の667本塁打、同3位の2112打点をマークしている名打者は、自身初の青いユニフォームでどんな活躍を見せてくれるだろうか。なお、背番号は「55」に決定している。

  • 第7週の週間MVPは5本塁打のジャッジと13打点のフエンテス

    2021.5.18 10:00 Tuesday

     日本時間5月18日、2021年シーズン第7週の週間最優秀選手(週間MVP)が発表され、ア・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナ・リーグはジョシュ・フエンテス(ロッキーズ)が選出された。ジャッジはこの1週間でメジャー最多の5本塁打を放ち、今季12本塁打で大谷翔平(エンゼルス)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、ミッチ・ハニガー(マリナーズ)と並ぶメジャー1位タイに浮上。フエンテスはメジャー最多の13打点を叩き出した。

     ジャッジは6試合に出場して打率.571(21打数12安打)、5本塁打、6打点、OPS1.973の好成績をマーク。特に日本時間5月15~17日のオリオールズ3連戦では全試合で本塁打を放ち、4本塁打を量産した。ジャッジが週間MVPを受賞するのは昨年7月以来キャリア4度目。また、ヤンキースの選手が週間MVPに選出されるのはコリー・クルーバーに次いで今季2人目となった。

     フエンテスは出場した全5試合で2打点以上を叩き出し、打率.500(22打数11安打)、2本塁打、13打点、OPS1.431の好成績をマーク。日本時間5月13日のパドレスとのダブルヘッダー第2試合では延長タイブレークの8回裏にサヨナラタイムリーを放った。ノーラン・アレナード(カージナルス)の従兄弟として知られるフエンテスは今回がキャリア初の週間MVP受賞。ロッキーズからの選出は2019年7月のダニエル・マーフィー以来である。

  • メジャー最多タイ12本塁打の大谷 夢の球宴でも二刀流なるか

    2021.5.17 15:00 Monday

     メジャー4年目を迎えた大谷翔平(エンゼルス)の快進撃が止まらない。日本時間5月17日のレッドソックス戦では防御率1点台をマークしていた抑えのマット・バーンズから9回表に起死回生の12号逆転2ラン。この一打で大谷は再び本塁打ランキングでメジャートップタイに立った。日本のみならず、今や世界中で最も注目される野球選手の1人となっている大谷。このままいけば7月にデンバーのクアーズ・フィールドで行われるオールスター・ゲームへの選出も確実だろう。夢の舞台で二刀流が観られるかもしれない。

     まだ今年のオールスター・ゲームのファン投票に関する詳細は発表されていないが、前回のオールスター・ゲームが開催された2019年にはファン投票のシステムに変更が加えられた。まず1次投票で各ポジションの上位3選手(外野手は9選手)が選出され、次に1次投票を突破した選手を対象に2次投票を実施。2次投票で1位(外野手は1~3位)となった選手がオールスター・ゲームのスタメンに名を連ねた。おそらく今年も同様のシステムが採用されるだろう。

     ご存知の通り、メジャーのオールスター・ゲームのファン投票では投手が対象外のため、大谷は指名打者としてファン投票にノミネートし、自身初のオールスター・ゲーム選出を目指すことになる。J・D・マルティネス(レッドソックス)、イェルミン・メルセデス(ホワイトソックス)、ヨルダン・アルバレス(アストロズ)、ネルソン・クルーズ(ツインズ)、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)といったライバルはいるものの、現在の大谷に対する注目度を考えると、ファン投票で多くの票を得るのは間違いないだろう。故障や急激な失速がない限り、オールスター・ゲーム初選出を果たす可能性は高いと言える。

     となれば、夢の舞台での二刀流に期待が集まるのは自然な流れ。ただし、投手の登板についてはオールスター・ゲーム直前の登板状況なども影響するため、メンバーに選出されたからといって必ず登板できるわけではない。指名打者として選出されるであろう大谷がマウンドに立つチャンスがあるかどうかも微妙なところだ。しかし、ア・リーグの監督を務めるケビン・キャッシュ(=昨季リーグ王者・レイズの監督)は大谷のことを「唯一無二の存在。投打に素晴らしい才能を持っている」と称賛しており、大谷の二刀流起用が検討される可能性は十分にある。

     オールスター・ゲームでは指名打者制が採用されるため、大谷がファン投票で選出されて指名打者としてスタメン出場した場合、大谷がマウンドに立つためには試合の途中で指名打者制を解除しなければならない。しかし、オールスター・ゲームは毎回のように投手が交代するため、指名打者制を解除して投手に打順が回ってきた際には控えの野手を代打に送ればいいだけ。指名打者としてスタメン出場した大谷が試合の途中からマウンドに上がることは決して不可能ではない。むしろ、そのシーンを観たいファンも多いはずだ。

     また、このまま本塁打ランキングの上位をキープすれば、オールスター・ゲームの前日に行われるホームラン・ダービーにも声がかかるに違いない。つまり、日本人選手がメジャーのホームラン・ダービーで優勝するという歴史的瞬間を観られる可能性もあるのだ。ファン投票の詳細すら発表されていない現時点ではただの妄想に過ぎないが、今季の大谷はこんな夢を見させてくれるほどの活躍を続けている。

     今年7月、大谷翔平が名実ともに球界を代表するスーパースターとなる瞬間が「打者天国」のクアーズ・フィールドで観られるかもしれない。いや、その瞬間をぜひとも見せてほしい。

  • マイナーでリハビリ中のマイコラスが6回無失点 2ランも放つ

    2021.5.17 12:00 Monday

     右肩の故障により開幕から故障者リスト入りしているマイルズ・マイコラス(カージナルス)だが、どうやら戦列復帰の準備が整ったようだ。マイコラスは5月上旬からAAA級メンフィスでのリハビリ登板を開始しており、日本時間5月17日に今季3度目の先発。6回80球(ストライク57球)を投げて被安打4、奪三振3、与四球1、失点0の好投を見せただけでなく、1号2ランも放つ大活躍だった。早ければ日本時間5月22日から始まるカブスとの3連戦で戦列復帰する可能性がある。

     現在32歳のマイコラスは2017年12月に2年1550万ドルでカージナルスと契約。メジャー復帰1年目の2018年は200.2イニングを投げて18勝4敗、防御率2.83と素晴らしい活躍を見せ、カージナルスは翌2019年2月に2020年から始まる4年6800万ドルの大型契約をマイコラスに与えた。ところが、2019年は9勝14敗、防御率4.16と成績が悪化し、4年契約がスタートした昨季は右前腕の故障により全休。今季も右肩の状態が思わしくなく、開幕から故障者リスト入りしている。

     AAA級メンフィスでのリハビリ登板は、1試合目が3回途中57球5安打2失点、2試合目が4回69球5安打3失点と徐々に球数を増やしていき、3試合目の今日は6回80球4安打無失点の快投。マイナーでの登板とはいえ、対戦相手(ブリュワーズ傘下AAA級ナッシュビル)のラインナップにはクリスチャン・イェリッチ、ケストン・ヒウラ、ディー・ストレンジ・ゴードンといった実力者たちが名を連ねており、戦列復帰に向けての最終テストとして十分な結果を残したと言えるだろう。

     カージナルスのマイク・シルト監督は「彼は今日、複数のことについて興奮しているんじゃないかな。そのリストの最上位に来るのはたぶん2ラン本塁打だと思う」とコメント。カージナルスはマイコラスに3~4試合のリハビリ登板の機会を与えることを予定していたが、今回の結果を見る限り、次回登板はマイナーではなく、メジャーのマウンドに上がることになりそうだ。

  • 大谷翔平が今季初の3番 次回登板は日本時間20日に決定

    2021.5.17 01:30 Monday

     エンゼルスは大谷翔平の次回登板が日本時間5月20日のインディアンス戦(エンゼル・スタジアム)に決定したことを発表した。この試合は3連戦の最終戦で、日本時間午前9時7分プレーボール予定となっている。また、日本時間5月17日のレッドソックス戦(フェンウェイ・パーク)には今季初の「3番・DH」でスタメン出場する。今季は2番に大谷、3番にマイク・トラウトが入る形が基本となっていたが、ジョー・マドン監督は今季39試合目にしてこの2人の打順を入れ替えた。

     大谷は先発ローテーションの順番通りであれば日本時間5月19日のインディアンス戦で先発するはずだったが、マドンは大谷の疲労を考慮し、次回登板を先送りにすることを決定。アレックス・カッブが故障離脱しているため、日本時間5月18日のインディアンス3連戦の初戦にはパトリック・サンドバルが今季初先発し、翌19日の2戦目には大谷と順番を入れ替えてアンドリュー・ヒーニーが中5日で先発する。大谷は日本時間5月12日のアストロズ戦から中7日での先発ということになる。

     インディアンスはチーム打率.209がリーグ14位、151得点がリーグ13位と得点力不足に苦しんでいるものの、不動の3番打者であるホゼ・ラミレスは大谷と並んでリーグ2位タイとなる11本塁打を記録。大谷とラミレスの直接対決には大きな注目が集まることになりそうだ。また、主に4番ないし5番に入って9本塁打を放っているフランミル・レイエスも要注意の存在だ。

     大谷は投打同時出場の3試合も含め、今季スタメンに名を連ねた35試合のうち、1番に入った1試合を除く34試合は2番打者としてスタメン出場。3番打者としてスタメンに名を連ねるのは昨年8月7日(現地時間)のレンジャーズ戦以来である。昨季は3番に入った3試合で13打数1安打7三振(打率.077)に終わっているが、2018年は12試合で打率.347、6本塁打、13打点、OPS1.163、2019年も88試合で打率.280、17本塁打、56打点、OPS.826をマーク。今季初の3番スタメンでどんなバッティングを見せるか注目される。

     日本時間5月17日のエンゼルスのスタメンは以下の通り。

    (二)ホゼ・ロハス
    (中)マイク・トラウト
    (指)大谷翔平
    (三)アンソニー・レンドン
    (一)ジャレッド・ウォルシュ
    (右)テイラー・ウォード
    (遊)ホゼ・イグレシアス
    (左)フィル・ゴスリン
    (捕)ドリュー・ビュテラ
    先発:ホゼ・キンターナ

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